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2026年7月29日19時8分に熊本日日新聞から、下記趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。
巨大な煙突が建物にめりこみ、複数人が生き埋めになった日本製紙八代工場(熊本県八代市十条町)の被災現場。
最初に救助を担当した八代広域消防本部の隊員らが29日、熊本日日新聞の取材に応じ、「がれきの中から要救助者の声が聞こえ、十分な機材がない中で必死に手で掘った」と緊迫した現場を振り返った。
発災から約1時間半経過した28日午後6時過ぎ。
八代広域消防本部の隊員4人が通報を受けて現場に到着した。
直径3~4メートルの煙突が建物の真上に倒れて激しく損壊。
2階では日本製紙の従業員8人が勤務中だったという。
第1陣で到着した隊員らが細く急な階段を上り、ドアを開けると、がれきの中から「助けてくれ」と、かすかに聞こえた。
状況把握で駆けつけたため、専用の救助機材を携えていなかった。
「頑張るから」と声を絞り出す要救助者。
隊員らは後続を待たずに動き出した。
がれきを一つ一つ取り除き、大きな固まりはバールで動かした。
むき出しの鉄筋はニッパーで切り、助け出す空間を確保した。
余震のたびにドカッ、ドカッとコンクリート片が落ち、粉じんが舞った。
さらに建物が損壊した場合に巻き込まれるのを防ぐため、隊員らは安全な場所に避難しながら15分ほどで50代男性を助け出した。
続けて「大丈夫か」と呼びかけると、一番奥から返事があった。
天井近くまで積み上がったがれきの向こうに頭がかすかに見えた。
要救助者に水を飲ませ、暑さで体力を消耗しないよう体にもかけた。
増援が加わり2人1組で交代しながら掘り進め、午後7時10分過ぎに60代男性を救助した。
現場を指揮した40代隊員は「十分な照明や油圧器具がなく、できることを必死でやった」
一夜明けた29日、県外からの緊急消防援助隊や熊本県警の機動隊、自衛隊などと救助活動を続けた。
八代広域消防本部の北田消防長は「がれきを重機で撤去したいが、2階に続く階段は狭く急傾斜で簡単には投入できない。マンパワーが必要だ」と難航の理由を説明。
午前6時現在、総勢200人超で対応しているとした。
工場敷地内では本事務所も倒壊。
午前8時、そばでは日本製紙の社員ら約30人が被害状況の把握に向け、複数人で行動して油漏れなどの被害写真を小まめに撮影するよう申し合わせた。
日本製紙本社の広報室は報道各社に「状況を把握中」と述べるに留めた。
午前9時前、取引企業で物流業「M社」(八代市)の松木会長(76)は、工業都市・八代を象徴する工場の被災に「言葉がない。安否不明者のことが心配だ」と表情をこわばらせた。
https://kumanichi.com/articles/2019364
7月30日20時44分に読売新聞からは、事務所で休憩していた協力会社従業員は大きな横揺れで椅子ごと飛ばされ、体は宙に浮いたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
28日に震度6強の激しい揺れに襲われた熊本県八代市の日本製紙八代工場は、複数の煙突が折れるなどして、これまでに8人の死亡が確認された。
同工場に勤める60歳代の男性が30日、読売新聞の取材に応じ、地震発生時の緊迫した状況を振り返った。
男性は工場内の機器のメンテナンスを担当し、28日は朝から敷地内で点検作業を行っていた。
午後4時頃に工場東側の事務所に戻り、休憩していたところ、「ドドド」という地鳴りとともに、大きな横揺れに襲われた。
座っている椅子ごと飛ばされ、体は宙に浮いた。
揺れが収まり、他の作業員らとともに屋外に出た。
張り巡らされている金属パイプは折れ曲がったり、建屋1階部分がひしゃげたりしていた。
避難場所となっていた敷地内の広場にたどりついた時、見慣れた煙突が折れて見えなくなっていることに気がついた。
「まさかあの大きな煙突も折れるなんて。煙突の下にいた可能性もあると思えば恐ろしくてたまらない」と述べた。
市災害対策本部によると、午後5時半頃に同工場で取り残されていた最後の従業員の救助が完了したと明らかにした。
容体や性別は明らかにしていない。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20260730-GYT1T00342/
7月31日17時55分に毎日新聞からは、社員6人と協力会社員3人が死亡したという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
日本製紙は31日、熊本地震で煙突が倒壊した八代工場(熊本県八代市)で亡くなった9人のうち、社員は6人で、残る3人は協力会社社員だったと発表した。
