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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2011年12月27日付の朝日新聞神戸版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

26日午後7時50分ごろ、神戸市のマンションで「エレベーターに人が挟まれている」と119番通報があった。
消防が駆け付けると、男性がエレベーターの箱の上で倒れており、現場で死亡が確認された。

警察によると、亡くなったのはエレベーター管理会社の男性社員。
「異音がする」という住民からの連絡を受け、一人でエレベーターの点検作業中で、うつぶせの状態で頭部にエレベーターの重りが載っていたという。

エレベーターのリモコンは男性が所持し、外部からは操作できない状態だったという。
警察は、男性が作業中に事故にあったとみて、事故原因や死因を調べている。



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2011年12月29日20時6分に、朝日新聞(時事通信)から下記趣旨の記事がネット配信されていた。

東京電力は29日、福島第1原発1号機のタービン建屋地下で、1991年10月30日に冷却用海水が配管から大量に漏れ、非常用ディーゼル発電機2台のうち1台の基礎部が冠水した事故があったことを明らかにした。

同日中に原子炉を停止し、事故を国に報告。
外部電源は正常で、非常用発電機も起動可能な状態を維持していたという。

建屋地下の床下に埋設していた海水配管が腐食して穴が開いたのが原因だったため、東電は配管を建屋内部に移設して点検しやすくする措置を取った。

当時、非常用発電機は耐震性を重視して岩盤上の地下階に設置する考え方だったため、津波などの浸水を想定して高い場所に移す方法は検討されなかったという。
 

出典URL■■■


ちなみに本件に関しては、2011年10月29日付の高知新聞紙面に、関連記事が掲載されていた。
それは、元東電社員の木村氏が6年前に福島の季刊紙に「もし原発に津波が来たら」というタイトルで、以下のような寄稿文を寄せていたというものだった。

今年4月、福島第1原発そばの自宅から知人のいる土佐清水市に移住した木村さん(47)によると、1991年10月30日、1号機のタービン建屋の配管から冷却用の海水が漏れ、地下にある非常用ディーゼル発電機が動作不能となった。

原子炉は手動停止。海水を掃きだす下請け作業員が総動員され、現場は大混乱になった。
「こんな海水漏洩で電源が喪失するなら、津波が来たら運転中の原子炉はメルトダウンに至る可能性がかなり高いのでは?」 木村さんが疑問をぶつけた上司は、「津波と原発のシビアアクシデントを関連づけるのはタブーだ」と答えたという。

木村さんは福島第1原発の炉心設計技術者として長年勤務し、2001年に離職。
スマトラ島に大津波が襲った後の2005年、福島の季刊紙に「もし原発に津波が来たら」と題して投稿し、「冷却用海水ポンプや非常用電源の機能の喪失により、福島県内の原子炉が一斉に炉心溶融を起こす」と警告、注目を集めた。

木村さんは、「91年の事故は、電源喪失こそ重大なのに配管漏れを問題にし、津波と切り離す。マスコミには『海水が漏れ、放射能漏れはなし』と短く発表。そうしたトリックを続けてきた中に起きた今回の事故であり、いわば人災」と東電と国を批判している。




(ブログ者コメント)

□非常用発電機が運転可能な状態だったかどうか、東電と木村氏の言い分が180°違っているが、どちらが正かは不明。

□それにしても、東電はなぜ今ごろになって、この事故を明らかにしたのだろう?
タイミングから考えると、政府事故調の中間報告書に、何か記載されていたのかもしれない。
「耐震性を重視して岩盤上の地下階に設置する考え方だったため」という東電側の説明にも、なにかそういったニオイが感じられる。

□それはともかく、今になって思うから、なんであの時・・・となるのだが、当時は、そんな大津波が来よう筈もなく、仮定の話に何十億、何百億円も投資することはできない、といった考えが主流だったのだろう。

□1991年といえば、今から20年前。ブログ者は、すでに東京湾岸の化学工場で安全業務に従事していた。
そして仕事柄、津波の危険性についても認識してはいたが、当時は、そんな大規模な津波対策をやっている会社は同業他社のどこにもなく、わが社だけが対策をとるなど、問題提起しても全く通らない雰囲気だった。

□最近、1000年スパンで考えると大地震時の津波で鎌倉市のほとんどが水没する、という研究結果が発表された。
マスコミでも大きく取り上げられていたが、急ぎ鎌倉から引っ越そうという動きは、まだないようだ。
当分、そんなことは起きないだろうと、皆が思っているからだろう。

