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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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20243291833分にYAHOOニュース(関西テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

大阪・関西万博の会場、「夢洲」で28日、建屋の溶接工事中に出た火花が可燃性ガスに引火し、開幕中に使用されるトイレの床、およそ100平方メートルが破損する事故があったことがわかりました。

博覧会協会によると、事故があったのは、万博会場の北西にある緑地エリア、「グリーンワールド(GW)」工区です。

このエリアは元々、産業廃棄物の処分場で、地下にはメタンガスなどの可燃性ガスがたまっています。

28日午前1055分ごろ、作業員がトイレの建屋の溶接作業を行っていたところ、火花がガスに引火し、トイレの床およそ100平方メートルが破損したということです。
けが人はいませんでした。

トイレは開幕中に使用されるもので、のべ床面積はおよそ500平方メートルあり、破損部分は、およそ5分の1にあたります。

トイレの床の配管設備を通すための空間(ピット)にガスがたまり、溶接の火花に引火したとみられるということです。

協会は現在、可燃性ガスを配管で地中から上空に放出する設備の整備などを進めています。


https://news.yahoo.co.jp/articles/61529149454c6d8804def1669d821f74ce3e5717

 

3291326分に産経新聞からは、地下のガスが床の配管設備の空気穴を通じて溜った、工区内建設中の30施設について対策検討中など、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

28日午前10時55分ごろ、会場予定地の北西にあるグリーンワールド(GW)工区のトイレ1階で、作業員が配管を溶接中、火花が配管内にたまった可燃性ガスに引火。コンクリートの床や点検口を破損した。
けが人はなかった。

GW工区の一部は廃棄物処分場になっており、地下にたまった可燃性ガスが床の配管設備の空気穴を通じてたまり、火花に引火したとみられる。

協会は大阪市消防局と地元の労働基準監督署に通報し、火花が発生する作業をいったん停止した。

消防の現場検証を踏まえ、GW工区内で建設中の約30施設についてガス濃度の観測頻度や換気などの強化を検討し、再発防止策をまとめて作業を再開する。

https://www.sankei.com/article/20240329-FRGS6AJN25KQPBSK35NPO35MAE/

 

330143分にYAHOOニュース(日刊ゲンダイ)からは、地下のメタンガスの危険性については国会でも審議されていたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

開催中に起きていたらと思うとゾッとする。
大阪・関西万博の会場の建設現場で起きたガス爆発のことだ。

328日午前11時頃、此花区の夢洲で作業員が屋外イベント広場のトイレの溶接作業をしていたところ、付近にたまっていた可燃性ガスに火花が引火したとみられるという。

この爆発でコンクリートの床が破損したものの、けが人はいなかった。

可燃性ガスは地下のメタンガスとみられるが、この万博会場地下のメタンガスをめぐっては、以前から問題視されていた。

20231129日の参院予算委員会。
社民党の福島みずほ参議院議員(68)は、万博会場となっている現場の土壌改良の必要性について、こう質問。

「何で万博会場は土壌改良をやらないんですか。有害物質の上でやるんですか。今、ここ、現場でメタンガスが出ていますよね。どういう状況ですか」

これに対し、自見英子万博担当相は、

「御質問いただきましたメタンガスは、2014年に大阪市等が設置をいたしました大阪広域環境施設組合が会場を含めた夢洲の一部において発生を確認し、管理を行ってきたと聞いてございます」

と発生を認めた上で、

「大阪市が廃棄物の処理及び清掃に関する法律に関連する省令に基づき配管施設を設置し、また発生しているガスを大気放散していると聞いてございまして、万博の開催時に危険はないと考えているところでございます」

などと答弁。

さらに、

「メタンガスに火が付いたら爆発をします」

と迫った福島氏に対し、「大気拡散」などを理由に適切に管理されているとの認識を示していたわけだが、福島氏の“予想”通りとなったわけだ。

大阪万博のテーマは「いのち」だが、その「いのち」を守るための安全対策、危機管理が現時点では乏しいと指摘せざるを得ないだろう。

《入場者が喫煙所でタバコを吸ったらドカンとならないかコレ?》
《自見大臣、国会で危険はないと言っていたけれど、爆発事故が起きたよ》
《土壌改良するにしても、またカネがかかるんだろうな》  

SNS上では不安視する声が目立つようだ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/071640b5c508765acd17e7be635bbef3a08fcff1

 

 (2024年4月20日 修正1 ;追記)

20244191749分にNHK関西からは、メタンガスがたまっていた地下空間に火花が落ちたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

博覧会協会は19日、記者会見を開いて原因を説明しました。

それによりますと、事故が起きたエリアは産業廃棄物などで埋め立てられているため地中からメタンガスが出ていて、トイレの配水管を通すための地下空間にたまっていたとみられ、そこに火花が落ちたことが原因だとしています。

工事事業者のマニュアルには、地上で行う作業では地下のガス濃度の測定は定められていなかったということで、今後は、天井や床下などガスが滞留する可能性がある場所では濃度測定を徹底し、基準以上のガス濃度の場合は換気をするよう、マニュアルが見直されたということです。

事故の後、このエリアでは火気を使う工事が中止されていましたが、今月22日から再開するということで、博覧会協会は「工期への影響はない」としています。

https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20240419/2000083787.html

 

419140分にYAHOOニュース(mBS NEWS)からは、管を通じて地中のガスを空中に放出するなどの対策は講じていた、本来なら配管ピット内はガス検知が必要だが今回は火気使用が地上だったためピット内は対象外と認識していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

トイレのあるエリアは「グリーンワールド」と呼ばれるエリアで、協会幹部によりますと、元々産業廃棄物の処分場だったことから、地中からメタンガスを主成分とする可燃性ガスが常に出ているということです。

協会は、管を通して空中にガスを放出したり、建屋の換気をしたりして、対策は講じていたということです。

19日の会見で、博覧会協会は事故原因について、床下に土壌から発生したメタンガスが配管ピット内に滞留し、ガス濃度が高くなっていましたが、その状態で火気使用の作業を行い、火花が引火したことがガス爆発の直接的な原因とみられるということです。

本来であれば配管ピットの中ではガス濃度が基準値未満であることを確認するなどの手順を踏むことが必要でしたが、今回、火気を使用する範囲が地上階であることから、配管ピットの中はガス濃度の測定エリア外であると認識していたということです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/befff27e93dba9a1ab52a3597f0ae358ddc07a73

 

419日付で万博事務局?HPには、再発防止策としてガス滞留の恐れのある箇所のガス濃度を測定し、従来は30LELだった基準値を5LELに引き下げるなど、下記趣旨のお知らせが掲載されていた。

・・・

2.事故の原因

配管ピット内はガス濃度測定の対象エリア外であると認識していた。

結果、1階床上での火気を使用した作業時に、床コンクリート下の配管ピット内のガス濃度を測定せず、火気使用作業を行い、火花が引火した。

・・・

4.再発防止策

今回の事故を受けて、施工者において原因究明を行い、再発防止策として安全作業環境確保手順書の見直しを行いました。

(1)作業前のガス濃度測定の徹底

これまでも実施していた屋外に設置されている埋立ガス抜き管周りでのガス濃度測定に加え、屋内作業においては、埋立ガスの滞留のおそれがある箇所(作業床付近、天井面付近、天井内空間、床下配管ピット内)でのガス濃度測定を徹底する。

(2)作業時の環境改善等の対策

床下の配管ピットは開放性を確保し、自然換気を常時実施する。

また、屋内の作業エリア及び隣接エリアで適用基準値以上(※)の埋立ガス濃度が確認された場合は、送風機等による機械換気を実施する。

機械換気後に再測定し、基準値未満であることを確認してから作業を開始する。

※メタンの基準値について、事故前は労働安全衛生規則を根拠に30LELを採用していたが、今後は通常の火気使用作業について、より厳しく5%LELを設定する。

・・・

https://www.expo2025.or.jp/news/news-20240419-05/

 

(ブログ者コメント)

火気使用前、ガス滞留の可能性がある窪みなどを重点的にガス検知器で調べるのが施工者としての常識だと思うのだが、なぜ、配管ピット内を測定していなかったのだろうか?

そう思い、現場写真を確認してみると、配管ピットらしきものは写っていない。

散乱した破片の下?
それとも、一列に並んでいる直径10cmほどの穴がピットにつながっている?
あるいは、すでにコンクリートで覆われていて、ヒビ割れ部分などから漏れていたガスに・・・?

調べた範囲では、そういった点に言及している記事は見つからなかった。

ただ、NHKからは「火花が落ちて・・・」と報じられているので、どこかに配管ピットとツーツーになっていた場所があった可能性がある。

 

 

 

 

 

 

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20243121159分にYAHOOニュース(静岡朝日テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

11日午後10時40分ごろ、富士市中之郷のK化学工業静岡工場で、「爆発音がした」と工場の関係者から消防に通報がありました。

警察や消防によりますと、工場の屋外にあるダクトパイプを通る引火性のガスが、何らかの原因で発火したということです。

この爆発で直径30cmほどのダクトパイプ1本が破損しました。

建物への延焼はなく、けが人もいませんでした。

この工場は化学肥料などの農薬を扱っているということです。  

警察と消防が原因を調べています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/b00152b3e9b74ca2bd68bd52372c3035b2838544

 

 

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20242201447分にYAHOOニュース(産経新聞)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

伐採された樹木の枝や樹皮などを加工し、燃料として火力発電に活用する「木質バイオマス発電所」で火災が相次いでいる。

保管施設にある燃料が発酵し、自然発火したとみられる事例が目立つ。

木質バイオマスは環境に優しいエネルギー源とされ、近年発電所の建設が進んでいるが、燃料の保管方法など安全面での課題が浮上してきた。

 

■建設ラッシュで10倍に

木質バイオマス発電は、燃料のもととなる木が成長過程で二酸化炭素(CO2)を吸収していることから、CO2排出量を削減できる発電方式の一種として扱われる。

計画が国に認められれば、発電した電気を電力会社が買い取る固定価格買い取り制度(FIT)の認定が受けられる。

同じくFITの対象となっている太陽光や風力と違い、自然の状況に左右されず、燃料を確保すれば安定的に発電できることなどから、近年建設ラッシュを迎えた。

林野庁によると、FITなどの認定を受け稼働する木質バイオマス発電所は、平成27年3月末の22カ所から令和5年3月末には219カ所と、10倍近くに増えた。

政府は12年の国内総発電量のうち、5%を木質を含めたバイオマス発電でまかなう計画を立てており、発電所の規模も大型化してきている。

 

