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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2012年1月18日付で朝日新聞神戸版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
明石市の合金製造会社「S」の明石工場で2009年12月、溶解炉の爆発で社員2人が死亡、同2人が重傷を負った事故があり、加古川労基署は17日、爆発防止策を怠ったとして、同社と現場責任者(40)を労安法違反の疑いで書類送検したと発表した。
 
同署によると、爆発は死傷した4人が掃除機で溶解炉を清掃中、静電気が炉内のマグネシウミ粉じんに引火して起きたとされる。
 
同社と現場責任者は、粉じん爆発の防止策を施した掃除機や静電気の帯電を防ぐ作業服などを4人に使用させなかった疑いがある。

 
 
※当時の状況が、2009年12月4日17時34分に47NEWSから、また同年12月5日付で朝日新聞神戸版(聞蔵)から、下記趣旨でネット配信されていた。
 
日午後1時半ごろ、明石市の非鉄金属メーカー「S」明石工場で、ニッケル水素電池の材料を製造する溶解炉(縦2m、横1.5m、奥行き2m)が爆発し、炉の清掃作業をしていた19~39歳の男性社員4人がやけどで重軽傷を負った。

警察によると、爆発した溶解炉は、工場内のA棟と呼ばれるプレハブ3階建て建物の2階にあり、けがをした従業員4人が業務用の機器を使い、炉の内部の清掃作業をしていた。
爆発で周囲の窓ガラスが割れた。


同社によると、炉は月に1~2回のペースで清掃しており、これまでトラブルはなかった。
現場は播磨灘沿いの埋め立て地の工場地帯。


http://www.47news.jp/CN/200912/CN2009120401000632.html
 
 
 
(ブログ者コメント)
 
□マグネシウム粉は、最も粉じん爆発を起こし易い物質の一つだ。
それを、静電気対策もせずに清掃作業するなど、自殺行為だ。
200人規模の会社で技術部もあるのに、その辺の知識はなかったのだろうか?
 
□「これまでにトラブルはなかった」ということだが、静電気の世界では、100万回同じ作業をしていて初めて事故が起きる・・・そんなことは不思議でもなんでもない。あってしかるべきことなのだ。
静電気に関しては、ゆめ、これまで問題なかったからといって安心していてはいけない。
 



(2012年1月31日 修正1 ;追記)
 
2012年1月18日付の神戸新聞紙面に、爆発時の状況に関する下記趣旨の記事が掲載されていた。
 
清掃中に静電気が発生して水素ガスに引火。マグネシウム粉をまきあげ、粉じん爆発したという。
 
 
(ブログ者コメント)
 
□18日付の朝日新聞神戸版と全く記述が異なる。清掃作業中に水素に引火というのもおかしな話だ。
しかし、どちらが正かは不明。再確認すれど、確たる情報は得られなかった。

 
 

(2012年7月9日 修正2 ;追記)
 
2012年7月4日14時44分にmsn産経ニュースから、労基に続き県警も書類送検した、過去にも同種事故が発生していたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
兵庫県警などは4日、業務上過失致死傷の疑いで現場責任者だった元課長を書類送検した。
容疑は、静電気対策が不十分なまま溶解炉を清掃させたことで、掃除機などから出た火花がマグネシウム粉じんや水素ガスに引火。爆発事故により従業員2人を死亡させ、2人に重傷を負わせた疑い。
 
県警によると、同工場では約1カ月前にも同じ原因で掃除機のホースが燃える事故が起きており、爆発は予測できたと判断。
元課長が、従業員に静電気をためない作業服や靴を使うよう指導せず、静電気が出ない掃除機を使わせなかった点に過失があったとした。

 
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120704/crm12070414450015-n1.htm
 
 
一方、2012年7月5日付の毎日新聞神戸版からは、非防爆電気掃除機のタンクに水を入れて作業していたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
容疑は、従業員に静電気の帯電を防ぐ作業服や靴を着用させず、防爆構造でない電気掃除機のタンクに水を入れて作業させて爆発を引き起こし、従業員4人を死傷させたとされる。
県警によると、爆発は掃除機や作業服に発生した静電気が炉内の水素や粉じんに着火して起きたという。
男性は容疑を認めているという。


出典URL
http://mainichi.jp/area/hyogo/news/20120705ddlk28040331000c.html
 
 
 
(ブログ者コメント)
 
□修正1記事作成時、水素の存在をいぶかしく思っていたが、なんと掃除機のタンクに水が入っていた由。
具体的な報道はないが、その水と吸い込まれたマグネシウムの粉とが反応して、水素が発生したということかもしれない。
 
□もしそうだとすれば、粉じん爆発防止のための安全対策として考えたことが、却って水素爆発の危険性をもたらしたことになる。
しかし、いくらなんでも、マグネシウムが禁水性だということを知らなかった筈はないのだが・・・。
タンクに水を入れると発案した際、水素発生の危険性に思い至らなかったのだろうか?
 
