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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2024391758分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

9日午後120分ごろ、東京都瑞穂町箱根ケ崎の物流会社「Tロジテック」の倉庫で、同社の従業員から火事を伝える119番通報があった。

東京消防庁によると、約28時間後の10日午後55分ごろに鎮圧し、2階建ての倉庫約7500平方メートルが全焼した。

警視庁福生署によると、逃げ遅れやけが人は確認されていない。

倉庫ではインターネット通販商品などが保管されているという。

10日午前540分ごろ、現場近くの国道ではスリップ事故が2件起きた。

走行中のトラックが急停止し、後続のトラックが追突。
バイクの単独での転倒事故も発生した。
けが人は確認されていないという。

署は、いずれも消化のための長時間の放水による路面凍結が原因とみて調べている。

現場はJR箱根ケ崎駅から北に約15キロの工場などが立ち並ぶ地域。

https://www.asahi.com/articles/ASS395WFNS39UTIL00S.html

 

3101832分にYAHOOニュース(日テレNEWS24)からは、交通事故は3件起きていたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

9日昼過ぎから東京都瑞穂町にある物流会社の倉庫で火災が発生していましたが、27時間半ほどたってほぼ消し止められました。

東京消防庁などによりますと、9日午後1時半ごろ、瑞穂町の物流会社「Tロジテック」の倉庫で火災発生の119番通報がありました。

この火事で2階建ての倉庫7500平方メートルが全焼し、火は10日午後5時すぎ、ほぼ消し止められました。

この火事によるケガ人はいませんが、10日朝早くには、付近の道路で放水された水が凍り、交通事故が3件起きたということです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/576445c37bcf9b212fe3ae106571164504b2331d

 

 

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2024229160分にYAHOOニュース(読売新聞)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

救急車や消防車の緊急走行で、従来の「ピーポー」や「ウーウー」とは異なるサイレン音が広がっている。

「ギュイーン」という不協和音だ。

交差点への進入や渋滞時にドライバーや歩行者に気付いてもらうことを重視した「高警告サイレン音」で、事故防止につながるとして、全国の消防車両の約2割に導入されている。


【イラスト】「ギュイーン」サイレンの仕組み

堺市消防局の救急隊員が、消防車の運転席にある「交差点」「渋滞通過」と書かれたスイッチを押すと、「ギュイーン」という不快な音が、それぞれ10秒間、響き渡った。

同消防局では、救急車の半数の16台に導入している。

緊急車両のサイレンの鳴動は、道路交通法で義務付けられている。

自治省(現・総務省)消防庁が1970年に出した「電子サイレンに切り替える」との通知などを基に50年以上、救急車のサイレン音は「ピーポー」、消防車は「ウーウー」が主流だった。

ところが、消防隊員らから「通行を優先してもらえない」との声が上がるようになり、回転灯製造会社大手の「パトライト」(大阪市中央区)が2014年に新たな音を完成させた。

同社は

▽車の密閉性が向上して音がドライバーに届きにくくなった
▽耳が慣れ、緊急性を感じにくくなった

との社内の分析を踏まえ、「ウー」という音に特殊な音源を組み合わせることで、さらに高周波と低周波の音を同時に生み出した。

高周波音は歩行者に聞こえやすく、低周波音は車の窓ガラスが閉まっていても、ドライバーに届く。

同社西日本営業課の新宮課長は、「広範囲に届く上、人をイライラさせるので確実に認識してもらえる」と話す。

1基約10万~20万円で、年間1000台ほど出荷。

堺市や大阪市の消防局など全国約200の消防本部で導入され、全国の消防車両約5万台のうち2割の約1万台に搭載されているという。

福山地区消防組合消防局(広島県福山市)は21年度以降、消防団のポンプ車5台に導入。

「効果的に周囲に注意喚起でき、安全確保が図れる」として、23年度は救助工作車1台にも搭載した。

今後、台数を増やす。

社会科見学で訪れた小学生らに音を聞かせて認識してもらう啓発も行っている。

緊急車両による事故の多くは交差点で発生し、安全確保が課題となっている。

警察庁によると、13~22年に緊急車両が起こした事故は16~43件。

交差点が半数以上で、多い年は8割以上だ。

他の緊急車両への導入も進む。

高知県警はパトカーなど約20台に搭載。

新たなサイレン音の車に乗務した警察官の95%が「存在に早く気付いてもらえた」「道を譲ってもらえた」と前向きな効果を実感したという。

広島国際大の安田康晴教授(救急現場活動学)は、「緊急車両が近づいていても、音楽を聴いたり、会話をしたりしていれば気づきにくく、不快な音で認知させる試みは評価できる。ただし、音量は道路運送車両の保安基準(1951年策定)から見直されておらず、現代に適合していない。音量自体を大きくすることも検討すべきだ」と指摘する。

https://news.yahoo.co.jp/articles/3bac749085422bc6d0c5c5ee852b3570b1e3b82e

 

 

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2024252237分に北海道新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

石狩市新港西2で昨年7月に発生した倉庫火災で消火作業に当たっていた石狩消防署の消防司令の男性=当時(56)=が死亡した火災で、石狩北部地区消防事務組合の事故調査委員会は5日、調査報告書を公表した。

煙が充満する建物内で消火作業を行う際は隊員同士の体をロープでつなぐと内規で定めているが、消防司令と同僚はロープを付けておらず、消防司令が逃げ遅れた可能性があると結論付けた。

消防司令は、石狩市の高井さん。

報告書によると、高井さんは同僚との2人一組の隊長として、空気ボンベを背負い、倉庫2階の窓から進入した。

活動予定時間は20分間だったが、同僚は室内の熱気が強まり、活動継続は危険と判断して高井さんに退避を進言したが返答はなく、進入から約10分後には先に外に出た。

高井さんは1人で活動を続け、その後、無線交信が途絶えた。

同組合が定める「警防活動要領」は、煙が充満する建物内では2人以上の一組で活動し、ロープを装着すると定める。

1人で自由に動くことは原則、できないが、2人は未装着だった。

同組合は未装着だった理由について、進入当初は煙が充満しておらず、高井さんがロープが必要な状態と判断しなかった可能性があるとしている。

報告書では、活動予定時間を20分間としながら、2人が約25分間分のボンベ残量で進入したことについて、広い倉庫で退出に必要な時間を考慮すると、活動時間をより短く設定するべきだったと指摘した。

再発防止策として、ロープなど資機材の適正使用など7点を挙げた。

同組合の高橋消防長は、「二度と同じような痛ましい事故が起こらないよう再発防止に努める」とのコメントを出した。

道警によると、火災は昨年7月19日夕、鉄骨2階建ての運送会社倉庫で発生した。

高井さんは倉庫2階で遺体で見つかり、死因は窒息死だった。

道警は火災原因について、特定に至らなかったとしている。

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/971991/

 

261042分にYAHOOニュース(北海道放送)からは、延焼拡大の予測が十分でなく火勢が急激に増して身動きがとれなくなったらしいなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

去年、倉庫火災で消火活動中の消防士が死亡したことを受けて、石狩北部地区消防組合は、再発防止策などをまとめた調査報告書を公表しました。

去年7月、北海道石狩市新港西の倉庫で起きた火災では、消火活動にあたっていた56歳の男性消防士が、火元の倉庫2階の部屋で死亡しました。

第三者委員会がまとめた調査報告書では、死亡した男性消防士が倉庫2階の部屋に入った際、火元を確認するために携帯していたホースから離れたことで退路を見失ったと推定。

さらに、延焼拡大の予測が十分ではなく、炎の勢いが急激に増したことで身動きが取れなくなり、退出できなくなったと指摘しました。

再発防止策としては、倉庫火災では中にある物の位置関係などの情報が確認できるまでは、消防隊の進入を制限することや、ロープとホースによる二重の退路確保などを徹底するとしています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/7b4ac4f7fcfd3dac02ef59e6d691d1e8d2d15604

 

261758分にYAHOOニュース(HTB)からは、ホースが届く範囲よりも広範囲で火元をさがしていたらしいなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

報告書では、高井さんの遺体が倉庫の中でホースと離れた位置で発見されていることから、事故の原因はホースが届く範囲よりも高井さんが広範囲で火元を探し、退路を失い熱中症のような状態になったことが考えられるとしています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/57e86b218f307356ddc3d96817c3f99d9d198fca 

 

 

 

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2024232318分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

2023年に埼玉県警が受理した110番の7件に1件が、呼び掛けても反応がない「無応答」だったことがわかった。

スマートフォンの自動通報機能で意図せずに通報しているケースが多いとみられる。

無応答は10万205件に上り、22年の1・6倍、21年の2・7倍へと近年急増している。

緊急の対応に支障を来す恐れもあり、県警はスマホの設定の確認を呼びかけている。

県警通信指令課の発表によると、23年の110番は77万1388件。

前年を6万457件(8・5%)上回って平成以降で最多だったが、無応答が3万8677件(62・9%)増と、前年からの増加分の半数以上を占めた。

昨年12月下旬、狭山市内からの110番では、同課員が「事件ですか、事故ですか」と尋ねても雑音や小さな声しか聞こえず、発信元にかけ直してもつながらなかった。

安否を確認しようとスマホ所有者の家族に電話をかけると、本人は市内の体育館にいた。

警察官が駆けつけたところ、ポケットの中から自動で発信されていたことが判明。

通報から約80分後の「解決」だった。

無応答のケースでは、カバンやポケット内で何かがボタンに触れてしまい、自動通報機能が作動するケースが多い。

21年にリリースされた「アンドロイド12」以降の基本ソフトに追加された機能で、スマホの電源ボタンが5回以上連続して押されると、緊急連絡先に自動発信する。初期設定は「110」だ。

