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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2024471325分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

山形県内初のご当地サーモン「ニジサクラ」の幼魚飼育を担う公益財団法人「県水産振興協会」(鶴岡市)が、余った幼魚約1000匹を鶴岡市の赤川支流に放流していたことが、県や同協会への取材でわかった。

ニジサクラは誕生したばかりで自然界への影響がわからず、県のマニュアルでは放流しないよう定めていた。

ニジサクラはニジマスとサクラマスを交配させ、当時の県内水面水産試験場(米沢市)で2017年に誕生した養殖用の品種。

同協会は県から委託を受け、内水面水産センター(遊佐町)で幼魚を育て、県内の養殖業者に出荷している。

同協会などによると、放流したのは昨年12月中旬。

複数の養殖業者から引き取りのキャンセルがあり、水槽の許容量の限界に達する恐れがあったため、500グラムほどまで育った幼魚約1000匹を赤川の支流・青龍寺川に放した。

そのままではどんどん大きく育つ上、降雪期では運搬も困難になると判断したという。

赤川では3月から、サクラマス釣りが解禁された。

釣り人のSNSへの投稿の中で、サクラマスとは外見が異なる魚の画像があったため、複数の釣り人から県に問い合わせがあった。

県が同協会に確認し、放流が発覚したという。

ニジサクラはすべて雌。
染色体の数が通常より多い影響で卵巣が発達せず、生殖能力はないという。

だが、品種誕生から日が浅く、自然界への影響の有無がわかっていないことから、県は「生産・出荷マニュアル」で自然界への散逸防止に努めるよう定めている。

一方、水産庁は、ニジサクラを含む人工的に作られた魚について、当初は国などの試験研究機関を除いて放流を行わないよう要領を定めていたが、生態系への影響が確認されなかったことから、2022年に廃止した。

同協会は、水産庁の要領を参考に、問題がないと判断したという。

県のマニュアルについては、養殖池での管理に関するものと解釈していた。

しかし、水産庁研究指導課によると、要領の廃止によって放流が推奨されるわけではなく、都道府県に適切な管理を求めているという。

同課の担当者は「ニジサクラの場合は、県がマニュアルを定めているので、それに従って管理すべきだった」としている。

県水産振興課は、交雑などで生態系に影響を与える可能性は低いとみているが、「埋却や焼却による殺処分が適切だった」とし、同協会にマニュアルの順守と再発防止を求めたという。

同協会の笠原・業務執行理事は「認識が甘かった。県などに広く対応について意見を求めるべきだった」と話した。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20240404-OYT1T50009/

 

431832分にYAHOOニュース(山形放送)からは、県のマニュアルはブランド魚としての流出防止のため放流しないよう求めている、水産庁は生殖能力のない魚について放流禁止ルールを廃止していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

ニジサクラの生産や出荷を定める県のマニュアルでは、ブランド魚として流出を防ぐためにニジサクラを放流しないよう求めています。

一方で水産庁は、ニジサクラなどの人工的に掛け合わされた生殖能力のない魚の取り扱いについて、おととし、放流しても生態系への影響はないことが確認できたとして、放流を禁止したルールを廃止しています。

協会は、ルールの廃止に伴い、放流しても問題ないと判断したということです。

協会の担当者はYBCの取材に対し、「協会として独自に判断するのではなく、県に相談すべきだった」とコメントしています。

一方、県の担当者は、「生殖能力がないとしても自然界で何を食べるかが分かっていない」として、生態系への影響をまったくは否定できないとしています。

県は、もしニジサクラが釣れた場合は放流せず、どこで釣れたのかなど情報提供してほしいと呼びかけています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/c3e44f05d85ff54d85af46ce0ffa4ceca9dd75f9 

 

43183分にNHK山形からは、県のマニュアルでは「いかなる場合も自然界に放たないよう努める」と定められているという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

「ニジサクラ」の生産方法などをまとめた県のマニュアルでは「いかなる場合においても自然界に放たないよう努める」と定められていることから、県は団体に対し、マニュアルを順守するよう指導しました。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/yamagata/20240403/6020020183.html

 

(ブログ者コメント)

報道によれば、県のマニュアルでは放流禁止は「努力義務」になっているとのこと。

「いかなる場合でも」と定めているぐらいなら、なぜ一歩踏み込んで、「放流してはならない」と定めなかったのだろう?

 

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2024481658分に信濃毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

7日午後4時15分ごろ、千曲市上山田温泉2の宿泊施設「ホテルT」で、エレベーターの点検作業をしていた同市上山田温泉2の谷田さん(男性、65歳)が、6階からエレベーターに乗り込もうとしたところ、かごがなく、約20メートル下の1階に転落した。

長野市内の病院に運ばれ、両足の骨を折るなどの重傷。

千曲署などによると、谷田さんは同施設の経営者とみられ、事故当時、鍵を使ってエレベーターの扉を開け、乗り込もうとしたという。

https://www.shinmai.co.jp/news/article/CNTS2024040800551

 

481134分に長野放送からは、カゴは7階にあったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

きのう午後4時すぎ、社長の65歳男性が、エレベーターを点検しようと6階部分の扉を開けたところ、あるはずの「かご」がなく、約20メートル下に落ちました。

男性は自ら119番通報し、1階部分から救出されました。

ドクターヘリで搬送され、両足の骨を折るなど重いけがということです。

当時、6階で扉が開いたものの、「かご」は7階にあったということで、警察が男性から状況を聞くなど事故の原因を調べています。

https://www.nbs-tv.co.jp/news/articles/?cid=18083

 

(ブログ者コメント)

しばしば報じられる、この手の事故。
扉が開けば、そこには床があるのが当たり前・・・という日常生活での経験があるため、扉が開いたらすぐに一歩を踏み出した・・・ということだろうか?

 

 

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202446641分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

秋田県由利本荘市は5日、記者会見を開き、市郊外の大台飲料水供給施設の水道水から、水道法に基づく水質の基準値(1リットルあたり0・02ミリ・グラム)を上回る有害物質「六価クロム化合物」が2020年度から検出されていたと発表した。

供給先の6世帯17人に健康被害は確認されていないという。

市は除去装置を付ける方向で検討している。

市によると、六価クロムは18年度から微量に検出されていたが、当時の基準値(同0・05ミリ・グラム)は下回っていた。

しかし、現行基準に改正された20年度からの4年間は、基準値を0・003~0・009ミリ・グラム上回っていたにもかかわらず、見過ごされたという。

施設を管理する市建設管理課は20年度から、毎年8月の水質検査を市企業局水道課に委託し、報告を受けていた。

1回目は基準値を超えていたが、再検査で下回ったとの報告が4年続いたため、建設管理課が不審に感じて今年2月、水道課に問い合わせた。

その結果、これまで検査を水道課職員が1人で実施し、再検査では水を2割加えて薄めていたことがわかったという。

市は問題の発覚後も供給を止めるなどの対応はせず、水源の再調査を実施。

その結果も基準値を0・004ミリ・グラム上回った。

これを受けて、今月2日から施設タンクに給水車で水道水を入れて安全な水に切り替え、4日夜になって地元説明会を開催した。

住民からは「安全に水を供給してほしい」などの要望があったという。

市の三森副市長は、「水道課の担当者は、少し水を足せば基準値以下になる実験としてやったと言っており、 捏造の意図はなかったと思う」と話し、処分するかは未定という。

六価クロムは発がん性などがある有害物質。
メッキ、触媒などに使われ、自然界ではほとんどみられない。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20240405-OYT1T50143/

 

451952分に秋田朝日放送からは、不法投棄された六価クロムの可能性もあるなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

由利本荘市で、水道水から基準値を超える六価クロム化合物が検出されていたことがわかりました。

市は4年前から把握していましが、検査結果の認識に誤りがあり、対応が遅れたとしています。

市によりますと、東由利の大台集落に飲料水を供給する施設の水道水から、1リットルあたりの基準値0.02ミリグラムを超える、最大で0.029ミリグラムの六価クロム化合物が検出されていました。

2020年度の調査以降、基準値を超えていましたが、再検査で下回っていたことから、特段の対応はしていませんでした。

再検査は担当者1人の判断で、希釈した検体で行っていたということです。

この施設から供給を受けていたのは大台集落の6世帯です。

六価クロム化合物はメッキや塗料として使われ、発がん性があるとされています。

これまでに健康被害を訴えた人はいないということですが、住民は不安な思いを抱えています。

六価クロム化合物が検出された原因はわかっていませんが、自然発生するものではなく、不法投棄などが要因となったおそれもあるということです。


https://www.aab-tv.co.jp/news/aabnews-24040517270040/

 