□水素の発生は別として、掃除機のタンクに水を入れれば、確かに掃除機内部での粉じん爆発は防止できる。
しかし、掃除機外部での粉じん爆発は防げない。
今回のケースでいえば、モーター火花あるいは樹脂製ホースの摩擦帯電などの着火源が考えられるので、掃除機周辺に粉じんが舞っていれば、爆発する恐れがあった。
 
□畢竟、今回は、1月18日付神戸新聞報道のように、最初に水素に引火し、その後、粉じん爆発が起きたということかもしれない。


Keyword ; dust explosion , accident , static electricity



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2012年1月18日9時35分に日本経済新聞から、また同日付の朝日新聞群馬全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
ファミリーレストラン「ガスト」駐車場のマンホールに落ちてけがをし後遺障害を負ったとして、客の男性(39)が、管理に問題があったとして、店を経営するすかいらーくに約2980万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、前橋地裁は18日までに、慰謝料など約1520万円の支払いを命じた。

判決理由で裁判官は「マンホールのふた受け部分が経年劣化で一部欠落しており、安全性に問題があった」と指摘した。

すかいらーく側は、「マンホールのふた受け部分の縁は一部劣化していたが、ふたが外れることはない、ふたの設置や管理に瑕疵はなかった」と主張したが、裁判官は「縁が一部欠落すれば、ふたが外れる可能性があり、瑕疵に該当する」と、すかいらーく側の主張を退け、男性のけがや後遺障害は転落事故によると認定した。


判決によると、男性は2006年10月15日、ガスト太田店の西側駐車場に車を止め、地下排水槽につながるマンホールのふたの上を歩いた際にふたが跳ね上がって外れ、左下半身が腰のあたりまで落下。膝などにけがをし、肩に後遺障害を負った。


すかいらーくは「判決文を読んで対応を検討したい」としている。

出典URL
http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C93819695E3E5E2E69A8DE3EAE2E3E0E2E3E09191E2E2E2E2;av=ALL
 
 
 
(ブログ者コメント)
 
マンホールのふたの上に乗ったところ中に落ちてしまったという事例は過去にもあり、本ブログでも1事例を紹介している。
マンホールのふた受け部分など滅多に見る場所ではないが、定期的に点検しておいたほうがよさそうだ。
 
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2012年1月19日2時19分にmsn産経ニュース兵庫から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
18日午前8時40分ごろ、三木市の造成地で、作業中の建設作業員の男性(22)が、後退してきた油圧ショベルにひかれた。
男性は病院に搬送されたが、間もなく死亡が確認された。

警察は同日、業務上過失致死容疑で、油圧ショベルを運転していた建設作業員(25)を逮捕した。
逮捕された作業員は「後ろに(男性がいるのに)気づかなかった」と供述しているという。

現場は、県企業庁が計画する産業用地「ひょうご情報公園都市」の一角。

 
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120119/hyg12011902200002-n1.htm
 
 
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2012年1月18日12時28分に神戸新聞から、また同日付の朝日新聞夕刊(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
18日午前7時35分ごろ、阪急宝塚線川西能勢口駅で、引き込み線から宝塚線に入ろうとしていた回送電車(8両編成)の運転士(44)が赤信号を見落とし、切り替わっていないポイントに乗り上げて破損させた。
運転士と車掌にけがはなかった。

阪急電鉄によると、同駅で連絡する能勢電鉄のトラブルでダイヤが乱れていたためこの電車は運休になり、車庫に戻ろうと、同駅の梅田側にある引き込み線から宝塚線に合流する途中だった。
引き込み線には信号機が二つあり、二つ目の赤信号を見落とし進入したという。

ポイントの手前で列車停止装置(ATS)が作動して自動停止したが、運転の再開には運転指令の指示が必要にもかかわらず、運転士は指令に連絡せずにATSの確認ボタンを押して再開したという。確認ボタンを押せば、時速20km未満で走行できるためそのまま進み、先頭車両がポイントに乗り上げたという。
 
運転士は乗務歴16年11カ月のベテランで、一つ目の信号が進行できたので、そのまま進んでしまった」と話しているという。

この事故で、宝塚線は13本が運休、72本が最大約1時間10分遅れ、約5万9千人に影響した。
同社は、重大な事故につながる可能性のある「インシデント」に該当するとして、近畿運輸局に報告した。

