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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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20264212113分に朝日新聞から、下記趣旨の記事が複数枚の写真付きでネット配信されていた。

21日午前1150分ごろ、東京都文京区後楽1丁目の「東京ドームシティ」で、点検作業をしていた女性(24)が遊具に挟まれる事故があった。

警視庁によると、女性は約5時間後の午後5時ごろに救助されたが、その後、搬送先の病院で死亡が確認されたという。

施設を管理する東京ドームによると、事故があったのは「フライングバルーン」という遊具。

柱を中心にいすが円形に並び、いすが上下左右に動くものだという。

富坂署によると、この日は、フライングバルーンの月に1度の定例点検の日だった。

この遊具の柱の根元付近で女性は脚立に乗って同僚らとともに点検していた。

その際に、柱の上部で固定していたはずのいすが突然降下してきて、柱との間に挟まれたという。

警視庁が、いすが降下してきた原因などを詳しく調べている。

https://www.asahi.com/articles/ASV4P1C1HV4PUTIL01CM.html

 

4231421分に時事通信からは、油圧を制御する電磁弁から油が漏れていた、事故前には遊具の動きに鈍さがあった、死亡した女性は支柱の中にある電磁弁の掃除をしようとしていたらしいなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

東京都文京区の遊園地「東京ドームシティアトラクションズ」で、点検作業をしていた女性社員(24)が落下した遊具の座席部分に挟まれ死亡した事故で、遊具の油圧装置に油漏れがあったことが23日、捜査関係者への取材で分かった。

油漏れが事故につながった可能性があり、警視庁は、作業内容などを詳しく調べる。

事故時、制御盤の操作なし 東京ドームシティの作業員死亡―警視庁

捜査関係者などによると、事故の起きた遊具は、支柱に沿って座席部分が高さ10メートルまで上昇し回転しながら動くアトラクション。

油圧を調整することで座席部分が上下する仕組みという。

同庁が現場検証したところ、油圧を制御する電磁弁から油が漏れていたことが判明した。

事故前、遊具の動きに鈍さがあったとの情報もある。

死亡した女性は定期点検で、支柱の中にある電磁弁の掃除をしようとしていたとみられるという。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2026042300634&g=soc

 

(2026年5月1日 修正1 ;追記)

2026430195分にYAHOOニュース(朝日新聞)からは、事故調査委員会が設置された、死亡した女性は脚立にまたがり作業していて15㎝の隙間に挟まれたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

施設を管理する東京ドームは430日、事故調査委員会を設置したと発表した。
設置は27日付。

同社によると、遊園地設計の専門家や弁護士のほか、同社の斎藤・代表取締役社長ら計6人が、事故原因の究明や再発防止策の策定にあたる。

委員長は早大理工学術院の小松原明哲教授(安全人間工学)が務める。

調査対象や結果の公表時期は未定という。

警視庁によると、当時は座席部分を最上部に固定した状態で、月に一度の定期点検が行われていた。

女性従業員が支柱の根元付近に置いた高さ約3.5メートルの脚立にまたがり、機器に付着したホコリを取り除くメンテナンス作業をしていたところ、固定していたはずの座席部分(重さ約1.7トン)が突然落下。

女性従業員は支柱と座席部分の間の約15センチの隙間に挟まれたという。

女性は約5時間後に救出されたが、搬送先の病院で死亡が確認された。 

警視庁は22日、業務上過失致死容疑で現場検証を実施。

遊具の座席部分を上下に動かす油圧を調整する弁から、油が漏れていた痕跡があった。

事故以前に、遊具の動きが鈍くなることがあり、女性はこの日、定期点検の項目にはない、弁付近を掃除する予定だったとの情報もあるという。

警視庁は、油が漏れたことで装置内の油圧が変化し、座席部分の降下につながった可能性の有無についても捜査している。  

https://news.yahoo.co.jp/articles/3bfe36bf49ca736059fd21b2e871dc305b035f68

 

(2026年7月14日 修正2 ;追記)

20267102135分に朝日新聞からは、事故報告書が公表された、報告書では管理体制の脆弱さが根本原因だと指摘された、座席部分の動き不具合を点検するため遊具施工会社提案に基づき電磁弁取り外しを月次点検に合わせ行っていた、メーカーの説明書には電磁回路を扱う際は座席部分を低い位置に下げることと記されていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
(新情報に基づきタイトルも修正した)

株式会社「東京ドーム」は10日、事故調査委員会の報告書を公表した。

同社は「(調査によって)事故の根本原因は安全管理体制の脆弱(ぜいじゃく)さが招いた組織的な問題にあると判断された」とした。

報告書によると、女性はこの遊具のメイン担当者で、411日に遊具の座席部分の動きに不具合が一時的に生じた。

確認のため、女性は座席部分を動かす油圧を調整する「電磁弁」を取り外したとみられ、その影響で油圧が変化。

最上部に停止していた座席部分が降下し、女性は座席部分と柱の間に挟まれたという。

 

■電磁弁の作業、マニュアルに記載なし

油圧回路を扱う際は、座席部分を低い位置まで下げて作業する必要があると、メーカーの説明書には記載されていた。

だが、一連の作業は、東京ドーム側が担う月次点検のマニュアルには記載がなかったという。

同様の不具合は2025121日にも起きていた。

この時は、遊具の大規模な修理などを担う施工会社が、年に1度の定期点検に合わせて、電磁弁の内部を確認し、女性もその場に立ち会っていたという。

今年4月に再び不具合が生じた際、女性の上司が遊具の施工会社にメールで問い合わせたところ、電磁弁の内部を確認するように提案があり、女性が421日の月次点検に合わせて確認することになったという。

報告書は、月次点検に含まれない危険な作業を行う際、東京ドーム側と施工会社の間で、いずれが作業に当たるのかが明確に定められていなかったと指摘。

裁量範囲の不明確さや作業マニュアルの不足などがあり、女性1人で危険を伴う作業を実施する状況を招いたことを問題視し、「組織的なチェック機能が働かなかった」などと結論付けた。

 

■遊具は撤去、施設は8月以降に再開

 東京ドーム側は再発防止策として、月次点検に含まれない作業をする場合は、事前申請書を作成し、上司が安全に実施できるかを確認した上で作業することなどを公表した。

 同社によると、遊具は今後撤去する方針で、施設は8月以降をめどに再開する予定という。

https://www.asahi.com/articles/ASV7B3FP6V7BUTIL02GM.html

 

7101845分にYAHOOニュース(TBSテレビ)からは、油圧機器の危険性に関する教育も行き届いていなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

・・・

外部の専門家などによる「事故調査委員会」はきょう(10日)、報告書を公表し、事故が発生した原因として今回の事故の最大の問題は、「フライングバルーン」を動かすための油圧機器の危険性に関する教育が行き届いていなかったことなど管理体制の脆弱さにあったとしていて、これにより上村さんが1人でマニュアルにない、危険を伴う作業を実施する状況を招いたと指摘しています。

本来、支柱の点検をする際は、「アトラクションを一番下まで下ろし、油圧を完全に抜いた状態」でなければ着手してはならない危険な作業だということです。

また、これをうけて、作業前のミーティングの徹底や営業運転時の安全の再確認を再発防止策として挙げています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/0177ffe81ba612096f84077ffafff678cd591ffe 

 

 

 

 

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化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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