2016年1月26日20時4分に福井テレビから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
坂井市三国町のテクノポートの敷地内にあるアルミニウム板の製造工場で、26日、水蒸気爆発が発生し、男性従業員2人が全身をやけどするなど、大けがをした。
事故があったのは、坂井市三国町にある国内最大手のアルミニウム板メーカー「U社」の福井製造所。
警察や消防、会社側によると、26日午後1時ごろ、約700℃の溶けたアルミを鋳型に入れて水で冷やす作業中、アルミの中に直接水が入って水蒸気爆発が起こり、溶けたアルミが飛び散ったという。
この事故で、作業中の男性従業員のうち、30代の男性が全身やけど、50代の男性が右腕の骨を折る大けがをした。
病院に搬送されたが、命に別条はないという。
警察と消防で、事故の原因を詳しく調べている。
出典URL
http://www.fukui-tv.co.jp/?post_type=fukui_news&p=65493&page=1
1月26日21時45分に時事ドットコムからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
警察によると、同社社員のMさん(男性、30歳)とKさん(男性、54歳)が顔や腕にやけどをするなどの重傷、20代の男性が軽傷を負った。
同製造所によると、横1m、奥行き50cm、高さ8mの鋳型に700℃以上の溶けたアルミニウムを注いで直方体に鋳造する作業中、何らかの理由で水が混入。
アルミが飛び散り、Mさんらにかかった。
Mさんらは、当時、燃えにくい防護服やヘルメットなどを着用していたという。
出典URL
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2016012600676
1月26日23時13分に産経新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
社員のMさん(30)が顔などに重度のやけどを負い、Kさん(54)も右肘の骨を折る重傷を負った。20代の派遣社員の男性も首に軽いけが。
警察によると、機械で溶けたアルミを型に流し込んだ際に蒸気が噴出し、アルミも飛び散ったといい、何らかの原因で型の中に水分があった可能性があるとみて調べている。
Mさんらは、近くで点検作業中だった。
火災は発生しなかった。
U社は、平成25年に古河スカイと住友軽金属工業が経営統合して発足したアルミ加工最大手。
福井製造所は、昭和58年から操業している。
出典URL
http://www.sankei.com/west/news/160126/wst1601260104-n1.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。