忍者ブログ
                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
 ブログ内検索 Site Search 
キーワードに合致した記事を検索できます(複数キーワード検索可)
 最新記事 Latest Articles 
(04/18)
(04/18)
(04/18)
(04/17)
(04/17)
(04/16)
(04/15)
(04/14)
(04/13)
(04/12)
(04/12)
(04/11)
(04/11)
(04/10)
(04/10)
(04/10)
(04/09)
(04/09)
(04/08)
(04/08)
(04/07)
(04/07)
(04/06)
(04/05)
(04/05)
 最古記事 Oldest Article 
(04/09)
(04/09)
(04/09)
(04/09)
(04/09)
(04/10)
(04/10)
(04/10)
(04/10)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
[1]  [2]  [3]  [4]  [5]  [6

202310272145分にNHK NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

群馬県明和町にある薬品メーカーの工場の排水から、基準値を超える水銀が検出された問題で、排水を止めた状況で県が26日に下流など、複数の地点で行った水質検査では、水銀をはじめとするすべての物質が基準値を下回りました。

県は今後、薬品メーカーに対し、原因究明と改善を指導することにしています。

群馬県明和町にある薬品メーカー「K化学」の群馬工場からの排水をめぐっては、利根川の支流の新堀川に流れ込む地点で、基準値を超える水銀が検出されていました。

県が、25日に行った定期的な検査で明らかになり、工場からの排水は直後から停止されています。

県は、この検査の詳しい結果を27日に明らかにし、
▽水銀が基準値の7倍を超えたほか、
▽カドミウムが基準値の18倍余りとなり、
▽ヒ素は基準値の15倍ありました。

そのうえで、26日の夕方、川の下流の3つの地点に、上流を加えた4地点で行った結果も明らかにし、水銀をはじめとする、すべての物質が基準値を下回りました。

薬品メーカーは取材に対して、工場の製造過程などで水銀は使用していないとしたうえで、9月に水銀を使った機器などを保管する倉庫が全焼する火事があったため、関連を調べていることを明らかにしました。

県は今後、薬品メーカーに立ち入り検査を行い、原因究明と改善を指導することにしています。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231027/k10014240271000.html

 

1027120分に上毛新聞からは、26日の随時立入検査で判明したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

群馬県は26日、明和町大輪地先付近の利根川支川新堀川導水路に流れ込む工場排水から基準値を超える水銀が検出されたと発表した。

県環境保全課によると、工場は研究用試薬や医薬品原料などを製造するK化学群馬工場。

県が随時行っている危険性のある物質を扱う工場への立ち入り検査で、同日に1リットル当たり0.005ミリグラム以下の基準を超えていることが判明した。

検出された水銀の量など、詳細は調査を進めている。

判明後、排水は停止させた。

同課は、今後下流での取水への影響や水質汚染の可能性があるとして、川に入らないよう呼びかけている。

https://www.jomo-news.co.jp/articles/-/365889

 

10272235分に毎日新聞からは、有害物質は火災が起きたプレハブ倉庫から1m離れた排水溝の水から検出された、火災直後の検査では土壌や水質に汚染は確認されなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

群馬県は27日、明和町大輪にある薬品製造会社「K化学」(東京都)群馬工場の排水から基準値を超えるヒ素や水銀、カドミウムが確認されたと発表した。

ヒ素は基準値の15倍で、水銀は7倍以上、カドミウムは2倍近かった。

利根川などにつながる導水路への排水は26日に停止した。

下流の4カ所の水は基準値以下だった。

同社によると、このうち水銀は工場で扱っていなかった。

917日にプレハブ倉庫が全焼する火災が発生しており、今回、倉庫から約1メートル離れた排水溝の水から確認された。

担当者は「火災後、倉庫内の古い検査機器や温度計から水銀が漏れ出た可能性も考えられる」と話している。

火災直後の検査では土壌や水質の汚染は確認されず、追跡調査をした25日に水銀が見つかり、その後、ヒ素なども検出された。

排水溝の水は通常、ろ過してから利根川と支流の新堀川を結ぶ導水路に流すという。

同社は「重く受け止めており、関係機関と対応を協議する」とコメントした。

https://mainichi.jp/articles/20231026/k00/00m/040/445000c

 

 (ブログ者コメント)

基準値を超える有害物質が、導水路に流れ込む工場排水と火災が起きた倉庫近くの排水溝から検出されたということだが、それらは通常の立ち入り検査時に検出されたのだろうか?
それとも火災の追跡検査時?
そのあたりが、上記を含めた報道ではゴチャ混ぜになっている感がある。

 

 (2023年12月8日 修正1 ;追記)

20231271842分にYAHOOニュース(群馬テレビ)からは、火災時に漏れた薬品が排水路を汚染していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)

今年10月、群馬県明和町にある薬品メーカーの工場排水から基準値を超える水銀が検出された問題で、原因は9月に発生した倉庫の火災で薬品が漏れたためであったことが県の調査で分かりました。

今年10月、利根川の支流・新堀川導水路で明和町大輪にある薬品メーカー「K化学」の工場排水から国の基準値の7倍を超える水銀などが検出されました。

県では、排水が流れる工場への立ち入り調査などを行い原因を調べていましたが、原因は9月に発生した倉庫の火災で薬品が漏れたためであったことが分かりました。

県によりますと、この工場では水質事故のおよそ1カ月前に倉庫の火災が起きていて、消火活動で倉庫の薬品が流れ出たことで排水経路が汚染され、基準値内に処理された工場排水もこの経路を通ることで基準値を上回ったとみられます。

なお、その後の水質検査や川底の調査で異常は確認されておらず、周辺の河川への影響はないということです。

県では引き続き、工場に対し排水経路の洗浄などを求めていて、対応が完了するまで排水の停止を指示しています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/608b0dabdc8495e25f195024102aa01cd98383c3

 

 

 

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

PR

20239291541分にNHK東海から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

29日午前10時40分ごろ、名古屋市南区大同町の大同特殊鋼の星崎工場で「薬品が漏れたようだ」と消防に通報がありました。

警察によりますと、20代と40代の男性2人が屋外で作業をしていたところ、薬品が顔にかかり、やけどをして病院に搬送されましたが、命に別状はないということです。

このほかに、けが人や体調不良を訴える人はいませんでした。

大同特殊鋼によりますと、現場の星崎工場は1937年に建設され、現在はステンレス鋼のほか、チタン合金などの高機能材料の生産を行う拠点だということです。

また、作業員にかかった薬品は、皮膚に接触すると有毒な「フッ化水素酸」だということです。

警察は2人から話を聞くなどして、当時の詳しい状況を調べています。



https://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20230929/3000031984.html

 

9291828分にNHK東海からは、ポンプ取り換え後の試運転?時に水で薄められた薬品がかかったが防護服を着用していたので軽症で済んだなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

警察や会社によりますと、屋外で従業員3人が工場内に薬品を供給するポンプの取り替え工事を行い、正常に作動するかどうかを確認した際に、20代と40代の男性2人の顔に水で薄められた薬品がかかり、病院に搬送されたということです。

薬品は、皮膚に接触すると有毒な「フッ化水素酸」でしたが、従業員はいずれも防護服などを着用していて軽傷でした。

大同特殊鋼は「多大なご迷惑とご心配をおかけし深くおわび申し上げます。原因を究明し、適切な対策を講じてまいります」とコメントしています。

https://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20230929/3000031986.html

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

20239211846分にNHK千葉から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

21日11時半すぎ、市原市五井海岸にある化学製品を作る工場の『AGC千葉工場』から「硫酸の入った配管を洗浄していたところ、硫酸が漏れて作業員にかかった」と消防に通報がありました。

消防や会社によりますと、4人はこの工場や取引先の40代から50代の男性作業員で、背中や手のひらなどに硫酸がかかり軽いけがをしていて、病院で治療を受けているということです。

