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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2024492043分にNHK長崎から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

9日正午すぎ、佐世保市平瀬町にあるアメリカ海軍佐世保基地から、「日本人の作業員が船のタンク内に落下した」と消防に通報がありました。

消防などが駆けつけたところ、アメリカ海軍の大型船に横付けされた汚水処理船のタンク内で、男性作業員2人が倒れているのが見つかり、意識がない状態で市内の病院に搬送されましたが、いずれも死亡が確認されました。

警察が調べたところ、亡くなったのはいずれも佐世保市名切町の、会社員、佐々原さん(54)と船上作業アルバイトの濱田さん(33)と確認したということです。

2人は大型船から生活廃水を抜き出す作業をしていたとみられるということです。

佐世保市基地政策局によりますと、当時、現場では何らかの原因で硫化水素が発生していたとみられるということで、警察が詳しい状況を調べています。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/nagasaki/20240409/5030020521.html

 

410日付で毎日新聞からは、タンク高さは約5m、米軍消防がタンク内で硫化水素を検知したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

9日午後010分ごろ、長崎県佐世保市平瀬町の米海軍佐世保基地から「作業員2人が約5メートルの高さがあるタンク内に落下している」と119番があった。

いずれも心肺停止状態で救急搬送されたが、その後、死亡が確認された。

同署によると、2人は艦船の生活排水を回収していた。

同日午前11時半ごろ、排水をためていたタンク内に2人が浮いているのを、別の作業員が見つけたという。

市消防局によると、現場ではガス臭がし、米軍消防がタンク内から硫化水素を検出した。

https://mainichi.jp/articles/20240410/ddp/041/040/001000c 

 

49210分に読売新聞からは、米軍側が救助し消防が病院に搬送したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

汚水処理船内のタンクで、日本人作業員2人が浮いているのを別の作業員が発見。

米軍側が救助し、消防が病院に搬送したが、間もなく死亡が確認された。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20240409-OYT1T50145/

 

410184分にYAHOOニュース(テレビ長崎)からは、タンク内ではシアン化水素も検出されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

2人は病院に搬送され、その後、死亡が確認されました。

これまでに死因は明らかになっていませんが、駆け付けた消防隊によりますと、タンク内で硫化水素とシアン化水素の2種類の有毒ガスを検出したということです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/55790579860f1c63fbab0ae243cfceaa7e44c171

 

(ブログ者コメント)

生活排水からシアン化水素が検出されるなど、聞いたことがない。
米軍艦船内での汚水処理方法に問題あり?

 

 

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2024320235分にYAHOOニュース(福井テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

20日夕方、福井県池田町の施設で解体工事をしていた男性作業員3人が倒れているのが見つかり、病院に搬送されましたが、1人が死亡しました。

3人は一酸化炭素中毒の疑いがあり、警察が詳細を調べています。

事故があったのは池田町の「能楽の里文化交流会館」です。

警察によりますと、20日午後450分ごろ、作業員から「足場上にある高圧洗浄機のエンジンをかけて作業をしていたところ、作業員3人が倒れた」と警察に通報がありました。

工事を行っていたのは福井市明里町の解体業者・O重建の作業員で、このうち福井市大宮の小山さん(50)の死亡が確認されました。

他の作業員2人も意識不明の状態で病院に搬送されました。

事故に巻き込まれた3人は、高さ18メートルある会館の天井部分のウレタンを高圧洗浄機を使ってはがす作業をしていて、警察は一酸化炭素中毒の疑いがあるとみて捜査を進めています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/c75b37e7198cde4921699323342a115f0e998c2a

 

3202112分にYAHOOニュース(FBC)からは、倒れていた3人を現場監督が見つけた、現場には窓がなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

20日夕方、福井県池田町の公共施設の解体工事現場で、作業員3人が倒れているのが見つかり、1人が死亡、2人が意識不明の重体となっています。

警察の調べによりますと、同日午後4時半ごろ、福井県池田町の能楽の里文化交流会館の解体工事現場で、フィリピン人技能実習生1人を含む男性作業員3人が倒れているのを現場監督が見つけたものです。

3人は足場の上で天井部分のウレタンをはがす作業をしていたということです。

この事故で、福井市大宮の会社員小山さん(50)が搬送先の病院で死亡が確認されました。

他の2人も意識不明の重体です。

施設は去年8月に閉館し、解体工事が進められていました。

現場には窓がなく、警察と消防では一酸化炭素中毒の可能性があるとみて、現場の詳しい状況を調べることにしています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/53383dfd0c39c374a9019ea24042dcf508d643ad

 

3212040分にYAHOOニュース(福井放送)からは、3人は狭い天井裏で作業していた、2人は意識を取り戻したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

池田町の解体工事現場で、20日、作業員の男性3人が倒れ1人が死亡した事故で、警察と消防は、狭い天井裏での作業による一酸化炭素中毒の可能性もあると見て、詳しい原因を調べています。

この事故は20日午後4時半ごろ、池田町の能楽の里文化交流会館の解体工事現場で、男性作業員3人が意識不明の状態で倒れているのが見つかったものです。

3人は病院に搬送されましたが、福井市大宮3丁目の会社員小山さん(50)が搬送先の病院で死亡が確認されました。

残る2人はその後、意識を取り戻し、治療が続けられています。

警察などによりますと、3人は足場を伝って、15メートルほどの高さの天井裏に上がり、高圧洗浄機を使ってウレタンをはがす作業をしていたということです。

3人が倒れていた天井裏は、救助隊員が腰を曲げるほどの高さで狭い空間。

警察と消防では、高圧洗浄機から出た排ガスに含まれる一酸化炭素が天井裏に充満した可能性があるとみて、詳しく調べています。

現場では翌朝になっても一酸化炭素の濃度が高い状態が続いていたことから、濃度が下がるのを待って実況見分が行われました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/a12c00e88c4754fc2ffec3ddad56668f8b1d1f12

 

  

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2024319131分にYAHOOニュース(東洋経済オンライン)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

複数の「正しさ」が衝突し、対立が深まる時代、人は「何でもあり」の相対主義に陥りがちになると指摘するのが、応用倫理学を専門とする村松聡・早稲田大学教授です。

論理ではわりきれない問いに直面したときに“筋を通す”ための倫理とは何か? 

世界最悪の産業災害ともいわれる「ボパール化学工場事故」を題材に村松氏が解説します。

※本稿は村松氏の新著『つなわたりの倫理学 相対主義と普遍主義を超えて』から一部抜粋・再構成したものです。


■死亡者が2万人を超えた悲惨な事故  

技術者倫理(engineering ethics)──ビジネス倫理や企業倫理とも言われる──では、企業自身がグローバル化し、さまざまな地域、国へと進出するようになるとともに、地域、国家の間にある不公正の問題が浮かび上がってきた。

多国籍企業の問題、あるいは南北問題として必ずといっていいほど取り上げられるボパールのケースをみてみよう。  

198412月、アメリカの多国籍企業ユニオン・カーバイド社が農薬を製造していたインド中央に位置するボパール市の化学工場で、有毒ガス事故が起きる。

農薬セヴィンの製造過程で生じる有毒なイソシアン酸メチルが漏れ出た結果生じたものだった。

この有毒物質は毒性が強く、経口摂取すると呼吸困難、重度の場合、肺気腫、肺出血などを引き起こし、死に至る。

常温では通常無色の液体で、ボパールの工場でもタンクの中に貯蔵されていた。

ところが貯蔵タンクに水が混入し、発熱反応が起きてしまう。

イソシアン酸メチルは沸点が39℃と低いため、温度の上昇と共に気化する。

タンクの爆発により、最初の1時間で30トン、2時間ほどで40トンの有毒ガスが大気中に拡散していった。

その結果、事故翌日までに付近の住民2000人以上が死亡する。

ボパールを州都とするマディヤ・プラデーシュ州は死者3787名を確認、最終的に有毒ガスが原因と考えられる死亡者は2万人を超え、2018年の時点でなお60万人ほどの人が後遺症に悩むと報告されている。