□福島原発も、やはり今の鎌倉と同じような感覚だったのだろう。
違うことといえば、万に一つ、実際に大津波に遭遇した場合、及ぼす影響が話しにならないぐらいに大きい、ということだった。
「リスク」=「災害の発生頻度」×「災害が実際に起きた場合の影響度」
原発は、この「影響度」という点で、一般住宅あるいは東京湾岸の工場とは、比べ物にならないぐらいの大きさを持っていた。

□惜しむらくは、1991年のこのトラブル、あるいはその後に何回かあったと報道されている、津波想定見直しの機会に、経営者がこの点に注目していたら・・・。
死んだ子の歳を数えても仕方がないことは分かっているが、それでも、ついつい、そう思ってしまう。
まこと、断腸の思いをしている人が、何人もいることだろう。



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本年は拙ブログにお付き合いいただき、誠に有難うございました。

振り返れば、今年もさまざまな産業事故がありました。
中でも、東日本大震災と福島原発事故は、われわれの安全に対する考え方を根底から揺さぶるものとなりました。
それら2011年に起きた事故をも自戒の糧として、2012年もご安全にお過ごしくださるよう、お祈り申し上げております。

なお、新年は1月4日から掲載を再開しますので、引き続き御愛顧のほど、よろしくお願いいたします。                   


                         ブログ者
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表記の中間報告書に関し、毎日新聞から要約版がネット配信されていた。
当該記事ならびに他紙でブログ者の目に止まった記事を、以下、見出しだけ紹介する。


毎日新聞 2011年12月27日 東京版  
◇複合災害、備え欠如批判
◇二度と起こさぬ--野田首相
◇安全文化を軽視
◇保安院、情報集めず遅い指導
◇東電、津波対策に着手せず
◇SPEEDI分析公表遅れ 住民守る意識希薄
    
 ■■■
◇復水器対応ミスが連鎖
◇「複合災害」対応、検証を
    
 ■■■

毎日新聞 2011年12月27日 2時31分
社説:原発事故調 最終に向け踏み込め
     ■■■

msn産経ニュース 2011年12月27日3時4分
主張:「首相の人災」検証を急げ
    
 ■■■

読売新聞 2011年12月27日15時19分
保安院・菅前首相の対応が混乱助長…事故調
    
 ■■■

msn産経ニュース 2011年12月27日0時3分
海水注入で吉田氏が独断
     ■■■


一方、中間報告書の内容が一部事実と異なると東電から反論があった旨、2011年12月28日付の毎日新聞東京版からネット配信されていた。
     ■■■



(ブログ者コメント)

□事故発生時は、現場を熟知し、情報をリアルタイムで把握できる現地に対応を任せ、本社などは後方支援に徹する、それが原則だ。
その点、11日午後3時42分に東電本店が対応の最終判断を吉田所長に委ねたことは正しかったとブログ者は考える。

□それが、いつの間にか、官邸が絡んだために指揮命令系統が混乱した。
これまでの断片的な報道でうすうす感じてはいたが、やはり八甲田山死の彷徨的パターンに陥っていたようだ。

□報告書中、「12日未明まで免震重要棟にいた保安院の検査官はデータをオフサイトセンターに報告するのみで、指導、助言をした形跡はまったく見当らない」と記されているが、そんなものだろう。
ブログ者の知見でも、いざという時、国の機関は当てにならない。
官民合わせて対策を考えるべき時であっても、考えるのは民に任せ、官は報告を受け承認する立場に徹する。それが常態だ。
知恵がないのなら仕方がないが、知恵がある分野でもその態度は変わらない。
行政が責任をとらされないようにするためかもしれないが、その時に可能な範囲での人智を集め、それでダメなら仕方がないではないか。
そのような思い切りも、非常時には必要だとブログ者は考える。

□官邸では、毎年、9月1日の防災の日に、総合防災訓練を実施している。
菅内閣発足は2010年6月8日。その年の想定は、東海・東南海・南海地震の同時発生。東日本大震災と同じ規模だ。
しかし、その訓練概要を見る限り、原発災害には目が向いていなかったようだ。
訓練の1項目に入れていたとして、今回の事故が防げたかどうかは分からないが、関係者にとっては痛恨の極みであろう。
    
 ■■■

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2011年12月28日22時28分に、msn産経ニュースから下記趣旨の記事がネット配信されていた。