■火元、保管設備付近か

その分、事故も目立つようになった。

今年1月31日、JERA(ジェラ)武豊火力発電所(愛知県武豊町)で火災が発生。

この発電所では石炭と木質バイオマス燃料を混ぜて焼く「混焼」を行っているが、火元は木質燃料を約300トン保管していた設備付近とみられている。

設備に通じるベルトコンベヤーにも延焼した。

停電は発生せず、電力供給にも影響はなかったが、同発電所では昨年にも発煙事故が発生。

事態を重くみたJERAでは2月5日、外部有識者を招いた事故調査委員会を設置した。

同様の火災は昨年5月と9月、中部電力など5社が出資する米子バイオマス発電の発電所(鳥取県米子市)で、3月には関西電力舞鶴発電所(京都府舞鶴市)でも発生。

経済産業省電力安全課によると、平成31年から令和5年までに少なくとも11件発生しており、昨年は6件が集中した。

 

■「燃料特質踏まえて」

これらの発電所で燃料として広く活用されている木質燃料「木質ペレット」は、乾燥した木材を細かく砕き、圧力をかけて円筒形に成形したものだ。

業界団体の一般社団法人「日本木質ペレット協会」(東京都)では、「水分が加わらないようにする、通気性の良い場所で高温を避けるなど、適切に管理すれば、難しい素材ではない」と説明する。

ただ各電力会社の報告では、推定される事故原因として「サイロ内の木質ペレットの一部が発酵・酸化して可燃性ガスが発生し、自然発火で当該ガスに引火」(関西電力)、「燃料貯留槽内のホワイトペレットが、長期間保管されていたことにより自然発酵し、発火に至った可能性がある」(米子バイオマス発電)など、木質ペレットの発酵に言及している。

燃料が砕けて粉状になり「粉塵(ふんじん)爆発」が起きた可能性も指摘されている。

火元が発電設備ではなく、燃料の保管場所とみられることが特徴だ。

ただ電気事業法上、これらの保管場所は、火力発電所におけるボイラーなど「主要電気工作物」の設備には含まれておらず、破損があっても報告義務はない。

しかし、事故が相次いだことを受け、電力安全課では今月、バイオマス燃料に起因する可能性のある火災が発生した際には、対象でない場合であっても報告するように、全国の発電所に通知した。

再発防止に向けた措置で、担当者は「燃料の特性を踏まえた運用をしてほしい」として、適切な運用管理を呼びかけている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/4300daddf7799d5500051d284d178665d2d6bf46

 

 

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2024年2月1日738分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

愛知県武豊町のJERA武豊火力発電所で発生した火災を受けて、JERA31日午後10時から、名古屋市中村区の西日本支社で記者会見した。

同社の浴田OM・エンジニアリング運営統括部長は、バイオマス燃料の木質ペレットが入ったバンカーが火元とみられるとし、「ご迷惑をお掛けしおわび申し上げる」と陳謝した。

火元とみられるのは、燃料となる木質ペレットをためておく鉄製の円筒バンカー(直径10メートル、高さ35メートル)。

当時、内部には約300トンの木質ペレットが入っていた。

浴田部長によると、バンカーについているセンサーの温度が通常20度のところ、55度まで上がっており、外壁の損傷もバンカー付近が最も大きかった。

木質ペレットは、荷揚げされた後、ベルトコンベヤーでバンカーがある建屋(高さ約60メートル、幅約15メートル、奥行き約80メートル)に運ばれる。

建屋にはバンカーが6個並んでいて、一番手前側のバンカー内の木質ペレットから出火したとみられる。

同社によると、20228月に武豊発電所5号機が運転を開始してから、木質ペレットに着火した事例は同8月、同9月、231月の計3度あった。

温度が上がった機械と接触したことなどが原因で、小規模な発煙にとどまったという。

今回の火災については、現時点で原因不明といい、復旧の見通しについても「原因や損傷箇所をはっきりさせた上で、復旧を急ぐ」と述べるにとどめた。

火災は31日午後310分ごろ発生。

火力発電所内のボイラー施設13階から黒煙が上がり、施設内部や、石炭などの燃料をボイラーに運ぶベルトコンベヤーが燃えた。

火は約5時間後に消し止められ、けが人はいなかった。

同社によると、出火当時、発電所内では協力企業を含めて約200人が働いていたという。

https://mainichi.jp/articles/20240201/k00/00m/040/004000c

 

1311617分にNHK東海からは、当該ボイラーは石炭に木質バイオマスを混ぜたものを燃料にしているなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

武豊火力発電所は東京電力と中部電力が出資している電力会社「JERA」が運営している石炭火力発電所で、石炭と木質バイオマスを燃料としています。

発電所内では、かつて1号機から4号機が運転していましたが、電力の安定供給や発電コストの低減などのためにすべて廃止され、それらに代わって新たに5号機がおととしから運転しています。

燃料は、石炭に木質バイオマスを混ぜたものを使い、効率の高い発電設備を採用しているということで、1機あたりの出力としては、国内最大級の107万キロワットの発電能力があります。

(ナレーションのみの情報)

1回目の爆発の後には隣の建物から火と黒い煙があがりました。

https://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20240131/3000033988.html 

 

22202分にYAHOOニュース(CBCテレビ)からは、識者はペレットの入手先などの調査も必要と指摘しているなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

武豊火力発電所で31日に発生した爆発事故。

おととし、チャントは発電所の内部を取材していました。

山積みにされているのは、木製の「バイオマス燃料」。

これが「バンカー」と呼ばれる別の貯蔵庫に運ばれますが、その付近が火元とみられています。

バイオマス燃料を巡っては鳥取県の発電所でも去年9月、爆発が発生。

空気中に舞った燃料の粉に何らかの原因で引火する「粉じん爆発」が起きた可能性が高いとみられています。

(名古屋大学大学院(農学)・福島和彦教授):
「これ自身は、そんなに危険なものではない」

名古屋大学大学院で、木質バイオマス燃料を研究する福島和彦教授は、燃料自体は危険ではないものの、保管や運搬などの過程によっては、発熱する可能性があると指摘します。

(福島教授) :
「例えば、このペレット(木を固めた燃料)に不純物が混入していたとすると、摩擦によって火花が出ることはある」

さらに…

(福島教授):
「部分的に発酵しているとすると、可燃性のガスが出る場合もある」

仮に、この燃料が原因の場合、福島教授は全容解明にはかなりの時間がかかるといいます。

(福島教授):
「どこの国からどういうペレットを入手しているのか、つまびらかにしないと、結論は難しいと思う」

原因究明と再発防止が急がれます。









https://news.yahoo.co.jp/articles/1709b14ba1d924895261e00b3ab549b92e5f7f50

 

21210分にYAHOOニュース(東海テレビ)からは、バンカーに運ばれた木質ペレットはミルで粉末にしてボイラーで燃やすなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

バイオマス発電所では、火災や発煙事故が全国で多く発生しています。

なぜ出火したのか、そして事故を防ぐためにはどうすればいいか、専門家に聞きました。

どのように出火したかについてです。

敷地内の貯炭場に保管されているバイオマス燃料の「木質ペレット」と石炭が、それぞれコンベアで「バンカー」と呼ばれる一時貯蔵施設に運ばれます。

そして、木質ペレットなどはミルで粉末にしてボイラーで燃やすという仕組みです。

JERAによると、今回の火元はバンカーとみられていて、爆発があった時には木質ペレットが入っていたということです。

木質ペレットは、細かくした木材を固めた「木質バイオマス燃料」というもので、木は成長の過程で二酸化炭素を吸収するため、燃やす際にCO2が出ても実質的な排出量はプラスマイナスゼロということで“環境に優しい”とされ、全国で導入が進んでいます。

拡大の一方で、木質バイオマス燃料を扱う発電所で火事が相次いでいます。

今回事故があった武豊火力発電所では、20228月と9月、20231月と3度もボヤ騒ぎが起きています。

JERAによると、いずれも木質ペレットの粉に着火したことが原因とみられるということです。

全国のバイオマス発電所では2019年以降、火災や発煙事故が13件に上っています。

なぜ事故が相次ぐのか、専門家に聞きました。

エネルギー経済社会研究所の松尾豪代表によりますと、木質ペレットが関係する爆発が起きる原因は2つあるといいます。

一つが『ガス爆発』で、木質ペレットが発酵する過程で生じたガスに引火して爆発するというもの。

もう一つが『粉じん爆発』で、ペレットの粉が空中に舞い、何かのきっかけで引火してしまうことも考えられるということです。

その上で、どうすれば事故を防げるのかについては、「燃料が木材なので生もの。自然発酵などをしてしまうので、期限を区切って管理するなどの対策が必要」と指摘しています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/dcfea7198ba656ebcc38ce1afbf82f2c2da3fbb0

 

261610分にYAHOOニュース(日刊工業新聞)からは、バンカ内温度が55℃まで上がったのは爆発した後、バイオマス発電所では事故が相次いでいるなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

火元とみられるのは木質バイオマス燃料を約300トン保管していたバンカで、燃料を送るベルトコンベヤーに延焼した。

爆発音がした後、通常は20C程度のバンカ内温度が55Cまで上昇したことがセンサーで確認されている。

武豊火力は20228月に運転を開始したJERAの最新鋭火力。

5号機のみで構成し、出力107万キロワット。

単機の発電設備としては国内最大級で、一般家庭約240万世帯分の年間電力量をまかなう。

石炭火力の低炭素化を狙い、使用燃料の17%を木質バイオマスとした。

武豊火力では228月と9月、231月に発煙事故が発生していた。

これらの原因の一つとして、「外れた部品が回転部と接触して温度が上がり、堆積していたバイオマスの粉に着火した」(JERAの浴田執行役員)ことが挙げられる。

燃料として使う「木質ペレット」は、粉砕した木材を乾燥・圧縮させて製造する。

振動や衝撃でペレットが崩れると、粉が生じるという。

武豊火力では設備の点検頻度を増やしたり、粉が生じにくいようにベルトコンベヤーを改造したりするなどして対処してきた。

バイオマスを扱う発電所での発煙・火災事故は相次いでいる。

木質ペレットが発酵・酸化して生じた可燃性ガスの自然発火や、機械の摩擦熱による粉の発火など、原因はさまざまだ。

経済産業省によると、23年だけで6件確認された。

中部電などで構成する米子バイオマス発電所(鳥取県米子市)では貯蔵施設が爆発火災を起こし、関西電力の舞鶴発電所(京都府舞鶴市)や大阪ガス傘下の袖ケ浦バイオマス発電所(千葉県袖ケ浦市)では貯蔵設備が燃えた。

