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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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20243271952分にYAHOOニュース(鹿児島読売テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

27日夕方、伊佐市のメガソーラーで火事がありました。

消防が駆けつけ火事の状況を確認している際に爆発が発生し、消防隊員4人がケガをし、このうち1人が重傷です。

消防によりますと、火事があったのは、伊佐市大口大田のメガソーラー、Hソーラーシステム高柳発電所です。  

27日午後6時過ぎ、近くの住民から消防に「白煙が出ている」と通報がありました。

消防が駆け付け、Hソーラーシステムの職員とともに火事の状況を確認するため発電所の扉を開けた所、爆発があったということです。

消防隊員4人がケガをし、このうち1人が顔などに重傷を負っているということです。

警察によりますと、施設内の倉庫1棟が現在も燃えているということです。

また、この火事の影響で、周辺の国道268号の一部で通行が規制されています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/c6a2b90859557743de8a1ad8fb5df7010bae9260

 

328417分にTBS NEWS(南日本放送)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。(本文は転載省略)

https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1079231?display=1 

 

327226分にFNN PRIME(鹿児島テレビ)からは、現場は発電した電気を溜める蓄電設備だった、煙が出ていた施設の扉を開けたところ一気に火が燃え上がったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

27日午後6時すぎ、伊佐市大口大田の太陽光発電施設のHソーラーシステムから白煙が出ていると近所の人から消防に通報がありました。

現場は発電した電気をためる蓄電設備で、警察によりますと駆けつけた消防隊員が煙が出ていた施設の扉を開けたところ一気に火が燃え上り、隊員4人がやけどを負うなどしたということですが、全員、意識はあるということです。

https://www.fnn.jp/articles/-/677349

 

3281755分にYAHOOニュース(テレビ朝日)からは、二次災害防止のため、水を使った消火作業はできなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

現場は周囲を田んぼに囲まれたメガソーラー発電所の建物。
蓄電池などが設置されていました。

近所の人が口をそろえるのが「大きな爆発音を聞いた」ということ。

近所の人 :
「家の中にいたらドカンと爆発音がした」
「経験したことのない地震というか、地響きみたいな」
 

現場で何が起きていたのでしょうか。

通行人からの通報(27日午後6時すぎ) :
「煙が出ている」
 

通報があったのは午後6時すぎ。

4人の消防隊員が現場に駆け付け、建物の外で1人が待機。
残る3人が入り口付近で煙を逃がす作業をしていた時に、激しい爆発が起きたといいます。
 

この爆発で隊員3人が軽傷、1人が中等症のやけどをしました。

元小田原市消防本部 永山さん :
「何らかの状態で中で発火して、少しくすぶっていた状態が続いていたのじゃないかと思う。
新鮮な空気が入ってしまうと燃えやすい状態になってしまうと。
バックドラフトと呼ばれる現象に近い状態が起きた可能性も」
 

ただ、この火災では水を使った消火活動ができませんでした。

消防は「蓄電池に水が掛かると危険なため、自然鎮火を待つことにした」といいます。

なぜ、危険なのでしょうか。

永山さん :
「どうしても、水は電気を伝えやすいものなので、(水を)掛けることによって別の所がショートを起こして爆発的な燃焼を起こしたり、危険な状態になってしまうことになる。
もう一つ言えるのが、感電の危険があるので、水が隊員の方に流れてきて感電事故を起こしてしまう。
二次災害の原因にもなる」

 

■“水が使えない”火災 どうすれば?
 

気になるのは、都市部の電気設備で火災が発生した場合です。

永山さん :
「(都市部でも)基本的には不用意に放水をできないのは共通。
例えばガス系の炭酸ガス、あるいは粉末系の消火薬剤。
水を使わないような消火設備もあるので、そういったものを使う方法はある」
 

警察と消防は、発電所内の電源を落とすなどの安全を確保したうえで、当時の詳しい状況を調べることにしています。





https://news.yahoo.co.jp/articles/446a179bf6f7be501113f744e1bd981848946d0e

 

421343分に産経新聞からは、倉庫内にはリチウムイオン蓄電池が5基あった、メガソーラー蓄電池の火災は国内初か?など、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

・・・

鎮火は、通報から20時間以上が経過した28日午後2時35分。

倉庫内にはリチウムイオン電池を使った蓄電装置が5基あったといい、消防担当者は「放水すると感電や爆発の恐れがあり、できなかった。延焼に備え現場周辺に人員を配置したのみで、自然鎮火を待つしかなかった」と、長期化の理由を説明する。

総務省消防庁の調査などによると、太陽光発電システムの一般家庭への普及を背景に、民家などでの火災事例の増加が懸念されている。

一般的な送電線火災は電源回路の遮断といった措置で対応できるものの、ソーラーパネルは日射があれば発電が継続するため、鎮火後も再発火や感電のリスクが残る。

また、パネルの樹脂素材部分などが燃えることで有毒ガスが発生する恐れもある。

令和元年9月に千葉県市原市の水上メガソーラーで発生した火災や、2年12月に山梨県北杜市のメガソーラー近くで起きた山林火災でも、消火活動が難航した。

ただ、今回の伊佐市の火災では、倉庫に近接した位置にソーラーパネルが設置されていたものの、被害はなかった。

一方、伊佐湧水消防組合によると、メガソーラーの蓄電設備の火災は非常に珍しく、国内初の事例との情報もあるという。

このため、「特異事案」として、消防庁の研究機関である「消防研究センター」に協力を打診。

地元警察などとともに、4月8日以降、原因究明に向けた合同調査を始める予定だ。

https://www.sankei.com/article/20240402-76VBZZNQ5RHC7NVE23LYW3SEMQ/

  

(2024年4月14日 修正1 ;追記)

20244121659分にNHK鹿児島からは、何かが発火した後、高温にさらされた蓄電池内の液体温度が上昇して可燃性ガスが発生し、それが燃えて更に・・・を繰り返した可能性も考えられるなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

・・・

消防と警察によりますと、出火や爆発の原因については現在も調査中だとしていて、引き続き、詳しく調べることにしています。

爆発が起きた原因について、太陽光発電の蓄電設備に詳しい鹿児島大学の野見山輝明准教授は、

「何らか原因で発火し蓄電池が高温の状態に長時間さらされると、電池の中に入っている可燃性の液体の温度が上昇しガスが発生する。
さらにひどくなるとガス漏れが起き、周りに炎があると発火や爆発を繰り返す。
蓄電設備には蓄電池が多数あるので、1台が爆発して別の爆発を誘発する状態になったと考えられる。
大規模な蓄電設備での火災は国内では聞いたことがなく、おそらく初めてではないか」

と話しています。

また、消火に向けた放水を行えなかったことについては、

「太陽光発電はほかの電力システムと異なり、電源を切ることが難しく、光がある限り発電し続ける。
高電圧の部分に水がかかると、漏電によって感電の可能性があったり、蓄電池に水がかかるとショートして、さらに火災がひどくなったりする可能性もあり、正しい判断だと思う」

と話しています。

そのうえで、再生可能エネルギーの普及のため国が蓄電池の導入促進を図っていることを踏まえ、

「蓄電池に電気を蓄えておけば電力会社に売りたい時に売れるので、太陽光発電施設の横に蓄電設備を置くのは、今後増えると思う。
同様の火災が今後、起こることも懸念され、対策が求められる」と指摘しています。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/kagoshima/20240412/5050026554.html

 

 

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20242141141分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