28日午後2時半ごろ、長岡市の県長岡地域振興局で、男性職員(29)が清掃中に2階窓下のひさしから転落し、搬送先の病院で死亡した。死因は脳挫傷。

警察などによると、男性は午後からの大掃除で、約80cmせり出したコンクリート製のひさしに足をかけて窓や網戸を掃除しようとして足を滑らせたとみられる。
屋外で作業していたのは、男性1人だった。


出典URL■■■



(ブログ者コメント)

過去にブログ者も同じようなことをした覚えがあるが、いま思うとゾッとする。



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2011年12月29日9時15分に、読売新聞から下記趣旨の記事がネット配信されていた。

28日午前11時50分頃、大分市の温泉施設「Lの湯 花園店」から「異臭がする。誤って薬品を混入したようだ」と119番があった。
消防が屋外のタンク付近で有毒な塩素ガスの発生を確認した。
利用客らが一時、避難したが、ガスは微量で、気分が悪くなった人はいなかった。

消防などによると、シャワーに使う井戸水を消毒するため、二つのタンクに次亜塩素酸ソーダとポリ塩化アルミニウム(PAC)を保管しているが、従業員が27日、ポリ塩化アルミニウムのタンクに誤って次亜塩素酸ソーダを入れたため、化学反応を起こしたとみられる。
業者が中和作業を行った。


出典URL■■■



(ブログ者コメント)

□この2種類の薬品は同じ場所で使うことが多いので、過去に多くの混触事故が起きている。

□その点、この施設の人も認識していた筈だが、表示とか教育などに不備な点があったのだろうか?
それとも、勘違いといったヒューマンエラーが原因だろうか?


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2011年12月28日23時7分に、秋田魁新報から下記趣旨の記事がネット配信されていた。

28日午前10時10分ごろ、潟上市のJAあきた湖東の備蓄米倉庫で、会社員の男性(59)が、高さ約2mに山積みされた米袋の上から転落した。
男性はコンクリートの床に頭を強く打ち、病院に搬送されたが、約7時間半後に脳挫傷などで死亡した。

警察によると、男性は同8時40分ごろから、勤務する輸送会社の同僚の男性2人と共に米袋(30kg)を大型トラックの荷台に積み込む作業を開始。
倉庫には1260袋が保管されていた。

男性は、階段状に積み上げられた高さ約2mの米袋の上で、同僚と共に積み降ろしをしていたところ、転落したという。
当時、男性はヘルメットをかぶっていなかった。


出典URL■■■



(ブログ者コメント)

たかだか2m。
そう高く感じられない高さなので危険意識は薄れがちになるが、打ちどころが悪ければ、今回のように死亡事故になる。
油断は禁物だ。


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2011年12月28日12時9分にmsn産経ニュースから、29日8時44分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

岐阜市のJR「岐阜貨物ターミナル」で貨物列車が脱線し、東海道線が一時運転を見合わせた事故で、JR貨物は28日、事故前のコンテナ積み下ろし作業の際にフォークリフトが貨車に引っかかり、貨車が持ち上がって脱輪した可能性があると発表した。
脱輪に気付かず発車し、貨車の連結が外れて緊急停止したとみられる。
運輸安全委員会は同日、鉄道事故調査官2人を現地に派遣した。

同社によると、脱輪したのは12両目。
同社が委託した民間業者の作業員が27日午後9時20分ごろから、10~14両目で積み下ろし作業をしていた。
作業員が過って貨車ごと持ち上げ、脱輪させたらしい。
発車直後に貨車から土煙が上がっているのを、ターミナルにいた駅員が見ていた。
作業員は積み下ろしの経験が1年程度で、まだ慣れていなかったという。

列車は午後9時51分にターミナルを出発したが、27両編成の一部が東海道線の本線に乗り入れた後に非常ブレーキが作動して緊急停止。12、13両目の脱線を確認した。けが人はなかった。
発車前にコンテナの固定は目視で確認したが、脱輪を見逃したという。


出典URL■■■
     ■■■


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2011年12月28日19時59分と29日10時32分に、NHK大分から下記趣旨の記事がネット配信されていた。

