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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2011年11月10日付の毎日新聞佐賀版ならびに朝日新聞佐賀全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

JR九州は9日、唐津駅の改札口上にあるアクリル製案内板(縦34cm、横212cm、厚さ2mm、重さ1.1kg)が今月2日午後9時25分ごろ、約2m下の床に落下したと発表した。けが人はなかった。

同社によると、案内板は乗り換え案内などを表示したもので、約3年前から天井に固定された列車の発車情報の電光掲示板から針金5本でぶら下げられていたが、5本全てが切れたという。 針金が摩耗して切れるなどしたらしい。

同社ではトラブルがあった場合、速やかに本社に報告する決まりになっているが、けが人がいなかったことから駅長は8日になって報告したという。

同社管内の駅では今年度、同様の落下事故が3件発生しており、全駅で案内板などの設置状況を確認している最中だった。


出典URL■■■



(ブログ者コメント)

駅構内で案内板などが落下したトラブルは、本ブログでも何件か紹介しているが、今回の事例は、その横展開として設置状況を確認している最中の出来事とのこと。
実際に、唐津駅でも確認中だったのだろう。

そういった前提で話を進めれば、このような確認は、全てを一気呵成に、というわけにはいかない。
かかるマンパワーと潜在危険度とのバランスからみて、落ちて危険な案内板などから優先的に確認していくことになる。
厚さ2mmの案内板が後回しになっても、それは致し方ないことだ。

今回は、たまたま改札口の下に人がいなくて幸いだったと思うしかないのだろう。


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2011年11月10日20時11分にNHK北九州から、11日付の読売新聞福岡版から、また11日付の朝日新聞福岡版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

先月25日、直方市の県道の陸橋たもとの歩道(幅2m)が、長さ27mにわたって外側に大きく傾き、車道からぶら下がった状態になった。

道路を管理する県が原因を調査した結果、おととし、北九州市の山九ロードエンジニアリングがアスファルトの補修工事時、厚さ5cmの古い舗装を剥がすため専用カッターで切れ目を入れた際、過って路面下約15cmに埋設していた車道と歩道とをつなぐ約100本の鉄筋を切断していたことが分かった。

県では今月中旬までに仮設の歩道橋を設置した上で、業者に対して、原状の回復と損害賠償を求める方針。

同社は、「手違いでこうしたことが起きてしまい大変申し訳ない。工事した時は切断したことに気付かなかった。今後、再発防止に努めたい」と話している。


出典URL■■■   
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事故状況など報道内容が各社微妙に違うので、以下、4つの記事を併記する。


「10日19時45分にHTVニュースからネット配信された記事」

10日午前11時ごろ、当別町の下水道工事現場で、下水道管につながる深さ2.8mの立て坑の中で作業員の男性(36)が倒れているのを仲間の作業員が見つけた。
男性は、すぐに救助されたが、意識不明の重体。また、助けようと中に入った作業員2人も、気分が悪くなるなどして病院に搬送された。

警察などによると、立て坑の中では排水作業が行われており、使っていたポンプの排気ガスで、一酸化炭素中毒を起こしたとみられている。

     ■■■


「10日19時53分にNHK札幌からネット配信された記事」。

10日午前11時ごろ、当別町の下水道管工事の地下の現場で「作業員が倒れた」と工事関係者から消防に通報があった。
消防がかけつけたところ、男性作業員3人が意識を失っていたため、病院に搬送され、その後、2人は意識を取り戻したということだが、警察によると、1人は今も意識不明の重体。

警察などによると、現場では作業員およそ10人が、10日朝から老朽化した下水道管を交換する工事をしていて、古い下水道管から水を抜くため、地下に入ってポンプを動かしていたという。

警察は、このポンプの排気ガスによる一酸化炭素中毒とみて、安全管理に問題がなかったか調べている。
    
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「10日付でSTVニュースからネット配信された記事」

当別町の下水道管の工事現場で、午前11時ごろ、排水ポンプを使って下水道管の内部の水を抜く作業をしていたところ、中の様子を見に行った作業員ら3人が相次いで倒れた。
この事故で一番最初に中に入った作業員(36)が一時、心肺停止となり病院に運ばれたが意識不明の重体。ほかの2人はいずれも軽症だという。

現場では排水ポンプの発動機を下水道の中に入れて作業していたということで、3人は、一酸化炭素中毒の症状だという。
    
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「11日付で朝日新聞北海道版(聞蔵)からネット配信された記事」

警察などによると、マンホール内の踊り場(深さ約3m)にいた作業員が地上からの呼び掛けに応じなかったため、作業員数人が中に入ったところ、2人が相次いで体調不良を訴えたという。
消防がマンホール内のガス検知をしたところ、一酸化炭素や硫化水素が検出された。