バイオマス発電は、再生可能エネルギーの拡大で注目される電源の一つ。

「昼夜問わず安定的に発電でき、環境アセスメントなどの手続きが容易で開発期間が短い」(中部電幹部)という利点があり、全国各地で大型発電所の建設ラッシュが続いている。

林野庁によると、木質バイオマス発電所の稼働件数は223月時点で183件。

政府は30年時点で電源構成の5%程度まで拡大させる方針を第6次エネルギー基本計画で打ち出している。

エネルギー供給の基本は「S3E」にある。

Sは安全性で、3Eは安定供給と経済効率性、環境適合だ。

武豊火力をはじめ、各地で発生している事故は、安全性の観点で無視できない。

早急な原因特定と同時に、事故を防ぐための設備改良や安全基準の策定につなげることが求められる。

https://news.yahoo.co.jp/articles/9d04c657893ed4fc22f550cf0aabbe8a77efb8af

 

  

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2024110629分にYAHOOニュース(STV)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

札幌市中央区南5条西5丁目にあるビル7階の飲食店で、きのう午後540分ごろ、「爆発音がした」と消防に通報がありました。

警察によりますと、59歳の男性店長がガスオーブンレンジを使おうとしたところ火がつかず、ふたを開けて覗き込みながら点火スイッチを回したところ引火したということです。

男性店長はひたいに軽いやけどを負いました。

警察はレンジが異常燃焼を起こし、中にたまったガスに引火したとみて事故の原因を調べています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/b8aa00d3e74544ddb3f590f3a01c29ff83fe2c62

 

 

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202311301128分にNHK沖縄から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

ことし7月、伊良部島の佐良浜漁港に係留中だった漁船の機関室で爆発が起こり、作業員をしていた男性2人が顔や腕をやけどするなどの大けがをした事故について、国の運輸安全委員会は調査報告書を公表しました。

それによりますと、十分な換気が行われないなか、機関室でスプレー式の洗浄剤を使ったため可燃性ガスがたまり、その後、電動工具を使った際に火花が発生して引火し、爆発した可能性が高いとしています。

運輸安全委員会は再発防止策として、狭い場所で引火する可能性がある製品を使用する場合は、電動工具と別のタイミングで使用することや、送風機を使って強制的な換気を行うよう指摘しています。

また、スプレー式の洗浄剤を使った男性は注意書きを読んでおらず、引火する可能性があることを知らなかったということで、運輸安全委員会は複数で作業を行う場合、可燃性ガスを使う際に制限される作業方法などを互いに理解しておくよう呼びかけています。



https://www3.nhk.or.jp/lnews/okinawa/20231130/5090025821.html 

 

121843分にYAHOOニュース(沖縄タイムス)からは、可燃性ガスが充満していることを知らない作業員が電動工具を使ったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

沖縄県宮古島市の伊良部島の佐良浜漁港内で7月に係留中の漁船「第七美吉丸」(4.83トン)の機関室で爆発が起きた事故で、運輸安全委員会事務局那覇事務所は30日、スプレー式洗浄剤の可燃性ガスに電動工具の火花が引火した可能性が高いと公表した。

 【写真】「ドーン」と爆発音で船体から炎と黒煙 海上には投げ出された人が…ボート爆発の一部始終  

事故調査報告書によると、乗組員1人がエンジンの修理中にスプレー式洗浄剤を使用。

可燃性ガスが充満していることを知らない別の作業員が電動工具を使ったことで火花が引火したとみられる。

爆発で2人が重傷を負った。

https://news.yahoo.co.jp/articles/54f9fac99bc260963bc6d7850e3c7065da43634d

 

 

 

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20231122246分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

2日午後2時ごろ、山口県周南市開成町の「東ソー・エスジーエム新南陽工場」合成棟で爆発事故があり、その場にいた男性社員(47)が頭を強く打ち死亡、別の男性社員(51)がすり傷など軽傷を負った。

山口県警周南署と地元消防が爆発の原因などを調べている。

東ソー・エスジーエムは、半導体製造装置などに使われる「石英ガラス」などを製造している。

同社によると、爆発当時、社員2人は石英ガラスを試作中で、製造装置の運転を止めて配管に残っていた可燃性ガスを排出する作業をしていた。

何らかの原因でガスに引火したとみられる。

火災は発生しなかったが、合成棟の壁の一部が損壊した。

同社は総合化学メーカー「東ソー」(周南市)が100%出資する子会社。
新南陽工場は、JR新南陽駅(同市)南側の東ソー南陽事業所の一角にある。

https://mainichi.jp/articles/20231102/k00/00m/040/301000c  

 

1122243分に読売新聞からは、ガラス原料を溶かすための水素とメタンに引火したらしいという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

東ソーや県警周南署によると、2人は石英ガラスを試作する準備をしていたという。

同社はガラスの原料を溶かすための水素とメタンに引火したとみている。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20231102-OYT1T50217/

 

 

 

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20231031815分にYAHOOニュース(;Response)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

バネメーカー大手のC発条の藤岡工場(愛知県豊田市)内で発生した爆発事故から半月が経過。

取引先のトヨタ自動車の完成車工場が、国内で延べ10日間にわたって8工場13ラインで稼働停止に追い込まれるなどの影響が広がった。

その爆発事故の原因について、C発条によると、1016日昼過ぎに自動車の足回りに使用する「シャシばね」の製造ラインで、ばねを乾かす「乾燥炉」で発生。

乾燥炉へ送り込む熱をつくる「燃焼室」が高温となる異常があり、燃焼室のバーナーへ供給する空気の量を調整していたところ火が強まり、そこで発生した不燃ガスが乾燥炉に届いてガスへ引火したという。

きょうの日経なども詳しく報じているが、燃焼室が高温となったのは、乾燥炉との間のダクトのフィルターが目詰まりしていたためで、フィルターは6月の点検時には異常はなかったが、9月に実施した近くの設備の撤去工事により粉じんがたまったとみられる。

また、設備の老朽化も事故の一因で、バーナーへ供給する空気の量を一時抑えたところ、燃焼室からガスが発生し、乾燥炉内に流入して滞留したそうだ。

事故のあった乾燥炉は古く、ガスがたまりやすい構造で、再発防止のため、全装置にガスの滞留を検出する機器を設置するとも伝えている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/cd48902a2e60db94f9e908c29d384941febec73c 

 

10301722分にYAHOOニュース(共同通信)からは、乾燥炉バーナーの火で引火したという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

フィルターの目詰まりにより燃焼室内が高温になったが、燃焼室を停止せず操作を続けたところ不燃ガスが発生し、乾燥炉内に流入。

バーナーの火が引火した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/e2944ce4e9822968009e6f373ca288106775592b

 

1030190分にYAHOOニュース(中京テレビ)からは、従業員2人がけがをした、高温異常で炉が止まる機器を設置する予定など、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

1016日に、愛知県豊田市の藤岡工場で起きた爆発事故。

従業員2人がけがをして、ばね部品の生産ができなくなりました。

C発條によりますと、爆発が起きた工場は復旧し、1021日からばねの生産を再開しています。

爆発の原因については、ばね部品を乾燥する炉があるエリアでガスが滞留し、そこにバーナーの火が引火したためということです。

今後、作業手順の見直しや従業員の再教育を徹底し、高温異常を検知したら炉が止まる機器を設置するなど、二度と事故が起こらないよう管理と対策を進めるとしています。



https://news.yahoo.co.jp/articles/db60532d85009ffc9d44ca32547fe17e43d88660  

 

1031515分にYAHOOニュース(中部経済新聞)からは、燃焼室の想定外温度上昇に対処するためのマニュアルを策定するなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

C発条の小出社長は30日、藤岡工場(豊田市)で16日に起きた乾燥炉の爆発事故の原因について、燃焼室での「想定外」の温度上昇に対して適切な対応がとれなかったことが原因だと明かした。

異常な温度について対処するマニュアルを整備していなかった。

小出社長は「仕組み上のミスだった」と述べた。

マニュアルの策定や安全教育の徹底などで再発防止を図る考えを示した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/f31cad1051e7b6d24d267f118c2b3f9aea282763

 

(2024年3月28日 修正1 ;追記)

2023116日付で日本経済新聞クロステックからは、燃焼室と乾燥炉の間を循環する空気のダクト内に設置されていたフィルターが目詰まりを起こしたため熱風が出ていきにくくなり燃焼室が異常高温、対策として空気供給を減らしたところ未燃ガスが発生、それが乾燥炉内に蓄積していったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

