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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2012年2月25日付で朝日新聞滋賀全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
24日午前8時50分ごろ、甲賀市信楽町の県道大津信楽線の新設工事現場で、橋の欄干に保護シートを巻く作業をしていた男性作業員(67)が、約50m下の土手に転落。
病院に搬送されたが、間もなく死亡した。
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2012年2月25日付で毎日新聞北海道版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

北海道電力は24日、伊達火力発電所2号機(出力35万KW)で、ボイラーに水を送る給水ポンプが故障したと発表した。

出力を26万KWに下げて運転を続けており、北電は「道内の電力供給に影響が出る状況ではない」と説明している。
80年に運転開始した2号機は、今月17日に蒸気の冷却管から海水が漏れて停止したばかりで、再開5日目でまたトラブルを起こした。


北電によると、故障したのはボイラーのポンプ2台のうち1台。
23日から異常振動が続いたため、24日未明にポンプを止めた。
もう1台は正常に動いており、発電用タービンは回っているが、蒸気の発生が少なくなるため出力が落ちているという。
今後、ポンプを解体して原因を調べる。復旧時期は未定。


出典URL
http://mainichi.jp/hokkaido/shakai/archive/news/2012/02/25/20120225ddlk01040287000c.html
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2012年2月23日23時21分にmsn産経ニュースWESTから、また朝日新聞滋賀全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
23日午後2時10分ごろ、彦根市のブリヂストン彦根工場で、同社社員の男性(59)が機械に挟まれる事故があった。
男性は胸などを圧迫され、意識不明の重体。

警察によると、原料のゴムに薬品を混ぜるのに用いる、直径約1mの器のような形の機械が数日前から不調ということで、男性ら3人が機械を止めて修理していた。
修理終了後、スイッチを押しても動かなかったため近づいて確認したところ、突然機械が動きだし、機械と支柱の間に挟まれたという。

同工場は「こうした事故が起きたことは誠に遺憾。早期の原因究明と再発防止に努めたい」としている。
 

出典URL
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/120223/waf12022323250048-n1.htm
 
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2012年2月23日14時55分に読売新聞から、また同日付の同紙北海道版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
JR石勝線東追分駅の脱線事故で、JR貨物北海道支社は22日、脱線した貨物列車の貨車全15両のブレーキパッド計120個が実用試験中の新しいパッドだったと発表した。

同社の貨車のうち新型パッドを付けていたのは15両だけで、同社はこの15両の使用を取りやめ、新しいパッドの耐雪性能に問題がなかったか詳しく調べている。

同社によると、貨車15両には2011年2月、耐雪性能を向上させるため形状や材質を変更した新型のパッドが取り付けられた。
新型パッドは雪が着きにくい形状だが、従来のパッドより車輪への接地面が一回り小さい。

新型パッドを付けていたのは15両だけで、機関車には使われていなかった。
この貨物列車は札幌貨物ターミナル駅―釧路貨物駅間だけを走り、これまでトラブルはなかったという。
 
脱線した貨物列車のブレーキ装置のうち、機関車全体と、貨車のブレーキ管の空気圧は正常で、貨車のブレーキパッドが全て車輪に密着した状態だったことが分かっている。
貨車15両のうち、14両に新型ブレーキパッドが取り付けられたのは今月4日で、ほとんどのパッドが事故の約2週間前に取り付けられていたことになる。
 
JR貨物北海道支社の発表では、脱線した貨車全15両のうち、1両については昨年2月、計8個の新型パッドが取り付けられた。今月4日になって、残りの14両に計112個を取り付けたという。
 
新型パッドは、車輪とパッドの間に挟まった氷雪を砕くことができるように、従来のパッドよりも硬質の素材を使用し、形状も変えていた。ただ、制動力については、従来のパッドと変わらないという。


JR北海道では2006年1月、普通列車(1両編成)のブレーキパッドと車輪の間に雪氷が挟まり、非常ブレーキでも停車できずにJR苫小牧駅にあった回送列車に衝突、乗客1人が軽傷を負う事故が発生。
寒冷地である道内の鉄道にとって、耐雪性の高い新型パッドの開発は課題だった。

 
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120223-OYT1T00253.htm
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hokkaido/news/20120223-OYT8T00028.htm
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hokkaido/news/20120223-OYT8T00726.htm
 