 

 

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2024451823分にYAHOOニュース(FNN PRIME)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

空から落下し、住宅の屋根を突き破った謎の物体。

その正体と今後に向けた展開が、アメリカで大きな話題となっている。

報じたのは、アメリカの科学技術系ニュースサイト「ライブ・サイエンス」。

38日、フロリダ州の住宅を、長さ十数cmの円筒形で重さ約900グラムの謎の物体が直撃し、屋根を突き破る事故が発生した。

この物体について、現地メディアは「日本の宇宙航空研究開発機構(JAXA)が国際宇宙ステーションに運んだバッテリーパレットの一部である可能性がある」と報じている。

バッテリーパレットなどを積んだJAXAのロケットが、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられたのは、20205月のこと。

その後、分離された無人補給船「こうのとり」がISS(国際宇宙ステーション)とドッキング。
バッテリーパレットや食料などを届けた。

ISSは、地上から約400km上空の宇宙空間に作られた実験施設で、これまでに若田光一さんや野口聡一さんなど、多くの日本人宇宙飛行士が滞在している。

そのISSでは2021年に、使用済みのバッテリーパレットなどを積んだ貨物パレットなど約2.6トンを船外に廃棄。

その一部が3月、大気圏で燃え尽きずに地上まで落下し、住宅を直撃した可能性があるという。

FNNの取材にNASA(アメリカ航空宇宙局)は、調査中だと回答した。

NASA
328日に住人の協力を得て回収し、ケネディ宇宙センターで物体を分析している」

住人は、物体がISSのものだった場合、関係機関に損害賠償を求めるとしている。

世界各国が批准している宇宙損害責任条約では、「宇宙物体が地表において引き起こした損害は、打ち上げ国が責任を負う」と定められている。

バッテリーパレットを捨てたのはISSだが、打ち上げたのはJAXAであるため、JAXAが責任を問われる可能性がある。

FNNの取材にJAXAは、「NASAから情報共有があり、NASAが実際にそういった物かどうかを調査している。NASAが主体で調査している」と答えている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/0da2ddb318a8c15415a97a1bdb54a8db4ff7c9bd

 

 (2024年4月17日 修正1 ;追記)

2024416816分にYAHOOニュース(共同通信)からは、24年間、地球を周回した後に大気圏で燃え尽きると予測していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

今年3月、米南部フロリダ州の民家を金属の塊が直撃する事故があり、米航空宇宙局(NASA)は415日、回収し分析した結果、国際宇宙ステーション(ISS)から3年前に投棄した設備の一部だったと発表した。

大気圏突入時に燃え尽きるとの予想が外れた。

今後、加熱・分解の仕方を予測する手法を検証する。

NASAによると、落下した物体はニッケルを主体とした耐熱性の高い合金「インコネル」でできており、高さ10センチ、直径4センチほどの円筒状。
重さは約700グラムだった。

米メディアによると、家主の男性は当時不在で、息子は離れた部屋にいた。

ISSでは20213月、古い充電池を含む総重量約2.6トンもある荷物台をISSから放出。

当時は24年間、地球を周回した後に大気圏で燃え尽きると予測していた。

だが、電池を台に固定する部品が燃え残ったという。

宇宙ごみを監視する欧州宇宙機関(ESA)も「いくつかの部品が地上に到達するかもしれないが、人に当たる確率は非常に低い」としていた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/aade23441a45c5802af8ad6997ce6c8d447d5048

 

417814分にYAHOOニュース(中央日報)からは、宇宙ゴミは2年前にも豪州の牧場に落下していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

・・・

米メディアは、この物体に搭載されたバッテリーがNASAのものではなるが、日本宇宙航空研究開発機構(JAXA)が発射した貨物運搬台の構造物に付着しており、責任所在が複雑になる可能性があると報じた。

人間が作った宇宙ゴミが地球を襲った事件は2年前にもあった。

当時、スペースXドラゴンカプセルの一部がオーストラリアの羊牧場に落下した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/7580725d88d551389573cd766a6d0e218c852fe1

 

 

 

 

 

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以下の過去記事3件に、新情報を追記しました。
詳細は、元記事(添付URL)を参照願います。

2024316日掲載
2024
38日報道 自動車の交通事故で女性の死傷率が高いのは衝突試験で男性の体格を基準としたダミー人形が使われてきたためか?女性ダミーの開発試作が進められている(修1)
(新情報)
国内主要自動車メーカー8社のうち7社が「保安基準」では求められていない女性体形ダミーを衝突試験に使用しているなど。
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/13757/

202431日掲載
2024
224日 千葉市の大手製パン工場でコンベアから菓子が落ちたことに気づいた別機械作業中の女性が菓子をとろうとして巻き込まれ死亡、安全カバーなどはついていなかった(修1)
(新情報)
・コンベアから菓子が落ちたことに別の機械で作業していた女性が気付きコンベア内の菓子をとろうとした。
・コンベアに安全カバーなどはついていなかったなど。
(新情報に基づき、タイトルも修正した)
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/13730/

2023724日掲載
2023
716日 富良野市の川でイカダ下りのイベント中、タイヤ製のイカダが転覆し、5人(全員ライフジャケット着用)のうち1人がイカダの下に潜ったまま400m流されて死亡(修1)
(新情報)
今後、川下りイベントは行わないことに決まったなど。
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/13335/

 

 

 

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2024441612分にYAHOOニュース(乗りものニュース)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

202443日、宮崎発羽田行きのJAL(日本航空)694便が飛行中、雷に2度直撃したため、関西空港へと目的地を変更しました。

乗客乗員は全員無事ではあったものの、機内で異臭が発生したことが目的地変更の要因と報じられています。

 【動画】衝撃的シーンだ… 「旅客機に雷があたる」瞬間  

しかし、旅客機は雷に打たれても、このように着陸できるほか、機体に異常がないと判断されればフライトが続行されるのが一般的です。

なぜ飛行を継続できるのでしょうか。

旅客機には、引火性のジェット燃料や精密機械が詰まっています。

もし、これらにそのまま雷が直撃すれば、最悪爆発するのでは、そうでなくても機械が故障するのでは……などと思うかもしれません。

もちろん、そうならずに運航が継続できるよう、旅客機の設計には対策が施されています。

たとえば、客室の外殻と飛行機の内部は、電気を通すだけでなく、内部の電子機器の多くから電気の流れを隔離するように設計されていると報じている海外メディアもあります。

そして、フィンランドの航空会社フィンエアーは公式サイト上で、機体への落雷について次のように説明しています。

「雷は通常、飛行機のコックピットの前側に落ちます。
コックピットの窓の端が典型的な衝撃点となります。
航空機の(外板に使用されている)アルミニウムの胴体は電気をよく通し、雷が航空機内部に影響を与えることはありません。
放電は航空機の外面に沿って前方に進み、通常は航空機の主翼の先端や翼面、尾翼から再び空中に排出されます」  

また、KLM航空によると、エアバスA350などのアルミニウム合金(複合材)ではない胴体ではない場合、超微細な銅メッシュ、または電気を伝導する特殊な種類のアルミニウム塗料が施されているとのことです。

また、フィンエアーによると、機体メーカーが航空機の実用化に不可欠な認証「型式承認」を得るため、メーカーは航空機の雷保護が十分であることを証明する必要があるともしています。

ただ一方で、被雷した機体はダメージが生じている可能性もゼロではないことから、到着後、入念な整備を行い安全を確認する必要もあるそうです。

現代の旅客機では、このような対策が練られているものの、過去には、雷雲を要因のひとつとし発生した航空事故も発生しています。

そうしたことから、パイロットは「雷雲を見たら避ける」というのがスタンダードになっています。

なお、フィンエアーでは「夜間飛行する場合、パイロットは落雷の可能性がある場合に備えて目を明るい光に慣れさせるために、コックピットの照明を明るいモードに調整します」とのことです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/eb9e53e38078ac54d5eadd7b4d99cc23ffb4bf4d

 

(ブログ者コメント)

宮崎発JAL機の事例は本ブログでも紹介スミ。

 

