2024年4月11日18時35分にYAHOOニュース(テレビ朝日)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
鉄製のかごは高さが約4メートルあるといいます。
これが突然、上から降ってきたのです。
事故が起きたのは11日午前6時45分ごろ。
場所は神戸市のポートアイランドです。
その時刻、大型トラックが会社の敷地から道路に出ようとしていました。
そのトラックのコンテナの上に鉄製のかごが乗っていたのです。
そしてトラックが右折した時、かごがコンテナの上から落下。
道を歩いていた60代くらいの男性に直撃しました。
男性は下半身が挟まれた状態で発見され、頭などを強く打って意識不明の重体です。
通報したのはトラックを運転していた服部容疑者(男性、61歳)。
過失運転致傷の疑いで現行犯逮捕されました。
警察の調べに「十分に確認せずに発進してしまった」と容疑を認めているといいます。
鉄のかごは固定されておらず、警察はコンテナの上に乗せて作業した後、下ろし忘れた可能性があるとみています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/f7ad9dc431aed998b2294c794869e8d9ca592c1c
4月11日9時19分にYAHOOニュース(mBS NEWS)からは、カゴの大きさなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
・・・
調べによると、8トントラックの上にコンテナが積まれていて、さらにコンテナの上に、重さ約100キロ以上あるとみられる巨大な鉄製のカゴ(3m×3.5m×3m)を固定せずに乗せていたということです。
トラックが敷地を出て右折する際に上からカゴが落下して、近くを歩いていた男性が下敷きになったということです。
逮捕された運転手は「上を確認していなかった」と、容疑を認めているということです。
現場はポートアイランドの最南端付近で、神戸空港の近くです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/a640b59a9188615b4d31683d17aaf6184ec82f3e
4月12日11時27分にYAHOOニュース(読売テレビ)からは、カゴの重さは900㎏、運転手はカゴを置いたのは自分ではないと話しているなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
12日朝、神戸市中央区のポートアイランドの路上で、大型トレーラーからおよそ900キロの鉄製のカゴが落下し、下敷きになった60歳くらいの男性が意識不明の重体です。
警察は運転していた服部容疑者(61)を過失運転致傷の現行犯で逮捕しました。
調べに対し、服部容疑者は容疑を認めている一方で、「コンテナを置いたのは自分ではない」と話しているということです。
警察は、12日朝、運転手の勤務先の会社の家宅捜索を行い、資料などを押収しました。
今後、会社についても管理責任が不十分だった恐れがあるとして、業務上過失致傷の疑いで調べを進める方針です。
https://news.yahoo.co.jp/articles/e578f773394d2ef46071d099de941d9f04d5f9c5
(ブログ者コメント)
開いている後部扉からタイヤが見える、そのコンテナの上にカゴが乗っていた模様。
ということは、タイヤを入れたカゴをコンテナの上に置き、カゴの中のタイヤをコンテナに積み込んだ後、カゴをしまい忘れた・・・ということかもしれない。
もしそうだとすれば、カゴを置いたのは運転手ではなく、積み込み側の作業員?
2024年3月19日19時27分にYAHOOニュース(FNN PRIME)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
片側2車線の高速道路で、タンクローリーが横転。
車体からは、勢いよく真っ白なガスが噴き出している。
次第に勢いを増し、噴き出すガス。
その横には、運転手だろうか、作業着姿で見守る人の姿があった。
現場近くからタンクローリーを見ると、噴出口から激しい音を立て、ガスがすさまじい勢いで噴き出しているのがわかる。
事故は19日午後1時半ごろ、宮城県を走る東北自動車道の下り線、白石インターチェンジと蔵王パーキングエリアの間で起きた。
タンクローリーと車が衝突。
現場のすぐ横では、黄色い作業車が横転し、レッカー車で運ばれていた。
タンクローリーをよく見ると、白いガスは、緑色のボンベの運転席付近の2カ所から噴き出している。
その車体には「液化炭酸ガス」と書かれているが、噴出による危険はないのだろうか。
日本産業・医療ガス協会担当者:
「(液化炭酸ガスとは?)半導体の製造工程で使ったりとか、飲料用の炭酸ジュースであったりとか、ビールとかに補塡(ほてん)したりするような使い方もある。ガス自体に火がついたりというものではない」
噴き出している白い炭酸ガスは、固まるとドライアイスになるもので、爆発などの危険はないという。
しかし、横転によりボンベが破裂するおそれがあるため、ガスを逃がしているのではないかと話している。
現場では約30分後、ガスが出尽くしたのか、次第に勢いが弱まっていた。
この事故で、これまでにけがをした人は確認されていない。
一方、事故の影響で、東北道の白石インターチェンジから村田インターチェンジの下り線で、午後5時現在、通行止めとなっている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c89d69985f009a38f316ed98e0dfbac349a13176
3月19日15時14分にYAHOOニュース(宮城テレビ)からは、蔵王PA付近で工事中の作業車にタンクローリーが追突したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察によると19日午後1時半頃、東北道下りの蔵王PA付近で、工事中の作業車に大型タンクローリーが追突する事故があった。
大型タンクローリーの運転手から「横転した」などと110番通報があった。
現在、大型タンクローリーからは白い煙のようなものが出ているのが確認できる。
大型タンクローリーは炭酸ガスを積んでいるということで、警察と消防が対応している。
今のところケガ人の情報はない。
この事故により東北道「白石IC~村田IC」下り線が通行止めとなっている。(午後3時時点)
https://news.yahoo.co.jp/articles/80d4c69cf1242750835520e88515c72a197d326d
(ブログ者コメント)
噴出2ケ所のうち1箇所は配管の先から出ているようにも見えることから、安全弁が作動して・・・という可能性も考えられる。
2024年3月5日17時42分にYAHOOニュース(東北放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5日午前9時頃、栗原市築館八沢中谷地でトラックに積み込まれていたショベルカーを荷台から下ろそうとした際、道路からおよそ7メートル下に滑り落ちました。
この事故で、ショベルカーに乗っていた60歳の男性が下敷きになりました。
男性はおよそ1時間40分後に救助され栗原市内の病院に運ばれましたが、その後、死亡しました。
当時、現場では工事を始めるためトラックからショベルカーを下ろしていたということで、警察はトラックが傾いていたために滑り落ちた可能性もあるとみて、当時の状況などを詳しく調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/77ccb701a0761b98850bb0ecee121ffbb129e1df
(ブログ者コメント)
荷台から滑り落ちた?
歩み板から滑り落ちた?
地上に下りた際に滑り落ちた?
