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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2020413419分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

新型コロナウイルス対策で、マスクと並んで品薄状態が続くアルコール消毒液。

 

ドラッグストアなどで一般に入手しやすい商品には、「消毒用エタノール」のほか、エタノール濃度をほぼ100%にまで高めた「無水エタノール」などがある。

 

「無水」は「高濃度=殺菌力が強そう」とイメージされがちだが、手指用としては十分な殺菌効果が得られないこともあるという。

 

どのように使えばいいのだろうか。

エタノール製造・販売大手の「健栄製薬」(大阪市)に聞いた。

 

 

【水分の含有率が20%程度で消毒効果が最大に】

 

新型コロナウイルスは、脂質でできた「膜(エンベロープ)」を持つエンベロープウイルスに分類され、アルコールは、このエンベロープを溶かす働きがある。

そのため、アルコールで適切に消毒すれば感染力を失わせることができるとされる。

 

アルコールの一種で、消毒用など幅広い用途で普及しているのがエタノールだ。

 

同社によると、エタノールは水分の含有率が20%程度で消毒効果が最大になるという。

 

厚生労働省が定めている医薬品の品質規格基準書「日本薬局方」では、消毒用はエタノール濃度が769814%と定められている。

 

濃度の高い方が消毒効果が高いと思いがちだが、エタノールは揮発性が高いため、濃度が高いと消毒効果が発揮される前に蒸発してしまうという。

 

そのため、濃度が995%以上と定められた「無水エタノール」は消毒用ではなく、主に水分に弱い電子機器の清掃用や、油汚れの多いキッチンの掃除用として販売されている。

手荒れにつながる恐れもあり、そのままでは手指の消毒には向かない。

 

ただ、濃度を薄めれば、消毒用としても使えるという。

おおむね無水エタノール4に対し、水1の割合で混ぜれば、消毒に適した濃度になる。

 

同社担当者は、「無水エタノールを希釈するには精製水が望ましいが、ご家庭の場合は水道水で薄めてもいいです」と話す。

 

「消毒用」「無水」などの記載のない「エタノール」という製品もあるが、エタノール濃度が951969%と高いため、消毒用には同様に薄めて使いたい。

 

 

【「燃料用アルコール」は人体に有毒】

 

同社には「消毒用エタノールIP」という製品もある。

IPは、アルコールの一種「イソプロパノール」のことで、酒税の関係でエタノールより安価で、消毒作用もある。

ただ、エタノールに比べて殺菌できる範囲が狭いほか、脱脂作用が強いため、手指に使うと乾燥しやすいという。

 

また、「燃料用アルコール」として販売されているものがあるが、主成分がメチルアルコールで人体に有毒であるため、消毒用には使えない。

 

同社は2月にホームページで「一部の消費者が誤って消毒用として購入されるケースが起きています」などと注意を呼びかけている。

 

https://mainichi.jp/articles/20200412/k00/00m/040/109000c 

 

 

 

(ブログ者コメント) 422日 読者の方からの指摘により、一部内容修正

 

〇薬品などの総合メーカーである三協化学㈱HPにも、下記趣旨の
    記事があった。

 

エタノールが最も除菌効果を発揮するのはアルコール濃度が7080%であり、消毒用はこの濃度になるよう調整されているのです。

https://www.sankyo-chem.com/wpsankyo/2617

 

〇ブログ者宅には、何年か前に購入した消毒用アルコールがある。

ラベルを見たところ、確かに「76.9~81.4vol%」と書かれていた。


 


〇消毒といえば、医療現場で使う共用の電子機器が接触感染防止の盲点だったという情報を先日紹介したが、昨日、スーパーで買い物をしていて、これも盲点ではないかと思われる点を見つけた。

それは、支払い時の現金あるいはカードだ。

 

紙幣や硬貨にウイルスが付着していたとしても、毎回消毒することは不可。

またカード決済時も、暗証番号入力パネルを指押しすることになる。

 

店を出る際に必ず備え付けの消毒薬を使えばよいのだろうが、備えていない店もあることだし、なにより、備えていたとしても忘れがちになるブログ者、早速、薄手の使い捨て手袋を買ってきた。

(御多分に漏れず、1人1箱との表示があった)


 

その後、店に入るたび着用するよう心がけたが、普通の手袋と違い、手に密着するので、着用・脱着がかなり面倒。

あちこち接触する可能性がある店でのみ着用する運用に変更した。

 

 

 

 

 

 

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薄める?
消毒用アルコールは薄めなくてよいのでは?
Rawi 2020/04/21(Tue)11:00:02 編集
Re:薄める?
ご指摘、有難うございました。
まったく、その通りです。
アルコール濃度20%と勘違いしていました。
よく考えればわかりそうなものですが・・・。
お恥ずかしい限りです。
本文コメント欄を加筆修正しました。
【2020/04/22 09:25】
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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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