中央発条が20231030日、自動車用ばねを生産する藤岡工場(愛知県豊田市)で起こした爆発・火災の原因について発表した。

加熱方法にガスを使った事故だった。

日経クロステックが報じた「保守作業に不備があり、ガスによる爆発・火災に発展した」という専門家(製造業の工場の運営・経営に携わった経験者)の見立ては当たった。

同社は再発防止策も発表。

だが、結論を述べると、再発を防ぐには懸念点が残ると言わざるを得ない(後述、図1)。

爆発・火災に至ったのは藤岡工場の第4工場。

事故の発生原因は、ダクトのフィルターの目詰まりだ。

中央発条は当初、爆発・火災が起きたのは材料であるばね鋼に1次加工を施す中の熱処理工程であると説明していたが、実際には「塗装工程における乾燥炉」だった。

この乾燥炉はダクトを介して燃焼室とつながっている。

燃焼室でガスをバーナーで燃やし、その熱を乾燥炉に送り込んでワーク、すなわちばね部品に塗った塗料の焼き付けを行う。

ダクトは燃焼室と乾燥炉との間を循環する空気の通路を形成しており、ダクトの内部にはフィルターが搭載されている。

このフィルターが目詰まりを起こした(図2)。

「隣接エリアにおける撤去工事で発生した粉じんの影響」(同社)だという。

この工事の際に生じた大量の粉じんが何らかの理由によってダクト内に入り込み、フィルターに捕捉されてフィルターが目詰まりを起こした。

これにより、空気の循環が悪化。

燃焼室内から熱風が流れ出なくなったため、異常な高温に達した。

この異常事態を受け、中央発条はバーナー燃焼における空気の供給を減らした。

火力を抑えて温度を下げようとしたとみられる。

ところが、未燃焼ガスが発生

この未燃焼ガスが燃焼室から乾燥炉内に流入し、蓄積していった。

その後、乾燥炉内の温度が下がり過ぎたのを受けて、同社は燃焼室側の空気の供給を増やした。

すると、バーナーの火力が増加。

その火が乾燥炉内の未燃焼ガスに到達し、引火・爆発を起こした。

その後、火災に発展した──。

これが、中央発条による事故分析である。

*中央発条は「不燃ガス」と説明するが、引火を引き起こしているため、酸素が不十分で燃えずに残ったガスだとみられる。

併せて、同社は再発防止策も発表した。

1)高温異常時の設備停止ルールの徹底
2)作業手順の見直し
3)作業者への安全に関する再教育
4)不燃ガス検知器の設置と自動停止機能の追加

などである。

フィルターの目詰まりを見逃すという、ささいな保守作業の不備が招いた事故だが、代償は高くつきそうだ。

トヨタ車の完成車工場が10日間ほど停止(図3)。

これにより、トヨタ自動車は十万台規模の生産遅延を余儀なくされたとみられる。

これに伴い、1次部品メーカーであるデンソーは「中央発条の事故によって、売上高で100億円ほどが喪失した」と説明した。

仮に、こうした取引先の工場を止めた損害賠償の請求をそのままのめば、中央発条は深刻な経営危機に陥るのは必至だ。

ただでさえ中央発条の足元の業績は厳しい。

同社が期初に公表した20243月期(2023年度)の業績予想は、売上高が970億円で、営業利益は13億円。

営業利益率はわずかに1.3%しか見込めていなかった。

ここに事故の発生により、先の取引先への賠償に加えて、建屋や設備の復旧・回復費用や、関係会社でのバックアップ生産に伴うコストの増加分がのしかかる。

実際、乾燥炉だけではなく、塗装の前処理の設備や塗料を塗布する設備も破損している。

たまらず同社は「総コストについては算定中」であるとして、同年度の業績予想を20231030日に「未定」に修正した。

追い打ちをかけるかのように、中央発条が打ち出した再発防止策についても不安視する声が上がる。

「このままでは再発を防げない恐れがある」(専門家)。

同社の再発防止策には、3つの懸念点が抜け落ちているというのだ。

・・・(以下は有料)

https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00001/08584/ 

 

2024328515分にYAHOOニュース(中部経済新聞)からは、再発防止のため2年ほどかけて社内全ての乾燥炉に未燃ガス検知装置を導入するなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

中央発条(本社名古屋市)は、昨年10月に藤岡工場(豊田市)で発生した爆発事故を受けて、社内全ての乾燥炉に未燃ガス検知装置を導入する。

4月から2年程度かけて国内外の工場に約100基設置する。

投資額は約5億円。

再発防止の取り組みを幅広く進めており、二度と同じ事故が起きないよう対策を徹底する。

https://news.yahoo.co.jp/articles/627e7a8a85873416008386bc4640d62ca12d07c6

 

  

 

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2023991748分にYAHOOニュース(日本海テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

鳥取県米子市にあるバイオマス発電所で9日午前、大きな爆発を伴う火災が発生した。

けが人はいなかった。

突然、真っ赤な炎に建物が包まれ、黒い煙が上空まで上がった。

現場から約2キロの距離にあるカメラがとらえた“爆発の瞬間”。

小田原記者:
「事故の痕跡でしょうか、建物の壁や屋根が大きくひしゃげています」

火災があったのは米子市大篠津町にある「Yバイオマス発電所」の燃料受け入れ建屋。

9日午前9時半ごろ、「発電所内で爆発があり煙があがっている」と消防に通報があった。

火は約4時間後に消し止められ、けが人はいなかった。

近くで目撃した人は…。

目撃した夫婦 :
「爆発音で家が揺れたってみんな出てこられました。
何事かと思ってね、ドーンという音と一緒に炎でしたからね。
ほんの一瞬でしたよ」

火災前の映像と比べると、建屋の壁などに大きな被害が出ているのがわかる。

周辺の建物などに被害はなかったが、近所の人たちからは不安の声が聞かれた。

近くに住む人 :
「今年に入って4回目ぐらい怖いですわ。いつ何が起こるかわからない」

施設は木質燃料を使って発電をしていて、今年5月にはタンク内で燃料が自然発火する火災が起こっている。

米子警察署では、出火原因を調べるとともに再発防止に努めるよう発電所側に求める方針。



https://news.yahoo.co.jp/articles/9f883d9be2aa19a2735d9c5a253e12ef882a46f5

 

991154分にNHK鳥取からは、午前11時に火は鎮圧状態になったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

9日午前9時20分ごろ、米子市大篠津町にある「Yバイオマス発電所」で、「爆発音が聞こえて煙が上がっている」と発電所の従業員から消防に通報がありました。

NHKが近くの米子空港から撮影した映像では、燃料を貯蔵するタンクの手前にある建物の外壁がめくれ、煙が上がる中、消防車が活動していました。

消防によりますと、消防車7台が消火活動にあたり、午前11時に、火は鎮圧状態になったということです。

けがをした人はいませんでした。

警察によりますと、火が出たのは、木質の燃料チップを車両から運び入れる施設とみられるということです。

この発電所は、米子空港から南東に1キロほどの工業団地にあり、ことし5月にも、燃料を貯蔵するタンクで火事が発生しています。

警察と消防が詳しい出火原因を調べています。

【発電所の近くにいた人は】

火災が発生したとき、近くの畑で農作業をしていた75歳の男性は「ドーンという爆発音がして、体がのけぞった。そのあと、建物を見るとすごい勢いで炎が出ていました。怖かったです」と話していました。

 

Yバイオマス発電所】

Yバイオマス発電所」は、中部電力など5社で作る合同会社が設置し、去年4月に運転を始めました。

燃料は、ベトナムなどから輸入する木くずのペレットや東南アジアから輸入するやしの実の殻を使用していて、ボイラーで燃焼させて水を熱し、蒸気でタービンを回転させて電気を生み出します。

計画している年間発電量は、一般家庭12万5000世帯分にあたるおよそ3億9000万キロワットアワーです。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/tottori/20230909/4040016057.html  

 

911950分に読売新聞からは、ペレットを運ぶエレベーターも燃えたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

トラックで運ばれる燃料の木質ペレットを受け入れる鉄骨建屋(135平方メートル)と、木質ペレットを貯留槽に運ぶエレベーター(75平方メートル)が燃えた。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20230910-OYT1T50087/

 

(2023年10月8日 修正1)

20231022041分にYAHOOニュース(山陰放送)からは、県の調査結果が出たが、着火原因と爆発した物質については特定できなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

鳥取県の調査チームが2日、現地調査の結果を知事に報告し、事業者による安全対策の強化を国に要望するよう求めました。

調査チームは学識経験者のほか、鳥取県と米子市、管轄の消防などで組織され、火災事故後の921日に現地を調査しました。

調査チームは、火災事故の原因のうち、火が出た「着火」について、電気系統の火花、コンベアの潤滑油の摩擦、木質ペレットの自然発火の3つの可能性を示し、「爆発」については、木質ペレットの自然発火、建屋内での粉塵の充満の2つの可能性を示しました。

ただ、これらのどの組み合わせで今回の火災事故となったのかを特定するには至りませんでした。

調査チームは、現在の安全基準では事業者に瑕疵があったとは言えないとして、国に安全基準の強化を要望するよう求めました。

これを受けて鳥取県は、4日に経済産業省や消防庁などに要望することにしています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/44f9a2aadd07a3c2c3a9c25746fcf77b87ec07b4 

 

1021934分にYAHOOニュース(山陰中央テレビ)からは、層状にたまったペレット屑の発酵により発生した可燃性ガスに着火した可能性も考えられるなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

報告によると、爆発の原因は建屋内に木質ペレットの屑が層状にたまって発酵し、発生した可燃性ガスに着火した、または、ペレットの屑などによる粉塵爆発の2通りが考えられ、火元はベルトコンベアなど設備の静電気や摩擦熱などとしています。

平井知事は、原因が究明されるまでは再稼働は取りやめるべきだとした上で、国に対し、業者への指導を要望するとしています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/7bf3cd3a3dcf5878af38dae71d820ba8ca94cf16

 

9221824分にFNN PRIME(山陰中央テレビ)からは、初めて開かれた住民説明会ではコンベアが火元で粉じん爆発が起きたと説明されたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

22日は、発電所がある大篠津地区などの住民を対象に、火事の後、初めて説明会が開かれ、発電所の所長が、直接、住民に謝罪しました。

説明会では、発電所が9月9日の火事の原因について、木質燃料から異物を取り除くコンベアが火元で、この周りで「粉塵爆発」が起きたとみられるとしたうえで、引火の原因になる異物はなく、くわしい原因は調査中だと説明しました。

また、5月の火事については、保管していた木質燃料の自然発火が原因とみられますが、今回の出火場所は燃料が貯蔵される場所ではなく、発電所は別の原因があるとしています。

説明会に出席した住民は

地元住民:
「2度と起こさないぞというのが感じられない。予防策をしっかりと考えてもらわないと、不安でたまりません」
「当事者意識が全然感じられない。5月からずっとあったことが、全然生かされていない。全く反映されていない。対処していけばいいという意識が丸見え」

相次ぐ火事への具体的な再発防止策は示されず、住民からは憤りの声が噴き出しました。

このほか、運転時の騒音被害を指摘する声も上がり、発電所と住民との溝が浮き彫りとなりました。

住民:
「原因も何もわかっていない状態で、あまりきょうの説明会の意味はなかったのでは」

米子バイオマス発電所・足利所長:
「原因究明等をして事実関係を的確に、丁寧に繰り返しご説明し、信頼回復を図っていくしかないと思っている」

発電所は22日、運転を停止していて、原因が究明されるまで再開しない方針で、今後も必要に応じて説明会を開き、住民の理解を得られるよう努めていくとしています。


https://www.fnn.jp/articles/-/590265

 