阪急電鉄では昨年11月にも、神戸線の西宮車庫で、出庫中の電車の運転士が赤信号を見落としてポイントに乗り上げ、先頭車両が脱線する事故が起きている。
同電鉄広報部は「再発防止に向け、指導を徹底したい」としている。

  
出典URL
http://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/0004751530.shtml
 
 
 
(ブログ者コメント)
 
つい先日も、近鉄線で回送電車の運転士が自動作動した非常ブレーキを解除し、遮断機の上がった踏切に進入するというヒヤリ事例があったばかりだ。(本ブログ掲載済)
 
他社のヒヤリ事例とはいえ、メディアで報道されたので、阪急の安全関係者も目にする機会があったはず。
自社の運転士にその事例を紹介し、注意喚起したのだろうか?それとも他社のことだと思い、放置したのだろうか?
 
注意喚起していれば今回のトラブルが防げたかどうかは不明。
しかし、要は、安全に対する取り組み姿勢の問題だ。
 
しかし考えてみれば、先にヒヤリを起こした当の近鉄、全運転士に注意喚起したのだろうか?
「再発防止に向け、指導を徹底したい」と話しているので、対応済とは思うのだが・・・。
 
 
 
(2012年1月31日 修正1 ;本文修正)
 
2012年1月19日付の神戸新聞紙面に掲載されていた情報を、本文中に加筆修正した。
 
 

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2012年1月17日23時56分に、msn産経ニュースから下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
17日午後5時15分ごろ、長野県信濃町に住む男性(59)が自宅の屋根からロープにひっかかって宙づりになっているのを近くの住人が発見、119番した。
駆けつけた救急隊が救助したが、死亡が確認された。

警察は、屋根の雪下ろし中にバランスを崩し、腰に巻き付けていた命綱のロープに絡まったとみて調べている。
警察によると、ロープは首にも絡まっており、窒息死だった。

 
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120117/dst12011723560025-n1.htm
 
 
 
(ブログ者コメント)
 
命綱が絡まって死亡した事故は初めてではない。過去の事例は本ブログの別記事参照。
命綱をとる場合は、できるだけロープに遊びをもたせないことだ。

 
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2012年1月17日19時9分にmsn産経ニュースから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
17日午前10時15分ごろ、茨城県境町の旭化成建材境工場内で、社員の男性(37)が、切断した壁材のくずを吸引する移動式の機械と鉄柱の間に頭部を挟まれ、搬送先の病院で死亡が確認された。

警察によると、男性はヘルメットをかぶったまま挟まれていた。
移動式の機械が停止しているのに気付いた他の作業員が発見し、119番した。

機械の周辺は普段立ち入りが禁止されており、警察は事故が起きた原因や、安全管理に問題がなかったか調べている。

 
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120117/dst12011719100015-n1.htm
 
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2012年1月17日23時34分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
2010年度に作業員が建設現場の足場から転落死した労災事故は39件で、前年度より10件増加したことが17日、厚労省の調査でわかった。

足場からの転落防止措置を守っていない現場の割合も前年度より増加していた。
防止措置は09年に改正された労安則で義務付けられており、厚労省は事業者に徹底するよう促す方針だ。

厚労省は規則改正により、事業者に作業員の足が出ないような囲いや手すりの追加設置などを義務付けた。
しかし、10年度に全国6433の建設現場で行った調査では約25%で守られておらず、09年度調査より約17ポイント悪化していた。

 
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120117-OYT1T01056.htm
 
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2012年1月18日付で埼玉新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
17日午前10時20分ごろ、さいたま市のJR武蔵浦和駅近くで建設中の地下1階、地上10階建てビルから出火。
けが人はおらず、約3時間後に火は消し止められた。

浦和署と市消防局が出火元や出火原因を調べている。
ビルは今年5月に、南区役所などが開設される予定で、工事が進められていた。


警察などによると、出火当時、ビル内では438人が作業中。
通報を受けて出動した県警のヘリが、屋上に取り残されている男性作業員(35)を発見、約50分後に県の防災ヘリが上空から救助した。
ビル5階から10階にかけて、約460m2が焼損したとみられている。
県の防災ヘリが高層建築物から人を救出したのは初めてという。


ビルは3月30日までの工期。
出火当時、ビル内では内装工事全般をしていて、7階では溶接作業をしていたという。


捜査関係者などによると、同ビルの地下1階では昨年7月に、ベニヤ板26枚が焼損する火災が起きていた。現場の状況などから、放火の可能性があるという。

 
出典URL
http://www.saitama-np.co.jp/news01/18/03.html
 
 

(2012年2月7日 修正1 ;追記)
 