27日午後7時20分ごろ、九州電力新大分発電所の3つある発電施設のうちの1つで、発電機のガスタービンの温度が上昇し、発電機が自動停止した。

運転出来なくなったのは、発電施設の中に6機備えられている発電機のうちの1つで、新大分発電所全体の出力のおよそ5%にあたる11万5000KWを発電しているという。

新大分発電所は液化天然ガスを燃料にした火力発電所で、運転出来なくなった発電機では、ガスタービンをまわすために圧縮した空気と液化天然ガスを燃焼させる「燃焼器」と呼ばれる装置に不具合があったという。

九電が調べたところ、ガスタービンをまわすために圧縮した空気と液化天然ガスを燃焼させる「燃焼器」といわれる装置の一部が少し溶けているのが見つかった。

九電は28日夜からこの燃焼器の一部の部品を交換する作業を行い、29日午前5時から通常の運転を再開した。
九電は、この装置に何らかの不具合が生じたものとみて、取り替えた部品をメーカーに送って原因を調べることにしている。



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2011年12月28日9時47分に、NHK盛岡から下記趣旨の記事がネット配信されていた。

27日午前11時すぎ、宮古市の藤原ふ頭にある、津波で壊れた倉庫の復旧工事の現場で、工事のために組まれていた足場から作業員が転落した。

この事故で、電気工事作業員の男性(71)が病院に運ばれたが、全身を強く打っていて死亡した。
男性が作業していた足場の高さは地上から3.6mあったということで、警察では男性が誤って転落したものとみて事故の詳しい原因を調べている。

男性は震災の後、電気工事店に非正規の従業員として雇われていたという。



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2011年12月27日19時21分に、読売新聞から下記趣旨の記事がネット配信されていた。

排水タンクの水漏れ検査に消火栓の水を使ったとして、大阪府警此花署は27日、業務用水槽点検業「S工運」の男性社長(56)を窃盗容疑で書類送検した。
社長は「作業が早く終わるのでやった」と容疑を認めているという。

発表によると、社長は10月10日午前10時30分頃、此花区の道路に設置された消火栓から、水9760ℓ(1589円相当)を盗んだ疑い。
同署によると、同社は工場用排水タンクの製造会社から製品の水漏れ検査を請け負っており、水圧の強い消火栓の水をホースで製造工場内に引き込んで検査したとみられる。
社長は「一般の水道では一日かかるが、消火栓なら15分で済んだ。これまでに2、3回やった」と供述しているという。

巡回中の消防署員が消火栓の不正使用を見つけ、警察に通報した。
消防法では正当な理由以外で消火栓を使うことを禁じている。


出典URL■■■



(ブログ者コメント)

□点検業者も点検業者だが、タンク製造会社も製造会社だ。
点検業者が消火栓から水を引き込んでいるのに気が付いていた筈だが、何とも思わなかったのだろうか?

□本件、事故というよりは事件であるが、なにか、他所でも同様なことがあるのでは?という気がしたので、紹介する。


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2011年12月27日21時31分に、読売新聞から下記趣旨の記事がネット配信されていた。

北海道で7月、航空大学校帯広分校の訓練機が墜落した事故で、国交省は27日、死亡した機長が、抗アレルギー薬を服用していた可能性があると発表した。
抗アレルギー薬は同省の指針で、服用後に一定の時間をあけないと操縦してはいけないことになっている。
薬の服用と事故との因果関係は、運輸安全委員会が調査中だが、同省は、航空大や航空事業者などに対し、パイロットに指針を周知徹底するよう求めた。

発表によると、同委員会の調査で、機長がアレルギー性鼻炎の薬を常用し、朝晩2回服用していたことが判明。
副作用などを確認した指定医が、服用を「適合」としていたが、同省の指針では、適合とされた薬でも、服用後は一定時間、操縦しないよう定めている。

この薬の場合、服用後24時間は操縦できないことになっていたが、機長は薬を常用しながら訓練機を操縦していた可能性もあるとして、同委員会は17日、同省に情報提供していた。


出典URL■■■


(2014年10月11日 修正1 ;追記)

 

20141082120分にNHK北海道NEWS WEBから、機長が注意義務を怠ったが死亡しているので不起訴になったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

3年前、航空大学校帯広分校の訓練機が墜落し、3人が死亡1人が大けがをした事故で、釧路地方検察庁は、当時の機長で書類送検された教官が注意義務を怠ったことが事故原因だとしながらも、死亡しているとして、8日、不起訴にした。