万一の際の有効な通報手段だが、機能自体を知らない人も多い。

オンとオフは手動で切り替えられる。

同課の竹村次席は「必要に応じて設定を見直し、スマホを使ってほしい。警察官からの折り返しの電話にも『間違いだった』と言ってもらえると助かる」と話している。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20240203-OYT1T50064/

 

 

 

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2023130日に掲載した第2報がブログ運営会社の字数制限に抵触しましたので、ここに新情報を第3報修正10として掲載します。
第2報は下記参照。
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/13011/

 

(2024年2月8日 修正10 ;追記)

2024221642分にNHK静岡からは、ホースをつたって退出するよう指示した当時の小隊長が懲戒処分を受けたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

おととし8月、静岡市葵区呉服町のビルで起きた火災では、静岡市消防局の当時37歳の消防隊員が消火活動中に死亡しました。

消防局によりますと、隊員は退出の指示を受けたあと、何らかの原因でほかの隊員とはぐれ、火元の倉庫の中に1人で入ったということです。

ビルに進入する際、現場を統括していた当時の小隊長は、消防局の活動基準で定めた隊員どうしをロープでつなぐ手法ではなく、地面に置いたホースをつたって退出するよう指示したということです。

この指示について消防局が設置した事故調査委員会の報告書では「安全よりも迅速性と効率性が優先された可能性がある」と指摘されています。

このため静岡市消防局は活動基準に反する指示で職務上の義務を怠ったとして、当時、小隊長だった30代の職員を減給10分の1、6か月の懲戒処分にしました。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/shizuoka/20240202/3030022898.html

 

222051分にYAHOOニュース(静岡放送)からは、当時は視界が確保されていたことなどを理由にロープを使わなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

現場では当時、視界が確保されていたことなどを理由に、本来、命綱として使用する隊員同士をつなぐロープを使わずに進入しました。

この判断をめぐり、ロープを使用せずに進入を指示したことが活動基準と異なるとして、静岡市消防局は2日、殉職した男性隊員の部隊の当時の隊長(30代)を6か月の減給(給料の10分の1)の懲戒処分としました。

静岡市消防局は当時、ロープを使用しなかったことは「問題なし」としていましたが、今回の隊員の処分でロープの不使用は基準に違反していたと認めた形です。

また、事故調査委員会の指摘なども踏まえて、静岡市消防局の担当者は「命綱をしていれば事故は起こらなかったとみている」と話し、消防局としても「ロープを繋がない合理的理由がない」と結論付けたことを明かしました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/c24a29fe161c83ad841541f1ed929eeddae86f2f 

 

221855分にYAHOOニュース(テレビ静岡)からは、元小隊長は体を繋ぐと隊員の動きが制限されると思ったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

聞き取りに対し、処分を受けた元小隊長は「体をつなぐと隊員の動きが制限されると思った」と話しているということですが、市の消防局は命綱を使っていれば事故を防げた可能性があるとの認識を示しています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/770e437f0b0da625ff3eadc141f362acba76b523

 

 

(2024年2月29日 修正11 ;追記)

20242281952分にYAHOOニュース(テレビ静岡)からは、調査委の報告書では事故の背景にある問題が分析されていないとの市長の考えを受け、市は独自に再検証、結果、現場で規範と異なる行動をとることが常態化していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

2022年、消防隊員が死亡した静岡市のビル火災で、市が組織体制などの検証結果を発表し、消防活動の規定が十分に守られていないことなどが明らかになりました。

消防隊員が死亡した静岡市のビル火災では、専門家による事故調査委員会が報告書をまとめ、静岡市は隊員に基準と異なる方法での進入を指示したとして、当時の小隊長を減給処分としています。

報告書について、静岡市の難波市長は、事故の背景にある問題が分析されていないとして、市独自の検証チームで現場での指揮体制や組織風土の問題を再検証し、28日に結果を発表しました。

検証の結果、消防職員へのアンケートで約10%が「活動規定の遵守が意識されているとは思わない」と回答し、消火活動の基準が守られていないことがわかりました。

静岡市・難波喬司 市長:
「現場で規範と異なる行動をすることが常態化していることが大きな問題。
なぜ規範が守られなかったのかという原因を出発点として、規範の解釈と運用の再整備を行う。」

市は2024年度消防局に新設する「消防管理室」で課題を分析し、再発防止と組織の改善に努める方針です。

静岡市が指摘した主な組織の課題がこちらです。

▽安全管理の不徹底
▽規範遵守の不徹底
▽現場に意見を吸い上げ適切に反映する仕組みが不十分

こうした課題を踏まえた再発防止策として、研修・訓練規範の検証と見直し、それに現場の意見を反映させる仕組み作りなどを新たに設置する「消防管理室」を活用して進めていくということです。

Q.600人を対象に行ったアンケートで、約10%が守られていないということですが?

菊地幸夫 弁護士:
「今まで起きた大きな事故で本来守らなければいけないマニュアルがあり、それが使いにくい、現場で違うことが行われているとか、このギャップから事故に至っているというのが少なくないです。
命に関わる問題なので、基本はマニュアルの手順を守らなければいけませんが、それがなぜ使い勝手が悪いのかなど検証していく必要があります。」

Q.組織の改善が急がれますね.

スポーツ心理学者(博士) 田中ウルヴェ京さん:
「組織の改善というのは、現場の意見が重要。
現場の意見は本当の話を聞くことが重要なのですが、本当の話の条件としては完全なる匿名です。
名前が出ていなくても、年齢や役職などがわかってしまうようなアンケート調査なのか。
厳密にすることによって、本音を聞けることが組織の体制づくりです。」

今回のアンケートは匿名で行われたということですが、その声をいかに反映して対策を急げるかが大事になってきます。

https://news.yahoo.co.jp/articles/0cc709011626e8a99dc8185ad9a6515bce60ef5c

 

228191分にYAHOOニュース(静岡朝日テレビ)からは、訓練したことがない方法での活動を上司から指示されたことがあるか?というアンケートに30%の隊員が「ある」と回答したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

・・・

当時、現場で指揮を執っていた小隊長は、山本さんを濃い煙の中に入らせる際に、活動基準で定められた命綱などで体を結ばせませんでした。

28日公表された報告書では、活動基準に従えば、煙の濃い屋内へは必ず複数の隊員で命綱などで体を結んで進入するべきであったと指摘しました。

難波市長:
「規範は守るためにあるわけで、規範と異なる行動をするということが、ある種、常態化している。これが大きな問題であると」

また、消防職員669人を対象に行った職場環境などについてのアンケート調査の結果も公表されました。

上司から訓練をしたことのない方法による活動を指示されたことがあるか、という問いに対しては、およそ30%が「ある」と回答したということです。

今回の事故でも、訓練されていない『ホースを置いて出火場所に背を向けて退出する』という方法が取られていました。

難波市長:
「危険な現場で、訓練を受けていない方法で実施するのはありえないと言った方がいいと思う」  

市は消防管理室を設置し、監察や内部統制を徹底し、再発防止に努めるということです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/6c087e653a5cd7bb8ed3852485f3303bd0d7d078

 

 (2024年3月8日 修正12 ;追記)

37734分にYAHOOニュース(静岡K新聞)からは、2番手で現場に入った元隊員が小隊長の処分に異を唱えたなど、

下記趣旨の記事がネット配信されていた。

・・・

2番手として現場に入った元消防隊員の男性(31)が6日、記者会見を開いて当時の状況を証言し、「(隊を率いる)小隊長の判断や指示は適正だった」と、市の検証結果や懲戒処分に異を唱えた。

市消防局は2月、基準に反してロープなどの命綱を使わない屋内進入を指示したとして、小隊長を務めた男性職員を懲戒処分にした。

元隊員の男性は会見で持参した命綱を使って屋内進入する場面を実演し、今回の火災の場合、命綱を使わない方が安全で合理的だったと主張した。

ホースや投光器のケーブルにさらに命綱が加わることでその3本が絡まりやすくなったり、隊員同士の身動きが取りにくくなったりするリスクがあるとした。

現場では命綱なしでの進入指示や判断を小隊長が行い、「誰もノーとは言っていない」と説明した。

屋内退出時には、元隊員が殉職した男性の右肩を2回たたき、右手で出口方向を示すジェスチャーを送ったという。

男性の表情は確認できなかったが、首を縦に細かく動かし、うなずいている様子だったという。

ただ、その後、男性は行方不明となり、退出経路とは反対方向の火点室で発見された。

・・・

https://news.yahoo.co.jp/articles/7c4469235b2d9b8b2045e8d29beda100aa3a3160

 

361926分にYAHOOニュース(テレビ静岡)からは、元隊員は活動の基準はほとんど見直されていないと述べたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

・・・

元消防隊員:
「(活動の基準は)平成初期に作られ、見直しもほとんどされていない。
当時の基準に安全性も合理性もない。
ただでさえ危険な場所に入っていかねばならないので、安全でないとわかっている方法で突っ込ませる明確な理由は何なのか疑問に思います

・・・

https://news.yahoo.co.jp/articles/ff54ff3c5d86350ea44579349a62dfb47b2552aa

 

36195分にYAHOOニュース(静岡朝日テレビ)からは、元隊員は去年に退職しているという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

男性はルールを現場に即したものにするよう訴えてきましたが、聞き入れられず、去年3月に消防局を退職しました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/a54016132829053521c70640c2909b3e11f1a462

