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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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20188101747分に朝日新聞から、下記趣旨の記事が県ごとの対策状況リスト付きでネット配信されていた。

 

文科省は10日、全国の国公私立の小中学校や高校、幼稚園など1万2640校で、安全性に問題のあるブロック塀が見つかったと発表した。

 

塀の高さや補強の壁が国の基準を満たしていなかったり、老朽化したりしていた。

 

このうち約8割の1万122校は、撤去や注意喚起などの応急対策が済んでいるが、約2500校では終わっていない。

 

文科省は同日、これらの学校についても速やかな安全対策を求める通知を出した。

 

6月18日の大阪北部地震で大阪府高槻市立小学校のブロック塀が倒れ、登校中の女児が亡くなった事故を受けて、文科省が調べていた。

 

全国の国公私立学校計5万1085校について塀の安全点検を要請し、7月末までの状況をまとめた。

 

ブロック塀があると答えたのは1万9921校。

外観の点検で、建築基準法施行令の定める

「高さ2.2m以下」

「補強の控え壁を設ける」

などの基準を満たさなかったり、劣化したりしている塀が1万2640校にあった。

 

都道府県別では、大阪府(1180校)が最も多く、東京都(778校)、福岡県(777校)、埼玉県(722校)と続いた。

 

また、塀の有無の報告がなかったり、点検が終わっていなかったりする学校も963校あった。

 

危険なブロック塀が確認された学校のうち、1万122校では、撤去や、近寄れなくするなどの対策をしたという。

 

文科省は、外観で問題なかった塀も、使い続ける場合は、内部の鉄筋の状態の点検を求めている。

ただ、点検に時間がかかるため、まだ終えていない学校が多いという。

 

1万2000校以上で危険なブロック塀が見つかったことについて、文科省の担当者は、「これまで建物の耐震化を中心に進めてきて、学校設置者も文科省も(塀への)認識が不十分だった」と話した。

 

今後、撤去費用を補助するための予算確保などを検討するという。

 

出典

1万2640校に問題あるブロック塀 対策済みは8割

https://www.asahi.com/articles/ASL8B4HSSL8BUTIL01X.html 

 

 

811638分に朝日新聞からは、人手不足などで対策が遅れている地域もあるなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

安全性に問題があるブロック塀がある学校が全国に1万2000校以上あることが、文科省の調査で明らかになった。

 

各地では、撤去など対応が進むが、人手不足などを理由に遅れている地域もある。

 

東京都荒川区立瑞光(ずいこう)小のプールサイドには、長さ約50mのブロック塀が立っていた。

道路にも面し、基礎部分を含めると高さは3m超。

強度不足は確認されなかったが、予防として撤去を決め、7月下旬から工事が始まった。

このため、夏休み前半の水泳指導は中止となった。

津野校長(48)は、「今年は特に暑いので、プールを楽しみにする子どもたちもいたが、安全を最優先に考えた」と話す。

 

通学路を変えた学校もある。

 

愛知県豊川市の市立桜木小学校では、プールサイドのコンクリート板の壁が通学路に面していたため、大阪北部地震があった6月18日の下校の時から、道路の反対側を通るようにした。

同校は、「ブロック塀ではないが、万が一の危険性を考えた」と説明する。

 

自治体によって、対応のスピードに差も出ている。

 

千葉県は、523の公立学校でブロック塀の安全性に問題があった。

県教委は、県立学校159校でブロック塀の詳細な調査を実施しており、盆明けにも撤去や改修工事を始める。

担当者は、「通常業務もあり、技術職員のマンパワーが足りない。一日も早く対応を終えたい、としか言えない」と話す。

 

文科省によると、国公私立すべての学校で、危険な塀について撤去や注意喚起、近づけないようにするなどの措置を取り、応急対策を100%終えた自治体は6道県ある。

 

一方、長崎県は26.2%、高知県は27.0%にとどまる。

 

長崎県教委の担当者は、「亀裂が微細だったり、人が通らない場所にあったりしたため、注意喚起などの対策をとらなかった学校があると聞いている」と話す。

県教委は9日、県内の市町教委に、応急対策を速やかにするよう促す通知を出した。

 

沖縄県は、安全性に問題がある塀が公立学校の56.9%にあり、全国で最も割合が多かった。
これまで、ほぼ全ての学校で応急対策を終えたが、県教委では

①ひび割れや傾きなどがある

②基準不適合

③人が通る場所に面している

の3つの観点で緊急性を判断し、優先順位をつけて撤去や再整備などの本格的な対応をする予定という。

 

文科省は10日に出した通知で、各教委などに、対策の実施状況の情報を公表するよう求めた。

 

出典

プール休み・通学路変更…塀の応急対策、自治体で濃淡

https://digital.asahi.com/articles/ASL8B4HSTL8BUTIL01Z.html?rm=576 

 

 

8131123分に朝日新聞から、発表された数字が間違っていたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

文科省は13日、全国の国公私立学校のブロック塀の安全性について、10日に発表した数値が誤っていたと発表した。

 

群馬県のデータを文科省が集計する際に間違えたためで、同県で安全性に問題のある塀がある学校数を「309校」としたのは正しくは「321校」、応急対策済みの「303校」は「321校」だった。

 

この影響で、全国の集計も、安全性に問題のある塀がある学校は「1万2640校」から「1万2652校」、対策済みが「1万122校」から「1万140校」に変わるという。

 

また、調査対象の学校数を「5万1085校」としていたのは、正しくは「5万1082校」。ブロック塀があると答えた学校は「1万9921校」ではなく「1万9953校」だったという。

 

出典

問題あるブロック塀、校数の誤り公表 文科省が集計ミス

https://www.asahi.com/articles/ASL8F6DWML8FUTIL03K.html

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

高槻市の女児死亡事例は本ブログでも紹介スミ。

 

 

 

 

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ずさんな市に住んでいます
近所の小学校にも似たようなブロック塀があるが、いまだに調査中のまま。構造は満たしているようだが、古くなっており、雨の日は中間から水が出てくる。市内に小中学校は数校しかなく、調査に時間がかかることが理解できない。夏休み中に対処するのではないかと期待していたが、教育委員会のだらしなさがよくわかる。
愛読者 2018/08/24(Fri)08:18:12 編集
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化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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