会社によりますと、4人が船で運ばれてきた硫酸を工場内のタンクに受け入れるための配管を洗浄作業をしていた際に硫酸が漏れたとみられ、敷地外への影響はないということです。

この工場では天然ガスなどを用いて化学製品を製造してるということで、警察と消防が詳しい状況を調べています。

AGCは、「多大なご迷惑をおかけしたことを深くおわび申し上げます。今後、速やかに本件の原因を究明し、再発防止に努める所存です」とコメントしています。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/chiba/20230921/1080021894.html

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

2023911458分にNHK千葉から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

1日午前11時ごろ、千葉市中央区のJFEスチール東日本製鉄所で「溶けた鉄を運ぶ車両から鉄が敷地内に流れ出ている」と会社から消防に通報がありました。

会社によりますと、午前10時半ごろに工場内で溶けた鉄を運ぶ特殊な車両で鉄を移し替えようとしたところ、容器が異なる方向に動き、鉄が流れ出たということです。

けが人はいないということです。

消防によりますと、流れ出た鉄は100トンほどとみられ、会社では流れ出た鉄が高温のため、冷えるのを待つとともに、対応を検討することにしています。

周りに被害が広がるおそれはないということで、JFEスチール東日本製鉄所は「地域のみなさまへの影響はありませんが、ご迷惑をおかけして大変申し訳ございません」と話しています。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/chiba/20230901/1080021549.html

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

2023791029分にYAHOOニュース(あいテレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

8日、愛媛県新居浜市にある住友化学愛媛工場菊本地区で塩素ガスの漏えい事故が発生しましたが、けが人や周辺環境への影響はありませんでした。

画像を見る】消防などが駆け付け騒然とする工場

住友化学愛媛工場によりますと、午後11時過ぎ、同工場菊本地区で、塩素を使い「エポキシ樹脂」などの原料となる「エピクロルヒドリン」という物質を製造しているプラントの検知器が、塩素ガス漏れを知らせたということです。

当時、工場は稼働中で、関係会社の男性社員1人が様子を見に向かう途中、体調不良を訴え病院で診察を受けましたが、異常はなかったということです。

また、工場では、周辺住民に窓を閉め外出しないよう放送で呼びかけるとともに、設備の確認を進めた結果、9日午前540分までに塩素ガス漏れは止まったということです。

周辺環境やプラントへの影響もありませんでした。

住友化学愛媛工場では「原因を究明した上、再発防止の徹底を行う」とコメントしています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/c3b5354fc0e164e4686d1933c0a0f2d5551c5ad6

 

791222分にYAHOOニュース(愛媛朝日テレビ)からは、無人で化学製品を製造している建屋内でガス検知器が反応したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

住友化学によりますと、8日午後11時ごろ、塩素を扱っている建屋内でガス検知器が反応しました。

当時、周囲は無人でしたが、検知器の反応を受けて関係会社の社員1人が駆け付ける途中で体調不良を訴え、病院で診察を受けましたが、今のところ異常はないということです。

また、このトラブルによる地域への影響は、今のところ確認されていません。

建屋内では、無人で化学製品を製造していて、その過程で塩素ガスが発生するということですが、普段は建屋内に漏れ出ることはないということです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/a126988d0d0cb81d0c510ce3e9efbe706b0e31c8 

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

20236271828分に毎日新聞から下記趣旨の記事が、赤く染まった海の写真付きでネット配信されていた。

沖縄県名護市のオリオンビール名護工場から27日、食紅で染められた液体が近くの川に流れ出し、約700メートル下流の名護漁港近くの海が赤く染まった。

同社によると、人体や環境に影響はないという。

名護海上保安署や同社によると、液体はビールタンク冷却装置の冷却水で、タンク内に混入した際にすぐに確認できるよう、食紅で赤く染められている。

冷却装置の故障で27日未明に河川に流れ出たとみられ、午前9時半ごろに流出が止まったことを市職員とともに確認した。

原因を調べている。

冷却水には、食品添加物などにも使われる無味無臭のアルコールの一種「プロピレングリコール」が含まれている。

同社の村野社長は「多大なご迷惑とご心配をおかけしましたこと、深くおわび申し上げます」とコメント。
再発防止策を講じる考えを示した。

https://mainichi.jp/articles/20230627/k00/00m/040/154000c

 

6271955分に朝日新聞からは、目撃者からの110番通報で海保が現場確認したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

沖縄県名護市の「オリオンビール名護工場」から27日、赤色の液体が流出し、近くの川や漁港が赤く染まった。

液体はビールタンクなどを冷やす冷却水で、食紅で着色されていたという。

「人体や環境に影響はない」(担当者)としている。

同社は液体が流出した詳しい原因を調べている。

名護海上保安署や県警名護署によると、27日午前540分ごろ、目撃者から「赤い色の水が川から海に流れている」と110番通報があった。

海保が現場を確認したところ、名護漁港から約700メートル内陸にあるオリオンビールの工場から流出していることが判明した。

オリオンビールによると、流れ出た冷却水には凍結を防ぐために食品添加物が含まれており、誤って流出した際に気付くことができるよう、食紅で着色されているという。

同社は、冷却装置のパイプが何らかの理由で壊れ、冷却水が近くを流れる幸地(こうち)川に流入したとみている。

流出は午前9時半までに止まった。

https://www.asahi.com/articles/ASR6W67HFR6WTPOB001.html

 

627日付で該社HPには、今後は防液堤容量増設や漏れ感知センサー設置などの対策を行うなど、下記趣旨の記事が掲載されていた。

・・・

今回の流出は、設備の冷却に使用しております冷却水に含まれる「プロピレングリコール(食品衛生法施行規則にも記載されている食品添加物)」の漏れが原因と思われます。

プロピレングリコールは食紅で赤く着色しているため、漏れた冷却水が雨水溝を通じて河川に流出し、海が赤くなる現象が発生したものと考えております。

弊社において漏れが発生した際に、外部に漏れ出ないよう、防液堤を作成し対策を行って参りましたが、今回のような流出が発生したことを受け、今後は、二度とこのような事態が生じないよう、防液堤の容量増設や漏れを感知するセンサーの取付け、漏れを感知した際の冷却水の供給停止を迅速に行えるようにするなど、弊社工場設備の管理強化を進めて参る所存ですので、何卒、ご寛容賜りますようお願い申し上げます。

https://www.orionbeer.co.jp/utility/history/h2023/20230627.pdf

 

6291543分にNHK沖縄からは、従業員が河口が赤く染まっているのを見つけた、1年半ぶりに使い始めた配管に亀裂が入っていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

オリオンビールによりますと、今月27日午前7時に、名護市東江のビール工場の従業員が近くを流れる幸地川の河口が赤く染まっているのを見つけて会社に報告しました。

30分後、ビールタンクの設備に冷却水を送っている配管から漏れ出ていることを確認し、送水を停止させました。

会社が調べたところ、配管に亀裂が入り、そこから流れ出ているのが確認できたということです。

この配管は、およそ1年半使用されておらず、点検や整備を行ったうえで、ことし3月から再び使い始め、前日の定期点検では異常は見つからなかったとしています。

冷却水には、食紅で赤く着色された食品添加物が入っていましたが、市販の麺類やおにぎり、歯磨き粉などに使用されているもので、人体などに大きな影響を与えるものではないとしています。

これまでのところ、会社には被害の情報は入っていないということで、食紅で着色した理由について、台風などで配管が壊れ、流出した場合に備えての対応だったと説明しています。

オリオンビールは「皆様に多大なご迷惑とご心配をおかけしたことを重ねて深くおわび申し上げます」としたうえで、再発防止に向けてセンサーを設置して監視を強化するとともに、緊急時に対応するための訓練を行っていくことにしています。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/okinawa/20230629/5090023847.html 

 

(2023年9月8日 修正1 ;追記)

2023971057分にNHK沖縄からは、冷却水のポンプをバルブ閉状態で稼働したため配管に亀裂が入ったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

