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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2025713910分にYAHOOニュース(くるまのニュース)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

以前、北海道稚内市のセルフ式ガソリンスタンドにおいて高齢女性が給油ノズルを差し込んだままクルマを発進させ、ガソリンが大量に流出する事案が発生しました。

給油にまつわるトラブルは意外と少なくありませんが、どのようなことに注意すべきなのでしょうか。

20254月、北海道稚内市内のセルフ式ガソリンスタンドにおいて高齢女性がクルマに給油ノズルを差し込んだまま発進し、破損した給油ノズルのホースからガソリン約50リットルが流出する事案が発生しました。

これは女性が給油終了後に、給油ノズルを抜き忘れて誤って発進してしまったもので、発進に気づいたガソリンスタンドの従業員が消防に通報しました。

その後、現場に駆けつけた消防隊員が流出したガソリンの除去をおこなったということです。

この事案に対しては、「恐ろしすぎる」、「少しでも火花散ったら引火するやん」、「下手すると付近のクルマもろとも燃える大惨事が起きる」といった驚きの声が多く寄せられました。

加えて、「昔、レバーを引いたままノズルを抜いて、そこらにガソリンをぶちまけた高齢者を見たことある」、「高齢者が給油キャップのカバーを開けたまま走り去っていくのを見た」など、高齢運転者による危険な給油状況を目撃したという声も上がっています。

なお、東京消防庁が公表したデータによると、2024年中、東京消防庁管内だけでもガソリンスタンドで105件の事故が発生し、そのうちガソリンスタンドに進入した車両が給油機器に衝突して破損させるといった運転ミスによる事故は72件ありました。

また上記事案のように、給油中に発進する事故は7件あり、他の地域を含めると、同様の事案はもっと多く発生しているものとみられます。  

このように給油時のトラブルは少なくありませんが、セルフで給油する際にはどのようなことに気をつければ良いのでしょうか。  

東京消防庁のウェブサイトにおいては、「セルフスタンドで安全に給油するためのポイント」として、以下の事項に留意するよう呼びかけています。

1.スタンド内は安全運転 急発進、急ハンドルは危険

2.案内標示に従いながら駐車 エンジンOFF

3.静電気除去シートにタッチ

4.正しい操作で給油

5.注ぎ足し給油をしない

6.給油キャップの置き忘れ注意

7.自分で容器にガソリンを入れない

まず1について、ガソリンスタンドでは限られたスペース内に多くの車両が出入りするほか、給油中の人や歩行者などがいるため、スピードを落として慎重に運転することが大切です。

2の「エンジンOFF」に関しては、仮にエンジンをかけたまま給油をおこなった場合、可燃性蒸気が静電気に引火して火災につながる可能性が高まることから、エンジンの停止を呼びかけるものです。

実は、ガソリンは引火点がマイナス40℃以下で、真冬であっても大量の可燃性蒸気が発生し、静電気のようなわずかな火花でも引火するという特性があります。

消防法においても「危険物」に指定されており、その扱いに注意が必要です。

さらに3の静電気除去シートについても、静電気が可燃性蒸気に引火しないよう給油前に触れておくことが重要です。

また4の「正しい操作で給油」とは、給油ノズルを給油口の奥までしっかりと差し込み、レバーを握って給油することをいいます。

給油ノズルには満タンを検知して自動で給油を止める機能がありますが、給油ノズルの差し込みが浅いと満タンを検知できず、ガソリンが吹きこぼれてしまうおそれがあります。

5の「注ぎ足し給油」は、ガソリンが満タンにもかかわらず、さらにガソリンを追加しようとする行為であり、こちらもガソリンが吹きこぼれる危険が想定されます。

自動で給油がストップしたら、それ以上は給油しないように気をつけましょう。

そして6について、給油キャップを置き忘れたり閉め忘れたりすると可燃性蒸気が漏れ出すおそれがあります。

自動車用品店やインターネットショップなどでは給油キャップの置き忘れ・閉め忘れ防止アイテムが多数販売されていることから、それらを活用すると良いかもしれません。

最後の7に関しては、顧客が自らガソリン携行缶にガソリンを入れる行為は禁止されており、従業員が給油作業をおこなう必要があります。

また携行缶でガソリンを購入する際には、本人確認やガソリンの使用目的の確認などがおこなわれるため、その点は知っておきましょう。

 ※ ※ ※  

SNS上では「エンジンかけながら給油してる人いた」、「給油しながらタバコ吸っている人いてビックリした」などの目撃情報も寄せられています。

ガソリンは引火点が非常に低く、ちょっとした火花で引火して火災につながるおそれがあるため、火気厳禁はもちろん、正しい方法での給油を心がけましょう。

https://news.yahoo.co.jp/articles/7370a5183d8bdba4decda67e53b8419361e2e635 

 

※稚内市の事故については、2025481243分にTBS NEWS(北海道放送)から、ホースの継ぎ目が破損した、漏れたガソリンは排水溝から地下の水槽に溜まったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

1日午後3時すぎ、給油の前に精算を済ませた高齢女性が給油を終えた後、給油ノズルを車の給油口に差し込んだまま発進させました。

引っ張られた給油ノズルは、ホースの継ぎ目が破損し、そこからガソリンが流出。

気づいた店員が消防に通報し、駆けつけた消防がガソリンを排水溝に水で流し、除去したということです。

消防によりますと、流出したのはレギュラーガソリン約50リットルで、排水溝から地下の水槽に貯まり、そこで処理される構造になっているということです。

そのため、今のところ周辺への影響はありません。

ノズルを差し込んだまま車を発進させた高齢女性は、その後、ガソリンスタンドに戻ってきたということです。

現場のガソリンスタンドは、破損した給油機を修理しながら、営業を続けるということです。

https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1827331?display=1

 

42日に稚内プレスからは、亀裂が入ったホースから漏れた、戻ってきた70代女性はホースを外したと思っていたと話したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

1日午後3時過ぎ、朝日1のセルフ式ガソリンスタンドで油流失の事案があった。

周辺への影響はなかった。

稚内消防本部によると、給油を終えた70代の高齢女性が料金を支払ったあと、給油ノズルを差したまま発進させ、引っ張られて亀裂が入った給油ホースから約50㍑のガソリンが漏れた。

スタンドスタッフから通報を受け、現場に到着した消防隊員が油漏れを処理した。

その後、現場に戻ってきた女性は消防に対し「給油ホースを外したと思っていた」と話していたという。

https://wakkanaipress.com/2025/04/02/76453/#:~:text=%E7%A8%9A%E5%86%85%E6%B6%88%E9%98%B2%E6%9C%AC%E9%83%A8%E3%81%AB%E3%82%88%E3%82%8B%E3%81%A8,%E6%B2%B9%E6%BC%8F%E3%82%8C%E3%82%92%E5%87%A6%E7%90%86%E3%81%97%E3%81%9F%E3%80%82

 

 

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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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