川崎市宮前区の宮前消防署で9日、パソコンなど計13台の機器がつながれた電源タップが焦げる火災があった。

川崎市では、昨年16月に電気火災を含めた出火が過去10年で最多になり、市民に注意を促していた。

担当者は「消防署で火災を起こし申し訳ない」と謝罪、改めて市民に防火を呼びかけている。

市消防局によると、9日午前1115分ごろ、焦げ臭い匂いに職員が気が付き、発見した。

壁のコンセントに接続された電源タップの七つある差し込み口の一つが焦げていた。

電源タップにはパソコンやインターネット接続用のルーター、シュレッダーなどが接続され、たこ足配線の状態だった。

最大容量1500ワットに対し、使用機器の合計消費電力は1230ワットだった。

川崎市では、202316月に発生した火災件数は204件で、うち3分の169件が電気火災だった。

https://mainichi.jp/articles/20240214/k00/00m/040/045000c

 

以下は29日付で川崎市のHPに掲載されていた情報。

3 焼損物等

3階予防課事務所で使用していた7つのコンセントを備えた電源タップ及び3つのコンセ ントを備えた電源タップが若干焼損。

https://www.city.kawasaki.jp/templates/press/cmsfiles/contents/0000158/158626/a.pdf

 

(ブログ者コメント)

本件とは直接関係のないことだが、最近、トラッキング火災に関する注意喚起報道が多かったこともあり、ブログ者はン10年使い続けてきたタップ&コンセント類を全てトラッキング対応しているものに買い替えた。
うち、パソコンやテレビ用には雷サージ対応のものに。

 

 

 

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202312202211分にYAHOOニュース(神奈川新聞)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

横浜市は20日、市立釜利谷南小学校(金沢区)に設置した太陽光発電の蓄電池から発火する事故があったと発表した。

児童にけがはなかった。  

市によると、同日午後0時30分ごろ、校舎1階の変電室に設置していた蓄電池が発火していることに職員が気づき119番通報した。

蓄電池が焼けたが、延焼はなかった。

消防や警察が詳しい原因を調べている。 


https://news.yahoo.co.jp/articles/a877a3f4b29d7b612370d556271e39ae6fedbc23

 

12212126分に毎日新聞からは、11月から当該小学校で発電された余剰電力を市の図書館に供給する事業を始めていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

横浜市教育委員会は20日、市立釜利谷南小(金沢区、児童数274人)で、太陽光で発電した余剰電力をためる蓄電池から発火したと発表した。

3時間後に消し止められ、けが人はなかった。

市は11月から小学校で発電された余剰電力を市中央図書館(西区)に供給する事業を始めていたが、今回の発火で事業に影響が出そうだ。

市教委によると、20日午後0時半ごろ、蓄電池から煙が出ているのを学校職員が見つけ119番した。

蓄電池は、PPA(電力購入契約)事業者の東京ガスが2021年度、太陽光発電設備と共に設置していた。

市内の他の19校にも同様の蓄電池が設置されているといい、市教委は原因と安全性が確認されるまで、すべての使用を停止する。

https://mainichi.jp/articles/20231221/k00/00m/040/342000c

 

ちなみに当該小学校のHPには、令和4年度から太陽光発電&蓄電池設備の運用が開始されたという記事が掲載されていた。

(令和4年度の記事)

横浜市では「2050年までに温室効果ガス実質排出ゼロの実現」を目指しており、「Zero Carbon Yokohama」を掲げ、実現に向けて再生可能エネルギーの積極的な活用を進めています。

その一環として、横浜市公立学校に「太陽光発電設備及び蓄電池設備」が設置され、再生エネルギーを供給することで、温室効果ガス排出を抑制すると同時に、停電等非常時の防災用電源としても活用を目的とした事業を実施することになりました。

本校がその候補校に選ばれ、昨年度設備工事が完了し、今年度から運用がスタートしました。

https://www.edu.city.yokohama.lg.jp/school/es/kamariyaminami/index.cfm/1,4472,77,246,html

 

 

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20231126108分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

24日午後11時頃、松山市一番町の愛媛県庁本館で、「1階サーバー室内の無停電電源装置(UPS)から煙が出ている」と同市消防局に通報があった。

消防車などが駆けつけたが、県職員らがUPSを停止させるなどし、煙は収まった。

同市消防局は火災ではないとしている。

県によると、停電時に電力を供給する装置のバッテリーの一部が熱で破損し、穴が開いたという。

ほかの機械類に被害はなかった。

24日昼頃から焦げたようなにおいがわずかにしていたため、業者らが空調や電気設備の点検を行っていた。

破損したUPSは使用開始から10年以上経過しており、県が原因を調べている。

消防への通報直後、本館では火災報知機のベルが鳴り、残業をしていた職員らが屋外へ避難した。

県庁前にははしご車や救急車も止まったが、深夜で人通りは少なく、混乱はなかった。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20231126-OYT1T50073/

 

 

 

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202310311755分にNHK和歌山から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

31日午前10時半ごろ、新宮市役所の職員から「マンホール内で爆発が起きたとみられる」と、消防に通報がありました。

消防が駆けつけると、新宮市役所別館の駐車場のマンホールのふたが外れたり、その周辺のコンクリートが割れたりしていたということです。

けが人はいませんでした。

市によりますと、このマンホールは送電用の電線を通すもので、漏電など何らかのトラブルが発生して内部で爆発が起きたとみられるということで、消防が詳しい原因を調べています。

また、この影響で、新宮市役所は午後4時ごろまでおよそ5時間半にわたって停電し、そのあいだ、非常用電源で対応することになり、エレベーターなどが一部で使えなくなりました。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/wakayama/20231031/2040016126.html

 

10311843分にYAHOOニュース(関西テレビ)からは、防犯カメラに爆発の瞬間が映っていたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

・・・

付近の防犯カメラには爆発の瞬間が捉えられていました。

市役所の塀を超える高さまでアスファルトが飛び散っていることが分かります。





https://news.yahoo.co.jp/articles/16e471ebbb3dca78fe9a6a3a09c0bfcf8db4f75a

 

 

 

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202310261747分にYAHOOニュース(時事通信)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

秋田県能代市の宇宙航空研究開発機構(JAXA)能代ロケット実験場で7月、新型の固体燃料ロケット「イプシロンS」第2段の地上燃焼試験中に起きた爆発事故について、JAXA26日、輸送中の振動で推進薬や断熱材が損傷し、異常燃焼につながった可能性があるとの見方を示した。

同日開かれた文部科学省の専門家部会に報告した。

イプシロンSは、全長約27メートルの3段式固体燃料ロケット。

外側を覆う構造材の中に、断熱材に包まれた推進薬が充填(じゅうてん)されている。

JAXAは、何らかの理由で推進薬や断熱材が損傷し、異常燃焼して爆発につながったと推定。

内部にある着火装置の金属部品が溶融、飛散した可能性と、輸送時の振動で推進薬や断熱材が外側の構造材とこすれて損傷した可能性を挙げた。 

https://news.yahoo.co.jp/articles/cf8fb9899e9494cdae02d8cf98200c68ee816181 

 

 

 

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20237311811分にYAHOOニュース(FLASH)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

730日で都心の7月の猛暑日は7日連続となり、計12日と過去最多を更新した。

内陸部では39度台を記録するなど、「命の危険」を感じるほどの熱波が襲っており、各家庭ではエアコンがフル稼働している状況だ。  

そんな猛暑のなか、「エアコンの室外機が原因ではないか」と見られている火災が発生した。

30日午前10時半すぎ、鳥取県米子市内の高級外車販売店で、火災が発生しました。
従業員の男性が、黒煙と炎が出ているのを発見。
『屋上で室外機が燃えている』と客を避難させ、通行人が消防に通報したそうです。
鉄骨造一部2階建ての店舗のうち、屋根部分の表面を焼いたほか、エアコン室外機14基が焼損したと伝えられています。
怪我人はいなかったそうです」
(週刊誌記者)

