2018年8月12日23時8分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
12日午前9時50分ごろ、大阪市住之江区北加賀屋5丁目の駐車場でブロック塀が崩れ、作業員に当たったと119番通報があった。
近くで作業中の男性作業員が崩れたブロック塀に巻き込まれ、搬送先で死亡が確認された。
警察は、重機で解体作業をしていた同区西加賀屋2丁目の建設作業員、M容疑者(男性、73歳)を業務上過失致死容疑で逮捕し、発表した。
警察によると、M容疑者は12日午前9時45分ごろ、駐車場のブロック塀(高さ約2.6m)の上段部分を重機で取り除く作業中、未然防止の注意義務を怠ったままブロックを転倒させ、同僚のTさん(男性、57歳)=同区=を死亡させた疑いがある。
「気が動転して覚えていない」と供述しているという。
ブロック1個の大きさは縦約20cm、横約40cm、厚さ約15cm。
上段部分3段が崩れ、Tさんの頭上に落下した。
M容疑者は、当初、Tさんがブロック塀を挟んで反対側で作業していたなどと説明していたが、付近の防犯カメラに、Tさんの近くで重機を操作するM容疑者が映っていたという。
6月の大阪北部地震では、建築基準法施行令の基準に合わない高さの小学校のブロック塀が倒れ、女児(9)が亡くなるなどし、各地でブロック塀の撤去や改修が進んでいる。
出典
『ブロック塀崩れ作業員が死亡 注意怠った疑いで同僚逮捕』
https://www.asahi.com/articles/ASL8D64FQL8DPTIL01S.html
8月13日14時30分に毎日新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
6月の大阪北部地震で小学校のブロック塀が倒れて女児が死亡した事故を受けて、建築基準法施行令の高さ制限(2.2m以下)に適合するよう、塀の高さを低くする作業中だった。
逮捕容疑は同日午前9時45分ごろ、同区北加賀屋5の駐車場で、パワーショベルでブロック塀を解体中、同僚のTさんの頭上に塀を落下させ、死亡させたとしている。
上の3段分が崩れて、数個が当たったとみられる。
M容疑者は「気が動転して覚えていない」と、容疑を否認しているという。
塀は高さ2.6m、幅8.8m。
縦20cm、横40cm、厚さ15cmのブロックが13段積まれており、上から5段分を取り除いて、約1m低くする作業中だったという。
出典
『ブロック塀倒壊 大阪北部地震で作業中男性死亡 同僚逮捕』
https://mainichi.jp/articles/20180813/k00/00e/040/195000c
8月12日18時30分にmBS NEWSからは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
当時、Tさんはヘルメットを被らず作業をしていたとみられていて、警察は,作業方法などに問題がなかったか調べている。
出典
『ブロック塀の下敷きになり男性死亡 大阪北部地震受け撤去作業中』
https://www.mbs.jp/news/kansainews/20180812/GE000000000000023893.shtml
8月12日19時35分にNHK関西からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
Tさんは、塀を低くするため、ほかの作業員と2人で、カッターを使って13段のブロックのうち上の5段を取り除く工事をしていたところ、塀が倒れたという。
警察は、塀が倒れた際にTさんが頭を強く打ったとみて、詳しい状況を調べている。
出典
『ブロック塀倒壊 作業員死亡』
https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20180812/0005190.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。