 

36205分にYAHOOニュース(静岡第一テレビ)からは、消防関係者の一人は命綱の使用は大原則、ただ小隊長1人に責任を負わせたのは違うと思うとコメントしたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

・・・

これについて、元東京消防庁の坂口さんは「命綱の装着は絶対にするべきだった」と指摘しました。

坂口さん :
「(命綱の使用は)大原則。狭いとか広いとかの問題ではない。
命綱は着けないと、今回の火災現場は通路など広くない。
だからより必要なんです。
濃煙が充満して、高温になっていた」

一方で坂口さんは、命綱を使わずにビルに進入するよう指示した小隊長1人に責任を負わせた「静岡市消防局の組織風土に問題があるのでは」と厳しく指摘します。

坂口さん:
「火元はわかっていたはず。
わかっているのに、なぜ(隊員が)火元を確認するのか。
屋内進入する目的がないにも関わらず、屋内進入をさせた、私はその方が問題だと思います。
これは現状の指揮本部と活動隊との連携が全く取れていなかったということ。
私は小隊長が懲戒処分を受けるのは、どうかと思う。
静岡市消防局の問題でありながら、小隊長に責任を押し付けている。
それは違うのではないかと思う」

その上で、坂口さんは現場を監督する静岡市消防局の上層部が一人も処分されていないことに疑問を呈しました。

・・・

https://news.yahoo.co.jp/articles/bb89cdbd4eebc26d33eab02785694fc0392c570e

 

  

 

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20231181955分にYAHOOニュース(テレビ新潟)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

柏崎市消防署の消防士が訓練中に死亡した事故をめぐり、消防本部が市議会に経緯などを説明しました。

その中で、この消防士が9月の訓練で吐き気をもよおし、訓練を中止していたことがわかりました。

10月13日、柏崎市消防署の消防士・入沢さん(男性)が潜水士を養成する訓練中に溺れ、その後、死亡しました。

訓練は指導者1人を含む4人で行われていて、入沢さんが一番経験が浅かったということです。

8日に開かれた柏崎市議会の委員会。
冒頭、黙とうが捧げられ、市消防本部が経緯などを説明しました。

〈柏崎市消防本部 山﨑消防署長〉;
「入沢消防士は今回の訓練に、勤務命令にもとづく時間外勤務として参加していただいた」

勤務時間外として行われた訓練。

市消防本部によると、入沢さんは訓練の前日、12日の午前8時半から午後10時まで働き、その後、日付けをまたいで4時間の休憩。
深夜2時から勤務を再開し、休憩をはさみながら13日午前8時半まで働きました。

訓練は24時間勤務の直後に行われたということです。

〈山﨑消防署長〉;
「消防業務の性質上、あらかじめ割り振られている勤務時間内にすべての訓練を行うことは困難であり、訓練は時間外勤務として実施されることが多くなっています。
県内ほかの消防本部においても一般的にこのように行われているものと承知している」

また、入沢さんは7月と9月にも海水浴場で訓練を行っていて、7月は鼻血や耳抜きの不良を訴えていたほか、9月は途中で吐き気をもよおし、訓練が中止になっていたということです。

〈山﨑消防署長〉;
「海中での波のゆれやうねりが原因で気持ちが悪くなり吐き気を起こすことは、ダイビングをしている者であれば時々起こるという情報はもらっている。
体質的な問題を発見することも訓練の目的であり、問題があれば資格取得を断念させることもある」

委員は、現場にAEDがなかったことに問題はなかったかなど聞き取っていました。

〈柏崎市消防本部 小林消防長〉;
「(訓練の)対応に関しては適切であった。
このような事故というところで、どこが原因であったかは、第三者委員会も含めて報告書にまとめながら今後の柏崎消防の体制に反映させたい」

安全管理に問題はなかったのか。
警察は、業務上過失致死の疑いで捜査しています。



https://news.yahoo.co.jp/articles/28252d24f579ef806b8285c24f1c07aae4e8f208  

 

1181914分にYAHOOニュース(新潟テレビ)からは、沖合の波消しブロックを目指し潜って進んでいるうちに溺れた、過去2回の訓練でも鼻血や吐き気で訓練を中止していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

潜水訓練が行われたのは1013日。
柏崎市の番神海水浴場でした。

消防士が溺れた現場は沖合68mほどにある消波ブロック付近。

当日は晴れていて、波も穏やかだったといいます。

死亡したのは柏崎市消防署の消防士・入澤さん、26歳。

8日、消防が柏崎市議会で当時の詳しい経緯を説明しました。

訓練を受けたのは、入澤さんを含む3人の隊員。

指導役の隊員1人とともに午前10時ごろ、訓練を始めました。

沖合の波消しブロックを目指し海に潜って移動。

異変に気づいたのは1027分。
波消しブロックに着いた2人が「助けて」と叫ぶ入澤さんの声を聞きました。

2人が海にもぐり水深4mの海底から入澤さんを救助しましたが、すでに意識がなく、翌日、死亡が確認されました。

入澤さんは今年7月と9月に同じ番神海水浴場で潜水訓練を実施していました。

その際、鼻から出血がみられたり、途中で吐き気を訴え、訓練が中止になっていたことが明らかになりましたが、消防は今回の訓練実施に問題はなかったとの認識を示しました。

・・・

3年前には山口県の消防学校で水難救助の訓練中に21歳の消防士が死亡するなど、これまでも痛ましい事故が発生しています。

こうした事態を受け、総務省消防庁は全国の消防に対し、安全管理の徹底を通知。

そこでは訓練参加者の体調チェックを強化することや安全監視員を配置することなどを求めています。

・・・

https://news.yahoo.co.jp/articles/e8bd77bfa8aa014b9e5c1d9df9b0d2515e83ed0b

 

1181148分にYAHOOニュース(テレビ新潟)からは、直前の健康チェックで異常はなかったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

入澤さんは夜勤明けに時間外勤務として訓練に参加し、直前の健康チェックでは異常はなかったということです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/15c0fa14e06a8927791412708db9da7fc2168f69

 

(2024年2月27日 修正1 ;追記)

20242261828分にYAHOOニュース(新潟テレビ21)からは、陸上で訓練を監視する隊員がいなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

柏崎市消防本部は、弁護士や大学教授などをメンバーとする事故調査・再発防止検討委員会を設置。

過去2回の会議で、消防側から、陸上で訓練を監視する隊員がいなかったことや、入澤さんが直近の訓練中に体調不良を訴えていたことが説明されていました。

26日の3回目の委員会で、委員は事故の原因や再発防止策について議論しました。

委員からは、訓練中の管理体制について指摘があったということです。

事故調査・再発防止検討委 小林 彰委員長:
「当然、監視する管理者を置くべきだったと、安全監視委員を置くべきだったと再発防止策として委員から出てます」

次回の会議は3月の予定で、再発防止策のまとめに入る見込みです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/7983a6458fa52f0091b1cb4d8a4b2ec92513684d

 

  

 

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2023119818分にYAHOOニュース(朝鮮日報)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

仁川国際空港の入国審査場で意識を失って倒れた70代の日本人男性を韓国法務部(日本の省に相当)職員が心肺蘇生(そせい)法で救った。

倒れた男性は出張で韓国を訪れた北海道苫小牧市の岩倉博文市長(73)だった。

チョソン・ドットコムの取材を総合すると、7日午後526分ごろ、仁川空港第2旅客ターミナル2階の入国審査場で札幌から到着した70代の日本人男性1人が待機中に倒れたとのことだ。

この男性と一緒に来た人々は突然の事態に戸惑い、入国審査場も騒然とした。  

当時、現場を監督していた法務部仁川空港出入国・外国人庁のチョン・ジョンソプ・チーム長(53)=審査第13課=は、緊急事態が発生したことを把握した。

同チーム長は他の職員に対して119に通報して近くにある自動体外式除細動器(AED)を持ってくるよう指示した後、直ちに倒れた男性のところに駆けつけた。  

チョン・チーム長は出入国管理所の8級・9級職員2人に対し、倒れた男性の手足をさするよう言った後、自身は心肺蘇生法のために男性のシャツを破った。

同チーム長は当初、AEDを使用しようとしたが、男性の胸に心臓病の患者が貼っているとみられるパッドが付いているのに気付いた。

このため、AEDを使用するとさらに大きな事故が起こる可能性があると判断、素手で心肺蘇生法を行ったことが分かった。  

チョン・チーム長は10分間心臓マッサージを続け、間もなく到着した救急隊員に男性を引き渡した。

この男性は仁荷大学病院の空港医療センターに搬送されて治療を受け、意識と呼吸を回復した。

同チーム長をはじめ出入国管理所の職員たちは、緊急の事態に備えて、普段から心肺蘇生法の訓練などを受けているという。  

この日本人男性は北海道苫小牧市の岩倉博文市長であることが分かった。

朝日新聞など日本の各メディアによると、岩倉市長は苫小牧港のPRのため、一行30人と7日から10日までの日程で釜山などを訪問する予定だったとのことだ。

出入国職員たちは当時、岩倉市長が政治家だとは知らなかったという。  

岩倉市長は自由民主党出身の政治家だ。
2000
年に衆議院議員として政界入りし、2006年に苫小牧市長に当選して以来、現在5期目を務めている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/ae4f5799dae0db3935c2bae52eb358eeea9eae00  

 

 

 

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20231132045分にYAHOOニュース(HTB)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