事故の原因について、ビール会社は、冷却水を送るポンプ3台のうち1台のバルブが閉じられた状態でポンプを稼働させたため、配管に亀裂が生じたとする調査結果を発表しました。

会社が6日夜発表した報告によりますと、冷却水を送るポンプ3台のうち1台のバルブが閉じられた状態でポンプを稼働させたため配管に亀裂が生じ、およそ24.8立方メートルの冷却水が漏れ出したということです。

流出による影響については、名護海上保安署から法律で定める基準値以下だったという見解を得ているとしています。

また、再発防止に向けて、事故があったポンプの使用を停止し、冷却水が外に出るのを防ぐフェンスを増やしたり、新たに設けたりするなど対策を講じるとしています。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/okinawa/20230907/5090024898.html  

 

97179分にYAHOOニュース(琉球朝日放送)からは、配管に冷却水が送られ続けたため亀裂が入ったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

オリオンビールは、通常開けておくべき配管のバルブが閉めたままになっていたことが原因だったと発表しました。

バルブが閉まって流れがせき止められている配管に冷却水が送られ続けたために亀裂が入って、そこから約248立方メートルの冷却水が漏れたということです。

環境への影響はないということです。

オリオンビールは再発防止策として、今後、冷却水が入ったタンクにセンサーを付けるほか、ハザードマップを書くなどして監視体制の強化をはかる予定で、「多大なご迷惑とご心配をおかけすることとなりましたことを深くおわび申し上げます」とコメントしました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/0cbc9682eb24d2d74a6e49cbff23ebf18294c967 

 

以下は報告書抜粋。
亀裂が入ったのはフレキシブル配管とのこと。

(1)事故原因および現状について

弊社内で危機管理委員会を立ち上げて内部調査を進めたところ、6月26日(月)23時頃、冷却水送液 ポンプ3台のうち1台の出口配管手動バルブが閉じられた状態でポンプが稼働したことにより、接続し ているフレキシブル配管に亀裂が生じ、約24.8㎥の冷却水が漏洩したことが判明いたしました。
翌27日(火)9時半に流出が止まったことを行政担当者お立ち合いのもと確認し、以降、下記(2)に 示す通り、再発防止の取組に順次着手しております。

https://www.orionbeer.co.jp/utility/history/h2023/20230906.pdf 

 

(ブログ者コメント)

どのようなタイプのポンプだったのか気になり、調べてみたが、記された情報は見つからなかった。

 

 

  

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

20232221540分にYAHOOニュース(アフロ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

中国南部の広西チワン族自治区柳州市で、塩素ガスが漏れる事故が発生した。

217日の映像には、大量の薄黄色のガスが噴出して急速に広が様子がとらえられている。

村の職員によると、運転手が鉄製の容器を解体してスクラップとして売るために運び、そのうちの1つの容器から塩素ガスが漏れ、そばにいた男性が中毒症状を起こし、意識不明になったという。

男性は治療を受け、命に別条はないという。

このガス漏れにより5人が中毒症状を起こし、1人が病院で治療を受け、あとの4人は経過観察中だという。

柳江区の緊急事態管理局によると、運転手は無許可で容器を運びだしたという。

このガス漏れによる広範囲な環境汚染は発生していないという。























https://news.yahoo.co.jp/articles/20b61d43612a336177a0390aca52ebecd64bea8b

 

(ブログ者コメント)

〇昨年、ヨルダンの港で積み込み中の塩素コンテナが落下し、塩素が大規模漏洩した事故を紹介したが、あの時の映像よりも塩素の拡散状況がよく分かる。
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/12573/ 

〇あれだけ濃い塩素が漏れたのに、そばにいた男性は一命をとりとめたという。
風上にいたからか?

〇映像の最後、塩素雲がまだ薄っすらと残留しているエリアに沿って歩いている人が映っていた。(赤丸印)。
何が漏れたのだろうと見にいった人か?
もしそうだとすれば、まこと、知らないということは恐ろしい。

 

 

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

20232162130分に北海道新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

16日午後5時半ごろ、旭川市パルプ町の日本製紙旭川工場から「アンモニアガスのような臭いがして、従業員が目の痛みを訴えている」と119番があった。

旭川市消防本部によると、従業員と協力会社社員の計7人の男性が体調不良を訴えて病院に搬送された。
いずれも軽症という。

日本製紙広報室によると、7人はいずれも工場内のボイラー設備付近の電気室にいた。

このうち3人は工場内で使われる薬剤に含まれているアンモニアを浴び、目などを洗浄したという。

配管などが破裂した形跡はなく、同社が原因を調べている。

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

20232141830分にテレビ愛媛から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

工場でガス漏れ事故です。

14日、新居浜市の住友化学愛媛工場でアンモニアガスが漏れ出し、一時、付近の住民などに「屋内待機」が呼びかけられました。

ガス漏れはまもなく収まり、けが人などはなかったということです。

事故があったのは新居浜市惣開町の住友化学愛媛工場です。

工場などによりますと、14日午前9時20分ごろ、アンモニアの貯蔵タンクに繋がるポンプのメンテナンス作業をしていたところ、中に残っていたアンモニアが気化し周囲に漏れ出しました。

工場は付近の住民や学校などに電話や放送などを使い「屋内で待機」するよう要請。

その後、ガス漏れは30分ほどで止まり、住友化学は11時40分に「安全が確認された」と発表しました。

アンモニアガスは吸うと健康に被害が出る恐れがありますが、この事故によるけが人などはいませんでした。

アンモニアは肥料の原料などとして使われるということで、消防と警察は事故の原因を詳しく調べています。

https://www.ebc.co.jp/news/data/?sn=EBC2023021412013 

 

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

2022829643分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

26日午後9時頃、茨城県神栖市東和田のガラス大手「AGC」鹿島工場で、「塩酸を貯蔵するタンクからガスが漏れた」と119番があった。

その後、塩酸を別のタンクに移していた27日午前6時56分頃に液体が漏れ始め、同社によると、最大1200トンに上った。

同社や鹿島地方事務組合消防本部によると、工場内で作業中だった40歳代男女3人が喉の痛みなどを訴えて病院に搬送されたが、いずれも軽症。

工場敷地外での被害は確認されていないという。

同社によると、漏出したのは、円柱形の鉄製タンク(直径約17.4メートル、高さ約10.6メートル)。

タンク内の塩酸は液状で密閉貯蔵され、化学品の原料として使用されている。

タンクの底には穴が開いていたといい、今後、詳しい原因を調査するとしている。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20220828-OYT1T50183/

 

828158分にTBS NEWSからは、タンクの底が腐食して穴が開いた、一部は海に流れた、従業員2人が病院に搬送されたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

きのう午前7時ごろ、ガラス会社大手、AGCの茨城県神栖市にある鹿島工場内で、塩酸およそ1200トンが貯蔵タンクから漏れ出しました。

AGCによりますと、貯蔵タンクは円柱形で、直径17.8メートル、高さ10.7メートルあり、タンクの底が腐食して穴があき、塩酸が漏れ出したということです。

漏れた塩酸の一部は、工場近くの海に流れたものもあったということで、事故を受け神栖市はきのう、一時、周辺の住民に外出などを控えるよう注意を呼びかけました。

消防などによりますと、工場で働いていた従業員2人がのどの痛みを訴えて病院に搬送されましたが、これまでに周辺住民に健康被害などは確認されていないということです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/ae97cb9c9b72db1bb6eb786baa722266ea3f4c79

 

8272135分にYAHOOニュース(茨城新聞)からは、関連会社の従業員4人が病院に搬送されたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

