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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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201881359分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

洪水時に避難する難しさや危険性を知ってもらおうと、千葉県野田市の東京理科大で11日開かれたオープンキャンパスに、巨大な装置を使った洪水体験のコーナーが登場した。

 

参加した高校生らは、ひざ丈ほどの水深でも、「水の重みで足が上がらない」などと口にしながら、歩くのに苦戦していた。

 

企画したのは、河川工学が専門の二瓶泰雄教授の研究室。

 

この日は、全長20m、幅1mの大型水路実験装置に、深さ50cmほどの水を張った。

安全のため、流速はゼロにしたが、実際の洪水に近づけるため、水を濁らせ、底には障害物を複数置いた。

 

参加者は、手にした棒で見えない障害物を確かめ、ロープをつたいながら慎重に歩いた。

 

埼玉県の高校2年、大高さん(17)は、「浅いので簡単に歩けるかと思ったけど、水圧でなかなか前に進めなかった」。

一緒に来た同市の本間さん(16)は、「高齢の方は障害物がなくても歩くのは難しそう。棒があると歩きやすいことが分かりました」。

茨城県古河市の男子高校生(15)は、「流れがあれば、この深さでも危ないと思った」と語った。

 

二瓶教授は、「実際の洪水は濁りや流速もあり、プールを歩くようなわけにはいかない。水深50cmでも、歩くのは大変だ。浸水前の避難がいかに大切か、理解してもらえれば」と話していた。

 

この日、参加者は濡れないように、胸まである胴長靴を着用した。

だが、実際の避難時は、長靴は水が入ると歩きづらいため、「スニーカーなど歩きやすい靴を履いて欲しい」。

また、胴長靴は頭部を下にして浮きやすく危険なため、「避難時に胴長は着用しないで」と二瓶教授は呼びかけている。

 

出典

ひざ丈の深さでも歩けない…大学の実験装置で洪水体験

https://www.asahi.com/articles/ASL8C460KL8CULBJ002.html

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

テレビでも、たまに、大水が出た後などの機会に、水を流した状態で歩行困難状態を体験する実験の映像が放映されることがある。

 

 

 

 

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化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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