







2025年3月1日8時0分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
「富士急ハイランド」(山梨県富士吉田市)のジェットコースター「ええじゃないか」で28日、点検作業中の従業員、嘉村さん(29)(富士河口湖町)が車両とレールの間に挟まれ、死亡する事故が起きた。
県警は業務上過失致死容疑も視野に捜査していく方針。
「ええじゃないか」では2007年にも点検中にけが人が出ており、施設は「原因究明を進める」としている。
県警の発表などによると、嘉村さんはほかの作業員ら約10人とともにコースターのレール上で点検作業をしていた。
同僚が嘉村さんの悲鳴を聞き、様子を見に行ったところ、車両とレールの間に挟まれているのを発見したといい、病院搬送されたが、死亡が確認された。
嘉村さんが作業をしていたところ、ほかの従業員が誤って嘉村さんの近くにあった車両を動かしてしまったという。
「ええじゃないか」では、2007年にも点検中の事故があり、点検時に車両を動かす際は、ブザーなどを鳴らしてほかの従業員に周知することにしていたというが、施設側は「当時ブザーが鳴ったかどうかは不明」と説明している。
施設は当面の間、「ええじゃないか」の運行を休止し、原因が特定され次第、運行を再開するか判断する。
施設自体の営業は続ける。
「ええじゃないか」は06年7月から稼働を始めた。
世界一の総回転数を掲げ、全長約1・1キロのコースを最高時速126キロで走り、座席が前後に回転するなどして、施設でも目玉のアトラクションの一つだ。
この日記者会見した富士急ハイランドの松村社長は「心よりお悔やみ申し上げ、一刻も早く原因究明に努める」と謝罪した。
■他のアトラクションでも
富士急ハイランドでは、過去にも「ええじゃないか」を含めたアトラクションで事故が発生している。
2007年12月には、ええじゃないかの部品交換を行っていた男性社員が、突然動き出した車両のタイヤとレールの間に挟まれ、胸の骨を折るなどの重傷を負った。
施設側は電源を切るなど作業の手順を守らなかったことが原因としている。
12年4月には走行中のジェットコースターからボルト1本が落下し、真下を歩いていた女性の額に当たる事故も起きた。
女性は軽傷だったが、20年7月にも同様の事故が発生。
けが人はいなかった。
このほか、20~21年にはジェットコースター「ド・ドドンパ」で乗客12人が首や胸の骨を折るなど重軽傷が相次ぐ問題が発生し、その後営業を終了。
21年には客を乗せた観覧車のゴンドラが扉を開いたまま1周するトラブルも起き、施設側は安全管理体制を見直すとしていた。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20250228-OYT1T50174/
2月28日20時18分にNHK山梨からは、死亡した男性は車両の下にもぐって作業していた、車両はレールに取付けられたブレーキで停車する仕組みになっているなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
遊園地の運営会社によりますと、事故が起きたジェットコースターは28日、定期点検のために終日、運行を止めていて、男性は乗り場の手前に止められた車両の下にもぐって作業をしていたところ、車両が体に乗り上げたということです。
会社の説明によりますと、事故が起きたジェットコースター「ええじゃないか」は、28日、1か月に一度の定期点検の日で、死亡した従業員を含めて11人の整備士が午前9時ごろから点検作業にあたっていたということです。
点検はマニュアル上、運行の装置の主電源を切って行うことになっているほか、車両はレールに取り付けられたブレーキで停車する仕組みになっているということですが、事故当時、電源が入っていたかや、ブレーキが正常に作動していたかなどについては、現時点ではわかっていないということです。
またマニュアルどおりに作業が行われていたかなど、詳しい状況については警察が調べているとしていて、あわせて国土交通省などにも報告したということです。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kofu/20250228/1040025857.html
3月4日10時21分にYAHOOニュース(テレビ山梨)からは、人がいないと思った同僚が動かしてしまった、点検中に動かす場合は無線とブザーで知らせることになっていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察は業務上過失致死の疑いも視野に捜査していて、一緒に作業していた別の従業員が警察の聞き取りに対し「人がいないと思って車両を動かしてしまった」といった主旨の説明をしていることがわかりました。
富士急ハイランドによりますと、車両の点検中は誤作動防止のため電源を落として作業する決まりになっていて、点検後の動作確認や点検中に車両を動かす場合は、無線とブザーで一緒に作業する従業員に知らせることになっているということです。
警察は、事故が起きた時に車両が動かせる状態だった可能性があるとみて、状況を詳しく調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/e3e9b459a12542ebb4151b2d6d33ff88af3d9ad8
3月7日15時19分にNHK首都圏からは、車両を動かした従業員は「同僚と仕事の話しをしていて注意散漫になっていた、ブザーは鳴らさなかった」と説明しているなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
7日で事故から1週間ですが、「ええじゃないか」は運休が続いています。
これまでの調べで当時、一緒に点検していた別の従業員が誤って車両を動かしたとみられることがわかっていますが、さらに「同僚と仕事の話をしていて注意力が散漫になっていた。人がいると思わず、動かすボタンを押した」と説明していることが、捜査関係者への取材で新たにわかりました。
富士急ハイランドによりますと、「ええじゃないか」では18年前にも、点検中に同じような事故があり、それ以降、車両を動かす際は、ブザーなどで知らせることが決められました。
しかし、この従業員は警察に対し「ブザーは鳴らさなかった」とも話しているということです。
https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20250307/1000115002.html


















その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。