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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2012年2月15日にフロー図付きで運転停止の旨、また2月17日には運転再開の旨、北陸電力からプレスリリースされていた。
 

2月15日0時30分頃、七尾大田火力発電所1号機(定格出力:50万kW)の通常運転中に、ボイラー計測用配管保温材から微量な水の滴下を発見しました。
 
その後、状況把握を行った結果、ボイラー1次過熱器スプレー流量計取出し配管からの漏洩と判断し、2月15日20時(予定)に発電を停止することとしました。
 
今後、当該箇所の補修を行い、2月16日21時頃の運転再開を予定しております。

 
http://www.rikuden.co.jp/press/attach/12021502.pdf
 
 
その後、ボイラー1次過熱器スプレー流量取出し配管からの漏洩と判断されたことから、点検補修を行うため、2月15日20時に発電を停止しました。

点検の結果、1次過熱器スプレー流量計取出し配管の一部に約10mmの表面亀裂(5mmの貫通亀裂)を確認しました。
この亀裂は、スプレー水流量変化に伴う配管振動等に
より経年的に発生したものと推定しております。
 
漏洩箇所を含む4本の配管を取替し、補修を終了したことから、昨日(2月16日)20時18分に運転を再開しました。
当社は、今後も発電所の安全運転に万全を期してまいります。


http://www.rikuden.co.jp/press/attach/12021704.pdf
 
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2012年2月14日付で朝日新聞佐世保版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
佐世保労基署は13日、建設業を営む個人事業主の男(63)を労安法違反の疑いで書類送検し、発表した。
 
同署によると、個人事業主は、昨年7月27日、同市内で牛舎のスレート屋根の張替をしていた際、屋根に歩行用の板などを敷かずに従業員の男性(当時68)に作業をさせた疑いがある。
従業員は屋根を踏み抜いて約4m下に転落。頭を強く打って現在も意識不明という。
 

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2012年2月14日付と18日付の朝日新聞山梨全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
13日午後4時ごろ、北杜市のT紙袋山梨工場で、溶接作業をしていた鉄工業の男性(56)が約4mの高さから地面に転落し、外傷性脳出血のため死亡した。
 
警察によると、工場内でレール上を動くクレーンの溶接作業をしている最中だったという。
 



(2012年3月1日 修正1 ;追記)
 
2012年2月14日付の山梨日日新聞紙面に、事故当時のやや詳しい状況が、下記趣旨で掲載されていた。
 
男性は、高さ約4.2mの脚立から転落した。
警察によると、同日午前8時半から、工場内天井の製品運搬用クレーンのレール保守作業を行っていた。
 
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2012年2月10日付で朝日新聞滋賀全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
9日午前9時50分ごろ、栗東市六地蔵の市道緊急修繕工事現場で、舗装をカッターで切断中に誤って地下約30cmにある県企業庁の鋼製の送水管を破損し、水が噴き出た。
企業庁で復旧工事を進めている。
 
企業庁によると、この送水管は草津、栗東両市に水を供給しているが、断水の恐れはないという。

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2012年2月14日19時7分にNHK鹿児島から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

奄美大島で2月2日午後7時すぎ、島内の全体の約74%にあたる約4万戸がいっせいに停電し、徐々に復旧したが、一部の世帯では翌日の午前2時半すぎまで約7時間、停電が続いた。

この問題で九電が原因を調査したところ、名瀬発電所内にある変電施設のメインの変圧器の内部で、電線を絶縁する役割を果たす「ブッシング」と呼ばれる筒状の部品に細長い亀裂が入って電気がもれたために、安全装置が作動して停電が起きたことがわかった。

九電によると、変圧器の部品に亀裂が入った原因はわかっておらず、九電はこの変圧器を製造会社に持ちこみ、損傷した部分を取り替えるとともに亀裂が生じた原因を調べることにしている。
14日の会見で九電奄美営業所は「お客様には大変ご心配とご迷惑をかけましたことをおわびいたします」と謝罪している。


出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/kagoshima/5053006861.html
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2012年2月13日19時13分にNHK新潟から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

東日本大震災で地震や津波によって太平洋側の石油コンビナートが被害を受けたことを教訓に、新潟県内のコンビナートの防災対策について話し合う会議が開かれ、今後も情報交換を続けて防災対策の充実を図ることになった。