なぜ貯蔵タンクに水が混入したのか。

未熟な技術者による水を使ったパイプの洗浄によるミスから、意図的な混入まで諸説あって、正確にはわかっていない。

危機管理対策にも問題があった。

工場には不測の事態に備えて被害を抑える防御システムがあったが、事故当時、経費削減のため作動していない。

イソシアン酸メチルを冷却し気化を防ぐ冷却システムは1982年以来操業停止していて、高温を知らせる警報は取り外されていた。

ガスを中和するために作られたガス浄化装置は待機モードになっていて、休止中。

イソシアン酸メチルがガスとなった場合に焼却処分するフレア・タワー(燃焼塔)は、点検のため連結パイプを外されている。

安全のための訓練も久しく行われていなかった。

本国アメリカであれば毎年行われる安全監査も行われていない。

また、インド人従業員の多くは英語ができないにもかかわらず、英語の作業マニュアルの使用を求められていたらしい。


■工場内と公共用の警報は連結されていなかった

警報にも問題があった。

警報は2種類あり、1つは工場内の警報、もう1つはボパール市へ警報する公共用であったが、2つは連結されていない。

会社内の警報のおかげで社員は避難している。

一方、ボパール市民のほとんどは、ガスについて知らされず、ガスが近隣一帯を直撃した。

これが、技術者倫理の教科書で必ず取り上げられるボパールの化学工場事故の概要である。

ボパールで起きた事故は、事故発生時の安全対策の不備やずさんな危機管理体制など、東日本大震災でおきた津波による原子力発電所のメルトダウンを想起させるかもしれない。

しかし取り上げられる問題の観点は異なる。

事故は、ユニオン・カーバイド社の本国アメリカの安全基準に沿っていたならば、そもそも発生しなかった。

アメリカで許されない、実施しない基準による操業が行われていたのではないか。

人権はどこの社会においても同じく妥当する。

アメリカの労働者の人権を保護しなければならないように、インド人労働者の人権も保護しなければならない。

それを怠っていたのではないか。

つまり、多国籍企業の典型的な二重基準問題として、ボパールの化学工場事故はまっさきに取り上げられるケースなのだ。


■ナイキやアディダスでもあった二重基準

多国籍企業の二重基準はユニオン・カーバイド社に限ったことではない。

1990年代、アメリカのスポーツ用品の製造会社として有名なナイキは、インドネシアのジャカルタで、16歳以下の子供を1日わずか2ドルたらずで働かせて、運動靴を製造していた。

2000年代に入っても、ドイツの有名なスポーツ用品製造会社アディダスが過酷な条件のもと子供の労働力を使ってバングラデシュやインドネシアで製品を製造し先進国に輸出している、と国際的な批判を浴びた。

ナイキもアディダスも、決して本国アメリカやドイツで子供の労働の搾取など行わない。

どちらも、スポーツをする若者にとって、手に入れたい「かっこいい」ブランドであり、品質のイメージを大切にしている。

それだけに発展途上国での労働の実態には唖然とするし、新たな帝国主義、植民地主義と糾弾されても仕方がない。

弁解の余地はないだろう。

過酷な子供の労働や、長時間にわたる労働を強いるなど論外である。

それでは、先進国と一律に労働者の権利を保護し、世界中同じ水準で労働形態を考えなければいけないのだろうか。

一方には、人権は世界どの地域においてもかわりはないのだから同じにすべきである、とする考え方がある。

これは倫理的な普遍主義と呼ばれる。

他方、それぞれの国、地域には事情があるからその事情と状況に応じるべきとする主張がある。

郷に入っては郷に従えというわけだ。

倫理的相対主義とよく言われる。

どちらにも難点がある。

事件後数年して、ある雑誌に載ったボパールの被害者のインタビューを紹介しよう。

事故当時、トゥンダ・ラルは、煉瓦職人として仕事があるときは11ドル50セントを稼いでいた。

事故の後遺症で1日数時間しか立っていられない状態で、会社からの補償金を待ちながら、時々、町中で物乞いをして糊口を凌いでいた。

そんな中、彼は取材のインタビューに語っている。

「もし明日工場が再開されるなら、どんな仕事でも受けるよ。1分たりとも躊躇なんかしないね。
工場で仕事がしたい。
ガス爆発の前、ユニオン・カーバイドのプラントはボパール中で働くのに一番いいところだったからね。」


■「多国籍企業は忌々しいが必要」というジレンマ

ユニオン・カーバイド社に幾多の看過できない、許しがたい落ち度、欠陥、怠慢があるのは言うまでもないが、問題は、ボパールでその工場が最良の職場だった事実にある。

厳密に先進諸国と同じ基準、同じ待遇を求めるとすれば、たとえば同じ賃金を要求するならば、企業が第三世界に進出する「うま味」はない。

ボパールの化学工場事故は未然に防げたが、「ボパールで働くのに一番いいところ」もできなかった。

普遍主義は、自分の手を汚さない満足に終わる可能性がある。

化学工場は、ボパールの貧しいスラム街に隣接していた。

もし化学工場が閉鎖されると──先進国であれば当然これは閉鎖されたにちがいない──ボパールが困る。

当初、ユニオン・カーバイド社に対するインド政府の対応も、糾弾するというよりも歯切れの悪いものだった。

それもこうした事情を反映しているのだろう。

多国籍企業は忌々しいが必要、これが第三世界に共通するジレンマかもしれない。

一方、力ある先進社会の下請けとして貧しい社会を依存させ従属させる構造は、植民地主義にほかならない、とする批判もおきる。

だからこそ、人権、労働者の待遇、周辺の環境に対して世界中どこにおいても同じ基準を求める普遍主義の主張も生じる。

ユニオン・カーバイド社の幾多の不備は、母国アメリカでは許容されない基準を、インドでは許容範囲として、会社が採用した。

つまり二重基準に基づいている。

社会に相対的な基準はていのよい搾取である。

ここに相対主義の問題がある。

https://news.yahoo.co.jp/articles/ae401a09b5d96a057d7b8b6d08296989e2e64a9c

 

(ブログ者コメント)

〇ブログ者の現役時代、安全を語るうえで何かと引き合いに出されたボパール事故。
しかし40年も前の事故ゆえ、知らない人もいるかもと思い、紹介する。

〇事故に至る超概略の経過は以下のとおり。(失敗知識データベースより)

19841018日~22日 製造装置の蒸留塔で高温の運転が行われた。
そのため、留出のMIC中に含まれる製造時の溶媒のクロロホルムは規定をはるかに超えていた。
23
日 製造装置は運転を停止した。
    規格外れの留出品が貯蔵タンクに入っていた。
12
2日 貯蔵タンクのベント系配管の洗浄作業が行われた。
       この時、仕切り板を入れて水洗すべきを仕切り板を入れなかった。
       この後に貯蔵タンクに水が混入したと思われる。
23:00
 貯蔵タンクの圧力が上昇した。
23:30
 MICガスの漏洩を感知した。
3
00:45 MICの流出量が増加し、タンク付近にMICガスが充満した。
02:30
 プラントマネージャーが工場に到着し、警察に連絡した。
03:30
 MICガスが工場外へ拡散を始めた。

https://www.shippai.org/fkd/cf/CC0300003.html

 

 

 

 

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2024320918分にYAHOOニュース(静岡放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

319日、浜松市のミカン農園の倉庫で作業をしていた33歳の男性が死亡する労災事故が起きました。

事故が起きたのは、静岡県浜松市浜名区三ケ日町のミカン農園の倉庫内です。

警察によりますと、当時、倉庫ではアルバイトの33歳の男性が1人でフォークリフトを使ってミカンを運ぶなどの作業をしていました。

仕事が終わる時間になっても戻ってこなかったため農園の関係者が様子を見に行ったところ、意識不明の状態で倒れているのが見つかり、運ばれた病院で死亡が確認されました。

農園の関係者が倒れている男性を見つけた時、倉庫の窓は閉め切られていて、フォークリフトの排ガスの臭いがしていたということです。

一酸化炭素中毒死の疑いがあり、警察は換気の悪い倉庫内でフォークリフトを使用して起きた労災事事故とみて調べを進めています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/908613773f510d5c182c880348c8613ab11c6824

 

