







2019年4月8日21時15分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
東京都江東区の豊洲市場で8日午前0時過ぎ、市場内を走る小型運搬車、ターレット(ターレ)に乗った運送業の男性(50)が、荷物搬送用のエレベーターの扉に頭や首などを挟まれ、搬送先の病院で死亡した。
警察によると、豊洲市場では昨年10月の開場以降、エレベーターの扉にぶつかる事故がほかに3件起きており、都は業界団体と連携して安全対策の強化を検討するという。
都や警察によると、事故があったのは水産仲卸売場棟の1階。
エレベーターは高さ3.15m、幅3.75m、奥行き4.5mで、扉は上下に開閉する仕組み。
魚介や青果を荷台に積んだターレを運転したまま乗り込める。
近くのカメラには、エレベーターの扉が下がりつつあるところに男性が乗り込む様子が映っていたという。
移転前の築地市場は主に平面構造だったが、豊洲市場では3、4階の積み込み場に魚介などを運ぶため、エレベーターを使う機会が増えている。
これまでのエレベーターの事故も扉が下りる途中に起きており、負傷したケースもあったという。
都はエレベーターの脇に一時停止を知らせる貼り紙を掲げ、「乗り降りは慎重に」と呼びかけていた。
豊洲市場では昨年11月にも女性がターレの荷台から転落し、その後、亡くなる事故があった。
死亡事故は今回で2件目。
石畳で道路の幅も狭かった築地市場と異なり、豊洲は道が平らで幅が広く、スピードが出やすいとも指摘されている。
都の担当者は「重大事故が起きたことを重く受け止めている。再発防止に向けて安全管理を徹底したい」と話している。
出典
『豊洲市場、過去にもターレで死亡事故 都が再発防止検討』
https://www.asahi.com/articles/ASM484S3YM48UTIL02C.html
8日15時17分にTBS NEWSからは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
事故の後、エレベーターは安全装置が作動して止まったが、男性は病院に運ばれ、およそ5時間後に死亡した。
出典
『エレベーターの扉に挟まれ、豊洲市場でターレ運転の男性死亡』
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3642627.html
4月8日20時20分に毎日新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
男性は上から下りてきた扉とターレの背もたれの間に挟まれたとみられる。
1人で作業をしており、約5分後に市場関係者が見つけて119番した。
豊洲市場での死亡事故は、開場翌月の昨年11月にターレの荷台から女性が転落したのに次いで2件目。
市場を運営する都によると、2月にもターレの運転手が扉とぶつかってけがをしており、その事故以降、乗り込む前に一時停止するよう張り紙などで求めていた。
都は、何かに接触すると扉を開くセンサーは今回も作動したとして、「改修は検討しない」としている。
出典
『豊洲市場で相次ぐターレ事故』
https://mainichi.jp/articles/20190408/k00/00m/040/230000c
(ブログ者コメント)
昨年11月の女性死亡事故は本ブログでも紹介スミ。


















その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。