 
事故当時の状況は、2012年2月17日付で苫小牧民放社から下記趣旨でネット配信されていた。
  
16日午後8時50分ごろ、JR石勝線東追分駅構内で、釧路貨物駅発札幌貨物ターミナル行きの貨物列車(16両編成)が赤信号を通り過ぎ、待避用の安全側線に乗り上げて、先頭の機関車と後続の貨車の計5両が脱線した。
列車は、シェルターと呼ばれる雪よけ用のトンネル状施設に衝突し停車した。運転士1人が乗車していたが、けがはなかった。

 
男性運転士(25)は「赤信号の前でブレーキをかけたが、思うように止まらなかった」などと話しているという。
JR貨物などは、運転士がどのタイミングでブレーキを操作したか、線路の状態はどうだったかなど、事故原因を調べている。

 

単線の東追分駅は通常、貨物列車の停車駅ではないが、石勝線でダイヤの遅れがあり、札幌方面からの対向列車とすれ違うため、停車する予定だった。
安全側線は、列車が誤って赤信号で進んだ場合、本線の対向列車との衝突を防ぐための引き込み線で、自動誘導のポイントが設定されている。


 
出典URL
http://www.tomamin.co.jp/2012t/t12021702.html
 
 
 
(ブログ者コメント)
 
変更管理がうまくいかなかったために起きた事故のような気がする。
ただ、原因を推定することは困難。
あえて推定すれば、下記程度か?
 
○昨年2月のテストで問題が出たのでその部分を改良したが、改良型を再び1両分でテストすることなく、一気に14両に取り付けた?

 
 
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2012年2月23日22時9分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。また2月24日付の中日新聞紙面にも同趣旨の記事が掲載されていた。
 
愛知県は23日、犬山市の自動車部品製造会社「大同メタル工業」犬山事業所で、有害物質を含む強酸性の廃液が地下に漏れる事故があったと発表した。
県は敷地内や事業所周辺の井戸水を採取するなどし、汚染の状態などを調べている。

県によると、漏れたのは自動車部品などをメッキ処理した後に出る廃液で、高濃度の鉛やフッ素、ホウ素などの有害物質が含まれている。
特別管理産業廃棄物として処理するため、事業所内のコンクリート製貯蔵槽で保管していた。


同社によると、貯蔵槽の水位が正常だった今月17日から20日までの間、最大8000ℓが漏れたとみられる。
担当者が20日夜、貯蔵槽の水位が下がっているのに気付き、21日に貯蔵槽を空にして調べたところ、底が一部破損しているのが確認されたという。
貯蔵槽内部には耐酸性の処置が施されていたが、長年の使用で劣化したらしい。


同社は、廃液で汚染された土の除去を進めており、「地域住民や関係者に深くおわびするとともに、再発防止に万全を期したい」としている。

 
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120223-OYT1T01108.htm
 
 
 
(ブログ者コメント)
 
一般住宅でも、風雨にさらされる外壁は10~20年ごとに塗り替えが必要だ。
強酸性の液を溜めるというシビアーな環境下にあったこの貯蔵槽は、何年ごとに耐酸性処置を更新する計画になっていたのだろうか?
まさか、付帯設備ゆえに、ノーマークだったということはないと思うが・・・。

 
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2012年2月23日21時33分に山陽新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

23日午前11時45分ごろ、倉敷市のJX日鉱日石エネルギー水島製油所A工場で、ハイオクガソリンの原料を精製する施設内のコンプレッサーから出火、一部が焦げ、同社の自衛消防隊が消火した。けが人はなかった。

同社などによると、コンプレッサーは配管の内圧を上げ、原料を次の工程に送り込む設備。
内蔵タービンが過熱し、潤滑油に着火したとみられる。
巡回中の作業員が見付け119番した。

操業への影響はないという。

同社は「原因は調査中だが、地域の皆さまにご迷惑を掛け申し訳ない」としている。

出典URL
http://www.sanyo.oni.co.jp/news_s/news/d/2012022321332926/
 
 
 
(ブログ者コメント)
 