調べてみたが、その点に触れた報道は見つからなかった。
2024年2月12日11時42分にYAHOOニュース(東海テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
愛知県半田市の知多半島道路で10日、対向車線のダンプカーの積み荷が直撃し、乗用車の運転手が死亡した事故で、直撃したコンクリート片は1辺30センチほどだったことがわかりました。
【動画で見る】ガラス割れ天井部分歪む…ダンプカーの積み荷のコンクリ片が乗用車直撃 死亡した運転手は43歳会社員と発表
10日午後4時半ごろ、半田市深谷町の知多半島道路の下りで、一宮市のアルバイト・伊藤容疑者(男性、45歳)が運転するダンプカーが中央分離帯にぶつかり、積み荷のコンクリ片や砂利が上り車線まで散乱しました。
警察は11日、死亡した乗用車の運転手が会社員の笈川さん(男性、43歳)と発表し、事故車両を公開しました。
笈川さんの車は、フロントガラスが完全に割れて天井部分が大きく歪んでいて、拳ほどの大きさのコンクリート片がボンネットにめり込んでいます。
直撃したコンクリ片は大きなもので1辺30cmほどで、警察は実況見分をするなどして、当時の状況をさらに調べる方針です。
https://news.yahoo.co.jp/articles/b64f0f09c4c5f37ea12676e3f57270ba341d8ee3
2月13日17時5分にYAHOOニュース(東海テレビ)からは、ダンプは過積載だったらしいなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
その後の捜査関係者への取材で、ダンプカーには規定の積載量の1.5倍ほどのコンクリート片などが積まれていたとみられることが新たにわかりました。
ダンプカーを運転していた一宮市の伊藤容疑者(45)は、調べに対して「よそ見をしていた」などと話していますが、ダンプカーは事故の直前、左右にふらついていたということで、警察は過積載が事故につながった可能性があるとみて調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/e3c6503bc3d7ba7d928f9f16078efa821022dcee
2024年1月23日9時4分にYAHOOニュース(静岡新聞)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
沼津市松長の県道で親子2人がひき逃げされ死亡した事件で、沼津署に自動車運転処罰法違反(過失致死)と道交法違反(ひき逃げ)の疑いで逮捕された同市大塚、魚販売業の男(85)が、事件以前からトラック積載部の助手席側の扉が故障により開いた状態で運転していた可能性が高いことが22日、関係者への取材で分かった。
路上にいた会社員男性(33)の背後から扉が衝突したとみられる。
容疑者のトラックは、積載部の両側面と背面が開く仕様。
事件以前からトラックの助手席側の扉は故障し、当日も開いていたとみられる。
容疑者がほぼ毎朝、魚の買い付けに訪れていた沼津港の水産関係者は、「(容疑者のトラックは)古くて、以前から助手席側の扉が完全には閉まらない状態だった」と話した。
事件当日、発生後に沼津港で五味容疑者のトラックを見た別の関係者は「助手席側の扉がぶらぶらと開いていた」と語り、容疑者に普段と変わった様子は見られなかったという。
容疑者の逮捕容疑は15日午前5時半ごろ、同市松長の県道でトラックを運転中、路上にいた近所に住む会社員の男性とその母親(59)に衝突してけがを負わせた上、そのまま逃走した疑い。
2人はその後、搬送先の病院で死亡が確認された。
関係者によると、容疑者は「人に当たったとは思わなかった」と否認しているという。
会社員の男性は車道に背中を向けて、ごみ用ネットの取り付け作業などをしていたとみて、同署は当時の状況や事故前後の経緯を調べている。
2人は自治会の班の当番として、県道脇のごみの回収場所付近にいたとみられ、県道脇の歩道と民家敷地内の間で重なるように倒れていた。
同署は22日午前、容疑者を静岡地検沼津支部に送致した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/f9ded864e06d28bf67ff63df01c17490e5a33379
1月30日12時35分にNHK静岡からは、事故前に左扉が開いた状態で走行していたことが防犯カメラに映っていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察は、30日午前11時前、事故現場の約1キロ手前の地点まで押収したトラックを運び、事故の前の状況を詳しく調べています。
警察が県道沿いの防犯カメラの映像を調べたところ、トラックは事故の前に、荷台の左側の扉が開いた状態で走行していたことが確認されていて、この扉が被害者と衝突したとみられています。
警察官らは、防犯カメラの位置を確認した上で、県道上でトラックの荷台の扉が開いた状態を再現し、写真を撮影していました。
そして、正午すぎからは容疑者を現場に立ち会わせて、当時の状況を詳しく調べています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/shizuoka/20240130/3030022869.html
1月30日17時46分にテレビ朝日からは、危険な運転を注意する人もいたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000334944.html
2023年12月27日20時29分にYAHOOニュース(広島テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
27日午後、JR呉線の線路をくぐるアンダーパスで、トラックが橋に衝突しました。
ケガ人はいませんでした。
アンダーパスは、周辺よりも低くなっている道路のことです。
トラックが橋に衝突した直後で、車体の上部が破損してます。
事故があったのは、呉市宝町の県道です。
警察によると27日午後1時15分ごろ、アンダーパスを通ろうとしたトラックが、上部の橋に衝突しましたが、ケガ人はいませんでした。
橋の高さは2.6メートルで、手前には高さの制限を知らせる看板を設置。
衝突したトラックは制限以下の高さでしたが、走行の際に上下に動くため衝突しました。
運転手は「通れると思った」と話しているということです。
同様の事故は、今年に入って14件目となります。
https://news.yahoo.co.jp/articles/2ff36a60347ac22b687d60f12d8b9f88027f93c1
※関連情報として1ケ月ほど前、2023年11月20日付で中国新聞からは、途中で「当たるかも」と気付いても後続車があった場合は止まれないかも・・・という現場を見た記者の感想など、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
広島県呉市宝町にある、JR呉線の線路と歩道をくぐる県道のアンダーパスで、制限高を超えるトラックなどが上部の架道橋などと接触する事故が後を絶たない。
橋の底のコンクリートに刻まれた傷が事故の多さを物語る。
道路を管理する県などは制限高を知らせる予告ゲートなどを設け、注意喚起に努めてきた。
それでも接触して身動きが取れなくなるケースが相次ぐ。
背景を探った。
現場は呉駅南東約200メートル。
呉線が通る架道橋と歩道橋の2本の下を、県道が通る。
市中心部と大和ミュージアムや呉中央桟橋ターミナルを結ぶ主要道路で、周囲には大型商業施設もあり交通量は多い。
15日午後1時ごろ、貨物車が歩道橋と接触。
動けなくなり、約1時間半にわたって片側交互通行となった。
付近には2・6メートルの制限高や、並行して踏切を渡る迂回(うかい)路を知らせる標識が複数ある。
だが、県西部建設事務所呉支所によると、少なくとも2021年は6件、22年は7件の接触事故が発生。
今年は6件(19日現在)起きているという。
呉署は、勾配が比較的緩やかで見通しが良いため、ドライバーの注意がおろそかになっている面があるとみる。
また、社用車など乗り慣れていない車を運転する場合、車の高さを把握していないケースもあるという。
担当者は「標識がどれだけあっても、意識して運転しないと事故の根絶は難しい」。
同支所は「車の高さをよく把握してほしい」としている。
「当たるかも」と途中で気付いても、片側1車線しかない環境で後続に多くの車がいる状況だったら…。
焦って突っ込んでしまった車もあるのではないか。
現場を見て、そうも感じた。
入念な準備と冷静な運転を心がけたい。
https://www.chugoku-np.co.jp/articles/-/387744
(ブログ者コメント)
〇高さ制限表示は、ピチピチの数字ではなく、ある程度の余裕を見て決められている数字のはずだ。
たとえば今回の事故場所だと、表示は2.6mとなっているが、実際の高さは2.8mとか3mとか・・・。
詳細不明だが、今回の運転手、自分の車は表示された高さ制限ギリギリだが、余裕を見込んだ制限高さゆえ通れるだろう的に考えた・・・そういうことはなかっただろうか?
〇10月19日までに事故は6件。
それが12月27日の事故で14件目ということは、直近2ケ月の間に8件の事故が起きたことになる。
本当かな?と思い、他にも情報源がないか調べてみたところ、11月15日にも貨物車が挟まった事故があった。
『アンダーパスで貨物車が上部の歩道との間に挟まり立ち往生 呉市の県道で一時片側交互通行 どうやって動かした?』
https://www.chugoku-np.co.jp/articles/-/385641
報道されないような小さな事故もあると思うので、2ケ月で8件起きていても不思議ではないかもしれない。
2023年12月27日20時47分にYAHOOニュース(日テレNEWS24)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
27日午前10時45分ごろ、名古屋市の交差点で事故がありました。
事故後に撮影された映像には、道路の真ん中に止まった市バスに長い物体が突き刺さっている様子が映っていました。
事故後の市バスの中は、窓ガラスが大きく割れ、床や座席の上にガラスが散乱していました。
当時、走行中の市バスに大きなダメージを与えたのは、大型トレーラーの荷台に積まれた長い鉄骨です。
その中には、ガラスの破片が残されていました。
警察などによると、左折するトレーラーの荷台に積まれていた鉄骨が、反対車線を直進する市バスに突き刺さったということです。
現場近くの店で働く人:
「最初クラクションが鳴って、その後にデカい音“ドーン”みたいな。乗客の方が外に出ていた」
名古屋市交通局によると、事故当時、バスに乗っていたのは運転士と5人の乗客で、いずれもけがはありませんでした。
乗客には、代行のバスに乗り換えるなどの措置が取られたということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/7a0450a443c4662fbaa4dddc821e91c7dce3acab
