







2025年6月28日17時49分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
28日午後4時2分頃、JR東北新幹線の仙台駅―古川駅間(宮城県大郷町)を走行中の東京発、はやぶさ25号(新函館北斗行)・こまち25号(秋田行)がクマと衝突した。
車両点検のため仙台駅―盛岡駅間の上下線で37分間、運転を見合わせた。
けが人や車両故障はなかった。
JR東日本によると、高架などを走るフル規格の新幹線がクマと衝突する事故は、あまり聞いたことがないという。
クマがどのようにして線路に入り込んだかは不明。
衝突前にクマがいるのを運転士が気づいてブレーキをかけたが間に合わなかった。
停車後、線路近くで死骸が確認された。
この影響で計5本の新幹線に遅れが発生し、約2300人の乗客が影響を受けた。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20250628-OYT1T50099/
2025年6月25日17時32分にYAHOOニュース(福岡放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
北九州市の皿倉山にことし4月にオープンした全長30メートルのスライダーで、外国人女性が骨折する事故が起きていたことが分かりました。
市はスライダーの利用を停止していて、安全対策を実施した上で再開する方針です。
川崎記者 :
「こちらのスライダーで事故は起きました。現在、入口と出口は封鎖されていて立ち入ることはできない状態です。」
北九州市によりますと、事故が起きたのは5月28日です。
台湾から家族で来ていた30代の女性が、スライダーを滑り降りて着地する時に右足を強くひねり、右足のすねを骨折しました。
スライダーは北九州の市街地を一望できる皿倉山の山頂に、市が「絶景の遊び場」として整備したものです。
ことし4月にオープンした時には、武内市長みずからPRしていました。
全長はおよそ30メートル、高低差9メートルのロングスライダーで、絶景に飛び込むような作りが特徴でした。
ただ、勢いよく滑り降りて倒れ込む人の姿。
また、滑り終わりで尻を強く打つ子どももいました。
川崎記者 :
「スピード調整は足で行いましょうなどの注意書きが、日本語と英語で書かれています。」
スライダーには設置当初から、スピード調整を求める注意書きがありましたが、市には「スピードが出すぎではないか」といった声が寄せられていたということです。
スライダーを設置した市は、6月2日に事故を把握し、翌日からスライダーの利用を中止しました。
ケガをした女性とは現在、メールで連絡を取り、当時の状況を確認しているということです。
市は今後、製造メーカーとともに安全対策を検証し、スピードが出すぎないよう改良を加えることや、中国語や韓国語の注意書きも追加し、設置箇所を増やすなどの対策を検討しています。
市の担当課は「楽しみにしている方も多い人気の施設で、安全対策を徹底して利用を再開したい」としています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/040c35d966c70679c9e179f1bc126fec9459f72f
6月27日19時55分に毎日新聞からは、設置当日の4月25日に試験滑走した市の職員も骨折していたが職場には5月8日に報告、その間5月5日には男児が骨折、5月18日にも70代男性が骨折していた、遊具は6~12歳対象だが大人の利用は禁止していないなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
市は27日、他にも骨を折る重傷を負った利用者や関係者が3人いた、と明らかにした。
重傷者は計4人となった。
負傷したのは、スライダー設置当日の4月25日に試験滑走した八幡東区役所の40代男性職員と、5月5日に小学生の姉に抱きかかえられ滑った男児(2)が、いずれも着地の際に右脚のすねを骨折。
5月18日には70代男性が着地の際に尻餅をつき、尾てい骨を折った。
男性職員は当日に骨折が判明したが、職場に報告したのは5月8日。
事故報告を受け、同区役所は着地部分のマットの長さを3倍に延長し、注意喚起の掲示を2枚追加していた。
市によると、遊具は対象年齢が6~12歳。
大人の利用を禁止はしていないが、体の大きな大人はスピードが出やすいため、調整が必要として注意喚起をしていた。
また、小さな子どもを抱いて滑ることも危険行為としていた。
市は、適正な利用方法が伝わっていなかったことに問題があるとして、掲示する看板の多言語化や表示方法について改善し、滑り台付近でのアナウンスなど対策を講じた上で、7月下旬の利用再開を目指す。
遊具は安全基準を満たしたものだが、来週にも、遊具メーカーと改修が必要かも協議するという。
市みどり公園課の稲木課長は、「スライダーは人気のある皿倉山に設置されており、対象年齢外や多様な国籍の方の利用も見込まれる。安全確保の検討を進め、早急に対処したい」としている。
https://mainichi.jp/articles/20250627/k00/00m/040/280000c
6月27日17時38分にYAHOOニュース(テレビ西日本)からは、対象年齢が6~12歳であることなどの注意表示看板は設置されていた、施設は公園協会の安全基準を満たしていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
市は今後も対象年齢外や外国籍の人の利用も見込まれるとして、注意喚起表示の数を見直して多言語化したりイラストを追加したりして強化し、すべり台付近で職員が注意を促すなどの対策を取った上で、7月の夏休み前の再オープンを目指したいとしています。
これまでも市は看板を設置し、
▽すべり台利用の対象年齢が6歳~12歳であること
▽「小さい子を抱っこする」「立ったまま滑る」「後ろ向きで滑る」などの危険行為はしないこと
▽スピード調整は足ですること
など注意を呼びかけていました。
すべり台は全長30メートル、高低差は9メートルあり、街の魅力アップにつなげようと今年4月、皿倉山の山頂付近に「絶景の遊具」の1つとして設置され、市は、施設そのものは日本公園施設業協会の「遊具の安全に関する基準」を満たしているとしています。
市みどり公園課は、「安全安心にご利用いただけるように最善を尽くしてまいります」としています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/f3851f22c6f3e8346feb36fbed852db7ada4b401