320128分にkhbからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

19日夜、静岡県浜松市のミカン農園の倉庫でアルバイトの男性が意識不明の状態で見つかり、その後、死亡しました。

一酸化炭素中毒の可能性があるとみられます。

午後8時ごろ、浜松市浜名区三ケ日町の外山ファームの倉庫でアルバイトの金子さん(33)が倒れているのを農園関係者が見つけました。

金子さんは意識不明の状態で搬送され、その後、死亡が確認されました。

金子さんに外傷はなく、当時は1人で収穫されたミカンのコンテナをフォークリフトで運ぶ作業をしていたということです。

警察は、金子さんがフォークリフトの排気ガスにより一酸化炭素中毒になった可能性があるとして調べを進めています。





https://www.khb-tv.co.jp/news/15204544#:~:text=19%E6%97%A5%E5%A4%9C%E3%80%81%E9%9D%99%E5%B2%A1%E7%9C%8C%E6%B5%9C%E6%9D%BE,%E8%80%85%E3%81%8C%E8%A6%8B%E3%81%A4%E3%81%91%E3%81%BE%E3%81%97%E3%81%9F%E3%80%82

 

(ブログ者コメント)

映像を見た範囲では、そう大きくはない倉庫の模様。

 

 

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20243152046分にNHK北九州から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

14日夜、北九州市戸畑区にある日本製鉄の九州製鉄所でガス管の点検作業を行っていた男性従業員が倒れているのが見つかり、意識不明の重体となっています。

警察によりますと、意識不明となっているのは日本製鉄九州製鉄所の40代の男性従業員です。

この従業員は、14日は製鉄所の敷地内で、屋外にある深さ1メートル50センチほどの穴に入ってガス管の点検作業を行っていましたが、午後7時前に倒れているところをほかの従業員が見つけて消防に通報したということです。

従業員は市内の病院に運ばれて手当てを受けています。

警察は、ガス管からガスが漏れ出た疑いがあるとみて、当時の状況を詳しく調べています。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/kitakyushu/20240315/5020015274.html

 

3151916分にRKBからは、漏れ出した燃焼ガスを吸い込んだらしいなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

14日午後7時前、北九州市戸畑区の日本製鉄九州製鉄所で「男性がガスを吸って心肺停止」だと消防に通報がありました。

警察によりますと、男性は40代の社員で、ガス管の点検作業をしていたところ、なんらかの理由で燃焼ガスが漏れ出し、吸い込んだ可能性があるということです。

男性は病院に運ばれましたが、現在も意識不明の重体です。

警察が当時の詳しい状況を調べています。

https://rkb.jp/contents/202403/202403150654/

 

 

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2024361349分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

東京都台東区のマンションで昨年3月、次女=当時(4)=を殺害したとして警視庁に殺人容疑で逮捕された父親のH健一容疑者(43)と母親の志保容疑者(37)が、今度は健一容疑者の次姉=当時(41)=への殺人容疑で再逮捕された。

2人の殺害に使われたとみられる「エチレングリコール」は、車の不凍液などに広く使用されている液体。

大人の場合は100グラム以上摂取すると死に至る恐れがあり、過去にも悪用された事例がある。

エチレングリコールは水に溶けやすく融点が低いことから、車の不凍液や保冷剤、また、ポリエステル繊維の原料などにも使われてきた。

人体には有害で、飲み込むと中枢神経や腎臓に障害を引き起こす。

甘い味がするため、ペットが誤ってなめてしまうこともある。

体内に取り込まれたエチレングリコールは、グリコール酸やシュウ酸という物質に変化。

この物質が神経障害や腎障害を引き起こす。

摂取後は数時間で血中濃度がピークとなり、その後に嘔吐やけいれんなどの症状がみられるという。

化学物質評価研究機構は過去の死亡例から、大人の致死量は体重1キロ当たり1・56グラム(体重71キロで111グラム)と推定。

また、東京動物病院24は「小型犬と猫は、スプーン2杯くらいを摂取しただけで致死量となる」とし、ペットが誤飲しないよう注意を促している。

一方で、ネット通販などでは、500ミリリットルで1000~1500円で販売されており、一般でも購入しやすい。

昨年7月には千葉地裁が、伯母にエチレングリコールを飲ませた上で階段から突き落として殺害したなどとして、無職の男に無期懲役の判決を宣告。

フィクションの世界では、石原さとみさんが主人公の法医学者を演じ、平成30年に放送されたドラマに登場したことがある。

https://www.sankei.com/article/20240306-UJIUQTUSVJAYJJMGUD2PE2QXME/

 

(ブログ者コメント)

エチレングリコールの毒性に関し、MSDSの記述を補完する情報だと感じたので紹介する。

 

 

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2024371319分にYAHOOニュース(テレビ神奈川)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

6日夜、伊勢原市の農業用水路で塗装作業をしていた男性作業員6人が倒れ、このうち3人が意識不明となっています。

神奈川県警などによりますと、伊勢原市高森にあるトンネル状の農業用水路で6日午後7時頃、「作業員複数名が倒れている」と119番通報がありました。

県警などによりますと、現場にいた20代から70代の男性作業員6人が病院に搬送され、このうち3人の意識がありませんが呼吸は安定し、ただちに命の危険がある状態ではないということです。

県によりますと、この工事はトンネルの老朽化にともない去年12月から行われていて、内部の鉄の板を補強するため、シンナーや塗料などで塗装して、サビを防止する作業だったということです。

現場には空気を換気するため、直径300ミリのファンが6台置かれていました。

県警で事故の原因を調べています。





https://news.yahoo.co.jp/articles/8be8d2f8dfe316300bfe5a7163ff5a7a9cfb431d

 

371322分にYAHOOニュース(FNN PRIME)からは、手が土気色のような感じだった作業員もいたなどという近隣住民の目撃談などが、下記趣旨でネット配信されていた。

6日、神奈川県伊勢原市にあるトンネル状の農業用水路で補修作業をしていた、20代~70代の男性作業員6人が倒れ、搬送される事故が発生。

 【画像】入り口と出口に大型の換気装置が設置されていた…現場の様子を見る

搬送された6人のうち、3人が意識不明の状態です。

現場は、小田急・小田原線の愛甲石田駅から約1km離れた住宅街。

神奈川県によると、用水路のトンネルでは、202312月から老朽化に伴う補修工事が行われていました。

現場では今月から、トンネルの内側にある鉄の板にさびを防止するための塗装作業を行っていたといいます。

「めざまし8」は、倒れた作業員が次々に搬送されていく様子を目撃した、近隣住民を取材。

事故直後の緊迫した状況がわかってきました。

 

【目撃した近隣住民語る「運ばれる人の手が、土気色だった…」】

近隣住民:
「すごくいっぱい救急車も全部で合計して十何台ぐらい来てたんで、これ、ただごとじゃないなって。
作業をしていて事故っていうのは、ここに住んでまだ56年ぐらいですけど、ちょっと初めてでしたね。
結構早い感覚で、もう数分おき、5分おきぐらいには次々と運ばれて出てくるような。
ちょうどあのフェンスの左側から、斜面を登って担架で出てくるっていうような感じでしたね。
1
人目運ばれた方は、もう完全にもう担架から腕が垂れていて、全く意識がない。
手だけ見えたんですけど。完全に土気色をしているような感じで。
私が見た2人目の方は、意識はあったようで、上半身を起こした状態で運ばれて出てこられたんですけど。」

 

【専門家「シンナー中毒になる危険性がある」】 

作業の現場で、一体何が起きていたのでしょうか?

