2019年4月6日付で毎日新聞大阪版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
体育の授業で前屈運動をした際、指導教諭に体を強く押されて腰に重傷を負ったとして、奈良県立郡山高校(同県大和郡山市)の元生徒の男性(18)が5日、県を相手取り、治療費など約663万円の損害賠償を求めて奈良地裁に提訴した。
訴状によると、昨年4月25日、柔軟体操で前屈した際、教諭が頭が膝に付くまで両肩を強く押し続けた。
激痛が治まらず、男性は1カ月後に病院で腰の椎間板(ついかんばん)ヘルニアと診断された。
7月に手術を受けたが現在も通院中で、長時間座るのが困難という。
記者会見した男性は、「教諭の行為で僕の人生は一瞬にして狂ってしまった。元の体を返して」と話した。
県教委の担当者は、「体育の授業中にけがをしたことは把握している。訴訟については訴状が届いていないのでコメントできない」と話している。
出典
『提訴 前屈で重傷、元生徒が県に損賠求め 奈良の高校』
https://mainichi.jp/articles/20190406/ddn/041/040/036000c
4月5日19時0分に奈良テレビからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
去年4月、県立郡山高校の体育の授業で当時高校3年の男子生徒が柔軟体操をしていたところ、男性教諭に身体を強く前へ押された結果、重度の椎間板ヘルニアになったなどとして、当時生徒だった男性らが県におよそ660万円の損害賠償を求める訴えを起こした。
「教諭本人は家に一度も来ず、正式な謝罪はいまだありません、これから先が不安でしかたありません、僕の人生を台無しにした体育教師を許せません、元の体を返してください」
訴えを起こしたのは18歳の男性とその保護者だ。
訴状によると、男性は県立郡山高校3年だった去年4月、柔軟体操の「前屈」をしていたところ、後ろから来た男性教諭に「痛い」と言ったにも関わらず、強く身体を押された。
男性は足および腰の強い痛みにより、去年7月から休学せざるを得なくなり、国公立大学を志望していたにも関わらず、センター試験、2次試験を受験できなかったという。
出典
『県立高校卒の男性 柔軟体操でヘルニア発症』
http://www.naratv.co.jp/news/20190405/20190405-05.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。