(2025年7月3日 修正1 ;追記)
2025年7月2日19時16分に読売新聞からは、他に3人が骨折していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づきタイトルも修正した)
北九州市八幡東区の皿倉山山頂に設置され、利用者の骨折事故で利用停止となっているロングスライダー(全長約30メートル)について、市は2日、新たに3人が骨折していたとの情報が寄せられたと発表した。
4月下旬のオープンから約1か月間で、市が把握した骨折事故は計7件となった。
市によると、6月30日と今月1日に本人や家族から連絡があった。60歳代男性が尾てい骨を、50歳代女性が左足の甲の骨を折り、年齢が確認できていない男性は膝の骨にヒビが入ったという。
市はこれまでに、40歳代の区役所職員ら2歳~70歳代の計4人が骨折したことを明らかにしていた。
市は今後、注意を呼びかける看板の増設などを検討し、今月下旬の利用再開を目指すとしている。
一方、スライダーの構造そのものには問題がないとして、改良工事は行わない方針。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20250702-OYT1T50257/
2025年6月25日7時15分にYAHOOニュース(マネーポストWEB)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5月下旬、安く大量にまとめ買いできるとして人気を集める「Gスーパー」が販売した冷凍ピーマン(千切り)の一部から基準値を超える残留農薬が検出された。
しかし、これは氷山の一角であり、厚生労働省の公表データを見ると、2024年度だけでも168件の輸入冷凍食品の食品衛生法違反事例が確認できた。
輸入冷凍食品の安全検査は他の食品同様、全国32か所の検疫所で水際対策が行なわれている。
だが、決して万全とは言えない実態がある。
食の安全に詳しいジャーナリストの小倉正行氏が言う。
「検査体制は全く足りていません。
2023年度の食品衛生法に基づく全輸入食品の検査率は8.5%にとどまっており、ここ数年間は検査率一桁台が続いています。
検査総数の2割強は抜き打ちの『モニタリング検査』ですが、違反の可能性が低い食品を対象に行なう統計学的検査のため、結果を待たずに輸入することができる。
違反が発覚したときには食品がすでに市中に出回っているケースがあります」
輸入冷凍食品を扱う業者は、日本の食品衛生法に定められた基準に合致した食品を調達するため、日々、現地の生産業者とやりとりを重ねているが、苦労も多いという。
2024年度、中国からの輸入食品で大腸菌群が検出された輸入業者が語る。
「海外との取引では、専門機関によるサンプルの検査などを行ない、日本の基準に適合する商品であることを入念に確認しています。
抜き打ち的な視察で製造工程を確認することもありますが、今回の違反事例では現地工場の安全意識が徹底されていませんでした。
万一事故が起きれば、信用は一瞬で失われてしまう。
輸入会社の責任も大きいと考えています」
別の食品輸入業者もこう話す。
「滅菌処理については現地工場の製造工程表をチェックしていますが、現実と乖離しているケースは珍しくない。
取引していた、ある中国の食品加工会社の工場を抜き打ちでチェックした際は、床に魚が置かれていたり、マスクをしていない従業員がいたり、ハエが飛び交っていたりと衛生管理の杜撰さが見て取れた。
すぐに取引をやめましたが、日本にいながらすべてを確認するのは至難です」
■自衛策は「よく洗い、内部までしっかり加熱する」
輸入冷凍食品の安全性を見極めるのは、最終的に口にする消費者自身でもある。
自衛策はあるのか。
消費者問題研究所代表の垣田達哉氏が言う。
「自宅で冷凍野菜や魚介類を使う際は、よく洗い、内部までしっかり加熱することでリスクを減らすことが可能です。
表面に付着した細菌なら洗い流せますし、多くの農薬は加熱によってある程度、毒性を弱めることができます」
あらかじめリスクがありそうな商品を避ける“目”を持つことも重要だと小倉氏は言う。
「電子レンジで調理する冷凍食品は加熱ムラが起こりやすく、細菌を死滅させるためには中心部までしっかり加熱する必要があります。
また、冷凍しても死滅しないウイルスが存在するため、野菜や果物などは自然解凍で食べるのは避けたほうが安全です」
家庭の食卓だけでなく、外食や弁当、惣菜などで輸入冷凍食品を口にする機会は誰にもある。
身近な食品だからこそ、リスクには敏感でありたい。
関連記事
《【輸入冷凍食品の食品衛生法違反事例168件全リスト】韓国産チャンジャ、ベトナム産エビ、中国産ブロッコリーほか 輸入業者が明かす現地工場の杜撰な実態》では、輸入冷凍食品の食品衛生法違反事例について、全168件リストとともに詳細を解説している。
※週刊ポスト2025年6月27日・7月4日号
https://news.yahoo.co.jp/articles/2ff0f6948ef5e2b0c64dbde7c8dab3c1186d1fbb アカスミ
以下の過去記事3件に、新情報を追記しました。
詳細は、元記事(添付URL)を参照願います。
2025年4月9日掲載
[昔] 2024年12月17日 東温市の廃棄物処理施設で焼却汚染土をホースで吸引中、排出口からあふれた高温の土を浴びて2人が全身熱傷で死亡、防護服などは備えられていなかった(修1)
(新情報)
・高温の土をホースで吸引する作業中、排出口から土があふれ出た。
・会社はヤケドなどを防ぐ保護具を備えていなかった。
・会社と上司は書類送検されたなど。
(新情報に基づきタイトルも修正した)
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/14483/
2024年10月24日掲載
2024年5月30日 自衛隊の北富士演習場で手榴弾の投擲訓練中、7回投擲予定の4回目を投げた際、投げた隊員の横にいた指導役隊員の首に破片が当たって死亡 (第2報 修正4)
(新情報)
起訴されていた2人の隊員は過失を認めるには難があるとして不起訴になったなど。
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/14188/
2024年1月13日掲載
[番外] 2024年1月5日 米国オレゴン州で離陸直後のボーイング機のドアプラグが吹き飛ぶ、重傷者なし、他社で同型機を点検したところ10機近くで窓などの固定ボルトが緩んでいた(修3)
(新情報)
・ドアプラグの取り外しは非定型作業であるため作業員は十分な訓練を受けておらず記録も残されていなかった。