(2023年12月10日 修正2 ;追記)

2023126957分にNHK鳥取からは、経産省への途中経過報告によれば粉じん二次爆発が起きていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

米子市の「米子バイオマス発電所」では、ことし9月、燃料の木質ペレットを搬入する施設で爆発を伴う火災が発生し、3か月近くたった今も運転を停止しています。

発電所は外部の専門家を招き原因を調べていて、4日に経済産業省に調査の途中経過を報告しました。

それによりますと、2秒未満の間に連続して爆発が生じ、最初の爆発により粉じんが一気に飛び散って、続く大規模な「粉じん爆発」につながった可能性が高いとしています。

また最初の爆発の発火原因については現在も調査中とし、過去に燃料の中に異物が混入していたことがあったため、燃料に金属や岩石などが入り込み、その衝撃や摩擦で着火した可能性があるとしたほか、燃料の発酵による自然発火の可能性を分析している途中だとしています。

米子バイオマス発電所は「火災の原因を究明したうえで再発防止の対策を講じていく」とコメントしています。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/tottori/20231206/4040016658.html 

 

 (2024年3月27日 修正3 ;追記)

20243261749分にNHK鳥取からは、燃料運搬バケット内に入った異物がバケットと衝突した火花で着火した可能性あり、バケットはナイロン製に置き換えるなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

発電所は外部の専門家を招いて原因を調べていて、3月、経済産業省に調査の結果を報告しました。

それによりますと、燃料を「バケット」と呼ばれる容器に入れて貯蔵庫に運ぶ「バケットエレベータ」と呼ばれる設備に異物が混入した可能性があると指摘しています。

その上で、この異物がステンレス製の「バケット」と衝突して火花が発生した可能性があるとしています。

さらに、バケットエレベータの点検や清掃が不十分で、粉じんがたまり引火しやすい環境となったことで、爆発を伴う火災が起きた可能性を指摘していて、こうした複数の原因によって今回の火災が起きたと指摘しています。

発電所は再発防止策として、ステンレス製のバケットをすべて異物と接触しても火花が発生しにくいナイロン製のものに置き換えることや、点検や清掃の確認をしやすくするための工事や、点検や清掃の頻度を増やすことなどをあげています。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/tottori/20240326/4040017421.html

 

  (2024年4月24日 修正4 ;追記)

20244221911分にYAHOOニュース(山陰放送)からは、5月の火災は貯蔵ペレットに別の燃料の水分が混入して発酵が促進された、7月の火災は耐熱材破損が原因など、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

19日、発電所や出資者である中部電力などが2回目となる住民説明会を開きました。

5月の火災は、貯蔵されている木質ペレットという燃料に別の燃料の水分が混入し、発酵が促進されて自然発火。

7月の火災は、構造物の隙間に使用される部品の耐熱材の破損が原因だと説明されました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/151a992c4c383eaf43a3d0b9d2a82ef91fd44440

 

   

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20237131838分にYAHOOニュース(テレビ岩手)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

13日正午ごろ、矢巾町広宮沢にある重機などの整備をする事業所の従業員から「作業中、ガスに引火し胸に火が付いた」と消防に通報がありました。

警察によりますと、火は爆発音を聞いて駆け付けた別の従業員によってすぐ消し止められましたが、40代の作業員1人が胸や左手首にやけどを負って病院に運ばれました。

意識はあり、命に別条はないということです。

作業員は当時、「ホイールローダー」と呼ばれる建設用重機の燃料タンクを電動のこぎりで切断していたところ、火花がガスに移って燃え広がり、爆発を起こしたということです。

警察と消防が詳しい原因を調べています。



https://news.yahoo.co.jp/articles/d676d0fad5172b8bd88512be3a2eaf7eb195ae22

 

7131711分にYAHOOニュース(岩手放送)からは、燃料タンク残存ガスに引火し火が服に燃え移ったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

13日正午前、矢巾町広宮沢にある建設機械の整備工場の敷地内で、ホイールローダーの燃料タンクの溶接作業をしていた40代の男性従業員が着ていた服が燃えました。

異変に気付いたほかの従業員が駆け付け、すぐに火は消し止められましたが、男性は胸や左手首にやけどをして、町内の病院に運ばれました。

警察によると、佐々木さんは運ばれる際に意識はあったということです。

警察は、溶接作業で出た火花が燃料タンクに残っていたガスに引火し服に燃え移ったとみて、事故の詳しい原因を調べています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/055724edafafec56bc1338ef0e156969bac3a9cd 

 

 

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2023732051分に東京新聞から下記趣旨の記事が、現場写真と地図付きでネット配信されていた。

3日午後315分ごろ、東京都港区新橋3の雑居ビルで「爆発音とともに大量の煙が出ている」と110番があった。

警視庁愛宕署によると、ビル2階の飲食店から出火し、男性店長(52)や通行人ら男女4人が重軽傷を負った。
いずれも命に別条はないという。

署によると、店は営業前で客はいなかった。

男性店長は調べに「ガス臭いと思いながら、たばこを吸おうと店内でライターをつけた瞬間に爆発した」と説明。
何らかの理由でガスが充満していたとみられる。

店長は顔に重いやけどを負っており、回復を待って事情を聴く。

店内にいた女性従業員(53)と、ガラス片が当たった通行人の女性(53)も重傷。
別の通行人の男性(75)も軽いけがをした。

現場はJR新橋駅から西に約300メートルの繁華街。
ガラス片や紙片が散乱するなど、一時、騒然となった。

ビルは地下1階、地上8階建て。

https://www.tokyo-np.co.jp/article/260680

 

73193分にテレビ朝日からは、衝撃波を感じた人もいた、1時間ほど前から100m離れた場所でもガス臭がしていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

・・・

火が出たのは3日午後320分ごろ。

警視庁などによると、直前には「爆発音があった」との通報がありました。

この映像を撮影した人によると、火が出る3分から5分前に「ドン」という爆発音がして、100メートル離れたビルでも揺れを感じたといいます。

目撃者:
「近くのビルでデスクワークをしていたんですけど、そしたら、ものすごく大きなドンッて音が聞こえて、最初『車がぶつかったのかな』と思ったんですけど、衝撃波と音からしてそれは違うなと思って、今まで聞いたことのないすさまじい音でした」

・・・

火が出たビルの2階に入っていたのはカフェバー。
店のホームページによると、営業は午後4時からで、火が出た時は開店の準備をしている最中でした。

店内に客はいませんでしたが、50代の男性店長、50代の女性店員、そして通行人の50代男性と70代男性の合わせて4人がけがをして、3人が病院に運ばれました。
店長と店員は顔にやけどを負いました。

火が出たビルの1階の飲食店に勤める男性は、爆発が起きる前からガスの臭いがしていたと言います。

1階の飲食店に勤める男性:
2時半ぐらいに新橋着いたんですけど、ちょうど100メートル離れたここの場所でもガス漏れの臭いがして、自分の店に近付くにつれ、激しい臭いがしたのでどこかで漏れてるのかなって思ったが、まさか同じビルだった」

・・・

https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000305747.html

 

7468分にNHK首都圏からは、店長はガスや下水のような臭いを感じていた、ビルの中にいた人は午前中からガスのような臭いを感じていたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

警視庁によりますと、男性店長は、「ガスや下水のようなにおいがしていた。店内の喫煙室でタバコを吸おうとライターをつけた瞬間に爆発した」などと説明しているということです。

また、関係者によりますと、当時、ビルの中にいた人は「午前中からガスのようなにおいがして気になっていた」と話しているということです。

https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20230704/1000094434.html

 

741622分にYAHOOニュース(デイリー)からは、識者は近場のビルの窓ガラスが割れていないことから「穏やかな爆発」という表現をしたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

4日に放送されたTBS系「ゴゴスマ~GOGO!Smile!~」では、3日午後に東京・新橋のビルで起きた爆発事故について取り上げた。

・・・

事故現場から中継で出演した元東京消防庁警防部長で危機対応人材育成研究所所長の佐藤康雄氏は、「皆さんは非常に激しい爆発と思われるかもしれませんが、プロの目から見ると穏やかな爆発だったなと思います」と断言。

このひと言にスタジオの出演者からは、一斉に「エーッ」などと驚きの声が上がった。  

佐藤氏は、狭い通りを挟んだ向いのビルの窓ガラスが割れていないことを指摘し、都市ガスによる火災の場合、「150メートルぐらい(先)のガラスとかサッシはみんな吹き飛びます」と説明。

「爆発自体は激しいように素人の方には見えますけど、プロの目から見ますと穏やかな爆発」と改めて解説すると、MCの石井亮次アナウンサーは「へー、これで!」と驚きを隠さなかった。

https://news.yahoo.co.jp/articles/511ca6108ec088e6f15512b38e0a7ec5efb47363 

 

751856分に産経新聞からは、3階床下のガス管接続部が外れていた、3階空き店舗で水道管撤去などを行っていた作業員がガス管に触った、その真下が喫煙室だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

捜査関係者によると、爆発が起きた3日は、午前9時~午後1時半ごろの間、3階の空き店舗で水道管を撤去するなどの内装工事が行われていた。

現場検証の結果、3階の床下にあるガス管の接続部分が1カ所外れていたことが判明。

作業員の1人が警視庁に「床に出ていたガス管に触った」と話しているといい、内装業者から事情を聴くなどし、詳しい経緯を調べている。

2階店舗はガスを契約しておらず、ガス管が外れていた場所の真下が2階の喫煙室だったという。

https://www.sankei.com/article/20230705-DCAAPRODIRLYPLGELOKMKE3T5Q/ 

 

751855分にYAHOOニュース(テレビ朝日)からは、昔のビルではガス管と水道管は見分けがつかないなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