「室外機が燃える」ということはあるのだろうか。

空調会社の技術者は、「ヤモリなどの小動物が室外機に入り込み、配電盤にふれてショートするなどの可能性もあるので、ゼロではないですが、かなり珍しいと思います」と言う。  

独立行政法人・製品評価技術基盤機構(NITE)の製品安全センターも、「段ボールやゴミ箱などを置いておくと昆虫や虫などのすみかとなり、製品内部に侵入して配線をかじったり、電源基盤に接触したりすることで発火することがあります」と注意を促す。

「ほかには、水を入れたペットボトルを室外機の近くに置くと危険です。
水入りボトルが凸レンズのように作用して太陽光が一点に集中し、発火することがあります。
外でタバコを吸う方が、室外機の上に灰皿を置いていて、その不始末で火事になった事例もあります」
NITE担当者)  

DIYブームだが、YouTubeなどを参考にして「自前工事」をすることは絶対にやめてほしいと担当者は語る。

「エアコンの移設時には、配管などに残った冷媒を、室外機に集める作業をおこないますが、十分な知識を持たずにおこなうと、本来は入らないはずの空気が室外機内のコンプレッサーに大量に混入してしまい、そこが異常な高温高圧となり、室外機が破裂するおそれがあります。  
また、室内機にも注意が必要です。
市販の洗浄液でエアコン内部を洗浄したとき、液が電気部品に付着したために発火したという事故もあります」

これだけ暑いと、エアコンの不調は文字どおり「命の危機」につながる。

いざというときは、速やかにプロにお任せしよう。

https://news.yahoo.co.jp/articles/938336ed9c7444484f461bff5755a055db8a9fac

 

7301353分にYAHOOニュース(山陰放送)からは、米子市の火災に関し、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

30日午前10時半すぎ、鳥取県米子市にある高級外車販売店で火災が発生しました。

エアコンの室外機14基が焼けるなどしましたが、火事によるけが人はいませんでした。

 【写真を見る】【続報】高級外車販売店で火災…黒煙 周辺一時騒然 エアコンの室外機14基焼損

消防と警察によりますと、勤務中の男性が黒煙と炎が出ているのを発見。

午前1036分、通行人から消防に「事務所が燃えている」と通報がありました。

火事があったのは鳥取県米子市にある外車販売店で、鉄骨造一部2階建て(計1260平方メートル)の店舗うち、屋根部分440平方メートルの表面を焼いたほか、エアコン室外機14基を焼損し、午前1115分に鎮火しました。

出火当時、店に居合わせた客によりますと、スプリンクラーが作動し、従業員が屋上で室外機が燃えているとして避難を呼びかけたということです。

この火災による負傷者は発生していません。

現場は店舗が立ち並ぶ商業エリアで、外車販売店は幹線道路の県道317号(通称:外浜産業道路)沿いにあります。

立ち上った黒煙が道路を覆うなどして、一時騒然としました。

詳しい出火の原因については、今後、消防と警察が調べるとしています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/5e6f7fa488dcd488b0730befc2b5b62284147dde

 

 

 

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20234121819分にNHK茨城から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

12日午後0時半すぎ、東海村にある三菱原子燃料東海工場の社員食堂の調理室で、料理を保温する保温機器の電源が入らなかったため調理師がコンセントを確認したところ、変色しているのを見つけました。

火などは出ておらず、その後、消防が調べたところ、コンセントの表面が変色していることから火災と判断したということです。

当時、保温機器は、カレーが入った鍋を温めていたということです。

三菱原子燃料は何らかの要因で電流が多く流れショートした疑いがあるとみて詳しい原因を調べています。

茨城県内の原子力関連施設では去年9月からぼや程度の火災が相次いだため、先月には、県が事業者を対象に火災予防研修会を開いています。

こうした状況から三菱原子燃料では、社員への注意喚起を行っていたということです。

三菱原子燃料の橋本執行役員は、「住民にご迷惑をかけ、申し訳ありません。真摯に反省し、再発防止策を最優先に行っていきたい」と話しています。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/mito/20230412/1070020550.html

 

(ブログ者コメント)

〇どの程度の変色か情報は見つからなかったが、この程度でも消防は火災と判断するとは知らなかった。

〇製造現場ならいざしらず、食堂にある保温機のコンセントが変色したぐらいで消防に通報する事業所はあまりないのではないだろうか?
あったとしても、報道されることは、まずないだろう。
この点、原子力関連施設ゆえの特異性を感じた。

〇茨城県内の原子力関連施設では昨年9月からボヤ程度の火災が相次いでいるという件、調べてみると、結構、起きていた。
以下は、そのうちの1件。
駐車中の車の火災事故情報を最近目にすることが多くなったということもあり紹介する。

2023411742分 東京新聞 写真付き

日本原子力研究開発機構は十日、核燃料サイクル工学研究所(茨城県東海村)の非管理区域で従業員の自家用乗用車が燃える火災があったと発表した。
けが人や放射性物質の漏えいはなかったとしている。

県内の原子力施設での火災は、今年に入り四件目。

原子力機構によると、所内にある地層処分基盤研究施設の東側駐車場で同日午前六時三十五分ごろ、従業員の乗用車の左前部から煙と炎が上がっているのを別の従業員が発見。

所有者の従業員が消火器で初期消火し、消防が午前七時十分に鎮火を確認した。

原因は調査中。
ひたちなか署は事件性はないと判断した。

同研究所では二月にも、管理区域の屋内で、ケーブルが熱で溶ける火災が発生している。

相次ぐ火災を受け、県などが三月末に原子力機構も交えて火災予防研修会を開いたばかりだった。

県庁で記者会見した同研究所の照沼技術主幹は、「個人の車ではあるが、原因を追究して、二度とこのようなことが起こらないよう対応していく」と述べた。

https://www.tokyo-np.co.jp/article/243375

 

 

 

 

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2023325610分にYAHOOニュース(オトナンサー)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

電力会社から一般家庭に供給されている電気は「交流」に該当し、電気のプラス(+)、マイナス(-)が1秒間に数十回入れ替わっています。

この入れ替わりの回数は、「周波数」(ヘルツ)と呼ばれていますが、地域によって異なるのをご存じでしょうか。

静岡県の富士川と新潟県の糸魚川を境に、東側は50ヘルツ、西側は60ヘルツとなっているほか、50ヘルツと60ヘルツが混在している地域もあります。

家電製品の中には、周波数を基準に製造されたものもありますが、50ヘルツの地域から60ヘルツの地域に引っ越した人が、そのまま50ヘルツの家電製品を使い続けた場合、どのようなリスクが想定されるのでしょうか。

独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)製品安全広報課の担当者に聞きました。

 

【電子レンジの使用中に発煙事故】

Q.家電製品には、「周波数に関係なく使用可能な製品」「周波数が異なる地域でも使用可能なものの、性能が変化する製品」「周波数の違う地域ではそのまま使用できない製品」の3種類があると聞きます。
主にどのような製品が該当するのでしょうか。

担当者:
「近年は、50ヘルツと60ヘルツの両方の電源周波数に対応したヘルツフリー製品が多いですが、洗濯機などのように、使用期間が長い家電製品の中には、ヘルツフリーに対応していないものもあります。
あくまで目安ですが、家電製品の対応状況は以下の通りです」

