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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2023627824分にYAHOOニュース(メーテレ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

26日夕方、三重県四日市市の化学工場から、「C9留分」と呼ばれる油が近くの川に流出する事故がありました。

T化学工業によりますと、26日午後5時ごろ、四日市工場の危険物を入れるタンクから「C9留分」と呼ばれる油が漏れ出ました。

C9留分」は、灯油や軽油と同じ分類の引火性の液体です。

配管の接続部分が緩んでいたとみられ、最大2000リットルが流出しました。

大半は工場内で回収しましたが、約300リットル~400リットルが排水溝から近くの川に流れ出たとみられるということです。

けが人はいませんでした。

T化学工業は、27日も油の回収作業を続ける予定で、「多大なるご迷惑をお掛けしまして、誠に申し訳ございません」とコメントしています。

https://www.nagoyatv.com/news/?id=019449

 

627346分にYAHOOニュース(CBCテレビ)からは、C9留分を使ってタンク洗浄後、その液を別のタンクに移そうとして漏れたと読み取れる、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

三重県四日市市にあるT化学工業の工場から、「C9留分」と呼ばれる危険物約300リットルが川に漏れ出す事故がありました。

 【写真を見る】約300リットルの危険物「C9留分」が川に漏れ出す 東邦化学工業の四日市工場から 配管接続部分が緩んでいたか 三重県

26日午後5時半ごろ三重県四日市市にある東邦化学工業四日市工場で「C9留分」と呼ばれる危険物が敷地外に漏れたと、消防に通報がありました。

消防によりますと、「C9留分」は引火性の液体で、灯油や軽油と同じ分類です。

当時、工場では「C9留分」を使ったタンクの洗浄作業が行われていて、洗浄後、「C9留分」を別のタンクに移そうとしたところ、漏れたということです。

配管の接続部分が緩んでいたとみられていて、大半は敷地内で回収したということですが、約300400リットルが排水溝から近くの川に流れ出たとみられています。

けが人はいませんでした。

現在、撤去作業が進められていて、27日にも完了させたいとしています。

東邦化学工業四日市工場は「この度は重大な漏洩事故を発生させ、近隣住民の皆様や関係各所の皆様に多大なるご迷惑をお掛けしまして、誠に申し訳ございませんでした。原因調査を徹底的に行い、再発防止に努める所存でございます」とコメントしています。



https://news.yahoo.co.jp/articles/467e6ab69f6f39588003cebdf31cf97e353d6fd9

 

 

 

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20232241413分にYAHOOニュース(FNN PRIME)から下記趣旨の記事が、漏れたとみられる小型ローリーの写真付きでネット配信されていた。

タンクローリーに給油中、灯油が3000リットルが漏れる事故が起きた。

トラブルは20日夕方5時過ぎ、新潟県阿賀野市で発生した。

 【画像】排水溝に油が流れているのがわかる

記者:
「灯油が漏れ出したとされるガソリンスタンドの周辺は、灯油の臭いが充満しています。
また、こちらの排水溝では、油を吸着させるためのようなシートが設置されています。」

排水溝にたまっていたのは灯油。
油がうっすらと流れている。

20日、ガソリンスタンドから「販売用の灯油をタンクローリーに給油していた際、誤って灯油およそ3000リットルを漏らした」と消防に通報があった。

本来はタンクローリーが満杯になると給油は自動で止まる仕組み。

しかし今回は止まらずに漏れ出たという。

漏れた灯油の量は約3000リットル。

どれくらいの量かというと… お風呂15杯分。
石油ストーブで使うと9000時間分にもなる。

トラブルの原因はわかっておらず、消防などが調べている。

一方、新潟県は「健康や生活への影響はない」としている。

 (「イット! 222日放送より) 

https://news.yahoo.co.jp/articles/41ab640d4901cde9d6730e470d876813c414892b

 

2202111分にYAHOOニュース(テレビ新潟)からは、川につながる水路にまで流出していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

新潟県は20日、阿賀野市で灯油販売業者がタンクローリーに灯油を給油中、誤って約3000リットルを漏洩し、付近の水路に灯油が流出したと発表しました。

20日午後8時30分時点で、漏えいは停止していることが確認されているということです。

県や阿賀野市消防本部によりますと、20日午後5時過ぎ頃、阿賀野市榎船渡の灯油販売業者がタンクローリーに販売用の灯油を給油していたところ、誤って約3000リットルを漏えいしたと消防に通報しました。

阿賀野市と阿賀野市消防本部が現場を確認したところ、漏えいした灯油が大通川へとつながる付近の水路に流れ出していたため、可能な限り灯油を回収するとともに、オイルフェンスを設置して流出防止措置を取ったということです。

現場周辺で水道の取水はしていません。

また、付近は田んぼに囲まれていますが、冬期のため農業取水も停止しているということです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/d5c8c64d1d96f074ebdf6bf687e3d68b1a59a7bf

 

 

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2022916130分にYAHOOニュース(北海道新聞)から、下記趣旨の記事がスタンドの写真付きでネット配信されていた。

室蘭市高砂町の19世帯の水道水から国の基準値を超える発がん性物質ベンゼンが検出された問題で、付近にある給油所を運営するHエネルギー(札幌市)とENEOS(エネオス、東京)は16日、給油所の地下埋設管から漏れたガソリンに含まれるベンゼンが混入したとする調査結果を発表した。

給油所は消防法に基づく漏えい検査を怠っていた。

給油所は「D社室蘭高砂店」(室蘭市高砂町1)で、88日、異臭などの通報が寄せられた一帯の配管を市が調べたところ、国の水質基準(1リットル当たり001ミリグラム)の2倍のベンゼンが検出された。

7月上旬には、給油所がガソリンの漏えいを市消防本部に報告しており、その後のエネオス側の調査で敷地の地下水から最大510倍のベンゼンが検出されていた。

エネオス側は地下埋設管から漏れたガソリンのベンゼンがポリエチレン製水道管を透過したと判断。

消防法は週1回、地下埋設管の漏えいを発見する検知管の点検を義務づけているが、給油所は少なくとも1年前から怠っていたという。

今後、給油所の敷地外の土壌調査と汚染除去を行う。

https://news.yahoo.co.jp/articles/6728435e4e5d3dc5a572636d15e5364e41f14012

 

1週間ほど前、98856分に北海道新聞からは、2年前に異変が市に知らされていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

発がん性物質のベンゼンが室蘭市高砂町1の一部19世帯が使う水道水から検出された問題で、2年前、住民が市水道部に異変を知らせたのにもかかわらず放置されていたことが7日、分かった。

この地区にある給油所敷地の地下水からは国の水質基準の最大510倍のベンゼンが検出されており、住民は健康調査を早急に行うよう求めている。

市水道部によると、「水道水から油の臭いがする」「水がべたつく」などという相談が2020年夏に地区住民から寄せられたが、市は対応していなかった。

今年6月中旬に再び住民が通報。

市水道部が調べたところ、19世帯に通じる水道水から国の水質基準(1リットルあたり0・01ミリグラム)の2倍に相当する0・02ミリグラムのベンゼンが検出された。

市水道部には苦情や通報の内容を記録したり、上司に報告したりするルールがなく、当時の記録も残っていなかったが、住民への聞き取りから通報はあったと判断。

佐藤部長は取材に「すぐに対応すべきだった。二度と起こらないようにしたい」と話した。

19世帯に通じていた水道管はポリエチレン製で、ベンゼンを透過する性質がある。

6月中旬の住民からの通報を受けて市水道部が配管を切り替えてから、異臭などは確認されていない。

市水道部はベンゼンが水道水に混入した原因を調べているが、地区の給油所「D社室蘭高砂店」を運営するHエネルギー(札幌市)とENEOS(エネオス、東京)は今月6日夜、敷地の地下水から国の基準値の510倍に相当する5・1ミリグラム、土壌からは同64倍の0・64ミリグラムのべンゼンをそれぞれ検出したと公表した。