27日午前656分ごろ、茨城県神栖市東和田のガラス大手「AGC」の鹿島工場内で、塩酸が貯蔵タンクから漏れる事故があった。

同社によると、漏出量は最大1200トンという。

鹿島地方消防本部や同社によると、関連会社の従業員4人が喉の痛みを訴えて病院へ搬送された。

同社によると、漏出があったタンクには穴が開いていた。

同社は今後、原因を調査するとともに、他のタンクに不具合がないかを確認している。

事故を受け、同市は同8時半、近隣住民に対し、建物の窓を閉め、できるだけ外出を控えるよう注意を呼びかけた。

同消防によると、同日夕までに住民の健康被害は確認されていない。

https://news.yahoo.co.jp/articles/3de8264cb9d5beb06e51252a574673ae046030c3 

 

8292135分にYAHOOニュース(茨城新聞)からは、タンク全量1228トンが漏れた、作業員3人が搬送されたが軽症だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

同社は29日、タンクに貯蔵されていた全量約1228トンが漏れ出ていたと公表した。

一部は海に流れていた。

同社ホームページによると、漏出は26日午後9時前から始まり、翌27日午前7時ごろ、一部が工場敷地外にも漏れ始めた。

消防に通報し、流出防止や中和作業に当たり、海への流出分を薄めるため放水。

同日午後213分ごろ、濃度が基準値を下回った。

この事故で作業員3人がのどの痛みを訴えて搬送され、いずれも軽症だった。

住民から被害の連絡は受けていないという。

https://news.yahoo.co.jp/articles/3d7589c94fc771ba2cc5b6b715e27de46e8406d7 

 

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

2022816218分にYAHOOニュース(静岡放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

816日、静岡県浜松市の工場から濃硫酸が最大およそ1900リットル流出したことがわかりました。

けがをした人や土壌への影響は報告されていません。

事故が起きたのは、浜松市北区細江町にある「日本K」の工場です。

16日、朝出社した職員が異臭を感じて確認したところ、希硫酸の入ったタンクが変形し、さらに濃硫酸が漏れ出しているのを見つけたということです。

漏れ出した濃硫酸は土に浸透し、一部が近くの水路に流れ出ました。

3000リットル入る濃硫酸のタンクには、およそ1100リットルが残っていたことから、最大で1900リットルが漏れ出たとみられます。

前日、15日は休業日で、夕方のパトロール時点では異常はありませんでした。

けが人や土壌への影響は報告されておらず、会社では撤去作業を進めていますが、人体への影響はないとのことです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/e0057d154a022013633106c3b7aad1f1d444ac3a

 

8161928分にYAHOOニュース(テレビ朝日)からは、機械の誤作動で濃硫酸が薄まらず配管が発熱して破損したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

16日正午ごろ、浜松市北区細江町の保温材メーカー「日本K」の本社工場の従業員から、「濃硫酸が流出した」と市に通報がありました。

流出したのは最大で約1900リットルです。

浜松市によりますと、濃硫酸は、工場内の土壌に浸透し、一部が水路にも流出しているということです。

機械の誤作動で濃硫酸が薄まらなかったため配管が発熱し、破損したことが流出の原因と見られています。

濃硫酸は触れると重度のやけどを起こす他、目に入ると失明する危険性もあるため、浜松市は「流出現場付近の水路には絶対に近づかないでほしい」と呼びかけています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/9693bfb3b45cb2905414d91033f4c96cb4b92c7e

 

8162057分に毎日新聞からは、機械の誤作動で希釈するための水が注入されなかったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

同社によると、工場では産業用保温材を製造している。

16日午前8時ごろに点検した職員が、濃硫酸が入ったタンクにつながる配管に穴が開き、漏れているのを発見。

付近の水路への流出を確認した。

機械の誤作動で、希釈するための水が注入されず、配管が損傷したという。

現場は、工場と田畑が広がる地域。

(共同)

https://mainichi.jp/articles/20220816/k00/00m/040/285000c

 

81760分に朝日新聞からは、周辺の水路から強い酸性が検出された、流出量は数100ℓの模様など、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

浜松市は16日、同市北区細江町中川の保温材製造会社「日本K」の工場から濃硫酸が漏れ出したと発表した。

周辺の水路から強い酸性が検出されたことから、同市は水路に近づかないよう呼びかけている。

市によると、同日夕時点で被害は確認されていないという。

日本Kによると、16日午前740分ごろ、工場内のタンクから濃硫酸が漏れ出しているのを確認。

浜松市や警察に連絡し、排水溝を土囊(どのう)でせき止め、漏れ出た分をポンプで吸い上げて回収したという。

当初は最大で約1900リットル漏れたとみられていたが、その後、確認したところ、多くが工場内のタンクに残っており、同社は流出した濃硫酸は数百リットルとみている。

同社では、保温材を製造する過程で出るアルカリ性の水を濃硫酸で中和して排水しているという。

機器の故障で濃硫酸が発熱し、配管などが損傷して漏れ出した可能性があるという。

https://www.asahi.com/articles/ASQ8K00ZTQ8JUTPB00V.html#:~:text=%E6%B5%9C%E6%9D%BE%E5%B8%82%E3%81%AF16%E6%97%A5,%E7%A2%BA%E8%AA%8D%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%AA%E3%81%84%E3%81%A8%E3%81%84%E3%81%86%E3%80%82 

 

817日付で静岡新聞からは、水路のPHは一時1~4の強い酸性を示したなど、下記趣旨の記事が、水路の写真と工場の大まかな場所を示す地図付きでネット配信されていた。

工場北側水路の水素イオン指数(pH)は、一時、1~4前後の強い酸性を示した。

同社によると、15、16日は休業中だが、設備は稼働していた。

16日午前8時ごろに設備を点検した社員が漏えいに気付き、市職員も現地調査で土壌に染み込んだ濃硫酸が水路に流出しているのを確認した。

水路に土のうを設けて排水を止め、産廃処理を施したほか、水路に水を流して希釈している。

濃硫酸に触れると重度のやけどを起こすほか、発生したガスを吸うとせきや息切れなどの症状が現れる。

市は当該の水路に近づかないよう呼びかけている。

現場は天竜浜名湖鉄道金指駅から南に約500メートルの工場や水田が広がる地域。

同社は「同様の事態を起こさないように再発防止に努める」とコメントした。

https://www.at-s.com/news/article/shizuoka/1109241.html

 

8171940分にYAHOOニュース(テレビ静岡)からは、流出量は事業所から1900kgと通報されていたが市の担当者の誤認識で1900ℓと発表されたなど、下記趣旨の記事が水路全域のPH測定結果図付きでネット配信されていた。

市は16日、流出した濃硫酸の量を1900リットルと発表しましたが、1900キログラム(約1000リットル)の誤りだったことが分かりました。

事業所は1900キログラムと通報したものの、市の担当者が1900キログラム=1900リットルと認識したということです。

17日、事業所のタンクに濃硫酸が残っていることを確認したため、最終的に流出したのは数百リットルだったと見られています。

濃硫酸は事業所の土壌に浸透し、その一部が事業所北側の水路に流れ出ましたが、市が調査した結果、周辺の都田川や三和川、祝田北川に異常はないということです。

濃硫酸は皮膚に接触すると重度のやけどを起こす恐れがあることから、事業所は水路にロープを張り、近づかないよう周辺住民に呼びかけています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/0880caa9f822a52c6d80ac9c0107707ca3f192f5

 

(ブログ者コメント)

情報を総合して考えると、希硫酸タンクに希釈されないまま濃硫酸が入り、希硫酸タンク関連の配管が破損した、ということかもしれない。

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

20228151752分に東海テレビから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

14日午後145分ごろ、久々野町久須母を流れる飛騨川でアユおよそ1000匹が死んでいるのが見つかり、さらに200匹ほどが死んでいるのが15日朝、確認されました。

高山市が800メートル上流にある市のし尿処理施設を調べたところ、次亜塩素酸ソーダの入ったタンクの底に1センチから2センチほどのヒビが確認されたということです。

次亜塩素酸ソーダは汚水処理や水道水の消毒などに使われるもので、およそ800リットルが飛騨川に流出したことが大量死の原因とみられています。

これまでに健康被害の報告はありませんが、高山市は、この施設でのし尿処理を停止しています。



https://www.tokai-tv.com/tokainews/article_20220815_21009

 