同製油所では今年2月7日、掘削工事中の海底トンネルに大量の海水が流れ込む事故が起きている。
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2012年2月23日15時15分に朝日新聞から、また24日付で読売新聞多摩版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
23日午前10時40分ごろ、青梅市新町の水道管工事現場で、深さ約3mの溝で給水管などの設置作業をしていた男性作業員(29)が崩れてきた土砂で生き埋めになった。
消防などが土を取り除くなどして救助したが、男性は約2時間後に死亡した。
警察が業務上過失致死の疑いも視野に入れ、詳しい状況を調べている。


警察によると、作業は同日午前9時ごろから5人で開始。
道路に幅約1.2m、深さ約3mの溝を重機で掘った後、この男性が1人で溝に入って作業していた。
当時、雨が降っていたという。

地元の設備工事関係者は「雨で地盤が緩み、重機の振動で土砂が崩れたのでは」と心配そうに救出現場を見守っていた。

現場近くに住宅5棟が新築される予定で、給水管と下水管を新設していたという。
現場はJR青梅線小作駅から北東約1.3kmの住宅や倉庫などが立ち並ぶ地域。


出典URL
http://www.asahi.com/national/update/0223/TKY201202230296.html
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokyotama/news/20120224-OYT8T00075.htm
 
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2012年2月23日付の朝日新聞埼玉版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
飯能市の樹木伐採現場で作業していた男性(当時29)が、2010年7月、熱中症で死亡した事故があり、両親が、適切な処置をとらなかったとして造園会社や現場責任者に、計7161万円の損害賠償を求める訴訟を埼玉地裁秩父支部に起こした。
 
 
 
(ブログ者コメント)
 
熱中症で訴訟になったという事例は珍しいと感じたので、紹介する。

 
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2012年2月23日付で朝日新聞栃木全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
足利市猿田町のプリント加工業「L」の工場から出火、鉄骨2階建て約350m2が全焼した。
出火当時、工場内には経営者男性(60)と従業員2人がいたが、避難してけがはなかった。
 
警察によると、工場1階にあった衣類へのプリント加工用の機械付近から煙が出ているのを経営者男性が見つけたという。
警察などが詳しい出火原因を調べている。
 
 
 
(ブログ者コメント)
 
元記事に年月日時の記載なし。前日だろうと思い、タイトルには22日と記す。
 

 
 
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2012年2月23日付で朝日新聞三河版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
22日午後4時10分ごろ、西尾市東幡豆町、ロープ製造業「I製鋼所」で経営者の男性(86)が機械に右腕や胸部を挟まれているのを長男(60)が見つけ、119番通報した。
男性は約1時間後に搬送先の病院で死亡が確認された。
 
警察によると、男性は長男と分担し、漁業用のナイロン製ロープを製造中で、長男が空回りする機械の音で気づいたという。
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2012年2月23日付の千葉日報紙面に、下記趣旨の記事が掲載されていた。
 
22日午後1時10分ごろ、成田市の野毛平工業団地内の清掃工場建設工事現場で、65歳ぐらいの男性作業員が地上14.3mの換気口から転落した。
男性は胸などを強く打ち、収容先の病院で約2時間後に死亡が確認された。
 
警察によると、男性は換気口で塗装作業中、何らかの原因で地面に落下。
同様の作業に当たっていた作業員がほかに4人いたが、事故当時は男性1人だった。

 
 

(2012年10月25日 修正1 ;追記)

2012年10月19日付の毎日新聞千葉版紙面と10月20日付の千葉日報紙面に、事故時の若干詳しい情報などが下記趣旨で掲載されていた。

成田労基署は18日、換気装置製造会社「S商会」の取締役営業部長(48)と法人としての同社を、労安法違反容疑で書類送検した。
容疑は、屋上に大型換気装置を取り付ける作業中、転落防止用の足場を設置しなかったとしている。

同署によると、営業部長は「作業効率が下がるので足場は作らなかった。男性作業員はベテランなので大丈夫だと思った」と容疑を認めているという。

作業員は、装置の部材(幅4cm)上を移動していたところ、落ちたという。

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2012年2月22日21時48分に山形新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
新庄市教育委員会は22日、新庄小で、校舎外部の配管から推定で灯油約1300ℓが漏れたと発表した。
排水溝に流れ込んだ形跡はなく、付近の積雪にしみ込んだとみられる。


