







(ブログ者コメント)
詳細不明だが、底が抜けたボンベがロケットのように飛び、ボンベ内に液体のLPGが入ったまま火がついた炭場に飛び込んで大きな爆発が起きた・・・ということかもしれない。
それにしても、炭火の輻射熱だけで2m離れたカセットボンベが過熱状態になるとは・・・。
焚き火でも2m離れれば熱くないイメージなのだが・・・。
以下は今回の情報。
2025年5月20日1時13分に北海道新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
19日午後1時半ごろ、札幌市中央区南4西2の雑居ビル「南4西2ビル」(鉄筋コンクリート地上11階、地下2階建て)で「建物内から爆発音がして窓が割れた」と通行人から119番があった。
札幌中央署などによると、2階のジンギスカン店「AD店」から出火。
従業員ら男女4人がけがをして病院に搬送されたが、いずれも命に別条はないという。
同署はガス爆発とみて、原因を調べている。
同署などによると、負傷したのは店内にいた従業員の20~40代の女性3人と、屋外で作業をしていた20代の男性1人。
女性3人はのどの痛みなどを訴え、男性は割れたガラス片で頭にけがを負った。
当時、店は開店準備中で、負傷した3人を含む従業員5人が仕込み作業をしていた。
客はいなかった。
同店を経営する「D商事」(旭川市)によると、炭をおこしていた際、近くの棚にあったガスボンベが破裂し、炭の上に落ちて爆発したという。
札幌市消防局によると、消防車など16台が出動。
店内の一部を焼き、出火から約1時間半後に消し止められた。
現場は札幌市営地下鉄東豊線豊水すすきの駅から西に約30メートルで、繁華街ススキノの一角。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1161291/
5月19日17時51分にNHK北海道からは、爆発が起きた炭場は3人ほどが入れる小さなスペースだった、店は2月に開店したばかりだったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
19日は、午後3時の開店に向けて、正午ごろに従業員1人が「炭場」でガスバーナーで炭をおこしていたということです。
「炭場」は3人ほどが入れる小さなスペースで、爆発が起きた午後1時半ごろには作業は終了していて、ガスバーナーの火も消していたほか、炭場には誰もいなかったということです。
爆発のあったビルの管理会社によりますと、ビルは地上11階建て、地下1階建てで、20店舗余りの飲食店などが入居しています。
爆発のあった2階のジンギスカン鍋店は、ことし2月に開店していて、店内はおよそ60坪の広さだということです。
爆発事故で頭にけがをしたというインドネシア人の25歳の男性は、現場のビルの近くで穴を掘る作業をしていたということです。
現場付近で取材に応じた男性は「ガラスが上からパラパラと落ちてきて、頭から血が出ていました」と話していました。
【爆発の瞬間 下の店では】
爆発した店の下にある店舗が店内に設置しているカメラの映像には、爆発の瞬間、画面がゆれて、上から白いほこりのようなものが落ちてくるのが分かります。
店内にいた2人の従業員は作業の手を止め、驚いた様子で外へと逃げていく様子が映っています。
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20250519/7000075501.html
5月19日17時59分にYAHOOニュース(UHB)からは、工事現場でケガした技能実習生は休憩中でヘルメットを外していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
現場でこの男性の会社の関係者から話が聞けました。
男性は爆発のあったビルのすぐ隣の工事現場で作業をしていました。
インドネシア国籍の技能実習生で、休憩中にヘルメットを外し頭をケガ、出血があったということです。
爆発のあった店は2025年2月にオープンしたばかりで、なかなか予約が取れない人気店です。
https://news.yahoo.co.jp/articles/48e6f98d59f5e2edfc66faa1393b38e30d7ace7a
5月20日21時36分にYAHOOニュース(北海道放送)からは、開店当初に火おこしで使ったボンベが、今は使用していないのに棚の上に物に隠れた状態で置かれていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
炭たき場には、炭に火をつける炭炉から約2メートルのところに棚があり、ガスが入った状態のカセットボンベが置かれていました。
店の経営者の説明によると、カセットボンベの中のガスが、炭の熱で膨張してボンベが破裂。
勢いで飛んだボンベが、天井にぶつかった後、炭炉の中に入り、ガスに炭火が引火して爆発が起きたということです。
宮田代表取締役 :
「(危険性があることは)誰も気づいていなかったというところが正直なところで、(カセットボンベは)ものの陰に隠れていた状態できのうもあった。あるとわかっていなかったところが一番の問題だと思っています」
このジンギスカン店では、現在、炭に火をつける際、カセットボンベは使っていませんが、今年2月のオープン当時に使っていたものが棚に置かれたままになっていたということです。
店の経営者によりますと、炭に火をつける炭路から約2メートル離れた棚に、ガスが入った状態のカセットボンベが置かれていて、破裂したボンベが天井にぶつかって炭路の中に入り、爆発が起きたということです。
札幌市消防局によりますと、カセットボンベの残量によって規模は変わりますが、カセットボンベ1本で今回のような被害は十分に起こり得るということです。
一般的にカセットボンベは60℃くらいで膨張しはじめ、70℃くらいで破裂するといわれています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/b276c7ca9783a470ca4e1328ca209df9b38cdc6a
5月20日20時30分にYAHOOニュース(北海道文化放送)からは、ボンベの底が抜けたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
(運営会社の社長)
「このような事故を起こしてしまい誠に申し訳ございませんでした。
ガスボンベの底が抜けてガスボンベが飛びまして。」
関係者への取材によりますと、爆発は店内南側の、厨房のとなりの炭場で2度、起きていました。
19日正午ごろ、炭にまとめて火を入れるため、従業員が点火器具で炭炉に火をつけ、離れます。
午後1時30分ごろ、炭炉から約2メートル離れて、棚に置かれたガスボンベが熱で膨張し1度目の爆発。
ボンベの一部が天井にぶつかり炭の中へ。
2度目の爆発が大きな被害をもたらしたとみられています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/8056af2d79bbc1f3aaab9946069ed8055b15a363


















その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。