事故が起きた現場周辺を取材すると、用水路のすぐ脇には「第二種有機溶剤等」と書かれた看板があり、その下に一斗缶が複数詰まれていました。

さび防止の塗装作業には、シンナーや塗料が使われていたということで、警察は作業員が有機溶剤を吸った可能性があるとみて調べています。

元麻布消防署長で、数々の救急搬送を見てきた坂口氏は…。

坂口氏:
「長時間シンナーを吸っているとまひをしたり、命に関わるというような症状が出てくるんですね。
通常の場合にはめまいだとか、頭痛だとか、あるいはふらつきというような症状が現れるんですね。
シンナー中毒になる、そういう危険性があるということです。
(シンナーを使用する際は)風を送ったり、防毒用のマスクをしたりですね。そういう対策をしながら、工事をやるというのが一般的です。」

作業現場などで、長い時間、シンナーを吸った場合、命にかかわるケースもあるため、通常「換気」や「防毒マスク」など、十分な対策を行ったうえで、作業が行われるといいます。

作業員がいた用水路は全長約800m

県によると塗装作業は午前10時から行われており、現場には入り口と出口に大型の換気装置が設置されていたということですが、作業時の装備についてははっきり分かっていません。

(「めざまし837日放送より)

https://news.yahoo.co.jp/articles/df09a295dddc2a54a43b211e3013237523921702


3
71217分にNHK神奈川からは、作業員はマスクを着用していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

6日夜7時すぎ、伊勢原市高森の暗きょになっている用水路の工事現場で、20代から70代の男性作業員6人が倒れて病院に運ばれました。

このうち20代と40代、それに60代の3人は意識不明の状態で運ばれて治療を受けていますが、命に別状はないということです。

工事を発注する県によりますと、当時は用水路を補強するために設置した鉄板に、さび止めの塗装を行っていて、塗料の希釈にはシンナーを使っていたということです。

・・・

中毒を防ぐため、用水路の中には複数の送風機が設置されていたほか、作業員はマスクを着用していたということです。

県は「対策はとっていたが、結果として事故が起きてしまった。原因などを確認している」としています。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/yokohama/20240307/1050020840.html

 

 

 

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20242291751分にYAHOOニュース(テレビ新潟)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

長岡市は29日、市発注の橋りょう修繕工事で「人身事故」が発生したと発表しました。

27日午後2時半頃、長岡市平(栃尾地域)にある橋で、仮設した飛散防止シートに覆われた空間内で、発電機を使用した上で雨水排水管の切断作業を行っていたところ、業者の40代男性作業員2人が体調不良を訴えました。

このうちの1人は医療機関を受診して一酸化炭素中毒と診断され、現在入院治療中ですが、回復に向かっており、命に別条はないということです。

もう1人も医療機関を受診し一酸化炭素中毒と診断されましたが、体調は改善し、29日は出社したということです。

長岡市は、原因について詳細は調査中で、安全対策が講じられるまで工事中止にしたとしています。

長岡市の谷畑・土木部長は、「現場の安全管理が適切であったか検証し、再発防止に努めてまいります」とコメントしています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/a93d9d75008e13bbeffe9e0552132f3a9b335f9d

 

 

 

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20242102145分にYAHOOニュース(北海道文化放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

210日夕方、札幌市北区にある交番でガス漏れ事故があり、中で作業をしていた5人が病院に搬送されました。

事故があったのは、札幌市北区北20条西5丁目にある北海道警察の北二十条交番です。

警察などによりますと、210日午後5時ごろ、交番の建て替え工事のため、屋内で解体作業をしていた2050代などの作業員5人が一酸化炭素中毒の疑いで病院へ搬送されました。

5人は頭痛や吐き気を訴えていますが意識はあり、会話は可能だということです。

作業員は交番にシートをかけて、中で発電機を使って作業していました。

警察が事故との関連を詳しく調べています。



https://news.yahoo.co.jp/articles/52d7fa37717370fcddf74ce384d15d02282cc5d3

 

 

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20241151131分にYAHOOニュース(千葉日報)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

14日午前0時ごろ、野田市桐ケ作の鉄製産業用容器リサイクル業「Eドラム」の工場で、鉄に付着したインクを落とす作業に使う金属製容器内で作業していた埼玉県加須市、同社社員、西浦さん(男性、47歳)が意識と呼吸のない状態で見つかった。

西浦さんは搬送先の病院で死亡が確認された。

容器内で有害物質を吸引し、窒息死したとみられる。

野田署が詳しい事故原因を調べている。

同署によると、西浦さんが職場から戻らないことを不審に思った妻が同社の社長や工場長に連絡。

社長らが工場内を捜索し、西浦さんを見つけ119番通報した。

金属製容器は縦横約108センチ、高さ約82センチで、内部で作業する際はマスクや酸素ボンベを着けることが義務付けられていたが、西浦さんはいずれも装着していなかった。

https://news.yahoo.co.jp/articles/0b54c82c898d8900ad1f863813231fe2b95cfff2

 

114237分に産経新聞からは、窒息死らしいなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

14日午前零時半ごろ、千葉県野田市桐ケ作のリサイクル工場で、1人で作業中だった埼玉県加須市の会社員、西浦さん(男性、47歳)が倒れているのを、家族らの通報を受けて駆け付けた野田署員が発見した。

西浦さんは搬送先の病院で死亡が確認された。

調べによると、西浦さんは、もともとインクが入っていた約1メートル四方の金属製の大型容器内で見つかった。

マスクを着用せず、残ったインクを落とす作業をしていた。

同署は、有害物質を吸い込み、窒息死したとみており、事件性はないと判断している。

引き続き、詳しい状況を調べる。

https://www.sankei.com/article/20240114-SM2PJZZ6UJIQDEGGG7PQKTS7EE/

 

(ブログ者コメント)

報道された「マスク」とは、「エアラインマスク」のこと?
とすれば、そう大きくもないタンク内での事故につき、有害物質を吸引して・・・ということかもしれない。

 

 

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202312211835分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

21日午後5時10分ごろ、堺市堺区香ケ丘町1丁の3階建て住宅の解体現場で「複数人が倒れている」と工事関係者から119番があった。

堺市消防局によると、現場にいた20~50代の男性作業員6人全員が病院に搬送された。
うち1人は重症だが、いずれも意識はある。

部屋を閉め切った状態で発電機を使用しており、一酸化炭素(CO)中毒とみられる。 

大阪府警によると、作業員らは同日朝から1階でアスベストの除去作業をしていたと説明。

暗くなったため、屋外にあった発電機を屋内に移動させ使用したという。

現場は南海電鉄高野線浅香山駅近くの住宅街。
周囲には規制線が張られ、府警の捜査員や消防隊員が解体現場を出入りしていた。
周辺の集合住宅では不安そうに眺める住民もいた。

https://www.sankei.com/article/20231221-WQ27CF5DDNIK5CKH4JWXTHPM2U/  

 

1221207分に毎日新聞からは、飛散防止のためビニールシートで住宅を囲って工事していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

21日午後510分ごろ、堺市堺区香ケ丘町1丁の3階建て住宅の解体現場で、工事関係者から「複数人が体調不良を訴えて、部屋で倒れている」と119番があった。

堺市消防局や大阪府警堺署によると、作業員6人が救急搬送され、いずれも意識はあるという。

解体工事をしていた住宅の部屋を閉め切って、発電機を使用しながら作業をしていたといい、一酸化炭素中毒の可能性があるとしている。

堺署によると、アスベストの除去作業のために飛散防止用のビニールシートで住宅を囲って工事をしていた。

周囲が暗くなってきたので、屋内で発電機を作動させ、電気をつけて作業に当たっていたという。

現場は南海高野線浅香山駅から南東に約130メートルの住宅街。

https://mainichi.jp/articles/20231221/k00/00m/040/235000c

 

 

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202311141821分にYAHOOニュース(テレビ静岡)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

14日午後、静岡県伊東市の下水道工事の現場で事故があり、2人が救急搬送され、このうち1人の死亡が確認されています。

事故があったのは伊東市松原湯端町の下水道工事現場で、伊東市によりますと14日午後210分頃、下水道管に穴を開ける“穿孔”と呼ばれる作業を行っていたところ、39歳の男性作業員が「気分が悪い」と体調不良を訴えてマンホールから上がろうとしたものの、突然意識を失い、数メートルほど落下しました。

別の作業員が中に入って救助しようとしましたが救助できず、後からマンホールの中に入った作業員も気分が悪くなり地上に上がれなかったため、消防に通報がありました。

2人とも救急搬送されましたが、このうち39歳の男性は搬送先の病院で死亡が確認されています。

事故を受け伊東市は、マンホールの内部には硫化水素が充満した可能性があるとしていますが、午後245分に消防のレスキュー隊がマンホール内に入った時には酸素濃度は正常値で、また硫化水素も検出されていません。

ただ、マンホールのフタを開けたことで硫化水素の濃度が薄まった可能性があるということです。

当時は男性3人が作業にあたっていて、1人がマンホール内に、2人が地上から監視していました。

警察や消防が当時の状況や事故の原因を調べています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/77334eeb4f5927412919dc78e087a2289456672a

 

11151839分にYAHOOニュース(静岡朝日テレビ)からは、汚水が漏れているとの通報を受け詰まっていた本管に穴を開けていた、換気やガス検を行っていなかったらしいなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