 

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20244465分にYAHOOニュース(AUTOCAR JAPAN)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

最近の自動車のヘッドライトは眩しすぎるのではないか。

そのような声が国民から多く寄せられ、英国政府が調査に乗り出した。

 【写真】ヘッドライトは "ハロゲン" で十分!【ケータハム・スーパーセブン170Rを写真で見る】 (20枚)

英国の運輸省(DfT)は、ヘッドライトの明るさに関する法律を見直すよう求める請願書に1万人以上の署名が集まったことを受け、調査報告書を作成すると発表した。

DfTは声明で、「多くの人々がヘッドライトの眩しさについて懸念を表明している。しかし、警察の事故統計では、交通安全に関する根本的な問題は示されていない」と述べたが、この問題については「証拠が不足している」ため、「適切な緩和策」を見据えて調査を行うという。

日本のJAFに相当する英国の王立自動車クラブ(RAC)は数か月前、約2000人のドライバーを対象に独自調査を行ったところ、28%が「ほとんどのヘッドライトが明るすぎる」と回答した。

明るさに不満を持つ人のうち、74%が運転中にいつも眩しいと感じると答え、85%がこの問題は悪化していると思うと答えた。

これを受け、RACは政府に対し、「早急に」調査するよう求めた。

RACの安全担当スポークスマンであるロッド・デニス氏は、DfTがこの問題を認めたことを「真の転機」と評価した。

また、「この話題は間違いなく国中のドライバーの共感を呼んだ。多くの人がRACに連絡してきて、何とかしてほしいと訴えている」と述べた。

チャーリー・マーティン(執筆) 林汰久也(翻訳)

https://news.yahoo.co.jp/articles/b57736959ada1cc656cfad4f094ed616d0af0947

 

(ブログ者コメント)

最近の車のヘッドライトは眩しすぎるという件、日本でもこれまで、しばしば報じられてきた。
その原因の一つはヘッドライトのLED化。
参考までに過去報道の一例を紹介する。

純正でも対向車が悶絶…なぜクレームが増えたのか!? LEDライトの眩しさの正体

2022318 ベストカーWeb)


最近、夜走ってると気になるのはLEDヘッドライトの眩しさではないだろうか。

対向車線を走ってくると眩しい……
夜中の住宅地を歩いていて向かいからくると眩しい……

さらには、高速道路などで後続から近づいてきても、「光軸がずれているんじゃないか!?」と眩しい……。


追い抜いていく姿を見ると、最近出たばかりの新型車で、社外品を付けているわけではなく、純正品にもかかわらず眩しい。


思わず「イラッ」としたという人も多いであろうLEDヘッドライトの“光”害。


なぜLEDライトはこれほど眩しいのか? 


そのポイントと、特に街中で眩しいという声が多いJPNタクシーの問題について分析していきたい。

 

LEDヘッドライト以外でも気を付けたい光軸の話


ここ数年、夜間の運転を苦痛に感じると思っているのは、筆者の回りだけでも相当する存在する。


ネット上にも、対向車や後続車のヘッドライトが眩しいという声は無数に見ることができる。


このヘッドライトが原因についても、実にさまざまなものがある。


ハイビームの切り替え忘れや、道路の勾配によってロービームなのに上向きに配光されてしまうケース。

ハロゲンバルブ仕様のヘッドライトにHIDLEDのバルブを組み込んでロービームの拡散光が眩しくなってしまっているケースなど、さまざまだ。


自分の視界は明るいほうがいいだろうが、周囲のドライバーの目を幻惑することは違法だという意識も持っている必要がある。


ドライブレコーダーの映像でヘッドライトやフォグランプの異常な配光が交通事故の原因のひとつと認定されれば、車両が接触していなくても、責任を問われる可能性があるのだ。


暗くなってもヘッドライトを点灯していないことに気付かないドライバーとともに、運転に対する責任感が希薄なドライバーには、悪意がなくても事故の原因になることに気付いて欲しいものだ。

 

■特定の車種、それもタクシーが眩しく感じる?


前述のネットでの意見でヘッドライトが眩しいという意見では、ライトの位置が高いSUV車なども名指しで挙がったりするが、とくにJPNタクシーは眩しいと感じるという声もある。


確かに筆者も、道を歩いている時でも(つまり歩行者としてアイポイントが高い状態でも)、JPNタクシーのライトが眩しいと感じたことはある。


トヨタが作るクルマであり、またプロドライバーが走らせるにもかかわらず、どうしてこれほどネット上に苦情が溢れるのだろうか。


まず、LEDライトの配光特性自体が眩しさを感じさせる原因のひとつでもある。


LED
ランプの放つ光は高いエネルギーをもっているため、目の中に入っても乱反射して眩しさを感じさせるのだ。


またJPNタクシーのLEDヘッドライトはプロジェクタータイプで、配光がクッキリとしており、ロービームは遮光板によるカットラインによって高さ方向の配光を抑えている。


このカットラインが、対向車のドライバーにはよし悪しなのである。


カットラインはギリギリのラインで眩しさを抑えているため、フラットな配光というより、カットライン付近のほうが明るいクルマもある。


そのクルマを運転するドライバーにとっては、カットラインギリギリまで明るいほうがロービームのままでも先まで光が届いて夜間の視界が見やすいが、走行中のクルマの動きでチラチラと光軸が上向きになって、周囲のドライバーは眩しく感じるのだ。


・・・


■独特なデザインと構造も原因となっている可能性


・・・

https://bestcarweb.jp/feature/column/393300

 

 

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2024432115分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

国土交通省は3日、米ロサンゼルス発成田行き全日空5便ボーイング787―9型(乗客195人、乗員12人)が3月、飛行中に落雷に遭い、機体前方右側に大規模な修理が必要な損傷があったとして、航空事故に認定した。

けが人や運航への影響はなかった。

運輸安全委員会は事故調査官2人を指名した。

国交省や全日空によると、日本時間の3月20日午前5時過ぎにロサンゼルスの空港を離陸し、午後4時15分ごろ、成田空港の南約55キロの上空で降下中に落雷。

成田に着陸し、格納庫で機体を点検していた。

https://www.sankei.com/article/20240403-QE2VIFCT65IEDHXQDH3W6NS4NU/

 

(ブログ者コメント)

直近で飛行機への落雷事例を紹介するのは、これで3件目だ。

報道されることは少ないが、被雷することは結構あるのかもしれない。

 

 

 

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2024431952分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

3日午後3時ごろ、宮崎発羽田行きの日本航空694便から「雷を受けた」と日本航空宮崎空港所に連絡があった。

乗客・乗員122人にけがはなかった。

同社によると、同機は同日午後248分ごろ宮崎空港を離陸し、間もなく雲の中で2度雷を受けたという。

機内で焦げ臭いようなにおいが発生したとの報告もあった。

機体の点検のため目的地を変更し、約1時間後に関西空港に到着した。

https://www.asahi.com/articles/ASS433HP2S43TNAB00HM.html?iref=pc_national_$PAGE_TYPE_EN_list_n

 

(ブログ者コメント)

3月31日にも宇部空港付近で飛行中の日航機に落雷があった。(本ブログでも紹介スミ)





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2024432332分にNHK NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

3日午後2時半すぎ、宮崎市古城町にある高校が所有するサッカーグラウンドで「雷が落ちてけが人が複数出ている」と通報がありました。

18人が病院に搬送され、このうち2人が重症、16人もけがをしました。

現場のグラウンドは、宮崎産業経営大学に隣接する同じ学校法人が運営する鵬翔高校のサッカーグラウンドで、高校によりますと、当時、鵬翔高校と熊本県山鹿市の鹿本高校などのサッカー部の練習試合が行われていたということです。

気象庁によりますと、前線を伴った低気圧の影響で、九州南部などでは大気の状態が非常に不安定になっていて、当時、宮崎市には発達した雨雲がかかり雷注意報が出されていました。

鵬翔高校はNHKの取材に対し、「当時は雨も弱くなっていて、雷も鳴っていなかったことから、中止の判断にはならなかった」などと話しています。

警察などが当時の状況を詳しく調べています。

近くにあるスポーツジムの男性従業員は、「午後240分ごろに、何か破裂したようなドーンという大きな音がしました。今は大雨が降っていますが、きょうは雨が降ったりやんだりで、雷の音は1回しか聞こえませんでした」と話していました。