市教委によると、22日午前10時40分ごろ、地下タンク(容量5千ℓ)から送油する、校舎西側の外壁に取り付けられた配管の2カ所で灯油漏れを確認した。
校舎西側の軒下には屋根からの落雪などにより約2.5mの積雪があり、雪の重みで配管がたるみ亀裂が入ったのが原因とみている。
先月下旬に軒下の除雪を行い、今月も行う予定だった。


21日午後4時ごろ、地下タンクに給油したところ、量が約3300ℓで、通常の給油量を1000ℓ程度上回ったため、灯油漏れの懸念が強まり、22日の調査で配管の亀裂が確認された。
市教委はこれまでの消費量などから、19日ごろに破損したと推測している。


市教委は22日、破損箇所をふさぐ応急処置を行った他、排水溝に吸着マットを設置した。
灯油のしみ込んだ雪の処理方法について検討している。

 
出典URL
http://yamagata-np.jp/news/201202/22/kj_2012022200822.php
 
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2012年2月23日付で朝日新聞埼玉東部版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
行田労基署は22日、久喜市菖蒲町の造園業「Sグリーン」代表の男性(54)を労安法違反の疑いで書類送検した。
 
同署によると、男性は加須市の国道125号沿いで昨年12月、男性作業員(72)にイチョウの木の枝切り作業をさせた際、十分な安全対策を怠った疑いがある。
作業員は高さ2m以上の場所から転落し、頭の骨が折れる大けがをした。
代表は「面倒だった」と話しているという。
 
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2012年2月22日付で朝日新聞佐賀全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
21日、唐津市のJR筑肥線の東唐津駅と和久田駅間の高架橋の下の道路に、橋の緩衝材が落ちているのを、通りがかった男性が発見した。けが人はいないという。
同社が調べたところ、最も重い破片で約190g、破片の合計重量は1.18kgだった。
 
橋は1978年に完成。2011年9月に点検をしたが、異常はなかったという。
原因を調べている。
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2012年2月22日付で朝日新聞名古屋版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
名古屋西労基署は21日、愛西市の広告看板製作会社「K」と同社の現場作業責任者の男性(44)を労安法違反の疑いで書類送検したと発表した。
 
同署によると、同社が昨年11月21日午後、名古屋市中村区のビル屋上にある広告塔の修理をした際、男性社員(65)が広告塔から約11m下のビル屋上に転落し、出血性ショックで死亡した。
現場責任者は、安全帯を使わせるなどの危険防止策をしていなかった疑いがある。
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2012年2月11日付の岩手日報紙面に、下記趣旨の記事が掲載されていた。
 
10日午前7時15分ごろ、久慈市の宮城建設久慈砕石工場の破砕機から出火し、機械の一部を焼いた。
試運転中だった。原因調査中。
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2012年2月3日付の新潟日報紙面に、下記趣旨の記事が掲載されていた。
 
東電は2日、定期検査中の柏崎刈羽原発5号機タービン建屋で、発電機の潤滑油約20mℓが床に漏れていたと発表した。
 
東電によると、1月30日の点検作業の際、発電機の計器から誤って約200mℓの潤滑油がこぼれたが、拭き取りが不十分だったため、下の階に流下したとみられる。
1日午前11時半ごろ、社員が床上に油たまりを発見した。
 
 
 
(ブログ者コメント)
 
東電は、この程度のことであっても公表しなければならない立場だ。それは分かる。
しかし、それをニュースとして報道することに何の意味があるのだろう?
よほど紙面が空いていたのだろうか?

 
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2012年2月2日付の茨城新聞紙面に、下記趣旨の記事が掲載されていた。
 
1日午前11時半ごろ、北茨城市中郷町の製材所「S林業」の工場敷地内で、同所会社役員の女性(69)が夫が運転するフォークリフトにはねられ、頭を強く打ち、間もなく死亡した。
 
警察によると、女性は買い物を終え、歩いて敷地内の自宅に戻るところだった。
フォークリフトは、木材の運搬作業中だった。

 
 
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2012年2月2日付の岩手日報紙面に、下記趣旨の記事が掲載されていた。
 
