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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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201910191518分にNHK NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

台風19号の影響で浸水し休館が続いている、川崎市の博物館と美術館の複合施設で、貴重な絵画や戦前の漫画本などおよそ26万点を収めた9つの収蔵庫がすべて浸水していたことが分かりました。

 

台風19号の影響で、川崎市は中原区や高津区などで少なくとも1685棟が浸水し、公共施設も被害を受けました。

このうち博物館と美術館の複合施設「川崎市市民ミュージアム」は、地下の電気設備などが浸水して停電しているため、休館にしてポンプ車による排水作業が続けられています。

さらに地下には、貴重な絵画や戦前の漫画本、それに古文書などおよそ26万点が保管されている収蔵庫もあり、排水作業が進んだことから、職員が中を調べたところ、9つの収蔵庫がすべて浸水していたことがわかりました。

台風の接近を前に、地下の扉の前に土のうを積んで備えたということですが、床から高さ2メートルほどまで浸水した場所もあったということで、収蔵庫の扉が壊れたり棚が崩れたりしていて、収蔵品の多くが水につかったとみられています。

市は今後、文化庁に専門家の派遣を求めるなど支援を要請し、対応策を検討することにしています。


川崎市市民文化振興室の永石長は「内部が暗く、詳細が確認できていないが、楽観視できない状態だ。学芸員などを中心に、国とも連携して対応したい」と話していました。

 

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191019/k10012140101000.html

 

 

10242129分に産経新聞からも、同趣旨の記事が収蔵庫内部の写真付きでネット配信されていた。

 

台風19号で川崎市市民ミュージアム(同市中原区)が浸水し、九つある地下収蔵庫が全て水没した。

 

美術品や戦前の漫画本など貴重な資料約26万点の多くが被害を受けたとみられる。

 

電気設備も故障しており、当面は休館。再開のめどは立たず、存続も危ぶまれる状況だ。

 

昭和63年に開館。

漫画や写真、映画などの多彩なコレクションで知られる。

 

収蔵庫にはフランスの画家ロートレックのポスター「ムーラン・ルージュ」や、安田靫彦の日本画「草薙の剣」のほか、古文書や民俗資料も多数あった。

 

市によると、12日午後7時半ごろ、警備員が地下階の浸水を確認。

収蔵庫につながる扉の前に土のうを積んだが、水が流れ込むのを止められず、避難した。

 

水が引いた18日昼から収蔵庫内を確認したところ、水位が2メートルに達した跡があり、収蔵品が散乱していた。

 

市は復旧に向け、文化庁に専門家の派遣を要請した。

 

https://www.sankei.com/affairs/news/191024/afr1910240063-n1.html

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

貴重な物品を保管している場所が浸水被害に遭う恐れはないか、この事例を他山の石として見直したほうがよいのでは?と感じた。

 

 

 

(2019年11月2日 修正1 ;追記)

 

201910312156分に神奈川新聞から、市はハザードマップで浸水の可能性を認識していたものの対策は取っていなかったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

台風19号の影響で地下収蔵庫が浸水し、多数の所蔵品が水没した川崎市市民ミュージアム(中原区)について、市は31日、2004年に策定されたハザードマップで3~5メートルの浸水深と想定されていながら、これまで明確な浸水対策を取っていなかったことを明らかにした。

 

市は「浸水の可能性は認識していた。対策を立てるべきだった」としている。

同日の市議会文教委員会で報告した。

市によると、04年のハザードマップは多摩川流域に200年に一度の大雨が降り、氾濫した場合を想定。

 

18年3月には千年に一度の降雨量として改定され、ミュージアム周辺の浸水深は5~10メートルとされた。

ミュージアムのある等々力緑地は、かつて池が多数存在していた土地だった。

水が出やすく、1988年の開館時から地下搬入口に通じる駐車場エリアに排水ポンプが設けられている。

 

収蔵庫は温度や湿度が管理しやすいことから地下に設けられた。

 

過去にも大雨で駐車場エリアに水がたまることがあり、そのたびに排水ポンプで地上部分に水をくみ上げていた。

 

一方で、ハザードマップで危険性が示されながら、その後に明確な浸水対策が図られた記録は確認できなかった。

 

ミュージアムは3年前から指定管理者の運営になっていたが、学芸員から地下収蔵庫を上階に移す提案もなかったという。

地下収蔵庫には絵画や浮世絵、古文書、民具、写真、漫画雑誌、映画のフィルムなど約26万点が収められているが、被害の全容はまだつかめていない。

これまでに、台風上陸時に開催中だった「のらくろ展」と画家の「犬塚勉展」の借用品の一部が地下収蔵庫にあり、水没が確認された。

また漫画雑誌なども水を吸って膨張してしまっているという。

市から要請を受けた文化庁は技術的支援を決めており、国立博物館を運営する国立文化財機構のネットワークを生かし、専門家が所蔵品の応急措置や一時保管などに当たることになっている。

 

今後、ミュージアム敷地内にプレハブを設け、洗浄や一時保管を図っていく。

 

https://www.kanaloco.jp/article/entry-205785.html

 

 

 

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化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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