







(ブログ者コメント)
宮崎市の飲食店火災事例は本ブログでも紹介スミ。
今回は、その補足的情報を紹介する。
以下は今回情報の元記事。
2025年2月25日18時0分にNHK宮崎から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
今月17日、宮崎市の中心部で飲食店が入るビルなどが全焼した火事は、飲食店のちゅう房の壁が長い時間をかけて炭化していたことが原因とみられています。
コンロの火が燃え移ったわけでもないのに突然、壁が燃え出す現象は「低温発火」と呼ばれ、家庭でも注意が必要です。
今月17日の夜、宮崎市中心部の橘通り沿いで火災が発生し、飲食店が入るビル1棟と隣接する空き店舗が全焼しました。
飲食店にいた客と従業員31人にけがはありませんでした。
捜査関係者によりますと、ビルの1階にあるちゅう房の壁の木材が長い時間をかけて炭化していて、火はそこから出たとみられています。
当時、店にいたスタッフも「店内に煙がただよってきたので客を避難させたが炎は見えなかった」と証言しています。
このように、火が燃え移ったわけでもないのにちゅう房の壁などから出火する現象は「低温発火」と呼ばれ、各地の消防が注意を呼びかけています。
それによりますと、コンロと壁のあいだに十分な距離がないと壁のタイルを通して熱が伝わり、裏側の木材から水分などが徐々に蒸発していきます。
そうしてできた小さな穴に酸素が入り込み、木材に熱が蓄積された状態が「炭化」で、そうなるとコンロから発する熱が100度程度と低くても、発火することがあるということです。
ホームページで注意を呼びかけている和歌山市では4、5年に1度くらいの割合で低温発火による火災が発生し、木造の一般家屋で起きることもあるということです。
和歌山市消防局の雑賀消防司令は、「普通の火災は燃えている場所が見えるが、低温発火はタイルなどで覆われた奥で外から見えずに進行するため気付きにくい。木造の家屋や業務用コンロなどの火力の強い物を使っている場合は特に注意して欲しい」と話しています。
こうした火災を防ぐには一般家庭の場合、コンロと壁とのあいだを15センチ以上離すことが重要だということです。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/miyazaki/20250225/5060020467.html
※以下は和歌山市HPの記事。
出火場所のタイルをはがした写真も添付されている。
https://www.city.wakayama.wakayama.jp/syoubou/bousai_yobou/1048999/1000140.html


















その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。