(ナレーション)

こちらの映像は午後2時半ごろの宮崎市の様子です。
10分ほどで周辺が真っ白になっていきました。



https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240403/k10014411531000.html

 

432158分に読売新聞からは、グラウンドは練習試合中、被雷した部員はピッチ脇でウオーミングアップしていた、3日早朝から局地的に積乱雲発生などと気象台からは発表されていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

鵬翔高によると、落雷時は同高サッカー部員同士の練習試合中で、鹿本高の部員たちはピッチ脇でウォーミングアップをしており、雷は同高部員たちの近くに落ちたとみられる。

宮崎地方気象台は2日夕、宮崎県内全域に3日明け方以降を対象とした雷注意報を発表。
3日早朝には、局地的に積乱雲が発達して落雷などの恐れがあると発表し、同日午後も注意報は継続されていた。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20240403-OYT1T50137/ 

 

43191分にYAHOOニュース(宮崎放送)からは、現場には100人以上いた、予兆なく突然雷が落ちたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

現場にいた関係者によりますと、グラウンドにあるベンチの前の人工芝が黒くなっていたということです。

また、鵬翔高校によりますと、当時は2つの学校の関係者合わせて100人以上がいたとみられています。

学校では、「雷が鳴った際は練習を中断する」と安全対策マニュアルで決めていましたが、今回、予兆もなく、突然、雷が落ちたということです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/09fb29f8a23ea141b61f83bd4d95085a07da6651

 

481120分にYAHOOニュース(FNN PRIME)からは、雨が強くなったのでハーフタイムを10分延長していた、地面に落ちた雷が放射状に地面を伝い18人が感電した可能性があるなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

・・・

雷が落ちたサッカーコート脇には、黒い跡のようなものが確認できる。

当時、宮崎県全域に雷注意報が出ていたが、監督やコーチは雷注意報を認識しておらず、雨も小降りで雷鳴などもなかったため試合を続行したという。

当時の状況について、鵬翔高校の富山教頭は、「雨が強くなったので、ハーフタイムを10分延長して、携帯アプリで雲の状況を見て試合を再開した。雷が落ちるその時の天候は、雨がぱらついてきたというぐらいの状況だった」、「落雷音が全くしなかったというところですね、いきなりドンと…」と説明。

予兆を感じることもなく、突然、雷が落ちたという。

運転中に落雷を目撃した女性は、「お昼ちょっと前ぐらいにいったんバーっとザーッと降ったりしてやんでっていう感じのちょっと変わった天気でした。いきなり雷が大きい音で1回ドンとなった」と話す。

雨がパラパラと降る中、突然雷が落ちていることが分かる。

いったいなぜ、18人もの生徒に被害が及んでしまったのか。

Mr.サンデーは、雷の被害を抑える研究をしている宮崎大学の迫田達也教授と共に、落雷の現場となったグラウンドを取材した。

現場の地形について、迫田教授は「少し丘みたいにね、ちょっと小高いところがありますけれども、もちろん向こうに落ちても不思議はないし、ここに落ちても不思議はないっていうような地形ですね」と指摘。

「大地に向けて雷が落ちて、落ちた雷による電流が大地を伝わって、それによって生徒さんが感電した恐れはあると思います」と説明する。

雷が大地に流れる様子を表した実験映像を見ると、雷が地面に落下した後、電流が放射状に広がっているのが分かる。

迫田教授によると、事故当時、グラウンドに落ちた雷が地面を伝い、周囲にいた生徒18人に到達したと考えられるという。

小雨の中、予兆を感じることもなく落ちてきたという雷だが、どうすれば察知することができるのか?

迫田教授は「たとえ雨が降ってなくても、あるいは小降りであっても、雷は落ちる可能性はあります。少し暗い雲が存在している、あるいは近づいてきている、あるいは少し湿気を含んだ生暖かい風が吹き出したとかですね。そういったところにも気をつけると方が良いかと思います」としている。






(画像)

https://www.fnn.jp/articles/gallery/682243?image=2

(「Mr.サンデー」47日放送)

https://www.fnn.jp/articles/-/682243

 

481922分にYAHOOニュース(熊本朝日放送)からは、3時間前に遠くで雷鳴が響いていたが、その後はなかった、ウオーミングアップを始めた15分後に落雷があった、8日の時点で1人が意識不明のままなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

熊本県教委は、8日、現地に派遣した職員らが聞き取った内容を明らかにしました。

当日の午前11時半すぎ、現地では雨が強まり、遠くで雷鳴が数回響くのが確認されていました。

その後、雨がやみ、雷鳴もなかったことから、午後220分ごろ、試合に出場予定だった鹿本高校の生徒13人ほどがグラウンドでウォーミングアップを始めました。

落雷があったのは、その15分後。

4人の生徒が倒れていたため、指導者らが応急手当に回ったとのことです。

宮崎市内では、前日2日から雷注意報が出されていましたが、指導者らは把握していませんでした。

また、国の指針では「雷ナウキャスト」などで落雷情報を確認するよう定めていますが、現地では晴れ間も見られたことから、チェックしていなかったとのことです。

病院に搬送された18人のうち1人は、意識不明の状態のまま、集中治療室で治療中です。

https://news.yahoo.co.jp/articles/eb5afeddee256ec8cac44bf265fe93402228401b

 

431912分に朝日新聞からは、広いグラウンドで部活中に被雷した事故は過去にもあった、文科省は18年に落雷事故防止文書を全国学校関係者に出しているなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

学校の部活動中に落雷事故が発生したケースはこれまでにも起きているが、どう備えればいいのか。

過去の被害も、広いグラウンドでの発生が目立つ。

19968月には、大阪府高槻市のサッカー大会に出場していた高校1年の男子生徒を落雷が直撃。
生徒は視力を失い、手足が不自由となる後遺症を負った。

20148月には愛知県扶桑町の高校グラウンドで、野球の練習試合中だった高校2年の男子生徒が落雷に遭い、死亡。

168月にも、埼玉県川越市の高校グラウンドで野球の練習試合中だった高校1年の男子生徒が落雷に遭い、心肺停止となった。

相次ぐ被害を受けて文部科学省は18年、屋外での教育活動における落雷事故防止について全国の学校関係者に文書を出した。

文書では、指導者は落雷の危険性を認識し、事前に天気予報を確認するほか、天候が急変した場合はためらうことなく計画の変更や中止といった適切な措置を講ずるべきだと示している。

さらに具体策として、気象庁のホームページで「雷注意報」の発表状況を確認するほか、雷発生の可能性を確認できる「雷ナウキャスト」といった情報を活用するよう訴える。

落雷に対する安全対策としては、

①厚い黒雲が頭上に広がった際、雷雲の接近を意識し、かすかな雷鳴でも危険信号であることを認識すること

②雷鳴が聞こえたときは、落雷を受ける危険性があるため、すぐに安全な場所(鉄筋コンクリートの建物、自動車、バス、列車などの内部)に避難する必要がある

と指摘している。

さらに、人体は同じ高さの金属像と同様に落雷を誘因するため、体に着けた金属を外したうえでゴム長靴やレインコートなどの絶縁物を身に着けていても落雷を阻止する効果はないと、注意を呼びかけている。

https://www.asahi.com/articles/ASS4333WVS43TIPE01GM.html?iref=pc_national_$PAGE_TYPE_EN_list_n

 

432155分に毎日新聞からは、「雷注意報」はあるが「雷警報」はない、「注意報」と「警報」は災害の規模によって差が付けられるなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