12月27日16時33分にYAHOOニュースCBCテレビ)からは、交差点ではトレーラー運行会社の職員が誘導していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
27日午前、名古屋市港区で起きたのは、バスの全長を超えるほどの「鉄骨」が、市バスに“突き刺さる”事故でした。
車内を見ると、座席や通路に細かい破片が散乱しています。
【写真を見る】“鉄骨”が市バスに突き刺さる ガラス粉々「びっくりした!」乗客にケガ無かったが…交差点左折でトレーラーがまさかの事故【直後の動画・画像あり】
事故があったのは、名古屋市港区西茶屋2丁目の信号交差点で、27日午前10時45分ごろ、大型トレーラーが積んでいた建築資材の鉄骨が、乗客を乗せて運転中の名古屋市営バスに突き刺さりました。
交通局などによりますと、事故当時、バスには運転手を含めて6人が乗っていましたが、けが人はいないということです。
トレーラーの運転手も無事でした。
警察によりますと、トレーラーが交差点を左折する際、反対車線を直進していた市バスに積み荷の鉄骨が突き刺さったということです。
(現場近くにいた人):
「バスの運転手は気が付いていなかったようだった。びっくりした」
トレーラーを運行する会社によりますと、積み荷の長さや重さなど法令を遵守した上で、交差点で職員が誘導していた最中に事故が起きたということで、警察が詳しい原因を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/34087efc3f1f87a1d9a69397ecb04f4e8da771e3
2023年12月18日18時56分に長崎文化放送から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
18日朝、長崎市で信号待ちをしていた乗用車が爆発しました。
車にはLPガスが積まれていました。
午前7時半ごろ、長崎市三川町の市道で、信号待ちの普通乗用車のトランクに積んでいたLPガスが何らかの原因で爆発し、車が大破。
衝撃で近くの会社の窓ガラスが割れるなどの被害が出ました。
爆発した車の70代の男性運転手と助手席に乗っていた60代の男性は、目立った外傷はなく、ガスを吸った可能性があることから救急搬送されました。
命に別状はありません。
浦上署によりますと、2人は建築会社に勤めていて、LPガス2本を積んで仕事先の現場に向かう途中でした。
ガスボンベ自体に破損はなかったということです。
LPガスの専門家によりますと、ガスがボンベから漏れていた場合、室内に充満して、火の気があると、引火して爆発する可能性もあるということです。
ガスボンベを車で運ぶ際は、空気の通りが良いトラックの荷台などで運ぶことが推奨されています。
警察が爆発の詳しい原因を調べています。
https://www.ncctv.co.jp/news/article/15087051
12月18日18時25分に読売新聞からは、ボンベは爆発していなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
18日午前7時25分頃、長崎市三川町の市道で「車が爆発した」と110番があった。
長崎県警浦上署によると、運転席にいた70歳代男性と助手席の60歳代男性の計2人が顔に軽いやけどを負った。
命に別条はないという。
同署などによると、2人は建築関係の現場に向かう途中で、トランクにはLPガスのボンベ(高さ約55センチ、直径約30センチ)を2本積んでいたという。
ボンベは爆発しておらず、何らかの原因で漏れたガスに引火した可能性があるとみて、同署が調べている。
この爆発の影響で、周辺の建物の窓ガラスが割れたほか、周囲には爆発した車の一部とみられる破片も飛び散っていた。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20231218-OYT1T50157/
車が水没しても、窓を閉めていれば、なかなか水は車内に入ってこないという映像を見た覚えがある。
そこから考えると、トランク内のガス漏れにすぐには気付かないほど、運転席は気密性が高いのかもしれない。
2023年5月2日7時0分に読売新聞から、下記趣旨の記事が解説図付きでネット配信されていた。
トラック運転手の居眠り運転事故の直前は、15秒未満の睡眠状態「マイクロスリープ」(瞬眠)が頻発する傾向が確認されたと、広島大の研究チームが発表した。
トラック事故は深刻な被害が発生するケースが多く、安全運転をサポートするシステムなどへの応用が期待される。
論文が国際学術誌に掲載された。
広島大の塩見利明教授(睡眠医学)らは、特定の運送会社の協力を得て、2016年4月~21年3月に実際に起こったトラックの居眠り運転による事故52件を対象に研究を進めた。
運転席側と、進行方向を映す2台のドライブレコーダーに残された事故直前の1分間の映像から、運転手の体と車両の動きを1秒単位で分析。
その結果、運転手には事故の前、眠気にあらがい無意識に顔や頭に触れたり、ストレッチしたりするなどの「抗眠気行動」が起こっていた。
その後、次第に眠気が強くなり、事故40秒前を境に抗眠気行動は減少傾向になったが、20秒前から「マイクロスリープ」が増え始め、体の動きが止まり、まばたきがゆっくりになるなどの特徴が見られるようになった。
10秒前には蛇行や不自然な減速などの「車両挙動異常」が急増し、事故に至っていた。
乗用車では、自動ブレーキ機能など車の安全をサポートするシステムが普及している一方、重量が重く重心も低いトラックでは、同様のシステムでも事故を防ぎきれない可能性が高いとされる。
塩見教授は「トラックは死亡事故が多く、運転手が加害者側になることが多い」と研究の重要性を指摘。
今回の研究で、居眠り運転の兆候が体に表れることが判明したことを受け、「『抗眠気行動』など居眠り運転で早期に見られる兆候を検知するシステムが開発できれば、事故防止につながるのではないか」と話した。
https://www.yomiuri.co.jp/science/20230502-OYT1T50060/
(2023年5月16日 修正1 ;追記)
2023年5月15日17時25分にYAHOOニュース(Science Portal)からは、52件の内訳は一般道32件高速道20件だったなど、下記趣旨のより詳細な記事がネット配信されていた。
トラックによる居眠り運転事故は、マイクロスリープ(瞬眠)と呼ばれる15秒未満の短い睡眠の直後に起きていることを、広島大学の研究グループが解明した。
実際の事故直前のドライブレコーダー映像を基に解析を行った。
瞬眠やその直前に見られる行動を関知して事故を防ぐ新たな安全システムなどが開発されることを期待している。
広島大学大学院医系科学研究科の塩見利明教授(睡眠医学)らは、2016年4月から21年3月までに対物・人身事故や脱輪事故を起こしたトラックの車内カメラと車外カメラについて、事故の衝撃で破損せずに両方とも記録が残った52件の、事故直前1分間の様子を1秒ごとに解析した。
52件の内訳は、一般道路が32件、高速道路が20件だった。
解析の結果、一般道路でも高速道路でも、ドライバーは事故の60~40秒前までは、眠気を覚まそうとストレッチをしたり、無意識に顔や頭を触る「抗眠気行動」を取るが、それでも眠気がとれなかった場合、これらの行動が減り、事故20秒前位から体の動きが止まったり、目を閉じたり、半目になったりといった「マイクロスリープ行動兆候」が現れる。
その後、15秒未満の短時間睡眠「瞬眠」が起き、事故につながるという。
車外カメラでは、これらの行動と同時に、蛇行や不自然な減速といった危ない運転が見られた。
事故の発生しやすい時間帯は夕方、深夜、早朝。
年齢層では20~30代に好発。
事故が起きた位置は、高速道路では左側方(衝突)、一般道路では正面(追突)のものが多かった。
近年、普通乗用車には事故を防ぐための様々な安全装置がついていることが多いが、トラックでは、作動しても車両の重さで制御できずに大事故となるケースもある。
国土交通省の自動車運送事業用自動車事故統計年報(令和3年)によると、バス・ハイヤー・タクシー・トラックといった、主に緑ナンバーで起きた重大事故のうち、死傷者の人数と割合の最多は、ともにトラックだった。
トラック業界は長時間労働や深夜勤務など過酷な労働環境にあったため、労働基準法の改正が行われ、2024年4月1日からドライバーの時間外労働の上限が年間960時間に見直される。
事故の根本的な原因は、ドライバーの激務、なり手不足に加え、ECサイトやフリマサイトの充実等によって物流量が増加するなど、社会的な背景もある。
塩見教授は、今回の研究結果から、「社会状況が変わらない以上、事故の原因を完全には除去できない。根本的な原因を変えられないのなら、実態を検知するシステム作りが必要ではないか。トラックでは、抗眠気行動を起こす事故発生約40秒前を察知できる機能が搭載されれば、大きな事故にならない可能性が高い」と強調した。
これまで、居眠り運転は事故原因のひとつとして知られていたものの、ドライバーが実際にどのような睡眠関連の問題行動を起こしているのかというデータが、訴訟や動画配信サイト以外で公開されることはほとんどなかった。
寄付講座として、研究のデータ提供や助成を行った福山通運(広島県福山市)は、「コロナ禍でエッセンシャルワーカーのトラックドライバーは以前にも増して労働時間が長く、睡眠時間は短いという問題を抱えている。働きやすい職場作りや社員の安全管理だけでなく、事故を起こさないという社会的意義のためにも産学連携に取り組んだ」としている。
成果は4月12日、米科学誌「アクシデント アナリシス アンド プリベンション」電子版に掲載された。
https://news.yahoo.co.jp/articles/96fa9efbcf18b995b62eb6430f45ac83779aa56d
2023年3月13日5時11分に YAHOOニュース(Merkmal)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
【2022年5月に一部規制が緩和】
トラックに積める荷物には、さまざまな規制がある。
荷台に積載する荷物の長さや幅、重量は、決められた規定以下にしなければならない。
まず長さについては、2022年5月に一部の規制が緩和された。
道路交通法では、改正前「自動車の長さにその長さの10分の1に長さを加えたもの」であったが、「10分の1」の部分が 「10分の2」 となった。
幅の制限についても規制が緩和され、改正前「自動車の幅」までであったものが、 「自動車の幅にその幅の10分の2の幅を加えたもの」 までとなった。
例えば、トラックの車長が10mであれば長さは12mまで、車幅が2mであれば幅は2.4mが積める荷物の上限となる。
なお、高さの制限については改正はなく、以前より地面から3.8mまでとなっている(高速道路等の「高さ指定道路」といわれる道路では一部例外あり)。