エネオス北海道支店は取材に、「(水道水のベンゼン検出との)因果関係については調査中」と話した。

市に通報を放置され、給油所の地下水などから高濃度のベンゼンが検出されたことに住民は不満を募らせ、健康調査の実施を求めている。

地区にある店舗で働く女性は「2年ほど前、トイレ便器から店内に充満するほどガソリンの臭いがして不安に感じていた。市と給油所は早急に健康被害を調べるべきだ」と憤る。

市水道部によると、国の基準値は1リットルあたり0・01ミリグラムのベンゼンが含まれた水を1日2リットル、約70年間摂取した場合に10万人に1人ががんを患うかどうかという数値だが、摂取量が基準を上回れば発がんリスクは高まる。

市水道部は「早急に健康調査を実施する」と話し、エネオス北海道支店は「(ベンゼン混入の)原因調査と健康調査に全面的に協力する」とコメントしている。

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/727698 

 

(ブログ者コメント)

〇市は2年前に異変を知らされた際、今回のブログ者と同様、まさか内圧のある水道管の中に土中に浸み込んだガソリンが入ってくるとは思ってもみなかったため調査しなかった・・・ということかもしれない。

〇ガソリンがポリエチレンを透過する件については、富山大学などによる、以下のような研究もおこなわれていた。

(財 団 法 人 北 陸 産 業 活性 化 センター) 

プロジェクト名)
低温コーティングによるガスバリアー薄膜作成技術の開発

研究背景)
ガソリンタンク用ポリエチレン樹脂は、ガソリンを微量ではあるが透過する ので、それによる環境汚染がアメリカのカリフォルニア州では問題となり、ガソ リン透過量に対する環境基準が制定された。
このため従来使用されている 樹脂上にコーティング膜を塗布しこの基準をクリアーするとともに、自動車の 軽量化による燃料向上などを通じて、環境対策としても有用な新しい技術 を持った製品が求められていた。

https://www.chubu.meti.go.jp/b31technology/report/h14/13hg4011.pdf

 

(2023年1月19日 修正1 ;追記)

20231171012分に読売新聞からは、住民説明会が開かれた、漏れ出したのは202010月以降で推定漏洩量は2100ℓなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

北海道室蘭市内の水道水から国の基準値を超える発がん性物質ベンゼンが検出された問題で、住民説明会が15日に開かれ、ガソリンが漏出した給油所を所有するENEOS(東京都)と、運営していたHエネルギー(札幌市)の幹部が住民らに謝罪した。

新たに3か所から基準値の最大46倍のベンゼンが検出され、汚染範囲の拡大も明らかにした。

昨年12月のENEOS北海道支店の追加調査によると、給油所の地下埋設管から漏れたガソリンの推定総量は、ドラム缶10・5本分に相当する2100リットル。

2020年10月以降に漏れ出し、市の指摘を受け営業を停止した22年7月まで続いたとみられるという。

同社と市は、汚染範囲の特定を急ぎ、16日から地下水をくみ上げて浄化の作業を始める。

説明会はENEOSと市が合同で開催。

同社の佐藤・北海道支店長は、地域住民ら約40人に対して、「心配と迷惑をかけてしまい、申し訳ない」と陳謝した。

住民からは「今でも不安で水道水は飲めない」「いつまで血液検査が続くのか」と悲痛な声が上がった。

40歳代の男性は、「住民の健康面や精神的な苦痛、風評被害について真剣に考えてほしい」と憤った。

給油所の敷地は土壌汚染対策法に基づく道の「要措置区域」に6日付で指定され、ENEOSは28年4月までに汚染された土壌や地下水を浄化する必要がある。

同社は「計画を前倒しし、地下水の浄化や土壌の改良を早急に進めたい」としている。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20230117-OYT1T50069/

 

1151918分にNHK北海道からは、住民説明会は2回目、202010月の点検で問題なかったので漏洩はそれ以降と推定されるなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

15日に開かれた2回目の住民説明会には、ガソリンスタンドを所有する「ENEOS」の担当者が初めて出席し、「ご心配やご迷惑をおかけし、おわび申し上げたい」と陳謝しました。

そのうえで、配管から漏れ出したガソリンの量は推定で2100リットルにのぼることや、2020年10月の点検で異常がなかったことから、漏れ出したのはそれ以降だと見ていることを報告しました。

また、健康調査を続けていくことや、16日から地下水をくみ上げて浄化作業を始め、今後、土壌の入れ替えを行っていくと説明しました。

これに対し、住民からは、賠償を求める声などがあがりました。

説明会に参加した50代の男性は、「質問しても明確な答えが返ってこないので不安が解消されません。今後も徹底的な調査をしてほしいです」と話していました。

https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20230115/7000054260.html

 

 (2023年4月2日 修正2 ;追記)

20233291013分に北海道新聞からは、週1回以上の法的漏洩確認を行っていなかったのに行ったとする虚偽記録を作成していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

給油所を運営するHエネルギー(札幌)が、漏えいの有無を確認する作業を2021年11月から怠った上、虚偽の確認記録を作成していたことが28日、分かった。

漏えいが始まった時期は明らかになっていないが、同社は、確認を怠ったことが発見の遅れにつながった可能性があるとしている。

同社と室蘭市消防本部によると、給油所は21年11月以降、漏えいが発覚して、市が給油所の使用停止命令を出した22年7月までの約8カ月間、毎週1回以上行うべき油成分の漏えい確認を怠った。

この間、「検査済み」とする虚偽の記録を作成していた。

消防法は地下の給油タンクなどの危険物取り扱い設備について、年1回の定期点検と点検記録の3年間保存を義務付け、違反者には30万円以下の罰金または拘留を科すと定めている。

同法規則などは、油漏えいの有無を週1回以上確認するなど、一定の要件で油の在庫管理を行い、市町村に届け出れば、年1回の定期点検を3年に1回に緩和することを認めている。

同社はこの緩和措置を受ける計画を室蘭市に届け出ており、確認記録を保存するよう求められていた。

同社は北海道新聞の取材に、「油漏れを確認せず、記録をきちんと作成していなかったことは事実。従業員が記録の重要性を理解していなかった。しっかり調べていれば、早期発見できたはずだった」と述べた。

室蘭市消防本部は、「確認していなかったこと自体が一番の問題。施設の使用停止命令も出しており、今回の点検の虚偽記載について、消防としてこれ以上、処分することは考えていない」としている。

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/823482

 

330342分に毎日新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

担当者は「点検をしておけば早期発見できた。虚偽の記録を作成したつもりはない」と説明した。

https://mainichi.jp/articles/20230329/k00/00m/040/064000c 

 

(ブログ者コメント)

毎週1回以上の漏洩確認は以下の方法による。

地下貯蔵タンク等及び移動貯蔵タンクの漏れの点検に係る運用上の指針について』(消防庁)
(p4/32)
*1 危険物の漏れを次のいずれかにより 1 週間に 1 回以上確認していること。
 漏えい検査管(区画内設置)
 在庫管理(貯蔵・取扱い数量の 1/100 以上の精度)
https://www.fdma.go.jp/laws/tutatsu/items/a3769ade419a1143adc030f2e2fd6aa517105aa8.pdf
 

 

 

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20228141252分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

北海道網走市の「A観光ホテル」の燃料供給施設から大量の重油が漏れたことが分かり、市や地元漁協などは、近くの網走湖などへの重油流出による漁業被害を防ぐため、対策協議会を設立。

全量回収に向けてホテル側と協議していく方針を示している。

網走市によると、市は3月、ホテルの給油タンクとボイラー室をつなぐ屋外の配管が落雪で破損し、推定約8000リットルの重油が漏れたことを確認した。

ホテルの運営会社は、ボーリング調査を実施したものの、全般的な汚染土砂の撤去はしていないという。

漏出地点から網走湖までは約300メートル、北見管内さけ・ます増殖事業協会の網走孵化場までは約100メートル、湖に流入する白羽川までは約60メートルの距離にある。

湖はシジミやワカサギ、シラウオの漁場で、水域はサケ・マスの親魚捕獲、稚魚放流にも利用されている。

周辺でこれまでに重油の流出は確認されていないが、市や地元漁協などは8日に協議会を設立し、水産資源に被害が出ないよう、ホテル側に全量回収を求めていく方針を確認した。