事故当時、周辺では激しい雷が発生したとみられるが、出されていたのは「雷注意報」だった。

なぜ「雷警報」ではなかったのだろうと思いがちだが、実は「雷警報」はそもそも存在しないのだ。

気象庁や福岡管区気象台によると、災害の発生を予測して出される「注意報」には、

▽大雨
▽洪水
▽強風
▽風雪
▽大雪
▽波浪
▽高潮
▽雷
▽融雪
▽濃霧
▽乾燥
▽なだれ
▽低温
▽霜
▽着氷
▽着雪

16種類がある。

一方、重大な災害が発生する恐れがある場合に出される「警報」は、

▽大雨(土砂災害、浸水害)
▽洪水
▽暴風
▽暴風雪
▽大雪
▽波浪
▽高潮

7種類に限定される。

このほか、危険度の高まりなどに応じ、特別警報や早期注意情報もある。

同気象台によると、大雨といった、注意報と警報の両方が存在するものは、災害の規模によって差が付けられる。

これに対し、雷の場合、地上に落ちること自体がかなり珍しく、規模を事前に把握することもできないことから、警報が存在しないという。

雷注意報は、雷が発生すると予測される数時間前に発表される。

そこで参考になるのが、雷の「活動度」が分かる気象庁の「雷ナウキャスト」で、気象庁のホームページで確認できる。

活動度は4段階に分かれており、1が最も低く、4が最高。
1
以上なら1時間以内に雷が発生する可能性があり、24では既に積乱雲が発生し、いつ落雷があってもおかしくない状況といい、気象庁は直ちに建物の中など安全な場所へ避難するよう呼びかけている。

https://mainichi.jp/articles/20240403/k00/00m/040/333000c

 

(ブログ者コメント)

扶桑町と川越市の事例は本ブログでも紹介スミ。

そのうち川越市の事例では、日が射して雷鳴もない中で被雷した。

201684日 埼玉県川越市の高校で野球の練習試合中、グラウンドに雷が落ちて1塁手が心肺停止、雷注意報発令中だったが黒雲あれど空は晴れていて雷鳴も聞こえず突然の落雷だった
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/6174/

 

 

 

 

 

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2024422244分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

2日午後525分ごろ、JR鹿児島線の天拝山(てんぱいざん)駅(福岡県筑紫野市)のホームで「コンクリートのような物が飛んできた」と、複数の乗客から駅員に申し出があった。

JR九州によると、渡線橋の外壁の一部が落下して飛散したとみられ、ホームにいた乗客の男女4人が首や足に擦り傷などを負った。

JR九州によると、落下した外壁は長さ90センチ、幅182センチ、厚さ5ミリのセメント板(重さ約125キロ)。

博多発鳥栖行きの下り快速列車が同駅を通過中にはがれ落ちて車両に衝突し、ホーム上に飛び散ったとみられる。

渡線橋は1989年に建てられ、20237月末に点検した際に異常は確認されなかったという。

この影響でJR鹿児島線は博多―久留米間の上下線で約1時間にわたり、運転を見合わせた。

同区間の後続列車で最大63分の遅れも生じ、約1万人に影響した。

https://mainichi.jp/articles/20240402/k00/00m/040/267000c

 

4360分に西日本新聞からは、現場写真が配信されていた。(記事本文は有料)

https://www.nishinippon.co.jp/item/n/1196582/

 

 

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2024421739分にYAHOOニュース(日テレNEWS24)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

東京・品川区の団地の工事現場で、作業員の男性が約30メートルの高さから落下する事故がありました。

男性は病院に搬送されましたが、意識はあり、命に別条はないということです。

警視庁によりますと、2日午後4時頃、品川区八潮の団地の工事現場で足場を組む作業をしていた20代の男性作業員1人が約30メートルの高さから落下する事故がありました。

男性は作業中に足場をつり上げる機材の上に乗っていたところ、そのまま落下したということです。

男性は左足にケガをして病院に搬送されましたが、意識はあり、命に別条はないということです。

ほかに巻き込まれた人はいないということです。

警視庁は当時の状況を詳しく調べています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/facc81083f1ad0713751952f92b11228995bd2cb

 

42182分にABEMA  TIMESからは、設置が完了していなかったゴンドラに乗り込んだなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

2日午後4時ごろ、品川区八潮で「工事現場で作業員が30mの高さから転落」と119番通報がありました。

警視庁などによりますと、当時、集合住宅で補修工事が行われていましたが、25歳の男性作業員が乗る作業用のゴンドラが誤って高さ30mほどの屋上付近から落下したということです。

男性は左足にけがをして病院に搬送されましたが、命に別状はないということです。

男性が乗り込んだゴンドラは、設置が完了していなかったとみられています。

警視庁は、ゴンドラごと落下したことで命が助かったとみて、事故の詳しい原因を調べています。

 【映像】ゴンドラ落下 現場の様子

ANNニュース)

https://times.abema.tv/articles/-/10120838?page=1

 

 

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2024421852分にNHK首都圏から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

1日午後3時半ごろ、オーストラリアのメルボルン発成田行きの日本航空774便、ボーイング787型機が、成田空港の南東150キロの上空およそ5200メートルを飛行中、突然、機体が大きく揺れました。

この揺れで客室乗務員5人が転倒し、このうち33歳の乗務員1人が右足のくるぶしを骨折したほか、別の乗務員3人が手首などをけがしました。

着陸前のシートベルトの着用サインが点灯し、乗務員が乗客の安全確認をしていた際に揺れたということです。

乗客146人にけがはありませんでした。

上空で乱気流に巻き込まれた可能性があり、国の運輸安全委員会が航空事故として調査することにしています。

https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20240402/1000103508.html

 

(ブログ者コメント)

ブログ者も、シートベルト着用サインが出た後、CAが確認巡回しているのを見かけたことがあるが、その時は、CAは訓練を積んでいるので少々揺れても大丈夫なんだろうなあと、勝手に思っていた。

今回の事故で、確認方法は変わるのだろうか?

 

 

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202441193分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

1日午後0時半頃、福島県国見町の東北自動車道国見サービスエリア(SA)付近で、発炎筒の火がのり面に燃え移ったとネクスコ東日本職員から119番があった。

火はのり面近くの阿津賀志山の一部に燃え広がり、午後5時時点で鎮火の見通しは立っていない。

けが人の情報はないという。

県警高速隊の発表によると、国見SA付近で車の単独事故があり、交通規制を行う際に発炎筒を路面に置いていたという。

同隊は、火花がのり面の枯れ草に燃え移ったとみている。

この影響で、東北道は下り線が桑折ジャンクション―白石インターチェンジ(IC)間で午後6時25分まで、上り線が白石IC―国見IC間で同15分まで、それぞれ通行止めになった。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20240401-OYT1T50119/

 

41195分にYAHOOニュース(福島中央テレビ)からは、法面の火が強風で山に延焼したという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

消防と警察によりますと、事故処理のために使った発炎筒の火花がのり面に燃え移り、さらに強風の影響で近くの阿津賀志山に延焼したということです。


https://news.yahoo.co.jp/articles/1d3bf63298afa48bbe03796cb834505358a9d4c7

 

411654分にYAHOOニュース(FNN PRIME;福島テレビ)からは、発煙筒は高速道路で単独事故を起した当事者がたいたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

東北自動車道の桑折ジャンクションと白石インターチェンジの間で単独事故を起こした当事者が発炎筒をたいたところ、近くの山林に燃え移ったという。

https://news.yahoo.co.jp/articles/b7637c62e4c72f846249d877f47e58cabbba55e9

 

 

 

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202433170分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

元日に発生した能登半島地震では、空路、鉄路、海路、陸路とあらゆる交通網が寸断され、救援や支援の手が阻まれた。

被害が甚大だった奥能登地域まで到達できたのは道路のみ。

通行できるのかどうかも定かではないなか、現地では少しでも道路をつなげるため、あらゆる工夫が重ねられた。

その工夫の一つが周回約18キロに及ぶ巨大な〝ラウンドアバウト〟だった。

 

【阻まれた救援】

「1分1秒でも早く着くことが重要だったが、我慢の時間が続いた」。

堺市消防局の担当者は、こう悔しさをにじませた。

特別高度救助隊も抱える同局は、発生当日に組織された緊急消防援助隊の大阪府大隊に参加。

発生から翌日の1月2日早朝、金沢市内に到着したが、大きな壁が待ち構えていた。

土砂崩れ、崩落、陥没、亀裂と大きく損傷し、寸断された道路。

救援に入る大型の緊急車両は到底通れない。

先遣隊を出して状況確認を進めたが、通信環境も悪く、情報共有もままならない。

2日のうちに奥能登にたどり着けなかった。

宿営地の金沢市内に戻り、活動拠点となった輪島市内に着いたのは3日夜。

走行できても道の損傷は激しく、通常2時間台の道のりに9時間かかった。

同局担当者は「道に関する情報がなかったことが厳しかった」と振り返った。

 