 50ヘルツの地域でも60ヘルツの地域でも使用可能な製品
テレビ、ラジオ、トースター、電気こたつなど。

50ヘルツの地域でも60ヘルツの地域でも使用可能だが、性能が変化する製品
冷蔵庫、扇風機、空気清浄機など。

■周波数が異なる地域では使用できない製品
電子レンジ、洗濯機、蛍光灯など。

Q.60ヘルツの地域で50ヘルツの製品を使うなど、居住地域の周波数と家電製品の対応周波数が異なる場合、どのようなリスクが想定されるのでしょうか。

担当者:
「居住地域の周波数と異なる周波数の家電製品を使用した場合、特に50ヘルツ地域専用製品を60ヘルツの地域で使用すると、モーターを使用している製品では回転数の増加による異常発熱が生じるほか、電気部品に過剰な電流が流れ、故障や発煙、発火に至るリスクが想定されます。
過去にNITEに通知された事例を確認すると、『電子レンジ』と『照明器具』で、それぞれ以下のような事故が発生しています。
考えられる原因も含めて、紹介します」

■電子レンジを使用中に発煙した
50
ヘルツ専用の電子レンジを60ヘルツの地域で使用したため、電子レンジ内の変圧器(トランス)に過剰な電流が流れ、異常過熱して発煙したと推定される。
なお、本体には、「定格周波数に合った地域で使用すること」といった内容の注意書きが記載されていた。

■蛍光灯が点滅した後、「パチン」という音がして発煙した
60
ヘルツ専用の「蛍光灯」を50ヘルツの地域で20年以上にわたって使用していたため、内部の部品が絶縁劣化(絶縁抵抗が低くなり電気が漏れやすくなっている状態)し、その後、短絡(ショート)して出火したと考えられる。
取扱説明書には、「使用する地域の周波数に合った器具を使用すること(主銘板を確認のこと)。適応しない周波数の製品を使用すると、蛍光ランプの短寿命、異常加熱などの故障の原因となる」といった内容の説明が記載されていた。

Q.家電製品の周波数は、どの部分に書かれていることが多いのでしょうか。

担当者:
「『50Hz専用』『60Hz専用』『50Hz60Hz対応(ヘルツフリー)』といった形で、製品本体や取扱説明書に記載されています」

Q.50ヘルツの地域に住んでいた人が60ヘルツの地域に引っ越したときなど、以前とは周波数が異なる地域に引っ越した場合、それまで使用していた家電製品をどのように取り扱ったらよいのでしょうか。

担当者:
「異なる周波数の地域に引っ越したときに、それまで使っていた家電製品を引き続き使う場合は、お使いの製品の対応周波数を、本体の表示や取扱説明書で確認してください。
お住まいの地域の周波数が分からない場合は、その地域の電力会社に確認しましょう。
居住地域の周波数と家電製品の周波数が異なる場合は、先述のように故障、発煙、発火のリスクがあるため、お住まいの地域の周波数に適合した製品を使用してください。
スイッチで周波数の切り替えが可能な製品もあります。
また、製品の使用中に『照明が急に消える』『製品が異常発熱している』『製品から異音がする』など、異常が生じた場合はすぐに使用を中止し、メーカーなどに相談してください」  

家電製品を購入するときは、「ヘルツフリーに対応しているかどうか」を基準に選ぶと、周波数が異なる地域に引っ越したときも、家電を買い替えずに済むので便利かもしれません。

https://news.yahoo.co.jp/articles/98a33dcf20c8d2467ce9b234bc2fa4ca9aed8486

 

 

 

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2023271254分にYAHOOニュース(テレビ金沢)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

6日夜、石川県七尾市内で工場を焼く火事があり、およそ14時間後の7日朝、消し止められた。
けが人はいなかった。

記者リポート:
「大きな炎で煙が赤く染まっています。消防が放水していますが、炎の勢いは弱まりません」

火事があったのは、七尾市千野町の鶏卵加工業「M食品」の七尾第2工場だ。

6日夜7時半前、工場内の自動火災報知設備が作動したため、駆け付けた警備会社のスタッフから119番通報があった。

火は鉄骨と木造の工場に加え、隣接する住宅1棟を焼き、およそ14時間後の7日朝に消し止められた。

警察によると、出火当時、工場内は業務時間が終了し、無人となっていて、けが人は確認されなかった。

消防と警察では実況見分を行い、詳しい火事の原因を調べている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/d710b28e929682458be415d83b5785e93bf5d721

 

271851分にYAHOOニュース(北陸放送)からは、稼働中の衣類乾燥機に接続されていた延長コードが火元だった模様など、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

現場は七尾市南部、能越自動車道の七尾インターチェンジ近くで、大部分が焼け落ちた第二工場の周辺には、住宅地も広がっています。

近所に住む男性は、「プロパンみたいなのが何十発かドーンドーンと爆発する音がすごかった。火の勢いの強く、見たことない火だった」と話しました。

M食品の担当者によりますと、第二工場では茶わん蒸しやプリンなどを製造しています。

当時、工場は無人でしたが、従業員の話では、衣類乾燥機が稼働していたということです。

警察と消防が実況見分を行った結果、衣類乾燥機に接続されている延長コードが火元とみられ、電気トラブルが火事につながった可能性があるということです。

M食品は七尾市や新潟県などに工場を持つ従業員およそ500人の食品加工会社で、卵焼きや茶わん蒸しなど、卵を使った商品を製造しています。

M食品は「近隣住民の方にご迷惑、ご心配をおかけして申し訳ありません。細心の注意を払うとともに、出荷に影響が出ないよう調整してまいります」とコメントしています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/60f4664d5d2d9a0f89b10fe7ca938e80ae1bc9d5

 

281830分にYAHOOニュース(石川テレビ)からは、火元は多くの洗濯機や乾燥機が置かれている洗濯場付近だった、コード同士が擦れて被膜が破れショートしらたしいという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

警察と消防が7日、実況見分を行った結果、火元は工場の洗濯場付近とみられることがわかりました。

そこにあったのは洗濯機や衣類乾燥機などの多くの機械。

したがって、多数のコードが集中していました。

警察によりますと、コード同士がこすれて皮膜が破れ、ショートしたことで出火したのではないかとみているということです。

M食品は「事故対策本部を設置し、原因調査等を全力で進めてまいります」などとコメントを発表しています。







https://news.yahoo.co.jp/articles/e49baac19812e46af139d5eec85583ee356409dd

 

(ブログ者コメント)

多数のコードが集中していたと報じられている点から考えると、重なり合った部分でコードの熱が蓄積されて・・・という可能性も考えられる。

 

 

 

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20231262135分にYAHOOニュース(日テレNEWS24)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

空気が乾燥して火災のリスクが高まるこの時期、家の中で注意が必要なのが延長コードの使い方です。

◇寿命の目安は5
◇危険な使い方
◇タコ足で容量オーバー

以上の3点について詳しくお伝えします。

 

【火事の原因は延長コードの劣化か パッと見わからなくても実は…】

22日、兵庫県神戸市の共同住宅で8人が死傷する火事がありました。

その出火原因について、兵庫県警と消防が現場検証を行った結果、延長コードの劣化が原因とみられることがわかりました。

畳の上に置かれていたコードの周辺が最も激しく燃えていて、断線していたことなどが出火につながったとみられています。

延長コードの劣化が、どのように火災につながってしまうのか。
日本配線システム工業会に聞きました。

まず、延長コードは長年使ったり、過酷な環境で使うと劣化して、故障の原因になります。

パッと見ではわからなくても、実は中の導線が切れていたりして、そのまま使い続けると、やけど・感電・火災など重大な危険につながる可能性があります。

では、劣化しているかどうか、どのようにして見分けたらいいのか。

まず、延長コードには寿命があります。
その目安は5年です。

5年を過ぎると、焦げたり断線したりといったトラブルの報告が増えるそうです。

ただ、これはあくまでも目安で、使い方によって寿命は変わります。

5年を目安に、まずは点検して、必要なら交換するといいそうです。

 