ただし、鉄道の橋梁等では3.8mより低い高さしか確保されておらず、個別の規制が掛かっているところも多い。
ときどきトラックの積み荷が橋梁にぶつかったというニュースを目にするが、荷台や荷物の高さを認識しておく必要があるのはいうまでもない。
【運送会社に歓迎された制限緩和】
2022年5月に施行された長さと幅の制限緩和については、おおむね運送会社に歓迎されているようだ。
法改正に伴い公表されたパブリックコメントでは、 「積載物の幅の制限を緩和することは危険ではないか」 というものがあったが、安全を確保するうえでは特に問題はないと判断された。
なお、規定の大きさや重量を超えてしまう荷物を運搬せざるを得ない場合は、出発地を管轄する警察署長の許可が必要となっている。
【「最大積載量」とは何か】
今回の法改正との関連はないが、積み荷の制限で大きな影響を与えるのは 「重量」 である。
トラックに何tまで積むことができるのか、そして実際何t積むのかは、荷主にとっても運送会社にとっても常に気になる事柄である。
トラックに最大積むことができる重量は「最大積載量」と呼ばれる。
最大積載量は 「車両総重量 - 車両重量 - 乗員定員重量」 で計算できる。
車両重量は、ドライバーなどの乗員を含まない車両の重さのことである。
車両重量には、車体自体の重量のほか、燃料などの重さも含まれる。
乗車定員重量とは定員に55kgを掛けたもので、定員が3人なら165kgとなる。
大人ひとりの体重が55kgというのは、男性であれば少し痩せ気味ではないかと思われるが、今の規定ではそのようになっている。
車両総重量は車両ごとに決められており、一般に大型トラックと呼ばれるものは、
・車両総重量が25t以下
・中型トラックは8t未満
・小型トラックは4~5t程度
となっている。
通称、大型トラックは10t車、中型トラックは4t車などと呼ばれるが、これは最大積める重量が10tや4tということではない。
例えば、荷台にテーブルリフター(トラックの荷台の高さから地面まで昇降させることができるように荷台後部に付いている設備)やつり上げ式のクレーン、冷蔵冷凍機などが取り付けられている場合、その付属設備の重量分だけ最大積載量は少なくなる。
中型トラックであれば、車体の重量や付属設備によって3.5t程度しか積めないこともある。
トラックの仕様によっては、逆に4tを超えて積める車両もある。
つまり、最大積載量は 「トラックごとに異なる」 ということである。
【過積載を依頼する荷主も】
しかし、荷主のなかには、「大型車 = 10t、中型車 = 4t」 を積めると思い込んでいる者もいる。
そのため、最大積載量が3.5tしかない場合でも、「4tまで運べるだろう」と運送会社に輸送を依頼するケースがある。
なかには、最大積載量を知っていても、それを上回る重量の輸送(過積載)を依頼する者もいる。
「多少の重量オーバーであれば大丈夫だろう」 という認識で、無理な要求を運送会社にしているのである。
コンプライアンス順守が何より重視される昨今、過積載については運行を断る運送会社がほとんどであろう。
しかし、運送会社のなかにも、荷主からの依頼だけに限らず、自社の判断においても 「今回だけは目をつむる」 といって運行を引き受けてしまうところがある。
特に、1個の荷物のサイズが小さくて重量が重いもの(食料品であれば飲料、雑貨品であれば鉄製のものなど)は、トラックの荷台容積の半分くらい積んだだけで最大積載量をオーバーしてしまうこともある。
荷主の見た目には「もったいない」と映るのかもしれない。
もう少し積むことができたら運行台数を減らすことが可能となり、物流コストを削減できるかもしれないという発想は自然かもしれない。
しかし、法令を順守し安全を確保するうえで、それは許されない。
その場合は
・輸送を依頼するトラックを大型化する
・トレーラーを活用する
といったことを検討すべきである。
過積載を行った場合、条件によっては6か月以下の懲役または10万円以下の罰金が科せられる。
これは、過積載での運行を無理に指示した荷主にも適用される。
何より、過積載が原因で事故を発生させた場合、運送会社、荷主とも企業の存続にも関わる問題となりかねない。積み荷についての法令やコンプライアンスを守ることは当然であり、 「安全に勝る利益はない」 のである。
田村隆一郎(経営コンサルタント)
https://news.yahoo.co.jp/articles/19770c9810db146eaf8675208d5b26052df273d0
2023年3月4日9時40分にYAHOOニュース(ENCOUNT)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
大型トラックが交差点を左折する様子をドローン撮影した映像が注目を集めている。
前輪と後輪の軌道が異なることで生じる「内輪差」がくっきり。
商業物流サービス大手「西濃運輸株式会社」の公式ツイッターが発信し、「わかりやすい」と反響を呼んでいるのだ。
そもそも、この動画は初任運転者教育に活用しているという。
同社の担当者に投稿の狙いを聞いた。
【動画】「学校・警察などに交通安全教材として配布しては」と驚嘆…実際のドローン映像
大型トラックが十字路交差点を左に回る。
大きな車体がゆっくり曲がっていく。
空中から俯瞰で捉えている。
ドローンを用いて、教習所で特別に撮影した映像だ。
「大型トラックの『内輪差』を、ドローンで撮影した動画です。
前輪と後輪の軌道の違いがはっきりして、トラックの特性を俯瞰的に見ることができるため、初任運転者教育に活用しています。
なかなかこの角度から見ることはないと思うので、貴重です」
と紹介している。
空中ドローン映像の発信の意図とは。
担当者は、「当社の強みは『トラックによる全国輸送ネットワークとドライバー』です。普段見ることができない角度からの動画で発信することで、トラックの特性やドライバーの運転技術を知っていただきたいと思っております」との回答を寄せた。
約1万6000件のいいね、「閲覧数」では400万件を超えている。
参考になる内容だけに、ネット上では、
「内輪差がどれほどなのか理解する事が出来ました。ドライバーさんも歩行者も内輪差を意識する事で、不幸な事故が減らせるなと思いました」
「自転車の巻き込み事故防止にもいい教材かと」
「わかりやすい映像」
「学校・警察などに交通安全教材として配布しては」
「プロならでは、ですね その華麗な技術を何度も見てしまいます」
などの声が寄せられている。
こうした反響について、「大変ありがたいと思っております。むしろ我々もなるほどと、『気付き』を与えていただきました。交通安全への意識付けのお役に立つことができたと感じています」と受け止めているという。
ここで、大型トラックやトレーラーなど、大型車運転で、右左折時の内輪差で気を付けるところ、事故防止のポイント、初任運転者教育で伝えていることについて聞いてみた。
同社は詳細に教えてくれた。
まず、右折時は
「(1)交差点の中心マークの内側を徐行
(2)交差点の中心で停車した場合、タイヤは真っすぐにすること(後突された場合、対向車線に車両が出ないようにするため)
(3)対向車両にブレーキを踏ませるタイミングで右折を開始しないこと」。
次に、左折時は
「(1)道路の左端に寄せる前に、人・自転車等の交通参加者を把握しておくこと
(2)交差点進入前にミラー越しではなく、目視による安全確認をすること
(3)車の全長が長く、ハンドルをしばらく真っすぐにして進入するため、ハンドルを切るのが遅くなります。
必ずハンドルを切る前に、巻き込みとオーバーハング(最後輪の中心点から外側にはみ出した部分)の振りで接触をしないよう安全確認すること」
を挙げた。
安全運転のための注意点はもっとあるといい、右左折時の合図については、「車体が真っすぐに戻るまで点滅させること(ハンドルが自然に戻る際、方向指示器が切れるので再点灯)」と注意喚起。
「ピラー(運転席の屋根を支えている柱)による死角に注意すること。特に左折時は、左折行動を行うまでに減速を完了させることが大事で、ブレーキを踏みながら左折しないこと(左折中にギアチェンジ等する場合は、ハンドルを動かさないこと)、2つの動作を同時に行わないこと」と付け加えた。
同社の公式アカウントでは日頃から、大型車にまつわる動画を積極発信。
トラック運転席からの道路の見え方やトレーラー後退・Uターンの動き、プロの運転技術を伝えている。
同社は、「今回の反響を見て、SNSの拡散力の強さを改めて実感しました。引き続き、交通安全への思いや願いをより多くの方にお届けしたいと思っております。また、ツイッターは当社や物流業界との接点だと考えています。皆様にご注目いただき、興味、関心につながるコンテンツを配信することで、業界全体の活性化に貢献していきたいと思います」とコメントしている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/2505ba30d8246ef41365fd3ec71aa75ef096c094
2022年11月28日10時0分にYAHOOニュース(J-CASTニュース)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
「ヒヤリハット」という言葉をご存知でしょうか。
厚生労働省兵庫労働局の資料によると、「危ないことは起こったけれど、幸い事故には至らなかった事象」を指す言葉で、危機管理において、工場などでの労働現場では強く意識されています。
Twitterでは、ごく身近で起きたヒヤリハットな体験談や教訓が拡散されており、それが実際に危険回避につながったという話があります。
ツイートまとめサービスのTogetter(トゥギャッター)がご紹介します。
■子どもの「走ってくる車に触りたかった」という"謎欲求"に震える
ヒヤリとする事例の代表格に、幼い子どもの行動があります。
子どもの行動は、親から見ても謎に満ちており、予測不能。
思わず「なぜそんなことをしたがるの!? 」と言いたくなるほど、突飛な行動をとることがあります。
あるTwitterユーザーは駐車場で遭遇した子どもの「謎欲求」からヒヤリハットを体験したエピソードを投稿。
その出来事に多くの人が震えました。
駐車場で車を発進しようとしたところ、なんと見知らぬ子どもが車に向かって走り寄ってきたというのです。
ブレーキが間に合い、事なきを得ましたが、子どもに理由を聞くと「走ってくる車に触りたかったから」と。
子どものお母さんも「申し訳ない」と泣き崩れていたそうです。
この投稿には多くの反響が集まり、「育児していて『子供は死にに行く』って本当なんだなと実感する」という真に迫った声も。
また、「自分は線路の中に入ってみたかった」「感電してみたくて...」など、自分たちが子どもだった頃に持っていた「謎欲求」のエピソードも語られていました。
どれも、今生きているのが不思議と思えるほど危険な内容ばかりです。
幼児の謎欲求はマジで恐ろしいという話、「子供は死にに行く」って本当だと実感する。
■おでんの鍋からなぜか火があがる!?