2012年2月2日付で埼玉新聞から、事故原因に関する下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
この火災をめぐり、施行者の都市再生機構(UR)などが1日、会見を開き、出火原因について、溶接作業の火種が段ボールに燃え移った可能性が高いことを明らかにした。
説明によると、火元は下請けの作業員が溶接作業をしていた7階とみられ、5階から上部の計約751m2が焼損した。


出火原因は、溶接の火種が近くにある段ボールに移り、冷媒管の保温材に引火した可能性が高いという。
火気使用場所に段ボールなどの燃えやすいものを置いていたことについては「火気作業のルールを逸脱していた」「責任を痛感している」と非を認めた。


今後は3月下旬までをめどに第三者機関が現場を調査し、補修方法を検討。市への引き渡しは「市と協議して決める」としている。


http://www.saitama-np.co.jp/news02/02/08.html
 
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2012年1月16日20時52分にmsn産経ニュースから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
16日午後5時40分ごろ、江戸川区で停電が発生、一時、約5万9千世帯への電力供給が停止した。
東電によると、同区内の鹿骨(ししぼね)変電所で設備トラブルがあったとみられ、同社で原因を調べている。
別の電力系統から送電を行うなどの仮復旧を進め、午後9時55分ごろに全面復旧した。


警察によると、環状7号線など主要道路で最大約40分にわたり、信号が消え、署員約15人が出動して誘導にあたった。

東京都交通局によると、区内を走る都営新宿線では篠崎駅を含む5駅で券売機や自動改札機、エレベーターなどが一時停止。閉じ込めなどの被害はなかった。

医療機関への影響は少なく、東京臨海病院では1~2秒程度の間隔で、3回ほど電灯が点滅を繰り返したが、医療器具に支障はなかった。

葛西臨海公園は停電を受け、急遽、観覧車の運転を停止。停電時は10人が乗っていたが、非常用電源が作動し、けがなどはなかったという。


消防によると、区内では、自家発電の際にあがる黒い煙を火災と勘違いした119番通報があり、消防車が出動する騒ぎもあった。


出典URL
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120116/dst12011620520015-n1.htm
 
 

(ブログ者コメント)
 
□葛西臨海公園では、3.11の教訓を生かすべく訓練してきた、その成果が出て、観覧車停止にもスムースに対応できたと、テレビで報道されていた。

 
□上記記事では「急遽、観覧車の運転を停止」となっているが、実際は停電につき、「観覧車の運転が停止」だったのではないだろうか?
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2012年1月16日18時40分にmsn産経ニュースから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
16日午後2時10分ごろ、埼玉県日高市のプレス加工会社「I精工」工場で、棚に置かれていた自動車部品の金型が落下し、作業をしていた同社社員の男性(21)の頭に当たった。
男性は病院に搬送されたが、約2時間後に死亡した。

警察によると、男性は棚に置かれている金型をクレーンでつり上げ、プレス機械に設置する作業をしていた。
金型は縦約2m、横約60cmで重さ約1トン。約2.5mの高さから落下した。
警察では、クレーンが金型に接触して落下した可能性があるとみて、詳しい事故原因を調べている。

 
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120116/stm12011618410003-n1.htm
 
 
なお、朝日新聞埼玉西部版(聞蔵)からは、若干ニュアンスの違う下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
車のエンジンの金型をクレーンで吊るし、プレス機に移す作業を一人でしていたという。
 
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2012年1月16日17時55分に連合ニュースから、また同日1時48分に朝日新聞から写真付きで、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
韓国の仁川沖で15日午前に発生したタンカー(4191トン)の爆発事故は「人災」だった可能性がある。
海洋警察によると、同船は仁川にガソリン6500トンを降ろし、中西部の大山港に戻る途中だった。
仁川を出発してから約1時間30分後、原因不明の爆発が起き、乗組員5人が死亡、6人が行方不明となった。


海洋警察は16日午前、遺族と行方不明者の家族に対し、事故は貯蔵タンクに残っていた油蒸気が爆発した可能性が高いと説明した。

業界関係者らは船社側が大山港の入港時間に間に合わせるため、油蒸気を抜く作業とタンク内に残っていたガソリンを取り除く作業を急ぎ、事故が起きたとの見方を示している。
関係者によると、タンク内の油類を取り除く作業だけでも4~6時間がかかるという。
出港1時間30分後に爆発したのは、油蒸気が抜かれていない状態で除去作業が行われた可能性を裏付ける。


船員らはタンク内で静電気が発生することを防ぐため、静電気防止服を着用し、綿のタオルを使っているが、完全には防止できないという。

2001年1月、韓国南部の巨済沖で3人が死亡し、6人が行方不明となったタンカー爆発事故もタンク内で静電気が引火し、爆発したのが原因だった。
今後、船社側の安全管理が問われることになりそうだ。