北見市の消防署で、はしごを使った訓練をしていた男性隊員が高さおよそ8.5メートルから落下し、腕を骨折しました。

消防署救助課に所属する25歳の男性隊員は、3日午後4時ごろ、北見市にある消防訓練所の訓練塔ではしごを使った救助訓練を行っていた際に、高さおよそ8.5メートルから落下しました。

男性隊員は、すぐに救助されましたが、左腕を骨折し入院しました。

北見地区消防組合消防本部によりますと、訓練は、マンションなどの3、4階に要救助者がいる想定で、消防車に備えられている専用のはしごをベランダにかけて行っていました。

男性隊員は、3階から4階に移る際にはしごと一緒に落下したということです。

消防本部は、落下の原因について、はしごが先に外れたのか確認できていないため現時点で分からず、調査中としています。

訓練は5人で行っていて、男性隊員は、ヘルメットを着用し命綱もつけていましたが、およそ8.5メートル下の地面まで落下しました。

消防本部は、安全対策が十分だったのかや落下した原因を、警察も交えて調べています。

山田消防長は、「この度の事故を重く受け止め、訓練中の安全管理を徹底するとともに、再発防止に努めてまいります」とコメントしています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/91b1f68814e0eab8f02c4e7e0b850c85b4d1b9f2 

 

1142137分に北海道新聞からは、訓練塔にかけていたはしごが外れた、自己確保ロープは身に着けていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

北見地区消防組合消防本部は3日夜、北見市広明町にある同組合消防訓練所の訓練塔での高所救助訓練中、男性消防士長(25)が転落し、左腕を骨折したと発表した。

同本部によると、消防士長は3日午後4時ごろ、塔の3階から4階へはしごを掛けて登っている最中、高さ8・5メートルに設置していたはしごが塔から外れ、その勢いで地面に転落した。

意識はあり、命に別条はないという。

命綱の自己確保ロープは身に着けていた。

同本部は、はしごが外れた原因を調べている。

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/936364/

 

(ブログ者コメント)

北見市の消防署が訓練塔で引揚救助訓練している様子を、㈱伝書鳩さん(暮らしの情報発信や広告などを行っている会社)がユーチュブにアップしていた。
当該訓練では、隊員が降下する直下の地面に分厚いマットレスが敷かれている。
おそらくは今回の訓練でも同様のマットレスが敷かれており、また命綱の装着もあって、9m高さから落下しても左腕骨折程度で済んだものと推察する。



https://www.youtube.com/watch?v=RAWhYj4qdKA

 

 

 

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202310301842分にYAHOOニュース(新潟放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

29日までの3日間、柏崎刈羽原発の事故を想定した新潟県の防災訓練が行われました。

18年ぶりに国と一体となって行った今回の訓練。

様々な課題が浮かび上がったようです。

今回の訓練は、新潟県の上・中越沖を震源とする地震で柏崎刈羽原発7号機の炉心が冷やせなくなり、放射性物質が放出されるという想定で行われました。

岸田総理 ;
「原子力緊急事態宣言を発出いたします」

国と一体での訓練は18年ぶりです。

屋内退避も含めると、住民およそ165000人が参加する大規模な訓練です。

原発から5キロ圏内の住民が避難のために使ったのは、海上自衛隊のエアクッション型揚陸艇=LCAC」です。

この船は2021年の訓練でも登場しましたが、波が高く、住民を乗せるのは断念していました。

記者リポート ;
「住民を乗せたLCACが海上へと出ていきました。
そして、沖合45キロほどのところに泊っている輸送艦に船体ごと入り、住民を移すということです」

住民はその後、直江津港まで移動しました。

「船での避難」に住民は… 。
住民;
「海が荒れた時がちょっと不安かなと思います」
「本当に放射性物質があるところに自衛艦が迎えに来てくれるのか」
「自動車もありますし、わざわざ船に乗ってこれだけ時間がかかると放射能浴びる可能性があるので、早く抜けたいと思えば車で逃げるか…その方が早いのかな」

今回の避難訓練には、他にもヘリコプターを使った避難や自家用車、バスを使った避難も訓練も行われました。

「左手に放射性物質が付着している可能性がありますので、隣で簡易除染を受けていただきます」

車で避難した住民は『スクリーニングポイント』に立ち寄り、体や車などの表面に付着した放射性物質を検査。

15秒ほどで2人が同時に検査できる新たな機器も使って検査の流れを確認しました。

また避難所での本人確認では、新潟県が開発したアプリを使い、作業が効率的に進むかも確認しました。

住民 ;
「避難の方はスムーズにできるかと思います。今回のでだいぶ手順が理解できましたので」

一方で、「車の避難」には、こんな不安も…。
住民;
「車で移動している時は、情報を受け取る方法があるのかないのかが心配ですね」
「ほとんどみんな自家用車になるじゃないですか。
その場合に、果たしてスクリーニングポイントなどに全員が通過していけるのかどうか…。
逃げたい一心になれば、そういうところを飛ばしていくということもありますよね」

また、懸念されているのが、冬の大雪など悪天候が重なった場合の避難です。

今回、悪天候に対応する訓練は非公開の机上訓練のみで終わりました。

住民;
「去年の柏崎の大雪で国道止まりましたよね。
ああいう時はどうするのかなっていう細かいところが計画に組んでないので、避難経路だけはわかったですけども、交通状況は把握していない感じ。
そういうところはちょっと心配でした」
「一斉に動いたらどうなるのとちょっと疑問」

視察した花角知事は、「繰り返し行う中で防災意識が高まる」と訓練の意義を強調しました。

花角知事;
「例年県がやってきたものに比べれば、はるかに規模が大きくなって、言うならば『より実際に近いもの』になってきていると思います。
訓練を重ねる中で、非常に効率的なものになっていくとは思います」

新潟県は3日間の訓練で得た教訓を国や自治体などと共有し、今後の対応に役立てるとしています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/0b4c73981f4318c4fc191454e69f703c297133b2 

 

10301914分にテレビ新潟からは、初日は海自と空自も出動しての避難訓練、2日目は放射性物質が放出された後の避難住民の汚染検査や簡易除染などが行われたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

東京電力・柏崎刈羽原発での重大な事故を想定し、10月28日と29日の2日間、住民の避難訓練が行われました。

国がかかわり、さまざまな訓練が行われる中、課題も浮き彫りとなりました。

《防災行政無線》
 
「西中通地区に避難指示が発令されました」

10月28日、柏崎市の西中通地区。

住民たちが一時集合場所となる地元の小学校に続々と集まってきました。

始まったのは原子力防災訓練です。

〈参加した住民〉
「やっぱり身近に感じていなとダメだと思っている」
「福島の事故をみてますので、自分たちもいつそういうことが起きるのか不安はどこかにはあります」

首相官邸には岸田首相をはじめ、閣僚たちの姿が…

〈岸田首相〉;
「東京電力・柏崎刈羽原発において事故が発生したことから、原子力緊急事態宣言を発出し、関係自治体への避難等の指示を行いました」

訓練は、震度6強の地震が起き柏崎刈羽原発7号機の原子炉が自動停止、その後、原子炉を冷やすための非常用の冷却機能が喪失し全面緊急事態に至ったとの想定です。

国が柏崎刈羽原発を対象に訓練を行うのは2005年以来、18年ぶりです。

被ばくを防ぎながら住民をどう安全に避難させるのかが訓練のテーマです。

初日は原発から5キロ圏内の住民が参加しました。

住民を乗せたバスが向かった先は原発をのぞむ柏崎市の海水浴場。

沖合から水しぶきをあげて向かってくる2隻の船…自衛隊のホーバークラフトです。

地震によって道路が寸断されたり渋滞が起きたりした場合を想定し、海上からの避難を試みます。

〈参加した住民〉 ;
「ちょっと恐ろしいです…今まで経験したことないので」
「大きな音がするので、これからどれくらい大きな音がするのか不安です」

住民は沖合で輸送艦に乗り換え、上越市へ向かいました。

このほか、自衛隊のヘリコプターを使い、空からの避難も行われました。

ただ雨天候のため、予定されていた一部のヘリの飛行は中止となりました。

◇ ◇

訓練2日目は5キロから30キロ圏内の住民が対象で、放射性物質が放出されたあと避難を始めた想定です。

柏崎市の住民は上越市の公園に到着しました。

《訓練》
「これからワイパーの方を測定します。エンジンを切ってお待ちください」

行なわれていたのは、放射性物質が付着していないか調べるスクリーニング検査です。

住民たちが乗った車やバスの放射線量を調べ、汚染されていないか確認していきます。

《訓練》
「左ワイパー基準値未満です」
「基準値未満了解です」

基準値を超えた場合は、住民の検査に移ります。

放射線量の高いか所を調べ、簡易除染が行われました。

スクリーニング検査を終え、上越市の避難経由所に到着しました。

住民が手にしているのはスマートフォン。

時間の短縮や効率化を図ろうと専用のアプリを使い、オンラインでの受付が行われました。

ただ…
〈職員〉;
「ダメだ。大変申しわないです。こちら読め取れなくて。あちらの紙に書いていただいて」

うまく受付ができないケースも。

また、扱いに不慣れな高齢者からは。
〈参加した住民〉 ;
「年をとっているとこれ、スマホで出せないという人はこれ(名札)を町内会でつくってくれた。逆にね、時間がかかってますね」

柏崎市や刈羽村など、7市村から約880人の住民が参加した避難訓練。

住民からはさまざまな声が聞かれました。
〈参加した住民〉;
「若い人はアプリがいいだろうしお年寄りは携帯のない人もいますし」
「受付から滞ってみなさんやっぱり登録が難しいのかと感じました」
「私たちの訓練というよりどちらかというと県の主催者側の訓練のような気がして、(自分が)実際に動けるのかなって不安はすごくあります」