815195分にテレビ朝日からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。(記事は転載省略)









https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000265104.html 

 

816101分に読売新聞からは、土日祝は職員が出勤していなかったため13日~14日に漏れたらしいなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

岐阜県高山市は14日、同市久々野町久須母のし尿処理施設「久々野衛生センター」から汚水処理水の消毒などに使われる薬品「次亜塩素酸ソーダ」が飛騨川に流出したと発表した。

15日午前9時までにアユなど約1200匹が死んでいるのが確認された。

同日に行った水路付近や飛騨川での水質検査では薬品は検出されず、下流域の下呂市からも被害の報告はないという。

高山市は同施設の排水を停止し、再発防止対策を行ったうえで再開する。

市によると、強化プラスチック製タンクの底部に1~2センチのひびが確認された。

タンクの経年劣化が原因で、流出量は最大800リットルとみられる。

土日・祝日は職員が出勤しておらず、13~14日の間に漏れ出したという。

釣り人から14日午後1時45分頃、益田川上流漁業協同組合(高山市)に「魚が浮いている」と連絡があった。同施設周辺で塩素臭が確認され、薬品の河川流出がわかった。

15日に記者会見した市の池之俣・水道部長は、「大変なご心配、ご迷惑をおかけしていることをおわび申し上げる」と陳謝した。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20220815-OYT1T50286/

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

2022742131分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

6月に日本製鉄東日本製鉄所君津地区(千葉県君津市)から「脱硫液」が流出後、工場周辺の水から毒性の強いシアンの検出が相次ぎ、関係者の間に戸惑いが広がっている。

コークス炉から出たガスの洗浄に用いる脱硫液には、本来、シアンは含まれていないはずだからだ。

県や日鉄は、流出源が複数あるとみて原因を調べているが、解明には至っていない。

シアンは人体に悪影響のある物質で、国の環境基準や県条例の排水基準では、検出されない状態が求められている。

ところが、県や日鉄が脱硫液の流出問題を受けて実施した水質調査では、これまでに工場周辺と排水口の4カ所の水から1リットルあたり0206ミリグラムが検出された。

1100万平方メートル(東京ドーム220個分)の広大な工場敷地を取り囲むように広範囲で検出が続いており、日鉄は原因の特定を進めている。

このうち、原因が推定できているのは、東京湾に面した敷地北側の排水口の1カ所だけだ。

高炉の排ガスからシアンなどの有害物質を除去する施設が近くにあり、処理過程でトラブルが起きているという。

日鉄は施設を停止する対応を取っている。

一方、他の3カ所については、理由が分からないままだ。

いずれも脱硫液の流出経路にあたる場所だが、脱硫液には本来、シアンは含まれていない。

このため日鉄は、脱硫液が流出する過程でシアンが混入した可能性もあるとみている。

https://mainichi.jp/articles/20220704/k00/00m/040/236000c

 

732141分にNHK千葉からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

千葉県によりますと、先月30日と1日、君津市にある「日本製鉄東日本製鉄所君津地区」の東京湾に面した排水口1か所から毒物のシアンが検出されたと、製鉄所から報告がありました。

水質汚濁防止法に基づくシアンの排水基準は、千葉県では検出されないことになっていますが、先月30日は0.2ミリグラム、おとといは0.5グラムが検出されたということです。

この製鉄所では、先月19日、タンクから化学物質を含む液体が漏れ出して周辺の水路に流出して魚が大量死したことが確認されていますが、今回のシアンの検出について、「別の排ガス処理施設の不具合が原因とみられる」と話しているということです。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/chiba/20220703/1080018358.html
 

 

762113分にNHK千葉からは、処理水の上澄み部分を吸い取るため無届けで設置されていた排水ポンプが水槽の下のほうに落ちシアン濃度の高い水が排出されていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

千葉県君津市にある日本製鉄の製鉄所の排水口から毒物のシアンが基準を超えて検出された問題で、千葉県は、シアンを含む処理水を排水するポンプに不具合があったことが原因とみられると発表しました。

君津市にある「日本製鉄東日本製鉄所君津地区」は、先月30日と今月1日に東京湾に面した排水口1か所から毒物のシアンが検出されたと千葉県に報告していました。

水質汚濁防止法に基づくシアンの排水基準は、千葉県では検出されないことになっていて、県が製鉄所に立ち入り検査を行いました。

その結果、製鉄所ではシアンを含む処理水について、本来はシアンの濃度の薄いとされる上ずみの部分をポンプで吸い取って排水していますが、このポンプが水槽の下のほうに落ちてしまう不具合があったため、シアンの濃度が濃い処理水が排水されたことが原因とみられるとしています。

千葉県によりますと、このポンプは水質汚濁防止法に定める届け出がなされていなかったということで、県はこの設備を使わないように指導したうえで、これまでの使用状況などを調査するよう製鉄所に指導しました。

一方、日本製鉄では、今後の対策としてシアンを取り除く設備の能力を増強し、余分な処理水を発生させないようにするとしています。

そのうえで、「住民の皆さまにご心配とご迷惑をおかけして誠に申し訳ありません。行政機関の指導のもと適切な対処を行ってまいります」とコメントしています

https://www3.nhk.or.jp/lnews/chiba/20220706/1080018390.html

 

 

  

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

2022628617分にYAHOOニュース(テレビ朝日)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

中東ヨルダンの港で、落下したタンクから有毒ガスが周辺に噴出する事故が起きました。

これまでに少なくとも260人が死傷しています。

地元メディアによりますと、ヨルダン南部アカバの港で27日、船にタンクを積み込む作業をしていたところタンクが落下し、中から黄色の有毒ガスが一気に吹き出しました。  

映像からもガスが広い範囲に拡散していることが確認できます。  

ガスを吸い込むなどして、これまでに少なくとも10人が死亡し、250人以上が負傷しています。  

港湾当局の話では、漏れ出したガスは「塩素」だということです。  

塩素は常温では黄緑色の気体で、強い毒性を持ちます。
























 

   ※以下はユーチューブ映像
   
https://www.youtube.com/watch?v=VZfVcY1mVx8 

https://news.yahoo.co.jp/articles/5d5d81aa65968da466b9ee080773844da9d6c715

 

628612分にYAHOOニュース(時事ドットコム)からは、甲板に落下したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

ヨルダン南部アカバの港で27日、タンクから大量の塩素ガスが漏れる事故があり、国営メディアなどによると12人が死亡、250人以上が負傷した。

報道によれば、アフリカのジブチに運ぶ予定だった塩素ガス入りのタンクをクレーンで搬送中、誤って船の甲板上に落下。

事故時の映像では、黄色いガスが周囲に充満し、人々が逃げ惑うなど一時騒然となった。 

https://news.yahoo.co.jp/articles/96dda15e3d45f4924af1b7d4995d226fe9acef2d

 

628827分にNHK NEWS WEBからは、液化塩素が漏れた、近くで作業していた12人が死亡したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

ヨルダンの国営通信によりますと、27日、南部にあるアカバ港で、停泊中の船に有毒ガスの入ったタンクを積み込もうとしていたところ、タンクが落下し、ガスが漏れ出しました。

地元当局によりますと、タンクには液化した塩素が入っていたということで、これまでに近くで作業していた12人が死亡したほか、120人余りが病院に運ばれて手当てを受けました。

ヨルダンの国営テレビが放送した現場の防犯カメラの映像には、クレーンでつりあげられたタンクが突然落下し、そのあと大量の黄色いガスが吹き出して、周囲の人たちが走って逃げる様子が映っています。

アカバ港は、貨物船のほか観光船なども利用するヨルダン唯一の港で、事故を受けて当局は、港の外へ避難するよう船舶に指示しました。

ヨルダンのハサウネ首相は、「関係当局と連携して、この痛ましい事故に対応する」と述べ、特別チームを設けて原因の究明を進めることを明らかにしました。



https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220628/k10013691691000.html

 

(ブログ者コメント)

〇大量の液化塩素が一気に流出するなど、予想だにしなかった事故が現実に起きてしまった。
見た目、数トン入りのタンクだったか?