出典URL
http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2012/01/16/0200000000AJP20120116003200882.HTML
http://www.asahi.com/international/update/0116/TKY201201150452.html
 
 
また、1月15日20時5分に読売新聞から、C重油なども積んでいた等の情報が下記趣旨でネット配信されていた。
 
聯合ニュースによると、爆発は、仁川でガソリン6500トンを降ろし、出航後、タンク内に残ったガソリンの除去作業中に起きた。
船長らは、気化したガソリンに引火した可能性を指摘している。
船尾部分には、C重油と軽油計120トンを積載していたが、タンクは損傷せず油の流出は起きていないという。

http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20120115-OYT1T00519.htm?from=rss&ref=ymed
 
 
 
(ブログ者コメント)
 
□本ブログでは国外の事故は対象外だが、日本でも大きく報道された事故につき、番外編として掲載する。
 
□現時点での情報をまとめると、「重油あるいは軽油の蒸気が抜かれていない状態で、残留していたガソリンを取り除く作業を行ったため、気化したガソリンに引火した」といった感じだ。
しかし、これでは意味不明。
 
□思うに、ガソリン蒸気が軽油に吸収された結果、ガソリンタンクが減圧状態になり、そこに空気が流入して爆発雰囲気を形成し・・・という感じの事故だったのではないだろうか?

 
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2012年1月15日19時21分と16日12時16分にNHK山形から、また16日付の毎日新聞山形版と朝日新聞山形版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

15日午前11時45分ごろ、米沢市の商店街にある「大沼デパート」の前の歩道の上に設けられた金属製の屋根が、幅3m50cm、長さ6mにわたって崩れ落ちた。
屋根が落ちたのはデパートの出入り口のすぐそばだったが、けが人はいなかった。
当時、屋根の上には1.2mの雪が積もっていたということで、警察では雪の重みで落ちたとみて調べている。


商店街では1966~67年ごろ、高さ約4mのアーケードを市道両側に設置。
落ちた屋根は、70年10月に開店したデパートが商店街に合わせて翌年以降、設置したという。


16日に県などが調べた結果、老朽化が進んでいた上に、道路側の支柱が約5mに1本しか無く、デパートに面した部分は外壁に打ち込まれたボルトのみで支えられていたことが分かったた。
商店街のアーケードは道路側と店側を計2本柱で支え、積雪4.5mに耐える構造。


調査にあたった県の主査は、「老朽化と雪の重みが大きな原因だと思うが、屋根を支えるボルトが重みに耐えきれずに落ちた可能性もある」と指摘している。
県などは、屋根の構造が取り付けられた当時の「建築基準」に照らして問題がないか、引き続き、調査する方針。


例年、1月下旬に商店街と合同で雪下ろしをしていた。
ことしは例年より2週間ほど早いペースで雪が積もり、商店街では雪下ろしの時期を早めようと検討していたという。
商店街の理事長は「米沢市とも協議して16日にも雪下ろしをしたい」と話していた。

  
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/yamagata/6025276701.html
http://www.nhk.or.jp/lnews/yamagata/6025283391.html
http://mainichi.jp/area/yamagata/archive/news/2012/01/16/20120116ddlk06040022000c.html
http://mytown.asahi.com/yamagata/news.php?k_id=06000001201160002
 
 
 
(ブログ者コメント)
 
□構造・強度の違う設備を同じやり方で管理していたがゆえの事故、といえるのではないだろうか?
 
□今年の大雪は特別らしい。相前後して報道された関連情報を紹介する。

 
2012年1月16日 18時51分 NHK札幌
記録的な大雪となっている岩見沢市で、雪に係る事故が相次いでいる。

16日午後2時半ごろ、日の出町の運送会社の事務所で、36歳のトラック運転手の男性が屋根に上がって雪下ろしをしていたところ、屋根ごと転落した。
この事故で、男性は顔や肩を打つけがをして病院に搬送された。
事務所は高さおよそ3mのプレハブの平屋建てで、屋根には当時、2mほどの雪が積もり、この重みで崩壊したという。


また、16日正午前には、東町の工務店の木造平屋建ての作業場も、雪の重みで屋根が崩壊し、中にあったストーブから火が出て、隣の作業場も含めて2棟の内部およそ130m2が全焼した。
けが人はなかった。


