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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2025331450分にYAHOOニュース(くるまのニュース)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

■「車両感覚」をつかむコツはあるのか

多くのドライバーが苦手意識を持っている運転技術が、「クルマの左寄せ」かもしれません。

左側面を壁にこすらずに、なおかつ、なるべく壁に近づけるコツは一体何なのでしょうか。

 【画像】「えっ…!」これが左側が見える「スゴい鏡」です! 画像を見る(21枚)

左寄せが難しい理由は、日本のクルマは右ハンドルなので、運転席から左側の側面を目視できないという背景があります。

右側であれば、窓を開けて身を乗り出せば、クルマと壁の距離は目でしっかり見えます。

しかし左側は、小さなサイドミラーをさらに遠くから見るしかなく、大変です。

じつは、こうした技術は「車両感覚」が必要になってきます。

クルマと障害物、段差、崖っぷちに対し「目に見えないところで位置関係を把握する技術」と言えます。

逆に言えば、直接見ないと互いの距離が理解できない人は、そもそも運転に不向きだと言っても差し支えないほどです。

そのため、教習所でも車両感覚はしっかりトレーニングを受けることとなります。

その代表例が「S字」「クランク」です。

クルマのボンネットが邪魔で、前輪が道路端へどこまで寄っているのか全く見えない状態で、脱輪リスクがどこまで高まっているか、どこまでさらに寄せられるかを、周囲の状況から「間接的に」判断する技術が必要となるのです。

その車両感覚が無ければ、周囲に相当な空間的に余裕が無いと、ろくにクルマを運転できないこととなります。

常に大通りを走行しているわけではなく、日常生活では駐車場への駐車や、狭い路地でのすれ違いなど、必ず「車両感覚」が求められてきます。

「だって難しいんだもん」「だって見えないんだもん」「私だって必死にやってるのに」は通用しないのです。

そうした悩みに対し、JAF(日本自動車連盟)は専用ページを設けて、この「車両感覚」を身に着けるコツを解説しています。

JAFいわく、まず大切なのは「繰り返しの練習」だといいます。

頭で理論を暗記していても、身体が付いてこないというのは、クルマの運転だけでなくスポーツやどのフィジカルにも言えることでしょう。

具体的な練習方法ですが、助手席側(左寄せ側)の車両感覚をつかむ方法として紹介されているのが、「ライン」を実際に踏んでみて、その時の「周囲の見え方」の特徴を意識するというものです。

練習は公道を避け、周囲に誰もいない適切な場所でやりましょう。

これはもちろん、最初に相方に「ちゃんとラインを踏めてるよ」と確認してもらうことが大切です。

クルマや運転手の目線の位置でも変わってくるものの、左端のラインは運転席から「ダッシュボードの中心部」あたりから伸びているように見えているといいます。

車両感覚が破滅的な人は「えっ!? 左端のラインだから、窓の左端から見えてくるもんじゃないの?」と思うかもしれませんが、それだとラインは実際、クルマのかなり左側にあることになります。

まずは、こうした「固定観念とのギャップ」を埋めるところから始めなければなりません。

この固定観念からどうしても脱却できない人は、いつかどこかで思い込みで事故を起こす危険性が高いので、免許返納も検討しましょう。

 

■さらに「ライン感覚」を把握するコツは?

なおJAFは、この「ラインの見え方」をしっかり把握し続けるコツとして「ダッシュボードにふせんを貼っておく」という方法を提案しています。

なおJAFは、この「ラインの見え方」をしっかり把握し続けるコツとして、「ダッシュボードにふせんを貼っておく」という方法を提案しています。

ふせんが指す位置にさきほどの実験における左端ラインがあった、つまり「ふせんが指す位置がタイヤの通っていく位置」だということです。

注意したいのが、左寄せしたい場合に「ふせんの位置に壁が来る」ようにすると危ないということです。

というのは、車体の左端は、タイヤの位置よりもさらに左へ広がっていることが多いため、ふせんの位置に壁が来るように運転すると、クルマが壁にぶつかってしまいます。

また、「ふせんの位置」というのは、あくまで「目安」であることを考慮に入れましょう。

ふせんの位置から1ミリでもズレたら事故になるとか、ふせんの位置に合わせて走ると絶対に事故が起きないとか、そういう話ではありません。

あくまで「車両感覚」を身に着けることが重要です。

しっかり練習して自信をつけることが、ドライブ中の安心感にもつながるでしょう。

https://news.yahoo.co.jp/articles/c695dd0dc73e8b114f2d7948e3cfcb4c1b26fe1c

 

※以下はJAFの該当ページ。

[Q] 車両感覚を身につけるには
https://jaf.or.jp/common/kuruma-qa/category-drive/subcategory-technique/faq131

 

 

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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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