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2026年6月19日19時34分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
19日午前11時ごろ、東京都北区滝野川1丁目の区立滝野川第三小学校の音楽室付近から火が出ていると119番通報があった。
東京消防庁によると、4階建て校舎の4階が激しく燃え、約200平方メートルが焼けた。
約1時間後に火はほぼ消し止められた。
警視庁によると、一時、複数人が逃げ遅れたが、屋上などから全員を救助したという。
児童8人、教員2人、用務員1人の計11人が煙を吸うなどして負傷し、搬送された。
このうち、避難時に転倒するなどした児童2人がそれぞれひじと腕を、教員1人が骨盤を骨折したという。
警視庁によると、当時、校舎4階の音楽室では5年生24人が授業を受けていた。
火災報知機の音を聞いた教員が、音楽室隣の準備室内で火が出ているのを確認したという。
また、捜査関係者によると、準備室内のストーブ付近から火が出ているように見えたとの情報もあるという。
警視庁が出火原因を慎重に調べている。
区によると、学校にはスプリンクラーの設置義務がなく、音楽室や音楽準備室を含めて学校にスプリンクラーはなかった。
設置された防火扉などは正常に作動したという。
小学校はJR王子駅から南に約400メートルのところにある。
区によると、児童の在籍数は340人。
この火災で、児童ら26人が消防隊に救助され、約320人が近くの公園に避難したという。
この学校に通う女児(10)は授業中、「ジリリリリリ」という火災報知機の音で火災に気づいた。
教員から「逃げて」と言われ、階段で1階まで下りた後、近くの飛鳥山公園へ避難した。
校舎の窓から噴き出す煙がどんどん黒くなり、「怖かった」と話す。
この女児の祖母は、買いもの中に火災の連絡を受けて駆けつけた。
女児はショックで泣き崩れていたが、大きなけがはなく、「本当に無事で良かった」と話した。
消防車のサイレンが聞こえ、小学校に向かった男性は取材に「校舎4階あたりから煙が出ていて、子どもたちが救助されていた。出火原因などは分からないが、とにかく子どもたちが無事であれば」と願った。
■学校の防火対策は
学校の防火対策はどうなっているのか。
総務省消防庁によると、2025年に全国で発生した建物火災(速報値、2万2345件)のうち「学校」は208件で、33人が負傷した。
消防法は収容人数が50人以上の学校に対して、避難訓練や消防設備の点検方法などについて計画をまとめ、管轄の消防署に提出するよう義務づけている。
文部科学省の23年度の調査によると、計画を定めていたのは小学校で98.9%、中学校で98.5%、高校で97.7%。
うち、計画に基づく訓練を実施していたのは、小学校で99.2%、中学校で98.4%、高校で97.4%だった。
消防庁によると、スプリンクラーは校舎の11階以上のフロア以外は、設置義務がない。
文科省によると、学校の改修や増築などの際にスプリンクラーを新設する場合は、国による補助の対象になり得るという。
学校には、学校保健安全法に基づき危機管理マニュアルを作成する義務もある。
この作成のために文科省が示すガイドラインでは、火気の管理や火災発生時の避難誘導、消火など、教職員の役割分担について記すよう求めている。
■児童生徒ら複数人がけがをした学校の主な火災事例
2007年6月 前橋市立駒形小学校で教室の入り口付近が焼ける。煙を吸った児童3人が病院に搬送され軽傷
2010年2月 大阪市立粉浜小学校で給食室近くから出火。煙を吸うなどして児童31人と調理員が病院に搬送。うち児童3人が一酸化炭素中毒の疑い
2014年10月 千葉大学教育学部で枯れ枝などが焼ける。隣接する千葉大教育学部付属小学校で授業中の児童13人が病院に搬送され軽傷
2018年9月 福島県立原町高校で校舎のトイレから出火。煙を吸った生徒9人が病院に搬送され軽症
2023年2月 静岡県富士市立岳陽中学校で給食室の調理場から出火。調理員2人が軽いやけど、生徒14人を含む19人が体調不良で病院に搬送
2026年1月 群馬県高崎市立寺尾小学校で給食室から出火。児童6人が体調不良を訴え搬送
https://www.asahi.com/articles/ASV6M0S17V6MUTIL00QM.html
6月20日22時22分に読売新聞からは、近くの階段の防火シャターは閉まっていた、音楽室備え付けの避難用救助袋はうまく使えなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
・・・
出火当時は、音楽室で5年生の授業中だった40歳代の女性教員が焦げた臭いに気付き、準備室につながる扉を開けたところ、準備室内に煙が広がっていた。
避難時には、音楽室近くの階段の防火シャッターが閉まっていたことも判明した。
廊下にも煙が充満しており、音楽室にいた児童らは教員の誘導で階段を使わず、窓から3階のひさし部分に下りたという。
音楽室には、袋の中を滑って地上に逃げる避難器具「救助袋」が備え付けられており、教員らが使用を試みたが、うまく使えなかったという。
同署は20日、3人としていた重傷者のうち1人が軽傷だったと訂正した。
重傷者2人のうち、左腕を骨折した5年生の男児(10)は、音楽室から3階のひさしに避難した際、2階の屋根に転落して負傷し、もう一人の女性教員も同じく2階の屋根に転落して腰の骨を折ったという。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20260620-GYT1T00285/