東日本大震災では、太平洋側のコンビナートで大規模な火災が発生したほか、津波で石油タンクが流されるなどの被害を受け、地域の経済にも大きな影響が出た。

13日開かれた会議は、新潟東港と新潟西港、それに直江津港にあるコンビナートのほとんどで具体的な対策をとれていないことから、震災の被害を教訓に今後の対策を話し合おうと県が開いたもので、コンビナートのある新潟市や上越市などの自治体や消防、それに企業の担当者などおよそ70人が出席した。


会議では、県の担当者から下記などが報告された。
□工場などの建物や配管の耐震性について再確認する必要がある
□コンビナートの多くの施設で、津波対策のマニュアルが作られていない


これに対し、企業からは「訓練を行いたくても具体的なやり方がわからない」といった声や、「対策をとるために、津波を想定した県の防災計画を早く見直して欲しい」といった要望が出された。
県は、今後も情報交換を続けて、企業にコンビナートの防災対策の充実を働きかけることにしている。


出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/niigata/1035835141.html
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2012年2月11日21時11分にNHK盛岡から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

11日朝早く大槌町小鎚の「小鎚第20仮設団地」に住む会社員男性(58歳)の住宅で床下の水道管に巻きつけられたヒーターから火が出た。
火は1時間ほどで消し止められ、けが人はいなかった。


警察によると、燃えたヒーターは幅がおよそ2cmほどの長いテープ状のもので、床下の水道管に巻きつけられ、気温が下がると自動的にスイッチが入って凍結を防ぐもの。

11日は午後から、仮設住宅を建てた盛岡市の住宅メーカーの社員2人が現地の調査に訪れ、ヒーターの一部がとぐろ状に重なって置かれていたところが激しく焼けていたことを確認していた。

県によると、この会社では大槌町のほか、釜石市と大船渡市、それに陸前高田市であわせて550戸分の仮設住宅を建てているという。
県では再発防止に向けて、ヒーターの取り付け状況の調査を急ぐことにしている。
また警察では、こうしたヒーターの取り付けが適切に行われていたのかも含めて、火事の原因を調べることにしている。


出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/morioka/6045950481.html
 
 
 
(ブログ者コメント)
 
先日掲載した、凍結水道管解凍時の火災と同じ原因かもしれないが、「とぐろ状に重ねて置かれていたところが激しく焼けていた」という記述が気になった。
 
普通の電気配線でも、使用時にとぐろ状に置かれていると、そこに熱がこもって発火することがあるので、そっちのほうの原因だったのかもしれない。

 


(2012年2月18日 修正1 ;追記)
 
2012年2月14日付で朝日新聞岩手全県版(聞蔵)から、発火原因に関する下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
この問題で県は13日、盛岡市内の業者の施工ミスによって発火した可能性が高いと明らかにした。
県は、この業者に対し、担当した仮設住宅4市町村、計551戸の点検と改善を指示した。
 
県によると、水道管に巻き付けたヒモ状のヒーターのうち、余って束ねた部分が燃えていた。束ねることで過熱し、発火したとみられる。
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2012年2月11日付の毎日新聞岩手版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

北上市北工業団地の化学工場「岩手S社」の敷地内にある貯蔵タンクの配管から、5.1kℓの揮発性の高いトルエンが流出していたことが10日、分かった。地下水への混入はないという。

同社によると、1月27日に社員が点検をした際、貯蔵タンクと工場内を結ぶ配管からトルエンが漏れているのを発見した。劣化で配管に直径1mmの穴が開いていたという。
20日の点検時には異常がなかったことから、その間に漏れたとみられる。


トルエンは、同社製品である粘着テープの材料を溶かす溶剤として使用。
健康被害を及ぼすほどの濃度ではないという。
12日午前10時から同社で住民説明会を開く。


出典URL
http://mainichi.jp/area/iwate/archive/news/2012/02/11/20120211ddlk03040013000c.html
 
 
また、2月12日19時20分にNHK盛岡から、住民説明会の様子に関する下記趣旨の記事がネット配信されていた。

会社では、12日、周辺の住民などを招いて説明会を開き、社長が「ご迷惑とご心配をおかけして申し訳ありませんでした」と陳謝した。

会社によると、漏れ出したのは、テープの材料を溶かすために使っているトルエン4.4トンで、配管が腐食して小さな穴が空いていた。

会社側は、以下を説明。
□敷地外の道路の側溝の水からトルエンが一時、国の指針値の125倍の濃度で検出されたため、ポンプで吸い上げたところ、現在は指針値を下回っている
□周辺の井戸水を調べた結果、特に高い濃度ではなかった


続く質疑では、住民から飲み水の汚染を心配する意見が相次いだ。
これに対して会社側は、住民の求めに応じて1年から数年にわたって水質検査を続けていくことを明らかにした。


出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/morioka/6045955061.html
 
 
 
(ブログ者コメント)
 
なぜ、1週間も漏れに気が付かなかったのだろう?
よほど特別な場所にタンクがあるのだろうか?
 
