1月25日(土)ごろから、本ブログが閲覧不能になりました。
30日(木)にブログは閲覧可能になりましたが、それでも管理ページにはアクセスできず、このお知らせを含め、最新版のアップが遅れました。
ご迷惑をおかけしましたことをおわび申し上げます。
原因は、ブログサイト運営会社が提供している全サービスで、大規模なシステム障害が起きたためです。
都度都度のシステム復旧情報などは、該社公式ツイッターを参照ください。
https://twitter.com/ninja_tools
[該社公式ツイッター (抜粋)]
1月26日(日)
仮想環境の基盤となるストレージに障害が発生しており、当該環境で稼働していたシステム全体に影響がでています。
ストレージの自動復旧プロセスが進行中ですが、完了に時間を要するため、平行して別環境へのシステム移動作業を行っています。
1月30日(木)
ブログ管理画面につきましては障害の影響が大きく、まだ時間がかかる見込みです。
※中に 「データは残っており・・・」というツイートもあり、それを裏読みすれば、かなり重篤な障害だったのかもわかりません。
ブログが更新できなくなるトラブルは、これまで年に5~6回程度発生していましたが、いずれも管理ページにブログ者がアクセスできなくなるだけで、ブログの閲覧はできていました。
またトラブルは、せいぜい2~3日で復旧していました。
それが今回は、23日(木)ごろ管理ページにアクセスできなくなり、再度アクセスできるようになったのは2月5日(水)ごろと、復旧まで約2週間もかかりました。
これはブログ開設以降10年で初めてのこと。
おそらくは、該社でも初めてだったのではないかと思います。
原因は専門的すぎてよくわかりませんが、今後、また同じようなトラブルが再発するかもしれず、その点、読者の皆様にはお含みおき願います。
(付記)
長期にわたり拙ブログが閲覧不能になったのは、今から10年前、ココログを利用していた時に事前通知なしで、いきなりブログを削除された・・・あれ以来のことです。
そのため忍者ブログに引っ越したのですが、今回のトラブルを機に考えれば、忍者ブログでもココログと同じ憂き目にあう可能性なきにしもあらずです。
仮にそうなった場合、あれが理由かも?と思いあたる点もありますので、その点を修正し、内容一新の上、「産業安全と事故防止について考える 2」といったタイトルにで別ブログを作成しようと思っています。
その点も併せてお含みおきください。
従業員の方が機械に巻き込まれ悲惨な死に方をした会社の方から、今年10月、下記趣旨のメールを頂戴しました。
事故を起こしたことは深く反省している。
悔やんでも悔やみきれない。
ただ、ブログを見た人からの問い合わせが後を絶たず、通常の業務に支障をきたしている。
従業員の中には、個別に嫌がらせの電話を受けているものもおり、精神的苦痛を訴えている。
記事の削除あるいは社名を非表示にすることは可能か?
こんなことになっている会社があるなど、全く知りませんでした。
予想だにしなかった事態です。
問い合わせ程度ならまだしも、本ブログが原因で嫌がらせの電話まであったとは・・・。
ただちにお詫びメールを返信し、当該記事から社名などを削除しました。
※これまで、たまに2チャンネル的なコメントが書き込まれることがあり、それらは全て非公開扱いにしてきましたが、今になって思えば、その時点で、こういった事態を予測しておくべきだったのかもわかりません。
本件、ブログ者は記事作成上、『忘れられる権利』についても配慮してきたつもりであり、それゆえ個人名は、有識者などを除き、匿名あるいは名字だけを記載するようにしてきました。
ただ、会社名は、それほどのこともあるまいと思い、実名報道のまま紹介してきたのですが、それでは甘かったようです。
よって、10月以降の記事はもちろんのこと、過去記事についても、関係者に迷惑をかけそうなものについては、想定される迷惑のグレードに応じ、以下などの対応をとることにしました。
・社会的責任や影響の大きい大会社、公的機関などを除き、会社名は秘す。
・会社名が特定されそうな地名も削除する。
・名字だけ記載してきた名前も、アルファベット記載に変える。
できるだけ具体的に記された情報のほうが事例を身近に感じることができ、再発防止に有用だ・・・そう思う気持ちに変わりはありませんが、背に腹は代えられないということです。
ただ、記事数が多いので、過去記事の見直し・修正には、あと数ケ月はかかりそうです。
ブログ者の対応はそういうことですが、読者の方にもお願いがあります。
それは、記事を見たからといって、発災会社などに問い合わせしないでいただきたいということです。
気になる事故について、もう少し詳細な状況や原因などを知りたい・・・・その気持ちは大いにわかるのですが、問い合わせるほうは一人でも、受けるほうは大勢を相手にすることになり、特に、規模の小さい事業所では業務妨害になってしまう恐れがあります。
事情、お汲み取りの上、よろしくご配慮のほど、お願い申し上げます。
※本ブログに繰り返しアクセスいただいている方に、そのような方はいらっしゃらないとは思いますが、念のため。
追記)
以前から、なぜ表に出る事故情報は少ないのだろう?と思っていましたが、今回のようなことも、その一因になっているのかもしれません。
(2018年5月13日 修正1 ;追記)
2018年5月12日にmasayukiさんから、本記事に関し、以下のコメントを頂戴しました。
無条件に、社名を隠すのは良くないのではないでしょうか?