この事故は、平成23年7月、航空大学校帯広分校の訓練機が十勝の芽室町の山中に墜落し、教官2人と訓練生1人が死亡、別の訓練生1人が大けがをしたもの。


警察は、訓練機の機長で事故で死亡した当時44歳の教官が、危険を回避するための注意義務を怠ったとして、業務上過失致死傷などの疑いでことし1月書類送検していた。


これについて釧路地方検察庁は、教官が業務上の注意義務を怠り、漫然と雲の中に訓練機を突入させたことが事故の原因で、刑事責任があるとする捜査結果を公表した。
そのうえで、教官が死亡しているとして、8日付けで不起訴にした。

 

出典URL

http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20141008/5234901.html

 

 

 

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2011年12月28日付の毎日新聞茨城版と朝日新聞茨城版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

定期点検中の東海第2原発で27日、原子炉建屋内の機器冷却水を冷やすため外に設置されている海水ポンプの圧力計の凍結防止用ヒーターケーブルが焦げる火災があった。

原電は放射性物質の漏えいやけが人はいないとしているが、県内では20日にも日本原子力機構の研究炉で原子炉建屋天井が焼ける火災があったばかり。
相次ぐトラブルに、県は28日、原子力関係の18事業所を集めて注意喚起することを決めた。

原電によると、27日午後2時18分ごろ、分解点検のため圧力計の配管から取り外し、保護用のフッ素樹脂が巻かれた状態でコンクリート面に置かれてあったヒーターケーブル40~50cmが焦げているのを作業員が発見し、同3時6分に消防に通報した。
同45分に消防が「火災」と判断、鎮火も確認した。

ヒーターケーブルはフッ素樹脂製で直径6mm。11月から点検していた。
誤って電源を入れたためヒーターが発熱し、発火したとみられる。

圧力計が設置されている海水ポンプは東日本大震災の津波で浸水したが、浸水による影響はなかったという。


出典URL■■■
            ■■■


(2012年4月6日 修正1 ;追記)
 
2012年4月3日17時46分にNHK水戸から、また4月4日付で毎日新聞茨城版から、東海原発トラブル原因に関する下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
原電が火事の原因を調べたところ、ヒーターがあった場所は東日本大震災の津波で浸水し、ケーブル状のヒーターの内部に海水が侵入していたことがわかった。
このため原電は、ヒーターの内部に海水が侵入したことで通電すると火花が出やすい状態になり、ヒーターの電源を入れた結果、発火した可能性が高いとしている。

 
さらに仮設電源を使用していたため、漏電遮断器を働かせるための補助装置を取り付けておらず、延焼したという。

原電はこのヒーターを取りかえるとともに、津波で浸水した設備は火花がでないよう点検を行う間隔を短くする、仮設電源使用時にも漏電遮断器の補助装置を設ける、などの対策をとることにした。


出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/mito/1074182711.html?t=1333574399961
http://mainichi.jp/area/ibaraki/news/20120404ddlk08040203000c.html
 
 
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2011年12月27日23時29分に、msn産経ニュースから下記趣旨の記事がネット配信されていた。

27日午前11時5分ごろ、桐生市の小黒川護岸工事現場で、クレーンで吊り上げられた石(重さ約200kg)が落下し、土木作業員の男性(25)に当たった。
男性は背中や腰を強く打ち、搬送先の病院で約4時間後に死亡した。
警察によると、死因は出血性ショック。

当時は3人で石を積み上げる作業をしており、男性は石にクレーンのワイヤをかけていた。
ワイヤが外れ、石が約2.8mの高さから落下したらしい。
警察が詳しい状況を調べている。


出典URL■■■


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2011年12月27日18時30分にNHK金沢から、また29日付の読売新聞石川版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

金沢市のガソリンスタンドで今月24日から27日にかけてガソリンの混ざった灯油がおよそ3800ℓ販売されていたことがわかり、消防は該当する店舗で購入した灯油を使用しないように注意を呼びかけるとともに、ガソリンスタンド側が回収作業を進めている。

ガソリンの混ざった灯油が誤って販売されたのは、金沢市の「JA建設エナジー松島SS」。
消防などによると、このガソリンスタンドで今月24日に灯油を購入した客から、26日になって、「変なにおいがする」と店側に灯油が持ち込まれ、ガソリンスタンド側が成分を調べたところ、27日、ガソリンが混ざっていることが確認されたという。

消防によると、ガソリンの混ざった灯油が販売されていたのは、今月24日から27日午前9時までの間で、この間、ガソリンスタンドでは139回にわたって、およそ3800ℓが販売されたという。
これまでのところ、この灯油が原因による火災や事故などの連絡は寄せられていないという。