爆発前、内装業者が水道とガスの工事を行っていました。

3階の床下にガス管が通っていて、ガス管の接続部分が外れ、ガスが漏れたといいます。  

では、なぜガス管の接続部分が外れたのでしょうか。

一般的にビル内は配管が張り巡らされています。

水漏れの修理などを行う水道業者によれば、ガス、水道両業者とも作業中、誤ってガス管に触れた可能性は捨て切れないといいます。  

I工業社長:
「(ガス管と水道管は)同じ材質。外目からはパイプ自体は見分け付かない」  

現場のビルは1971年に建てられ、築年数は50年を超えているといいます。

I工業社長:
「(ガス管と水道管)今は見分け付くんですけど、昔だったら同じような形状の管」

・・・

https://news.yahoo.co.jp/articles/dae0bcd4c868a563d4773d36b09e8c13a1ef24e3  

 

761950分にYAHOOニュース(テレビ朝日)からは、内装業者が床から出ているガス管の蓋をとろうとパイプレンチで回した際に配管ねじ込み部?がずれたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

火元の上の階で作業をしていた内装業者がガス管のふたを「パイプレンチで回した」と話していることが分かりました。

この作業によってガス漏れが起きたとみられます。

では、「ガス管のふた」とは…。  

市民防災研究所・坂口隆夫理事:
「部屋の床の部分に出ているということは、ガス器具を使う場合にはそこからガスを引いて使う」  

一般的に、店舗を改装する際、かつてあった台所などは撤去され、ガス管の一部が残されることがあるといいます。

内装業者:
「ガス管のふたの部分が出っ張っているから取ろうと思ってぐるぐる回したら接続部分がずれた」

パイプレンチを使って出っ張りを回して外そうとした際、床下につながっているガス管との接合部分が外れ、そこからガスが漏れていったとみられます。  

内装業者:
「ガス管かもしれないが、ガスは通っていないと思った」  

午後1時半に作業を終えた内装業者。

しかし、ガスは漏れ続けていたとみられます。  

坂口理事:
3階の床はコンクリートでできている。都市ガスが3階の改装中の店舗内に漏れていくことはない」  

作業していた3階ではなく、下の2階に流れ込んでいました。

この時、ガス漏れの警報音などは鳴っていなかったとみられます。  

坂口理事:
「都市ガスの場合は飲食店関係の警報器の義務はない。付けた方がいいですよと『推奨施設』となっている。法令上の義務はない」  

午後320分ごろ、何も知らないカフェバーの店長が一服しようとすると、爆発です。

内装業者がガス漏れしたことが分かっていて現場を立ち去ったかについては捜査中とのことです。  















https://news.yahoo.co.jp/articles/9d8312bac08add8ba7bedfc7147bead3459f6cb4 

 

(ブログ者コメント)

〇3階の床下というよりは、2階の天井裏にガス管が通っていたということかもしれない。

〇それにしても、ガスのような臭いを感じていながら、ライターに火をつけた。
一般の人のガス漏れに対する意識は、この程度のものなのだろうか?
それとも、自分の店ではガスを使っていないので、ウチで漏れているのではないだろうと思い、火をつけたのだろうか?

〇ガス漏れトラブル時、消防は「火は使わないでください」と巡回広報する。
しかし今回、1時間ぐらい前からガス臭がしていたというのに、「広報していたが・・・」という報道は見当たらなかった。

 

 (2023年12月25日 修正1 ;追記)

202312221010分にYAHOOニュース(弁護士ニュース)からは、爆発した店はガス臭いのにライターに火をつけたという当初の報道を否定している、ガスを使っていない部屋でもガス警報器設置が必要か?など、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)

・・・

あの現場は今、どうなっているのか。

忘年会シーズン真っただ中の金曜夕方、多くのサラリーマンが行き交う新橋に向かった。

・・・

事故当時、爆発元となった飲食店の店長が「ガス臭いと感じながらタバコを吸おうとライターをつけた」と話しているとの報道がなされ、批判が集まっていた。

しかし事故から9日後の712日、当該店舗の公式サイトには以下のコメントが掲載されている。

「一部報道において、当店店長が、捜査関係者に対し、ガスの臭いを認識しながらライターに火を付けたことが本件の原因であると説明した旨の報道がなされており、当該報道を基に、一部SNS上で、同人の行動を非難する言動がなされております。
しかしながら、当店店長が捜査当局に対し、そのような説明をした事実はございません」

本来、無色無臭のガスには安全のためわざと臭いがつけられているが、今回の事故のように気づけないケースもある。

ましてや、自身がガス契約していないとなれば、まさか部屋にガスが充満しているとは夢にも思わなかったのではないだろうか。

他の部屋からのガス漏れは、住居においても“人ごと”ではなく、爆発のみならず一酸化炭素中毒の巻き添えになるリスクもあり、死亡例も存在する。

現状、一般家庭におけるガス警報器の設置は義務付けられていないが、経産省によると、LPガスの事故だけでも国内で年間200件前後発生しているという。

新橋で爆発した店舗のように、ガス契約がない場合にも警報器を設置するのかといった点で議論の余地はあるが、自分が気をつけるだけでは安全を守り切れない以上、異常をいち早く知らせてくれる警報器の設置を検討してみてもよいかもしれない。

https://news.yahoo.co.jp/articles/db781d90ebd4729064ca835327c4ebd8e89aa869

 

 

 

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20235月26日16時29分にYAHOOニュース(読売テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

去年12月、大阪市の平野下水処理場で、加工した汚泥を貯めるタンクが爆発しました。

タンクは、4階建ての建物の2階から4階にかけて設置されていて、爆発により直径4メートルほどの蓋が吹き飛び、4階の壁や窓が大破しました。  

当時、この建物では6人が作業をしていましたが、けが人はいませんでした。  

事故があった処理場では、下水の中の汚泥を炭のような状態に加工し固形燃料にする作業が行われています。

大阪市の委託業者などによりますと、タンクの中の炭化した汚泥が想定の範囲を超えて発熱し、そこから発生した可燃性ガスと反応し発火したことが、爆発の原因だということです。

委託業者は、発熱を抑える設備を追加することで同様の事故を防げるとしていて、整備にかかる費用をすべて負担したうえで、運転再開に向け準備を急いでいます。

https://news.yahoo.co.jp/articles/0ca16fd8efbdebc8bfc6f61d44e73e6048f79f62

 

5262055分にYAHOOニュース(mBS NEWS)からは、タンクの高さは約10m、対策として操作マニュアルも見直すなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

去年12月、大阪市平野区にある「平野下水処理場」で高さ約10m、直径約4mのタンクが爆発しました。

タンクには汚泥を固形燃料にしたものが貯蔵されていました。

26日に市は、事故の原因がタンク内にあった炭化した汚泥が想定以上に発熱したことにより可燃性のガスが発生し、汚泥に引火したことであると発表しました。  

今後は汚泥の異常発熱が生じないよう安全設備を追加したり操作マニュアルを見直したりするなどして、6月中旬にこの設備を再稼働をさせるということです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/5a2a28e335a412e002d52fa9d5339ac1e350d6f7

 

※昨年、2022124日付で大阪市のHPに、当時の状況が下記趣旨で掲載されていた。

・・・

令和4123日(土曜日)1525分頃、平野下水処理場汚泥固形燃料化事業(PFI事業)施設内において、炭化物ホッパ(炭化炉で発生する炭化物を貯留する槽)が爆発する事故が発生しました。

現在、施設を停止しており、今後、爆発の原因を調査してまいります。

なお、爆発による人的被害及び現時点での周辺地域への物的被害はありません。

・・・

4.経緯

令和4123日(土曜日)1525分頃、特別目的会社が炭化炉立ち上げ作業をしていたところ、爆発が発生しました。

直ちに特別目的会社により警察及び消防へ連絡しました。

1540分頃、警察及び消防が現地に同時到着し、直ちに警察による施設西側道路の通行止めが行われました。

また、炭化物ホッパ内が高温状態であったため、降温のため消防により1720分頃より約20分間炭化物ホッパへ放水が行われました。

1817分、警察及び消防の現場検証が一旦終了し、同時に道路の通行止めを解除しました。

https://www.city.osaka.lg.jp/hodoshiryo/kensetsu/0000586033.html 

 

(ブログ者コメント)

異常発熱と発生したガスが原因だったにしても、爆発したタイミングが炉の立ち上げ作業時だったことが気になる。
炉の立ち上げ時に炭化不十分な汚泥がタンクに送り込まれたなど、なにか関連性はなかったのだろうか?

 

 

 

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2023年4月2日13時44分にYAHOOニュース(チューリップテレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

41日午後2時半ごろ、富山県射水市にあるアルミ加工の事業所で、従業員が電気溶接機を使ってドラム缶を切断していたところ、ドラム缶が爆発する事故がありました。

【写真を見る】ドラム缶が爆発 “くず入れ”にしようと切断中に49歳男性が重傷か 富山・射水

この事故で、作業にあたっていた49歳の男性従業員が頭の骨などを折り、重傷とみられます。

警察によりますと、男性は屋外で1人で作業していて、作業所内にいた別の従業員が爆発音を聞いて外に出たところ、男性が倒れているのを見つけ、通報しました。

男性は、鉄製のドラム缶が不要になったため、くず入れとして利用しようと考えて電気溶接機でドラム缶を切断。
その際にドラム缶が爆発したということです。

現場には、そのドラム缶が残されていました。

切断していたドラム缶は「洗浄剤」が入っていたものだということですが、作業当時にドラム缶の中に何が入っていたかはわかっておらず、警察が詳しい事故原因を調べています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/0318a324ba0e0e3e398ac64b60f60ed07deea0c6

 

 

 

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2023311825分に福島民友から下記趣旨の記事が、燃える工場の航空写真付きでネット配信されていた。