警察は、踊り場にあったポンプの発動機の排気が内部に充満したことが原因とみて調べている。




(ブログ者コメント)

朝日新聞の記事が最も的確に状況を伝えているようだ。



(2011年11月30日 修正1 ;追記)

2011年11月11日付の北海道新聞紙面に、下記趣旨の記事が掲載されていた。

長さ3mのマンホール内で、地下約2mの踊り場に置いたポンプの発動機に燃料を補給するため中に入ったところ、倒れたとみられる。
2人は助けようと中に入り、相次いで体調が悪くなったという。



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2011年11月9日10時11分に、NHK鳥取から下記趣旨の記事がネット配信されていた。

県は、ことしの夏から環境省が発表する指数をもとに、「熱中症注意報」を発表して注意を呼びかけてきたが、6月下旬に最初に発表してからおよそ100日間解除の条件が満たせず、発表した状態が続いた。
このため、「注意が散漫になる」など注意喚起の効果を疑問視する意見が相次いだことから、県は来年度は廃止して新たに7月から9月を熱中症の注意月間と設定し、重点的に啓発を行うことになった。

県によると「注意月間」の期間中、熱中症で亡くなる人が出たり、大きなイベントの時などに注意を呼びかける情報を提供するという。
一方、予想最高気温が35℃を超え、気象庁が「高温注意情報」を発表した場合に県が発表する「熱中症警報」については、来年度も引き続き実施するという。県は「高齢者などに対して熱中症の注意を効果的に呼びかけられる方法をさらに考えていきたい」と話している。


出典URL

http://www.nhk.or.jp/lnews/tottori/4043805451.html
 
 
 
(ブログ者コメント)
 
注意報は、スポットスポットで出されるからこそ注意が向く。
出しっ放しであれば、確かに指摘のとおりに効果はないだろう。

 

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2011年11月8日付で長野県警ニュース24時から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

8日午前10時5分ころ、安曇野市の会社で、敷地内に車両を乗り入れて作業中、会社出入り口の鉄製扉(縦427cm×横244cm、重さ350kg)がレールから外れ、会社員の男性59歳が扉が倒れて下敷きとなり死亡する労災事故が発生した。

出典URL■■■



(ブログ者コメント)

もしかして強風にあおられての事故ではないかと思い、当日の松本市の風速を気象庁データベースで調べたところ、平均風速2.7、最大風速5.1、最大瞬間風速8.3m/sと、それほど高い数値ではなかった。
もちろん、扉の構造などによっては、この程度の風で倒れることもあるだろうが・・・。




 

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2011年11月8日付で長野県警ニュース24時から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

昨年3月、千曲市内のガソリン給油所で、灯油購入に訪れたAさん(当時61歳)に対して、十分な注意を払わず灯油であることを確認しないまま、誤ってガソリンを販売するなどの過失により、Aさんが購入したガソリンを知人の女性(当時68歳)が、自宅において反射式ストーブに給油し使用したところ、ストーブから出火して木造平屋建ての住宅を全焼させると共に、消火に当たったAさんに顔面等熱傷の傷害を負わせたガソリン給油所の会社役員の男C64歳と会社員の男D34歳を、所要の捜査を実施して、本日、業務上過失傷害・業務上出火罪で検察庁に書類送致した。

出典URL■■■



(ブログ者コメント)

ブログ者が普段利用するGSでは、灯油をポリタンクに入れる設備は、ガソリンや軽油の給油設備から、少し離れた場所にある。
このGSでは、どうなっていたのだろうか?
離れた場所にあったのに間違った?とすれば、どんな理由で?
そこが知りたい。




(2011年11月30日 修正1 ;追記)

2011年11月9日付の信濃毎日新聞紙面に、下記趣旨の記事が掲載されていた。

役員男性は、ガソリンが入った給油車をガソリンスタンドに運搬。
その後、空にして灯油を入れていた際、Aさんが灯油の購入に訪れ、会社員Dは、給油車のホースからAさんのポリタンクに注いだが、ホースにガソリンが残っていて、誤って販売したという。



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2011年11月8日22時20分にNHK NEWS WEBから、8日19時8分にmsn産経ニュースから、9日0時0分に読売新聞から、9日13時26分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

8日午後4時20分ごろ、国立市にある産業廃棄物処理工場から出火、何度も爆発しながら燃え広がった。
ポンプ車やヘリコプターなど合わせて68台が出て消火活動を行った結果、9日午前11時10分過ぎに、約19時間ぶりに鎮火した。
鉄筋4階建ての工場延べ3300m2のうち約2123m2が焼けたという。