とくに不安の声があがったのが…
〈参加した住民〉;
「逆にもう家に閉じこもっていた方がよっぽど安全かと、“真冬”は」
「実際に“冬道”だったらしかもあの大型バスなので路面悪ければこの道通れないとかもう少し時間かかるのではないかと感じた」

原子力災害と大雪が重なる複合災害。

去年12月には、大雪の影響で柏崎市を通る国道8号が38時間にわたって通行止めとなる事態が起きました。

訓練を視察した花角知事は。
〈花角知事〉;
「訓練というのはいろんな角度でやるべきものでありますので。さまざまな機会をとらえてできるだけシナリオのパターンをつくって訓練することは重要だと思う。それが対応力の向上につながると思います」

県は課題を洗い出し、今後の訓練や県の広域避難計画に反映させていくとしています。

















https://news.yahoo.co.jp/articles/6fc9b5cec2fe8ac9003d4a8461d8bd62d140fca7 

 

10301322分にYAHOOニュース(新潟テレビ)からは、避難バスがパンクするトラブルもあったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

柏崎刈羽原発での重大事故を想定した新潟県の原子力防災訓練は29日、3日間にわたる日程を終了しました。

3日目は原発から30キロ圏内(UPZ)の住民が避難先への移動を体験し、一部の住民は自家用車を使って避難しました。

上越市の直江津港南ふ頭緑地公園では、放射性物質による汚染の有無を確認するスクリーニングと除染作業を訓練し、花角知事も視察。

避難車両の放射線量を測ったほか、日本原子力研究開発機構の体表面測定車による人体のスクリーニングも実施しました。

訓練中には、会場内で避難住民を乗せたバスのタイヤがパンクし、急遽、別のバスを用意するアクシデントもありました。

避難経由所となったユートピアくびき希望館(上越市)では、避難者の本人確認と避難先の指示に県が開発したDXアプリを活用しましたが、住民がパスワードを忘れるなどして手続きに時間がかかったケースがありました。

花角知事は訓練後に報道各社の取材に応じ、「訓練を通してより合理的・効率的な避難になると安全安心につながる」と述べましたが、DXアプリについては職員の作業に不慣れな点もあったとして「住民への周知と職員の習熟が必要」と述べました。







https://news.yahoo.co.jp/articles/dbbbc492556da5dea5dc7399ee4431db5bd6ab77 

 

(ブログ者コメント)

避難バスのパンクなど、想定外のことがいろいろ起きたということで、訓練の目的の一つは達成されたようだ。
あとは避難マニュアル?にどう落とし込むか・・・というところだろう。

 

 

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20231025194分にNHK三重から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

津市では、救急車が現場に到着するまでの間に、近くにある事業所の人たちに、応急手当を行ってもらう仕組みを、全国で初めて導入することになりました。

これは、25日開かれた会見で津市の前葉泰幸市長が明らかにしたものです。

津市によりますと、市内での去年の救急車の出動件数は1万7589件と過去最多で、現場への平均の到着時間も約10分と、ここ数年遅くなる傾向にあり、熱中症などが多発する夏の時期は救急車がひっ迫するケースもあるということです。

こうした中、津市は、救急要請があった現場近くの事業所の人たちに、救急車が到着するまでの間、応急手当を行ってもらう仕組みを、11月から全国で初めて導入することになりました。

具体的には、津市消防本部から出された出動指令を受け、登録した事業所の担当者が、AEDなどで救命作業を行ったり、大規模災害発生時の避難誘導などをしたりするということです。

事業所は、救急や火災などに関する講習や訓練を一定期間受けたあと、現場で活動できるということです。

市によりますと、11月、津中央郵便局の14人が登録する予定で、令和8年度までには100人程度に増やしたい考えです。

津市の前葉市長は、「人の命を助けるという社会貢献につながるので、ぜひ登録し、活躍してほしい」と話していました。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/tsu/20231025/3070011582.html  

 

 

 

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20237191851分にYAHOOニュース(東北放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

消防隊員たちが、日ごろの訓練の成果を披露しました。

水難事故を想定した消防隊員の救助技術を競い合う大会が19日、宮城県利府町で開かれました。

利府町で開かれた大会には、新潟県と東北各県にある16の消防本部から隊員およそ80人が出場し、7つの種目で競い合いました。

このうち、人命救助の種目では、3人一組となった隊員の1人が、ロープを体に巻き付けてプールに飛び込み仲間の隊員と協力して溺れた人を引き上げるまでの確実性や速さを競いました。

仙台市消防局 永田消防士長:
11秒を徐々に削っていくが、そこでミスをしないことを意識してやった。非常時にあっては、いかに冷静でかつ失敗せず迅速に動くことを意識して動いていきたい」

19日行われた各種目で上位入賞した隊員は、825日に北海道で開かれる全国大会に出場します。









 

https://news.yahoo.co.jp/articles/6dd6b7cbf55fcd83733ed0c0f839ed3f75d48829

 

(ブログ者コメント)

ロープ付き浮き輪を持った紫帽隊員がプール対岸で待機していた赤帽隊員(遭難者役)のところまで泳いでいき、赤帽隊員は浮き輪につかまり、3人目の隊員が力強くロープをたぐりよせて救助する、という競技だった。

 

 

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20235162021分にYAHOOニュース(新潟放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

新潟県長岡市で16日、長岡消防署の救助隊が河川敷での救助訓練中に発射したロープが付近を走っていた車に接触し、車の一部が壊れる事故がありました。
けが人はいませんでした。

事故があったのは、長岡市下山町のフェニックス大橋です。

長岡市消防本部によりますと、16日午前10時半ごろ、長岡消防署救助隊が、フェニックス大橋の下を流れる渋海川の河川敷で川に流された人を助ける訓練を行っていました。

対岸にロープを渡すために「救命索発射銃」という圧縮した空気を使ってロープを飛ばす救助器具を使ってロープを発射したところ、誤って河川敷の上にかかるフェニックス大橋に向かってロープが発射され、橋を走行していた車にロープが接触しました。

車には1人が乗っていて、けがはありませんでしたが、車のライトなどが壊れました。

ロープが誤った方向に発射された原因について、長岡市消防本部は、発射に必要な圧力の設定を誤ったことや銃の持ち手の固定が甘く発射の反動で銃口が上を向いたことが要因と見ています。

長岡市消防本部の近藤消防長は、「今後、このような事案が発生しないように職員に再発防止を徹底させ、市民からの信頼回復に努める」としています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/0d93e2b31293f9e10e46952cb789f504f9119149

 

(ブログ者コメント)

同様の事故は昨年8月にも宮城県登米市で起きている。(本ブログでも紹介スミ)

 

 

 

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20233271926分にNHK茨城から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

25日午後4時すぎ、南消防署住吉出張所の炊事室で、フライパンの油から火が上がっているのを調理係の男性消防士が見つけました。

男性消防士がガステーブルのスイッチを切ったところ火は消えたということで、換気扇とフライパンが焼けましたが、けが人はおらず、消火活動も行わなかったということです。

市消防局によりますと、消防士は調理係として夕食をつくるため、サラダ油を注いだフライパンを火にかけていたところ、ほかの消防士が倉庫で片付け作業をしていたことに気づき、手伝おうと数分間、炊事室を離れてしまったということです。

南消防署の猿田署長は「消防局としてあってはならないことで、再発防止と信頼回復に努めてまいります」とコメントしています。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/mito/20230327/1070020407.html

 

 

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20233231746分にYAHOOニュース(山陰中央テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

3月11日に出雲市の交差点で、パトカーが軽乗用車と衝突した事故で、警察はパトカーがサイレンを鳴らさず交差点へ進入したことが事故の原因だったとして、運転していた女性巡査を書類送検しました。

道交法違反の疑いで書類送検されたのは、出雲警察署の24歳の女性巡査です。

警察によりますと、3月11日午後1時ごろ、パトカーで緊急走行をしていた際に出雲市白枝町の赤信号の交差点にサイレンを鳴らさずに進入し、青信号で直進してきた軽乗用車と衝突したということです。

この事故によるけが人はいませんでした。

警察によりますと、女性巡査の運転するパトカーは、事故の起きた交差点に「人が倒れている」との通報を受けてサイレンを鳴らし、赤色灯をつけて緊急走行していたものの、現場である交差点に近づいた際に、同乗していた19歳の男性巡査が交差点に進入する前に判断を誤ってサイレンを止めたということです。

このため、パトカーに気付くのが遅れた軽乗用車と衝突したということです。

調べに対し、女性巡査は「間違いありません」と容疑を認めているということです。

出雲警察署は、「市民を守る立場の警察官が事故を起こしたことは、指導が至ってなかった。再発防止に向け指導、教養に努めて参ります」とコメントしています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/a67e6b5387d469fda53225fd8745a9081717bace

 

3232024分にYAHOOニュース(山陰放送)からは、事故前に停止ボタンの操作に関する会話や指示はなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

事故は311日に市内の交差点で発生し、パトカーは通報を受けて緊急走行していました。

しかし、本来は赤色灯を点灯させると共にサイレンを鳴らしながら交差点に入る必要がありましたが、助手席の19歳の男性巡査が、通報現場だった交差点に入る直前に停止ボタンを押してサイレンを止めていました。