伊東市によりますと、当時マンホールから汚水が漏れているとの市民からの通報を受け、詰まっていた水道管本管に穴を開ける作業が行われていました。

市では、委託した作業員が、マンホール内の換気を良くする送風機の使用や、有毒ガスを調べる計測を行っていなかったとみて、施工計画書のチェックや安全体制の指導を強化していくという事です。

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/bf85b197cb25b8a7efb6b21b524b444648f26180 

 

1115129分にYAHOOニュース(静岡放送)からは、(死亡した男性は)50分ほど作業してマンホールから出ようとした際に意識を失ったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

伊東市によりますと、当時、マンホール内では詰まっていた汚水を抜くための作業を50分ほどして、男性はマンホールから出ようとした際に意識を失い、マンホールの底へ落下したということです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/cb633ed566aa1e445de1cdc50ac5b206a1a4c94f

 

11151057分にNHK静岡からは、マンホールの深さは4mほどで内部には下水が40cmほどの高さまで溜まっていた、作業員3人と市の職員2人が作業にあたっていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

警察によりますと、マンホールの中で下水道の清掃作業にあたっていた富士市の作業員の加藤さん(39)が意識を失って倒れ、搬送先の病院で死亡が確認されました。

また、救助のためにマンホールの中に入った別の47歳の作業員の男性も体調不良を訴えて病院に運ばれましたが、無事だということです。

警察によりますと、マンホールの深さは約4メートルで、内部には下水が40センチほどの高さまでたまっていましたが、消防が調べたところ、こうした現場で発生するおそれのある硫化水素の濃度などは、正常だったということです。

当時、現場では作業員3人と伊東市の職員2人が作業などにあたっていたということで、警察は当時の状況を詳しく調べています。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/shizuoka/20231115/3030022200.html  

 

(2024年3月21日 修正1 ;追記)

20243191843分にYAHOOニュース(静岡第一テレビ)からは、外に出た際に意識を失って転落した、突発的な工事だったため酸素濃度などを測定できなかったと説明しているなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

・・・

この事故で、富士市の土木工事会社などが法律に基づく作業環境測定を行っていなかった疑いで書類送検されました。

書類送検されたのは富士市にある土木工事業の「Fロードサービス」とその役員1人です。

三島労働基準監督署によりますと、当時、工事現場ではマンホールから汚水があふれたためマンホール内に入り清掃作業をしていて、死亡した作業員は外に出た際に何らかの理由により意識を失いマンホール内に転落し溺死したということです。

この事業者は、法律で定められた空気中の酸素と硫化水素の濃度を測定していなかったとして書類送検されたということです。

事業者は測定していなかったことを認めていて、突発的な工事だったため測定できなかったと説明しているということです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/794bc4edbb08984d52b08e4c6e87a53c62ab177c

 

  

 

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20231121645分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

2日午後2時ごろ、東京都大田区京浜島2丁目の廃液処理工場近くの路上で、「薬品のような臭いがする」と119番通報があった。

警視庁大森署によると、工場敷地内から6070代の従業員男性が意識不明で搬送された。

硫化水素を吸ったとみられるという。

大森署によると、工場はめっき加工で出る廃液を扱っており、搬送された1人を含む従業員4人が作業中だった。

2種類の廃液が混ざり、硫化水素が発生したという。

別の1人も体調不良を訴えているという。

https://www.asahi.com/articles/ASRC25H86RC2UTIL025.html  

 

1121749分に読売新聞からは、薬品が漏れて廃液を浴びたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

2日午後2時頃、東京都大田区京浜島の排水処理施設で「薬品が漏れて人が倒れた」と119番があった。

警視庁大森署によると、施設敷地内で60~70歳代とみられる男性作業員が廃液を浴び、意識不明の状態で病院に搬送された。

別の男性作業員も体調不良を訴えて搬送されたという。

大森署幹部によると、施設ではメッキ加工で発生する廃液を処理している。

事故当時、敷地内では、搬送された2人を含む4人が廃液を扱っていたという。

現場は東京モノレール昭和島駅から東に約1・5キロの、工場が立ち並ぶ地域。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20231102-OYT1T50200/

 

 

 

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202310161723分にNHK山梨から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

16日朝、山梨県北杜市にある洋菓子などを製造する「シャトレーゼ」の工場で、3人がけいれんなどの症状を訴えて病院に搬送されましたが、全員、けがはありませんでした。

警察は、消火設備から放出された二酸化炭素が原因とみて調べています。

警察によりますと、16日午前9時ごろ、山梨県北杜市の「シャトレーゼ」の工場から「3人にけいれんなどの症状が出ている」と消防を通じて通報がありました。

駆けつけた消防が60代から70代の男性3人を病院に搬送しましたが、全員、すでに回復して、けがはありませんでした。

3人は、当時、工場1階の電気室で電気設備の定期点検を行っていた電気設備会社の従業員で、3人を含む7人で作業していたところ、突然、消火設備が作動し、天井部分から二酸化炭素が放出されたということです。

それぞれ室内から逃げ出しましたが、1人が倒れて取り残され、助けに入った1人と別の1人の合わせて3人が一時、けいれんなどの症状を訴えました。

消防によりますと、通報からおよそ30分後に電気室の中の二酸化炭素濃度を調べた結果、通常の10倍に上ったということです。

倒れた1人がそのまま取り残された場合、命に危険が及ぶ状況だったとみられています。

警察は二酸化炭素が原因とみて、消火設備が作動した状況などを調べています。

現場はJR小淵沢駅から南におよそ5キロ離れた、山あいにある工場です。

会社のホームページなどによりますと、現場の「白州工場」は山梨県内に3つある「シャトレーゼ」の工場のうちのひとつで、アイスや飲料などを製造し、新型コロナウイルスの感染拡大前は、希望する人が工場見学できる取り組みも行われていました。

会社の工場から3人が病院に搬送されたことについて「シャトレーゼ」は、「今後、原因を調査して、適切に対応してまいります」とコメントしています。


https://www3.nhk.or.jp/lnews/kofu/20231016/1040021643.html 

 

 

 

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20239262022分にYAHOOニュース(テレビ静岡)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

20229月、台風15号で停電した排水処理施設で男性が死亡した事故をめぐり、静岡市が責任を認め、遺族1人に約2200万円の賠償金を支払う方針を固めたことがわかりました。

2022924日、静岡市葵区平野にある市の排水処理施設で、管理を委託されていた70代の男性が水に浮かんだ状態で見つかり、病院で死亡が確認されました。

当時、この施設は台風15号で停電し、自家発電機を使って排水処理をしていて、男性は静岡市から頼まれ、燃料を補充しようとしていました。

関係者によりますと、その後の調査で、男性の死因は一酸化炭素中毒で、発電機の老朽化が燃料の不完全燃焼につながり施設内に一酸化炭素が充満していたことがわかりました。

市は施設の維持管理を怠った責任があるとして、法律に基づき、遺族側と協議を行なった結果、遺族1人に賠償金2200万円あまりを支払うことで合意しました。

市は賠償金の支払いに関する議案を、市議会9月定例会に提出する方針です。

https://news.yahoo.co.jp/articles/95879e4967f8db07fee4db9292c40362323c6563  

 

※事故当時、20229251432分に読売新聞からは、冠水した地下室内に浮かんでいたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

24日午後7時半頃、静岡市葵区平野の農業集落排水処理施設で、近くの農業男性(71)が膝くらいの高さまで冠水した地下室でうつぶせで浮かんでいるのが見つかり、死亡が確認された。

静岡中央署の発表によると、男性は台風15号の影響で施設が停電したため、自家発電用の燃料を補給しようと施設に入り、何らかの原因で倒れたとみられ、同署が詳しい状況を調べている。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20220925-OYT1T50132/

  

(2023年10月12日 修正1 ;追記)

202310101948分にYAHOOニュース(静岡放送)からは、マフラーに腐食で穴が開いていた、マフラーの腐食有無は点検項目に入っていなかった、CO中毒で倒れ顔が水に浸かって溺死したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)