ヒヤリハットの事例は、日常のちょっとした場面にも潜んでいます。
漫画で紹介されたこちらのエピソードは、非常に身近なものでした。
残り物のおでんが入ったお鍋を火にかけはじめたところ、突然、鍋底から火が大きく燃え上がりはじめたというのです。
燃えていたのは鍋ではなく「鍋敷き」。
前日の夕飯の際に使っていた鍋敷きが底に貼りついていることに気づかず、火にかけてしまったことが発火の原因でした。
幸い、火はすぐ消すことができましたが、もしもコンロから目を離していたら...
考えるだけでも恐ろしいです。
鍋敷きによる「ヒヤリハット」は結構ありがちなようで、「ちょうど一週間前にやらかした」「コルク製の鍋敷きでやらかしたことが...」などの経験談があいつぎました。
鍋に火をかけたら突然の炎上、原因は意外にも鍋の底にあった「同じことやったことある」という声も。
このように、普通の行動の中にもヒヤリハットの事例は潜んでいるものですが、実際に経験した人がTwitterに投稿することで、注意喚起につながっているのかもしれません。
【Twitterの投稿を見て危険回避につながった例】
次に紹介するのは、Twitterで拡散されていたヒヤリハット事例を読んでいたことで、危険回避につながったという話です。
「朝、これを見てなければ、僕は今日人を殺してた」
トラックドライバーのヒヤリハット話から学ぶ確認の重要性 ・・・ 漫画の内容はこうです。
あるドライバーがトラックを発進させようとしたところ、車の近くで遊ぶ子どもたちの姿がバックモニターに映っていました。
子どもに声をかけ、その場を離れさせてひと安心・・・と思いきや、車の下から謎の音が。
確認してみると、モニターに映っていた子たちとは別の子ども2人が、トラックの下に潜り込んでいたのです。
この漫画を朝に読んだというドライバーの体験が話題になりました。
休憩後にふと思い出し、冗談交じりで「ヨシッ!」と指差し確認をやってみたところ、本当に自分が運転するトラックの下に子供がいたそうです。
ドライバーはツイートで「朝、これを見てなければ僕は今日、人を殺してた・・・本当に感謝しかない、ありがとうございました」「二度と公園や広場の駐車場では休憩しない」と結んでいます。
漫画という形でエピソードをTwitterで共有し、それを読んだユーザーがいたことで、子どもたちの安全につながったのは間違いありません。
【ヒヤリハットは身近で起こると実感できる】
「まさか自分の身には起こるまい」と思ってしまいがちなヒヤリハット事象。
日常生活の中では、想像よりも多くヒヤリハットが起きているようです。
これらの体験談をTwitterで見ることで、自分ごととして危機意識を持てるようになるのかもしれません。
以上、Togetterがお送りする「3分くらいで分かる週刊Twitterトレンド出張版」でした。
https://news.yahoo.co.jp/articles/972a46856e7681e5422e2787efb194ad9259d000
2022年11月18日17時33分にYAHOOニュース(日テレNEWS24)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
18日午前10時半すぎ、福岡市西区吉武の県道で大型トラックの荷台から重さおよそ6トンのコンクリートが落下し、対向車線を走っていた乗用車のフロント部分に直撃しました。
警察によりますと、乗用車を運転していた60歳の女性が胸などを強く打ち、病院に搬送されましたが、命に別条はないということです。
現場は片側1車線の傾斜のある急カーブで、坂を上っていたトラックがカーブを曲がっている途中で、コンクリートが落下したということです。
コンクリートは擁壁に使うL字型のもので、荷台に固定されていたかは分かっていません。
警察は、トラックの68歳の運転手から話を聞くなど、事故の原因を詳しく調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/f988d13580a42fc3b2d1221ebf5a58e89924444a
福岡市西区で11月18日、走行中のトラックの荷台から約6トンのコンクリートが落下し、対向車線を走る車に直撃しました。
同じ場所では過去に大型トレーラーなどの横転事故も起きていて、トラック協会では注意を呼びかけています。
18日に事故が起きたのは、福岡市西区吉武の、山に続く県道です。
金子カメラマン:
「車のフロント部分は大破しています」
大型トラックの荷台から重さ約6トンのコンクリートが落下し、乗用車のフロント部分に直撃しました。
警察によりますと、乗用車を運転していた60歳の女性が胸などを強く打ち、病院に搬送されましたが、命に別条はありませんでした。
今回の事故現場では、2010年にミキサー車が横転、2015年にも大型トレーラーが横転し、積み荷の砂利が散乱する事故が起きています。
21日、福岡県トラック協会に話を聞きました。
福岡県トラック協会・中嶋副会長:
「平坦な道と比較して、山道の上り下りというのは非常にカーブが多い。
カーブが多いということは、積んだ貨物が動きやすくなる。
動きやすいので、よりカーブに差し掛かったら、スピードを緩めて十分に注意するべき」
カーブが続く山道では、荷台の荷物が不安定になりやすく、チェーンなどでしっかりと固定することが重要だといいます。
さらに、車を止めて緩みなどがないか、頻繁に確認することも大切だということです。
今回の事故について警察は、コンクリートの固定状況について、道路交通法の転落等防止措置の義務違反にあたるかどうか、調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/0e8a11f674bf1c378dc6a16e9650b6d9018766e3
2022年11月11日16時39分にYAHOOニュース(乗りものニュース)から、下記趣旨の記事が現場写真付きでネット配信されていた。
2022年11月11日(金)16時現在、圏央道内回りの八王子JCTを先頭に、青梅IC付近まで渋滞が発生しています。
一部で道路が狭くなっていることから、NEXCO中日本八王子支社がSNSで注意を呼びかけています。
八王子JCT手前のトンネルにて、上方に設置されていたJCTの案内標識にトラックの荷台の一部が接触、標識が破損してしまいました。
その撤去作業のため、車線規制が行われているのが原因です。
この前後区間はトンネルが多く、同様の標識は他にも存在。
しかし、破損したのはここだけです。
NEXCO中日本八王子支社によると、トラック側の予期せぬ事故だったといいます。
「当該のトラックは、荷台の側面全体が上方に開く“ウィングトラック”と呼ばれるものです。このウイングが何らかの原因で、走行中に開いてしまい、想定される建築限界を超えて標識に衝突しました」
標識は、走行車線側と追越車線側で分割されて一つの標識を構成していますが、破損したのは走行車線側だけです。
破損した走行車線側は撤去し、状況を確認のうえ、追越車線側は健全であれば残すといいます。
現在は鋭意、撤去作業を進めているといいますが、規制解除のめどは立っていないということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c8537419f3ce2b8a867e79c0839a2224aa9b0769
2022年10月14日4時31分にYAHOOニュース(Merkmal)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
【ある事業所で、半年間に3件発生】
2015年、日立物流は悩んでいた。
ある事業所において、半年間で追突事故が3件、立て続けに発生したからである。
いずれの事故においても、ドライバーは居眠りもしていなければ、脇見もしていない。
携帯電話を操作するような、ながら運転も行っていない。
もちろん、乗務前点呼において体調不良も確認されていなかった。
運送会社に限らず、タクシー会社、バス会社では、立て続けに交通事故が発生した場合、まずはドライバーへの安全教育の強化を行うことが多い。
だが、このようにドライバー自身に問題行動がなかったケースでは、安全教育を行う意味が乏しい。
どうしたら良いのか……?