消防によると、火事が起きた当時、工場の中には従業員20人がいて、このうち、35歳の男性1人が、爆風で割れたガラスで耳を切る軽いけがをして病院に運ばれた。
警察によると、工場の関係者は、1階でゴミを粉砕機にかけていたところ、突然、爆発が起き、爆風で飛び散った火の粉が工場内にあったプラスチックのごみに燃え移って火が広がっていったと話しているという。

警察は、ゴミに混じった可燃性ガスに引火した可能性もあるとして調べている。
現場は、中央自動車道の国立府中インターチェンジのすぐそば。


出典URL■■■
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(ブログ者 コメント)

ゴミの中に可燃性スプレーなどが混じっていて火災になった事例は、本ブログでも何件か掲載しているが、今回の事故はこれまでにないほどの大火災になってしまった。
スプレーなどの可燃性ガス容器については、粉砕機にかける前に特に注意して分別していたと思うのだが・・・。



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2011年11月9日付の朝日新聞広島版(聞蔵)と中国新聞、ならびに8日18時59分にRCC NEWSから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

8日午前11時25分ごろ、広島市の本川沿いの市道で、造園業者の作業員男性2人が街路樹に上って剪定していたところ、樹木が根元から折れ、高さ約1.2mのフェンスを越えて樹木ごと約5m下の本川に転落した。
消防などによると、約20分後に救助されたが、最上部にいた37歳の男性が意識不明の重体。高さ約5m付近にいた41歳の男性も大けがを負った。

市によると、現場付近では夏と冬の年2回、街路樹約530本を剪定しており、2人の勤めている会社は、今年5月から担当しているという。
この日も、計9人で作業をしていた。2人は経験豊富だという。

折れた樹木は樹齢30年以上、高さ約10m、直径約70cmのアメリカフウ。3分の2ほどが腐っていたが、外から見ただけでは分からない状態だったという。
市は「この程度の木なら通常、2人上っても問題ない」として、腐っていたことが原因とみる。

市はこれまで街路樹を定期的にチェックしておらず、「川のそばなどにある木については今後、倒れないか確認することを検討している」という。

社)街路樹診断協会の事務局長は「植樹から時間が経ち、大きく育った木は腐る可能性が高まる。今後は、第三者への被害が十分考えられるため、定期的に診断すべきだ」と話している。


出典URL■■■
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(ブログ者コメント)

□日雇いアルバイトといった素人にではなく、樹木のプロである造園会社の職人に起きた事故ということに驚いた。

□造園会社の職人であれば、腐った木に上がっていてヒヤリとした体験談を、先輩から聞くとか業界紙で読む、あるいは自身で経験するなどして、知っていたのではないか?
診断協会事務局長の言うようなことも、プロとして当然、知っていたのではないか?
知っていたとすれば、今回の事故は、危険予知不足も一因と言えるだろう。

□定期的に腐っているかどうか診断する案が浮上しているとのこと。
その具体的方法や費用について知るところではないが、素人目には、定期的に剪定しているのなら、その前に診断するシステムにすれば、コストも下がり作業安全も確保できるという、一石二鳥のような気がした。



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2011年11月6日付で、朝日新聞大分全県版(聞蔵)から、事故発生を報じる下記趣旨の記事がネット配信されていた。また5日17時30分に、テレビ大分から同趣旨の記事がネット配信されていた。

5日午前10時ごろ、大分市の下水道工事現場でガス爆発があり、男性作業員(33)が顔や手にやけどを負った。
また、重さが40kgほどある周辺のマンホールの蓋が吹き飛び、駐車していた車の一部が破損した。
爆発があったのは、地下約2.4mの下水道管内。

市によると、作業員は管の横を地下1.3mまで掘削し、そこから住宅に配管するための穴開け作業をしていた。
作業中に飛び散った火花が管内に落ち、充満していた可燃性ガスに引火したという。
作業員は病院で治療を受けた後、帰宅した。

市は午前10時21分に現場監督から連絡を受けた後、民間会社にガス検知を依頼。可燃性ガスがあることが判明したため、2次災害防止の観点から、約6時間後の午後4時15分に119番通報した。
市の下水道建設課長は「すぐに鎮火したことや、ガスのにおいがしなかったことから、その時にはすぐに通報すべきだとは考えなかった」と話している。


出典URL■■■


また、その後の経緯や原因などについて、2011年11月8日付で朝日新聞大分全県版(聞蔵)と大分合同新聞から、下記趣旨でネット配信されていた。

7日、現場周辺の下水道管から高濃度の可燃性ガスが検知された。消防は一帯を火災警戒区域とし、ガス会社に団地内のプロパンガス供給(117世帯)を停止するよう指示。同日夕には、ガスは検知されなくなった。