・ボルトは捨てられた可能性があるなど
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/13649/
2025年6月24日18時11分にNHK広島から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
マツダは、JAF=日本自動車連盟中国本部と協定を結び、防災活動や交通安全などに連携して取り組むことになり、24日は府中町のマツダ本社で、協定の締結式が行われました。
この中では、水害への意識を高めるためにマツダが製作した装置が公開されました。
この装置は、道路が冠水した状態で車の中からドアを開ける際の水圧を疑似体験するためのものです。
装置には、車内にみたててシートとドアが設けられていて、専用のスプリングとドアをベルトでつなぐ仕組みです。
ドアを開けようとすると、水深60センチほどに冠水した時とほぼ同じ力がかかり、簡単にはドアを開けられなくなります。
装置は今後、JAFの中国本部が参加する防災イベントなどで使われる予定です。
マツダ車両開発本部の清角本部長は、「こうした装置などを通して、身近に災害の危険があることを知ってもらえるよう取り組んでいきたい」と話していました。
https://www3.nhk.or.jp/hiroshima-news/20250624/4000030024.html
2025年6月23日20時20分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
23日午後1時25分ごろ、愛知県春日井市にある王子製紙の春日井工場で「作業員が電気室で感電した」と119番があった。
愛知県警春日井署によると、清掃中に電気設備に触れた30代ぐらいの男性が、意識不明の重体で病院に搬送された。
同署は男性が同僚と作業中、通電している機械に触れたとみて、身元の確認を急ぐとともに詳しい原因を調べている。
https://www.sankei.com/article/20250623-YG3SHXZDZFLZBKEII3CZYRQHPA/
2025年6月23日20時36分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
北九州市小倉南区の市立高蔵小で23日、プールの授業後に5、6年生計25人が手のしびれや腹痛などを訴えて病院に搬送された。
いずれも軽症という。
福岡県警などが原因を調べている。
市教育委員会などによると、同校はこの日がプール開きで、5、6年生計46人が午前10時45分~午後0時20分に合同でプールの授業を受けた。
その後、22人が手の湿疹としびれ、3人が腹痛を訴えたという。
プールは学校敷地内の屋外にあり、数日前に水を入れ替えた。
23日朝に消毒用の塩素を投入。
授業前には塩素濃度と水素イオン指数(pH)を確認し、異常は認められなかったという。
県警と、市教委が依頼した市薬剤師会が水質調査を実施している。
市教委は同日、原因が究明されるまで、全196の市立小中学校、特別支援学校でプールの授業を中止することを決めた。
高蔵小は、JR小倉駅から南東に約7キロの住宅地にあり、全校児童数は158人。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20250623-OYT1T50202/
6月24日18時22分にNHK北九州からは、湿疹の症状は手のひらの付け根部分に集中していた、翌日の検査でも水質に異常はなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
北九州市教育委員会は市薬剤師会に依頼してプールの水質検査を行っていましたが、24日夕方、検査の結果、プールの水に異常はなかったと発表しました。
教育委員会では、湿しんの症状が児童の手のひらの付け根部分に集中していることから、児童が手で触れる可能性があるプールの施設なども含め、引き続き原因を調べています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kitakyushu/20250624/5020018375.html
6月27日13時4分にYAHOOニュース(rkb)からは、手の湿疹症状はプールサイドに手をついた際の圧迫痕だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
27日、北九州市教育委員会が会見し、原因は、プールサイドに手をついたことによる、圧迫痕の可能性がある、と説明した。
高蔵小学校のプールサイドは、滑り止めという安全上の理由からコンクリートの上にプラスチックタイルを貼った構造になっていて、児童がタイルに手をついた場合、赤い圧迫痕が残る可能性があることを確認した、としている。
手の症状を訴えて病院に搬送された児童については、全員が手のひらや手根部に症状があったという。
検査・診断の結果、医学的な異常はみられず、投薬や治療行為はなかった。
今後、医師らに医学的な見解を求める方針。
腹痛を訴えた児童がいたことについて、北九州市教委は「腹痛は少人数だった。プールで体が冷えて腹痛を訴える児童もいる。(圧迫痕とは)別ものであると考えているが、医学的な見地で意見をいただこうと思っている」としている。
また、周辺の樹木や植物について調査したところ、有害物質や有害な虫は確認されなかったという。
北九州市は現在、150校でプールの水質を調査していて、異常なく安全が確認されたら、高蔵小学校以外の学校では6月30日から水泳の授業を再開するとしている。
高蔵小学校については心理的な影響を考慮して、今季学校のプールは使わず、民間や市立のプールで授業を行う。
【写真で見る】症状を訴えた児童の手のひら プールサイドのタイル 児童が救急搬送された小学校のプール 原因や経過について説明する北九州市教育委員会の会見
https://news.yahoo.co.jp/articles/ac030434ab3e7600665a4ae36952adba597bcdfe
2025年6月21日18時32分にYAHOOニュース(静岡放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
6月21日、浜松市の工場で従業員の男性が作業用の機械に挟まれる労災事故がありました。
男性は病院へ運ばれ、意識不明の重体です。
消防によりますと、21日午前9時ごろ、浜松市中央区高丘東の工場から「男性がロボットに挟まれている」と119番通報がありました。
警察によりますと、挟まれたのは、ブラジル国籍の派遣社員の男性(53)で、救急車で市内の病院に運ばれ、治療を受けていますが、意識不明の重体です。