〇ブログ者は小配管から塩素が漏れたという災害想定で対応方法を考えたことがある。

その時は、黄緑色のガスが舞台で使われる白煙のように地表を這って拡がるだろうと考えていたが、映像を見ると、黄色い煙が薄っすらと上方にも拡散している。

気温、湿度、風速なども影響するだろうが、よくよく考えてみれば、上方にも拡散するのは当然のことだ。

 

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

20226221734分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

日本製鉄東日本製鉄所君津地区(千葉県君津市)から有害な化学物質を含む液体が敷地外の河川などに流出したことが、県への取材で判明した。

製鉄所周辺の水路は、19日から約3日間にわたって水が赤く変色し、魚の死骸も多数確認された。

化学物質は小糸川を通じて東京湾に流れ込んだ可能性が高いという。

県は同社に対し、流出量や原因を調べるとともに再発防止策を報告するよう指導した。

県水質保全課によると、流出したのはコークス炉から出たガスの洗浄に用いる「脱硫液」と呼ばれる液体。
チオシアン酸アンモニウムという人体に有害な物質が含まれている。

同課などによると、19日に脱硫液を保管していたタンクが何らかの原因で壊れ、漏れ出た可能性が高い。

当時、タンクの中には約3000立方メートルの脱硫液が入っていたが、流出量は分かっていない。

水路から東京湾までの水は生活用水として利用されておらず、これまでに健康被害も確認されていないという。

日本製鉄の担当者は毎日新聞の取材に対し、「近隣住民にご迷惑をおかけしたことを重く受け止めている。海上保安庁など関係機関の指導を受け、因果関係を調査している」と話した。

https://mainichi.jp/articles/20220622/k00/00m/040/222000c

 

6222116分にYAHOOニュース(日テレNEWS24)からは、18日にタンクに穴が開いたなど下記趣旨の記事が、君津市提供の赤く変色した水路の写真付きでネット配信されていた。

千葉県君津市の川で魚が相次いで死んでいたことがわかりました。

一時、川が広い範囲にわたり赤茶色に染まっていました。

近くには日本製鉄の製鉄所があり、化学物質を含む液体が漏れ出したといいます。

22日、「news every.」は千葉県君津市の現場へ向かいました。

記者:
「千葉県君津市を流れるこちらの水路、ある異変が起こりました」

その水路で確認されたのは、水面を漂う「魚の死骸」です。

さらに近くを流れる小糸川でも多数の魚が死んでいて、川岸にも打ち上げられていました。

近隣住民:
「(川が)真っ茶色、さびた色になっていて魚がいっぱい浮いてましたよ。数えるたってすごい数だよね」

最初に異変が確認されたのは619日正午すぎ。
近くの住民から「川が赤くて魚が死んでいる」と119番通報がありました。

地元住民らが撮影した動画や写真を見ると、水面が赤茶色に変色しているのが確認できます。

写真を撮影した人:
「魚が死んでいて水路が真っ赤になっていて、やばいと」

異変の原因は何だったのでしょうか。

実は、川や水路の近くには、日本製鉄の製鉄所がありました。

市が確認したところ、製鉄所の近くの水路およそ2.7キロが赤茶色に染まる事態になっていました。

さらに水路が合流する小糸川でも水の変色や魚の死骸が確認されたということです。

近隣住民:
「ちょっと異常な色ですよね。どれだけ人体とか生物とかに影響があるのか。住民を安心させてもらう対策が必要だと思いますよね」

日本製鉄によりますと、618日に製鉄所内のタンクに穴があき、敷地内に化学物質を含む液体が漏れ出したといいます。

翌日には、排水口から近くの水路や川に流れ出たということです。

千葉県や日本製鉄によりますと、流出した液体は水分の割合が高い上に川で薄まるため、人体に大きな影響はないとみられるということです。

県は日本製鉄に対して再発防止や原因の究明などを行うよう行政指導を行い、日本製鉄は「事態を重く受け止めており、関係当局の指導を受けながらしっかりと対処し、原因究明と再発防止に努める」としています。















https://news.yahoo.co.jp/articles/09cae19eea1da7ae1b0b6e9ac8898b850c00a297

 

6221859分にNHK千葉からは、3000m3が漏れて一部が水路に流出したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

日本製鉄が調べたところ、敷地内にある化学物質を含む液体を入れたタンクに穴が空いておよそ3000立方メートルが漏れ出し、その一部が水路に流出していたことがわかりました。

流出したのは石炭を燃やす際に出るガスから硫黄の成分を取り除くのに使う液体で、主な成分は飲み込むと有害とされる「チオシアン酸アンモニウム」だということです。

製鉄所がこれまでに液体が漏れ出さないよう対策をとったということで、千葉県は、水路で濃度が薄まりただちに人体に影響がでる可能性は低いとしています。

県は周辺の水質の調査を続けるとともに、製鉄所への立ち入り検査を行い、詳しい原因を調べています。

一方、君津市は住民に対し、付近には近寄らず魚に触ったり食べたりしないよう呼びかけています。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/chiba/20220622/1080018238.html 

 

(2022年6月26日 修正1 ;追記)

2022625日付で毎日新聞千葉版からは、排水口付近からシアンやアンモニアなどが検出された、漏れた後、最も近い排水口を遮断したが、別の排水口2ケ所からも漏れていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

同社は24日、工場の排水口付近の水から県条例の基準を超えるシアンやアンモニアを検出したと発表した。

県水質保全課は「海に流れて希釈すれば、直ちに健康に影響はない」としている。

同社によると、基準値を超えたのは化学的酸素要求量(COD)、シアン、全窒素(TN)、アンモニアの4項目。

このうち毒性の強いシアンは、基準値(不検出)を上回る1リットル当たり0306ミリグラムを21日と22日に2カ所で検出した。

流出したのはコークス炉から出たガスの洗浄に用いる「脱硫液」。

同社はタンクからの漏れが分かった18日、最も近い排水口1カ所を遮断。

ところが19日以降、別の排水口2カ所からも漏れていることが分かったという。

2324日以降はシアンを検出しておらず、同社は「敷地内からの流出を止めることができたと考えている。行政の指導に真摯(しんし)に対応する」としている。

https://mainichi.jp/articles/20220625/ddl/k12/040/132000c

 

6251239分にYAHOOニュース(千葉日報)からは、東京湾に続く排水口と水路に続く排水口からシアンが検出されたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

県水質保全課によると、脱硫液が流出した3カ所の排水口のうち2カ所は東京湾に、残り1カ所は同地区南側の水路に接していた。

同社は2124日に各排水口付近から取水し水質分析をしたところ、2122日の取水分からシアンを検出した。

検出したのは東京湾に続く1カ所と水路に続く1カ所。

23日分からは検出されず、24日分は一部がまだ分析中。

健康被害は確認されていないが、県も水質検査を実施。

念のため、同社南側の水路と水路とつながる小糸川の人見橋から君津大橋間に立ち入らないよう注意を促している。

https://news.yahoo.co.jp/articles/323dcdb368eaa7cf4ed989d017f40cb92405c2e0 

 

 (2022年7月1日 修正2 ;追記)

2022630710分に読売新聞からは、魚が死んだのは一時的に水路などのアンモニア濃度が高まったことが原因の可能性ありなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