10日午後2時55分ごろ、二本松市高平のT社の従業員から「火災が発生した。ガス充填(じゅうてん)室で爆発が起きたようだ」と119番通報があった。

二本松署や安達地方消防本部によると、同社第1工場から出火、周囲の山林にも延焼した。

従業員の男性4人が救急搬送され、うち3人がやけどで重傷という。

同署が出火原因などを調べている。

【12世帯20人避難指示】

火災が発生したのは、卓上用こんろのカセットボンベを製造する工場。

救急搬送された4人以外の従業員は避難し、けが人は確認されていない。

同消防本部は同日午後5時17分、ガス爆発と延焼の恐れがあるとして、工場から半径500メートルの12世帯、20人に避難指示を出した。

避難指示を受け、二本松市は最寄りの岳下住民センターに避難所を開設。

住民20人と同社従業員を合わせて最大で30人が避難した。

また、火災の影響で東北道福島西―本宮インターチェンジ間の上下線が一時通行止めとなった。

現場はJR二本松駅から西に約3.4キロの高台にあり、周囲には山林が広がる。

【住民「大きな音、怖かった」】

現場では時折「バーン」という音とともに火の手が上がり、黒い煙が充満した。

周辺には爆風で吹き飛んだとみられる窓枠のような資材などが散乱し、爆発の激しさを物語った。

工場から上がる黒煙は二本松市役所からも見え、市内には消防車やパトカーのサイレンが鳴り響いた。

工場周辺は二本松署が立ち入りを規制し、従業員や近隣の住民は避難を促された。

火災発生時も勤務していた従業員は「ものすごく大きな爆発音が聞こえ、地震かと思った」と爆発の激しさを振り返った。

工場から約500メートル付近に住む70代女性は庭先を掃除していたといい、「『ドカーン』と大きな爆発音が1回聞こえ、怖かった。黒煙が上がり、煙臭かった」と不安げな表情を見せた。

周辺の山林で木を伐採していた70代男性は、「地響きのような音に驚いた」と話した。

岳下住民センターに開設された避難所に、家族4人で身を寄せた80代男性は、「何日ぐらい避難が続くか分からない。早く平穏が戻ってほしい」と表情を曇らせた。

https://www.minyu-net.com/news/news/FM20230311-763343.php  

 

31274分にYAHOOニュース(福島民友)からは、アラームが鳴り爆発が起きたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

二本松市のT社第1工場で10日に起きた爆発を伴う火災で、従業員が火災直前の状況について「アラームが鳴り、爆発が起きた」と話していることが11日、関係者への取材で分かった。

卓上用こんろのカセットボンベを製造中、何らかの原因で室内に充満したガスに引火した可能性が高いとみられる。

二本松署や安達地方消防本部は13日以降、消防科学研究センターなどと合同で実況見分を行い、原因などを詳しく調べる方針。  

二本松署などによると、火災は10日午後250分ごろに出火し、約10時間後の11日午前110分ごろ鎮火した。

同本部によると、2階建て工場のうち、ガス充填室がある1階南西側の燃え方が激しく、同所から工場内に延焼し、12階合わせて6千平方メートルほどを焼いたとみられる。

同本部が爆発と延焼の恐れがあるとして工場から半径500メートルの12世帯、20人に出していた避難指示は、10日午後11時に解除された。

https://news.yahoo.co.jp/articles/46826bdb7e30a3805026f1bcb260af0ba647d00c 

 

 

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2023222201分にYAHOOニュース(テレビ長崎)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

22日午前、長崎市の三菱重工業 長崎造船所で爆発とみられる事故があり、男性従業員1人の死亡が確認されました。

死亡したのは、西彼杵郡長与町に住む工員の辻田さん(54)です。

三菱重工や警察、消防によりますと、長崎市東立神町の三菱重工業 長崎造船所の船の組立て場で、従業員が少量の出血をした辻田さんを見つけました。

辻田さんは意識不明の重体で病院に搬送され、午後1時ごろ、死亡が確認されました。

辻田さんを見つけた従業員は、発見する直前に爆発音を聞いたということです。

辻田さんは溶接作業をしていたとみられていて、気化した塗料に引火して爆発したとの情報もあります。

周辺住民:
「近くにいて(音を)聞いた人がいた。上から物が落ちるような「バン」という音がした」

事故が起きたのは海上自衛隊の艦船などの造船が行われるエリアでした。

警察は事故の原因などを詳しく調べています。





https://news.yahoo.co.jp/articles/dfd2eee8c382003b62c3438bfcfc626da5fcbaf2

 

2221950分にYAHOOニュース(長崎国際テレビ)からは、現場には溶接用のガス管が通っていた、シンナーなどの塗料も置かれていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

22日午前、長崎市の三菱重工業長崎造船所の工場で爆発事故があり、作業員の男性1人が死亡しました。

警察や消防は、事故の詳しい原因とともに、現場の体制に問題がなかったかも含め調べています。

22日午前11時半頃、長崎市東立神町の三菱重工業長崎造船所の工場の関係者から「爆発音がしてケガ人が出た」と消防に通報がありました。

(近隣住民):
「ドーンと聞こえた。緑の屋根のある所から音がしたなと思ってのぞいた」

警察によりますと、この爆発で当時、現場で作業をしていた辻田さん54歳が意識不明の重体となり、搬送先の病院でおよそ1時間半後に死亡が確認されました。

(三菱重工業総務第六グループ西本グループ長) :
「地図でいうと13番のあたりは船体を組みたてていく現場になっている」

三菱重工業の西本グループ長によりますと、爆発があったのは海上自衛隊の艦船などを建造するエリアで、当時、辻田さんは1人で船の溶接を行っていたとみられるということです。

工場には溶接に使用するためガス管が通っているほか、シンナーなどを含む塗料が置かれていたということです。

(西本グループ長) :
「原因も含めて、これから、なにがおこったのか究明していく」

警察や消防は、事故の詳しい原因とともに、現場の体制に問題がなかったかも含め調べています。



https://news.yahoo.co.jp/articles/c050e756c79202c5eee66fdb94ffa91b757e7eb7

 

(ブログ者コメント)

映像から考えると、建造中の船体内部で爆発が起きたのかもしれない。

 

 

 

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20221272時10分にYAHOOニュース(日テレNEWS24)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

東京・江戸川区で6日午前、マンホールの中でガス爆発とみられる事故が起きました。
この爆発に50代と30代の男性作業員が巻き込まれ、病院で死亡が確認されました。
事故直前、現場ではガス漏れのような音が聞こえ、その後に爆発したということです。

6日午前に起きた、江戸川区のマンホールの中でガス爆発とみられる事故。

救出活動は日が落ちるまで約6時間にわたり続き、午後5時ごろ、男性作業員がマンホールの中から引き上げられました。

午後4時すぎの時点でも道路には消防車がずらりと並び、マンホールが爆発した現場では救助活動が行われていました。

多くの消防隊員がマンホールを取り囲むように集まり、中にはガスマスクを装備する隊員の姿もありました。

消防:
「こちらは葛西消防署です。ただいま、この付近で『可燃性ガス』が発生しています。なお、避難する必要はありません」

騒然となった住宅街。
午前11時過ぎに「何かが爆発した」との最初の通報がありました。

東京都水道局によると、事故が起きたマンホールの中は深さ約24メートル。

降りていくためのはしごが設置されていて、2人の作業員がこのはしごを交換する工事を行っていたところ、爆発が起きたということです。

午前9時から一緒に工事をしていたという男性に話を聞きました。

その横には、金属製のはしごが置かれていました。

一緒に工事していた作業員:
「こっちにあるはしごをつける予定でいたんですけど」

記者:
「このはしごを付け替える?

一緒に工事していた作業員:
「そうそうそう。下の方からシューシューって音が12秒してから、その後にいきなり白い煙で『バンッ!』って。
ガス漏れみたいな音が出て、その後に『バーンッ!』って爆発しちゃって」

現場近くに住む住民が撮影した映像には、爆発で飛ばされてきたものなのでしょうか、木に青い布のようなものがぶら下がっているのが映っていました。

現場近くの住民:
「木に何か布みたいなものがぶら下がってたので。おまわりさんが『検証のため調べてる途中なので、そのままにしておいてください』って」

住宅の玄関先にも、爆発で飛ばされてきたものでしょうか、黒い部品の一部のようなものが落ちていました。     爆発の後、2人の作業員のうち、50代の男性はマンホールの外で発見されました。
地上に吹き飛ばされたとみられていて、搬送先の病院で死亡が確認されました。

一方、30代の男性は、可燃性のガスが充満したマンホールの中に取り残されたままの状態となっていました。

・・・

救助活動は夕方になっても続き、現場付近は消防隊員が多くつめかけて騒然としていました。

30代の男性の救助は可燃性のガスが充満していたことなどから難航。

事故発生から約6時間後に救助されましたが、搬送先の病院で死亡が確認されました。

住民を不安に包んだ爆発事故。
警視庁が原因を調べることにしています。

 126日放送『news zero』より)















https://news.yahoo.co.jp/articles/7de41be865bec4c227521bd3320a0da0ce36f149

 

1262031分にNHK首都圏からは、地下からはCOと可燃性ガスが検出された、排水室と呼ばれる地下の空間で作業していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

・・・

東京消防庁によりますと、現場に到着した消防隊が確認したところ、地下からは一酸化炭素と可燃性のガスが検出されたということです。

現場は、都営新宿線船堀駅から南に500メートルほど離れた住宅や商店が集まる地域で、警視庁は爆発が起きた原因などを調べています。

・・・

東京都水道局によりますと、工事は水道局が発注したもので、都内の土木業者の2人が「排水室」と呼ばれる地下の空間で作業にあたっていたということです。

「排水室」は、水道管の工事や点検などをする際に水道管にたまっている水を川に排出する設備が備えられている空間で、地上からおよそ24メートルの深さがあります。

「排水室」は地上の入り口から2つに分かれていて、2人は片側の空間に設置されたはしごを取り外す作業にあたっていたということです。

はしごの長さはおよそ24メートルあって、老朽化していたため交換する必要があったということです。

https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20221206/1000087400.html

 

1262157分にYAHOOニュース(東京MX)からは、排水室の大きさなどが、下記趣旨でネット配信されていた。

マンホールの内部は深さおよそ24メートルで、底の部分が幅158センチ・奥行き65センチ、大人2人がようやく入れるほどの狭い場所で作業していたとみられています。

マンホール内で可燃性ガスが発生して爆発したということですが、近く住む人は「現場から400メートル離れた家にいて『ドン』というような聞いたことのない金属音が聞こえた」と話していて、かなり大きな爆発だったことがうかがえます。



https://news.yahoo.co.jp/articles/1fc1f49562baee3b68284ae1e0ac5b0958e0ffb2

 

1262010分にYAHOOニュース(テレビ朝日)からは、マンホールで降りていく途中が5mほど狭くなっていたため救助が難航した、マンホール内には可燃性ガスが充満していたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