静岡市は責任を認め、遺族側に約3,250万円の賠償金を支払うと発表しました。

市の説明によりますと、この施設の非常用ポンプのマフラーには、腐食によって穴が開いていました。

ここから漏れ出した一酸化炭素が地下室に充満、男性は一酸化炭素中毒で倒れた際に部屋にたまった水に顔が浸かり、溺死したということです。

<難波市長> :
「マフラーの腐食については(点検の)項目として書かれておりません」

難波市長は、市が施設の維持管理を怠ったとして、男性の遺族2人に対し、賠償金あわせて3,250万円あまりを支払うことで合意し、議案を9月定例会に上程すると発表しました。

静岡市は、市内にある同様の排水処理施設11のうち、5か所でポンプの腐食を確認していて、今後は業者による点検の項目を増やすなど、再発防止に努めるとしています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/f92b23581ea4531cf06f26de4dc7aa1f3feaee35 

 

10101643分にNHK静岡からは、点検でマフラーの穴を見つけられなかったことが死亡につながったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

警察が詳しく調べた結果、排水ポンプのエンジンのマフラーに老朽化で穴が開いていたことから一酸化炭素が漏れて、男性が中毒を起こし、冠水した床に倒れ溺れたということです。

このため市は、点検でマフラーの穴を見つけられず、施設の管理の不備が男性の死亡につながったとして、遺族側と協議した結果、3252万円あまりの賠償金を支払うことで合意したということです。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/shizuoka/20231010/3030021810.html

 

 

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202392580分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

愛知県岩倉市消防本部で3年前のコロナ禍の夏、複数の隊員が救急車のドアを閉めたままオゾン発生器で車内を消毒し、体調不良を訴えるトラブルが相次いでいたことがわかった。

発生器の取り扱い説明書では、原則として無人状態での使用を求めている。

消防本部の伊藤署長は当初、取材に「(隊員の)命にかかわることで、あり得ない」と否定したが、後に「コロナ対応を模索中で、試験的にやった」と一転して事実関係を認めた。

消防本部は今年8月下旬~9月中旬に内部調査を実施。

オゾンを浴びた隊員は計14人だったことを明らかにした。

発生器を使った期間は「不明」としつつ、現在は隊員を乗せての使用はしていないと説明した。

オゾンは新型コロナや新型インフルなどのウイルスを不活化させる効果があるとされるが、濃度によっては人体に悪影響がある。

このため販売業者は、緊急時など無人状態にするのが難しい場合は、専用の防護マスクを必ず着用することも求めている。

消防関係者によると、トラブルが起きたのは20207月ごろ。

岩倉市消防本部では救急搬送の現場から戻った救急車について、コロナ対策のためにオゾン発生器を持ち込んで車内を消毒。

この際、複数の隊員が車内に残ったまま約30分間、発生器を使っていた。

こうしたケースは複数回あったという。

消毒時に隊員らが身につけていたのは、販売業者が求めるオゾン専用の防護マスクではなく、コロナ対策として有効性が知られるN95マスク。

発生器の使用後、複数の隊員が一時的にせきや涙が止まらなくなったという。

岩倉市消防本部が取り扱っていた発生器の販売業者は、全国の多数の消防署にも納入する。

販売業者は、隊員ごと車内消毒したことについて、「高濃度のオゾンを発生させるため、無人での使用が基本だ。有人の場合は専用の防護マスクなどの着用が必須だが、これは強毒性のウイルスのパンデミックでとる方法。コロナ禍でそんな使い方をした消防署は他にない」と指摘する。

総務省消防庁は、発生器の導入は各署の判断としたうえで、説明書に従って使用しているとみており、これまでに注意喚起などの通知は出していないという。

 

【オゾンの人体への影響(成人の場合)】

0.010.02ppm            →臭気を感じるようになる
0.1ppm
以上              →鼻やのどに刺激
1
2ppmで暴露時間が2時間以上 →頭痛などの症状
5
10ppm                →呼吸困難などの症状
50ppm
以上で暴露時間が1時間以上→生命に危険な影響が生じる

ppmはオゾンの暴露濃度。1999年、国会・政府答弁書から

https://www.asahi.com/articles/ASR9S5W4JR96OBJB001.html  

 

(ブログ者コメント)

オゾンが毒ガスにも匹敵するほどの強い毒性を持つことは、消防関係者なら分かっていたと思うのだが・・・?

 

 

 

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202392140分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

遺体の腐敗防止を目的に使われるドライアイスが気化した二酸化炭素を吸い込んで中毒死したとみられる事故が、2018年以降の5年間に少なくとも4件発生していることが分かった。

いずれも、ひつぎに納められた遺体に寄り添うなどしていた。

全日本葬祭業協同組合連合会(東京、全葬連)は、遺体の安置時は換気に注意するよう呼びかけている。

全葬連と消費者庁によると、遺体保存用のドライアイスが原因で二酸化炭素中毒となり死亡したとみられる事故は、18年に青森県の住宅で1件、20年に沖縄県の住宅で1件、21年に宮城、宮崎両県の葬祭施設で1件ずつの計4件あった。

亡くなったのは40~70歳代の親族ら。

ドライアイスで冷やされた遺体を納めたひつぎにもたれかかったり、近くで横たわったりした状態で見つかった。

故人の顔を見ようとしてひつぎに近寄った際、ドライアイスが気化した二酸化炭素を吸い込んだとみられる。

ドライアイスは、二酸化炭素を冷却して固体にしたもの。
常温常圧では、気体になる。

二酸化炭素は無色無臭で、空気中に約0・03%の濃度で存在している。
濃度が、3~4%を超えると頭痛やめまいを引き起こす。
10%になると、視覚障害や耳鳴りを引き起こし、1分程度で死に至る。

臨床中毒に詳しい、元筑波大教授で茨城県西部医療機構理事長の水谷太郎さんは、「二酸化炭素は空気より重く、低い方に滞留する性質がある。ひつぎのような閉鎖環境では、ふたが開いていてもたまりやすく、ドライアイスの量などによって、近づいた際に二酸化炭素中毒になる危険性は十分にある」と指摘する。

全葬連によると、故人の体格や火葬するまでの時間などによって使用する量は異なるが、遺体の保管にドライアイスは欠かせない。

このため、今年8月に会員企業に同種事故の有無などを確認するとともに、遺体安置時は換気に十分配慮することや遺族らに注意喚起を行うことなどを求めた。

水谷さんは「注意すれば防げる事故。ひつぎに納められた遺体との対面は、換気の行き届いた場所で、複数人で手短に行うことが大事だ」と話している。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20230902-OYT1T50097/  

 

(2023年9月22日 修正1;追記)

2023921225分に朝日新聞からは、国民生活センターが実験したところドライアイスを入れた20分後に棺内のCO2濃度は30%を超えたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

消費者庁と国民生活センターは21日、葬儀で遺体を保冷するドライアイスから発生した二酸化炭素による中毒死が疑われる事例があるとして、再現実験の結果を公表した。

故人との別れの際に棺(ひつぎ)の中に顔を入れないよう、呼びかけている。

消費者庁によると、死亡事故は2020年と21年に宮城、宮崎、沖縄の3県で計3件起きた。

2件は自宅や葬儀場でドライアイスを敷き詰めた棺の中に顔を入れた状態で発見され、1件は棺の小窓を開けたそばで倒れていた。

詳細は不明だが、いずれもドライアイスによる二酸化炭素中毒が疑われるという。

国民生活センターでは、棺に人形と10キロのドライアイスを入れ、内部の二酸化炭素濃度を測定する実験をした。

開始から20分後には、二酸化炭素濃度が、ほとんど即時に意識消失するとされる30%を超えた。

4時間後には90%前後で一定となった。

棺のふたを開けると、直後に濃度は約90%から約60%に下がったが、約50分後にも30%以上を維持していた。

二酸化炭素が空気よりも重く、棺の中にとどまりやすいためとみられる。

事故の背景には、葬儀は非日常的で、ドライアイスが気化して二酸化炭素が充満していることの危険性が遺族らに認識できていない状況があると考えられるという。

消費者庁と国民生活センターは、「棺の中には高濃度の二酸化炭素がたまっている。吸い込まないよう、安置されている遺体にお別れを言う際にはひつぎの中に顔を入れないで」と呼びかけている。

また、室内の換気を十分にし、通夜から告別式の間に寝ずの番をする時には、万が一に備えて複数人で見まもるようにとしている。

万一気分が悪くなったら、すぐに棺から離れ、異常があれば直ちに119番通報するよう求めている。

https://www.asahi.com/articles/ASR9P61KSR9PUTFL00P.html 

 