市は、午前中、団地一帯の下水道管43箇所を調査。半数で可燃性ガスが検知され、3箇所では濃度100%だった。
これを受け、消防も午後2時ごろから消防車を出動させて現場周囲の下水道管を調べ、約25箇所でガスを検知した。
このため、住民に火の使用を控え、窓を閉めるように指示。
ガス会社に団地全体のガス供給停止を求めた。
また消防は約1時間、マンホール内に機械で空気を送り込み、ガスを拡散し除去した。
結果、ガス濃度が下がり、午後4時半に警戒区域を解除した。

供給されるプロパンガスは、団地内のタンクから地中のガス管を通じて家庭に送られる。
何らかの原因で漏れたガスが、同じ地中内に整備されている下水道管に流れ込んだとみて、市などが調べている。

家庭へのガスは、ボンベによる戸別供給に切り替えた。
  管理会社によると、これまで40カ月に一度、配管の点検を実施。最後に点検したのは昨年6月で異常はなかった。2カ月以内に配管を全て交換する。

5日にあった爆発事故は、生活排水を流す設備を下水管につなぐ作業中に発生。何らかの原因で下水道に充満していたガスに電動工具を使った際の火花が引火したとみられる。


出典URL■■■



(ブログ者コメント)

今回事故の原因は外部からのガス流入だった模様だが、下水道管には、有機物が腐敗して生じるメタンガスが滞留している恐れもある。
一方、過去に本ブログでは、古河市の下水道工事でマンホール内に入り、酸欠になったという事例も紹介している。

普段、滅多に人が入ることがない場所に入るとか工事する時は、長時間開放後に入るとか事前にガス検知するなどの対応が望まれる。




(2011年11月30日 修正1 ;追記)

2011年11月28日付で朝日新聞大分全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

事故の善後策として、市がプロパンガスを使っている市内の集合住宅など、23箇所の供給方法を調べ始めた。
調査は、事故が起きた団地と同様に埋設管を使っているか、マンホール内に可燃性ガスがあるかどうかをチェックする。



(ブログ者コメント)

事故が起きた団地内だけの確認で済ますかと思いきや、他の集合住宅もチェックするという。
これぞ、事例の横展開対応だ。




(2012年4月24日 修正2 ;追記) 
 
2012年4月20日19時45分にNHK大分から、また4月21日付で毎日新聞大分版と朝日新聞大分全県版(聞蔵)から、横展開調査した別の団地でもガス漏れが発見されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

大分市内の3つの住宅団地でガス漏れが起きているおそれがあることがわかった。
検出されたガスの濃度は低いため爆発のおそれはないが、ガス会社が新しい配管への交換作業を進めている。


ガス漏れが起きているおそれがあるのは、いずれも大分市のガス会社「ダイプロ」が配管でプロパンガスを供給している大分市の緑が丘団地、ふじが丘団地、光吉団地。
市によると、ガス管の腐食部分からガスが漏れてほぼ同深度の下水管に接続部から流入した可能性が高い。
会社によると、検出されたガスの濃度は0.02%から0.46%で、いずれも爆発するおそれのない低い濃度だという。

これは、去年11月に大分市森町で市の下水道のマンホールに高い濃度のガスが漏れ出して爆発した事故が起きたため、事故があったところと同じシステムでガスが供給され、かつ、市管理の下水道を利用している住宅団地を市が調べた結果、明らかになったもの。

ガス会社によると、緑が丘団地の配管はすでに交換を終え、残りの2つの団地も来月中には新しいガス管に交換する予定で、それまでは個別にボンベで供給するという。
会社は、「管の老朽化が原因で漏れ出たと考えられる。古いガス管を引いている団地については順次、新しい管に交換していきたい」と話している。


去年11月のガス漏れに関し、九州産業保安監督部は、「爆発事故との因果関係は不明だが、腐食防止の措置をしていないガス管があったため」と説明している。


出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/oita/5074594441.html
http://mainichi.jp/area/oita/news/20120421ddlk44040558000c.html
 
 
  
(ブログ者コメント)
 
事例の横展開によって、次に起こるかもしれなかった事故を防げた感がある。
 


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2011年11月6日付で、朝日新聞新潟全県版(聞蔵)から下記趣旨の記事がネット配信されていた。

4日午後3時50分ごろ、三条市の木製品工場で、2階の屋根に上って瓦の葺き替え作業をしていた男性(50)が約6.5m下の地面に転落し、頭を強く打って死亡した。

警察によると、男性は瓦製造会社に勤める安田瓦の職人。事故当時、同僚と2人で作業していたという。




(ブログ者コメント)

安田瓦とは、新潟県で昔から作られている瓦の名称らしい。



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2011年11月7日10時31分に千葉日報から、「不況で安全が犠牲に?労災事故の陰に法令違反」というタイトルで、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