現場に到着し緊急走行の必要がなくなればサイレンは鳴らさないことになっているものの、この事故では、その前に停止ボタンが押され、パトカーは緊急走行の要件を欠いた状態で交差点に進入したことになり、道路交通法違反の赤信号無視が成立するとしています。

事故の前に男性巡査と女性巡査との間で停止ボタンの操作に関して会話や指示はなかったということです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/dd5b461990862a80bb3fd44da617119e76a67328

 

(ブログ者コメント)

運転していた女性巡査に連絡もせず、勝手に停止ボタンを押した男性巡査の過失による事故。

運転していた女性巡査も、いくら緊急走行中だといっても、赤信号の交差点に進入する場合は速度を緩め、周囲に注意を払っていたはずなのだが・・・。

 

 

 

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20233191442分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

千葉県八千代市消防本部は、装着型のカメラで撮影した現場映像を本部でリアルタイムに確認できるシステムを4月から運用する。

インターネットを使って通話もできる仕組みで、現場と本部との連携を円滑にし、迅速な人命救助につなげる。

現場映像や音声の同時発信を可能にするのは、クラウド録画サービス最大手「セーフィー」(東京都品川区)が開発したウェアラブルクラウドカメラ「Safie Pocket2」。

市消防本部では、2021年11月から様々な現場での実証実験を重ね、本格導入を決めた。

救助活動などにあたる隊員が小型カメラ(縦8・4センチ、幅5・5センチ、厚さ3センチ、重さ約160グラム)を胸に装着して火災現場に入ることで、燃えさかる建物の様子などが本部にリアルタイムで伝わる。

スマートフォンを利用した映像発信では、隊員1人が撮影に専念することになるうえ、現場を多角的に捉えることが難しかったという。

市消防本部では6日、新しいシステムを使った訓練が行われ、建物に入った隊員のカメラから送られてくる映像が本部の大型モニターに映し出された。

本部では、中継映像や隊員の声を確認しながら現場に指示を送った。

市消防本部によると、こうしたシステムの利用は建設現場などで広がっているが、消防への導入は全国でも珍しいという。

4月から本部や市内の五つの消防署に計7台を配置し、ドローンによる上空からの映像と合わせた活用も進める。

市消防本部警防課の担当者は、「将来的には、医療機関との情報共有も検討していきたい」と話した。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20230314-OYT1T50248/ 

 

36181分にNHK千葉からは、6日に行われた訓練の様子について、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

消防隊員が撮影した現場の映像を消防本部がリアルタイムで確認できるシステムを千葉県八千代市が導入することになり、6日、システムを使った訓練が公開されました。

このシステムは、現場と司令室をインターネットで結び、映像のほか通話も同時にできる仕組みで、千葉県八千代市は来月1日から市内の5つあるすべての消防署に導入することになりました。

これを前に、6日はシステムを使った災害訓練が行われ、参加した隊員はカメラが付いた専用の機器を胸に装着して火災現場に入り、通話機能を使って現場の状況を報告していました。

消防本部の司令室では、現場から届けられる報告と映像を確認しながら、周囲に危険が潜んでいないかなど、指揮にあたっていました。

八千代市消防本部によりますと、映像だけでなく通話も同時にできる今回のようなシステムの導入は全国でも珍しいということです。

八千代市消防本部警防課の池部副主幹は、「リアルタイムで把握できるので、現場の支援に非常に有効だ。隊員の安全を確保することで、いち早い人命救助にもつなげていきたい」と話していました。











https://www3.nhk.or.jp/lnews/chiba/20230306/1080020125.html

 

 

 

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20233101656分にYAHOOニュース(瀬戸内海放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

10日午前730分ごろ、香川県高松市の県道で、救急車を止めて病人を搬送中の高松南消防署の救急隊員と自転車が衝突しました。

 【写真】事故があった県道(高松市室新町)

警察によりますと、救急隊員は体調不良の女性を救急車に運び、運転席に乗り移るため車から外に出たところ、路肩を走ってきた自転車とぶつかったということです。

この事故で、救急隊員(47)と自転車に乗っていた男性(27)が足に軽いけがをしました。

体調不良の女性は、代わりの救急車で市内の病院に搬送されました。

体調の急変などの情報は入っていないということです。



https://news.yahoo.co.jp/articles/feb2383a09f08b12138b39c478a0c6600707ea45  

 

3101054分にYAHOOニュース(山陽放送)からは、後部座席を降りたところ接触したという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

きょう(10日)午前730ごろ、高松市室新町の県道で、体調不良の女性を病院に搬送するために停車していた救急車の救急隊員(47)が、運転席に移動しようと後部座席を降りたところ、路肩を走ってきた自転車の男性(27)と接触しました。

この事故で、救急隊員と自転車の男性2人が転倒し、ともに足に軽いケガをしました。

体調不良の女性は、別の救急車で病院に搬送されたということです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/96380eaac9e22dd26cd11af44e6063dec5f0a0bd 

 

3101343分にNHK香川からは、署員には車から降りる際には周囲を確認するよう注意喚起していたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

きょう午前7時半すぎ、高松市室新町の県道の路肩で、急病人を搬送しようとしていた救急隊員の男性が救急車から降りようとしたところ、路肩を進んできた自転車と衝突しました。

警察と消防によりますと、この事故で、救急隊員の男性と自転車に乗っていた男性は、それぞれ軽傷の見込みだということで、搬送中だった急病人も別の救急車で病院に搬送され、容態に変化はなかったということです。

救急隊員が所属する高松南消防署によりますと、署員には救急車と消防車から降りる際には、周囲を確認し安全を確保するよう注意喚起をしていたということで、今回の事故を受けて、改めて注意喚起を行ったということです。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/takamatsu/20230310/8030015409.html 

 

(ブログ者コメント)

詳細状況は不明だが、周囲を確認しなかった消防隊員よりも、救急活動中の救急車の横をスーッと通り抜けようとした自転車のほうに非がありそうに感じた。

 

 

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2022820日に掲載した元記事がブログ運営会社の字数制限に抵触しましたので、ここに新情報を第2報修正5として掲載します。
第1報は下記参照。
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/12672/
  

 

(2023年1月30日 修正5 ;追記)

20231232116分にYAHOOニュース(静岡放送)からは、初期消火に当たった店舗関係者は消防に対し見取り図で示しながら説明したが消防はその記録映像を公開していないなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
(以下は約8分にわたる報道の全文)

20228月、消防隊員1人が殉職した静岡市葵区呉服町のビル火災をめぐり、初期消火に当たっていた店舗関係者がメディアに対し、初めて証言しました。

「火災の火元を伝えたのに、消火活動に活かされなかった」。

この関係者と静岡市消防局とのやりとりを記録した映像は公開されず、「不都合な情報を隠している」と指摘する声もあります。

20228月、消防隊員1人が殉職した静岡市葵区呉服町のビル火災で隊員がつけていたカメラの映像です。

<消防士>:
 
「煙の色変わった?」
 
「ちょっと白っぽくなりました」
 
「了解」

この緊迫した消火活動の様子は、静岡市への情報公開請求によって開示されました。

しかし、この映像には”肝心な記録”が抜け落ちているといいます。

<火元となった店で働いていたAさん>:
「僕は、はっきり、自分が見た範囲で、『火元はここですよ』という説明は、見取り図で『ここが燃えていました』という話は(現場で)させてもらっている」

初めてインタビューに答えた火災の火元となった店舗で働いていたAさん。

初期消火にもあたっていたAさんは、「火元の場所を伝えたのに、それが生かされなかった」と、当時の消防の対応を疑問視します。

<火元となった店で働いていたAさん>:
「給湯室があって『一番熱の温度が高いんだけど、ここって何かありましたか』と聞かれたときに、『火元はそこじゃないと思います、完全にこっちですね』と、僕ははっきり指している」

火災現場の見取り図をみると、Aさんが消防の現場本部に伝えたビル火災の火元は、店舗奥の倉庫兼休憩室だったと話します。

しかし、消防は、Aさんの情報とは異なる店舗入り口付近を火元と推定。

先行部隊が、給湯室など誤った場所の確認に時間を費やし、結果、火元の特定に1時間もかかったのです。

現場の状況が変化する中、3番目の部隊が火元を特定。

しかし、その部隊の男性隊員が何らかの理由で逃げ遅れ、死亡しました。

なぜ、火元の情報がありながら、別の場所から調査に入ったのか。

静岡市消防局は事故調査委員会を設置し、経緯を検証していますが、協議はすべて非公開。

火元を知らせたというAさんと消防とのやり取りは、個人情報の保護を理由に公開されていません。

<火元となった店で働いていたAさん>:
「正直、僕としても納得いかない。間違っていることは間違っていることだし、しっかり正すという意味であれば(映像を)使っていただいて構わないし、逆に隠しているのであれば、見せていただいた方が解決するのであれば出していただいて構わない」

SBSでは、本人の許可をもとに、Aさんとのやりとりが記録された映像の公開を静岡市に求めました。

しかし…

<静岡市消防局 警防課 坪井参事>:
「誰がどういう理由であっても開示できないものは開示できない。映されている個人の許可を得ている場合についても同様に開示できない」

Q.判断のミスがあったと公表してもいいのでは?

「別区画から活動した理由についても事故調査委員会の回答を待っているので、差し控えます」

情報公開制度に詳しい専門家は、消防局の対応に疑問を呈します。

<情報公開制度に詳しい 同志社大学 小黒純教授>:
「個人が特定できる可能性があるとして不開示の理由、要するに公開できない理由にするのはかなり無理がある。不都合な情報があって隠しているんじゃないかと感じてしまいます。感じること自体も市のやっていることとしてはあまりいいことじゃない。行政と市民との間の信頼関係が生まれない」

静岡市消防局をめぐっては、この1年間だけでも、患者搬送中の救急車があおり運転を受けていた事案や訓練中に落下した隊員が重傷を負った事故などを公にしてこなかった経緯があります。

Q.消防局の体質としてオープンにすることを極端に避ける傾向にあるように見受けられるが、市長にはどう映る?