試算では、重油が湖、川に流入すると、年間65億円の被害が出る。

水谷洋一市長は、「漁業者の不安も含めて、地域の実情、現状を関係機関、ホテル側に訴えていきたい」と強調する。

協議会は近く、ホテル側と事態改善に向けた話し合いを行う予定。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20220814-OYT1T50080/

 

※ちょっと前、86150分に朝日新聞からは、重油漏れがあったという匿名の通報が3月にあったなど、下記趣旨の記事が重油流出箇所と孵化場などとの位置関係を示す写真付きでネット配信されていた。

北海道東部の景勝地・網走湖のそばにある観光ホテル(網走市)から、推定8千リットルの重油が地中に漏れ出していたことが分かった。

今のところ、河川などへの流出は確認されていないが、65メートル先にはサケやマスの孵化(ふか)場内を流れて網走湖に注ぐ川があり、重油が流れ出せば、水産や観光といった地域の主要産業に著しい被害を与える恐れがある。

ホテル側に汚染土壌の撤去を求めるため、漁業などの関係団体は8日にも協議会を立ち上げる。

このホテルは、横浜市のBホテルが運営するA観光ホテル。

網走市と大空町にまたがる網走湖の東250メートルほどに位置する。

道や網走市などによると、ホテル内で重油漏れがあったことを知らせる匿名の通報が323日、現場から35キロほど離れた北見市役所にあった。

https://www.asahi.com/articles/ASQ856SB7Q84IIPE008.html

 

※さらにちょっと前、71550分に北海道新聞からは、重油は地下7mにまで浸透していた、ボイラー室の真下の汚染土はボイラー室を取り壊さないと除去不可ゆえ観測井を掘って経過観察するなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

A観光ホテル(呼人)で給油管が破損し、約8千リットルの重油が地下に漏れたことが分かった。

近くに網走湖やさけ・ますふ化場につながる河川があり、漁業関係者から汚染を懸念する声が上がっている。

現時点で被害は確認されていないが、オホーツク総合振興局は7日付で、同ホテルと運営会社のBホテル(横浜)に、重油が公共用水に流出するおそれを排除するよう文書で求めた。

道などによると、給油タンクからボイラー室につながる屋外の給油管が落雪により破損し、重油が漏れていることが3月末に判明。

ボーリング調査の結果、地下7メートルにまで浸透していることを確認した。

ホテルは、5月中に汚染土23トンを取り除いたが、ボイラー室の真下にある土はボイラー室を取り壊す必要があり、除去には至っていない。

今泉総支配人は、「大型重機も入れず、営業を止めることもできない」と話し、早急に観測井戸を近くに掘って、河川への流入がないよう経過観察するとしている。

漏えい場所から65メートルの場所には北見管内さけ・ます増殖事業協会の網走ふ化場や網走湖につながる「白羽川」が流れる。

協会の石塚専務理事は、「白羽川や網走湖は地域の産業にとって最も重要な場所。取り返しのつかないことになる前に、汚染土は全て撤去してほしい」と求めている。

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/705790

 

 

(2022年8月27日 修正1 ;追記)

20228242150分にNHK北海道からは、現場の地下はホテル側が説明しているような水を通さない地層ではないなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

ホテルの運営会社の社長が24日、地元の対策協議会に今後の対応などを説明しました。

A観光ホテル」ではことし3月、配管の破損で推定およそ8000リットルの重油が地中に漏れ出したことが分かり、網走市や漁協などでつくる対策協議会は、湖や川に流出した場合には深刻な漁業被害が出るとして、汚染された土壌をすべて撤去するよう求めています。

24日はホテルの運営会社の社長が今後の対応などを説明するため網走市を訪れ、ホテルの近くのサケ・マスふ化場では地元の漁業者が適切な対応を求める抗議活動を行いました。

説明会はホテル内で非公開で行われ、対策協議会によりますと、社長は対応の遅れを陳謝したものの、今後の対応については重油の汚染が疑われる地点で定期的にボーリング調査を行うなどとした説明にとどまったということです。

この問題を巡っては道の依頼を受けた専門家が今月18日に視察を行った結果、現場の地下はホテル側が説明する水を通さない地層ではなく、敷地外に重油が漏れ出すことが懸念されています。

対策協議会の副会長を務める網走市の水谷洋一市長は、「認識がわれわれと大きく異なり、説明も二転三転していたので、きょうの説明や意見を踏まえて運営会社に再度、説明会を開くよう求めていく」と話しています。

https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20220824/7000049966.html

 

 

 

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20228181117分にNHK岡山から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

倉敷市水島地区にあるENEOSの製油所で、作業の手順を誤り、油を含んだガスやミストを周辺に飛散させていたことが分かりました。

会社が詳しくいきさつを調べるとともに、周辺に住む人たちからの被害について連絡を受け付けています。

ENEOSによりますと、倉敷市水島地区にある水島製油所に8月14日、市内の児島消防署から、近くの倉敷市児島宇野津で油が飛び散っていると連絡がありました。

場所は製油所から北東の地域で、車などに付着していたということです。

調べたところ13日の夜、製油所内にあるコークスを製造する装置を誤って操作し、油を含んだガスやミストおよそ800キロを、90秒間にわたって外に排出していたことが分かったということです。

ENEOSは16日、社内に対策本部を設置し、装置の操作を誤った原因などいきさつを詳しく調べています。

また近くに住む住民からの被害の問い合わせを受け付けています。

連絡先は水島製油所総務グループで、電話番号は0864582511です。

ENEOSの担当者は、「関係する皆様に多大なご迷惑とご心配をおかけして深くおわび申し上げます」と話しています。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/okayama/20220818/4020013701.html

 

8181844分にYAHOOニュース(山陽放送)からは、油の飛散範囲は風下5kmに及んだなど、下記趣旨の記事が複数枚の写真付きでネット配信されていた。

範囲は約5キロにも及んでいました。

きのう(17日)お伝えした水島工業地帯の製油所から油分が大気に放出され車や建物などに被害が及んだ問題の続報です。

【写真を見る】【続報】「空から油が降ってきた」車や建物に茶色い点々の被害 原因は製油所が誤って油分を大気へ放出 範囲は約5キロか【岡山】

製油所への取材などから油分が放出された範囲は約5キロに及ぶことが分かりました。

最初に被害の通報があったのは14日、午前9時頃。

内容は「油のようなものが降ってきた」というのものでした。

雨のあとも茶色の汚れは残ったままです。

(従業員):
「最初何が散ってるんかなと思ったんですけど、明らかにサビているような感じだったので驚きました。拭いても全然取れないし、何なんかなみたいな、原因不明ですね」

油分を飛散させていたのは水島工業地帯にあるエネオス水島製油所B工場です。

13日午後11時ごろ製油所内のコークスの製造装置において大気開放弁を誤って開放し約90秒間、大気に油分を放出させていたことが分かりました。

水島製油所の調査では、油分が飛散したエリアは製油所の北東方向で、国道276号線の沿線付近、約5キロに及ぶといいます。

油分の飛散量から、人体や農作物への影響はないとしています。

今回の事故を受け倉敷市消防局では、製油所に対し原因究明や再発防止に関する指示書を交付。

水島製油所はさらに調査を進め、原因究明や被害の対応を続けるとしています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/743dabc3b63c082fa7e898ae9f991da65df08d06

 

 

 

 

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2022141947分にNHK東海から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

愛知県豊田市にある県の農業試験場から、ボイラー用の重油およそ3500リットルが漏れ出して、近くの川に流れ込んだことがわかりました。

周辺の住民などへの健康被害は確認されておらず、試験場などが油の回収作業を進めています。

豊田市によりますと、3日午後4時ごろ、市内を流れる矢作川に油が浮いているのを通行人が見つけ、消防に通報しました。

4日になって確認したところ、豊田市稲武町にある愛知県農業総合試験場の「山間農業研究所」から、貯蔵していた重油およそ3500リットルが流出していたことがわかったということです。