県は29日、水質分析の結果、一時的に有害物質シアンが検出されたと発表した。

現在は確認されておらず、健康被害の報告もないとしている。

県による水質分析は、20、22、24日の3回に分けて実施された。

20日には小糸川管理橋付近で1リットルあたり0・2ミリ・グラムのシアンが確認されたが、それ以降は検出されなかったという。

リンや窒素の含有量についても、20日時点では基準より高い値が検出されていたが、県は人体に害はないとしている。

川と水路の水は、生活用水としては使われていない。

魚が死んだのは、処理水の流出で一時的に水路や川のアンモニア濃度が高まったことが原因になった可能性があるという。

同製鉄所も処理水の流出後、排水口付近の水質分析を行い、21日と22日に取水したサンプルでシアンが検出されたと公表している。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20220629-OYT1T50343/

 

 

 

 

  

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

2022491728分にNHK大分から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

9日午前、大分市の製鉄所で、高温の溶けた鉄が屋外の配管から漏れ出すトラブルがありました。

警察によりますと、消防が水をかけた際に赤茶色の蒸気が大量に発生したものの、有害なものではなく、けが人もいないということです。

9日午前9時半ごろ、大分市西ノ洲にある「日本製鉄九州製鉄所大分地区」で、高温の溶けた鉄が漏れ出しているという通報が消防に入りました。

警察や製鉄所によりますと、漏れ出た鉄の温度はおよそ1200度で、屋外の溶鉱炉から伸びる配管からおよそ4時間にわたって地面に漏れ続け、消防が火災になるのを防ぐため水をかけて冷やしました。

この際、赤茶色の蒸気が大量に発生し、上空に広がりましたが、製鉄所が調べた結果、有毒なガスは含まれず、今回のトラブルによるけが人はいないということです。

製鉄所では現在、2つある溶鉱炉のうち1つの操業を停止し、現場の状況や設備への影響などを調べていますが、復旧のめどは立っていないということです。

警察は、鉄が漏れ出た際の詳しい状況や原因を調べています。



https://www3.nhk.or.jp/lnews/oita/20220409/5070012369.html

 

410163分に読売新聞からは、溶けた鉄を貨車まで運ぶ樋から漏れたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

9日午前9時20分頃、大分市西ノ洲の日本製鉄九州製鉄所大分地区の第一高炉で、高温の溶けた鉄が樋部分から漏れ出た。

従業員らが水をかけて対応したため、現場付近に大量の水蒸気が発生。
通報を受けて市消防局の消防車や救急車も出動した。
けが人はいなかった。

日本製鉄によると、溶けた鉄を貨車まで運ぶための樋から漏れ出たという。

同社などが原因を調べている。

現場では、赤茶色っぽく見える水蒸気が、発生直後からしばらくの間、立ち上り続けた。

県警などによると、周辺で有害物質などに関する被害は確認されていないという。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20220410-OYT1T50019/

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

20221122135分にYAHOOニュース(TBS NEWS)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

今月8日、綾瀬市で複数の住民から「蓼川の水が濁って、死んだ魚が流れている」と警察などに通報がありました。

消防が駆けつけたところ、魚が大量に死んでいて、綾瀬市は12日までに鯉やどじょうなどおよそ500匹の川魚の死がいを回収したということです。

消防が調べたところ、蓼川の近くにある金属加工会社「I社」の工場から塩酸が流れ出たことがわかりました。

この金属加工会社によりますと、塩酸は容量2万リットルの容器に保管されていましたが、容器の底に縦35センチ・横70センチ程度の穴があき、塩酸がすべて流出したということです。

この容器は30年以上使用されていて、老朽化により穴があいたとみられています。

綾瀬市の指導に従い、会社は塩酸を中和するため消石灰などをまいており、市が翌日に川の水質を調べたところ、異常はなかったということです。

また、この川の水は飲み水としては使用されておらず、いまのところ健康被害などは報告されていないということです。

市は県と合同で会社に指導するとしています。

会社は魚の死がいの回収にかかった費用などはすべて負担するとしていて、「再発防止に万全を尽くす」とコメントしています。

https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4446413.html

 

110日付で該社のHPには、経年劣化以外に積雪の影響による異物落下の可能性もある、今年5月に設備を入れ替える予定だった、など、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

1月814時頃、当社工場1階のめっきライン設備の塩酸槽の底が破損して塩酸が漏洩し、河川(蓼川)及び道路に一部流出いたしました。

原因は、設備及び建屋の経年劣化と一部積雪の影響による異物落下による破損と考えられますが、詳細は調査中です。

当該ライン設備は、本年5月に経年劣化のため設備及び建屋の入替計画が進行していました。

その最中、このような事態を起こし、近隣および河川流域にお住いの方々、関係各所の方々には、大変なご迷惑とご心配をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。

現在、当該ライン設備は稼働を停止、漏洩は止まっております。

流出させてしまった液については、行政等の協力を得ながら適切な処理を行っております。

また、被害への対応については行政等と連携し、全力で取り組ませていただきます。

https://www.iwase-plating.co.jp/news/351/

 

(ブログ者コメント)

塩酸タンクなら防液堤はなかったのだろうか?などと思い、他の報道も調べてみたが、「容器」とか「槽」という表現はあったものの、タンクという表現は見当たらなかった。

他のメッキ工場の記事などから類推すると、作業場に置かれていた直方体状のメッキ用塩酸槽の底に穴が開いた・・・ということかもしれないと思い、タイトルにはそのように記した。

 

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

20217192330分に北日本新聞から下記趣旨の記事が、白煙が上がる遠景写真付きでネット配信されていた。

19日午前10時ごろ、上市町郷柿沢にある製薬会社「F化学工業」郷柿沢工場敷地内で、タンクローリーから液体の無水硫酸が漏れた。

空気中の水分と反応し、異臭のする霧となって周辺に拡散。
納入業者が漏れを止める作業を進めた。

現在のところ、健康被害を訴える人はおらず、近くの上市川への流出もない。

同社によると、無水硫酸は医薬品の原料で、納入業者のタンクローリーから工場のタンクに送り込む際、何らかの原因で漏れた。

霧状になった無水硫酸を大量に吸い込んだ場合、せき込む可能性があるが、現場から近くの住宅まで約400メートル離れており、住民が大量に吸い込む可能性は低いという。

工場は休みだった。
同社は「近隣住民や関係者には多大なご迷惑、ご心配をお掛けし、深くおわび申し上げます」とした。

町には午後1時半ごろ、白煙を目撃した住民から連絡が入り、周辺住民に対して窓を閉め、外出を控えるよう防災無線や広報車などで呼び掛けた。
上市署は周辺の車の通行を一時制限した。
町内の80代男性は「どんな物質が漏れたか分からず心配だった」と話した。

https://webun.jp/item/7773520

 

7201250分にNHK富山からは、漏れた無水硫酸がミスト化して白煙のようになった、ローリータンクの底に穴が開いた、通報まで4時間かかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

F化学工業によりますと、19日午前10時ごろ、原料の購入先のN金属化学が委託するタンクローリーから工場のタンクに薬品を移す作業をしていたところ、「無水硫酸」の一部が漏れ出してミスト化し、白煙のようになったということです。

何らかの原因でタンクローリーのタンクの底に穴が空き、「無水硫酸」が漏れ出した可能性が高いということです。

無水硫酸は三酸化硫黄とも呼ばれ、大気汚染防止法の特定物質に指定されていて、空気に触れると発煙する性質があります。

会社側は、何度も繰り返し吸い込むと粘膜を痛めるおそれがあるとして、近くに住む人は万が一に備えて、できる限り窓などを閉めるとともに、工場に近づかないよう呼びかけています。

一方、無水硫酸が漏れ出してから消防への通報に約4時間掛かったということで、会社では原因の調査とともに、初期対応についても検証を進めるとしています。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/toyama/20210720/3060007943.html

 

7201145分にYAHOOニュース(チューリップテレビ)からは、ローリーからタンクに受け入れている途中で漏れているのに気付いたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

F化学工業によりますと、19日は千葉県のN金属化学の工場から9.6トンの無水硫酸がタンクローリーで運ばれてきましたが、それを受け入れている途中で、タンクの底から無水硫酸が漏れ出ているのに気がついたということです。