<静岡市 田辺信宏市長>
「私もそういう体質があると、記者の問題意識と同感です。静岡市消防の在り方に非常に危機感を持っています」

消防の広域化によって、現在、静岡県島田市を含む32町も管轄する静岡市消防局。

2020年には、吉田町の工場火災で3人が殉職しましたが、そのうち2人は元々は島田消防署採用の隊員でした。

消防局に対して、島田市の染谷市長は…。

<島田市 染谷絹代市長>:
「(吉田町工場火災の)2人の遺族から『うちの夫は島田消防署勤務だったなら、こんな目にはあわなかった』と言われた時に、もう本当に守ってあげられなかったことに自らを責めたし、二度とこういうことは起こさないと。ところが、2年も経たずして、この8月に、また事故がありました。(ビル火災で殉職した)男性隊員の奥さんは、2歳のお子さんとまだ6月に生まれたばかりの赤ちゃんを抱いての葬儀でした。ご遺族は何が一番してほしいかと言えば、真実を知りたいんです。なんで、私の夫は亡くならなければならなかったのかということです」

男性隊員はなぜ、亡くなったのか。

火元の情報を提供したAさんは、消防が現場の状況を複合的に見て判断した可能性に理解を示しつつも、真実を明らかにしてほしいと願います。

<火元となった店で働いていたAさん>:
「誰にでも間違いはあるので、それが組織だろうが、会社だろうが、人間だろうが、間違いは間違いなので、間違いを認めてもらって、しっかり今後、そういうことがないようにしてもらえれば、僕は何も望むことはないです」





https://news.yahoo.co.jp/articles/28dc44be4a081a5fd09b082d9dc43dbf7ae83c4f

 

(ブログ者コメント)

情報伝達ルートあるいは指揮命令系統に問題があったのではないか?と思わせる報道だ。

大事なのは責任追及ではなく再発防止。
事故原因究明を使命の一つとする消防は、どこに問題があったのかを詳らかに検証し、他の消防にも教訓として情報提供してほしいものだ。

 

(2023年2月13日 修正6 ;追記)

2023212842分にYAHOOニュース(静岡新聞)からは、退避の意味のジャスチャーが伝わっていなかった可能性あり、広域化後に局内でジェスチャーの統一したルールはなかった、退出時に命綱替わりのホースが引かれたため手元からホースが離れた可能性もあるなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

行方不明になる直前に同僚隊員と交わした帰還などを意味するジェスチャーについて、意図が伝わらなかった可能性を示唆する意見が事故調査委員会で出ていることが11日、関係者への取材で分かった。

解釈の食い違いから、結果的に男性がはぐれてしまった可能性がある。  

関係者によると、男性と同僚隊員2人は屋内進入後に3階飲食店倉庫が火元であることを特定し、倉庫の扉近くの廊下で帰還指示を受けた。

先頭にいた男性は、2番手の隊員が送った、入り口方向に手を動かすなどの退出の意思表示や、命綱でもあった消防ホースを床に置くジェスチャーなどに対し、うなずいたが、その後に行方不明になったという。  

同局は16年に32町を管轄として広域化した。

同局によると、局内でジェスチャーに関する統一ルールはなく、屋内進入の訓練では応用としてジェスチャーを交える機会はあるものの、顔面を覆うマスクに搭載された拡声器による口頭での意思疎通が基本という。

男性に近い関係者は、「本人は生前、了解の場合は必ず親指を立てるハンドサインをするようにしていると言っていた」と証言する。

「(行方不明直前に他の隊員と交わしたとされる)うなずきは了解の意味だったのか?煙で視界が悪い中、ジェスチャーの意図が正しく伝わったのか?」と疑問の声を上げる。

有識者による事故調査委員会は、現場を退出できなかった原因を洗い出し、そこに至る背景的要因を分析しているという。

男性の当時の心理状態や日頃の訓練方法なども確認し、ジェスチャーで共通理解が図れる状態だったのか、慎重に検証しているとみられる。

火災は213日に発生から半年を迎える。  

【命綱失った可能性も】

男性と同僚隊員2人は消防ホースを命綱代わりにしていたが、3階入り口付近で待機していた駿河特別高度救助隊の現場隊長が3人に帰還命令を出した後、「よれを直すためにホースを一度引っ張った」と話していることが11日、関係者への取材で分かった。

退出時に最後尾にいた男性は、命綱代わりのホースが手元から離れていた可能性もある。

隊長は帰還命令の直後にホースを引いたと述べているという。

一方、関係者によると、同僚隊員のうち1人は「ホースをたどって退出している途中に、ホースが動いた感覚がある」と証言しており、ホースを引いたタイミングは食い違っている。

3人は進入時、原則とされる互いを結ぶロープを装着していなかった。

事故調査委員会はホースが引かれた事実について把握しているといい、同局が当時の状況を詳しく調べているとみられる。

https://news.yahoo.co.jp/articles/831eb5170da5ba1fa0363b828e4dec9908e01bd9 

 

(2023年3月8日 修正7 ;追記)

2023371911分にYAHOOニュース(静岡朝日テレビ)からは、タバコの火の不始末が原因だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

関係者によりますと、消防による火災調査の結果、従業員のたばこの吸い殻が十分に消火されないまま、ごみ箱に捨てられたことで出火したと結論付けられたということです。

これまでに、建物西側にある倉庫が火元であることがわかっていたほか、この倉庫内の特に焼損が激しい場所からたばこの吸い殻が見つかっていました。

また、倉庫は、従業員が休憩などで利用していたということで、冷蔵庫や段ボール、それに衣類などが置かれていたということです。

警察は、出火当時店内にいた客や従業員らから聞き取りを行うなどし、業務上失火の疑いなどを視野に調べを進めています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/ea2479bbb50da4547e6c83da84291a1b0aafb7e9

 

 (2023年8月2日 修正8 ;追記)

2023811839分にNHK静岡からは、「安全よりも迅速性と効率性が優先された可能性あり」などと指摘された事故報告書が公表された、死亡した隊員はホースをつたって退出する方法の訓練を受けていなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

事故調査委員会は、1日、報告書を市に提出しました。

報告書によりますと、3人は当時、消防局の活動基準で定められている隊員どうしをロープでつなぐ手法はとらず、地面に置いたホースをつたって退出しようとしましたが、山本さんはこの退出方法を訓練した経験がなかったということです。

報告書では、事故の要因については本人が亡くなっていることから「特定できなかった」とした上で、現場でとられた退出方法について、「安全よりも迅速性と効率性が優先された可能性がある」などと指摘しました。

その上で、今後の再発防止策として、「手順が明確に定まっていない方法や訓練経験のない方法が現場で安易に選択されないよう、安全意識を徹底することが求められる」と提言しました。

静岡市消防局は、1日午後、この報告書を市のホームページで公表しています。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/shizuoka/20230801/3030021050.html

 

81日付でテレビ静岡からは、死亡した隊員はホースの筒先を持たず1人で火元の部屋に入ったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

・・・

今回の調査では、事故原因の特定には至らなかったということですが、要因として3点をあげています。

・死亡した隊員がホースの筒先を持たずに1人で火元の部屋に入ったこと。

・退出命令が出た時に、他の隊員が退出していないことに気付かなかったこと。

・気付いた後にすぐに隊員を見つけ出せなかったこと。

そして、これらの背景に
「『安全』よりも『作業性や効率性』を優先していた」
「隊員同士の意思統一が図られていなかった」
「活動方針の伝達が十分でなかった」、

これらの可能性が指摘されています。

https://www.sut-tv.com/news/indiv/22893/

 

※以下は訓練要領の問題点に関する報告書の記述。(p87/116

https://www.city.shizuoka.lg.jp/000987833.pdf  

 

(2023年8月18日 修正9 ;追記)

20238151946分にYAHOOニュース(静岡放送)からは、事故当時に現場で活動していた元隊員は調査委員会の検証結果に疑問を呈しているなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

殉職した消防士と一緒に消火活動に当たった元消防隊員は、事故調査委員会の検証結果について疑問の声を上げています。

「間違いなくいえるのは、僕らが行った行動に間違いがいまのところは僕は見当たらない」

確信をもって当時の状況を振り返るのは、1年前のビル火災の現場で殉職した隊員と同じ3人組のチームで活動していた元消防隊員です。

男性隊員が亡くなった原因について、静岡市消防局の事故調査委員会は、男性隊員が行方不明になっていることを同僚の隊員が気づかなかったことなど、複数の要因が重なって起こったと結論付けました。

しかし、男性隊員と同じチームで消火活動を行っていた元消防士は、屋内への進入や退出の判断について間違いはなかったはずだと主張しています。

<男性隊員と一緒に進入した元消防隊員> :
「(退出の際に)この距離で細かくうなづいているのを知っているんで、間違いなく意思統一ができたと感じた。
最終的には何があったのかって、本当にそこはわからない。
わからないですよね」

その上で、報告書では現場で行われた消火活動の検証が十分に行われていないと指摘しました。

事故調査委員会の報告書によりますと、男性隊員らの前に進入した隊は、活動環境を整えるため、煙を外に出そうと火元の対角線上に位置する給湯室に入り、東側の窓を開けたとしています。

一方、元消防隊員は、この窓を開けたことで、火元の煙や火がさらに中央の通路に広がった可能性があると指摘。

火元のすぐそばの呉服町通り側から排煙するべきだったと主張します。

<男性隊員と一緒に進入した元消防隊員> :

「間違いなく進言はしているんですよ。ここ開けられないんですかって。
ここを開けることは火災を助長させる行為の1つにつながる可能性は少なからず(ある)」

こうした意見に対し、静岡市消防局は排煙する場所は「給湯室側の窓」以外になかったと反論します。

<静岡市消防局 長井警防課長>

Qそこをそもそも空気を逃がすために、開けるという選択肢はなかった?