事故が起きたのは自動車の部品などを加工する工場内で、男性はオートメーションで稼働中の作業用の機械や加工中の製品の状況を点検・確認しようとして立ち入り、体が挟まれたということです。
警察は、事故が起きた詳しい原因を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/ad5584295e5902b0f2d7a2b2d4a0bad5b7e4c2fb
2025年6月20日22時25分にTBS NEWS から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
20日午後1時すぎ、帯広市緑ケ丘の「おびひろ動物園」で、観覧車の整備をしていた男性作業員が観覧車の部品に胸と手を挟まれました。
男性は、帯広市内に住む岡田さん(52)で、観覧車の支柱付近、高さ10メートルほどのところから助け出されましたが、その場で死亡が確認されました。
岡田さんは園から委託を受けた会社の従業員で、遊具のメンテナンスなどを担当していました。
おびひろ動物園によりますと、当時は営業中でしたが、観覧車に客はいませんでした。
警察などが、作業手順に問題がなかったかどうかなど、当時の状況を調べています。
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1991997?display=1
6月20日18時19分にNHK北海道からは、男性は一人で中心部のギアに潤滑剤を塗る作業を行っていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
20日午後1時20分ごろ、帯広市にある「おびひろ動物園」から、「観覧車を点検していた男性が機械にはさまれたようだ」と消防に通報がありました。
救急隊員らが現場にかけつけたところ、市内に住む作業員、岡田さん(52)が観覧車の高さおよそ10メートルの場所で部品に体をはさまれていて、およそ2時間後に救助されましたが、現場で死亡が確認されました。
警察によりますと、事故が起きたとき、客は乗っていませんでしたが、観覧車の運転は行われていて、岡田さんはひとりで中心部のギアに潤滑剤を塗る作業を行っていたということです。
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20250620/7000076284.html
6月20日22時30分にYAHOOニュース(読売新聞)からは、簡易の点検作業中だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
20日午後1時20分頃、北海道帯広市緑ヶ丘の「おびひろ動物園」で、観覧車の整備をしていた作業員の男性(52)(帯広市)が中央部の歯車に挟まれ死亡した。
帯広署によると、男性は簡易の点検作業中で、歯車に潤滑油を差していたという。
同署が事故原因を調べている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/8220f693ee26670032b21dc4b9dae9100cc06705
2025年6月19日16時0分に毎日新聞から、下記趣旨の記事が月別件数の棒グラフ付きでネット配信されていた。
硫化水素を発生させる中学校の理科の実験中に起きた事故が5月に集中していることが、関係者への取材で判明した。
急性中毒発生時の緊急相談を受け付けている公益財団法人・日本中毒情報センター(本部・茨城県つくば市)によると、中学校での硫化水素事故の相談件数は2020~24年に計30件に上り、うち約半数の16件が5月に集中していた。
なぜ5月なのか。
公表されている複数の教科書会社の指導計画書案では、硫化水素の実験を含む「化学変化」の単元は中学2年の5月ごろに配置されている。
教科書通りに指導を進めると、実験をするのがこの時期になるためとみられる。
寄せられた相談内容は、
▽発生した硫化水素の臭いを試験管から直接嗅いだところ、症状が表れた。
▽硫化鉄に塩酸を1滴加えるところを、誤って10滴加え、過剰に発生した硫化水素を数人が吸った。
▽窓を閉め切った状態で実験を行い、発生した硫化水素を吸った。
などだった。
日本中毒情報センターは「硫化水素の臭いを確認することは、硫化水素中毒を予防する観点からも貴重な体験だ」と指摘する。
その上で教員に対し、発生する気体は特徴的な臭いがすることを生徒に伝え、臭いの嗅ぎ方を必ず守るように指導することや、室内を十分に換気し風向きにも注意することなどを求めている。
また生徒に対しても、必要以上に臭いを嗅がず、深く吸い込まないよう注意を呼びかけている。
https://mainichi.jp/articles/20250618/k00/00m/040/259000c
2025年6月19日15時45分にYAHOOニュース(産経新聞)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
京都府長岡京市の「K社」工場内で19日、アンモニア臭のするガスが噴出し社員5人が搬送された事故で、現場にあったクレーン車の先端にあるフックが円柱形のガス管のバルブに接触し、ガス漏れが起きたとみられることが京都府警向日町署への取材で分かった。
同署がさらに詳しい経緯を調べる。
同署によると、搬送された5人は男性3人と女性2人。
うち男性2人が目の痛みを訴えている。
いずれも命に別条はない。
ガスが噴出したのは19日午前11時5分ごろ。
同社は排ガス除害装置の設計・開発や製造を手がける企業。
この工場では半導体や大気環境保全装置を製造していたという。
現場はJR長岡京駅から南東に約900メートルの、工場が立ち並ぶ地域。
https://news.yahoo.co.jp/articles/7c4c28534371abaa4a640ab371f54e56994cc37c
2025年6月19日20時37分にYAHOOニュース(北海道放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
19日午後3時過ぎ、JR札幌駅の東コンコース付近で、新幹線工事に伴って設置していた地下鉄への案内サインが落下しました。
案内サインは、真下のベンチに座っていた男女2人の頭に直撃。
このうち、50代の女性がが頭に切り傷を負って病院で手当てを受けて、10代の男性が頭を打撲したということです。
2人とも命に別状はないということです。
落下した案内サインはアルミ製で、高さ約3メートルの位置に設置されていて、幅180センチ、高さ30センチ、厚さは3ミリ、重さは約1.1キロありました。