大船渡労基署は1日、労安法(作業主任者選任)違反の疑いで住田町の製材業、協同組合さんりくランバーと同組合の男性代表理事(79)を書類送検した。
容疑は、昨年11月21日午前9時ごろ、同町の同組合製材工場で、木材加工用機械を使い作業する現場に必要な「木材加工用機械作業主任者」を選任しないまま、職員らに作業を行わせていた疑い。
 
この工場では同日午前9時5分ごろ、男性職員(当時23)が木材の切断作業中、機械に頭部を切断され死亡する事故が発生した。
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2012年2月23日9時55分に山形新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
新庄労基署は22日、労安法違反の疑いで、食品容器メーカーのY東北と、同社最上工場の主任と従業員=共に20代男性=の2人を書類送検した。

容疑は昨年9月17日午後10時半ごろ、男性従業員が最大荷重1トン以上のフォークリフトの運転資格を持っていないことを知りながら、男性主任が男性従業員に同工場で最大荷重1.25トンのフォークリフトを運転する業務に就かせ、この従業員はこのフォークリフトを運転した疑い。

同署によると、男性従業員はフォークリフトで製品を運搬する作業をしていた。
バックした際、女性従業員=当時(60)=と衝突し、左足の骨を折る大けがをさせた。この事故を調べた結果、容疑が分かった。

 
出典URL
http://yamagata-np.jp/news/201202/23/kj_2012022300848.php
 
 
一方、2月22日20時8分にNHK山形からは、別の切り口の記事ならびに同社では他に2件の事故が起きている旨、ネット配信されていた。

新庄市に本社がある容器製造会社「Y東北」の最上町の工場で、去年、運搬車両の運転資格のない男性従業員が起こした人身事故を受け、労基署は、労安法違反の疑いで、この男性従業員と現場責任者について調べた書類を22日、検察庁に送った。

「Y東北」では、3年前、従業員が機械に挟まれて死亡する事故があった上に、おととしには、従業員が手を切断する人身事故が起きている。

新庄労基署によると、この「Y東北」の最上町にある工場で、去年9月、男性従業員が、「フォークリフト」と呼ばれる運搬車両を運転中、女性従業員とぶつかり、左足を骨折させる事故を起こした。
その後の調べで、男性従業員が「フォークリフト」を運転する資格を持っていなかったことや、当時、主任という立場だった現場責任者が、そのことを知りながら、運転業務を担当させていたことが分かり、同署は、22日、この2人を、労安法違反の疑いで、書類送検した。


調べに対し、現場責任者だった男性は、「人手が不足するなか、決められた生産計画をこなすためしかたなく担当させていた」と容疑を認めているという。
相次ぐ人身事故について「Y東北」社長は「社内で対策について会議を開いたり、労基署の指導を受けて職場環境の改善を図ったりしていますが、また事故を起こし、深く反省しております。再度、事故を起こさないよう努力を重ねて参ります」と話している。


出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/yamagata/6023201801.html
 
 
 
(ブログ者コメント)
 
□3年前の死亡事故は、本ブログに掲載済。
 
□おととしの重傷事故は、下記趣旨でネット配信されていた模様。

 
(2011年11月11日13時4分に朝日新聞山形版)
 
「Y東北」の本社工場で10日午前9時半ごろ、 プラスチックの弁当容器の型抜き作業をしていた従業員の男性(21)が、 裁断機で手首を切断する大けがをした。警察が事故原因などを調べている。

工場長代理によると、製品の位置を直したりする場合に作業員が裁断部に手を入れることがあるが、 その際はセンサー付きの安全扉を開けるため、瞬時に電源が切れる構造になっている。
二重の安全装置として 手動レバーもあり、手で作業する際はレバーを立てて電源が入っても機械が動かないようにするよう 義務づけられていた。
しかし事故当時、レバーは立てられていなかったという。

同工場では昨年4月にも男性従業員が型抜き機に頭をはさまれて死亡した。
作業効率を上げるために 事故防止用の安全扉を作動しないように改造したなどとして、県警は工場長らを業務上過失致死容疑で逮捕。
会社と工場長と専務が労安法違反の罪などを問われて公判中だ。


専務は「安全管理の徹底には力を入れていた。安全装置の改造についても、 『絶対にしてはいけない』と注意していた」と話した。
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 プロフィール Profile 
HN:
魚田慎二
性別:
男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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