【劣化を見分けるポイントは? 1つでも当てはまれば交換を】

では、具体的にどう点検したらいいのか。

劣化を見分けるサインがいくつかあります。

◇サイン1:差し込み口やコードが熱くなっている
抜き差しの頻度が多かったり、無理やり抜いたりすると、内部で接触不良が起きて熱を持ち、危険な状態になってしまいます。

◇サイン2:使用中の器具がついたり消えたりする
コードの根元あたりは最も曲がりやすい部分です。
何度も曲げていると内部で断線が生じます。
照明器具など光がチカチカしているような場合は、断線している可能性があります。

◇サイン3:プラグの抜き差しがゆるくなっている
コンセントを差し込んだ時にぐらぐらするような状態になっていると、タップの金属部分のプラグの刃をくわえ込む力が弱まっている可能性があります。

◇サイン4:プラグの焦げ・溶け・曲がり
電源プラグが焦げていたり、溶けたり、変形している、もしくは差し込む部分が曲がっていると、プラグ内部で熱が発生し、部分的に断線していることがあります。
これは、抜き方が悪いと起きてしまいます。
抜く時は、プラグ本体をしっかりつかんでまっすぐ抜くといいそうです。

こうしたチェック項目が1つでも当てはまる場合には、新しいものに交換しましょう。

 

【長持ちさせる方法は? 水や蒸気にも注意】

では、なるべく長持ちさせるためには何に気をつけたらいいでしょうか。

◇気をつけるポイント1:コードを引っ張らない
例えば、掃除機を使う時などに、コードを無理やり引っ張るのは止めましょう。

◇気をつけるポイント2:重いもので踏みつけない
棚などの家具の下にひいてしまったり、ドアに挟まったりしていると、その部分に負荷がかかって劣化を招きます。

◇気をつけるポイント3:水や蒸気をかけない
水分も劣化の原因になります。
風呂場や洗面所など、水気がある場所での使用はなるべく避けて、加湿器なども注意が必要です。

◇気をつけるポイント4:束ねて使わない
コードを束ねたまま使ったり、絡まっていたりすると、その重なった部分に熱がたまり、コードを覆っている樹脂の部分が溶け、導線がむき出しになる危険もあります。

 

【タコ足配線は危険…本来の電力の容量を超えて発火も】

延長コードの危険はほかにもあります。

プラグとコンセントの隙間にたまったほこりで延長コードがショートしてしまうトラッキング現象というものがあります。

トラッキング現象は、ほこり以外に水分が原因になる場合もあります。

対策は、しっかり差し込むこと、そして隙間をつくらない、ほこりがある場合には払うことが重要だそうです。

さらに、延長コードにさらに延長コードを差す、いわゆるタコ足配線も危険です。

本来の容量を超えて電力を使ってしまい、発火するおそれがあります。

実際の延長コードをみますと、胴体部分に差していい容量は1500ワットまでと記されています。

家電ごとの消費電力の目安が下記になります。

【消費電力の目安】
・液晶テレビ 210W
・掃除機弱 弱は200W 強は1000W
・ドライヤー 1200W
IH炊飯器 1300W
・アイロン 1200W1400W
・電子レンジ 500W1500W

組み合わせに気をつけてください。

コロナ禍以降、テレワークの増加で、自宅でパソコンや電気機器を使う機会も増えて、延長コードの出番も増えています。

普段、あまり気にかけることのない目立たない存在ですが、正しい使い方や点検方法を知って、防げる事故は防ぎましょう。

 2023126日午後4時半ごろ放送 news every.「知りたいッ!」より)

https://news.yahoo.co.jp/articles/fba22476b12b224fcdd130dd0059e10944962771  

 

 

 

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20221251929分にYAHOOニュース(テレビ新潟)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

ことし11月、三条警察署の車庫が全焼する火事がありました。

三条署は12月5日、火事の原因について「リチウムイオン電池から発火した可能性が極めて高い」と発表しました。

この火事は11月21日に三条警察署の敷地内にある車庫が全焼し、中にあった車両5台などが燃えたものです。

この火事の原因について三条署は5日、「車庫内保管していたリチウムイオン電池から発火した可能性が極めて高い」と発表しました。

車庫の焼け跡からリチウムイオン電池3本が見つかり、そのうち2本の側面に内部からの圧力で破裂したような穴があったということです。

私たちの生活に欠かせないリチウムイオン電池。
パソコンやスマートフォン、その充電器に用いられるモバイルバッテリー、さらにはハンディ扇風機などにも使われています。

一方で、リチウムイオン電池が原因の火災も相次いでいます。

こちらはリチウムイオン電池の発火を再現した実験・・・。

強い衝撃を与えたり必要以上に充電をしたりすることで、発火の危険性が高まるといいます。

三条署の家老署長は、「今後、証拠品や庁舎の安全管理を一層強化し、火事の再発防止に努めてまいります」とコメントしています。







https://news.yahoo.co.jp/articles/4a7dd3367b370869a9025c252a5afde4d1498658

 

1251359分にYAHOOニュース(新潟総合テレビ)からは、リチウム電池は単三電池ほどの大きさで交通事故に関する証拠品の一つとして保管していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

11月21日、三条警察署の車庫が全焼した火事で、三条警察署は5日、出火の原因は車庫の中にあったリチウムイオン電池から発火した可能性が極めて高いと発表しました。

この火事では、車庫にあった警察車両3台のほか、保管していた交通事故にあった車とバイクも全焼しています。

火事の発生当時、車庫のシャッターは閉まった状態で、中から燃えていたことから、放火の可能性は低いと考えられていました。

警察によりますと、車庫は13カ所に分かれていて、出火元となった部屋の焼け跡から単三電池ほどの大きさがあるリチウムイオン電池が3本発見され、そのうち2本は内部からの力で開いた穴があったということです。

この場所では警察車両のタイヤのほか、交通事故に関する衣類や靴などの証拠品を保管。

警察は以前、証拠品のリュックの中にモバイルバッテリーのような物があったことは確認していましたが、今回の火事との関連は分かっていません。

三条警察署の家老署長は5日、「今回の三条警察署の車庫火災については、住民の皆様に大変なご心配とご迷惑おかけいたしました。また、建物や保管中の証拠品などを焼損させるに至り、深くお詫びを申し上げます。今回の火災の原因は、車庫内で預かり保管していたリチウムイオン電池から発火した可能性が極めて高いと認められたことから、今後、証拠品などを含めた物品や調査の安全管理を一層強化し、同種事案の防止に努めてまいります」とコメントしています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/d2329eeda94119d5f0f9089c083ce38b96a5fab5

 

(ブログ者コメント)

交通事故の証拠品ということから考えると、事故時、リチウムイオン電池に力が加わっていたということかもしれない。

 

 

 

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2022112185分にNHK首都圏から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

ことし9月13日、東海村にある運転停止中の東海第二原発で、屋外に置かれている変圧器から出火しているのを協力会社の従業員が見つけました。

火はまもなく消し止められ、けが人はいませんでした。

日本原子力発電が調べたところ、変圧器のなかの電極の部分にちりやほこりがたまったり塩分がついたりして、電流が流れて火が出る「トラッキング現象」が起きたことが火事の原因だとみられるということです。

日本原子力発電は調査結果を受けて、出火した変圧器を新しいものに交換するほか、屋外にある機器は内部も点検するなどの再発防止策をとるとしています。

https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20221102/1000086389.html