会社が 原因を考えて改善したのなら隠すとか、そういうふうにしないと、何も改善されないと思います。
被害者の方が報われません
無条件に会社名を隠していたら、被害者のかたは無駄死にですよ。
逆に改善した ということがまた、明記されれば、「この会社はちゃんと改善してる」と印象は良くなると思います。
以下は返信。
チト長文になりましたので、コメント欄ではなく、この記事に追記することにしました。
(返信)
ブログ者は、ほぼ毎日、以下のネット情報を閲覧しています。
朝日、読売、毎日、産経の全国紙社会面
共同通信の地方版とNHK47地方局
そして気になった事例については、図書館に行き地方紙の記事に目を通すなどして、より詳しい情報の入手にも努めています。
そういった事例・情報収集作業を行ってきて感じたこと。
それは、メディアでは、事故が起きたことは報じられても、大きな事故とか世間に注目された事故でない限り、その後のフォロー報道はさほどされないということです。
したがって、事故を起こした会社が深く反省し、十分な安全対策をとったとしても、そのことが報道されることはほとんどなく、その会社は事故を起こしたことだけが事実として、いつまでもネット上に残っている・・・これが現状です。
事故を起こしても反省せず、再発防止策もとらない・・・。
そのような会社もあるかもしれませんが、あっても、それは、ほんの一握りでしょう。
ほとんどの会社は、消防や労基などの指導・命令のもと、事故の再発防止に真摯に取り組んでいる・・・ブログ者はそのように考えています。
今回ご意見いただいた趣旨は、改善した会社としていない会社を区別し、後者については会社名を明記すべき、ということだと解釈しました。
しかしながら、どの会社が改善していないかは、よほどのことがない限り、報道されることはありません。
そういった理由がありますので、今後とも、原則、会社名は匿名のまま続けることにいたします。
ご意見、有難うございました。
2020年2月9日 修正1
読者の方から、下記の御意見を頂戴しました。
『記事の掲載をもっとタイムリーにできないか?福知山市の花火大会爆発事例など、あれだけ大きな話題になったにもかかわらず、1週間遅れの掲載ではタイムリー感に欠ける。』
過去にも一度、同様の御意見をいただいたことがあります。
他の読者の方の中にも、そのようにお考えの方が少なからずいらっしゃることでしょう。
タイムリー感に欠けるという点はブログ者としても重々承知しており、心苦しく感じているところであります。
しかしながら、以下の理由により、本ブログではほぼ1週間遅れの掲載としていますので、その点、御理解いただきたく、よろしくお願い申し上げます。
【主たる理由】
本ブログに掲載する事故情報、安全情報には、速報としての性格は勿論のことですが、それ以上に、データベースとしての性格を、より強く持たせたいと考えています。
よって、後日の事例検索の利便性を考慮し、一つの事例について同じような内容の記事がアチコチに散らばらないよう、心掛けています。
と言いますのも、事故情報や安全情報というもの、複数のメディアから報じられても、一つとして同じ内容のものはなく、A紙からはこれ、Bテレビからはこれ、というように、ポイントとなる情報がバラバラに報じられることが多いのです。
また、最初の報道から数日以内に、新たな情報やもっと分かりやすい表現の記事が、同じメディアあるいは違うメディアから報道されることも結構あります。
そういった記事につきましては、まずはベースとなる記事を見極め、その記事に書かれていないことが書かれている別記事の当該部分をベース記事にドッキングさせることで、1つの記事として掲載するようにしています。
なお、ドッキングするに当たっては、「てにをは」の修正や固有名詞匿名化といった手直しをする以外は、元記事の表現を変えないようにしています。
※上記のまとめ方は2019年まで。
結構労力がかかるため、2019年以降は、ドッキングさせることなく、個別報道ごとに主要部分を転載する方法に変更しました。
ちなみに、ベースとなる記事は冒頭に記載するようにしています。
そして、記事が長くなり、ブログサイト運営会社の字数制限を超えたものは、第2報、第3報などとして掲載することにしています。
そういった点を、ご意見いただいた福知山市の花火大会事故事例で説明しますと、発生から記事掲載までの1週間、ブログ者がストックした情報だけで42件ありました。
掲載した記事は、その中の27記事のポイントだけを抜粋したものです。