その辺が解せなかったのでグーグルアースで確認したところ、敷地は四角で、その左下隅に円筒形らしき物体が見えた。
以下の該社HPお詫び文書に「西側道路でトルエンガスが・・・」と書かれているので、それがトルエンタンクなのかもしれない。
 
もしそうだとすれば工場の裏手に当たり、通常は人が近づくことのない場所だったのだろう。
 
しかし、安全管理責任者などが、適宜、現場を安全巡回していれば、早期発見できたはず。
おそらくは、そういった点も、今後の対策に反映されることだろう。

 
http://www.mmm.co.jp/news/info/20120212.html
 


(2012年3月1日 修正1 ;追記)
 
2012年2月11日付の岩手日報紙面に、発見時の状況が上記とはまったく違う、下記趣旨の記事が掲載されていた。
 
週1回の点検で、1月20日時点では異常なかった。
1月27日、付近で除雪作業していた従業員が異常に気づいた。

 
 
 
(ブログ者コメント)
 
肝心な部分でこれだけの違い。
どちらが正かは分からないが、マスメディアには、しっかりとポイントをついた報道をお願いしたいものだ。
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2012年2月11日付の朝日新聞和歌山全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
和歌山労働局は、昨年12月に実施した建設工事現場の一斉パトロールで、約7割の現場で労安法違反の疑いがあり、7現場で行政処分をしたと発表した。
 
12月は工事の追い込みの時期で、労災が多く起きる恐れがあるとして、県内5ケ所の労基署が1~20日、51ケ所の建設現場を調査した。

結果、36現場で134件の違反が見つかった。
高所作業で足場の手すりを設置していないなど、墜落防止措置を怠っているケースが58件(43.3%)と高い割合を占めた。
7現場で、安全が確保されるまで作業停止を命じる行政処分を出した。
 
 
 
(ブログ者コメント)
 
7割の現場で違反の疑い・・・。
逆に考えれば、3割の現場では、灰色部分はあったかもしれないが、違反はなかったということだ。
 
その3割の中でも、特に安全に力を入れて取り組んでいて、安全対策は100点満点だったという会社があったのではないか?
 
もしあったのなら、そういった会社名をパトロール結果報告書に付記するなどして、公表するようにしてはどうだろうか?
そうすれば、その会社は達成感が得られ、また商売上も有利になるので、ますます安全への取り組みを強化するようになるだろう。
一方、他の会社は、その会社に負けまいと、より熱心に安全に取り組むようになる。
 
これをトップランナー方式という。
 

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2012年2月11日付の毎日新聞岩手版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

10日午前10時45分ごろ、雫石町の「K林業雫石工場」で、会社員の男性(25)が長さ4mの丸太の下敷きになり、脳挫傷により死亡した。

警察によると、丸太の皮むき作業を行う製材機械は、ベルトコンベヤーで流れてきた直径50cm以下のものだけをセンサーで選別する仕組みになっており、50cm以上については手動ボタンでベルトコンベヤーから排除し、2m下の地面に落ちる構造になっている。

男性は地面に落ちたおがくずなどの清掃作業をしていたが、その際、下敷きになったとみられる。


出典URL
http://mainichi.jp/area/iwate/archive/news/2012/02/11/20120211ddlk03040017000c.html
 

 
(2012年2月29日 修正1 ;追記)
 
2012年2月11日付の岩手日報紙面に、以下の趣旨の記事が掲載されていた。
 
製材機械は高さ約2.5mで、ベルトコンベアーで丸太を運び入れて表面の皮を削る。
皮を削られた丸太は、コンベアーで別の機械に流れるが、機械に入らない規格外の丸太は反対側に落とす仕組みになっており、男性の上に落ちた丸太も、規格外だったとみられる。

 
 
 
(ブログ者コメント)
 