 

(ブログ者コメント)

変圧器のトラッキング現象は珍しい?
調べてみたところ、しっかり管理しなければ起きる可能性ありとのことだった。
各種情報の中で分かりやすかったものを紹介する。

(㈱エレックス極東 ありがとう通信 2015 vol33

皆様の事業所・各変電所において、重要な役割を果たしている変圧器ですが、その更新時 期をご存知でしょうか?
各メーカー・企業によって推奨更新時期にバラつきがあり、明確な 更新時期が分からないのが実情です。
しかも、変圧器の更新時期は運用期間、運用条件に 大きく左右されるため、定期的な診断が必要不可欠です。
皆様の事業所に於かれましても、 変圧器の定期診断を行う事で、より確実な予防保全・機器更新を行う事を推奨致します。

予防保全を行う為の3つの分析

変圧器油中ガス分析 内部の異常診断

・・・

フルフラール分析 余寿命診断

・・・

絶縁油特性試験 絶縁油の劣化診断

・・・

https://www.kyokuto.co.jp/thank-communication/backnumber/ari-033.pdf

 

 

 

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202262199分にYAHOOニュース(熊本放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

62日午前、熊本県益城町(ましきまち)の住宅から火が出て、屋根の一部が焼けました。

この火事、意外なモノが消火活動の妨げとなりました。

記者:
「通報から1時間が経っていますが、まだ建物から煙があがっていて、時折、炎がみえます」

2日 午前 9時半ごろ、益城町寺迫(てらさこ)の住民から「突然、屋根が燃えだした」と119番通報がありました。

この火事で住宅の屋根など約 30㎡が焼けましたが、けが人はいないということです。

ただ、火が完全に消し止められたのは通報から約 4時間後のこと。

今回、鎮火に比較的時間を要した理由とは?

熊本市消防局:
「消火活動中も太陽光パネルの発電が続いていたため、放水による感電の恐れがあった」

消火活動を妨げたのは、屋根に設置されていた太陽光パネルでした。

また住民は、消防などの聞き取りに「太陽光パネル近くから火が出た」と話しているということで、警察と消防が火事の原因を調べています。

 

【太陽光パネルの意外なリスク】

住宅への設置も増えた太陽光パネル。

そのリスクを、製品事故に詳しい専門家は次のように話します。

NITE(製品評価技術基盤機構)製品安全センター 山崎広報課長:
「太陽光パネル自体というよりも、そこに接続するケーブルや機器に接続不良が発生するとそこで熱を持ってしまって最終的には発火してしまう」

NITE・製品安全センターでは、部品に劣化がないかなど、設置状況の定期的な点検を呼びかけています。





https://news.yahoo.co.jp/articles/eb30916a2085cfaa30c1d3cd005769447a3e6e8d

 

 

 

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20223301939分にYAHOOニュース(FNN PRIME)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

部屋に入ってきた男性。
箱から取り出したのは、コードレス掃除機のバッテリー。
バッテリーの近くには、ごみ箱が置いてある。

すると、突然、大きな音を立てて、バッテリーが爆発し発火。
火は、周りのごみや男性の服に燃え移っていく。

これは、NITE(製品評価技術基盤機構)が公開したリチウムイオンバッテリーの発火事故を再現した様子。

突然、爆発するバッテリーには、ある共通点があるという。
それが、非純正バッテリー。
製品本体のメーカーのものではない、

いわゆる非純正のバッテリーの発火事故は、2017年からの5年間で134件あり、中には、住宅などが全焼する事故も起きている。

NITEは、異常が見られる場合、すぐに使用をやめるよう呼びかけている。





https://news.yahoo.co.jp/articles/f271a69125a67864fe80378e204111a6a37bfb20 

 

330191分にYAHOOニュース(Impress atch)からは、使用中や充電中以外、最近では充電後に置いていただけで発火した事例もあるなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

独立行政法人 製品評価技術基盤機構(NITE)は、非純正バッテリによる発火事故などが増えているとして、注意を喚起している。  

同機構によれば、2017年から2021年までの期間で、非純正バッテリによる事故の報告件数は134件にのぼった。

すべて製品やその周囲が焼損した事故で、直近3年間は事故が増えており、家屋の全焼事故につながるケースも毎年発生しているという。  

また、多くの場合、使用中や充電中に事故が発生しているが、最近では充電後に置いていただけで発火した事例も確認されているという。  

互換品などと称した非純正バッテリは、純正品に比べ、機器本体のメーカーが設計や品質管理に関与しておらず、安全保護装置が動かない、品質管理が不十分、事故のさいにメーカーの対応や補償を受けられないといったリスクがある。

加えて、リサイクルルートが確立されておらず、廃棄が困難な場合もあるとして、注意喚起している。

あわせて同機構では、非純正バッテリの発火を想定した実験や、異常発生時の対処などに関する映像も公開している。

https://news.yahoo.co.jp/articles/ebae0b2dfcece005f4506dc7ef3b7d1b1b754b50

 

 47191分にYAHOOニュース(HTB)からは、ネットなどで安く売られている非純正バッテリーには安全対策が施されていないなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

煙が出て突然爆発したのはスマートフォンなどに使われているバッテリーです。

身近な充電式のバッテリーによる火事や事故が増えています。  

空気が乾燥する道内。
各地で火事が相次いで起き、6日から7日にかけて札幌で2人が死亡しました。

火事の原因の多くを占めてきたのがスマートフォンやコードレス掃除機などに使われている充電式の「リチウムイオンバッテリー」です。  

去年11月、石狩市で撮影された写真です。

黒焦げになっているのはインターネットで購入した電動工具用のバッテリーです。

石狩市の男性は「突然目の前で爆発した。純正がどうしても高いので、安い中国製の互換性(非純正)のバッテリーを使っていた」と話します。  

インターネットなどで安く売られている粗悪品の「非純正」バッテリーが、充電中に発火する事故が多くなっています。

電気製品や燃焼機具、レジャー用品などの生活用製品の事故について、原因究明を行っているNITE(製品評価技術基盤機構)は「純正なら75度前後の温度になった場合に安全装置が働くですとか、機器が異常に膨らまないなどと言った基準があるんですけど、非純正にはそういった対策が施されていない」と指摘します。

コロナ禍で「おうち時間」が増えたことで、リチウムイオンバッテリーを使う製品が多くなり、「非純正」製品の事故が増えています。

NITEでは「ネット通販でURLが不自然、日本では使用されない字体が混ざっている、他の製品に比べて極端に値引きがされていて、非純正バッテリーなら信頼性に疑問を持たれた方がいい」と注意を呼び掛けています。







https://news.yahoo.co.jp/articles/2845d37f0ec2fc6b1fc05a921551c58fb865b2e6

 

 

 

 

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20218122213分にTBS NEWSから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

12日午後4時前、中央合同庁舎6号館9階の東京地検特捜部の部屋で、床の一部や電気コードのタップなどが燃えました。

火に気づいた職員が水などをかけて消し止め、けが人はいないということです。

警視庁によりますと、電気コードのタップのコンセントを差し込む部分が激しく燃えていることから、そこから出火した可能性が高いとみて詳しい原因を調べています。

東京地検特捜部では先月16日にも、10階にある部屋で机やパソコン2台が燃えるぼやがあったばかりでした。

https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4335808.html

 

8122113分に読売新聞からは、床にあった電源タップなどが焼けたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

12日午後3時45分頃、東京都千代田区霞が関の検察合同庁舎9階に入る東京地検特捜部の執務室から出火、床にあった電源タップなどを焼いた。

地検によると、出火当時、執務室は無人だった。

電源タップ近くの封筒などが焼失したが、捜査・公判に用いる証拠品に被害はないとしている。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20210812-OYT1T50198/