 

  

 

 

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20238182056分にYAHOOニュース(山梨放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

18日、甲府市の岡島の旧店舗で解体工事中の作業員2人が一酸化炭素中毒で搬送される事故があった。

関係者によると、同日午後440分ごろ、岡島旧店舗本館地下2階で50代の男性作業員2人が一酸化炭素中毒となり、別の作業員が見つけて通報。

作業員2人は病院に搬送され、現在は回復しているという。

当時、2人は地下2階で機械を使ってコンクリートの壁を壊す作業中だった。

送風機による換気が間に合わず、発電機から排出される一酸化炭素の濃度が上がり、中毒を起こしたとみられるという。

業者は19日予定していた工事の中止を決定した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/563872214fcd2f0ac358d4be1baed6331636015d

 

(ブログ者コメント)

岡島は甲府市の百貨店。

 

 

 

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2023881738分にYAHOOニュース(HTB)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

JR札幌駅近くの工事現場で一酸化炭素中毒事故が発生しました。

一般家庭でも使われる「自家発電機」の不完全燃焼が原因とみられています。

8日未明の札幌駅前にずらりと並んだ救急車。
広場のベンチにもたれかかり手当を受ける人の姿も。

午前2時前、JR札幌駅近くの地下駐車場で「改修作業中に具合の悪くなった者が出た」と消防に通報がありました。

壁の貼り替えをしていた作業員12人が体調不良を訴え、一酸化炭素中毒の疑いで病院へ。

全員、命に別状はないということです。

作業員:
「ガス漏れが発生しました、訓練ではありませんので逃げてくださいという放送がありました」

警察によりますと、照明や電動工具を使うための自家発電機が不完全燃焼を起こした可能性が高いということです。

キャンプや災害時に一般家庭でも使われる自家発電機。

排ガスには一酸化炭素が含まれ、危険は身近にも潜んでいます。

こちらはNITE=製品評価技術基盤機構が制作した再現動画です。

密閉された部屋で自家発電機を稼働させ、すぐ近くで充電しながらタブレットを使っていると…意識を失うおそれも。

一酸化炭素濃度を測ってみると、電源を入れてすぐにみるみる上がり始め、わずか6分で命に危険がある値にまで上昇しました。

NITEは、テントや倉庫など換気が悪い場所では発電機を使わないよう呼びかけています。





https://news.yahoo.co.jp/articles/fea7166447c8ef11a5a5d43e44b957e853df0f7b  

 

 

 

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20236292345分に北海道新聞から下記趣旨の記事が、写真と地図付きでネット配信されていた。

29日午前11時半ごろ、後志管内蘭越町湯里(ゆのさと)にある三井石油開発(東京)の地熱資源の調査エリアで、掘削工事中に地中から水蒸気が噴き出した。

現場にいた作業員18人は無事だった。
けが人はなく、周辺への被害もなかった。

水蒸気は高さ約100メートルにも達し、同日午後7時現在、勢いよく立ち上り、周囲にはごう音が響いている。

同社によると、現場では資源量調査のための掘削工事が行われていた。

地下216メートルまで掘り進めたところで水蒸気が噴出した。

同社は緊急対策本部を設置。

今後、水蒸気の成分を調べるほか、噴出を止める対策を検討し、原因も調べる。

「皆さまにご心配をおかけしている。再発防止に努める」としている。

町は防災行政無線で町民に注意を呼びかけた。

当時現場にいた関係者は「爆発音がした。噴出した水から逃げる人もいた」と緊迫した状況を語る。

周辺で目撃した人は「蒸気は当初は灰色で、その後、白くなった」と話した。

付近の温泉施設の利用者や観光客が水蒸気の様子を心配そうに見つめた。

同社は地熱発電所の稼働を目指し、同町と同管内ニセコ町にまたがるエリアで地熱資源を調査している。

道内では昨年8月、渡島管内長万部町の神社敷地内で高さ約30メートルの水柱が現れ、噴出は50日間続いた。

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/869828  

 

741216分にNHK北海道からは、当日に弁当配送女性が軽度の硫化水素中毒になり1日入院していた、噴出物は石英を主成分とする鉱物だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

蘭越町湯里にある地熱発電に向けた資源量調査の掘削現場では、先月29日以降、蒸気が噴出していて、掘削を行っていた「三井石油開発」は、噴出物は石英を主成分とする鉱物だとしています。

会社側は、噴出が始まった29日の時点で、体調不良などを訴えている人はいないとしていましたが、4日になって、噴出が始まった日に現場に弁当を配送した40代の女性が体調不良を訴え、病院に搬送されていたことを明らかにしました。

女性は硫化水素による中毒症状と診断されましたが、症状は軽く、翌日、退院したということです。

会社側は、女性が退院した先月30日には事実関係を把握していたということで、「近隣住民の不安をあおることを避けようと公表を控えていたが、かえって不安を招いたことをお詫びしたい」としています。

会社によりますと、当初、掘削現場付近では硫化水素ガスが検出されたということですが、340メートルから590メートル離れた場所で行っているモニタリングでは、これまでに硫化水素ガスは検出されていないということです。

https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20230704/7000058867.html

 

741148分にテレビ朝日からは、弁当配達女性の体験談など、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

先月29日、北海道蘭越町にある地熱発電調査の掘削現場に40代の女性が正午前に弁当を届けたところ、ほぼ目の前で蒸気が噴き出しました。

目の前で目撃した女性(40代):
「バリバリって音が鳴って、いきなり煙。
中心は真っ黒でした。
外側は濃い灰色の煙が立ち上がって、硫黄のにおいもすごくて。
現場の人もマスクを着けて逃げて」

その直後、体調に異常をきたした女性は、救急車で病院に搬送され、「硫化水素中毒」と診断されました。

1日入院して回復したということです。

目の前で目撃した女性(40代):
「頭痛と吐き気がすごかった。
2
時間くらい横になったけど、良くならなくて」

掘削を行っていた三井石油開発は、「近隣住民の皆様の不安をあおることを防ぐため公表を控えていました」とコメントしています。

(「グッド!モーニング」202374日放送分より)



https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000305799.html

 

(2023年7月17日 修正1 ;追記)

202377551分にNHK北海道からは、敷地内の水から飲料水基準の1590倍にあたる高濃度のヒ素が検出された、新たに1人から体調不良の訴えがあったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)

「三井石油開発」は6日夜、今月3日と5日に現場の敷地内で採取した水から非常に高い濃度のヒ素が検出されたと発表しました。

このうち5日に採取した水には1リットルあたり15.9ミリグラムのヒ素が含まれていて、これは国が定める飲料水の基準の1590倍にあたるということです。

会社では、これらの水を水道水や農業用水として使われていない近くの沼に放出するなどしているということです。

ただ、現場周辺の川ではこれまでに農業用水の基準の1.8倍のヒ素が検出されていて、会社では噴出している蒸気にもヒ素が含まれているおそれがあるとして、引き続き周辺の住民に注意を呼びかけるとともに、町や消防などの関係機関と対応を協議しています。

また「三井石油開発」は6日、蘭越町が設置している健康被害の相談窓口に新たに1人から体調不良の訴えがあったと発表しました。

会社では「現時点で蒸気噴出との因果関係は不明だ」としています。

https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20230707/7000058959.html 

 

7101158分にTBS NEWS(北海道放送)からは、現場では9日にも基準の2100倍にあたるヒ素が検出された、農業用水などの取水口でも飲料水基準に近いヒ素が検出されているなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

掘削現場からは、きのうも飲料水基準の2100倍となる高濃度のヒ素が検出されています。

また、農業用水などに使われる取水口でも1リットルあたり0.008ミリグラムの、飲料水基準に近いヒ素が検出されていますが、ヒ素を含む水の放出を止めるのには2週間程度かかる見通しです。

https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/592863?display=1 

 

711833分に読売新聞からは、ヒ素が含まれた濁水は1km離れた井戸に移送する方針、噴出は井戸を掘削中に見つかった亀裂をセメントで塞ごうとしていた際に別の熱水亀裂とつながって起きた可能性ありなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