案内サインは、粘着テープで固定されていたということです。
事故を受けて、JR北海道は付近の案内サインを撤去し、ほかの場所の案内サインについても点検を行っています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/cb1ec5fed7f51645e2cc41e556cfb2f435272c24
(ブログ者コメント)
高さ1mのトラック荷台から転落して死亡した事例は、過去に本ブログでも2件ほど紹介している。
以下は今回の情報。
2025年6月20日8時10分にYAHOOニュース(埼玉新聞)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
18日午後5時35分ごろ、埼玉県深谷市白草台の市道で、大阪府大阪市東住吉区の会社員男性(60)が高さ約1メートルのトラック荷台上で作業中、何らかの原因で荷台から地面に転落し、搬送先の病院で死亡が確認された。
寄居署によると、男性は荷物の建材を落ちないように固定していた。
近くを通行していた40代男性が「作業員がトラックの隣に倒れている。意識がないようだ」と119番した。
同署は事故原因を調べている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/a03a9017b51c8ef0bf5ef01d7e4855f5a6817f57
2025年6月18日14時47分にTBS NEWS から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
きょう午後0時半ごろ、東京・小金井市東町の木造2階建て住宅で「煙が出ている」と近くに住む男性から通報がありました。
火はおよそ3時間後にほぼ消し止められましたが、この火事で住民の50代男性1人がやけどをしたほか、消火活動にあたっていた消防隊員3人と消防団員1人のあわせて4人が熱中症とみられる症状を訴え、病院に運ばれました。
4人は炎や煙を防ぐ防火衣を着ていたということです。
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1986395?display=1
6月18日18時28分に東京新聞からは、都心の最高気温は34.4℃だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
18日午後0時半ごろ、小金井市内で住宅火災が発生。
消火活動にあたった消防隊員3人と消防団員1人、計4人の男性が搬送された。
この4人とは別に18日午後3時現在で、熱中症の疑いで15~94歳の男女57人を救急搬送した。
うち90歳以上の男性1人が重篤な症状となっている。
関東地方は18日も太平洋高気圧に覆われ、梅雨明けしたかのような厳しい暑さが続いた。
群馬県桐生市で気温が36.5度まで上がるなど、内陸部を中心に連日の猛暑日(最高気温35度以上)となる所が続出した。
各地の最高気温は、神奈川県海老名市で36.4度、栃木県佐野市と茨城県大子(だいご)町で36.2度、東京都府中市で36度、埼玉県熊谷市で35.8度、東京都心で34.4度、千葉県船橋市で34.3度など。
平年を6〜10度ほど上回る所が目立った。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/412565
2025年6月17日20時36分にYAHOOニュース(日本海テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
6月17日昼過ぎ、鳥取県江府町にある俣野川発電所から煙が上がり、発電所が停止しました。
これを受け、鳥取県は17日夕方、情報連絡会議を開催しました。
中国電力によりますと17日午後1時ごろ、俣野川発電所で爆発音がしたあと、4基ある発電機のうち4号機の開閉装置の周辺から黒い煙があがっていたということです。
当時、発電所の構内にいた43人の作業員のうち、2人が避難中に転倒しましたが、いずれも軽症だという事です。
現在は俣野川発電所の全号機が停止しています。
これを受け、鳥取県は情報連絡会議を開催。
中国電力は発煙の原因について、4号機の停止作業を遠隔で行っていたところ何らかの不具合が発生し、開閉装置に膨大な電力が流れたのではないかと説明しました。
俣野川発電所停止による不足分の電力は関西電力から受電したため、市民生活への影響はないということです。
中国電力は今後、原因究明に向け調査を進めるとしています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/2c010c6f52dbc72182aa00ca7da5635baf2f3cb1
6月18日7時50分に日本海新聞からは、火災や有毒ガスの発生はなかった、作業員43人は隣の3号機で点検作業にあたっていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
この事故で作業員2人が転倒するなどして、打ち身などの軽傷を負った。
出火や有害物質の発生は確認されていない。
中国電力によると、同日午後1時10分ごろ、同発電所の地下約80メートルに4基ある発電機のうち、4号機から爆発音を伴い煙が発生。
約5時間後に発煙が止まった。
事故当時、隣の3号機では作業員43人が点検作業に当たっていたが、全員避難した。
軽傷の2人は自力で病院を受診したという。
現場には次々と消防車両が到着。
地域住民やマスコミが集まる中、午後2時15分ごろ「有害物質が発生しているかもしれない」と消防隊員が呼びかけ、白煙が噴き出すトンネル近くに規制線を張った。
同発電所は中国地方で最大の水力発電施設で、出力は1~4号機各30万キロワット、計120万キロワット。
事故で4機全て運転停止となったため、中電は同日、電力需給状況を改善するために午後6時から1時間半にわたり、関西電力送配電から最大30万キロワットを受電して対応。
引き続き電力の安定供給に務めるとした。
https://www.nnn.co.jp/articles/-/548161?gsign=yes
6月17日19時49分にYAHOOニュース(山陰放送)からは、地下トンネル内の発電主回路用開閉装置が爆発した、しばらく鼓膜が痛いのが続くほどの大きな音だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
現場となったのは鳥取県江府町にある俣野川発電所。
上池から下池の間の落差およそ500メートルを利用して120万kWの発電を行う揚水式発電所です。