 

8122256分に毎日新聞からは、出火場所は検事の執務室だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

東京地検は12日、東京・霞が関の中央合同庁舎6号館9階にある特捜部の検事の執務室で、封筒などの物品が燃えたと発表した。

地検によると、12日午後343分ごろ、10分ほど執務室を離れていた職員が室内に戻った際、煙が出ているのを見つけ、手元のペットボトルのお茶で消火した。

スプリンクラーは作動せず、消防に連絡。

電気系統が火元の可能性があるという。

(共同)

https://mainichi.jp/articles/20210812/k00/00m/040/333000c

 

8122036分に朝日新聞からは、複数の差し込み口があるテーブルタップが焼けたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

床が焦げて複数の差し込み口のあるテーブルタップや書類などが焼けた。

https://www.asahi.com/articles/ASP8D6SRPP8DUTIL063.html 

 

8122344分にテレビ朝日からは、先月の火災後に庁舎内の電気系統点検が行われていたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

東京地検では先月16日にも特捜部の事務室にある机1台とパソコン2台が焼ける火事があり、庁舎内の電気系統の点検が行われていました。

東京地検は「1カ月も経ってない段階で、またご心配を掛けて申し訳なく思う。原因を究明して適切に対応したい」とコメントしています。

https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000225352.html

 

(ブログ者コメント)

〇今回は夕方の発火で人がいたからボヤで済んだが、これが深夜だったら、またスプリンクラーが作動して・・・という事態になっていた可能性が高い。

〇ブログ者が現役だった頃、職場で一斉に机の下の電気配線をチェックしたことがあるが、その際、エライ人がいる執務室のチェックをどうするか?まさかエライ人に自分でチェックせよと言うわけにはいかないだろう・・・的な話しが出た。

その時は、担当者が執務室に入って確認したのだが、東京地検では、どうだったのだろうか?

 

 

 

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2021720日付で毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

東京・霞が関の中央合同庁舎6号館で16日深夜にぼやがあり、東京地検は19日、火元は10階にある特捜部の執務室だったと明らかにした。

スプリンクラーが作動して16トンの水がまかれ、9階の複数の部屋で天井板が落ち、浸水は310階の計8フロアに及んだとしている。

地検によると、火元の部屋ではパソコンや電源タップなどが焼け、配線関係が出火原因だった可能性がある。

https://mainichi.jp/articles/20210720/ddm/012/040/109000c

 

720100分に読売新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

東京都千代田区霞が関の検察合同庁舎10階で16日夜、東京地検特捜部の事務室から出火し、机やパソコンなどを焼く火災があった。

地検は19日、事務室の電源コード付近が激しく燃えたほか、スプリンクラーの散水で3階まで漏水が確認され、9階の複数の部屋では天井の板が一部剥がれ落ちるなどしたことを明らかにした。

地検によると、火災は16日午後11時頃、無人の室内で発生。火災報知機とスプリンクラーが作動し、約30分後に鎮火が確認された。

散水で複数のパソコンや書類をとじるファイルなどが水をかぶったという。

地検の白井・総務部長は報道各社の取材に「被害状況の確認を進めつつ、捜査や公判に支障が出ないよう対応する」と述べた。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20210720-OYT1T50065/

 

(2021年8月13日 修正1 ;追記)

20218122036分に朝日新聞からは、複数のパソコンのコードがコンセントに差し込まれていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

・・・

特捜部では、716日にも同じ庁舎10階の事務室で机やパソコン、書類が燃えるぼやがあった。

複数のパソコンのコードがコンセントに挿し込まれたままで、断線したコードもあり、漏電が原因ではないかとも指摘された。

https://www.asahi.com/articles/ASP8D6SRPP8DUTIL063.html 

 

 

 





 

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20216151656分にYAHOOニュース(夕刊フジ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

災害時の停電や残量不足に備えて、乾電池を家庭で保管している人も多いだろう。

しかし、保管の仕方など一定の条件が重なってしまえば発火し、大事故へとつながる恐れがあるという。

発火条件や正しい保管法について専門家に聞いた。

昨年8月26日、福岡市城南区にあるマジシャン、菊地さん(53)の2階建ての住宅兼事務所で火災が発生し、全焼した。
当時自宅にいた菊地さんの息子ら3人にけがはなかった。

菊地さんは1階事務所内でマジックに使用する商品と電池をコンテナボックスで保管し、1年以上放置していた。

市消防局からは、黒く燃え固まった角型電池やボタン電池、乾電池などを見せられ、それが出火元であると説明を受けた。

市消防局の報告書には、角型電池とボタン電池などが接触してショートし、周囲に火が付いたと記載があったという。

菊地さんは、「黒い塊を見せられても何だか分からず、電池を保管していたことは記憶にも留めていなかった。まさかという思い」と話す。

菊地さんの息子の証言によると、雷のような大きな音がした後に、煙が発生したという。

独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)製品安全センターの佐藤秀幸氏は、「リチウム系のボタン電池には、可燃性のある有機溶媒が含まれる。同方向にプラス・マイナス極がある角型アルカリ電池の多くは9ボルトで、一方のボタン電池は3ボルト程度。電位差があるため、条件が重なれば、まれに発火する可能性がある」と指摘する。

NITEでは、角型電池とボタン電池による発火の様子をホームページで公開している。

動画では角型電池の端子部分とボタン電池を重ね合わせ、大きな音とともに電池が飛び跳ね、数十センチの赤い火が上がっている。

事故を未然に防ぐための保管方法について、佐藤氏は「基本的には種類が異なる電池は離して保管したい。乾電池や角型電池はそれぞれ端子にテープを貼り、ボタン電池は小さな袋に入れることで絶縁できる」と話す。

発火しやすいものを周囲に置かないことはもちろん、長期間放置せず、買い替えることを勧める。

早速、家に帰って保管方法を確認したいところだ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/e0a0109cdca6c319016efe265654eff5f0e52c17 

 

(ブログ者コメント)

電池保管中に火災になった事例は、本ブログでも過去に2回、紹介している。

20181128日 大阪府吹田市のホームセンターから朝方に火が出て10時間あまり燃え続ける、防犯タグのボタン電池10個以上を剥き出し状態で入れていたポリ袋から火花が出て出火した
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/9119/

2013228日 山形県長井市の家電量販店で使用済乾電池の回収箱から発火
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/2716/

 

 

 

 

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2021691925分にNHK島根から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

島根原子力発電所では先月18日、管理事務所の部屋に保管してあった投光器用のバッテリーから煙が出る火事がありました。

中国電力によりますと、煙が出たバッテリーは8年前に購入し、6か月ごとに点検していましたが、その後の調査で、過去の点検の際、完全に充電ができないといった劣化が見られたことがわかったということです。

このため、島根原発にある同じ型のバッテリー58台を調べたところ、劣化などが見られるバッテリーが、あわせて9台あったということです。

中国電力では、再発防止のため、劣化などが見られるバッテリーについては廃棄することを決めたほか、これまで別々の場所で保管していたバッテリーを1つの場所に集め、延焼を防ぐ金属製のラックで保管するなど、当面の対応策を発表しました。

バッテリーから煙が出た原因などは、消防やメーカーが調査中だということで、中国電力では、こうした調査結果を踏まえた上で、必要な再発防止策を実施していきたいとしています。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/matsue/20210609/4030008776.html 

 