「なかった。
南側のビルの関係者からこちらの建物の中に進入できるという情報を得たものですから、そちらを検索途中にこちらの扉があることを確認している。
北東側の給湯室の窓以外に煙などを逃がす開口部はございません」

休みの日にも公園で筋トレをし、管内にある消火栓の位置を確認するなど、消防に対して熱心に向き合った男性隊員。

<男性隊員と一緒に進入した元消防隊員>

「間違いなく、このままだったら絶対に絶対に事故が起きます。
もうちょっと現場の声を聞いたほうがよいと思いますよ」

9か月かけて検証した「事故調査報告書」は、男性隊員に胸を張って報告できるものなのか。

二度と同じような被害を繰り返さないために、組織内でのコミュニケーションを増やし、組織の風通しをよくする必要がありそうです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/014df27540aefa39c853caa3050d42eee81baa42 

 

 

  

  

 

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202311482分にYAHOOニュース(徳島新聞)から下記趣旨の記事が、課題取り組み中の写真付きでネット配信されていた。

ロープを使った救助技術「ロープレスキュー」の国際競技会「GRIMPDAY(グリンプデイ)」で、徳島県内の消防士5人が所属する日本代表チーム「JAPAN WEST 9PM」が初優勝した。

2度目の出場で、日本勢では初の栄冠。

中心選手の一人として活躍した板野東部消防組合消防本部の岸本さん(39=北島町江尻=は、「今まで取り組んできたことが評価された」と喜んでいる。

競技会は20229710日、ベルギー各地の遊園地や博物館、採石場などで行われた。

さまざまな事故を想定した11の課題が当日会場で発表され、各チームが救出する速さや正確さを競った。

欧米やアジアの24チームが出場した。

日本代表は中四国の13人で構成し、うち県人は5人。

岸本さんは要救助者の元に向かい、森さん(34=徳島市川内町金岡=はロープを引き上げるシステム構築を担当。

藤川さん(35=吉野川市鴨島町山路=は要救助者役を務めた。

辻さん(44=北島町鯛浜=と森岡さん(34=徳島市国府町和田=は、飲食料調達などのサポート役を担った。

岸本さんの任務はレスキュアーと呼ばれる。
救出方法を考え、現場で機敏な判断を求められる中心選手だ。

遊園地の遊具が地上50メートルの高さで止まった想定の課題では、遊具の上から垂らされたロープを伝って遊具に到達。
強風の中、遊具と自身を別のロープで固定するなど工夫し、要救助者を安全に運び出した。

チームの総得点は、平均の約800点を大きく上回る998点。
2
位の英国代表とは6点差だった。

競技会には17年に西日本と東日本の2チームが初出場。

その時の西日本チームにいた辻さんらの影響で、県人メンバーが増えた。

チーム名の「9PM」は中四国9県の集まりを意味する。

各県のキャンプ場や廃校などで訓練を重ね、下位に沈んだ前回の課題を克服した。

岸本さんは「競技会出場を通じ、日本ではなかなかできない実践的な訓練ができた。身に付けた技術の普及に努めるとともに、災害時の救出活動に生かしたい」と意気込んでいる。

https://news.yahoo.co.jp/articles/0ca024ee551d5426ea0c4f67e44b2d6d7a65c8e8

 

 

 

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202319723分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。 

警視庁は9日、東京空港署警備課長代理の女性警部(56)が、東京都大田区の署内で誤って実弾1発を発射したと発表した。

左わき下に装着したホルスターから拳銃を取り出そうとして作業台に拳銃をぶつけ、暴発させたという。

近くに同僚1人もいたが、けが人はいなかった。

署によると、女性警部は勤務を終えた9日午前020分ごろ、署地下1階の職員用通路に設置された作業台の前で、拳銃から弾を抜くため拳銃をホルスターから取り出そうとしたところ、勢い余って拳銃を台の角にぶつけて発射。

拳銃に安全装置はなく、発射された実弾は通路内で見つかった。

警部は「ホルスターが固く、拳銃を取り出そうと力を入れてしまった」と説明しているという。

署は「拳銃の適正な取り扱いについて指導を徹底し、再発防止に努めたい」とコメントした。

https://www.asahi.com/articles/ASR192DYHR19UTIL001.html

 

 

 

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20221230710分にYAHOOニュース(くるまのニュース)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

【消防車が救急現場に来ることもある】

「火事ですか? 救急ですか?」  
119
番に電話を掛けると、まずこのように質問されます。

「救急です」と答えると、救急隊がこれから向かう場所や、急病やケガの状況などを聞かれます。

そして通報後、しばらくするとサイレンが聞こえてきますが、実際には赤い消防車(ポンプ車)が先に来たり、白い救急車と一緒に消防車が駆け付けることがあります。

火事ではないのに、なぜ消防車まで来るのでしょうか。

救急要請を受けて消防車が出場することがありますが、これはPA連携や救急支援活動と呼ばれるものです。

Pは消防ポンプ車(Pumper)、Aは救急車(Ambulance)を指します。

消防隊と救急隊が連携して救急活動にあたるというものです。

救急隊は通常、31組で活動しますが、3人では手が足りなくなることがあります。

例えば多くの救急資器材が必要になる場合や、足場が不安定な山道だったり狭い階段だったりと搬送しにくい場所、安全の確保が必要な事件・事故、野次馬の整理に追われる繁華街などの現場では、救急隊員3人だけだと活動が難航することがあります。

このような状況が通報の時点で想定される場合、消防隊も駆け付けるようにしているのです。

また、救急隊がすぐ現場へ向かうのが難しいとき、代わって近くの消防隊が先に駆け付けるケースもあります。

総務省消防庁の『令和3年版 消防白書』によると、2020年の全国の救急出動件数は5933277件でした。

これは平均すると1日およそ16211件で、約5.3秒に1回の割合で出動したことになります。

この救急出動件数は、2020年は前年から1割ほど減ったものの、長期的に見ると高齢化を受けて増加傾向が続いており10年前と比べると約8.6%増に。

一方の救急隊もそれにあわせて増設が続いていますが、10年前と比べると約7.6%増にとどまっています(2021年は5302隊)。

言うまでもありませんが、救急隊員も救急車も数に限りがあるのです。

その上、現在は、新型コロナウイルス感染症の流行で受け入れ病院の選定に時間がかかる「救急搬送困難事案」も増加。

救急隊は搬送を終えるまで傷病者に付きっきりとなるため、昼夜を問わず“出ずっぱり”の状態になることもめずらしくありません。

PA連携は、そんな多忙な救急隊の負担を軽減し、かつ、傷病者のもとにいち早く駆け付ける取り組みなのです。

 

【救急出動のうちPA連携は何割?】

では、実際にどのくらいの割合がPA連携の出動なのでしょうか。

東京消防庁の場合、2021年中の救急件数743703件のうち、PA連携はおよそ2割弱の134144件でした。

ちなみに消防隊にも救急技術の資格を持った隊員が配置されているため、基本的な救護処置は、消防隊でも可能です。

救急要請がありPA連携で出動した場合、基本的には消防隊だけでなく救急隊も現場に向かいますが、東京消防庁によると、消防隊が先着した時点で傷病の事実がなかったり、本人が搬送を頑なに辞退したりする場合は、救急隊を途上で引き揚げさせることもあるといいます。

このように、忙しい救急隊の負担を軽減し、現場到着時間を少しでも短縮する取り組みのPA連携ですが、12月に入り、状況は再び逼迫(ひっぱく)してきています。

厚生労働省の専門家会議(新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード、第112回、1228日開催)の資料では、次のように指摘されています。

「救急医療について、冬場は通常でも医療提供体制に負荷がかかるところ、全国的に救急搬送困難事案数は増加しており、今夏の感染拡大のピークを超えている。
年末年始の救急医療提供体制の確保には注意が必要」

これを裏付けるかのように、東京消防庁は20221226日、公式ツイッターで「救急車の出動率が95%を超えているため、現在非常編成した救急車31台を含む310台で運用していますが、通報を受けてから救急車の到着までに時間を要する場合があります」とツイート。

ウェブサイトでは「コロナ禍で大変な今こそ救急車の適正利用にご協力を」と呼び掛けています。

こうした状況は、東京に限らず、横浜消防局や大阪市消防局などでも同様であり、各地で「救急逼迫」が起きています。

東京消防庁管内では、2021年度に救急搬送された人の51.4%は、軽易で入院を要しない軽症でした。

救急車を呼ぶか迷ったら、救急安心センター(♯7119、一部地域で実施)に電話したり、全国版救急受診アプリ「Q助」を活用したりしましょう。

本当に病院に行く必要のある人のもとに救急車が一刻も早く到着できるよう、一人ひとりの普段からの感染予防と理解・協力が必要とされています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/fecce7557046dfd40de02862fb88379a2f730797 

 


 

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化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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