悩んだ日立物流は、事故を起こしたドライバーから、さらにヒアリングをした。
すると、ひとりのドライバーは妻の闘病に悩んでおり、もうひとりのドライバーは親の介護で慢性的な精神疲労状態にあったことが分かった。
事故の原因として浮かび上がったのは、悩みごとによって運転に集中しにくい状態にあったこと、すなわち漫然運転であった。
【漫然運転の予兆を察知する難しさ】
だが、これはこれでとても悩ましい。
というのも、漫然運転を引き起こしかねないドライバーの心身の状態を、乗務前点呼において運行管理者が把握したうえで運転を控えさせることは難しいからである。
ドライバー側にしても、「今日は気持ちが落ち込んでいるので、乗務を控えさせてください」とは申告しにくいだろう。
申告されたところで、運行管理者も「それはサボりたいだけじゃないの……?」と思うかもしれない。
ドライバーに限らず、全ての働く人々は、バイオリズムの変化によって「今日は仕事に集中できていないな」と感じた経験があると思う。
多少気持ちが沈んだ程度ではなく、事故を起こしかねない状態、すなわち漫然運転をしてしまうほどバイオリズムが低下した状態を検知する仕組みはないのだろうか。
【AIドラレコで、安全な運転技能を習得】
一見、普通のドライブレコーダー(ドラレコ)と近しい姿をしたMobility Technologies社の「DRIVE CHART」。
だが、車両運行中の車外の映像を記録するだけの従来型ドラレコとは、根本的に異なった機能を備えている。
車内外のカメラで撮影したドライバーの行動、クルマの挙動を検証し、運転の3要素(認知・判断・操作)のうち、とりわけ認知と判断に対するドライバーの悪癖を指摘する役目を担うのだ。
・加速度センサーなどにより、急発進、急後退、急ブレーキ、急ハンドル、制限速度超過などの不適切な運転を検知
・GPSと連動、車両の位置情報をリアルタイムに把握することで、一時停止標識のある交差点で一時停止を行わなかった事象を検知
・車外向きカメラで撮影した画像を解析し、前車との車間距離不足を検知
・車内向きカメラで撮影した画像を解析し、ドライバーの脇見を検知
【AI導入により事故件数が3分の1に】
前回の記事「運転中のドライバーを襲う『意識不明の事故』 プロドライバーさえ防げない悲劇、その根本原因とは何か?」(2022年10月2日配信)で紹介したとおり、交通事故の9割近くは、認知と判断の誤りによって発生する。
この「誤り」というのは、交通事故が起こったタイミングでたまたま誤ってしまったというケースもあるだろうが、大半はドライバー自身が普段から行っている悪癖に起因するケースが多いだろう。
例えば、交通事故発生時における違反件数2位の「脇見運転」(13%)による交通事故を起こしてしまったドライバーは、普段から注意力が散漫で脇見運転を行っている可能性が高い。
「DRIVE CHART」は、このような認知と判断に関係するドライバーの悪癖を指摘することで、正しい運転技術を身に付けることを促す。
その効果はすさまじい。
例えば、冷凍冷蔵輸送を生業とし、約40台のトラックを抱える運送会社 低温(奈良県)では、「DRIVE CHART」を導入後、事故発生件数を3分の1まで減少させ、保険料を約600万円削減することができたという。
【心身不調で鈍る「認知」「判断」の制度】
安全な運転を目指す上で厄介なのは、運転の3要素における「認知」「判断」の精度が、その時々によって変化することだ。
筆者(坂田良平、物流ジャーナリスト)の場合、疲れてくると無意識のうちに車間距離を長くする癖がある。
無意識のうちに心身の疲れを察知し、車間距離を調整するように習慣づいており、逆に車間距離を長くとっていることに気が付き、「ああ、疲れているんだな……」と思うこともある。
これは、トラックドライバーだった頃、先輩ドライバーから「帰り道、特に長距離輸送の帰路は、疲れて反応速度が遅くなっているから、いつもよりも車間距離を長く取れ」と口酸っぱく言われた名残だと思う。
実際、これで交通事故を免れたこともある。
【漫然運転を行う心身の状態を検知】
現在では、一部の乗用車、商用車にエマージェンシー・アシスト・ストップという仕組みが導入され始めている。
これは、ステアリングが保持されていない状態を検知すると、警報を発したうえで、走行中の車線で自動的に車両を停止させる仕組みである。
だがこれは、ドライバーの体調急変が発生した後で被害を最小限に抑える仕組みであって、こういった不測の事態を事前に察知する仕組みではない。
「漫然運転を引き起こしかねないようなドライバーの心身の状態を検知することが、乗務前にできれば、交通事故を未然に防ぐことができるのではないか?」と考え、仕組み化したのが、日立物流が日立製作所や理化学研究所などと産官学連携で開発した「SSCV-Safety」である。
冒頭のエピソードをきっかけに、日立物流は、自社、グループ会社らのドライバーの協力を得て、運転中の体調と事故リスクの相関性を研究した。
2019年から2020年にかけて、4000人のデータを収集し、分析したことで、ヒヤリハット事象を起こしてしまうようなドライバーの心身の不調を、乗務前に検知する仕組みを作り上げた。
・乗務前には、体温、血中酸素濃度、血圧、自律神経を測定することで、ドライバーの体調や疲労度を把握して事故リスクを事前に予測
・運転中は、自動でヒヤリハット事象を検知・通知するクラウド型ドラレコと、ウェアラブル脈拍センサーによって、ドライバーの疲労状態を検知
日立物流グループでは、「SSCV-Safety」の実装によって、ヒヤリハット事象を94%減少させることができたという。
【交通事故は、被害者も加害者も不幸に】
前話でご紹介した、はとバスドライバーによる死亡事故(2019年12月発生。体調不良のドライバーがハイヤーに追突し、ハイヤーのドライバーが死亡)は、2022年3月、嫌疑不十分で不起訴となった。
当時、私はある大手メディアから、本事故に関する見解を求められた。
大手メディアの記者は、はとバスドライバー本人に取材を行っており、その様子を教えてくれた。
「御本人はすごくマジメな方で、今回の事故のことを深く悔いていらっしゃいます」
当時の報道でも、当人のマジメな人柄がいくつも報道されていた。
そのマジメさゆえに、多少の体調不良程度では、会社に「休ませてほしい」と報告しづらかったのかもしれない。
ことさら日本では、「しんどい」「きつい」というアラートを発することが、周囲から怠惰の証と見られてしまう傾向が高い。
だが、職業ドライバーにおいて、「しんどい」「きつい」を抱えたまま運転業務に従事することは、最悪、人の命を奪うリスクをはらんでいる。
ハイヤードライバーの命は元に戻らないし、ご遺族の心の傷は消えない。
今回紹介したような、「しんどい」「きつい」に対し、科学的な裏付けを持たせることができるソリューションが、より発展、普及することで、ひとつでも多くの悲劇を回避することができるようになることを願いたい。
https://news.yahoo.co.jp/articles/99e1e00aa1b6b0cb67d27998ad4b69e32fd5cf80
2022年10月9日23時30分にYAHOOニュース(テレビ朝日)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
高速道路で爆発する車。
3連休中日のきょう9日、横浜市の東名高速で車6台を運搬するキャリアカーが炎上し、全焼しました。
車6台積むキャリアカー炎上。
爆発の瞬間、「やばい、やばい、やばい」。
路肩に止められた車が激しく燃えています。
「隣を走って大丈夫?まだガソリンが…」
慎重にその脇を通り過ぎようとした、まさにその時…。
「ボーーンッ」 「うわっ」「やばい、やばい、こわっ」
高速道路上で発生した爆発。
映像をよく見ると、爆発の直前、人影も見えます。
「熱っ熱っ」「逃げないとあの人」
別の映像では、車の連結部分で何か作業をしているような姿も確認できます。
「すごい熱だ」 (撮影者の夫)
「『あれ?あれ?』って感じでしたね。何か、人がいるみたいな感じで、トラック部分が燃えてなかったので切り離そうと頑張っていた。車内にいても熱かった。多分45℃とか50℃じゃないか。」
午前9時前、横浜市瀬谷区の東名高速下り・横浜町田インターチェンジ付近で、「キャリアカーに積んでいる車両が燃えている」と110番通報がありました。
警察によると、キャリアカーと運搬中の6台の車が全焼、運転手は逃げてけがはありませんでした。
3連休の中日に起きた車両の炎上。
東名高速の下りは現場付近でおよそ1時間通行止めになりました。
その後も車線規制が続いた影響で、一時、横浜町田インターチェンジ付近を先頭におよそ9kmの渋滞が発生しました。
【トレーラーで多発 ブレーキ火災 事故と関連は? 】
いったい、なぜ、キャリアカーに積んでいる車両が燃えてしまったのでしょうか?