規格外の丸太は、毎日新聞記事によれば、「手動」で反対側に落とす仕組みのようだ。それゆえ、丸太は落ちてはこないと思って、反対側で清掃していたのだろうか?
誰かが間違って手動操作した?
規格外の丸太が連続して発生して置場が一杯になり、こぼれてきた?
ブログ者には、その程度しか原因が思いつかない。
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2012年2月10日22時36分にmsn産経ニュースから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
10日午前11時35分ごろ、仙台市の私道で、停車中のトラックの後方で作業していた会社員の男性(35)が、父親(64)の運転する油圧ショベルとトラックの間に挟まれた。
男性は病院に搬送されたが肝臓破裂などによる出血性ショックで間もなく死亡が確認された。


警察によると、男性は父親と同じ建設会社に勤務し、計4人で民家の解体作業をしていた。
父親は「後方を確認せずバックしてしまった」と話しており、警察は父親から業務上過失致死容疑で事情を聴く。

 
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120210/dst12021022380020-n1.htm
 


(2012年4月20日 修正1 ;追記)
 
2012年4月18日20時38分にmsn産経ニュースから、父親が書類送検されたという下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
仙台南署は18日、業務上過失致死容疑で父親を書類送検した。
送検容疑は、声掛けや後方確認を十分しないままショベルカーをバックさせ、後ろにいた次男を4トントラックとの間に挟み込み、死亡させた疑い。


同署によると、次男はがれきの搬出作業中だった。父親は「きちんと確認しなかった」と容疑を認めているという。
2人は震災復興工事のため仙台に来ていた。

 
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120418/dst12041820400010-n1.htm
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2012年2月10日21時36分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
顔料メーカー「D精化工業」が生産している有機顔料から有害物質ポリ塩化ビフェニール(PCB)が検出されたことが10日、経産省の調べで分かった。

国際的に流通させないとする基準の含有量(50ppm)を超えており、同省は同社に対し、回収と出荷停止を指導した。

同省によると、PCBが検出されたのは、印刷インクや塗料を着色するための赤い顔料で、最大121ppmだった。
1960年代から生産され、年間約3トンを販売。塗料メーカーなど7社に出荷されている。

製造工程で自然に形成されてしまったとみられるが、詳しい原因はわかっていない。
同省は「インクにすると薄まるため、印刷物などに触れても健康に影響はない」としている。

 
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120210-OYT1T01135.htm
 
 
また、同社のHPには、「非意図的にポリ塩化ビフェニルを含有する可能性がある有機顔料について」の行政指導を受けて』というお詫びの文書が、2月10日付で掲載されていた。
 
http://www.daicolor.co.jp/release/release2012/r120210.html
 
 
 
(ブログ者コメント)
 
□予想だにしなかった物質が副生していた、ということのようだ。
予想できなければ、その存在を確認しようとは思わない。
しかし、そのように考えてみると、今回の件、どのような経緯で明らかになったのだろうか?

□予想だにしなかった危険な物質が中間生成物として副生されていて、それが原因で事故になったという事例が過去にあったような記憶がブログ者にはあるのだが、残念ながら思い出せなかった。

□最終製品であれば、今回のように何かのきっかけで明らかになることがあるかもしれないが、それがすぐに他の物質に変化する中間生成物であれば、事故が起きるまでは分からないだろう。


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2012年2月10日付の朝日新聞大阪市内版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
大阪府立公衆衛生研究所が保管している劇物指定の薬品の管理が不適切だったことが、9日公表された府の包括外部監査でわかった。

包括外部監査人などによると、昨年10月の現地調査で、劇物の水酸化カリウムが所内の薬品管理システムに登録がなく、研究者が水酸化ナトリウムを劇物と知らずに鍵のかからない棚に保管していたことも判明。
また、大半の劇物は目視だけで残量を測っていたため、実際の残量とシステム上の残量が大きく異なっていた。


劇物は毒劇物取締法で盗難や流出防止の措置を取るよう定められ、厚労省は施錠した専用の保管庫で管理するよう通知している。
同研究所は「保管、管理を徹底したい」としている。

 
出典URL
http://mytown.asahi.com/osaka/news.php?k_id=28000001202100001
 
 
 
(ブログ者コメント)
 
該研究所のHPによれば、感染症や食の安全などについて研究している組織。
職務上、人一倍、危険に対して感度が良くなければいけないのに、なぜ、この程度のレベルだったのだろうか?
取り扱う前にMSDSなど確認したのだろうか?
報道されていないだけかもわからないが、「お恥ずかしい限りだ」くらいのコメントがあってしかるべきではないかと感じた。