研究所によりますと、ボイラー用の重油タンクのバルブが壊れていて、凍結防止のために開放していた雨水の排水経路を通って重油がそのまま近くを流れる川に流出したということです。

重油は、矢作川の下流にある矢作ダムまで流れていますが、これまでに付近の住民への健康被害などの情報は入っていないということです。

研究所などは川にオイルフェンスを設置して重油の回収作業を進め、バルブの破損の原因についても調べることにしています。

https://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20220104/3000020211.html

 

 

 

 

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20219261510分に読売新聞から、下記趣旨の記事が写真と地図付きでネット配信されていた。

かつて日本一の原油の産地として栄えた新潟市秋葉区で、夏から一部地区で原油の異常な湧出が続き、池に流れ込むなどしている。

市は緊急の対策費として、市議会9月定例会に2000万円を追加する補正予算案を提出。

区の担当者は、「回収した原油は使い道がない。正直対応に困っている」と話す。

同区朝日の山あいにある沈砂池では今月上旬、山の斜面からにじみ出た真っ黒な原油が水面いっぱいに広がり、油のにおいが一帯に立ちこめていた。

川をつたって下流に流れ込まないよう、オイルフェンスが設置されている。

同区建設課などによると、この場所で原油が出始めたのは約4年前。

かつて池にはコイなどの魚がいたが、全滅した。

区は油を回収・処分する費用として、2018年度から毎年約1600万~2000万円を予算計上してきた。

「今年は例年よりも原油の量が多い」

現場で油の回収作業をしている委託業者から連絡があったのは夏頃。

因果関係は不明だが、7月頃には信濃川にまで油が流れ込んでいるとの情報もあった。

市は今年度当初予算に約1600万円を計上したが、異常湧出を受け、2000万円を追加する補正予算案を9月市議会に提出した。

24日に開かれた市議会環境建設常任委員会では、区の担当者が池に大型ポンプを設置し、油を吸い上げるなどの対応について説明。

市議からは「全国的にも珍しい事例。国の支援策は?」、「川の水質への影響は?」と、質問や懸念の声が上がった。

同区にはかつて、日本一の産油量を誇った新津油田があった。

古くから、原油は臭い水という意味で「くそうず」と呼ばれ、書物に「草水」などと記されており、現在も区内には草水町という地名が残る。

新津油田は、明治から大正期にかけて石油王と呼ばれた中野貫一らによって開発され、最盛期の1917年(大正6年)には年間12万キロ・リットルの産油量を誇った。

区内にあった旧金津村は、大正、昭和初期には石油事業で税収が多く、「金持村」と呼ばれた。

だが大正以降、産油量は減少し、30年には最盛期の約5分の1に減った。

その後も新津油田では採掘が続いたが、採算が合わなくなり、96年(平成8年)に業者が完全に撤退。

採油の動力源「ポンピングパワー」などが現存する「新津油田金津鉱場跡」は2018年に国史跡に登録された。

一帯は「石油の里公園」として整備され、現在は観光資源として活用されている。

     ◇

地域の繁栄を支えた原油だが、近年は湧出・流出による被害がたびたび起きている。

2011年には同区鎌倉で原油が噴出、13年にも同区滝谷町の住宅地で湧出が続いた。

現在、対策として水と油を分ける「分離槽」が設置されている箇所は区内に12か所あるという。

区建設課によると、今回の異常湧出の原因は、自然湧出のほか、地殻変動、過去に採掘した業者などが油井の十分な封鎖処理をしていなかったことなどが考えられるという。

市は今後、現地調査をする予定だが、池周辺は複数の私有地にまたがり、調査範囲も広大なため、原因が明確に突き止められるかは不透明という。

市の毎年の対策費の負担も大きくなっており、国などに財政支援を受けられないか相談しているが、補助金などはなく、見通しは立っていない。

同課は「油の湧出状況を注視しながら、より効率的な対応を検討したい」としている。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20210925-OYT1T50083/ 

 

(ブログ者コメント)

2013年の滝谷町事例は本ブログでも紹介スミ。

 

 

 

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2021725824分にNHK富山から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

7月20日の朝、立山町芦峅寺の移動タンクに給油するための施設付近の住民から役場に「用水路に油のようなものが浮いている」と通報がありました。

施設を所有する「H興産」に検査を依頼したところ、きょう午前、施設の地下に埋められた配管に穴が2か所空いていることが確認されたということです。

町によりますと、地下に流出した軽油は5万6000リットルと推計され、配管の老朽化が原因の可能性があるということです。

立山町は、「軽油はガソリンと比べて引火点が高いため、直ちに火災になるようなことはない」としています。

町は現在、近くの用水路の数か所で軽油の回収作業をしていますが、付近には畑や田んぼがあって、現時点では農作物への影響は不明だとして、施設を所有する会社と今後の対応を協議しています。





https://www3.nhk.or.jp/lnews/toyama/20210725/3060007983.html

 

724153分に北日本新聞からは、タンク所有会社が販売量と残量を比べて漏洩を確認したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

13日に「常願寺川の横江頭首工付近に油膜が浮いている」と、常願寺川沿岸用水土地改良区連合から消防に通報があった。

17日から20日にかけても、千垣、天林の両地区の用水に「油が浮いている」「臭いがする」と通報があり、消防が原因を調べていた。

23日までに、H興産が軽油の販売量とタンク内の残量が合わないことを確認。

24日に軽油タンクにつながる地中の配管を掘削して調べたところ、配管が腐食して小さな穴が2カ所開いていた。

立山町消防署によると、現在は常願寺川への流出は確認されていない。

用水、地中に流出した軽油は薄まっており、発火する可能性は低いとみている。

町には現在のところ、「地下水に油が混じっている」といった連絡はないが、今後、農業などに影響がないか専門家のアドバイスを受けて調査を検討する。

同社は芦峅寺地区でガソリンスタンド(GS)を経営している。
屋外タンク貯蔵施設はタンクローリーに軽油を供給する施設で、GSから約1・5キロ離れた場所に設けている。

https://webun.jp/item/7774903

 

7241822分にチューリップテレビからは、タンクと給油設備をつなぐ埋設配管から漏れていたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

24日午前11時45分ごろ、立山町芦峅寺にある軽油の貯蔵タンクと給油設備をつなぐ地下の配管から軽油が漏れているのを消防が確認しました。

https://www.tulip-tv.co.jp/news/news_detail.html?nid=5453&dd=20210724 

 

 

 

 

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2021620日付で秋田魁新報から、下記趣旨の記事が現場写真付きでネット配信されていた。

20日午前5時46分ごろ、秋田市外旭川字潟堰下の草生津川に油が浮いているのを釣り人が見つけ、119番通報した。

一帯ではガスの臭いもしたことから、秋田臨港署が付近の県道を一時通行止めにした。
けが人はいない。

署によると、油が漏れ出したのは草生津川や周辺の用水路。

現場付近では石油・天然ガス開発を手掛ける東京のエネルギー会社が原油や天然ガスを採掘している。

同社によると、採掘した原油と天然ガスをプラントに送る地中の配管から、原油と天然ガスが漏れ出した可能性が高いという。
漏出した原油は用水路を通って草生津川に流れ込んだとみられる。
漏出の原因は調査中。

署や同社によると、原油と天然ガスの漏出は配管のバルブを閉め、配管内の圧力を下げることなどで収まった。

原油は、草生津川にオイルフェンスを設置したほか、吸着マットを使って回収作業に当たった。

署は、現場付近の県道秋田北インター線の一部区間約1キロを午前7時25分ごろから約35分間、通行止めにしたほか、安全が確認されるまで窓を閉めて外に出ないよう付近住民に呼び掛けた。

https://www.sakigake.jp/news/article/20210620AK0011/

 