トレーラーなどの整備を行っている会社に聞くと…
(坂田自動車工場 坂田社長):
「載せている車だけが燃えるということは考えづらいので、おそらくトレーラーの方の不具合で火がついて上(の車)に炎上したのではないかと思っていますね。
トレーラー(火災)は7割くらいブレーキの不具合で火が出ることが多いですね。
ブレーキがちゃんと戻らずに、かかりっぱなしになっている状態。
どこかででちょっと(ブレーキが)“引きずり”を起こして、熱を持って、火が出てしまうということはよくありますね」
国土交通省はトレーラー火災についての検証実験を行い、注意喚起しています。
「バースト後は白煙がひどくなり、タイヤ内側に炎がよく見られるようになりました」
重量のあるトレーラーなどには特有のブレーキが搭載されています。
国土交通省によれば、トレーラーの火災は85%がこうしたブレーキに関するもので、3年間で82件の火災が発生しています。
「このような火災を防ぐためには、日ごろからの点検整備や劣化する部品の定期交換などを確実に行うことが重要です」
火災の原因はブレーキだったのか?
警察は出火原因を調べています。
10月9日『サンデーステーション』より
https://news.yahoo.co.jp/articles/15a34fa8cd16325bcb9fea129716d2716663e738
2022年9月28日17時36分にYAHOOニュース(CBCテレビ)から、下記趣旨の記事が複数枚の写真付きでネット配信されていた。
28日朝早く、愛知県豊田市の東名高速道路・豊田ジャンクションでガスボンベを積んだトラックなど3台が炎上し、1人が死亡し2人がけがをしました。
【写真を見る】東名高速にガスボンベが散乱し爆発 積載のトラックなど3台が衝突事故 1人が死亡2人けが 愛知
豊田市の東名高速道路から立ち上る黒い煙、すると大きな爆発音とともに 激しく燃え上がる炎。
取材班が現場に向かう最中にも黒い煙が立ち上り続けます。
そして現場に到着し、間もなくすると、再び大きな爆発音とともに立ち上る激しい炎が…。
爆発に至る詳細はこうです。
28日午前5時45分ごろ、豊田市鴛鴨町の東名高速道路豊田ジャンクションで「車の積み荷が燃えている」と10トントラックの運転手の男性から110番通報がありました。
男性のトラックには大量のガスボンベが積まれていて、それが荷崩れを起こし燃えているというのです。
高速道路上には火が付いたガスボンベがあちこちに。
(近所に住む人) :
「ドンっと家が揺れた感じだったので、それが2、3回して目が覚めて、外に出たら火が見えた。火は10メートルくらい上がっていた」
警察などによりますと、10トントラックに積まれていたのはLPガスのボンベ約120本。
それが荷崩れを起こし道路に散乱、ボンベのなかには液状のガスが入っていました。
愛知県の消防保安課に取材すると、ボンベが落下した衝撃で液状のガスが漏れて気体へと変わり引火した可能性も考えられます。
渋滞で前方にいた2トントラックと、さらにその前にいた大型トレーラーの合わせて3台が燃えました。
現在、警察などが詳しい爆発の原因を調べています。
燃えた3台の車両の火は約3時間後に消し止められました。
この爆発炎上事故で1人が死亡、50代の男性2人が病院に運ばれました。
警察に通報したガスボンベを積んでいたトラックの前の2トントラックの運転手と現在、連絡がとれていないということで、警察が身元の確認を進めています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/ff68d139a6142aa10ce4be56355a1ae07fcf34c1
9月28日16時21分にYAHOOニュース(メーテレ)からは、3kmほど離れている家でもすごい爆発音が聞こえたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
28日、午前5時45分ごろ、豊田市の東名高速・豊田ジャンクション付近で、トラック2台とトレーラーあわせて3台が炎上しました。
警察などによりますと、トラックの荷台に積まれていた、約120本のガスボンベが道路に散乱。
ガスボンベのガスに何らかの原因で火が付き、前を走っていた別のトラックとトレーラーに引火した可能性があるとみられています。
この事故で、1人が死亡、2人がけがをしました。
ガスボンベを積んだトラックの前を走っていた別のトラックの運転手と連絡が取れていないということです。
早朝に起きた目の覚めるような爆発音は、広い範囲に鳴り響きました。
「自宅は3キロくらい離れているが、それでもすごい爆発音が聞こえた。まるで花火が上がったかのような音」(爆発音を聞いた人)
「長い間ボンボンという音が鳴っていた。振動はあった。1台ではない幅の炎が見えた」(炎上の様子を見た人)
https://news.yahoo.co.jp/articles/e83e8bdbf26934b346156b1664882d4db1b06a3c
9月29日6時15分にYAHOOニュース(テレビ朝日)からは、死傷したのは追突された側の3人だった、追突したトラックの運転手は逮捕されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
事故では、2トントラックの運転手とみられる男性1人が死亡し、助手席の男性(54)とトレーラーの運転手の男性(52)の2人がやけどを負う軽傷です。
警察は29日朝、ガスボンベを積んだトラックを運転していた愛知県の会社員・浅井容疑者(29)を過失運転致死傷の疑いで逮捕しました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/073361d0b7f488057074cec650c7beca9c0014eb
9月29日18時38分にYAHOOニュース(CBCテレビ)からは、ボンベと運転席の間に隙間があった、積み方にマニュアルはなく運転手任せだった、急ブレーキをかけてボンベが崩れたなど、下記趣旨の記事が複数枚の写真付きでネット配信されていた。
警察は29日、浅井容疑者の勤務先を家宅捜索。
会社関係者によりますと、浅井容疑者らは検査のために預かっていたボンベを返却するため、静岡県に向かう途中だったということです。
なぜ、ガスボンベは道路に落下したのでしょうか。
捜査関係者によりますと、浅井容疑者は荷台に立てられたガスボンベと運転席側の壁との間に「隙間があった」と話していて、積み方に問題があったものとみられます。
当時、トラックの前を走る2台は渋滞で止まっていて、浅井容疑者は「急ブレーキをかけた」という趣旨の供述もしているということで、止まろうとした際に積んでいたガスボンベが崩れたとみられます。
この会社では普段、荷台のガスボンベはベルトで固定しているということですが、積み方にマニュアルはなく運転手に任せていて、警察が当時の状況を詳しく調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/6cb38626936646ec54bcbdb097e454f0083dd7ab
9月29日18時45分にNHK東海からは、ボンベは落下した直後に出火し爆発していたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察によりますと、トラックはおよそ120本のガスボンベを愛知県から静岡県に運搬中だったとみられていますが、浅井容疑者は調べに対し容疑を認め、「止まりきれないと思い急ブレーキをかけた。ボンベの積み方が甘かったかもしれない」という趣旨の供述をしているということです。
https://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20220929/3000025111.html
9月29日17時46分にYAHOOニュース(東海テレビ)からは、落下時にキャップが外れてバルブが折れた可能性もゼロではないなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
調べに対し、浅井容疑者は次のように供述しているといいます。
<浅井渉容疑者> :
「止まり切れないと思って急ブレーキを踏んだ。ボンベの間に隙間があって、積み方が甘かったかもしれない」
それでは、なぜ落下したガスボンベに火がついたのでしょうか。
プロパンガスを扱う名古屋の会社「安井」で話を聞きました。(※事故を起こした会社とは無関係です)
安井の担当者:
「まず、そんなことが起きるのかなというのが最初の印象ですね。通常考えれば、火の気のないところですので」
トラックに積まれていた物と同じタイプのガスボンベ。
厚さはおよそ3センチもあり、強い衝撃が加わっても破裂することは考えにくいといいます。
安井の担当者:
「簡単に言えば、このまま倒しても何ら問題はない。地震に強い、災害に強いと言われています」
比較的弱いバルブの部分には、保護するためキャップがついていますが…。
安井の担当者:
「運搬等の際は必ずキャップを使用しまして、バルブを保護する形になっております。あくまで推測でしかないんですけれども、(落下で)キャップが外れてバルブが折れてしまう可能性はゼロではないのかなと」
警察は、ボンベの積載方法に問題があった可能性もあるとみて、詳しく調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/491f72b5dca22a6415e98a8e51e813903e4e4eab
9月28日のメーテレ映像2枚目には、左方向に向けて飛んでいくボンベが映っている。
また7枚目の映像は、右側のファイアボールが消えかかった時に左側で上ったファイアボール。
(2023年6月24日 修正1 ;追記)
2023年6月22日11時25分に読売新聞からは、急ブレーキをかけた際にロープが切れた、ボンベを荷台の前方に寄せて摘んだりする安全対策も怠っていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
ボンベを運搬する際の安全対策が不十分だったとして、県警は22日、トラックを運転していた同県常滑市の会社員の男(30)と、勤務先の同市のガス販売会社を、高圧ガス保安法違反容疑で名古屋地検に書類送検した。