仮に、42記事の全てを入手の都度、掲載したとすれば、たとえば数年後に、この事故の教訓を学び直そうと本ブログにアクセスした場合、各記事に目を通すだけで結構な時間がかかってしまうことでしょう。
また、どの記事が要点をついたものか、迷路状態になるかもしれません。
42件というのは極端な例ですが、同じ事例について4~5件ほどの記事があることはザラにあります。
そして、どれをベース記事とするかは、記事がおおよそ出揃ってからでないと判断できません。
その、ほぼ出揃うまでの時間は、大きい事故で目安4~5日、中ぐらいの事故で2~3日というのが、これまでにブログ者が得た感触です。
ただ、たしかに、あまり情報が遅くなるようではいけません。
そういった諸点を勘案し、出した結論が、ほぼ1週間遅れで掲載するということです。
【その他の理由】
○読者の方にとっても、大同小異の内容の記事が多数あるよりは、コンパクトにまとまった記事が一つあるほうが読みやすいのでは?と思っています。
○速報性であれば、3大新聞などの社会面サイトに勝るものはありません。
また、速報重視でまとめられているサイトもあります。
速報性重視の方は、そういったサイトをご覧いただければと思っています。
○報道は、必ずしも発生月日順とは限りません。
よって、入手の都度掲載していたのでは、掲載した事例の発生月日が順不同になってしまいます。
まあ、それでも大勢に影響はないのでしょうが、A型のブログ者としては、データベース化を目指すからには、きちんと発生月日時順に事例を並べておきたいと考えています。
〇年に何回か、ブログサイト運営会社でシステム障害が起きています。
長い場合は3日ほど。
その間、ブログ者は管理ページにアクセスすることができません。
本ブログでは基本、毎日、情報を提供したいと考えていますので、システム障害の間、情報提供が途切れるは不本意。
よって、最低でも4~5日先の記事をサイトに予約登録するようにしている、そんな側面もあります。
【付記】
1週間遅れの問題点としは、タイムリー感に欠けるということ以外、読者の方が元記事を参照しようとしても、報道された記事がすでに消えている場合があるということです。
その点につきましては、読者の方からのご意見により、2014年4月ごろ以降、報道された元記事をアーカイブ化しましたので、問題はほぼ解消できたかと考えています。
※アーカイブ化した記事では動画は閲覧できず、また中日新聞など、一部、アーカイブ化できないメディアがあるという難点は残っていますが・・・。
以上
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(修正1;理由)
ブログ作成方法など、このお知らせを書いた2013年以降に運用を変更したところがあります。
また、2013年当時に書き漏らしていたこともありました。
それらを踏まえ、内容を最新版にしました。
最近、コメントをいただいたものの、おそらくは「お名前」欄が空欄だったため、ブログ者名でのコメントになってしまったケースが2件ありました。過去にも何件かありました。
(最近の例)
2011年11月3日 足利市のGSでガソリンタンク改修工事中に出火、作業員など3名が重軽傷 (修正1)
(10/27コメント)
この事故は直前に循環作業で出ていたベーパーが掘った穴に滞留し、その後のドリル作業による引火。
作業前のガス検知はなかった。
2012年10月23日 米沢市の自動車整備工場で車底部品を交換中、ジャッキのバランスが崩れて車の下敷きになり死亡
(11/4コメント)
この事件を忘れないで欲しい。 会社には事実を全て話して欲しい。 今のやり方が続けばまた同じことを繰り返す。
このようなコメントを、そのままブログ者名で掲載すると誤解を招くため、これまでは不本意ながら掲載を断念してきました。
※足利市GS出火事例のように事故原因などに関するコメントは、本文に転記済。
今回、コメント欄の設定を見直し、「お名前」欄が空欄だった場合は「読者」と入るように変更しましたが、それでも、コメント者の名前が「読者」では、複数の方のコメントか一人の方のコメントかが判別できません。
せっかくコメントを記入いただけるのでしたら、「お名前」欄にもペンネームなどを記入くださるよう、お願いいたします。
(2014年1月9日 修正1 ;追記)
その後、「※無記名」と表示されるよう、設定を変更しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。