【車の流れを優先】

発生直後、「のと里山海道」や「能越自動車道」などの自動車専用道は被災して通行止め。

奥能登に大型車が通行できる道は七尾市から穴水町に通る国道249号に限られたが、土砂崩れや亀裂の発生で片側交互通行を余儀なくされた。

早急に通行可能な道を示すことが課題だった。

石川県は2日から、ホームページ上で「アクセスルート」の公開を始める。

ただ、輪島市中心部に向かう県道1号が「調査中」として点線とするなど、道路状況は集約しきれていなかった。

県道路整備課の福村参事は、「迂回(うかい)路を使いながらでも通れる道を地図に示した」と話す。

4日昼、奥能登の道路一帯での一方通行規制が始まった。

約18キロの楕円形の道のりを一周する形で、時計回りに走行しながら目的の方向に抜ける形だ。

石川県警内に組織された「災害警備本部交通対策班」からの提案だったという。

県警の担当者は、ねらいを「『ラウンドアバウト』が発想にあった」と明かす。

ラウンドアバウトとは、走行部分をドーナツ状にした交差点のことで、環状交差点とも呼ばれる。

車両は左折して進入し右回りに流れ、自分が行きたい方向に抜ける。

国内では平成26年9月から本格運用が始まり、石川県内でも5カ所あるという。

その考えを応用した。

道路損壊などで片側車線しか走行できない箇所が多数発生し、交互通行を行えば、渋滞が発生する。

一方通行規制で車列を流すことを優先したのだ。

 

【大雪にも対応】

石川県内で1月中に3度見舞われた大雪も道を阻んだ。

ここで取った対応は「予防的通行止め」だった。

7日、15日、23日は、いずれも夜から積雪が予想されたため、アクセスルートとした区間を中心に翌日早朝まで通行止めにし、集中除雪を行った。

「予防的通行止め」は近年浸透した、大雪で発生する幹線道路での車の立ち往生を防ぐ方策だ。

県道路整備課の福村参事は、「(走行可能部分も)地震による亀裂や段差などが発生していた状況から、より慎重な除雪が必要と判断し、積雪が増える前に除雪を実施した」と説明する。

国とも連携しながら道路復旧を進め、一方通行規制を減らしてきた。

2月2日からは、片側通行が可能になった自動車専用道を迂回路として活用、対面通行化できていなかったアクセスルートの一部を通行止めにし、一気に復旧工事を進めた。

3月15日からは自動車専用道が、一方通行規制を残しながらも、全線で通行を再開。

福村参事は、「復旧から復興に向けたルートがつながった。孤立集落は生まないような道路づくりにつなげていきたい」と話した。

https://www.sankei.com/article/20240331-OH7Z6BYFRRI7RE7ASBTURXL2DM/

 

 

 

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202441日9時22分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

日本航空は31日、羽田空港発山口宇部空港(山口県宇部市)行きボーイング737(乗員乗客150人)が同日夕、雷雨のため約20キロ離れた北九州空港にダイバート(代替着陸)したことを明らかにした。

同社によると、航空機は午後6時半ごろに山口宇部空港に着陸しようとしたが、周辺で落雷があったため、約20キロ離れた北九州空港にダイバートした。

乗客は北九州空港で降り、同社が手配したバスで山口方面に向かった。

着陸後に機体を確認したところ、複数の被雷の跡があったが、飛行に影響はなく、約3時間後に運航を再開した。

乗客の女性は「飛行中にいきなり光って、パキッと音がした」と振り返った。

別の乗客男性は「着陸すると思った時に機体が急上昇したので何かあったのかと思った。『山口宇部空港は視界が悪くて着陸を回避した』と機内アナウンスがあった」と話した。

https://mainichi.jp/articles/20240401/k00/00m/040/002000c

 

(ブログ者コメント)

飛んでいる飛行機に雷が落ちても問題はない・・・そんな事例として紹介する。

 

 

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20243291919分にNHK富山から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

富山市にある県のプールで、改修を終えたばかりの床に足を滑らせて5人が転倒し、このうち2人が軽いけがをしました。

県は当面の間、プールの利用を停止し、安全対策を検討しています。

利用停止となったのは、県が管理・運営を外部に委託している富山市にある「とやま健康パーク」の屋内プールです。

プールサイドの床が劣化してきたことから、県が2300万円をかけて改修工事を行い、3月26日、3か月半ぶりに利用を再開しました。

プールの指定管理者によりますと、再開初日に改修したばかりの床に足を滑らせて、子どもと高齢者計5人が転倒し、このうち高齢の2人が軽いけがをしました。

県によりますと、床は、ゴムのチップに滑り止めの砂や塗料を吹きつけたもので、3月上旬に改修した床に水をまいたところ、濡れると滑りやすいことがわかったということです。

このため、傾斜があるスロープや階段付近を滑りにくく補修したり、広い範囲にマットを敷いたりしましたが、マットがない場所で転倒が相次いだということです。

県は、利用を再開した翌日の27日から当面の間、プールの利用を停止し、原因の特定や安全に利用できる対策の検討を進めています。

県の健康課は、「安全対策を行ったうえでマットの上を歩くよう注意喚起し、プールを再開した。結果としてけが人が出たため、安全に楽しんでもらえるよう対応を考えたい」とコメントしています。


https://www3.nhk.or.jp/lnews/toyama/20240329/3060016366.html

 

(ブログ者コメント)

〇業者は、なぜ、このような施工をしたのだろう?
標準施工とは思えないのだが・・・。

〇応急対応しただけで一般客に開放した管理者。
急ぎオープンしなければならない理由でもあったのだろうか?

 

 

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2024328190分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

京都府亀岡市の桂川(保津川)で観光客向け川下り舟が転覆し、船頭2人が死亡した事故は、28日で発生から1年となった。

昨夏から運航が再開し、にぎわいを取り戻しつつある中、今月から乗船料が大きく値上げされた。

背景にあるのが、事故を教訓とした安全対策の推進と、400年以上の歴史と伝統を後世につなぐためのコンテンツ力の強化。

双方の両立を模索する保津川下りは、今、大きな転換期の中にある。

今月中旬、亀岡市の乗船場には国内外から多くの観光客が集まっていた。

話題になっていたのは、乗船料の大幅値上げだ。

運営する保津川遊船企業組合は1日から大人の乗船料を1500円値上げし6千円に改定。
小学生以下も4500円となった。

千円を超える値上げは過去に例がないという。

「値上げはしてほしくないが、安全対策のためなら理解でき、むしろ安心して舟に乗ることができる」。

乗船を待っていた岡山県の70代男性は、こう受け止めた。

値上げの背景の一つには、転覆事故を機に生まれた再発防止への強い意識がある。

昨年3月の事故以降、組合は約4カ月間運航を休止。

その間、専門家らとともに事故原因の究明や再発防止策の検討を重ねた。

組合に助言などを行った水難学会理事の斎藤秀俊・長岡技術科学大教授は、指導した船頭らについて「言葉では分かっていたが、訓練などを通して改めて客を安全に運ぶということを再認識した様子だった」と振り返る。

 

■安全徹底で厳しい制約

昨年7月の運航再開にあたり、組合は自らに厳しい基準を課した。

事故当日の状況を踏まえ、出航できる川の水位の基準を従来の85センチ未満から65センチ未満に引き下げたほか、客の救命胴衣を腰巻き型から自動膨張型などに変更。

こうした器具の装着や説明にかかる時間も増やすなどした。

出航水位の見直しなどにより、運航数の減少は避けられない状況にある。

組合によると、その数は事故前の年間約1万2千本から同8千~9千本となる見込みで、今回の値上げで収益減をカバーするねらいもある。

組合の豊田代表理事は、「事故を起こしたという反省の上に立ち、安全対策を軸に事業モデルを変えていかないといけない」と説明する。

 

■伝統を守るための投資

ただ、値上げにはもう一つの側面がある。

それは、約400年前から続く保津川下りのコンテンツ力の強化だ。

コロナ禍の収束で外国人客が増えており、多言語で保津峡内の名所を紹介する音声ガイドの導入や、リクライニングシート付きの新型船の開発なども進める。

レジャーが多様化していく中、組合はこうした未来への投資が「不可欠」と判断。

豊田代表理事は、「伝統を残していくことが亡くなった2人の名前を残すことにもつながる。反省とともに伝統の継承者として安全運航を徹底していく」と力を込めた。

観光マーケティングに詳しい立教大観光学部の東徹教授(観光学)は、「低単価で運航を続けると安全面よりも集客が優先され、無理な運航につながる。安全を最優先にかじを切った中、採算性を確保するためには(値上げは)当然だ」と指摘。

