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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2025107716分にYAHOOニュース(LMO)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

独立行政法人国民生活センターは、2025917日にガラス繊維強化プラスチックが使用された商品についての注意喚起を行いました。

 ◆【写真】手を突き刺す恐怖!「ガラス繊維(拡大)」を見る

ガラス繊維強化プラスチックは、細いガラス繊維の束に樹脂をしみ込ませて成形したもの。

軽量で弾性があり、傘の骨、園芸用ポール、テントの支柱などに使用されています。

身近な商品に使用されているガラス繊維強化プラスチックですが、繊維は細く肉眼では見えづらいので、気づかずに触ってケガをするケースがあります。

そこで、国民生活センターでは、相談の多いガラス繊維強化プラスチックが使用された「傘」について調査を行い、事故事例などを公表しました。

秋から冬にかけて、雨や雪などで傘を使う機会が増えます。

実際に、どんな事故が起きているのか見ていきましょう。

また記事中では、消費者庁による令和7年版「消費者白書」より、最新の「消費者被害の推計額」についてもご紹介します。

※投稿の画像は【写真】をご参照ください。
※今回ご紹介する内容は、独立行政法人国民生活センターの掲載許可を頂いております。
※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。
その際はLIMO内でご確認ください。

 

■傘でケガをしたケースとアドバイスを紹介

ここからは、国民生活センターに寄せられた傘に関する事故事例を紹介します。

相談事例は以下のとおりです。

●ガラス繊維強化プラスチック使用商品トラブル相談事例(1)

子どもが人とすれ違うときにぶつかり、グラスファイバー製の傘の親骨が折れて細かなガラス繊維が手に刺さった。
特に子どもには危険な商品だと思う

また、以下のような相談事例もありました。

●ガラス繊維強化プラスチック使用商品トラブル相談事例(2)

数年前に購入した傘をさそうとしたら手に激しい痛みがあった。
表示を見るとグラスファイバー製との記載があった。
危険な商品を販売するのは問題だと思う

上記のように、実際にケガをした消費者からの相談が寄せられています。

この問題に対して国民生活センターでは、ガラス繊維強化プラスチックは表面からガラス繊維の先端が露出していることがあり、素手で触らないなど取扱いを注意するよう呼びかけています。

また、もしガラス繊維が皮膚に刺さって痛みが続く場合は、医師の診察・処置を受けることをおすすめしています。

 

■ガラス繊維についての注意表示がない商品も発見!

また、国民生活センターでは、さまざまな実験を行いテスト結果を公表しています。

傘を分解した結果としては、軽量で弾性が求められる傘の骨にガラス繊維強化プラスチックが使用されていたと報告。

新品の傘でも骨の表面にはガラス繊維の先端が露出しているものがあり、注意喚起を行っています。

さらに、曲げたり傷つけたりすると、ガラス繊維の先端が樹脂表面から飛び出してくる可能性があると公開しました。

商品については、表示ではガラス繊維強化プラスチックの使用がわからない傘や、ガラス繊維についての注意表示がない商品があることを報告。

家庭用品品質表示法で規定された項目が表示されていない銘柄があったことも、あわせて公開しています。

以上の結果を基に、国民生活センターでは業界や事業者にガラス繊維強化プラスチックが使用された商品を使用する際の注意点の周知を求めています。

さらに、ガラス繊維が飛び出してこないような改善や、家庭用品品質表示法の表示がされていない商品には、同法に基づいた適切な表示などを要望しています。

その他にも、行政やインターネットショッピングモール運営事業者への協力依頼や要望を実施。

協力依頼先は、アマゾンジャパン合同会社、LINEヤフー株式会社、楽天グループ株式会社だとしています。

いかがだったでしょうか? 

普段、何気なく使用している傘にもさまざまな危険が潜んでいることがわかりました。

特に、子どもが使用する際には、大ケガをする恐れもあるので注意が必要です。

 

2024年の消費者トラブルによる被害額は9兆円という結果に

日々消費活動を行うみなさんにとって、決して遭いたくないトラブルが「消費者トラブル」。

しかし、20256月に公表された令和7年版「消費者白書」によると、2024年の消費者被害の推計額(既支払額)は9兆円にのぼることがわかりました。

・・・・

 

【参考資料】

・独立行政法人国民生活センンター「ガラス繊維強化プラスチックによるけがに注意! -傘の骨などに使用されています-」  

YouTube 国民生活センター「【不用意に素手で触らない】ガラス繊維強化プラスチック【商品テスト】」  

・消費者庁「消費者白書等」

https://news.yahoo.co.jp/articles/7ef3975f4f31d11efcf78342decfc5b2322d4ba7

 

 

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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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