6211921分にYAHOOニュース(秋田放送)からは、経産省が現場調査した、配管に開いた穴が原因らしいなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

秋田市外旭川の油田近くから20日、原油と天然ガスが漏れ出した事故で、監督する経済産業省の担当者が調査のため、現場を訪れました。

原油などを採掘している会社では、今後、周辺も調査した上で、配管を交換するなど、対策を取る方針です。

秋田市外旭川地区では、前の国際石油開発帝石=インペックス秋田鉱場が原油や天然ガスを採掘しています。

21日は、事故があった現場を、エネルギー関連の安全を管理する経済産業省の関東東北産業保安監督部の「鉱務監督官」2人が訪れ、原油と天然ガスが漏れ出す原因となった配管などを確認しました。

警察と消防などによりますと、きのう、近くの草生津川で油が確認され、ガスの臭いもしたため、警察や消防が一帯を通行止めにした上、周辺の住民に火の使用を控えるよう呼びかける事態となりました。

漏出はおよそ2時間で止まり、人への被害は確認されていません。

地中の配管の穴が漏れ出した原因とみられ、管理するインペックスでは対象となる施設の稼働をストップしていて、今後、周辺も調査した上で、配管を交換するなど対策を取る方針です。



https://news.yahoo.co.jp/articles/0a90b0d5e908547cf23d03853e82545d86324bb4 


6
2487分に秋田魁新報からは、配管の底に直径1cmの穴が開いていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

経産省関東東北産業保安監督部東北支部によると、21、22日に同支部の職員2人が現地を調査。

その結果、農道などの地下約70センチを通る鋼鉄製の配管の底に直径約1センチの穴が開いているのが見つかった。

腐食による穴とみられ、そこから漏れ出した原油と天然ガスが農道脇の用水路を通って草生津川に流れ込んだとみられる。
https://www.sakigake.jp/news/article/20210624AK0010/
 

 

 

  

 

 

 

 

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20212271818分にNHK山梨から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

27日午前8時すぎ、富士吉田市竜ヶ丘のガソリンスタンド「A石油竜ヶ丘給油所」で、タンクローリーのタンクに灯油を給油していた従業員が、接客のためにその場を離れている間に、満杯になったタンクから灯油があふれだしました。


灯油は近くの側溝に流れ込んでいて、消防が吸着シートで灯油を吸い取るなどの処理を行ったということです。


消防によりますと、流出した灯油は最大ではおよそ500リットルだということで、作業をしていた従業員がホースをタンクに十分にはめこんでいなかったため、本来なら給油が自動的に止まるストッパーが作動しなかったということです。


県によりますと、パトロールなどの結果、これまでのところ灯油が川に流れ込むなどの被害は確認されていないということです。


富士五湖消防本部では、今後、管内の事業所に対し、同様の事故が起きないよう周知を徹底するとしています。

 


https://www3.nhk.or.jp/lnews/kofu/20210227/1040012432.html

 

 

 (2021年3月18日 修正1 ;追記)

228日付の山梨日日新聞紙面に、15分ほど後に気付いたなど、下記趣旨の記事が掲載されていた。

接客のため給油場所から離れ、15分ほど後にタンクから灯油があふれていることに気付いたという。

給油設備からは約2千ℓを供給。

約2千ℓ容量のタンクローリーから流出した灯油は敷地内の約500ℓ容量の油分離槽にたまったが、容量を超えた分が敷地外の側溝に流出した。

 

 



 

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2021241810分にNHK兵庫から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

兵庫県西部の相生港で、タグボートに給油していた重油があふれ、およそ200ミリリットルが海に流出し、乗組員らが家庭で使う台所用洗剤をまいたとして検挙されました。


海上保安部は「海に油が浮いている場合は、118番に通報を」と呼びかけています。

姫路海上保安部によりますと、3日、相生港の岸壁で、広島市の会社が所有するタグボートに、姫路市の会社が所有する船が燃料の重油を給油していたところ、タンクから油があふれたということです。


甲板におよそ10リットルの油が広がり、このうちのおよそ200ミリリットルが海に流れ出たということで、乗組員らが台所用洗剤をまいたということです。


岸壁でこの様子を見ていた人から通報を受けた海上保安部が調べたところ、タンクの容量を確かめず給油したうえ、法律で禁止されている台所用洗剤を海にまいていたなどとして、双方の乗組員2人を海洋汚染防止法違反の疑いで検挙しました。


海上保安部によりますと、法律では、毒性が低く環境を汚染しない適合処理剤以外のものを海にまくことは禁止されていて、「海上の事故や海に油が浮いているなど不審な状況を見かけた際は118番に通報して下さい」と呼びかけています。

 

https://www3.nhk.or.jp/lnews/kobe/20210204/2020011941.html

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

ちょっと漏れただけなので、油膜が拡がる前に、手元にある台所用洗剤で処理しておこう・・・そう考えてのことだったのかもしれない。

 

中途半端な知識しかないブログ者も、その場にいたら、同じ界面活性剤だからと、台所用洗剤を使っていたかもしれない。

 

なぜ、同じ界面活性剤なのに、台所用洗剤を使ってはいけないのかと思い、調べてみると、、油処理剤に関するパンフレットの中に、以下のように書かれていた。

 

『油処理剤の正しい知識』

(公益財団法人 海と渚環境美化・油濁対策機構)

・・・・・」

 

油処理剤とは何か

 界面活性剤を主な成分とする物質です。

・・・

 

油処理剤の散布方法

 必ず原液のまま散布機を使って霧状に散布します。

 ・・・

 

注意しなければならないこと

・・・

 

国から承認を受けていない油処理剤は海上で使ってはいけません。

 ・・・

 

川や沼、湖、ダムなどの淡水・真水では使うことができません。

 ・・・

 

家庭用洗剤は絶対に使わないでください。

 家庭用洗剤では油を分散できません。

また、環境に悪影響を与えかねません。

 家庭用洗剤を海で使用することは法律で固く禁じられています。

 

波にもまれてタール状になった油、にじ色にキラキラ光る薄い油には効果がありません。

 ・・・

 

灯油、ガソリン、軽油に対しては使えません。

 ・・・

 

油処理剤と油吸着マットは一緒に使えません。

 ・・・

 

・・・・・

 

http://www.umitonagisa.or.jp/pdf/manual/aburashorizai.pdf 

 

 

一方、以下のような情報もあった。

 

『処理剤について』

(平成251227日 東神油槽船㈱)

 

・・・・・

 

2.油処理剤の成分

 

油処理剤には、主に界面活性剤と言われるものと、溶剤の2種類が含まれています。

 

界面活性剤というのは、油を水と混じりやすくする薬剤だと思っていただければ間違いはないと思います。

 

溶剤は、界面活性剤を油に浸透しやすくしたりする役目をしています。

 

実は食器を洗う洗剤にも、界面活性剤というものが使われています。

 

水面に浮かべられた油が、一瞬にして小さくなるCMを見たこともあると思いますが、基本的な部分は油処理剤と同じです。

 

しかしながら、油処理剤と食器用洗剤では毒性が違います。

 

油処理剤のほうが、はるかに毒性が低く抑えられています。

 

・・・・・

http://toshin-marine.com/study/toshinstudy55.pdf

 

 

 

 

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202011181520分にNHK青森から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

今月初め、六ヶ所村にある風力発電所で、発電に使う風車から油が漏れ出して、周囲の畑や住宅などに飛び散っていたことがわかり、発電所の運営会社などは、飛び散った油を洗い流すとともに、周辺の土などに影響がなかったか調べることにしています。

六ヶ所村で風力発電所を運営する会社などによりますと、今月4日、村内のM風力発電所で、発電に使う風車5基のうち、1基から、最大でおよそ160リットルの油が漏れ出しました。


漏れ出した油は、風車を回すために使われている潤滑油で、前日に、メーカーの作業員が誤って油を排出するバルブを開けたまま、風車の補修作業をしたことが原因と見られるということです。