警察は、屋根の雪下ろしなどの際には命綱をつけるなどするよう注意を呼びかけている。

http://www.nhk.or.jp/lnews/sapporo/7005301271.html
 
 
01月16日 18時10分 NHK青森
青森地方気象台によると、この冬、青森市の「累積降雪量」は3m80cmを超え、平年の1.4倍近くに達している。

青森市では、雪に関する市民相談窓口を設け、「自宅前の道路に雪が積もって外に出られない」とか「通学路の除雪をして欲しい」などといった声を市のパトロール隊に伝えるためパソコンの画面に入力している。
市によると、ことしは雪の降り始めが早く、荒れた天気の日が多いことなどから、15日までに寄せられた苦情や要望は合わせて5747件と、去年の同じ時期のおよそ3倍に上っている。


一方、除雪作業が進まない原因について市から作業を委託されている建設業者からは公共工事の受注の減少に加え、東日本大震災の復興事業の影響でダンプカーの確保が難しくなっているという指摘も出ている。

青森市の建設会社の社長は「被災地ではダンプカーの単価が青森県より2倍くらい高くなっていて、除雪にあたるダンプカーは少なくなっている」と話していた。
また、青森市道路維持課の課長も「例年であれば除雪作業の応援にきていたダンプカーが東日本大震災の被災地で活動していて作業がうまくいっていないところもある」として国や県と協力しながら除雪作業を効率的に進めていきたいとしている。

http://www.nhk.or.jp/lnews/aomori/6085277051.html
 
 
01月16日 19時59分 NHK秋田
秋田市の中心部近くにある2か所の雪捨て場のうち、1か所が早くも満杯になり、市は隣接地を新たに雪捨て場にするための準備を進めている。

満杯になったのは、秋田市の中心部から車で10分の雄物川の河川敷に市が設けた雪捨て場。
1haあまりの広さがある雪捨て場が高さ5mを超える雪の山で覆われ、市は、これ以上、受け入れられないとして15日で閉鎖した。


秋田市で、この冬、15日までに降った雪の量は1m61cmで、平年より14%多くなっている。
このため、道路や自宅のまわりを除雪した雪を運ぶ業者や市民が相次ぎ、この雪捨て場が満杯になったのは、大雪だった去年よりさらに半月早くなった。
閉鎖によって、雪を捨てようという業者や市民の車は市の中心部近くにあるもう1か所の雪捨て場に集中し、長い列を作っていた。


市は、満杯になった雪捨て場に隣接する河川敷を新たな雪捨て場として利用させて欲しいと河川敷を管理している国土交通省に要請し、16日、許可を受けた。
市は、17日にも新しい雪捨て場の利用を始めたいとしている。

http://www.nhk.or.jp/lnews/akita/6015289471.html
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2012年1月16日付の朝日新聞埼玉版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
14日午後1時40分ごろ、川口市のJ製鋼所で社員の男性(43)が鋼鉄棒を結束する機械を点検中、機械の中で上半身を挟まれた。
男性は病院に運ばれたが、出血性ショックで間もなく死亡した。
 
警察によると、同僚と作業中、機械が作動しなくなったため、機械の下に潜って点検したところ、再び動き出したという。
警察が事故原因を調べている。



(ブログ者コメント)
 
同じ14日に、同じような事故が発生していた。
この事故も、元電源を切らずに点検したことが原因ではないだろうか?
ちょっとの間だけだからという、心の隙があったのかもしれない。




(2012年1月31日 修正1 ;追記)
 
2012年1月16日付の埼玉新聞紙面に、より詳しい記事が下記趣旨で掲載されていた。
 
鋼鉄棒を束ねる機械の作業をしていた男性が、シャフトと鉄柱の間に右半身を挟まれ、搬送先の病院で出血性ショックで死亡した。
 
警察によると、男性は鋼鉄棒30本を一つに束ねる「トラバーサ」と呼ばれる機械を操作していた。
作動が停止したため、機械の下に入って点検していたところ、再び動き出し、シャフト部分と鉄柱部分に挟まれた。
 
同製鋼所のマニュアルには、機械を点検する時は電源を切ることと定められているが、男性は電源を切っていなかったという。
事故当時、同製鋼所内には男性の他に4人が作業しており、異変に気付いて119番通報した。
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2012年1月15日7時59分に読売新聞から、また14日付の神奈川新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
14日午前10時15分ごろ、相模原市の「N生コンクリート」生コン工場で、廃水処理に使われる脱水機の中に入り清掃作業をしていた同社社員の男性(35)が、ろ過板にはさまれているのに従業員が気づき、119番通報した。
男性は病院に運ばれたが、全身を圧迫されており、間もなく死亡が確認された。

警察の発表では、脱水機はミキサー車の廃水を処理する水槽状(縦約3m10cm、横約1m40cm、深さ約1m60cm)の機械で、網目状の金属のろ過板が廃水をはさみ込むことで、水と、セメントや砂利を分離する仕組みになっている。
 
男性は4組あるろ過板のうちの1組に、首から下をはさまれた状態で見つかった。
脱水機は通常、自動で夜間にだけ作動するよう設定されており、警察で原因を調べている。

男性は1人で脱水機を清掃していたという。

 
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120115-OYT1T00138.htm
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1201140016/
 
 
 
(ブログ者コメント)
 
□脱水機の元電源を切らずに清掃したのではないだろうか?
 