消防によりますと17日午後1時半ごろ、発電所の「地下トンネル内で作業中に機械が爆発した」と中国電力の職員から119番通報がありました。
一体何が起きたのでしょうか…
トンネル内で作業していた人が当時の緊迫の状況を話してくれました。
トンネル内で作業していた人:
「不意に、作業をしているところとは関係ないところから大爆発があって、しばらく鼓膜が痛いのが続くくらいの感じったので、結構大きい音だった。
(トンネル内を)出てからもだいぶ煙はすごかった。
(現場は)トンネル(入り口から)1キロくらいしたになるんですけど、そこから煙も出ていた」
トンネル内の発電主回路用開閉装置が原因の可能性があり、消防によりますとトンネル内に多くの煙が立ち込め、午後5時20分に鎮火したということです。
現場付近では当時43人が3号機の点検や、トンネル内の消防設備の修理などの作業に当たっていて、全員が避難しましたが、消防によりますと2人が軽いけがをしたということです。
17日稼働していた1号機と4号機はこの爆発の影響で停止し、午後5時時点で、すべての発電機が停止しているということです。
【写真を見る】【続報】「鼓膜が痛いくらいの大爆発だった…」水力発電所のトンネル内で爆発音 現場付近に43人の作業員…2人が軽いけが 発電主回路用開閉装置で不具合発生か 鳥取県江府町
https://news.yahoo.co.jp/articles/8ead1fc08aa6bd809efc2e47370b889c359e78ee
黒坂警察署によりますと、17日午後1時32分ごろ、4号機周辺で作業員6人程度が作業前のミーティングを行っていたところ、4号機から大きな異音が聞こえ始め、その直後に爆発音とともに黒煙が吹き出したということです。
施設内には水力発電機4機が設置されていて、当時現場付近では43人の作業員が、3号機の点検作業やトンネル内の消防設備の修理などの作業に当たっていました。
全員が避難しましたが、爆発の衝撃で周囲に置かれていたホワイトボードなどが飛散し、近くにいた作業員1人が軽いけがをしたということです。
黒坂警察署によりますと、この事故による出火はなく、建物の損壊もありませんでしたが、水力発電機4号機の一部が破損したということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/2ae55e824e2ddc90e0e89e2c82174b1ba0d2dd87
以下の過去記事2件に、新情報を追記しました。
詳細は、元記事(添付URL)を参照願います。
2024年11月21日掲載
2024年11月14日 今治市の造船所で進水した船に乗り込むための昇降機をクレーンで吊り上げる作業中、ワイヤーロープと金属柵の間に頭などを挟まれて死亡 (修正1)
(新情報)
・合図を出す人を指名していなかった。
・作業間の連絡や調整を行っていなかったなど。
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/14240/
2020年11月5日掲載
[昔]2019年11月18日 兵庫県の住宅で網戸設置直後、6歳女児がヒモに首をひっかけて死亡、注意表示されたクリップは袋に入れられたまま、両親は提訴し2審で賠償命令(修3)
(新情報)
遺族側逆転勝訴2審判決が最高裁で確定したなど。
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/11150/
2025年6月16日14時22分にYAHOOニュース(仙台放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
16日午後、JR仙台駅前にある飲食店が入るビルで、工事中に有毒なガスが発生し、工事関係者の40代女性がめまいや吐き気を訴え、病院に搬送されました。
有毒なガスが発生する事故があったのは、仙台市青葉区のJR仙台駅前にある「AKビル」7階です。
消防によりますと、16日午後0時10分ごろ、工事関係者から「溶剤を混ぜたらガスが発生して体調不良者がいる」と119番通報がありました。
消防によりますと、店舗の改装工事中、工事関係者が塗料を固めるための硬化剤に、本来は入れない溶剤を誤って混ぜてしまい、有毒なガスが発生したということです。
この事故で、工事に携わっていた40代女性がめまいや吐き気を訴え、病院に運ばれました。
搬送時、女性は会話はできる状態だったということです。
警察と消防が、当時の状況を詳しく調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/632928aadcf5348eb4b5d439a2fae79468310b1c
2025年6月20日6時27分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
富山地方鉄道不二越・上滝線で16日、列車の扉1か所がほぼ全開のまま、約2分半にわたって約700メートル走行するトラブルがあったことがわかった。
乗客約200人にけがはなかった。
運転士と車掌はいずれも見逃しており、専門家は「通常はありえない事態で、大変驚いた。鉄道の安全対策の抜け穴が浮き彫りになった」と話している。
地鉄によると、トラブルは16日午前7時40分頃、富山市の朝菜町―南富山間で発生。
岩峅寺発電鉄富山行き列車(3両編成)の3両目左前部の扉(幅約110センチ)が開いたまま、朝菜町駅を発車した。
列車は最高時速25キロ程度まで加速し、何らかの理由で、走行中に扉は閉まった。
地鉄は16日昼に、乗客からのメールで事態を初めて把握した。
■人為ミス重なる
通常、扉の開閉状況は運転台と車両側面に設置されたランプの点灯状況でわかる。
運転士と車掌はランプを確認し、異常がなければ発車する。
さらに、すべての扉が閉まらないと安全装置が作動し、列車は加速できない仕組みだ。
今回は、これらの仕組みをすり抜ける人為的ミスが重なったとみられる。
列車に乗務していた男性運転士(23)(乗務歴3か月)と男性車掌(21)(同1年)は地鉄の聞き取りに、いずれもランプを確認したと回答。
ただ、ランプに不具合はなかったとみられ、地鉄は「見間違いや見落としの可能性がある」とする。
さらに、運転士は朝菜町駅でブレーキを緩めて発車しようとした際、うまく加速できなかった。
安全装置が作動していたためとみられるが、運転士は列車を止めなかった。
地鉄によると、朝菜町―南富山間は下り勾配で、列車は自然に加速したとみられる。
運転士は、うまく加速できなかった時点で、列車を止めて点検する必要があった。
■「対策必要」指摘も
トラブルを把握後、地鉄は全列車の扉を点検。