千葉県内の製造業や建設業などの事業場で労働法令の違反が後を絶たない。

昨年は労基署が調べた事業場の約7割で「労働時間超過」や「安全基準不徹底」が発覚。
こうした違反は労災事故を招きかねず、今年は11件の死亡事故で事業場が書類送検されている。
コンプライアンス意識が浸透する一方で、「違反の横行」を訴える事故の負傷者も。
専門家は「景気変動に直面すると違反が起こりやすい」と警鐘を鳴らしている。

千葉労働局によると、昨年、県内の8労基署が、労災事故があったり重点業種として抽出した3151事業場に立ち入り調査した結果、2265事業場(71・9%)で違反が見つかった。
違反率は毎年7割前後で、担当者は「決して少なくない」と話す。

目立つのは労働時間超過(労働基準法違反)や作業時の安全措置の不徹底(労安法違反)など。
労基署は、悪質な事業場に対しては指導だけでなく、書類送検での摘発も辞さない構えだ。

各労基署によると、今年のこれまでの送検数は13件。このうち、死亡事故に絡むものが11件と多い。
墜落防止措置が不十分だったため高所から転落したり、無資格で運転したフォークリフトが転倒して挟まれ、作業員が犠牲になった。
今年は、東日本大震災の影響で「例年より死亡事故が多い」と話す労基署担当者もいる。


出典URL■■■


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2011年11月6日5時54分にNHK首都圏から、同日付で朝日新聞(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。 また、11月6日付の朝日新聞朝刊紙面と読売新聞紙面(図解付き)、千葉日報紙面にも、同趣旨の記事が掲載されていた。

5日午前10時半ごろ、ドン・キホーテ中野駅前店でエレベーターに乗っていた清涼飲料水販売会社のアルバイト男性(74)が、エレベーターの台座と1階の床の間に首を挟まれ、救出されたが、まもなく死亡した。

警察によると、このエレベーターは本来は車を載せて上げ下げするもので、幅2.5m奥行き5.9mの台座を下から押し上げる仕組み。
周囲に手すりはあるものの壁や扉、天井はない。

男性は、台座に乗って地下1階から1階に向かう途中だった。
乗り合わせた別の業者は、「エレベーターが動き始めた直後、扉のない前方に倒れ、台座からはみ出した頭が建物1階の床と台座との間に挟まれた。倒れる直前にあくびをしたようだ」と話しているという。
家族は「持病はなかった」と話している。

国土交通省によると、立体駐車場などにある車専用のエレベーターは車に乗ったまま乗り込んでそのまま降りるため、扉や天井がなくても構わないが、人が乗るエレベーターは扉などがなければならないという。
このエレベーターも、もともとは自動車専用で、地下駐車場を倉庫として使うようになってから、商品の版出入に使われていた。

ドン・キホーテなどによると、エレベータには商品搬入車で乗り入れることになっており、人だけで乗ることを禁止すると明示してあるという。
警察はエレベーターの管理方法などに問題がなかった詳しく調べている。


出典URL■■■



(ブログ者コメント)

自動車専用エレベーターに人が乗って事故死した事例は、きのう9日、春日部市の自動車販売会社での事例を掲載したばかりだ。



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2011年11月5日0時21分に秋田魁新報から、同日15時8分に秋田放送から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

4日午後7時55分ごろ、大館市の廃棄物処理施設「Eシステム秋田」の焼却工場で、同社社員の男性(26)がベルトコンベヤーと鉄骨の支柱の間に頭部を挟まれ、病院に搬送されたが約45分後に死亡が確認された。

警察によると、男性は午後7時45分ごろから、同僚と2人で焼却灰を運ぶベルトコンベヤー周辺の清掃作業をしていた。
一緒に作業をしていた同僚が頭部を巻き込まれた状態の男性を発見、119番した。

警察が詳しい原因を調べている。


出典URL■■■
            ■■■



(2012年3月27日 修正1 ;追記)
 
2012年3月22日付で毎日新聞秋田版と朝日新聞秋田全県版(聞蔵)から、取締役らが書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

大館労基署は21日、同社と同社取締役の男性(53)を労安法違反の疑いで書類送検した。
送検容疑は昨年11月4日、非常停止装置を設置せずに焼却灰を運ぶコンベヤー付近で社員に作業をさせたとしている。


出典URL
http://mainichi.jp/area/akita/archive/news/2012/03/22/20120322ddlk05040027000c.html
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2011年11月5日9時31分にNHK青森から、同日20時40分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。 また、9日付の朝日新聞青森全県版(聞蔵)から新情報がネット配信され、5日付の東奥日報にも同趣旨の記事が掲載されていた。

