2024年12月13日20時8分にNHK北海道から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
セメント業界最大手、「太平洋セメント」の北斗市にある工場で、設備の破損によって粉じんが飛んで周辺の車などに付着する被害があり、道と北斗市が再発防止の徹底を求めて行政指導したことが分かりました。
会社などによりますと、「太平洋セメント上磯工場」の近隣住民から、ことし10月下旬以降、「車に粉じんのようなものが付着し、汚れている」などの苦情が相次ぎ、詳しく調べたところ、セメントの製造過程にある鉄管に複数の穴が開いて粉じんが漏れ、飛散していたことがわかったということです。
12日までに150件以上の苦情が寄せられているということです。
道と北斗市は工場への立ち入り検査を行うとともに、再発防止の徹底などを求めて行政指導しました。
一方、会社側は一部地域で確認された粉じんについては「成分が自社製のものではない」と関係性を否定していて、北斗市は採取した粉じんの分析を専門家に依頼し、今後の対応などを検討しています。
「太平洋セメント上磯工場」はNHKの取材に対し、「住民など多くの方に多大なご迷惑とご心配をおかけし、深くおわびします」とコメントしています。
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20241213/7000072033.html
2024年11月25日23時20分に北海道新聞からは、11月中旬に管を補修したが20日に再び複数の穴が開いたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
太平洋セメント(東京)の上磯工場(北斗市谷好1)で10月下旬から、工場設備の破損によりセメントの製造過程で生じる粉じんが飛散し、車や家の壁が汚れるなどの苦情が近隣住民などから70件以上寄せられていることが25日、分かった。
同社によると健康被害は確認されていないという。
太平洋セメントによると、10月28日に近隣住民から「車に粉じんが付着し取れない」と苦情が寄せられ、飛散が分かった。工場敷地内の設備を調べたところ、セメントの製造過程にある管に複数の穴を確認。
穴から粉じんが漏れていたという。
同工場は11月中旬に管を補修したが、20日に再び複数の穴があいていたため、生産ラインを停止した。
現在、穴のあいた原因などを調べている。
同工場は近隣町会に謝罪文を配布し、粉じんが付着した車の洗車対応を25日に始めた。
同社は「多くの方に多大な迷惑と心配をおかけし、深くおわび申し上げる」としている。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1092723/
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。