油は発電所の周囲にある畑や住宅などに飛び散り、風車からおよそ600メートル離れた場所でも確認されたということです。


運営会社とメーカーは、住宅などに飛び散った油を洗い流すとともに、周辺の土に影響が出ていないか詳しく調べています。


発電所を運営するM風力発電は、「地元の方々にご心配をかけ、申し訳なく思います。影響が広がらないよう、しっかり対処していきます」と話しています。


また、風車を製造した日立製作所は「関係者にご迷惑をかけ、大変申し訳なく思います。真摯に対応していきます」とコメントしています。

 

 

 

https://www3.nhk.or.jp/lnews/aomori/20201118/6080010536.html

 

 

 

 

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202010241030分にYAHOOニュース(中国新聞)から下記趣旨の記事が、排水トンネル出口で汲み取っている写真付きでネット配信されていた。

 

山口県周南市最大の都市公園である周南緑地の地下に旧日本軍が建設した原油備蓄の巨大なタンク跡から、今も油が流出している。

 

地中の残存量やしみ出す経路は不明。

付近の衣川に流れ込み、漁業関係者を悩ませている。

 

大がかりな土壌改良には巨額の費用がかかり、市は日々の回収で対応するしかないのが現実だ。

 

 

■ひしゃく使い水面の油回収

 

高層マンション群に面した衣川につながる排水トンネル。

市から委託を受けたシルバー人材センターの男性2人が、ひしゃくを使って水面に浮いた油を回収した。

 

トンネル内は油の臭いが充満。

男性の一人は10リットルほどを専用のドラム缶に移し、「今日は少ないね。大雨の後は回収が追いつかないこともある」と話した。  

 

市によると、油の流出量は冬場に少なく、気温が高い夏場の降雨後に増える傾向だという。

 

衣川には複数のオイルフェンスを設置しているが、大雨で増水すると、下流の櫛ケ浜港にも油膜が広がることもある。  

 

山口県漁協周南統括支店の藤村統括支店長は、「魚が油臭いなどの風評が一番怖い。温暖化に伴う夏場の豪雨などで油が流出しやすくなっているのではないか」と受け止める。

 

今年は櫛ケ浜港で少なくとも5回、油膜を確認した。

その度に、市職員たちと油の処理に追われるという。

 

 

■備蓄のために12基設置

 

戦時中、旧海軍は1942年末までに現在の周南緑地に原油を備蓄するための巨大な地下タンクを12基建設した。

 

徳山大が1989年に発行した「徳山海軍燃料廠(しょう)史」によると、タンクは直径88メートル、深さ11メートルの円形。

5万トンの原油や重油を貯蔵できた。

それぞれが地下道でつながり、油送管で沿岸部の燃料廠にも直結していた。  

 

戦後は国有地として管理され、48年には地上で耕作中の一人が死亡する爆発事故も起きた。

 

燃料廠跡地に進出した出光興産を中心に石油化学コンビナートが形成されると、国は公害対策で68年度から都市公園を整備。

同時に地下タンクを埋め戻した。

 

ただ、市公園花とみどり課の河村課長は、「油を完全には除去できず、地下道などに一部が残ったままになっているのだろう」とみる。

 

 

■大規模工事「財政面で難しい」

 

国は59年から市に周南緑地を無償で貸し付けている。

現在は陸上競技場や野球場などがあり、市民スポーツの拠点になっている。

 

山口財務事務所管財課の原課長は、「国有地だが、公園管理者である市が適切に維持管理するものだと考えている」と説明する。  

 

戦後75年の今も戦時中の「負の遺産」が地域に影響を及ぼしている。

 

周南市の佐田副市長は、「問題解決のために地下を掘り起こす大規模な工事は財政面から現実的ではない」と厳しい表情。

「漁業者や周辺住民に迷惑が掛からないよう、日々の回収作業はこれまで以上に気を配りたい」と述べる。

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/838c8fbdf1ea66c0a28e50e6323c9326d6c942e8

 

 

(2021年5月26日 修正1 ;追記)

20215242013分に読売新聞からは、水路上で汲み上げている写真や流出経路図付きで、同趣旨の記事がネット配信されていた。

徳山海軍燃料廠の原油備蓄施設があった山口県周南市の周南緑地で地下から油が流出し続け、市が対応に追われている。

タンクに貯蔵されていた油は戦後に回収されたが、一部がまだ残っているのが原因とみられる。

現時点で抜本的な解決策はなく、人海戦術で地道に回収する作業を余儀なくされている。

19日午前、周南緑地東側近くを走る道路沿いの水路(通称・衣川)に、市の委託を受けたシルバー人材センターの作業員がひしゃくで水面に浮いた油膜をすくったり、中和剤を散布したりする姿があった。

幅約2メートルの水路にはオイルフェンスが設けられており、作業員がほぼ毎日確認に訪れ、油が浮いていれば回収作業にあたる。

油は緑地の下から水路につながる地下排水溝から流れてきており、排水溝に近づくと油の臭いが鼻をつく。

市によると、回収できる量は年2立方メートル程度。
気温が高い時期や雨の後に量が多くなるといい、作業員は「今年は梅雨入りが早かったので、これから油が多くなるだろう」と気をもんだ。

       

燃料廠跡地は戦後、民間に払い下げられ、出光興産などの企業が進出し、現在のコンビナートへと発展した。

貯油タンクも使われなくなり、国の公害防止事業団が1968年から緩衝地帯として周南緑地の造成に着手し、埋め戻された。

市によると、油流出が始まった時期ははっきりしないものの、周南緑地ができた頃にはすでに見られていた。

現時点では異臭が漂ったり、魚が死んだりといった周辺環境への影響は報告されていないが、大雨後は約1・4キロ離れた櫛ヶ浜港に流れ出ることもある。

       

市はこれまでも調査を行ってきたが、どの部分から油が地下排水溝に漏れ出しているのか、原因は特定できておらず、具体的な解決策は見つかっていない。

地下排水溝をふさごうにも、行き場を失った油が別の場所から流れ出るリスクがあり、実効性は乏しいという。

周南緑地のほとんどは国有地で、国が市に無償で貸している。

財務省山口財務事務所は、「市が引き続き適切に維持管理すると承知している」として、油流出の対応は市に委ねる姿勢を示す。

市公園花とみどり課の河村課長は、「今のところ、根本的な対策はない。市民生活に影響が出ないよう、回収を続けるしかない」と話している。

【徳山海軍燃料廠】

旧日本海軍の燃料製造工場。
徳山市史などによると、貯油タンクは、旧日本海軍が1936年から現在の周南緑地にあった軍用地の地下に建設。
鉄筋コンクリート製のタンク(直径88メートル、深さ11メートル、貯蔵量5万トン)が12基造られた。
互いを結ぶ配管があり、約1キロ離れた沿岸の工場とも油送管でつながっていた。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20210523-OYT1T50152/  

 

 

  

 

 

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2020921170分にYAHOOニュース(北海道文化放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

建設会社の給油施設でタンクローリーへ給油中、軽油約2000リットルが漏れ出し、付近の川にも流れ出る事故がありました。

北海道などは、川の拡散を防ぐ作業を進めています。  

 

警察や消防によりますと、920日午前830分ごろ、北海道士別市の建設会社の関係者から「給油をしている時に油が漏れた」と119番通報がありました。  

 

消防などが現場に駆け付けた際、軽油約2000リットルが漏れ出していることを確認、マットで油を吸い取るなど拡散を防ぐ措置を取りましたが、現場から50メートル程離れた剣淵川にも流れ出たということです。  

 

当時、建設会社の系列会社に所属する男性が、会社敷地内に設置された給油施設でタンクローリーに軽油を積み込む作業をしていたとみられています。  

 

この作業では本来使用の対象に当てはまらない機器を使って積み込みをしていたとみられていて、警察の調べに男性は「給油を始めて離れていたら漏れていた」などと話しているということです。  

 

警察は、当時の状況や、消防法違反にあたる可能性もあるとみて調べを進めています。  

 