4日午後1時半ごろ青森市の青い森鉄道の線路でJR東日本が乗り入れている「リゾートあすなろ下北3号」(2両編成)が電気系統の故障で停車した。

機関車につないで車両基地まで動かすため、線路上に車止めを置いてブレーキの空気を抜いたところ、列車が車止めを押しのけて下り坂の線路を自然に動きだし、1.6km先の東青森駅まで走行して停車した。
列車には運転士が乗っていたが、エンジンなどは停止しており、電気制御式のブレーキが効かない状態だった。
乗客33人は、すでに降りていたため、ケガ人はいなかった。

JRが調べたところ、牽引用車両と連結する前に係員が故障車両のブレーキの空気を抜いてしまい、ブレーキが利かなくなったことが原因とわかった。

本件に関しJRは8日、JRのマニュアルには、連結時のブレーキの扱いについて記載がないことを明らかにした。
JRは、「通常であれば救援列車との連結後にブレーキを緩めるが、ブレーキの手順に関してマニュアルに記載はない」と話す。
「今後はマニュアルも含めて指導を統一し、全社を挙げて再発防止に取り組みたい」としている。

「リゾートあすなろ」は、ディーゼルエンジンと蓄電池を組み合わせたハイブリッド車両で、昨年12月に導入された。


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(2011年11月13日 修正1 ;内容一部変更)

5日に「手順書には、連結後にブレーキの空気を抜くと定められている」と報じられていたが、9日に「手順書にそのような記載はない」と報じられた。
5日の情報より9日の情報のほうが正と判断し、内容を書き替えた。



(2011年12月1日 修正2 ;本文一部追記)

2011年11月5日付の東奥日報紙面に掲載されていた、「電気制御式ブレーキだった」、「ハイブリッド車両だった」ことを、本文に追記した。



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2011年11月4日18時59分に、NHK滋賀から下記趣旨の記事がネット配信されていた。

滋賀県警が交通渋滞の緩和を目的に新しいシステムの信号機を県内4か所の交差点に設置したところ、設置した交差点に交わる、ほぼすべての道路で逆に渋滞が悪化していたことがわかった。

同県警では、ことし3月、警察庁のモデル事業として「ムーブメント信号制御」と呼ばれる新しい信号機を1億4000万円かけて、栗東市と野洲市の国道の4か所の交差点に設置した。
この信号機はセンサーで交通量を読み取って、渋滞しそうな道路側の青信号を自動的に長くすることができ、渋滞の緩和に役立つと期待されていた。

しかし、同県警がことし9月までの半年間、設置した交差点に交わる10本の道路の渋滞時間を調べたところ、9本の道路で昨年度より渋滞の時間が延びていたことがわかった。
最も渋滞が悪化した道路では1か月あたりの渋滞時間が半年間の平均で4時間18分延びていたという。

同県警では、新しい信号機では右折専用の青信号だけでしか右折できなくなり、右折レーンが短い道路では右折車が走行車線にまで連なってしまったことなどが渋滞が伸びた原因ではないかとみている。
ただし、交差点での事故は新しい信号機の設置後、まったく発生していないという。
警察庁は、「今後、詳しく調査を行い信号機の効果を検証したい」とコメントしている。


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(ブログ者コメント)

□右折専用レーンが短いと渋滞することが多いのは、ブログ者もよく経験しているところだ。道路交通のプロが検討段階で、なぜ、そこに気がつかなかったのだろう。危険予知以前の話しだ。

□今年1月4日付で下野新聞から、栃木県での同様な取り組みが下記趣旨で報じられている。片やセンサー設置、片や信号の時間設定変更。各地バラバラな動きではなく、警察庁が音頭をとって日本全国でいろいろ試しているということであればいいのだが・・・。


県警が県内主要幹線道路の一部区間で2010年、通勤時間帯の渋滞解消などを目的に青信号の時間を長くするなどの対策に取り組んだ結果、1区間(平均約5・4km)通過にかかる所要時間が平均で2分40秒短縮できたことなどが県警のまとめで分かった。

県警は「時間短縮で運転者が心に余裕を持つなど、安全安心な交通環境を提供するのが最大の目的」と強調。「青信号の時間を2、3秒変えるだけでも影響があり、時間配分が難しい面もある。実態に即した信号制御を図っていきたい」としている。


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(2011年12月5日 修正1 ;追記)

2011年12月3日18時49分にmsn産経ニュース滋賀から、新システム信号4ケ所のうち3ケ所の運用を休止するという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

交通量の多い車線に優先的に青信号を出し、渋滞解消をはかる新型信号機「ムーブメント信号」の設置で逆に渋滞が悪化したとして、滋賀県警は今年2月に設置した4カ所のうち、3カ所の運用を4日から休止することを決めた。
予想外の“効果”に、県警は「渋滞解消に向けた別の解決策を探したい」と困惑している。