三井石油開発(東京)の原田社長は10日、町山村開発センターで開いた2回目の住民説明会で、8月下旬までに噴出を止める考えを示した。

高濃度のヒ素が含まれた濁水については、今月15日をめどに約1キロ離れた井戸などにホースで移送する方針も明らかにした。

同社によると、井戸の掘削中、深さ約200メートルの地層で見つかった亀裂を塞ぐためにセメントを注入。

その際、何らかの理由で高圧の熱水をためている別の亀裂とつながり、噴出したと考えられるという。

噴出の抑止策について同社の担当者は、鉄製の蓋を噴出口にのせて井戸に注水する方向で検討していると説明。

8月中旬までに必要な資材を調達し、下旬までの沈静化を目指すとした。

説明会に先立ち、原田社長は町役場を訪問。
面談した金秀行町長からヒ素を含む濁水の処理を急ぐよう要請された。

同社はホースを使った仮の配管を敷設して、同社が以前に掘削した深さ約2500メートルの井戸などに移送することを決めた。

説明会には約80人の住民らが出席。
コメ農家から風評被害への対応を求める声などが上がった。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20230711-OYT1T50095/  

 

7161718分に産経新聞からは、現在、蒸気から硫化水素は検出されていないが、噴出当時は含まれていた可能性があるなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

三井石油開発(東京)が、硫化水素中毒で体調不良を訴えた女性は、噴出した蒸気によるものと因果関係を認めていたことが16日、同社への取材で分かった。

噴出当初、蒸気に硫化水素が含まれていた可能性があるとしている。

同社によると、女性は蒸気噴出が始まった6月29日に弁当を届けるために短時間現場に滞在。

その後、体調不良を訴えて一時入院しており、今後の健康状況なども踏まえて補償を検討する。

現場周辺では6月30日以降、硫化水素は検出されていない。

同社は「29日は測定できておらず、蒸気に硫化水素が含まれていた可能性がある」としている。

https://www.sankei.com/article/20230716-ZSEOM5EENFJ7VCTDTDWBECXL5Q/

 

7161244分にNHK北海道からは、体調不良を訴えている人は15人になったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

三井石油開発は、15日の時点で新たに6人がのどの痛みなど体調不良を訴えたと明らかにしました。

会社によりますと、6人のうち4人は蒸気噴出の現場敷地内に立ち入り、のどの痛みと目の違和感などを訴えたということで、現在、症状は改善しているということです。

また、2人については蘭越町が設置した相談窓口に体調不良を訴えているということで、会社は詳しい症状など確認中だということです。

これで地元の住民など、体調不良を訴えた人はあわせて15人となります。

会社は蒸気噴出との因果関係を確認中だとしていますが、作業員以外に業務で敷地内に立ち入り、体調不良を訴えるケースが増えているとして、現場の安全基準の見直しを検討したいとしています。

https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20230716/7000059232.html 

 

 7171937分にYAHOOニュース(HTB)からは、これまで5本掘った井戸の実績から、この井戸では噴出防止装置を深度700mから設置する予定だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

・・・

いったいなぜ、蒸気は噴き出し始めたのでしょうか。

掘削を行っていた三井石油開発によりますと、地面を掘り始めたのは先月25日のことです。

地下深くにある地熱が溜まっている層まで掘り進めようとしたところ、200mほどの場所で地下の亀裂に遭遇。

セメントを流し込んで亀裂を塞ごうとしましたが、何らかの理由でこの亀裂が地熱の層とつながり、高温の蒸気などが流れ出したことで突如噴出が始まったとみられています。

会社側は、現在の状況を制御ができない状態にある「暴噴事故」ではなく、「蒸気噴出」だと説明しています。

・・・

日本地熱学会・糸井龍一元会長:
「今回の事例は非常に特異な例。噴出が制御できないのであればある意味、暴噴と言えるかもしれない」

非常に珍しいという、今回の噴出。

作業の安全対策に問題はなかったのでしょうか。

今回の事業に助成金を出しているJOGMEC=独立行政法人エネルギー・金属鉱物資源機構は、自主保安指針の中で、蒸気などの噴出の恐れがある場合には噴出防止装置をつけなければならないと定めています。

しかし、装置をどの段階でつけるかの規定はありません。

今回、会社側もJOGMECに対し、噴出防止装置をつけると申請していましたが、深さ200mの時点では、 まだつけていませんでした。

三井石油開発の担当者:
「この井戸では、計画上は700mの深度から設置計画でした。我々の検討が不十分であった可能性もあるかと思っております」

会社側は、この地域ですでに5本の井戸を掘っていて、その実績から地下700m付近まで掘り進めた後に装置をつける予定でした。

専門家も、作業効率や費用の問題から、装置はある程度掘り進めてからつけるのが一般的だとしています。

しかし、それを住民に事前に説明しておくことが必要だったと指摘します。

北海道大学工学研究院・佐藤努教授:
「安全装置を最初からつけられない理由があるとしたら、それも説明して、その理由を理解していただいて、何メートルぐらい掘った時からやりますという理由を説明して、理解してもらうことが重要なのではないでしょうか」

蒸気は一体、いつ収まるのでしょうか。

会社側は、まず鉄板の蓋で蒸気の流れを変えた後、井戸に水を注いで温度を下げて、蒸気を止める計画です。

最終的には、セメントを入れて廃坑にする予定で、早ければ8月下旬には作業を終えたいとしています。

しかし専門家は、簡単な作業ではないと指摘しています。

日本地熱学会・糸井龍一元会長:
「硫化水素の濃度が高いというのは、ちょっと気になりますね。濃度が高いと、(作業員が)危険な状態に陥る場合があるので、安全性に気を付けて作業を進めないといけない」






















https://news.yahoo.co.jp/articles/5c06d6a3992cf1dc9a1893b39e23d5f3703597a3

 

 

(2023年7月23日 修正2 ;追記)

20237201811分にNHK北海道からは、噴出日以降に現場で作業していた作業員が普段と違いガスマスクを着用しなかった18日に体調不良を訴え硫化水素中毒らしいと診断されたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)

三井石油開発によりますと、今月18日、現場敷地内にいた作業員1人が頭痛や腹痛など体調不良を訴え医療機関を受診したところ、硫化水素中毒の疑いと診断されたということです。

会社によりますと、この作業員は蒸気が噴出した先月29日以降、現場敷地内で作業にあたっていて、これまでにも息苦しさやめまいの症状があったということです。

また、この作業員は主に会社の安全管理基準でガスマスクなどの防護具が不要なエリアでの作業を担当していましたが、普段は自主的にガスマスクを着用していて、18日は着用していなかったということです。

現場敷地内の作業員が体調不良を訴えたのは今回が初めてですが、会社は作業の内容などを明らかにしていない一方、体調不良は蒸気の噴出が原因だとして補償する方針だということです。

これで体調不良を訴えた人は16人になりますが、会社が蒸気の噴出と因果関係を認めたのは2人目です。

https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20230720/7000059322.html

 

(2023年8月29日 修正3 ;追記)

20238191815分に読売新聞からは、8月12日から冷却水の注水を開始し19日には蒸気の噴出がほぼ収まったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

蒸気の噴出がほぼ収まったことが19日、事業者の三井石油開発(東京)への取材でわかった。

噴出を抑えるために行った冷却水注入の効果とみられる。

同社によると、蒸気噴出は6月29日に始まった。

注水作業は今月12日に開始し、18日夕頃から効果が表れ始め、19日朝にはほぼ蒸気の噴出が見られなくなったという。

同社では引き続き注水を続け、今月末までに調査井戸をコンクリートで埋め戻す作業を完了させる方針。

この問題では、これまでに近隣住民など19人が体調不良を訴え、同社はこのうち2人について蒸気噴出との関係性を認めている。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20230819-OYT1T50157/ 

 

8281332分に産経新聞からは、井戸の埋め戻しが完了したという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

三井石油開発(東京)は28日、掘削した井戸をセメントで埋め戻す作業が同日午前9時ごろ完了したと発表した。

同社によると、24日から井戸の底で土台となる砂利を投入。

その上にセメントを流し込み、固まったのを28日午前に確認した。

埋め戻しに先立ち、坑内に注水して温度を下げ、蒸気の勢いを抑える作業を26日まで並行して実施していた。

https://www.sankei.com/article/20230828-FUQNETTMUZPBXFDGTJJ7WDUIHU/ 

 

 

  

 

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HN:
魚田慎二
性別:
男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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