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2025年8月7日12時22分にTBS NEWS から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
きょう午前4時半すぎ、渋川市渋川にある「関東電化工業」の社員から、「建物からオレンジ色の火が出ている」と119番通報がありました。
警察と消防によりますと、工場内にある「三フッ化窒素」を製造する機械が爆発したということです。
火はおよそ4時間後に消し止められましたが、作業員2人が病院に運ばれ、その後、20代男性の死亡が確認されました。
40代男性は命に別状はないということです。
「三フッ化窒素」は半導体などを製造する過程で使われる有毒ガスですが、警察によりますと、工場の外にガスが漏れ出していることはないということです。
警察と消防は事故の詳しい原因を調べています。
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/2095101?display=1 アカスミ
(2025年12月24日 修正1 ;追記)
2025年9月16日に該社からは、高圧保持すべき三フッ化窒素(支燃性)がバルブの操作ミス?で低圧配管に流入し爆発的な配管破損に至ったなど、下記趣旨のお知らせがネット配信されていた。
・・・
現時点で判明しております内容につきまして、以下の通りお知らせいたします。
1.発生日時
2025 年 8 月 7 日(木)午前 4 時 31 分 (午前 8 時 45 分 鎮火確認)
2.発生場所
関東電化工業株式会社 渋川工場 三フッ化窒素製造設備内 (群馬県渋川市渋川 1497)
3.被害状況
・社員 1 名死亡、1名軽傷
・三フッ化窒素製造設備2系列のうち、1系列の一部に破損が発生
4.原因と対策
本事故の発生を受け、当社は事故調査委員会を設置し、関係当局の協力および外部専門家の見解を踏まえて調査を継続して参りました。
これまでの調査の結果による、今回の事故原因と対策は以下の通りです。
〇三フッ化窒素の純度を製品レベルにまで精製した後、製品容器に充填するために圧力を高める工程におい て、高圧で保持されるべき貯槽内の三フッ化窒素が、規定されていない手動バルブの開閉操作により、貯槽に付随する配管内へ流入いたしました。
〇その結果、低温・高圧の状態で配管内に流入した三フッ化窒素ガス が温度上昇により膨張し、支燃性の強い三フッ化窒素の高速な流れがバルブ内に発生いたしました。
〇これにより、バルブを形成する樹脂部材が燃焼し、この燃焼が起点となり、爆発的に配管の破損に至りました。
同様な状況が生じないよう、設備運用方法を見直すことを再発防止策といたします。
https://finance-frontend-pc-dist.west.edge.storage-yahoo.jp/disclosure/20250916/20250916558493.pdf
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プロフィール Profile
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