 
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2012年2月10日12時16分にNHK鳥取から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

大山町にある風力発電用の風車で、去年、落雷で羽根が折れて破片が周辺に飛び散っていて、畑の野菜が傷むなどの被害が出ていることが分かり、風車を設置した会社は来週にも壊れた羽根を撤去することにしている。

羽根が壊れたのは大山町にある風力発電用の風車で、去年12月25日の未明から朝にかけての落雷のあと、長さ35mの3枚の羽根のうちの1枚が根元から折れているが見つかった。
羽根はガラス繊維や樹脂で出来ていて、破片が風にあおられ、装置から最大600mの範囲で周囲の畑などに飛び散っていて、野菜が傷むなどの被害が出ているという。


風車を設置した会社「大山ウィンドファーム」は、関係する6つの地区に事情を説明するとともに補償を検討していて、来週にも壊れた羽根を撤去し、来月には新しいものに取り替えるとしている。

会社によると、この風車は落雷による電流を地面に逃がす仕組みになっているが、落雷が連続して起きたため羽根が折れたと考えられるという。
大山事業所長は、「迷惑をかけ申し訳ない。センサーで落雷を引き起こす雲を感知して運転を止める方法などを検討している」と話している。


出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/tottori/4045899771.html
 
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2012年2月10日7時7分にNHK福岡から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

10日午前1時すぎ、飯塚市の国道の補修工事現場で、止まっていた大型トラックが突然動きだし、近くで作業していた建設作業員の男性(35)を轢いた。
この事故で男性は胸などを強く打ち、その場で死亡した。


警察によると、事故を起こした大型トラックは、アスファルトの材料を降ろす作業をするため現場に止まっていたもので、運転席に人はいなかったという。

現場の道路はゆるい下り坂になっているということで、警察は、トラックのサイドブレーキが十分にかかっていなかった疑いがあるとみて、トラックの運転手などから事情を聴いて事故の原因を詳しく調べている。


出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/fukuoka/5015919281.html
 
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2012年2月10日付の朝日新聞奈良版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
9日午前4時50分ごろ、大淀町の近鉄下市口駅で、始発前の点検をしていた助役が改札口付近の天井のボードの一部が落ちているのを見つけた。
 
近鉄によると、縦約30cm、横約40cm、厚さ6mmで、重さは約1.3kg。
昨年12月の点検で異常はなく、原因は不明という。
 
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2012年2月9日20時53分にNHK岡山から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

災害の際に泥水や濁った水から飲料水を作ることができる移動式の浄水装置を福山市の会社などが開発し、9日、倉敷市で装置を動かす実演が行われた。

実演が行われたのは、泥水や濁りの強い水を浄化する移動式の装置で、東日本大震災を教訓に、福山市にある浄水装置の開発販売会社などが開発し、去年から販売を始めている。
9日は、倉敷市や浅口市の防災担当者などが参加して、倉敷市内の公園で池の水をくみ上げて作った泥水を浄化する実演が行われた。


装置は、まず泥水を汚れを固める特殊な粉と混ぜて機械で撹拌したあと、ゴミなどを沈殿させる処理水槽に移し、さらに上澄みの水を膜の付いたフィルターに通す仕組み。
実演では、装置に入れられた泥水はすぐに透明な水に浄化されて出ていた。


装置の開発販売会社によると、実際の災害現場では川の水や池の水などの確保が難しいため、濁りの強い水の場合、浄水装置のフィルターが詰まってしまうといった問題があったということだが、この装置では泥水などから1日に5トンから50トンの飲料水を作ることができ、すでに東京都が導入しているという。

浅口市の防災担当者は「災害など有事の際に今は給水タンクで水を運ぶしかないので今後、参考にしていきたい」と話していた。


出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/okayama/4025815141.html
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2012年2月9日付の朝日新聞愛媛全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
宇和島労基署は8日、松野町の土木建設会社「S建設」と男性社長(56)を労安法違反(労災隠し)の疑いで書類送検したと発表した。
 
同署によると、社長は昨年3月、松野町の林道工事現場で男性従業員(57)がショベルカーに指を挟まれて1ケ月のけがをしたのに、労基署にすぐに労働者死傷病報告を提出しなかった疑いがある。
 
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2012年2月9日付の朝日新聞佐賀全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
伊万里労基署は8日、伊万里市の造船業代表の男性(64)を労安法違反などの疑いで書類送検したと発表した。
 
