







(ブログ者コメント)
・原因不明だが、仮にコンセントのトラッキング火災だったとすれば、発見が遅ければこれほどの大規模火災になることもあるという警鐘かもしれない。
・報道によれば最初に火災を検知したのは警備会社ということだが、市役所内の警備員が詰めていた部屋には、火災検知器作動を知らせる設備は設置されていなかったのだろうか?
・火災検知器は熱方式か煙方式か不明だが、警備員が見回りしてから1時間ちょっと経っての火報発報。
火が出るのが、もう1時間ほど早ければ・・・・。
以下は元記事。
2025年5月8日6時32分にYAHOOニュース(埼玉新聞)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
6日午後11時20分ごろ、埼玉県白岡市千駄野の白岡市役所本庁舎から出火、鉄筋コンクリート地上4階地下1階の建物で、火災により1階部分約1300平方メートルが焼けた。
けが人はないという。
久喜署と消防が出火原因を調べており、8日も現場検証が続く予定。
火災を受け市民に謝罪する藤井栄一郎市長と白岡市の位置【写真2枚と地図】
同署や消防によると、6日午後11時20分ごろ、火災を検知した警備会社から119番。
消防が庁舎警備員室に連絡し、警備員から「1階から白煙が上がっている」と出火を確認した。
埼玉東部消防組合の消防車20台が消火に当たり、火は7日午前5時10分ごろ鎮火。
類焼はない。
出火当時、警備員2人が庁舎内にいた。
6日午後10時ごろ、見回りをしたという。
市によると、庁舎南側1階の市民課、税務課付近の外壁が黒く焦げ、強く燃えている様子がうかがえるという。
市は7日、警察と消防による現場検証を優先し、職員は中に入れず。
電源が消失したこともあり、本庁舎以外で行われる一部のサービスを除き、業務を全て停止した。
本来、災害拠点となる市役所が火災により機能を失った。
7日朝に開かれた会見で、藤井市長は「市民、関係者に多大な迷惑をかけ、大変申し訳ない。防災拠点として機能しなければならない市役所で火災が発生したことは大変遺憾」と謝罪した。
庁舎は1992年に建設、今年築33年。
耐震基準はクリアしているが、スプリンクラーは設置されていなかった。
延べ床面積約7697平方メートル。
1階部分2247平方メートルのうち半分以上が燃えた。
防火設備がある部屋に戸籍などを収容し、電子データはバックアップがあるとされるが、被害は把握できていない。
市幹部は会見で、職員が庁舎内の被害状況を確認できていないことから「庁舎の焼損の程度が分からない。(業務再開の)見通しを申し上げることはできない」と繰り返した。
市は隣接する生涯学習センター「こもれびの森」を拠点に復旧、行政サービスの再開に向けた検討を進める。
8日以降、行政サービスは、住民票や印鑑証明の発行など、コンビニエンスストアや本庁舎以外で対応が可能なものに限定される。
電話は代表電話を転送し、受け付けている。
同センターと市役所近くの保健福祉総合センター「はぴすしらおか」に臨時窓口を開設。
主に相談業務を受け付ける。
業務の再開などに関する情報は、市ホームページで広報、随時更新する。
https://news.yahoo.co.jp/articles/f51343cca26118360347fdc21172d2ada365b75b
5月9日18時48分にNHK首都圏からは、電気系統のショートが原因らしいなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
今月6日の深夜に白岡市役所であった火災では、4階建ての庁舎の1階部分、およそ1300平方メートルが焼けました。
大型連休の最終日で、今月2日を最後に外部から人の出入りはなく、出火当時も庁舎内には警備員しかいなかったということです。
市によりますと、1階南側の税務課の周辺が最も激しく焼けていたということです。
現場に火の気がないことなどから市は9日、「電気系統のショートによる発火が火災の原因の可能性が高い」と発表しました。
https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20250509/1000117239.html
5月9日14時8分に朝日新聞からは、市長は想像を絶する被害状況だと述べたなど、下記趣旨の記事が現場写真付きでネット配信されていた。
6日夜に発生した火災により、埼玉県白岡市役所は使用できない状況が続いている。
同市の藤井市長は8日、県庁を訪れ、大野知事にシステムの早期復旧や、市庁舎の改修について支援を要望した。
市によると、住基ネットやマイナンバー情報など、住民サービスに必要なシステムが使えない。
復旧には1~2カ月かかる可能性があり、期間の短縮を目指しているという。
火災により、サーバーと接続するケーブルが焼き切れるなどの被害が出ているほか、停電によってサーバーがダウン。
データはクラウドに保存されているが、アクセスできない状況が続いている。
また、がれき処理や清掃、工事といった改修作業にかかる人手や費用が不足しているという。
藤井市長によると、被害の全容は依然わからず、業務再開の見通しは立っていないという。
市庁舎の内部はすすで覆われているといい、「想像を絶する被害状況。(復旧には)かなりの費用と時間がかかるだろう」と話した。
県は要望を受け、9日にも複数の技術系職員を派遣する予定だ。
https://www.asahi.com/articles/AST5843XLT58UTNB00QM.html
市によると、焼失したのは税務課のほか市民課、会計課。
実況見分の結果を踏まえ、焼失面積は当初発表の1300平方メートルから800平方メートルに修正した。
また、業務の本格再開について、市は庁舎3階に設置されたサーバーを再起動できれば、損傷したケーブルを交換するなどしてシステムの早期復旧が見通せると説明。
ただ、庁舎内部は吹き抜け構造で、火元の1階だけでなく、2階以上の各階も広範囲にすすが積もった状態。
サーバーに損傷がないかは確認できておらず、復旧にさらに時間を要する可能性もあるという。
火災で庁舎は激しく損傷し、長期間使用できない可能性が高い。
システムが復旧しても、業務は隣接する市施設などで行わざるを得ない状態だ。
https://mainichi.jp/articles/20250510/k00/00m/040/084000c
5月12日20時31分に毎日新聞からは、防火シャッターが作動し延焼を免れた区画もあった、2階以上の執務室も防火シャッターが下りていたが煙が入り込んでススが積もっていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
11日には大野元裕知事が現場を視察し、報道陣にも市庁舎内部が初めて公開された。
火元と見られる1階の税務課のほか、両隣の市民課と会計課は焼け落ちた状態で、天井の鉄骨がむき出しになっていた。
床や焼け残った机、ロッカーの残骸の上には天井材などが折り重なり足の踏み場もなく、焼け焦げた匂いが漂っていた。
1階中央部のロビーや向かい側の保険年金課などは延焼を免れていた。
焼けた課とロビーを仕切る防火シャッターが作動したとみられる。
吹き抜け構造の2階以上の執務室も防火シャッターが下りていたが、煙が入り込み、机の上など一面にベタベタとした黒いすすが積もっていた。
https://mainichi.jp/articles/20250512/k00/00m/040/204000c


















その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。