異常はなく、異物が挟まって閉まらなかった可能性も視野に調査している。
関西大学の吉田裕 教授(交通システム安全論)は、「運転士と車掌の双方ともに基本動作を怠り人為的ミスをしたことは問題だ」と指摘。
一方、人為的ミスは避けられないとし、「今回は悪条件が重なった結果で、全国の事業者も学ぶべき事案。下り勾配で意図せず列車が加速しない安全対策が必要だ」と述べた。
地鉄は17日に国土交通省北陸信越運輸局に報告し、運輸局は原因究明と再発防止対策の検討を指示した。
地鉄は「あってはならない事案。再発防止を徹底する」とコメントした。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20250619-OYT1T50246/
(ブログ者コメント)
ブログ者は以前から、「検察は不起訴理由を明らかにしていない」というフレーズに違和感を覚えていた。
明らかにする必要がないなら、恣意的判断やエイヤ!的判断をしても外部の人間には分からない。
せめて「嫌疑不十分」程度の理由だけでも明らかにしてほしいものだ。
以下は今回の情報。
2025年6月15日18時0分にYAHOOニュース(JCASTニュース)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
埼玉県三郷市で2025年5月14日に起きたひき逃げ事件で、中国籍の男が起訴された。
しかし、乗用車に同乗して逮捕された中国籍の男性は不起訴となった。
このことがSNSを中心に大きな議論を呼んでいる。
■日本人と比べて起訴される確率は
事故のあらましを「産経新聞」Web(6月9日配信)から引用する。
《埼玉県三郷市で5月、小学生の列に乗用車が衝突し男児4人がけがをした事故で、さいたま地検越谷支部は6日、自動車運転処罰法違反(過失運転致傷アルコール等影響発覚免脱)と道交法違反(ひき逃げ)の罪で、乗用車を運転していた中国籍の解体工、鄧洪鵬容疑者(42)を起訴した。
(中略)
一緒に乗用車に乗ったとして、道交法違反(酒気帯び運転同乗)の疑いで逮捕された中国籍の男性(25)は不起訴にした。
「警察と捜査したが、起訴しないという判断に至った」としている》
これについてアルピニストの野口健氏は、自身のXで次のように指摘した。
「(前略)これだけ外国人による事件が多発する中で『不起訴』となるケースがとても目立つ。
また、これだけ注目を浴びている事件。
何故に不起訴になったのか明確に説明をされた方がいい。
そうしないと『外国人だから不起訴にしたのか!』という穿った見方が蔓延する」
調べてみると、たとえば2月19日に埼玉県川口市内で女性に乱暴したとして逮捕された「トルコ国籍の男性」、4月11日に長野県飯山市で職務質問をした警察官に切りつけたとして逮捕された「ベトナム国籍の男性」、いずれも不起訴となっている。
こうした事例を見ると、「外国人は処罰されにくい」と感じる人がいても不思議ではない。
しかし、実際の統計を見てみると、印象とは異なる実態が浮かび上がる。
令和6年度版『犯罪白書』(法務省法務総合研究所)の「来日外国人被疑事件 検察庁終局処理状況」によると、刑法犯の検挙人数に対する起訴率は外国人41.6%、日本人39.6%と、外国人の起訴率のほうが高い。
個別の不起訴事例だけを取り上げ、全体の傾向を判断するのは早計だろう。
■報道における「外国人」の扱い方
では、なぜ交通事故をはじめ、外国人の犯罪が目を引くように感じるのか。
以下に、日本人が不起訴となった場合の、メディア報道の一例を挙げてみよう。
《都内に住む高齢女性から現金350万円をだまし取ったとして逮捕された21歳の男性が不起訴処分となりました。
(中略)
さいたま地検熊谷支部は不起訴処分の理由を明らかにしていません》(日テレNEWS WEB、2025年6月10日)
日本人の場合、「日本人男性」とは報道されないのである。
移民についての研究で知られる東京大学准教授・永吉希久子氏は、以下のように記している。
《日本国籍をもつ人が大多数の社会で、「日本国籍」という情報は自明のものとされる。
マイノリティである外国籍者についてはそうではない。
この結果として「外国籍」と「窃盗団」が合わせて記載されることで、犯罪行為者としての外国人イメージが強められるのである》永吉希久子『移民と日本社会 データで読み解く実態と将来像』(中公新書)
国籍に関する記述の有無の慣例が、報道を受け取る側に対して、無意識のうちに「外国人の犯罪が目立つ」といった印象を与えている可能性も考えられる。
■不起訴の理由開示は義務づけられていない
ところで、「不起訴処分」とはどういうものなのだろうか。
そもそも不起訴処分=無罪とは限らない。
検察官が裁判所に起訴しないことを決めることで、前科はつかないものの、捜査対象となった前歴は残る。
ひとえに不起訴といっても「法令違反の疑いなし」という判断もあれば、証拠が不足で立証困難な「嫌疑不十分」、罪は成立するものの、再犯可能性がない「起訴猶予」、被害者の告訴がない「不告訴」など、内容はさまざまだ。
加えて、日本の検察官法や刑事訴訟法では、不起訴処分時に理由開示を義務づける規定はない。
理由を開示しないのは、被疑者や被害者のプライバシー保護、捜査情報の保全など、事件の種類によって理由も多岐にわたるからだ。
これらは当然、被疑者の国籍に限らない。
日本の制度上、普通のことなのだ。
つまり、「不起訴になった理由が明かされないからといって、不公平な判断が下された」という結論には直結しないのである。
野口健氏は先に挙げた意見に加え、「その結果、外国人に対する偏見や差別に繋がりかねない。また真面目に日本で生活をしている外国人まで偏見が及ぶ可能性も」と続けている。
たしかに、『犯罪白書』によれば、令和6年度の刑法犯検挙人員の総数(18万3269人)に占める外国人の比率はわずか5.3%に過ぎない。
一部の事件に目を奪われるだけでなく、全体の傾向や制度の背景を踏まえ、先入観を避けた冷静な判断を社会全体で共有することが求められている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/4409930b35f03944749a9556f937bf1645579b05?page=1
(ブログ者コメント)
今月18日放映のNHK「よみがえる新日本紀行 タコで伊勢エビをとる話」を見ていた際、「伊勢エビのいる場所にタコを近づけるなど、目がよくないとダメなんでしょうね」的な話しの中で、漁師さんたちの視力検査をする場面があった。
すると、視力1.5と評価された漁師さんあり。
ギラギラとした、紫外線がキツイ海の上で長年漁をしていて、この視力。
個人差が大きいということだろうか?