地震の発生時、工場にいた他の従業員については、協力会社の社員も含めて全員の安否を確認したとしている。
工場では建物が崩れ、11人が閉じ込められた。
https://mainichi.jp/articles/20260731/k00/00m/040/318000c
(2026年8月6日 修正1 ;追記)
2026年8月5日23時43分に読売新聞からは、工場では電源喪失、110番も119番もつながらなかったなど、下記趣旨の記事が、倒れた煙突などの位置関係説明図付きでネット配信されていた。
日本製紙によると、地震発生時、工場内では従業員や関連会社、取引先の社員ら計414人が働いていた。
激しい揺れで電源が失われた。
煙突の倒壊で従業員らは2階建ての事務所に閉じ込められたが、110番も119番もつながらなかった。
約40分後、被害を免れた従業員が消防に勤務する親族に救助を要請したという。
駆けつけた消防や自衛隊員らが手作業でがれきを取り除き、閉じ込められた11人を7月30日までに救助したものの、うち9人の死亡が確認された。
同社によると、80メートルの煙突は、日常的にひびやサビの有無を目視で確認していたが、大がかりな点検は2006年が最後だった。
工場にある5本の煙突のうち、鉄筋コンクリート製の70メートルのものも倒れ、繊維強化プラスチック製の110メートルの煙突も損傷した。
同社は会見で、煙突の耐震性などについて「調査中」と回答し、調査委員会を通じて明らかにする意向を示した。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20260805-GYT1T00492/
8月5日21時40分に読売新聞からは、事務所2階にいた従業員8人のうち6人が死亡、1階にいた協力会社員1人と空調工事で訪れていた1人も死亡したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
煙突の倒壊で11人が事務所に閉じ込められ、2階で仕事をしていた同社従業員8人のうち6人が死亡。
1階にいた協力会社の社員1人と空調工事で訪れた取引先の2人も犠牲になった。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20260805-GYT1T00411/
8月5日17時48分に毎日新聞からは、2016年の熊本地震でも一部の煙突が損傷していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
地震により煙突は3本が倒壊。
70メートルは1958年、80メートルは70年、110メートルは09年にそれぞれ建てられた。
目視によるパトロールはしているが、地震当日については「確認が取れていない」とした。
2016年の熊本地震でも一部の煙突が損傷したという。
https://mainichi.jp/articles/20260805/k00/00m/040/190000c
8月5日18時56分にYAHOOニュース(TBS NEWS )からは、煙突が折れることを想定した避難マニュアルはない、煙突の耐用年数は定めていないなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
日本製紙が8月5日午後3時から会見を開きました。
・・・
Q.煙突の周辺で働いている人は、煙突が折れる可能性があるから、とにかく外に出て遠くに離れなさいなど基準はあるのか?
工場長:
「一般的にはボイラーの中央操作室、ここに震度計がございます。
何ガルという単位で、今回一番強かったのは宇城の方で2000ガルを超えたと。
残念ながら今回の地震はちょっと「欠測」となっています。
一般的な地震が起こると、私どもはボイラートリップという操作を行います。
煙突よりも「ボイラーを健全に安全に止める」という作業が一番でございます。
そういうインターロックを持っています。
今回は突然電源喪失したので、そういうボイラートリップという操作もできなかった。
煙突が倒壊するから避難するっていうマニュアルはございません。」
Q..会社として煙突の耐用年数がどれくらいか把握は? 交換時期というものはない?
工場長:
「一般的に鉄筋コンクリートの寿命かと思います。」
Q. 会社として煙突の耐用年数がどれくらいで、あと何年かはお持ちではないということ?
工場長:
「そういうことになります。」
https://news.yahoo.co.jp/articles/fc9e576b5c875fe91415d72dd3085dcb7ecb7e4a
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その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