6月21日20時41分に毎日新聞からは、毎月避難訓練していたが音楽室や準備室は出火が起こり得ない場所として想定していなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
・・・
設置義務がないため、準備室にスプリンクラーはなかった。
出火後に初期消火に向かった校長は「消火器を使ったが、こちらがやられてしまうほどの煙と炎だった」と話しており、火は急速に燃え広がったとみられる。
火災は19日午前11時前、音楽室で5年生の児童24人が授業を受けている時に発生。
その場にいた女性教員が焦げたような臭いと煙に気づき、副校長が消防に通報した。
音楽室から最も近い避難路だった階段の防火シャッターが下りており、音楽室にいた児童と教員26人は全員が窓から外に出て3階の窓の上にあるひさしに避難し、消防によってはしごで救助された。
学校では毎月1回避難訓練をしていたが、音楽室や準備室は「出火が起こり得ない場所」(区教委)として訓練では想定していなかったという。
このため、区教委は区内の学校に対し、避難経路や出火原因になり得るものがないかを再確認するよう周知した。
https://mainichi.jp/articles/20260621/k00/00m/040/180000c
6月24日21時20分に読売新聞からは、準備室では音楽室で授業していた女性教員がサーキュレーターを使って洗濯物を乾かしていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
東京都北区の区立滝野川第三小学校で児童ら11人が重軽傷を負った火災で、40歳代の女性教員が「(火元の)音楽準備室で洗濯物を乾かしていた」と話していることが警視庁滝野川署への取材でわかった。
女性教員は出火当時、隣の音楽室で授業をしており、準備室は無人だったという。
準備室からは空気を循環させるサーキュレーターと電気ストーブが見つかった。
女性教員はサーキュレーターを使って乾燥させていたと説明しており、同署は何らかの原因で出た火が洗濯物に燃え移ったとみて失火容疑で捜査している。
同署幹部によると、ストーブには繊維片が付着し、近くには熱で変形した20個以上の金属製ハンガーがあった。
ストーブのコードにはショートした痕があり、通電状態だったとみられるが、電源が入っていたかはわかっていない。
付近の壁のコンセントにはプラグが差し込まれたままになっており、近くからは延長コードも見つかった。
同署は電気製品の使用状況を詳しく調べている。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20260624-GYT1T00454/
(2026年7月5日 修正1 ;追記)
2026年7月2日21時34分にYAHOOニュース(時事通信)からは、女性教師が乾かしていた洗濯物は私服で電気ストーブも私物だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
40代の女性教員が、火元とみられる校舎4階の音楽準備室で干していた洗濯物について、「私服で、(火元近くにあった)電気ストーブも私物」と説明していることが2日、分かった。
同小の高草木校長らが記者会見し、明らかにした。
高草木校長らによると、先月28日に入院中の女性教員から話を聞いたところ、火災当日、校舎1階にある家庭科室で私服を洗濯し、準備室で干していたと説明。
以前から、金管バンドで使う楽器を拭くタオルなどを洗濯していたという。
女性教員は通常、午前6時ごろに出勤。
他の教員らは洗濯について把握していなかった。
同校長は、なぜ私服を洗濯していたかは確認できていないとしつつ、「服務上、適切ではなかった」と述べた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/7dce165357607a62d2c568557ec2c1134167bc61
7月2日22時52分に毎日新聞からは、サーキュレーターも私物だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
区によると、女性教員は火災が発生した6月19日朝、出勤後に家庭科室の洗濯機で私服を洗い、準備室に干していたという。
他にも私物の電気ストーブや空気を循環させるサーキュレーターも持ち込んでいた。
https://mainichi.jp/articles/20260702/k00/00m/040/435000c
7月4日16時43分に読売新聞からは、校長は校内を毎日安全点検していたが準備室は確認していなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
区は2日の記者会見で、9月に避難状況などを検証する会議を設置する方針を明らかにした。
今年度末に検証結果や再発防止策を取りまとめる。
会議では外部の有識者も交え、消防設備や避難誘導の状況、訓練のあり方などについて検証するという。
区によると、40歳代の女性教員が出勤後に家庭科室で私服を洗濯し、火元の4階の音楽準備室内で私物のストーブで乾かしていたとする趣旨の説明をしているという。
校長が毎日、校内を巡回して安全確認を行っていたが、準備室は確認しておらず、ストーブなどが持ち込まれていたことを把握していなかった。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20260702-GYT1T00425/
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その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