北海道などは川へ漏れ出した油の拡散を防ぐ作業を進めています。

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/a2174a84c7a97bdf5038250fa60126721124447f

 

 

 

 

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2020421950分に神奈川新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

1日午後5時ごろ、横浜市中区の本牧ふ頭BC突堤で、トラックの燃料タンクから軽油が海上に流出した。

 

長さ70メートルほどに一時広がり、事業者が吸着剤などで回収作業に当たった。

横浜海上保安部によると、トラックがコンテナターミナル内を走行中、路上にあった鉄板を踏んで跳ね上がり、燃料タンクに当たって穴が開いた。

 

流出量は推定で約200リットルで、同保安部が詳しい原因を調べている。

 

https://www.kanaloco.jp/article/entry-318170.html

 

 

 

 

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2019923134分にNHK北九州から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

22日、台風17号の接近に伴い造船所に避難していた北九州市の市営渡船で燃料タンクから軽油が漏れ出す事故があり、北九州市や海上保安部が詳しい状況を調べています。


この渡船では、平成29年にも2度、燃料が漏れ出す事故が起きています。

北九州市や若松海上保安部によりますと、22日午前10時すぎ、若松区の造船所に停泊していた小倉と藍島や馬島を結ぶ航路で運航されている市営渡船「こくら丸」から、燃料の軽油が海に漏れ出しました。

この渡船は、台風17号の接近に伴い造船所に避難していて、事故当時、船の前の方にある予備の燃料タンクから後の方の主要タンクに軽油を移す作業が行われていましたが、船員が持ち場を一時離れた間に海に漏れ出したということです。

海上保安部に対し、この船員は「軽油をおよそ50リットル流出させてしまった」と話しているということで、最大で、幅およそ20メートル、長さ500メートルほどの範囲で海上に広がったということです。

市や海上保安部は、吸着マットを使った回収やオイルフェンスで拡散を防ぐなどの作業を進めているほか、船員から話を聞くなどして当時の詳しい状況を調べています。

「こくら丸」では平成29年の3月と9月にも燃料が漏れ出す事故が起きていて、市は、当時の船員らを懲戒処分にしています。

 

https://www3.nhk.or.jp/lnews/kitakyushu/20190923/5020004061.html

 

 

924186分にNHK北九州からは、下記趣旨の続報記事がネット配信されていた。

 

22日、北九州市の市営の渡船で船員が燃料の軽油をタンクに入れる作業をしていたところ一部が海に漏れ出しました。


北九州市によりますと船員は2年前に同様の事故を受け定めた作業マニュアルの手順を守っていなかったということです。

軽油の流出があったのは小倉と藍島や馬島を結ぶ北九州市の市営の渡船「こくら丸」です。

海上保安部や北九州市によりますと「こくら丸」は22日午前10時すぎ、台風17号の接近に伴い若松区の造船所に避難して停泊していたところ、燃料の軽油の一部が海に漏れ出し、最大で長さおよそ500メートル、幅およそ20メートルの範囲で海上に広がったということです。

「こくら丸」では当時、船員が予備の燃料タンクから主要タンクに軽油を移す作業を行っていましたが事故の時は持ち場を一時離れていたということです。

さらに、北九州市によりますとこの船員は2年前に「こくら丸」で起きた油の流出事故を受けて定めた作業マニュアルの手順を守っていなかったということです。

海上保安部は、船員の人為的なミスが油の流出につながったとみて当時の詳しい状況を調べています。

北九州市は「同じような事故で市民のみなさまにご迷惑をおかけし申し訳ありません。信頼回復と再発防止に努めます」とコメントしています。

 

https://www3.nhk.or.jp/lnews/kitakyushu/20190924/5020004068.html

 

 

 

(2020年9月3日 修正1 ;追記)

 

2020921740分にNHK北九州からは、海には1ℓ流出していた、損害額は100万円だった、機関士は3年前にも同様の事故を起こしていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

北九州市は去年9月、市営渡船「こくら丸」で燃料の軽油が海に流出した事故で、油の回収や船を洗浄する費用として100万円余りの損害を市に与えたなどとして、職員3人を減給や戒告の懲戒処分にしたと発表しました。

北九州市によりますと、去年9月、小倉と藍島や馬島を結ぶ市営渡船「こくら丸」から燃料の軽油1リットル余りが海に流出した事故では、油の回収や船を洗浄する費用として100万円余りがかかりました。

この軽油の流出事故は、「こくら丸」の62歳の機関士が、一時的に持ち場を離れたときに起きており、この機関士は3年前にも同様の事故を起こしていました。

市は、市に損害を与えたなどとして、2日付けで、62歳の機関士を減給10分の1、7か月の懲戒処分にしたほか、船の運航管理者の53歳の主査と、当時、渡船事業所の所長だった61歳の課長級職員を戒告の懲戒処分にしました。

渡船事業所を所管する北九州市産業経済局総務政策部は、「設備も改修したので、2度とこのようなことが起こらないよう再発防止に努めます」とコメントしています。

 

https://www3.nhk.or.jp/lnews/kitakyushu/20200902/5020006899.html 

 

 

93日付で毎日新聞北九州版からは、機関士は罰金命令を受けていたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

市によると、男性主任は2019年9月22日、船の燃料油を移す作業でマニュアルに沿った対応を怠り、軽油約1リットルを海に流出させた。

 

7月、小倉簡裁から海洋汚染防止法違反の罪で罰金40万円の略式命令を受けた。

 

男性主任は17年にも同様の事故を起こし、減給処分となっていた。

 

https://mainichi.jp/articles/20200903/ddl/k40/040/341000c 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

以下は、NHK映像の3コマ。

 





 

 

 

 

 

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9202211分に北海道新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

帯広開建は20日、十勝管内本別町勇足のH糖業本別製糖所から重油が流出し、同製糖所近くの支流を通じて1級河川の利別川に流れ込んだと発表した。

流出した重油は48キロリットルとみられる。

開建は利別川の汚染度を調べている。

 

同製糖所によると、流出した重油は容量15キロリットルの屋内タンクからあふれた。

20日朝、巡回中の従業員がタンクに重油を送るポンプ制御装置の警報が鳴っているのに気付いた。

何らかの原因で夜間は停止するポンプが稼働し、タンクから重油があふれ出したという。

 

装置の記録から、あふれ始めたのは19日午後9時半ごろとみられ、同社はポンプ能力から48キロリットルがあふれたとみている。

 

重油の一部は雨水の排水路などから支流を通じて利別川に流れ込み、同社は、排水路の重油を回収し、支流などのオイルフェンスを設置した。

川への流出量は不明で、帯広開建が下流5地点で水質調査を行っている。

 

同製糖所は、昨年8月にも塩酸約30立方メートルを利別川に流出させる事故を起こしており「近隣にご迷惑をかけ申し訳ない。原因を早急に究明し、再発防止に努めたい」としている。

 

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/346937 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

昨年の塩酸流出事故は、本ブログでも紹介スミ。

 

 

 

 

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20198301811分にNHK徳島から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

記録的な大雨で浸水した佐賀県の工場から大量の油が流出した問題を受け、徳島県は、県内の消防本部と危険物を取り扱う施設に対して、浸水対策などを徹底するよう通知した。

九州北部の記録的な大雨で広い範囲に浸水の被害が出た佐賀県大町町では、鉄工所の工場から大量の油が流出し、周辺の住宅に大きな影響が出ているほか、排水作業にも支障が生じている。

これを受けて徳島県は、県内13の消防本部と消防本部のない上勝町、勝浦町、佐那河内村で危険物を取り扱う15の事業所に対して、浸水時などの対策を徹底するよう、30日付けで通知した。

通知では、「浸水想定区域」などにある施設では、日頃からハザードマップで浸水の高さなどを確認したうえで、浸水の危険性が高まったときには土のうや止水板を使って施設内への浸水を防いだり、配管の弁やマンホールを閉めたりして危険物の流出を防ぐよう求めている。