20105月中旬、伊万里市の造船所で、従業員の男性(64)が、ガスバーナーで鉄板を熱するなどの作業中に高さ約50cmの台車から転落し、左ひざを負傷。
15日間の休業補償をせず、従業員のけがを労基署に報告しなかった疑いがある。
 
従業員が昨年11月に労基署に相談して発覚した。
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2012年2月8日19時50分に共同通信から写真付きで、また2月9日付の毎日新聞愛知版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

8日午後1時50分ごろ、名古屋市中区の交差点で、歩行者用信号機の柱(高さ約4.7m、直径約10cm)が根元から折れ、横断歩道をふさぐように倒れた。けが人はなかった。

県警交通管制課によると、倒れた信号機の柱は鋼鉄製で、1991年に設置され、年に1度、委託した業者が点検を実施しており、昨年6月の点検では異常はみられなかったという。
警察は、信号柱内部の腐食が原因とみて調べている。


信号柱の耐用年数は50年とされているが、昨年11月にも同市中村区の同型の歩行者用信号機の柱(73年に設置)が腐食によって自然倒壊しており、県警は想定より老朽化が進んでいるとして、耐用年数や点検方法などの見直しを急ぐ


出典URL
http://www.47news.jp/CN/201202/CN2012020801001974.html
http://mainichi.jp/area/aichi/archive/news/2012/02/09/20120209ddlk23040269000c.html
 
 
 
(ブログ者コメント)
 
これまで、どのような基準、方法で点検してきたのだろうか?
耐用年数以内のものは目視点検だけだったのだろうか?

 


(2012年3月27日 修正1 ;追記)
 
2012年3月21日16時17分に読売新聞から一覧表付きで、さらに踏み込んだ記事がネット配信されていた。

道路標識や信号機の老朽化が、深刻な問題となっている。
愛知県で、支柱が耐用年数を超えた標識は全体の73%の41万2079本、信号機は8%の4496本に上ることがわかった。
同県では昨年11月以降、信号柱の倒壊が2件続いた。
県警は全ての支柱の再点検を始めたが、「予算の制約があり、大規模な更新はできない。問題が見つかったものを優先的に取り換えたい」としている。


今年2月8日午後、名古屋市中区の下前津交差点で、高さ4.7m、直径10cmの歩行者用信号機が根元から折れて歩道上に横倒しになっているのを、パトロール中の県警中署員が見つけた。
設置は1991年で、同署は「点検したのは昨年6月だが、その時は異常がなかった」としている。


昨年11月には、同市中村区の交差点でも信号柱が倒壊。2例とも負傷者はいなかったが、歩行者や車に当たれば大事故になった恐れもある。
実際に、2008年10月には、中区の歩道で、倒れた道路標識が小学生の女児に当たり、女児は足の指を折るけがをしている。


いずれのケースも、鋼管製の支柱が根元から折れていた。根元部分は水たまりに接することが多いため腐食しやすい。年月が経過すれば倒壊の危険性が高まることから、更新の目安として耐用年数を定めている。

県警によると、県内の信号機は、鋼管支柱の2万2019本のうち399本が耐用年数の50年を、コンクリート製支柱は3万3805本のうち4097本が耐用年数の42年を超過。
道路脇に立てられる「路側標識」は、53万9948本のうち39万3427本が耐用年数の10年を、幹線道路上に掲げられる「大型標識」は、2万6321本のうち1万8652本が耐用年数の15年を超えている。


愛知県では、経済情勢の悪化に伴う税収不足のため、99年度に「あらゆる分野で予算や補助金を見直した」といい、信号機や標識の維持管理に充てるための交通安全施設整備費も大幅にカットされた。
同整備費は98年度まで約100億円だったが、99年度は約67億円に減額され、以後、ほぼ60億円台が続いている。


信号機の設置費用は交差点1か所あたり500万円かかり、県警幹部は「道路ができれば信号機や標識も新設しなければならず、どうしても既存の設備にしわ寄せが出てしまう。老朽化に更新が追いついていない」と話す。

 
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120321-OYT1T00214.htm
 
 
 
(ブログ者コメント)
 
本件、どうしても、小中生転落事故の横展開で新年度予算案にポンと3億5千万円を予算計上した堺市と比較してしまう。(2012年3月24日掲載記事)
愛知県警の悩みのほうが現実的だ。
設備を増やせば、それだけメンテナンス費用も増えるのが道理で、そこにギャップが生じた場合に事故が起きてしまう。

 
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化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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