







2025年6月12日10時27分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
東京電力パワーグリッド(東京都)は、スマートフォンの専用アプリを使い、電柱を撮影してポイントを獲得するゲーム「ピクトレ ぼくとわたしの電柱合戦」の実証実験を千葉市、市原市、四街道市の3市で行っている。
ゲームを通じて参加者に写真を投稿してもらい、停電などの恐れがある電柱の早期発見につなげるのが狙いだ。
スマホにダウンロードしたアプリを開くと、地図に電柱の形をしたアイコンが表示された。
実際に電柱がある場所に行ってアイコンをタップすると、撮影画面に切り替わり、カメラが起動する。
周囲の歩行者などに注意しながら、指定された角度から電柱の写真を撮影した。
スマートフォンで電柱を撮影すると、「電柱を制圧しました」と表示される(5月22日、千葉市中央区で)。
「ピクトレ」は、参加者がチームに分かれてマップ上の電柱を奪い合う陣取りゲームだ。
電気にちなんだ名前の「アンペア」「ボルト」「ワット」の3チームから、自分が所属するチームを選ぶ。
電柱を撮影すると「制圧」した状態となり、自分のチームのものとなる。
さらに、アイテムの「電線」を使って制圧した電柱をつなぐと、その長さに応じてポイントが付与される。
定められた期間内にチームでポイントをいくつ集められるか競う仕組みだ。
敵チームが「制圧」した電柱は、アイテムを使って「中立」化でき、再撮影することで奪うことができる。
参加者は稼いだポイント数によって決まるチーム順位と、チーム内の個人ランキングに応じて報酬コインが得られる。
最終的に、コインの数に応じたアマゾンギフト券などがもらえる。
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同社によると、県内には約110万本の電柱がある。
数が膨大なため、点検業務の効率化と迅速化が課題となっていた。
市民の力を借りながら電柱の点検強化につなげられないかと、同社がシンガポールのゲーム会社などと協力し、実証実験を企画した。
これまでに群馬、東京、静岡の1都2県で行い、第4弾として県内3市の電柱約16万4000本を対象に4月26日に始めた。
1都2県での実証実験では、実証実験エリアにある電柱の9割以上がゲームを通じて撮影されたという。
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本県でのゲームでは「ツル・ツタ大作戦!」と題して、ツタやツルなどが巻き付いている電柱を撮影すると高得点が得られるようにし、参加者の意欲を刺激している。
東京電力パワーグリッドによると、夏場が近づくにつれ、ツタやツルが伸びて電線に触れ、停電が起きる可能性が高まる。
巻き付いている電柱を早期に発見、撤去することが、この時期には特に重要になるという。
実証実験は8月29日まで行う予定。
担当者は「市民の協力を得ながら、点検の強化につなげたい。実験結果を踏まえ、今後の方向性を検討する」としている。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20250606-OYT1T50055/


















その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。