値上げによる安定的な人材確保も可能になるとして、「(値上げが)将来的なコンテンツ力の強化にもつながる」との見方を示した。

https://www.sankei.com/article/20240328-ARJRRM3ZMJKLRMUIEXSFSJ4FE4/

 

(ブログ者コメント)

当該事故については本ブログでも紹介スミ。

 

 

 

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20243291833分にYAHOOニュース(関西テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

大阪・関西万博の会場、「夢洲」で28日、建屋の溶接工事中に出た火花が可燃性ガスに引火し、開幕中に使用されるトイレの床、およそ100平方メートルが破損する事故があったことがわかりました。

博覧会協会によると、事故があったのは、万博会場の北西にある緑地エリア、「グリーンワールド(GW)」工区です。

このエリアは元々、産業廃棄物の処分場で、地下にはメタンガスなどの可燃性ガスがたまっています。

28日午前1055分ごろ、作業員がトイレの建屋の溶接作業を行っていたところ、火花がガスに引火し、トイレの床およそ100平方メートルが破損したということです。
けが人はいませんでした。

トイレは開幕中に使用されるもので、のべ床面積はおよそ500平方メートルあり、破損部分は、およそ5分の1にあたります。

トイレの床の配管設備を通すための空間(ピット)にガスがたまり、溶接の火花に引火したとみられるということです。

協会は現在、可燃性ガスを配管で地中から上空に放出する設備の整備などを進めています。


https://news.yahoo.co.jp/articles/61529149454c6d8804def1669d821f74ce3e5717

 

3291326分に産経新聞からは、地下のガスが床の配管設備の空気穴を通じて溜った、工区内建設中の30施設について対策検討中など、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

28日午前10時55分ごろ、会場予定地の北西にあるグリーンワールド(GW)工区のトイレ1階で、作業員が配管を溶接中、火花が配管内にたまった可燃性ガスに引火。コンクリートの床や点検口を破損した。
けが人はなかった。

GW工区の一部は廃棄物処分場になっており、地下にたまった可燃性ガスが床の配管設備の空気穴を通じてたまり、火花に引火したとみられる。

協会は大阪市消防局と地元の労働基準監督署に通報し、火花が発生する作業をいったん停止した。

消防の現場検証を踏まえ、GW工区内で建設中の約30施設についてガス濃度の観測頻度や換気などの強化を検討し、再発防止策をまとめて作業を再開する。

https://www.sankei.com/article/20240329-FRGS6AJN25KQPBSK35NPO35MAE/

 

330143分にYAHOOニュース(日刊ゲンダイ)からは、地下のメタンガスの危険性については国会でも審議されていたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

開催中に起きていたらと思うとゾッとする。
大阪・関西万博の会場の建設現場で起きたガス爆発のことだ。

328日午前11時頃、此花区の夢洲で作業員が屋外イベント広場のトイレの溶接作業をしていたところ、付近にたまっていた可燃性ガスに火花が引火したとみられるという。

この爆発でコンクリートの床が破損したものの、けが人はいなかった。

可燃性ガスは地下のメタンガスとみられるが、この万博会場地下のメタンガスをめぐっては、以前から問題視されていた。

20231129日の参院予算委員会。
社民党の福島みずほ参議院議員(68)は、万博会場となっている現場の土壌改良の必要性について、こう質問。

「何で万博会場は土壌改良をやらないんですか。有害物質の上でやるんですか。今、ここ、現場でメタンガスが出ていますよね。どういう状況ですか」

これに対し、自見英子万博担当相は、

「御質問いただきましたメタンガスは、2014年に大阪市等が設置をいたしました大阪広域環境施設組合が会場を含めた夢洲の一部において発生を確認し、管理を行ってきたと聞いてございます」

と発生を認めた上で、

「大阪市が廃棄物の処理及び清掃に関する法律に関連する省令に基づき配管施設を設置し、また発生しているガスを大気放散していると聞いてございまして、万博の開催時に危険はないと考えているところでございます」

などと答弁。

さらに、

「メタンガスに火が付いたら爆発をします」

と迫った福島氏に対し、「大気拡散」などを理由に適切に管理されているとの認識を示していたわけだが、福島氏の“予想”通りとなったわけだ。

大阪万博のテーマは「いのち」だが、その「いのち」を守るための安全対策、危機管理が現時点では乏しいと指摘せざるを得ないだろう。

《入場者が喫煙所でタバコを吸ったらドカンとならないかコレ?》
《自見大臣、国会で危険はないと言っていたけれど、爆発事故が起きたよ》
《土壌改良するにしても、またカネがかかるんだろうな》  

SNS上では不安視する声が目立つようだ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/071640b5c508765acd17e7be635bbef3a08fcff1

 

 (2024年4月20日 修正1 ;追記)

20244191749分にNHK関西からは、メタンガスがたまっていた地下空間に火花が落ちたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

博覧会協会は19日、記者会見を開いて原因を説明しました。

それによりますと、事故が起きたエリアは産業廃棄物などで埋め立てられているため地中からメタンガスが出ていて、トイレの配水管を通すための地下空間にたまっていたとみられ、そこに火花が落ちたことが原因だとしています。

工事事業者のマニュアルには、地上で行う作業では地下のガス濃度の測定は定められていなかったということで、今後は、天井や床下などガスが滞留する可能性がある場所では濃度測定を徹底し、基準以上のガス濃度の場合は換気をするよう、マニュアルが見直されたということです。

事故の後、このエリアでは火気を使う工事が中止されていましたが、今月22日から再開するということで、博覧会協会は「工期への影響はない」としています。

https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20240419/2000083787.html

 

419140分にYAHOOニュース(mBS NEWS)からは、管を通じて地中のガスを空中に放出するなどの対策は講じていた、本来なら配管ピット内はガス検知が必要だが今回は火気使用が地上だったためピット内は対象外と認識していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

トイレのあるエリアは「グリーンワールド」と呼ばれるエリアで、協会幹部によりますと、元々産業廃棄物の処分場だったことから、地中からメタンガスを主成分とする可燃性ガスが常に出ているということです。

協会は、管を通して空中にガスを放出したり、建屋の換気をしたりして、対策は講じていたということです。

19日の会見で、博覧会協会は事故原因について、床下に土壌から発生したメタンガスが配管ピット内に滞留し、ガス濃度が高くなっていましたが、その状態で火気使用の作業を行い、火花が引火したことがガス爆発の直接的な原因とみられるということです。

本来であれば配管ピットの中ではガス濃度が基準値未満であることを確認するなどの手順を踏むことが必要でしたが、今回、火気を使用する範囲が地上階であることから、配管ピットの中はガス濃度の測定エリア外であると認識していたということです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/befff27e93dba9a1ab52a3597f0ae358ddc07a73

 

419日付で万博事務局?HPには、再発防止策としてガス滞留の恐れのある箇所のガス濃度を測定し、従来は30LELだった基準値を5LELに引き下げるなど、下記趣旨のお知らせが掲載されていた。

・・・

2.事故の原因

配管ピット内はガス濃度測定の対象エリア外であると認識していた。

結果、1階床上での火気を使用した作業時に、床コンクリート下の配管ピット内のガス濃度を測定せず、火気使用作業を行い、火花が引火した。

・・・

4.再発防止策

今回の事故を受けて、施工者において原因究明を行い、再発防止策として安全作業環境確保手順書の見直しを行いました。

(1)作業前のガス濃度測定の徹底

これまでも実施していた屋外に設置されている埋立ガス抜き管周りでのガス濃度測定に加え、屋内作業においては、埋立ガスの滞留のおそれがある箇所(作業床付近、天井面付近、天井内空間、床下配管ピット内)でのガス濃度測定を徹底する。

(2)作業時の環境改善等の対策

床下の配管ピットは開放性を確保し、自然換気を常時実施する。

また、屋内の作業エリア及び隣接エリアで適用基準値以上(※)の埋立ガス濃度が確認された場合は、送風機等による機械換気を実施する。

機械換気後に再測定し、基準値未満であることを確認してから作業を開始する。

※メタンの基準値について、事故前は労働安全衛生規則を根拠に30LELを採用していたが、今後は通常の火気使用作業について、より厳しく5%LELを設定する。

・・・

https://www.expo2025.or.jp/news/news-20240419-05/

 

(ブログ者コメント)

火気使用前、ガス滞留の可能性がある窪みなどを重点的にガス検知器で調べるのが施工者としての常識だと思うのだが、なぜ、配管ピット内を測定していなかったのだろうか?