何らかの原因でタンクの底に穴が開き、漏れ出したとみられます。
https://www.tulip-tv.co.jp/news/news_detail.html?nid=5391&dd=20210720 

 

7201826分に毎日新聞からは、漏れた無水硫酸が水蒸気と化学反応して硫酸ミストになったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

医薬品原料の三酸化硫黄(SO3、無水硫酸)が水蒸気と化学反応し、霧状になった硫酸を含む白煙が屋外に漏れたことが県への取材で判明した。

20日も周囲に刺激臭を伴う白煙が漂ったが、県警などによると健康被害は確認されていないという。

町などによると19日午後150分ごろ、工場周辺の住民から「異臭がする」「薬品が漏れている」と町を通じて消防に通報があった。

富士化学工業によると、白煙が発生したのは同日午前10時ごろ。
工場内にSO3を搬入したタンクローリーに穴が開いていたのが原因という。

漏れ出た量は不明。
回収や排煙が終わるのは21日になる見通し。

https://mainichi.jp/articles/20210720/k00/00m/040/246000c 

 

7201943分にYAHOOニュース(北日本放送)からは、砂を撒くなどして対応した、休日だったことも通報遅れの一因など、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

会社は20日に会見を開き、無水硫酸の仕入れ先である東京都のN金属化学のタンクローリーのタンクに穴が開いていた可能性が高いとしました。
しかし、穴の特定には至っていません。

タンク内に残っている無水硫酸を移し替えたり、漏れたものを吸着させる砂を撒くなどの除去作業を進めた結果、漏れはほぼ収まったということです。

会社は初期対応について聞き取りを行っているとしつつも、不備を認め謝罪しました。

社長;「当日ですね、弊社製造現場は動いていたが、会社全体が休日で連絡の遅れは明らかにあったと思います」

会社側は
 
・無水硫酸の処理に追われたこと
 
・周囲への影響を甘く見積もっていたこと
 
・社内のコミュニケーションもうまく図れなかったこと
が対応が遅れた原因として考えられるとしています。







https://news.yahoo.co.jp/articles/3beab8dbe6c508c8293e02109de444b991062f06

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

20216211754分にYAHOOニュース(テレビ新広島)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

21日、午後1時10分ごろ、福山市箕沖町にある化学薬品メーカー「M社」の福山工場で、「臭素が漏れ出した」と工場の関係者から通報がありました。

消防によりますと、猛毒の化学薬品である「臭素」が、トラックから工場内のタンクに移動させる際に漏れ、作業をしていた50代と40代の男性2人がのどの痛みなどを訴え、病院に搬送されましたが、命に別状はないということです。

2人は、この工場にほぼ毎日、臭素を搬入していた外部業者の作業員で、当時「M社」の従業員1人を含め、3人で作業をしていました。

漏れ出した臭素の量は不明ですが、工場周辺などへの影響はないということです。

警察や消防は、作業中に何らかの原因で臭素が漏れ出したとみて、事故の原因を調べています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/b2eeae1d1ec032f56da94744e90cf0b57439ed84

 

6211823分にHOME広島からは、配管をつなごうと部品を緩めた時に少量の臭素が漏れたという下記趣旨の記事が、工場全景の空撮写真付きでネット配信されていた。

福山市の工場で毒劇物の臭素が漏れ、吸い込んだ男性2人が病院に運ばれました。

午後1時すぎ、福山市箕沖町の工場で「毒劇物が漏れて気分不良者がいる」と、工場の関係者から通報がありました。

消防によりますと、漏れた毒劇物は「臭素」で、工場に出入りしていた40代と50代の男性2人が、のどの痛みなどを訴え病院に運ばれました。
命に別状はないということです。

2人は「臭素」を運んでいて、配管をつなごうと部品をゆるめたときに、少量の臭素が漏れたということです。

付近への影響はないということです。

https://news.livedoor.com/article/detail/20404296/

 

(ブログ者コメント)

毒性が非常に強い臭素ガス(許容濃度0.1ppm)。
それを取り扱うのに、空気呼吸器などを装着していなかったのだろうか?

 

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

2021620826分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

長野県茅野市内の製造会社から銅を含む廃液約4千リットルが流出していたことが分かった。
市と県は流出を把握していたが、公表はしていなかった。
地元漁協が魚類への影響を指摘している。

流出が分かったのは7日朝。

同市米沢のプリント基板製造会社が廃水処理装置から処理途中の廃液が漏れ出ているのを見つけて回収し、約10時間後の同日夕に市に報告した。

同社によると漏出量は最大4千リットルで、一部が敷地外に流出したとみている。

市の報告で立ち入り検査をした県諏訪地域振興局によると、廃液は「銅を中心とした凝集剤」。
詳しい分析結果はまだ出ていない。

報告を受ける前の7日午前、同局に茅野市の上川でアマゴ10匹が死んでいるという連絡があり、県市の職員が現場で確認していた。
現場は流出現場の2キロ下流だが、因果関係は分かっていない。
同課は「アマゴは固まって死んでいた。病死ではなさそうだ」と話す。

諏訪東部漁協の矢島組合長によると、死んでいた魚はアマゴ、アユ、カジカ。
7日から3日間、釣り人から『死んだ魚が流れてくる』という、かなりの問い合わせがあった。死んだ魚の量は見当がつかない」と明かす。
「ヒレや頭が溶けた魚もいた。酸の影響ではないか」と話した。

https://www.asahi.com/articles/ASP6N2QN1P6LUOOB00F.html

 

6181939分にYAHOOニュース(信越放送)からは、有害物質分離装置が故障していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

茅野市の会社の工場で、処理途中の排水が用水路に流出していたことがわかりました。

近くの河川からは魚の死骸も見つかっていて、会社が工場排水との因果関係を調べています。

茅野市米沢のプリント基板メーカー「R社」によりますと、6日の午後から7日の朝にかけて工場排水が用水路に流出しました。

原因は、工場排水を水と有害物質に分離する装置の故障で、これまでに4トン程が流出したということです。

工場からの流出は8日には止まりましたが、付近の農業用水路にも流れたということです。

近くでは魚の死骸も見つかっていて、R社では流出した排水の成分を分析し、魚の死骸との因果関係を調べています。



https://news.yahoo.co.jp/articles/14d065fd1189cc26088ad04414ff89604c886f84

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

 通信欄 
問合せなどあれば記事末尾の読者通信欄に名前(匿名可)とメルアドを記入し ①確認ボタンをクリック ②記入欄に用件記入   ③確認ボタンをクリック ④内容がOKであれば送信ボタンをクリック    してください。     ちなみに「ご送信ありがとうございました」との返信がありますが。それは通信欄会社からの自動メッセージですので、ご留意ください。
 カテゴリー Category 
 最新コメント Latest Comments 
[06/09 ※無記名]
[06/01 ※無記名]
[02/08 ※無記名]
[02/08 ※無記名]
[01/20 ※無記名]
[08/31 ガーゴイル]
[09/27 三浦]
[03/02 南方英則]
[11/20 山城守]
[07/20 記事内容について訂正をお願いします。]
[07/16 神戸ファン]
[04/21 Rawi]
[08/12 山田晴通]
[04/24 道産子]
[04/15 道産子]
[04/15 道産子]
[04/05 道産子]
[04/02 道産子]
[04/01 道産子]
[02/27 道産子]
[02/26 愛読者]
[01/10 愛読者]
[11/07 愛読者]
[10/12 愛読者]
[08/24 愛読者]
 ツイッターなどへの接続 
 製造業ブログランキングへの接続 
下記をクリックすれば、2種類の製造業ブログランキングにつながります
にほんブログ村 企業ブログ 製造業へ
にほんブログ村 人気ブログランキングへ
 最新トラックバック 
 バーコード 
 カウンター 
 アクセス解析 
 プロフィール Profile 
HN:
魚田慎二
性別:
男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

Template by ららららいふ / Material by 素材くん「無料WEB素材屋」

忍者ブログ [PR]