□私事になるが、ブログ者の家の洗濯機が、ちょうど1週間前に突然動かなくなった。
ネットで調べたらバルセータなる部品の摩耗が原因らしい。
そこで分解点検を試みたのだが、その際、コンセントを抜くことを忘れなかった。
これ、過去の類似事例に学んだためである。

 
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2012年1月14日10時16分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
岡山市内で昨年12月、ネパール人の家族が引っ越しの荷物を路上に置いていたところ、市職員が不法投棄されたごみと勘違いして回収し、一部を焼却処分していたことが分かった。
民族衣装や形見の写真など思い出の品も含まれており、家族は「日本は治安がいいと思って置いていた。処分されるなんて……」とショックを受けているという。
市は家族に謝罪し、約20万円を弁償する意向を伝えた。

市によると、昨年12月19日午後1時20分頃、岡山市の市道脇で、不法投棄のパトロールをしていた職員が、スーツケースや掃除機、炊飯器、袋に入った布団、衣類など約30点を見つけ、回収した。

その後、ネパール人家族から「荷物を盗まれた」と相談を受けた警察が市に問い合わせ、その日のうちに不法投棄ではないことが判明。
しかし、既に布団や衣類などは焼却されており、処分を免れた家電品やスーツケースなど数点だけが家族に戻された。

家族は、40歳代男性と妻、娘の3人で、同市内の別の場所から越して来た。
荷物は、家族が路上に置いて数十分、目を離した間に回収された。
焼却された物の中には、男性の父親の手紙と写真、妻の民族衣装もあったという。

市は「数m先にごみ収集所があったので不法投棄と勘違いした。通常は不法投棄を見つけた場合、警告シールを張って10日ほど様子を見るが、年末で収集車が休みに入るため、回収した」と釈明している。

 
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120114-OYT1T00173.htm
 
 
 
(ブログ者コメント)
 
産業安全に直接の関係はないが、以下の点で示唆に富む事例だ。
 
□たまたま年末だったがために警告シールなしに撤去され、かつ、たまたまパトロールの直前に荷物を置いたためのトラブルだ。
事故というもの、タイミングにも大きく左右される。
 
□ごみ収集場の近くでなく、家の玄関先に置いていれば、パトロール員も勘違いしなかったかもしれない。
ヒューマンエラーを誘発しないための自衛策も必要だ。
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2012年1月15日1時21分に東京新聞から、同日1時6分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
日航は14日、成田発シドニー行きのボーイング777の座席からライターが原因とみられる炎が出たため、成田空港に引き返したと発表した。
乗客乗員260人にけがはなかったが、再出発は翌朝に延期した。
 
日航によると、離陸直後の14日午後8時20分ごろ、ビジネスクラスの男性乗客から呼び出しを受けた客室乗務員が、この座席から1cm程度の炎が上がるのを確認。
機長に伝え引き返しを決めた。
座席の隙間にライターが挟まっているのが見つかったが、誰が持ち込んだかは分かっていない。
 
日航は早期の再出発を目指したが、同社の負担で乗客らは空港近くのホテルに宿泊した。

 
出典URL
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2012011401001919.html
 
 
なお朝日新聞は、呼び出し時の様子を以下のように伝えている。
 
旅客が「シートの左側から炎が上がった」と訴えたため、客室乗務員が付近を調べたところ、左側の肘掛けの下付近からライターが見つかった。シートに損傷はなかった。
http://www.asahi.com/national/jiji/JJT201201140096.html
 
 
 
(ブログ者コメント)
 
同様な事例を、本ブログでは過去に1件、紹介している。
それは、無線LANのルーターがシートを動かした際に壊れて発火した、という事例だ。
その時もビジネスクラスだったが、発火した場所は違うようだ。
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2012年1月14日付の読売新聞東京版と朝日新聞東京東部版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
江東区は13日、区立竪川河川敷公園で遊んでいた男児(5)が、剝がれ落ちたコンクリート製の旧護岸の一部の下敷きになり、腕の骨を折るなど3か月の重傷を負ったと発表した。
旧護岸は整備されてからすでに半世紀以上が経過しており、区では他の旧護岸の安全性についても点検を始めた。