県警によると、新型信号機は車両感知器で交差点周辺の交通量を測定。混雑した車線の青い矢印信号の点灯時間を長くすることで、渋滞解消を図る。県内4交差点に約1億4千万円かけて設置した。

ところが、今年10月に県警が実態調査したところ、いずれの交差点でも逆に渋滞が悪化。栗東市にある辻交差点の北進方向では、1日の平均渋滞時間が5時間58分になり、前年より4時間40分延びた。

交差点の右折車線が短いため、県警は直進の矢印信号が点灯している間に、右折待ちの車列が後方の直進車線にまで伸び、車の流れを妨げていると分析。
設置した4カ所のうち、右折車線の延伸工事で渋滞解消が見込める1カ所を除いて休止することを決めた。


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2011年11月4日17時36分に、msn産経ニュース埼玉から下記趣旨の記事がネット配信されていた。

従業員が高所作業をする際に転落防止措置を取らなかったとして、春日部労基署は4日、労安法違反の疑いで、自動車小売業「N」と同社春日部店で店舗責任者だった男性(45)を書類送検した。

同署によると、8月20日午後0時40分ごろ、春日部店で自動車専用エレベーターで屋上まで上げた乗用車を手で押して出していた男性従業員(25)が、エレベーター端の隙間(幅70cm、高さ約7m)から1階ピットに転落、男性は頭などを強く打って重体となった。

送検容疑は、当時責任者だった男性は、エレベーターの端に幅の広い隙間があるため作業時に従業員が転落する危険性があったにもかかわらず、エレベーターに手すりを設置するなどの防止措置をとらなかったとしている。

同署によると、男性は他の従業員2人とともに、故障して動かなくなった乗用車を手で押して移動させていた。
男性は意識が戻ったが、今も骨折などにより入院中だという。


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2011年11月4日17時39分に、msn産経ニュース埼玉から下記趣旨の記事がネット配信されていた。

さいたま労基署は4日、労安法違反の疑いで、さいたま市緑区の土木建築会社「G建設」と同社社長(62)を書類送検した。

同署の調べでは、社長らは今年7月12日、同区内の民家で、派遣の男性作業員(58)にはしごを使って紅葉の木の剪定作業をさせる際、足場としての作業床を設置せず、安全管理を怠った疑いが持たれている。
男性作業員は作業中に2.45m下の地面に転落、頭を打って死亡した。


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2011年11月4日22時56分にmsn産経ニュースから、同日23時6分に朝日新聞から、5日16時57分に千葉日報から、また5日付の朝日新聞首都圏版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

4日午後1時半ごろ、千葉市稲毛区のショッピングセンター「フレスポ稲毛」の遊戯施設「ファンタジーキッズリゾート」の遊具内で、男児(3)が左手中指を第一関節と爪の間で切断する重傷を負った。
警察は業務上過失傷害の疑いもあるとみて、安全管理に問題がなかったか調べている。

警察などによると、男児が遊んでいたのは「ボールプール」と呼ばれる遊具。外側に設置された送風機で膨らませた、高さ2.5m、横幅6m、奥行き4mの大型テントの中に小型のボールが大量に敷き詰められており、子どもがその中で遊ぶ仕組み。

出入り口にかかっていた観音開きのビニールシートの一部が劣化して内側の網が露出しており、男児が外に出ようとして誤って転んだ際、指が網に引っ掛かった可能性が高いという。
運営会社「ファンタジーリゾート」はネットのほつれに気付いていたが、事故などの前例がなかったため、対策をとっていなかったという。
同社では札幌市などに同様の施設があり、遊具の安全確認を急いでいる。


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(ブログ者コメント)

ブログ者は、かって子供をプールに連れて行った際、狭いプール内でツバ付きの風船フリスビーを投げている父親に対し、ツバの部分が目に当たると危ないと注意したところ、なにが問題なのか?と反論されたことがある。
今回の事故も、潜在危険をどこまで重大事故に結び付けて考えるか?という点で、それに似たところがある。

出入り口シートの内側が破れ、網が露出していたからといって、指切断という大事故が起きるなど、過去に事例でもない限り、危険予知することは難しいだろう。
しかし、現実に起きてしまった。
想定外の事故はどこででも起こり得る。これは、そういった教訓となる事例だ。



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2011年11月4日13時59分に北日本放送から、下記趣旨の記事が現場写真付きでネット配信されていた。また、同日18時35分にチューリップテレビからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

4日午前10時50分ごろ、富山大橋の建設に伴い地下道をつくる作業をしていたショベルカーが穴に転落した。
この事故で、ショベルカーを運転していた男性(36)が鼻の骨を折るけがをした。