・・・

東京消防庁によりますと、マンホールは深さ20メートルから25メートルの辺りにかけては1人が入れるくらいの狭さのため、救助が難航したということです。

また、マンホールの中は可燃性のガスが充満していたということです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/879dc3becc6cf339138d21c774ebd7b67c0655b0 

 

127177分に産経新聞からは、10m離れた都市ガス配管は問題なかった、地中の天然ガスか?これまでの工事で地中からのガスが確認されたことはなかった、工事は前日から始まったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

東京ガスによると、都市ガスの配管は現場から約10メートル離れた場所に敷設され、異常はないといい、葛西署は、地中のメタンガスなどの天然ガスに引火した可能性もあるとみている。

都水道局によると、現場は今年8月に調査を行って、事故前日の5日から作業が始まったという。

都水道局は「これまでの工事の中で地中からのガスが確認されたという報告はない」としている。

https://www.sankei.com/article/20221207-GHEEVWZRVBM2FPNNB5TMPPWULE/ 

 

128165分に読売新聞からは、現場でメタンが検出された、前日から当日にかけ排水室にあった泥水をポンプで汲み上げていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

現場に充満していた可燃性ガスの簡易鑑定でメタンガスの成分が検出されたことが、捜査関係者への取材でわかった。

メタンガスは地中に存在するほか、汚泥処理などでも発生するとされる。

都水道局によると、マンホール内の深さ約24メートルの場所にある排水室には泥水がたまっており、事故前日から当日にかけてポンプで水をくみ上げる作業をした。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20221208-OYT1T50148/  

 

(ブログ者コメント)

〇関東平野には広範囲に南関東ガス田が広がっており、江戸川区でも船堀付近から区の南端にかけてガスの採掘施設が10箇所あったという。(添付17/100ページ 図24
ただ、ガス量の減少や地盤沈下の問題から、昭和47年以降、全面停止になったとのこと。
そういったガスが噴出した可能性も考えられるが、過去の土木工事などでの類似事例は、ザッと調べた範囲では見当たらなかった。
https://www.ktr.mlit.go.jp/ktr_content/content/000616915.pdf 

〇汚泥から発生したメタン説も出ているが、それならシュ―シューという音が1~2秒も続くことはなさそうな気がする。

〇もし天然ガスが原因だったとすれば、産経新聞の「今年8月に行った調査」の内容が気になる。
天然ガスの存在を意識して、工事場所周辺のガス有無を調査していたということだろうか?

〇一方、東京湾岸で何回か発生している異臭もガス田が起因かもしれ
 ないという考えが頭をよぎった。

 

 

 

 

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2022621014分にYAHOOニュース(東北放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

20日夜、宮城県多賀城市の車の整備工場で、タンクローリーのタンク部分を修理しようと溶接作業などをしていたところ、爆発が起き、男性1人が死亡しました。

20日午後7時半頃、多賀城市栄3丁目のMディーゼル仙台工場から「爆発があり、男性がけがをした」と通報がありました。

この事故で、Mディーゼルの社員で仙台市泉区に住む笹原さん(45)が、頭などを強く打ち病院に運ばれましたが、死亡が確認されました。

警察によりますと、笹原さんは当時、タンクローリーのタンク部分を修理しようと溶接作業などをしていたということです。

付近では、他にも数人が作業をしていましたが、けがをした人はいませんでした。

警察は、笹原さんと一緒に作業をしていた社員らから話しを聞くなどして、現場の安全管理に問題がなかったか調べを進めています。



https://news.yahoo.co.jp/articles/d122df1acbb9fa50b11d8c79e045d9d99246fd01

 

62189分にNHK東北からは、ガソリンのタンクを修理中だった、爆発は小規模だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

20日午後7時半ごろ、多賀城栄3丁目にある自動車整備工場、「Mディーゼル」仙台工場の作業員から「溶接の作業中に爆発が起きてけがをしている人がいる」と、警察と消防に通報がありました。

警察が駆けつけたところ、この工場の作業員で仙台市に住む笹原さん(45)が工場の中で意識がない状態で倒れていたということです。

警察によりますと、笹原さんは塩釜市内の病院に搬送されましたが、頭などを強く打ち、その後、死亡が確認されました。

警察によりますと、笹原さんは、ガソリンを入れるタンクローリーの修理で溶接作業をしていた際に発生した小規模な爆発に巻き込まれたとみていて、警察で事故の原因を詳しく調べています。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/sendai/20220621/6000019741.html

 

 (2022年12月26日 修正1 ;追記)

事故当時、20226211140分に東日本放送からは、タンク内のガソリンを抜いて修理していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)

20日午後7時半ごろ、多賀城市栄のMディーゼル仙台工場でタンクローリー車が爆発し、仙台市泉区の笹原さん(45)が頭を強く打ち死亡しました。

当時、笹原さんはタンクローリー車のタンクの部分の修理のため、溶接作業を行っていたということです。

周辺で作業をしていた人にけがはありませんでした。

修理はタンク内のガソリンを抜いて行われていましたが、警察は揮発したガソリンに溶接作業の火花が引火した可能性があるとみて、安全管理に問題が無かったか詳しく調べています。

https://www.khb-tv.co.jp/news/14649949 

 

20221224150分に河北新報からは、安全教育を怠っていたなどの疑いで工場長らが書類送検されたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

仙台労働基準監督署は23日、労働安全衛生法違反の疑いで、青森市の自動車整備業「Mディーゼル」と宮城県多賀城市にある仙台工場の30代男性工場長を書類送検した。

送検容疑は6月20日、爆発の可能性があるガソリンタンク車で男性従業員=当時(45)=に溶接させたほか、必要な安全教育を行っていなかった疑い。

同日午後7時20分ごろ、従業員がタンクの爆発に巻き込まれて死亡した。

タンクに残ったガソリンに引火したとみられる。

https://kahoku.news/articles/20221224khn000015.html

 

(ブログ者コメント)

タンク内のガソリンは抜きとったがベーパーが残留していた・・・ということかもしれない。

 

 

 

 

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202225184分にYAHOOニュース(HTB)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

稚内市にある自動車の修理や解体を行う会社の敷地内で、ドラム缶を切断する作業中に爆発事故があり、42歳の男性が重傷です。  

午前11時すぎ、稚内市声問1丁目で会社の従業員から「ドラム缶が爆発しけが人がいるようだ」と消防に通報がありました。

この爆発で、従業員の来田さん(男性、42歳)が、顔に大けがをするなどして病院に運ばれました。
意識はありますが、会話ができない状態です。

消防によりますと、来田さんはドラム缶を機械で切断していたところ、なんらかの原因で爆発が起きたということです。

この爆発による建物への延焼はありません。

警察と消防は、当時、現場にいた従業員などから話を聞き、原因を調べています。





https://news.yahoo.co.jp/articles/1ce5524b54173f3f068c5869f65beae9389f8ca4

 

 

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2022125228分にYAHOOニュース(東海テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

25日午前9時ごろ、大垣市の金属買取業「O金属」の敷地で、「ドラム缶が爆発して男性が倒れている」と消防に通報がありました。  

消防が駆け付け、40代くらいとみられる男性が病院に運ばれましたが、男性は頭を強く打ち、およそ4時間後に死亡しました。  

警察によりますと、男性はドラム缶をバーナーを使って切断する作業をしていて、ドラム缶が爆発した衝撃で死亡したとみられています。  

ドラム缶からは「酢酸エチル」が検出されていて、警察は爆発の原因を調べています。  

また、死亡した男性はこの会社の従業員ではなく、社長の知人だったということで、警察は男性が作業を手伝った経緯についても詳しく調べています。



https://news.yahoo.co.jp/articles/246a43b1e9c125dd5c8d95f0ebaf99bdc22b199e

 

1251922分にYAHOOニュース(岐阜新聞)からは、事務所にいた人が爆発音を聞いて外に出たなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

25日午前910分ごろ、岐阜県大垣市の会社で、40代男性がガスバーナーでドラム缶を切断していたところ、このドラム缶が爆発した。

男性は市内の病院に搬送されたが、約4時間後に死亡が確認された。
死因は脳挫傷。  

大垣署によると、同社は金属買い取り業、加工業。

事務室にいた男性が屋外で爆発音がしたため外に出たところ、ドラム缶の横で倒れていた被害男性を発見し、119番した。

被害男性は1人で作業していたという。

署が身元と詳しい事故原因を調べている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/125b31e608fc467cb0d1ee21455c69e23653a18b

 

 

 

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20211121180分に青森テレビから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

21日午前9時すぎ、八戸沖で座礁した貨物船の撤去作業を行っていた人から、「海中での作業中にガス爆発が発生し、潜水士がけがをした」と、消防に通報がありました。

この事故で、東京都に住む61歳の男性潜水士が肩や胸を打つけがなどをして、八戸市内の病院に運ばれました。
命に別状はないということです。

貨物船は、ことし8月に座礁したパナマ船籍の「CRIMSON POLARIS(クリムゾン・ポラリス)」で、2つに割れた船体のうち船首側は撤去されましたが、船尾側がほぼ水没していました。

海上保安部によりますと、水深14メートル付近で潜水士2人が船体に穴をあける作業を行っていて、爆発は船体の内側で起きたとみられています。

海上保安部で事故の原因を詳しく調べています。





https://www.atv.jp/news/?id=00011982 

 

1121200分に産経新聞からは、解体用チェーンを通す穴を開けていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

21日午前9時10分ごろ、青森県八戸市の八戸港沖で座礁し沈んだままとなっているパナマ船籍の貨物船「クリムゾン ポラリス」(3万9910トン)の船尾部内で、ガス爆発が起きたと119番通報があった。

船尾部の撤去作業中だった潜水士の男性(61)が巻き込まれ、肩や胸を打撲した。
命に別条はない。

八戸海上保安部によると、男性は水深約14メートルで、重さ約3300トンの船尾部を分割撤去するため、船体に解体用チェーンを通す穴を開けていた。

同保安部が詳しい爆発原因を調べている。

船は8月11日に座礁し、真っ二つに割れた。

油の抜き取り終了後、船首部は広島県の業者に引き渡された。

https://www.sankei.com/article/20211121-ZSEBPV65CBJPJKXSJVK36FBJZ4/

 

 

 

 

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魚田慎二
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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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