容疑を認めているという。
発表によると、男と同社はガスボンベをトラックの荷台に積む際、ロープで確実に固定したり、荷台の前方に寄せて積んだりするなどの安全対策を怠った疑い。
捜査関係者によると、男が急ブレーキをかけた際にロープが切れ、ボンベが落下したとみられる。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20230622-OYT1T50088/
6月22日11時34分にYAHOOニュース(東海テレビ)からは、固定ベルトの締め付けが緩かったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察は22日、ボンベを運ぶ際に安全措置を怠ったとして、運搬していたトラックの男性運転手(30)と勤務先の常滑市の会社を高圧ガス保安法違反の疑いで書類送検しました。
男性と会社は、いずれも容疑を認めています。
警察によりますと、ガスボンベを荷台の後方に積んでいたことや、固定するベルトの締め付けが緩く、急ブレーキをかけたはずみでベルトが切れたことが落下の原因だということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/dbcb5cf6d820f2fa6e5d856bf99d296be9afa1c1
2022年8月31日18時24分にYAHOOニュース(FNN PRIME:新潟総合テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
8月6日の夜、北陸自動車道を走っていた運送トラックのドライブレコーダー映像。
トンネルに入り、しばらく走行していると、追い越し車線に中型のトラックが現れた。
すると突然、中型トラックの荷台から何かが転がり落ち、青白い火花を散らしながら、そのまま、運送トラックの前方部分に突き刺さった。
中型トラックは、そのまま走り去ってしまった。
斎藤運輸・斎藤社長:
「鉄の架台なんですよね、これ。トラックのフロントグリルに刺さったみたいな形になりますかね。荷物を何も、結束も何もしないで走っていくって考えないじゃないですか」
運送会社の社長によると、飛んできた鉄骨が刺さり、運送トラックは、完全に動けない状態に。
運転手に、幸いけがはなかったが、車を動かせるようになるまで、2時間ほどかかった。
この予期せぬ事故は、新潟・柏崎市の川内トンネル内で起きた。
斎藤運輸・斎藤社長:
「これ逆に乗用車だったらフロントガラスを突き破ってたんじゃないかという感じもする。本当に死亡事故に関わるような事故だと思う」
今回、事故に遭ったのは、大型のトラック。
フロント部分に高さがあったため、飛んできた鉄骨が、フロントガラスまで届くことはなかった。
しかし、乗用車の場合、車高が低いため、鉄骨がフロントガラスを突き破り、重大な事故につながっていた可能性もある。
斎藤運輸・斎藤社長:
「やっぱりトンネル内で、このぐらいの事故を起こせば、ものすごい音がしたと思うんですよ。あとうちの車、パッシングとクラクション鳴らしているんですよね。にもかかわらず、やっぱり走って逃げていかれたのは、ちょっと悲しいかなって思いますね」
修理には、およそ120万円がかかるという。
運送会社の社長は、「荷物を落としたトラックには、早く名乗り出てほしい」と言い、情報提供を呼びかけている。
警察は、鉄骨の固定が甘かった可能性があるとみて、当て逃げ事件として捜査している。
https://news.yahoo.co.jp/articles/45bbd232c0b6a3a8e23a1d07a9a9bca66eed88f4
2022年8月8日22時44分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
滋賀県長浜市で昨年10月、走行中のトレーラーからスペアタイヤを落下させ、対向車線のバイクの男性にけがをさせたとして、滋賀県警木之本署は8日までに、自動車運転処罰法違反(過失傷害)の疑いで、運転手の男性(57)=福井県敦賀市=を書類送検した。
また、直前の車検に不備があったとして、業務上過失傷害の疑いで、敦賀市の自動車整備工場の工場長(48)=福井県若狭町=と検査員(37)=福井市=の男性2人を書類送検した。
いずれも5日付。
トレーラーの運転手の送検容疑は昨年10月24日、長浜市木之本町大音の国道8号で、車体下に取り付けられたスペアタイヤを落下させ、衝突して転倒したバイクの男性(47)=愛知県日進市=に軽傷を負わせたとしている。
署によると、車検は同20~22日で、タイヤを固定するチェーンの劣化を見逃したとみられる。
https://www.sankei.com/article/20220808-HLQBZJDBSRIC3FA7O6JNEP5FW4/
(ブログ者コメント)
〇2017年10月18日に津山市の中国自動車道で起きた事故を受け、国交省は11月7日に大型トラックなどのスペアタイヤを3ケ月毎に点検するよう事業者に義務付けたという情報を、本ブログでは2017年11月7日に紹介している。
『2017年10月18日 岡山県津山市の中国自動車道で夜間雨天時、固定器具の破断で落ちていたスペアタイヤに乗り上げ非常駐車帯に避難中、乗り上げた後続車に突っ込まれ2人死亡 (第2報)』
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/7748/
今回書類送検された整備工場は、なぜチェーン劣化を見逃していたのだろう?
国交省通達を自社マニュアルに反映していなかった?
目視できない部分が劣化していた?
それとも・・・。
〇国交省からの報道発表資料は下記参照。
(平成30年6月27日)
国土交通省では、昨年10月岡山県の中国自動車道で発生した大型トラックのスペアタイヤ落下による死亡事故を受け、同年10月27日、全ての大型トラックを対象に、スペアタイヤ等を車両へ固定する構造・装置について、損傷やボルトの緩みがないか直近の定期点検等の機会を捉えて早急に点検を実施するよう、関係業界団体へ指示するとともにその徹底を図って参りました。
今般、当該点検を恒久的な対策とするため、大型トラック・大型バスに備えるスペアタイヤ及びツールボックスを新たに定期点検の対象に加えるべく、道路運送車両法(昭和26年法律第185号)に基づく「自動車点検基準」(昭和26年運輸省令第70号)を改正し、本年10月より施行します。
・・・
2022年8月11日21時13分にYAHOOニュース(日テレNEWS24)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
大阪府堺市で8日、トラックから落ちた荷物が、走っていた対向車やバイクにぶつかる事故がありました。
ドライブレコーダーに事故の瞬間が映っていました。
8日、1台の車がゆるいカーブを進んでいると、対向車線のトラックの荷台から荷物が落下し、車を直撃しました。
さらに、対向車線を走ってきたバイクにもぶつかりました。
事故があったのは、大阪府堺市の住宅街です。
車を運転していた女性:
「すごい音でした。衝撃もすごかった。バイクの人はすごいケガで、大丈夫ですかと救急車を呼んだ」
対向車線のバイクには、親子が乗っていました。
バイクを運転していた男性:
「バイクなんで倒れこむこともできたけど、後ろに乗っている子どもにぶつかるので、(落下物を)肩で突き飛ばした。ガードレール付近まで飛ばされて、気が付いたら土の上だった」
警察によると、父親が鎖骨を折る重傷で、子どもは打撲など軽傷だということです。
ドライバーらによると、トラックの荷台から落下した荷物はポリタンクとみられています。
トラックはそのまま逃走していて、警察は行方を追っています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/da23a58510af935b3ef5bd952e7c125b5cf4a7fc
トラックに積載していたポリタンクを落下させ、後続のオートバイの運転手らにけがを負わせて逃走したとして、大阪府警南堺署は13日、自動車運転処罰法違反(過失運転致傷)と道交法違反(ひき逃げ)の疑いで、大阪市浪速区浪速西の会社員、赤嶺容疑者(男性、65歳)を逮捕した。
「ポリタンクを落下させた認識がなかったので納得できない」と容疑を否認しているという。
逮捕容疑は8日午後0時55分ごろ、堺市南区槇塚台の市道で2トントラックを運転中、積み荷のポリタンク(縦横ともに約80センチ、高さ約100センチ、重さ約10キロ)を落下させ、ポリタンクが直撃した後続のバイクの運転手らにけがをさせるなどしたのに逃走したとしている。
同署によると、現場は片側1車線の緩やかなカーブ。
この事故でバイクに乗っていた大阪府富田林市の美容師の男性(41)が右鎖骨を折る重傷、息子の中学生(12)が左足に打撲などの軽傷を負った。
ニュースサイトで報じられた乗用車のドライブレコーダーの映像を見た会社関係者が12日、府警に相談して赤嶺容疑者が浮上した。
https://www.sankei.com/article/20220813-XE6HMXYTPFMSNGYA4LN7TX54NM/
8月14日12時12分に読売新聞からは、ひき逃げと言われても納得できないと容疑を否認しているという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
トラックに積んでいたポリタンクを落とし、後続のバイクの運転手らにけがを負わせ、そのまま逃げたとして、大阪府警南堺署は13日、大阪市浪速区、会社員(65)を自動車運転死傷行為処罰法違反(過失運転致傷)と道路交通法違反(ひき逃げ)の疑いで逮捕した。
「落とした認識がなく、ひき逃げと言われても納得できない」と否認しているという。
南堺署によると、会社員は8日午後0時55分頃、堺市南区の市道を走行中、荷物のポリタンク(約10キロ)を落下させ、対向車や後ろを走っていたバイクに接触させ、運転手ら3人に重軽傷を負わせたにもかかわらず、そのまま逃げた疑い。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20220814-OYT1T50061/
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。