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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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(ブログ者コメント)

〇クマ関連の報道が時に多いと感じた2025年だが、1年で1万頭も駆除されていたことに驚いた。
駆除されたのは人間に被害を与える恐れがあるクマだけだろうが、それにしても多い。
今回紹介した産経新聞社説にあるとおり、ツキノワグマが絶滅危惧種にならなければいいのだが・・・。

〇調べてみると、2025年は東北5県でブナの実が大凶作だった。
また、過去にクマの被害や出没件数が多かった2023年度、2020年度、2019年度も、やはりブナの実が大凶作だった。
山に食べるものがなければエサを求めて人里におりてくるしかない。
人間ががいようがいまいが、腹を減らしたクマには関係ないのだ。
冬眠しないクマも、しないのではなく、十分な栄養を蓄えられていないので冬眠できない・・・そんなことではないのだろうか?
来年はブナの実が大豊作になりますように・・・。

 

以下は今回の報道と関連情報。

 

2025122360分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

全国のクマの駆除数が410月末時点で9765頭(速報値)となり、統計を始めた2006年度以降で最多となったことが環境省のまとめでわかった。

生活圏への出没数の増加に加え、市町村判断で市街地での発砲を許可する「緊急銃猟」が9月に始まったことなどを背景に駆除数が急増した。

東北地方が6579頭と突出しており、全国の7割近くを占めた。

これまで年間を通じて最も多かったのは23年度の9099頭で、今年は半年余りで最多を更新した。

捕獲の現場では、死骸の処理が課題となっている。

駆除したクマは従来、解体して焼却施設で処理するか、穴を掘って埋めるが、ハンターへの負担も大きい。

新たな処理方法を模索する自治体が出始めている。

白い外壁の建物のシャッターを開けると、巨大な「箱」が目の前に現れた。
10
日、宮城県七ケ宿町。
緑色の「箱」は、長さ7メートル、高さ1.5メートルほどだ。

(以降は有料)

https://www.asahi.com/articles/ASTDQ062CTDQUNHB00PM.html

 

※関連情報として20251212120分に読売新聞からは、ここ10年ほどのクマによる被害者数や出没件数などを環境省資料ベースでまとめた図表がネット配信されていた。
それによれば2025年度が最多、次いで2023年度、2020年度、2019年度の順に多かった。
https://www.yomiuri.co.jp/topics/20251030-OYT8T50082/
  

※一方、クマの出没はエサになるブナが少ないからだという説明も以前からあるので、ブナの毎年の豊凶状況についても調べてみた。
結果、東北5県の毎年のブナ豊凶状況を調べている東北森林管理局がまとめている年度別の表によれば、結実という点で2025年度2023年度ともに5県とも大凶作、2020年度は2県が大凶作で1県が凶作、2019年度は5県とも大凶作だった。
https://www.rinya.maff.go.jp/tohoku/sidou/buna.html
 

※ちなみに、環境省によれば本州に生息するツキノワグマの生息数は2万~5万頭程度と推定されているので、1万頭近くも駆除したら絶滅の恐れがあるとは、2025725日付の産経新聞社説だ。
https://www.sankei.com/article/20250725-PS4OCABLTZK7JC6SS4C2VLUEJY/

 

(2026年1月17日 修正1 ;追記)

2026116日付で毎日新聞からは、島根県で2003年から18年までツキノワグマの脂肪量とドングリ豊凶との関係を調べたところ不作年でも脂肪量は十分だった、人里に出没する大きな要因は放置された果樹とみられるなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

東京農工大や島根県などの研究チームは15日までに、ツキノワグマの脂肪量とドングリの豊凶との関連を分析し、同県で駆除されたクマは不作年でもほとんどが十分な脂肪を蓄え、栄養状態が良好だったことが分かったと発表した。

クマが人里に出没するのは飢餓状態が原因ではなく、放置された果樹の存在が大きな要因とみている。

東京農工大の小池伸介教授(生態学)は「耕作放棄地にあるカキやクリなどの誘引物の除去や、侵入経路の遮断といった対策を続けることが不可欠だ」と強調する。

他の地域は環境が異なるため、今回の島根県での調査結果と同様かどうかは不明としている。

・・・

(以下は紙面からの抜粋)

・・・

チームが調べたのは200318年に県内で有害捕獲や交通事故で死んだクマ計651頭。

調査期間中、ドングリの不作が2年以上続くことはなく、不作年に有害捕獲されたクマはいずれも十分な脂肪をためていた。

・・・

https://mainichi.jp/articles/20260116/dde/041/040/020000c

 

 

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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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