※発煙当時の状況は、下記記事参照。

2021519100分 山陰中央新報;出火現場などの写真付き

中国電力は18日、松江市鹿島町片句の島根原発の構内にある管理事務所で午後7時半ごろ、火災が発生したと発表した。

火元は投光器のバッテリーとみられ、約35分後に鎮火した。

放射性物質の放出の恐れはなく、けが人もいない。

中電によると、現場は1号機の原子炉建物から東に70メートル離れた管理事務所2階の情報室内で、投光器の予備バッテリー(縦43センチ、横9センチ、幅11センチ)1台から出火。

火災報知機が作動し、社員が消火器で消した。

情報室は普段、会議などに使っており、通信機器が置かれているという。

市消防本部は中電から事務所内で煙が出ているとの通報を受け、消防車9台と救急車1台を出動させた。

火災発生から17分後に連絡を受けた島根県は同日夜、中電と結ぶ安全協定に基づき、職員を現地に派遣して立ち入り調査した。

島根原発は現在、1号機が廃炉作業中、2号機が運転停止中、3号機が建設中。
2、3号機は原子力規制委員会による新規制基準適合性審査を受けている。

島根原発の構内では17日夕に2号機の原子炉建物内で作業員が転落し、大けがを負う事故があった。

https://www.sanin-chuo.co.jp/articles/-/35327

 

 

 

 

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202142358分に日本経済新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

ルネサスエレクトロニクスの那珂工場(茨城県ひたちなか市)で21日午後に発煙があり、一時、生産を停止した。

生産復旧には影響がなかったが、3月の火災からの再稼働をしてまもなくのトラブルとなった。

ルネサスに限らず、全国の工場施設での火災件数が増え続けてきた。

厳しいコスト競争にさらされる中、安全面への投資が後手に回っている。

ルネサスの那珂工場で21日に発煙が確認されたのは、3月に火災のあったN3棟の1階床下にある自動搬送台車の電源盤だった。

生産復旧に対する影響や人的被害もなく、発煙確認から約3時間後に稼働を再開した。

消防などの調べも踏まえ、ルネサスは原因を調査するが、現状では電気系統のトラブルによるものとみられる

N3棟は319日に製造ラインの一角が燃えて生産を停止し、417日に約1か月の復旧作業を経て生産を再開したばかりだった。

ルネサスによると、3月の火災は銅のメッキを施す製造装置で、過電流により配線が切れ、樹脂部分に引火した。

過電流とは、電線や器具の許容電流を超え電気が流れること。

工場では電流の許容量を大きく設け、過電流が起こりにくい設計を採用する。

ただ、電気設備に関する事故情報を分析する製品評価技術基盤機構は、「多くの電気機器を同時に使用したり、回路部品が故障したりすることで、許容以上の電流が流れることがある」とも指摘する。

総務省消防庁の担当者は、一般家庭を含む電気火災の原因として、「たこ足など、規定容量を超えた配線による過電流は、コンセントにさしたプラグの隙間のほこりから出火するトラッキングと同様に多い」と指摘する。

過電流のみの統計はないが、消防白書によると、2019年の建物火災21003件のうち、出火原因が電気機器だったのは1268件、配線器具は1180件あった。

ルネサスは過電流の発生した原因や、過電流を防ぐブレーカーが機能しなかった原因などについて「特定には時間がかかる」としている。

現場検証をしたひたちなか・東海広域事務組合消防本部(茨城県ひたちなか市)は、「(テロや放火などの)事件性は低い」とみている。

 

過電流による工場の操業停止は過去にも起きている。

新日鉄住金(現日本製鉄)の名古屋製鉄所(愛知県東海市)で14年、停電に伴って黒煙が約2時間にわたって出続けた。

その後の調査で、停電の原因は構内の発電所から電気を送る経路で想定以上の電流が流れる過電流だったことが判明している。

ルネサスに限らず、日本の製造業では工場での火災が増えている。

消防庁によると、工場・作業場の火災発生件数は19年に1803件。
15
年から増加傾向が続き、4年で1割増えている。

旭化成のグループ会社、旭化成マイクロシステムの延岡製造所(宮崎県延岡市)では、2010月に火災が発生した。

同社から調達を受けていたヤマハやJVCケンウッド、パナソニックなどの生産に支障をきたしている。

火元は4階とみられるが、鎮火まで4日間かかったことで、具体的な原因を突き止めるのは難航している。

日本製鉄でも2012月、名古屋製鉄所にある冷延工場の電解洗浄ラインで火災が発生した。

同ラインは鋼板の表面に付着した油を除去するための設備だ。

鋼板がラインを流れるなかで、ずれて設備と接触し、発火したことが火災の原因だった。

日鉄はラインの稼働を212月まで止めている。

 

工場火災が多発する原因について、MS&ADインターリスク総研の中村純一上席フェローは、「設備の老朽化と安全検査に関する技能不足がある」と指摘し、「主要な設備が更新されても(空調、電力などの)共用設備が古いままというケースも多く、火災のリスクは依然高い」と分析する。

ルネサス那珂工場の火災について、「N3棟は20年近く前にできたので対応が進んでいなかったのではないか」(ルネサスOB)との指摘もある。

柴田英利社長は19日に開いた会見で、「火災以外でも様々なBCP対策は取っていく必要がある。コストとの兼ね合いでバランスをとって進めていく」と述べ、「設備では電子系が相対的に弱い」との認識を示した。

生産復旧と同時に、再発防止対策の徹底は欠かせない。

日本の製造業は中国や韓国、台湾企業などとコスト競争を繰り広げている。

米中対立でサプライチェーン(供給網)の見直しや調達先の分散などが進められるなか、安定供給の重要性は一段と高まっている。

日本企業は相次ぐ工場火災を他人事として片付けられない。

安全投資が後手に回れば、危機は狙い澄ましたかのように訪れる。

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC225HY0S1A420C2000000/?n_cid=NMAIL007_20210423_A&unlock=1 

 

(ブログ者コメント)

3月の事故では半導体の製造が逼迫し、産業界に大きな影響を与えた。
以下は、その状況を伝えた報道の一つ。

2021420853分 レスポンス)

「本当に奇跡的に生産再開を実現するところまでたどり着くことができた」。

半導体大手のルネサスエレクトロニクスの柴田英利社長は、主力工場の火災から1か月後、ネット上での記者会見を開き、取引先の自動車メーカーなどから手厚い支援を受け、想定よりも早く復旧ができたことを明らかにした。

茨城県にある那珂工場の火災は319日に発生。

火災で停止していた那珂工場については、当初目標よりも早く今月17日に一部が稼働し、生産を再開していたが、4月中に50%、5月中には元に戻る見通しだという。

那珂工場では、車の走行などを制御する半導体「マイコン」を生産。

自動車メーカー各社も復旧に向けて全面支援に乗り出した背景には、世界的に半導体がひっ迫する中、生産停止が長引けば自動車の生産計画にも影響が出ると判断したからだが、柴田社長も「通常では考えられない支援をいただいた」と重ねて強調した。

きょうの各紙にも「ルネサス半導体来月回復、那珂工場生産見通し、火災前水準に出荷は67月」(読売)や「ルネサス出荷、7月正常化」(日経)などと大きく取り上げている。

たたし、生産能力が戻っても、製品を出荷できる状態に仕上げるまでには時間がかかる。

自動車メーカーなどへの出荷量が元の水準に戻る時期は、「火災から100日前後」との当初より710日ほど遅れて67月になる見込みで、国内の自動車生産は当面綱渡りの状態が続く可能性がある。

奇跡的な復旧があたかも「美談」のようにも思われがちだが、地震などの自然災害ではない工場火災で多大な迷惑をかけたという経営責任は免れないだろう。

https://response.jp/article/2021/04/20/345137.html

 

 

 

 

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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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