現場では、新しい富山大橋を架けるのに伴い、歩行者と自転車が通行できる地下道を南北に作っていて、地下で掘削作業をしていたショベルカーが地下での作業を終え、深さおよそ4mの穴からスロープを上って地上に上がろうとしたところ、バランスを崩して後ろに転倒、そのまま穴の中に落ちたという。

警察は、ショベルカーが地上に上がる際に、安全を確認せずにアームを延ばして旋回させたため、バランスを崩したのではないかとみて原因を調べている。


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2011年11月5日9時16分に秋田魁新報から、同日20時18分と7日19時5分にNHK秋田から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

仙北市民会館のホールで3日午後3時25分ごろ、地元中学校の吹奏楽部が演奏会を開催中、石こうボードの一部が高さ約6.8mの天井から落下し、観客席にいた同市の60代女性を直撃した。女性は左肩鎖骨骨折のけが。
同館はこの事故を,翌4日になって警察に通報した。

同市教育委員会によると、女性を直撃した石こうボードは長さ約50cm、幅約30cmとみられる。女性は会館の職員が車で市内の病院に運んだ。
ホールには当時、観客が300人ほどいたが、他にけが人はいなかった。
警察が石こうボード落下の原因を調べている。

市民会館は築30年ほど。職員が演奏会の前に天井を目視で点検した際、異常は確認されなかったという。
市教委は「当方の管理上の問題であり、被害に遭った方には大変申し訳ない」と陳謝。警察への通報が翌日になったことについては「被害者への対応に追われ、遅れてしまった」と釈明した。

事故当時、場内は騒然となったが、事故後も席を一部移動させただけで、演奏会は続けられたという。 館長は、「私がけが人を病院に運んでいる間に現場の職員の判断で続けたようだ」と話している。

7日に開かれた市教委臨時会議では、警察への通報遅れや安全確認せずに演奏会を続けたこと、責任者である館長が現場を離れたことなどを糺す意見が相次いだ。
市教委では、こうした事故の際の対応マニュアルを作る意向を示した。
また、東日本大震災対応は職員による目視確認だけだったことも明らかになり、市教委の所有する施設を至急点検せよとの意見も出された。


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(ブログ者コメント)

報道によると、この館長、「けが人の対応で頭がいっぱいで動揺していた」と話しているという。 まさかの事態に動揺したことはわかるが、館長たる者、非常事態発生時には現場で指揮命令することが職務であり、自分が動いてはいけない。

一方、このような施設だと火災非難訓練などが行われていて、非常時の役割分担など、明確になっている筈。館長や従業員は、それに準拠して行動すればいいだけの話しだ。
新たに対応マニュアルを作るらしいが、どんなマニュアルを作ろうというのだろうか?




(2011年11月10日 修正1 ;追記)

2011年11月9日16時49分に読売新聞から、今後は既存の「危機管理マニュアル」に個別対応などを盛り込んでいく旨、ネット配信されていた。

市教委は、事故後の判断や対応に甘さがあったとして、市教委の「危機管理マニュアル」を見直し、施設の種類ごとに具体的な対応方法を盛り込むことを決めた。  

市教委には、既に学校、社会教育施設、社会体育施設などを対象にした危機管理マニュアルがあるが、職員の心構えや連絡体制などが中心となっている。
部長は、読売新聞の取材に対し、「施設の種類ごとに、危機発生時に個別・具体的な対応を盛り込む必要がある。近く作成を指示する」と話した。


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(ブログ者コメント)

この報道からみる限り、火災対応など具体的なマニュアルは作られていなかったようだ。
火災以外、地震への備えも必要な筈。その辺、どう考えていたのだろう?




(2011年11月13日 修正2 ;追記)

2011年11月10日19時5分にNHK秋田から、その後の動きなどについて下記趣旨でネット配信されていた。

仙北市議会の教育民生委員会で、今月3日、事故について話し合われた。

この中で教育委員会側は、7日の会議で提出した報告書のなかで、「事故当時、周辺にいたのはけがをした女性1人だった」としていたが、実際には中学生7人にも石こうボードの破片があたったなどと、報告書の内容を修正したことを明らかにした。

また、建設業者が行った調査結果も報告され、今回の事故は、天井の石こうボードが劣化していたうえ、過去の地震が影響して落下したと見られるとしている。

これを受けて教育委員会側は、今後、すべての石こうボードを取り替え、万が一のときに備えて、石こうボードの下に金網を設置する予定だと明らかにした。

またこの日は市民会館のホールが公開され、天井の後方部分に長方形の大きな穴が開き、石こうボードが落下した周辺にはロープが張られていた。

市の教育委員会では今月19日に予定していたホールでの会議を予定通り開きたいとしていましたが、修理が終わるまですべての予定を中止するとしている。


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化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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