消防では、ガソリンが混ざった灯油を使うと異常燃焼を起こし火災が発生するおそれがあることから、期間中に灯油を購入した人に使用しないように呼びかけるとともに、販売店で灯油の回収作業を進めている。


消防は28日、混入の原因について、タンクローリーからガソリンを注入する際、ホースの注入口を灯油用地下タンクに入れたまま注入したためと発表した。

発表によると、24日午前7時半頃、金沢市の運送会社の男性運転手が、ガソリンと灯油、軽油を積んだタンクローリーから灯油用地下タンクにホースを入れ、灯油2000ℓを注入した。
その後、ガソリンを注入する際、本来ならばホースを一度抜き、ガソリン用地下タンクに移動すべきところを移動させず注入したため、灯油用タンク内にガソリン300ℓが入った。
運転手は間違いに気づき、注入を中断したが、混入しなかったと思ったといい、注入作業に立ち会ったGS従業員も気づかなかったという。

消防は28日、消防法に基づき、GSと運送会社に回収を命じた。
28日午後2時現在、販売した約3800ℓのうち、約3400ℓを回収できたという。


出典URL■■■


(2012年1月29日 修正1 ;追記)
 
2012年1月25日7時59分にNHK金沢から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

金沢市消防局ではこうした事故を防ぐための研修会を開き、市内のガソリンスタンドの従業員や運送会社のタンクローリーの運転手などおよそ100人が参加した。

このなかで消防局の担当者は、「タンクローリーは給油口が1つでそこから灯油を出すかガソリンを出すかは操作で切り替えることになっているが、今回の事故ではタンクローリーの運転手が灯油の地下タンクにつないでいたホースをガソリンの地下タンクにつなぎかえるのを忘れたまま給油口から出る油を灯油からガソリンに切り替えるミスをしていた」と説明した。

そのうえで担当者からは、事故を防ぐため
□定められた正しい手順を守り、
□作業ではガリンスタンドの従業員も必ず立ち会うこと
などが指導された。

参加したガソリンスタンドのオーナーは「従業員に危険物を取り扱っている自覚をしっかりと持ってもらい絶対に事故がないようにしたいと思います」と話していた。


http://www.nhk.or.jp/lnews/kanazawa/3025396982.html
 
 
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2011年12月26日19時20分に、msn産経ニュースから下記趣旨の記事がネット配信されていた。

26日午後4時10分ごろ、名古屋市の三菱重工岩塚工場名古屋研究所で、実験場の地下に煙が充満していると119番があった。

消防によると、地下にある車両の走行試験場の排気口周辺から出火し、煙が充満したとみられるが、間もなく消えた。けが人はいなかった。

現場はJR八田駅の北西約1kmにある実験場。
三菱重工によると、当時は自動車用の空調機器の実験中だった。
警察が詳しい原因を調べている。


出典URL■■■



(ブログ者コメント)

排気系に溜まっていたススあるいは炭化した潤滑油などが自然発火した可能性がある。
そういった物質が蓄積される恐れのある場所は、定期的に清掃することが望ましい。




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2011年12月28日付の毎日新聞都内版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

練馬区の生コンクリート製造会社「Rスター」で26日午後4時5分ごろ、原料の砂を貯蔵したすり鉢状のサイロ(高さ約14m)に作業員の男性(55)が転落しているのを同僚が発見し、119番した。
男性は首から下が砂に埋まり、約6時間後に東京消防庁のレスキュー隊員に救出されたが、搬送先の病院で死亡した。

警察によると、男性は当時、サイロの内壁にこびりついた砂を落とす作業を1人でしていたが、誤って砂の中へ転落したとみられる。

サイロは約640トンの容量で約200トンの砂が入っていたという。
サイロ内の砂は下部の穴から落ちて、さらにベルトコンベヤーで運ばれる仕組みになっていたという。


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2011年12月26日21時11分にNHK富山から、27日1時17分に47NEWSから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

26日午後3時50分ごろ富山市の木炭を作っているK開発株式会社とやまリサイクルセンターから、製造された木炭を貯蔵するサイロの中に男性が倒れていると消防に通報があった。
男性は病院に運ばれたが、午後5時半すぎに死亡した。 警察によると、死亡したのはパート従業員の男性(64)。

