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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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20251110189分にNHKから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

中国電力は、先月、島根原子力発電所2号機で、核燃料が検査中に倒れ、協力会社の作業員1人がけがをした事故について、現場で転倒防止策の措置を確認しないまま、作業を進めたことが原因だったなどとする調査結果をまとめました。

中国電力では、転倒防止策の確認を義務づけていなかったということで、再発防止策を策定するとともに陳謝しました。

先月20日、松江市にある島根原発2号機の原子炉建屋で棒状の核燃料の安全を確認する作業の途中、容器に入れたまま、クレーンで縦に起こすさい、2体が容器から離れて倒れ、近くにいた協力会社の男性作業員1人が、手や足を打つけがをしました。

核燃料には本来講じている、ロープなどによる固定措置がされておらず、中国電力は事故について調査を行い、10日、結果を公表しました。

それによりますと、協力会社が、現場で転倒防止策の措置を確認しないまま作業を進めたことが原因だったなどと結論づけています。

そして事故当時は、中国電力の社員も立ち会っていましたが、転倒防止策の確認作業を義務づけていなかったことから、防止策が講じられないまま作業が進み、転倒に至ったとしています。

調査結果を受けて、中国電力は今後、転倒防止策の実施を必ず確認するなどとする再発防止策をまとめるとともに、陳謝しました。

中国電力は「地域の皆様にご心配をおかけしたことをおわび申し上げます。再発防止策を確実に実施して安全確保に万全を期してまいります」と話しています。

https://news.web.nhk/newsweb/na/nb-4030023453

 

11101811分に産経新聞からは、点検は15人体制で計画、当日転倒防止作業を担う作業員1人が立ち入り手続きで遅刻したが、1名いなくても大丈夫と判断し作業を開始したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

中国電力島根原発(松江市)2号機の原子炉建物内で点検中の新燃料が輸送容器から外れ転倒した事故を巡り、中国電は10日、計画から作業員が1人足りない状況で実施し、手順確認も不十分だったとの調査結果を発表した。

変形した燃料は金属製容器に入れて原子炉建物内で仮置きしており、今後の対応を検討している。

中国電によると、燃料点検は15人体制で計画。

当日の立ち入り手続きで1人が遅刻したが、14人でも作業ができると判断し開始した。

不在の作業員は転倒防止に関する作業を担っていたが、役割が再分担されず、燃料の固定作業をしないままクレーンで立て起こして転倒。

責任者も手順ごとの確認が十分ではなかった。

再発防止策として、点検を請け負う燃料メーカーと中国電は作業手順書を見直した。

開始前に体制を再確認するほか、責任者の転倒防止策の確認を必須とすることなどを盛り込んだ。

https://www.sankei.com/article/20251110-XPRTMQSWUJI5JJCJ5H2V746WWY/ 

 

事故当時、202510201920分にYAHOOニュース(山陽新聞)からは、8日に受け取った核燃料の傷の有無や既定の大きさであることの確認作業を行っていたなど、下記趣旨の記事が倒れた燃料の写真付きでネット配信されていた。

中国電力は20日、島根原発2号機の原子炉建物内で、新燃料の検査中に燃料2体が輸送容器から外れて転倒したと発表した。

同社によると、検査をしていた作業員1人が燃料に接触して打撲したが被ばくはしていない。

放射性物質による周辺環境への影響はないとしている。

燃料本体に変形が見られたため、使用しないこととした。

検査は新たに搬入した燃料に、傷などがないかを確認するもの。

建物内での移動時に必要な固定をしていなかったといい、中国電は法令上の違反はなかったとした上で、「再発防止に努める」とコメントした。

中国電によると同日午前9時20分ごろ、検査のために燃料が入ったステンレス製容器をクレーンを使って立て起こす際に発生。

転倒防止のストッパーや容器に固定するロープをしておらず、燃料が倒れた。

当時、付近には作業員16人がいた。

発電計画に影響はないとしている。

新燃料は108体あり、茨城県東海村と神奈川県横須賀市から輸送され、8日に受け取った。

15~28日の日程で、傷の有無や、規定の大きさかなどを確認する検査をしていた。

https://www.sanyonews.jp/article/1812804?kw=%E3%81%86%20%E6%9D%B1%E4%BA%AC

 

 

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魚田慎二
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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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