区によると、男児は高さ約1m40cmの旧護岸にぶら下がった際、コンクリートが幅約70cm、長さ約60cmにわたって剥離。
男児はコンクリート片の下敷きになり、左腕や左足の指先の骨を折る重傷という。


竪川は、1980年以降、整備計画に従って埋め立てられ、区では、昭和30年~40年代にかけて整備された旧護岸の一部を、治水対策の歴史の記録として10mにわたって保存している。

今回崩れたのは、旧護岸を残し、かさ上げした様子が分かるように断面を展示していた部分。
男児が、この断面にぶら下がったところ、上部のかさ上げした部分のコンクリートが剥がれて転倒したという。
当該部分は、来年度中にモニュメントとして再整備する予定だった。

区は「区立公園内で重大な事故を起こし、申し訳ない。原因をきちんと検証して、再発防止に努めていきたい」としている。

 
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokyo23/news/20120114-OYT8T00064.htm
 
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2012年1月14日付の朝日新聞北海道版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
北海道で2011年に起きた労働災害による死亡者数は前年より35人少ない59人で、過去最少だった09年(69人)を下回ったことが、北海道労働局のまとめで分かった。
ただ、都道府県別では2年連続で最多だった
 
同局によると、死者の災害種類別では「交通事故」が19人(前年比10人減)で最も多かった。
次いで足場などからの「転落・墜落」が14人(同1人増)、重機などによる「はさまれ・巻き込まれ」が8人(同9人減)だった。

これらの上位3種で、全体の7割を占めた。
 
業種別でみると、「道路貨物運送業」が13人(同5人減)と最多で、次いで「建設業」の10人(同12人減)だった。

 
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2012年1月13日19時17分にNHK長野から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
13日午前7時ごろ、長野県内を走る第3セクター「しなの鉄道」の小諸駅と滋野駅の間にある上り線の4つの信号機が、すべて赤のまま動かなくなった。

「しなの鉄道」が調べたところ、その区間にあるレールが破断しているのが見つかり、その結果、線路に電気が流れず信号機が止まったことがわかった。
破断していたのは上り線の2本の線路のうちの1本で、およそ1cm、切り離された状態になっていたという。
しなの鉄道は、破断した部分の線路を入れ替える応急処置を行なうとともに、現場付近で徐行運転を続けている。


小諸市は、けさの最低気温が氷点下11℃7分となるなど、ここ数日最低気温が氷点下10℃前後になっており、鉄道会社は冷え込みでもろくなったレールが縮んで破断したと見ている。
 

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2012年1月13日18時14分にNHK北九州から、14日10時51分に読売新聞から、また14日付の毎日新聞福岡版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

北九州市の市立夜間・休日急患センターで、1歳の男の子に処方された粉薬の中に、陶器の破片が混入していたことがわかった。

市によると、今月2日の夜、門司区に帰省していた1歳の男の子が、かぜの症状で同センターを受診し、せき止めの粉薬、2日分6袋を処方された。
男の子が4袋を服用したあとの今月4日に、白い陶器の破片が数個入っていることに父親が気づき、「薬に硬くて水に溶けない物が混入している」と来訪した。
未開封の1袋にも入っていた。
ほかの4袋はすでに哺乳瓶でミルクと混ぜて服用させており、同じように混入していた恐れがある。


この破片は、大きいもので直径が1cm、幅3mm、厚さ約2mmほどあったという。
市によると、破片は、薬を調剤する際に使う乳鉢のかけらで、薬剤師が乳鉢と乳棒で調剤しているときに乳鉢の底が壊れて混入したという。
薬剤師は、乳鉢が割れたのに気づいていたが、薬に破片は混入していないと思い込んだうえ、袋に入った薬を確認する「監査役」の別の薬剤師も、混入を見落としていたと市では説明している。
薬剤師はいずれも市薬剤師会が派遣していた。


男の子は受診後、下痢などの症状が出たが、市は、破片との因果関係はわからないとしている。
市は、きのう男の子の両親に謝罪したということで、今後再発防止に努めるとしている。


出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120114-OYT1T00186.htm
 
 
 
(ブログ者コメント)
 
乳鉢に厚さ2mmもの割れがあるのに気付いたのなら、それに見合うカケラを集め、確認してしかるべき。
なぜ確認しなかったのだろう?
薬には混入していないと思い込んだとの説明だが、それでは説得力がない。
 
「思い込んだ」のではなく、「自分に言い聞かせた」のではないか?
そうだとすれば、表には出ない大きな間接原因が潜んでいるのかもしれない。
 

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魚田慎二
性別:
男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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