以下は今回の情報。
2025年6月15日10時01分にYAHOOニュース(集英社オンライン)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
半袖で過ごせる気候になり、地域によっては梅雨入り・梅雨明けも宣言されている日本列島。
夏も徐々に近付いて来ているが、近年、日本の夏は毎年のように酷暑に見舞われている。
このことに伴い、注目を浴びているのが紫外線対策だ。
【画像】昔では考えられない、現代の野球少年がつけている目を守るためのアイテム
■広がる“サングラス着用” 各県警でも導入進む
「災害級の暑さ」という言葉も一般的になった近年、暑さ対策の重要性は高まり、ハンディファンやネッククーラーなどの冷感グッズが当たり前になっている。
そのなかでも、紫外線の人体への悪影響は広く認知され、男性の日焼け止め・日傘使用も珍しくない時代になった。
行政機関でも、職員の紫外線対策が広がっている。
昨年来、鳥取・長野・青森・広島など、各県警が警察官のサングラス着用を解禁。
今年5月からは京都府警でもこれが認められ、47都道府県に広まる日も遠くないような勢いだ。
着用の目的について青森県警は、〈紫外線による職員の目の健康被害の軽減〉〈直射日光や太陽光の乱反射から視界を確保することによる交通事故防止〉としており、やはり紫外線から目を守るための施策であることがわかる。
実際、紫外線が目に与える影響は大きく、ときには健康被害の危険性もある。
「天気のいい日に、サングラスをせず2〜3時間ほど外にいると、紫外線性角膜炎を起こすおそれがあります」と語るのは、金沢医科大学眼科学の主任教授で、NPO法人・紫外線から眼を守るEyes Arcの代表も務める佐々木洋氏だ。
「紫外線が起こす障害には、大きく分けて急性と慢性があり、紫外線性角膜炎は急性にあたります。
黒目に炎症が起こって翌日ごろまで目が充血し、ひどい場合だと、黒目の表面の皮がむけて激しい痛みを引き起こします。
白目が充血する結膜炎も、急性障害の代表的な一例です。
慢性障害はこれらを繰り返していると起こるもので、1番多いのは、目が黄色く変色したり、隆起や斑点ができる瞼裂斑(けんれつはん)ですね。
これがひどくなると、白目が黒目の中に伸びてくる翼状片(よくじょうへん)にもなり、進行すると黒目の中心を覆って失明します。
薬が効かず、手術しないと治りませんし、再発もするのでけっこう厄介です」(佐々木氏、以下同)
佐々木氏によると、中高年が悩む老眼も紫外線で進行が早まり、照り返しによる紫外線を浴びやすいサーファーなどは30代で発症することもあるそう。
老眼が進むとなりやすい白内障も、紫外線が主な影響因子なのだという。
とはいえ、特に気を付けるべきは子どもだそうだ。
■将来の発症率が8倍にも激増!? 少年野球も時代に合わせてルール変更
「よく子どもの目が赤くなっているのは、紫外線性角膜炎であることが多いですね。
瞼裂斑(けんれつはん)は、早いと小学1年生くらいから現れて、陽射しの強い沖縄
なんかは、小学生の30%くらいが発症します。
子どものうちに発症しなくても、小さいころに紫外線をよく浴びた人は、あまり浴びていない人に比べ、大人になってからの翼状片や白内障の発症率が5〜8倍も高いんですよ。
だから、早く予防するのはすごく大事で、子どものころから紫外線対策をする重要性は、我々もずっと発信し続けています」
こうした発信が実を結んだのか、昨今、子どもたちを取り巻く環境では、サングラス着用が広がりつつある。
取材に訪れたのは、複数の区にまたがって多くの野球場がひしめく隅田川の川沿いだ。
この近辺にて、紫外線を浴びる機会の多い野球少年とその保護者に話をきいたところ、現在の少年野球ではサングラス着用が認められているという。
「都の少年野球の連盟が、サングラスの着用を許可してるんです。
6〜7年くらい前からかな? 子どもの体を気遣ってという“時代”ですよね。
どのメーカーのものを着けてもいいんですが、うちのチームが属する区では、区の連盟推奨のものが3000円くらいで売っています」(40代男性・コーチ)
「サングラスは季節にかかわらず着用OK。
陽射しの強さが昔の夏とは違うし、子どもの健康や安全に配慮したんでしょう
。
低学年はあまり見かけないけど、高学年になるとけっこう着けてるね。
多いのは外野手だけど、内野手でも陽の向きや球場の立地によっては着けてるね。
ウチは3人子どもがいて、みんな野球をやってたんだけど、1番上の子の時代はサングラスなんて見なかったよ。
もし着けてる子がいたら『何気取ってんだよ!(笑)』って茶化されて、コーチも外すよう言ってたと思う」(50代男性・保護者)
上記の男性たちと別の区の審判員は、詳しい着用ルールを教えてくれた。
「ピッチャー返しが顔に当たったとき、破片が目に入るなどのリスクがあるので、以前は投手のサングラス着用は禁止だったんですよ。
全面解禁されたのは2年前から
。
ただ、投手でも偏光グラスはNGです。
反射で打者や捕手がまぶしくなるおそれがあるので」(40代男性・審判員)
この周辺は複数の野球場があることから、多くのチームが練習・試合を行なう。
その後は、試合を終えた少年たちと保護者に話をきき、実際のサングラスも見せてもらった。
■じつは野球よりリスキーなサッカー…しかしサングラスNGの理由が
・・・・・
https://news.yahoo.co.jp/articles/75d8ee496c5c7337c260e7efebbd3f051ddc23ba


















その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。