そう思い、現場写真を確認してみると、配管ピットらしきものは写っていない。

散乱した破片の下?
それとも、一列に並んでいる直径10cmほどの穴がピットにつながっている?
あるいは、すでにコンクリートで覆われていて、ヒビ割れ部分などから漏れていたガスに・・・?

調べた範囲では、そういった点に言及している記事は見つからなかった。

ただ、NHKからは「火花が落ちて・・・」と報じられているので、どこかに配管ピットとツーツーになっていた場所があった可能性がある。

 

 

 

 

 

 

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20243271952分にYAHOOニュース(鹿児島読売テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

27日夕方、伊佐市のメガソーラーで火事がありました。

消防が駆けつけ火事の状況を確認している際に爆発が発生し、消防隊員4人がケガをし、このうち1人が重傷です。

消防によりますと、火事があったのは、伊佐市大口大田のメガソーラー、Hソーラーシステム高柳発電所です。  

27日午後6時過ぎ、近くの住民から消防に「白煙が出ている」と通報がありました。

消防が駆け付け、Hソーラーシステムの職員とともに火事の状況を確認するため発電所の扉を開けた所、爆発があったということです。

消防隊員4人がケガをし、このうち1人が顔などに重傷を負っているということです。

警察によりますと、施設内の倉庫1棟が現在も燃えているということです。

また、この火事の影響で、周辺の国道268号の一部で通行が規制されています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/c6a2b90859557743de8a1ad8fb5df7010bae9260

 

328417分にTBS NEWS(南日本放送)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。(本文は転載省略)

https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1079231?display=1 

 

327226分にFNN PRIME(鹿児島テレビ)からは、現場は発電した電気を溜める蓄電設備だった、煙が出ていた施設の扉を開けたところ一気に火が燃え上がったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

27日午後6時すぎ、伊佐市大口大田の太陽光発電施設のHソーラーシステムから白煙が出ていると近所の人から消防に通報がありました。

現場は発電した電気をためる蓄電設備で、警察によりますと駆けつけた消防隊員が煙が出ていた施設の扉を開けたところ一気に火が燃え上り、隊員4人がやけどを負うなどしたということですが、全員、意識はあるということです。

https://www.fnn.jp/articles/-/677349

 

3281755分にYAHOOニュース(テレビ朝日)からは、二次災害防止のため、水を使った消火作業はできなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

現場は周囲を田んぼに囲まれたメガソーラー発電所の建物。
蓄電池などが設置されていました。

近所の人が口をそろえるのが「大きな爆発音を聞いた」ということ。

近所の人 :
「家の中にいたらドカンと爆発音がした」
「経験したことのない地震というか、地響きみたいな」
 

現場で何が起きていたのでしょうか。

通行人からの通報(27日午後6時すぎ) :
「煙が出ている」
 

通報があったのは午後6時すぎ。

4人の消防隊員が現場に駆け付け、建物の外で1人が待機。
残る3人が入り口付近で煙を逃がす作業をしていた時に、激しい爆発が起きたといいます。
 

この爆発で隊員3人が軽傷、1人が中等症のやけどをしました。

元小田原市消防本部 永山さん :
「何らかの状態で中で発火して、少しくすぶっていた状態が続いていたのじゃないかと思う。
新鮮な空気が入ってしまうと燃えやすい状態になってしまうと。
バックドラフトと呼ばれる現象に近い状態が起きた可能性も」
 

ただ、この火災では水を使った消火活動ができませんでした。

消防は「蓄電池に水が掛かると危険なため、自然鎮火を待つことにした」といいます。

なぜ、危険なのでしょうか。

永山さん :
「どうしても、水は電気を伝えやすいものなので、(水を)掛けることによって別の所がショートを起こして爆発的な燃焼を起こしたり、危険な状態になってしまうことになる。
もう一つ言えるのが、感電の危険があるので、水が隊員の方に流れてきて感電事故を起こしてしまう。
二次災害の原因にもなる」

 

■“水が使えない”火災 どうすれば?
 

気になるのは、都市部の電気設備で火災が発生した場合です。

永山さん :
「(都市部でも)基本的には不用意に放水をできないのは共通。
例えばガス系の炭酸ガス、あるいは粉末系の消火薬剤。
水を使わないような消火設備もあるので、そういったものを使う方法はある」
 

警察と消防は、発電所内の電源を落とすなどの安全を確保したうえで、当時の詳しい状況を調べることにしています。





https://news.yahoo.co.jp/articles/446a179bf6f7be501113f744e1bd981848946d0e

 

421343分に産経新聞からは、倉庫内にはリチウムイオン蓄電池が5基あった、メガソーラー蓄電池の火災は国内初か?など、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

・・・

鎮火は、通報から20時間以上が経過した28日午後2時35分。

倉庫内にはリチウムイオン電池を使った蓄電装置が5基あったといい、消防担当者は「放水すると感電や爆発の恐れがあり、できなかった。延焼に備え現場周辺に人員を配置したのみで、自然鎮火を待つしかなかった」と、長期化の理由を説明する。

総務省消防庁の調査などによると、太陽光発電システムの一般家庭への普及を背景に、民家などでの火災事例の増加が懸念されている。

一般的な送電線火災は電源回路の遮断といった措置で対応できるものの、ソーラーパネルは日射があれば発電が継続するため、鎮火後も再発火や感電のリスクが残る。

また、パネルの樹脂素材部分などが燃えることで有毒ガスが発生する恐れもある。

令和元年9月に千葉県市原市の水上メガソーラーで発生した火災や、2年12月に山梨県北杜市のメガソーラー近くで起きた山林火災でも、消火活動が難航した。

ただ、今回の伊佐市の火災では、倉庫に近接した位置にソーラーパネルが設置されていたものの、被害はなかった。

一方、伊佐湧水消防組合によると、メガソーラーの蓄電設備の火災は非常に珍しく、国内初の事例との情報もあるという。

このため、「特異事案」として、消防庁の研究機関である「消防研究センター」に協力を打診。

地元警察などとともに、4月8日以降、原因究明に向けた合同調査を始める予定だ。

https://www.sankei.com/article/20240402-76VBZZNQ5RHC7NVE23LYW3SEMQ/

  

(2024年4月14日 修正1 ;追記)

20244121659分にNHK鹿児島からは、何かが発火した後、高温にさらされた蓄電池内の液体温度が上昇して可燃性ガスが発生し、それが燃えて更に・・・を繰り返した可能性も考えられるなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

・・・

消防と警察によりますと、出火や爆発の原因については現在も調査中だとしていて、引き続き、詳しく調べることにしています。

爆発が起きた原因について、太陽光発電の蓄電設備に詳しい鹿児島大学の野見山輝明准教授は、

「何らか原因で発火し蓄電池が高温の状態に長時間さらされると、電池の中に入っている可燃性の液体の温度が上昇しガスが発生する。
さらにひどくなるとガス漏れが起き、周りに炎があると発火や爆発を繰り返す。
蓄電設備には蓄電池が多数あるので、1台が爆発して別の爆発を誘発する状態になったと考えられる。
大規模な蓄電設備での火災は国内では聞いたことがなく、おそらく初めてではないか」

と話しています。

また、消火に向けた放水を行えなかったことについては、

「太陽光発電はほかの電力システムと異なり、電源を切ることが難しく、光がある限り発電し続ける。
高電圧の部分に水がかかると、漏電によって感電の可能性があったり、蓄電池に水がかかるとショートして、さらに火災がひどくなったりする可能性もあり、正しい判断だと思う」

と話しています。

そのうえで、再生可能エネルギーの普及のため国が蓄電池の導入促進を図っていることを踏まえ、

「蓄電池に電気を蓄えておけば電力会社に売りたい時に売れるので、太陽光発電施設の横に蓄電設備を置くのは、今後増えると思う。
同様の火災が今後、起こることも懸念され、対策が求められる」と指摘しています。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/kagoshima/20240412/5050026554.html

 

 

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魚田慎二
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男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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