警察によると、男性は午後3時半ごろ、サイロに入ったところ倒れたということで、男性を助けようとした金原開発の常務の男性(58)も病院に運ばれ、治療を受けている。

この工場は、建設現場から出た廃材をチップにして脱臭や湿度を調整するための木炭にリサイクルしている。

警察は、CO中毒か酸欠が原因となった可能性があるとみて死因を調べるとともに、当時の状況を詳しく調べている。


出典URL■■■



(2012年1月7日 修正1 ;追記)

2011年12月27日付の朝日新聞富山全県版(聞蔵)から、もう少し詳しい下記情報がネット配信されていた。

不調だったサイロ(高さ4m40cm)の点検のため内部に入ったところ、突然倒れた。



(2012年2月1日 修正2 ;追記)
 
2011年12月27日付の北日本新聞紙面に、より詳しい状況が下記趣旨で掲載されていた。
 
倒れた2人は、もう一人の60代の男性従業員と3人で、家屋の柱や梁などを砕いて作った木炭を貯めておく金属製のサイロ(幅、奥行き約2.5m、高さ約8.8m)から炭を取り出す作業をしていた。
 
サイロ下部にある木炭の取り出し口が詰まったため、パート従業員の男性が最上部にある出入口からサイロ内に入り、その直後に倒れた。
救助するため、常務も中に入り、もう一人の従業員が敷地内の事務所に助けを求めに行った。従業員が戻ってきたところ、常務も中で倒れていた。
 
サイロは、同社敷地内にある「炭化工場」内に設置されており、計3基あった。
 
パート従業員の男性が中に入る前にサイロ内に水を撒いたといい、警察は、2人が倒れた原因になったかどうか、関連を調べている。

 
 
また、2011年12月28日付の北日本新聞紙面に、死因はCO中毒死だったことなどが、下記趣旨で掲載されていた。
 
パート従業員の男性の死因がCO中毒だったことが、27日、司法解剖の結果、分かった。
 
警察は、同日、実況検分をして原因を調べた。
警察によると、パート従業員の男性らが中に入ったサイロには、火が付いた状態の木炭が入っていた可能性がある。
警察は、木炭の燃焼によってCOが充満していたとみて、メーカーなどから構造などを聴く方針。
警察によると、サイロ下部にある木炭の取り出し口が詰まったのは、今回が初めてだった。
作業手順などが適正だったか調べている。
 
 
 
(ブログ者コメント)
 
□初めて経験したトラブルらしいが、トラブル対応の手順書はなかったのだろうか?
手順書はなくても、常務が運転責任者であり、常務を交えて現場で皆で対処方法を話し合っておれば、それが手順といえるのだろうが・・・。

□サイロ内に水を撒いて中に入った件、熱かったからだろうか?もしそうだとすれば、それほど急いでサイロ内に入る必然性があったのだろうか?



 
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2011年12月26日2時9分に、msn産経ニュース静岡から下記趣旨の記事がネット配信されていた。

25日午前11時5分ごろ、静岡市の平屋建て民家で、屋根の補修作業をしていた板金業の男性(69)が地面に誤って転落し、頭部を強打。搬送先の病院で死亡した。

警察の調べでは、屋根から地面までの高さは約3m。
当時、作業員は2人で、瓦の内側に雨が入り込まないよう、午前8時ごろから板金作業を行っていたという。


出典URL■■■


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2011年12月25日付の朝日新聞宮崎全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

24日午後3時ごろ、延岡市で建設中の仮称「岡富橋」で、作業員が9m下の河川敷に倒れているのを同僚が見つけた。
警察によると土木作業員の男性(48)で、間もなく病院で死亡が確認された。

男性は、橋の裏側のコンクリートを研磨する作業をしていたといい、転落したらしい。




(2012年6月13日 修正1 ;追記)
 
2012年6月8日付で朝日新聞宮崎全県版(聞蔵)から、事故時のやや詳しい状況などが、下記趣旨でネット配信されていた。
 
延岡労基署は7日、建設会社「F・ビーエス」と同社の下請け業者「H社」、ならびにそれぞれの現場責任者2人を労安法違反の疑いで書類送検し、発表した。
 
発表によると、昨年12月24日、延岡市野地町の橋建設現場で、橋桁から吊り下げた足場が壊れ、H社の男性作業員が約8.5mの高さから転落して死亡した。
 
同社などは、足場の強度を確認するなどの安全対策を怠った疑いがある。
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魚田慎二
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男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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