また、従業員の避難の時間を確保するため、十分な時間的余裕を持って作業にあたることなどを求めている。

県内には、危険物を取り扱う施設が、昨年度末の時点で2820施設あるという。

徳島県消防保安課では、「吉野川など大きな川を抱える徳島では、浸水被害はひと事ではないため、これを機に自らの施設の対策を改めて見直してほしい」と話している。

 

https://www3.nhk.or.jp/lnews/tokushima/20190830/8020005541.html

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

報道されないだけで、他の自治体や企業などでも、同様の対応に着手しているところがあるものと思われる。

 

 

 

 

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20198301227分に日テレNEWS24から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

昨夜10時ごろ、佐賀県伊万里市二里町のI鉄工所から「浸水して油が流出しそうだ」と県に連絡があった。

 

県によると、近くの伊万里川に潤滑油などおよそ200ℓが流れ出たのが確認された。

 

この鉄工所は、満潮と高潮が重なり、川からあふれた水が鉄工所内に入り、排水する際に油が混ざったとみている。

 

県や消防が油の除去作業を行っている。

 

http://www.news24.jp/nnn/news16261778.html 

 

 

8301148分に佐賀新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

29日午後11時20分、佐賀県伊万里市二里町のI鉄工所から県伊万里土木事務所に「高潮で敷地内が浸水し、隣の伊万里川に油が流出した」と連絡があった。

 

鉄工所によると、満潮時に川の水が敷地内に流れ込み、高さ15cmほど、約20分間浸水した。

 

作業用の油約200ℓが川の方に流出したという。

 

現在、油の除去作業が行われている。

 

https://www.saga-s.co.jp/articles/-/420325

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

同じ佐賀県の大町町で前日28日、工場が内水氾濫で浸水し、製品焼き入れ油5万ℓが流出する事故があった。

 

また昨年、岡山県総社市で工場内に入り込んだ水で溶解炉が水蒸気爆発した事故もあった。

 

両事例ともに本ブログで紹介スミ。

 

すでに一部で動きが出ているが、低地にある事業所では、流出危険のある油などの数量を把握した上で、最悪の場合を想定した浸水対策についても検討しておくべきだろう。

 

 

 

 

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20198281824分に朝日新聞から、下記趣旨の記事が流出状況の航空写真付きでネット配信されていた。

 

28日に大雨に見舞われた佐賀県大町町(おおまちちょう)では、S鉄工所の工場から大量の油が周辺に流出した。

 

石油類が入った油槽が水没し、油が工場の外に漏れ、浸水した周辺の農地や住宅地、病院にも水とともに流れ込んだ。

 

現場は県西部から有明海に流れる1級河川・六角川のすぐそば。

県によると、この工場には最大1万ℓが入る油槽が複数置かれているが、すべて浸水した。

 

工場から下流に約1kmにある順天堂病院と併設の老人保健施設にも油混じりの水が入り込み、上水道が止まっている。

 

28日の午後も水が引かずに孤立状態が続き、入院患者110人、老健施設の入所者70人、出勤できた医師や看護師ら21人が建物内で避難している。

 

近くの住民の女性によると、油が浮いた水が自宅の玄関まで入ってきているといい、「黒い油が広がり、においがきつい。水が引いた後は油の処理が大変だ」と話した。

 

県によると、油の流出を防ぐために、工場の周囲などにオイルフェンスが張られている。

 

病院近くには毎秒7トンの排水能力のある農業用ポンプがあるが、油を川に流し入れることになるため、稼働していないという。

 

https://www.asahi.com/articles/ASM8X470YM8XTTHB010.html

 

 

829142分にNHK佐賀からは、冷却油5万ℓが流出したらしいという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

県は、流出した油の量について確認を進めた結果、流出した油の量はおよそ5万ℓにのぼるとみられると発表した。

県や鉄工所によると、この工場ではおもに自動車用のボルトを製造していて、今回、流れ出たのは、高温で焼いた鉄製のボルトを冷却するために使われる「ダフニークエンチ」という工業用の油だという。

工場内には、およそ1万2000ℓ入る油のタンクあわせて8つが並んでいたが、蓋がなかったため、大雨で流れ込んだ水と一緒に外部に流出したとみられている。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/saga/20190829/5080003866.html 

 

 

8291824分にNHK佐賀からは、有明海に流れ込んだ恐れありという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

佐賀県によると、29日昼すぎ、国交省九州地方整備局のヘリコプターが六角川流域を上空から確認したところ、六角川の河口と河口に近い有明海に油膜が浮いていたという。

国交省が29日午後3時ごろから、六角川の2か所にオイルフェンスを設置したほか、国交省と県が有明海に船を出して油を攪拌させ、環境への影響を最小限に抑えるための対策にあたったという。

県は、油膜は大町町にある工場から流出した油の可能性もあるとしている。

 

https://www3.nhk.or.jp/lnews/saga/20190829/5080003889.html

 

 

8291936分に毎日新聞からは、工場の建屋内に鉄砲水が入り、土のうを積んだが膝上まで浸水したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

担当者によると、28日午前4時ごろ、建屋内に鉄砲水が入り込み、土のうなどを積んだが、工場内はひざ上まで浸水した。

 

その際、24時間稼働する地下油槽に蓋がないため、中の油が外に流れ出たという。

 

工場では、1990年7月に佐賀県内で各地が冠水した大雨災害でも、油が流出した。

工場外に流出を防ぐなどの対策はあったが、再発を防げなかった。

 

近くに住む男性公務員(61)は、「90年も、大雨で工場から油が流れ出た。また鉄工所かと思った」と、ため息をついた。

 

https://mainichi.jp/articles/20190829/k00/00m/040/307000c 

 

 

830755分に佐賀新聞からは、流出したのは焼き入れに使う油だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

状況を取りまとめているS鉄工所本部(神奈川県藤沢市)によると、流出したのは、ボルトを製造する工程の「焼き入れ」の際に使う不燃性の油だった。

 

工場では,主に自動車向けのボルトを製造しており、その焼き入れの際に使用する油槽に水が流入し、油があふれ出たとみている。

 

油が流出したことについては,「住民の皆さんに迷惑をかけて申し訳ない。約30年前にも同様の事故があり,対策を講じてきたが、想定をはるかに超える雨だったと思っている」と話す。

 

https://www.saga-s.co.jp/articles/-/420148

 

 

8301642分にNHK佐賀からは、事前に建物入口に土嚢を積むなどの対策はとっていなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

30日、S鉄工所の幹部が取材に応じ、油が流出した経緯などについて説明した。

それによると、当時、工場には夜勤の従業員7人がいて、事前に排水ポンプを用意していたが、あらかじめ入り口に土のうを積むなど、水が建物に入らないようにする対応はとっていなかったという。

その結果、水かさが急激に増えて油が入ったタンクに水が流れ込み、流出を防ぐことができなかったとしている。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/saga/20190830/5080003916.html 

 

 

8302217分に朝日新聞からは、油槽の設置状況について、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

油槽は床に埋め込まれたような形で8つあり、ボルトがベルトコンベヤーで運び入れられ、硬さや粘りを出すために冷やされた後に出ていく。

 

蓋は閉められない仕組みだ。

 

・・・・・

 

https://www.asahi.com/articles/ASM8Z5HPDM8ZTIPE03C.html

 

 

8282228分に佐賀新聞からは、大雨は線状降水帯によってもたらされたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

九州北部は、前線の影響で積乱雲が同じ場所で連続発生して大雨を降らせる線状降水帯が形成された。

 

局地的に1時間に100ミリを超える猛烈な雨が降り、河川の氾濫、浸水害につながった。

 

専門家は、特に低い平地が広がる佐賀県で、大雨と満潮の時期が重なって水はけが悪くなり、冠水地域が続出するなど被害が拡大した可能性を指摘する。

 

https://www.saga-s.co.jp/articles/-/419649

 

 

   (12に続く)

 

 

 

 

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魚田慎二
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男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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