







2025年8月20日7時56分にYAHOOニュース(中央日報)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
慶尚北道清道郡華陽邑(キョンサンプクト・チョンドグン・ファヤンウプ)の京釜(キョンブ)線で、線路周辺での作業のために移動していた作業員7人が列車にはねられ、2人が死亡し、5人が重軽傷を負った。
慶北消防本部と慶北警察庁によると、同日午前10時52分ごろ、清道郡華陽邑の南城峴(ナムソンヒョン)駅から約2.5キロ離れた線路付近で、構造物の安全診断作業のため徒歩で移動していた作業員7人が、ムグンファ号列車にはねられた。
清道消防署の関係者は「列車が電気機関車であるため騒音が少なく、作業員が列車の接近音に気づけなかったと推測している」と述べた。
作業員が移動する際には、線路ではなく路盤(鉄道軌道の土台)に沿って移動するのが原則だ。
KORAILの関係者は「本来は安全のため路盤上を歩くべきだが、線路脇の砂利道を通っていて事故が発生したとみられる」と述べた。
この日の事故現場を確認すると、線路のすぐそばには草木が生い茂っており、線路から離れて歩くのが困難な環境だった。
現場には専任の安全要員が配置されていなかったという。
KORAIL側は「被害者たちは危険区域の外側2メートル地点で行われる通常の作業(列車運行中の線路保守作業)をしていたため、列車の通行を遮断する措置は取らなかった。手続き上の問題はなかった」と釈明した。
事故が起きた区間はカーブのある区間であり、列車の機関士が事故現場に至るまで作業員を発見できなかった可能性も提起されている。
事故地点はカーブから約120メートル離れている。
当時列車は時速約100キロで走行していた。
列車が時速100キロで走行している場合、緊急ブレーキをかけても列車の重量により完全に停止するまでに700メートル〜1キロかかるため、作業員を間近で発見して急停止するのは事実上不可能だ。
事故現場付近に住むある住民は「列車の警笛や衝突音は聞こえなかった。ニュースを見て事故が起きたことを知った」と話した。
作業員7人のうち1人はKORAIL所属、
残り6人は安全点検を専門とする下請け会社の職員だった。
彼らは、最近の集中豪雨によって被害を受けた京釜線の南城峴駅~清道駅間の法面構造物を点検するために現場に入った。
彼らは当日午前10時45分に駅長の作業許可を得て出入り口から入り、約7分後に列車にはねられた。
作業員たちは列車の接近を知らせる警報アプリを所持していた。
この日軽傷を負って病院に搬送された構造物安全研究員のAさんは、警察の調査で「列車が接近したときに警報アプリが鳴った」と証言したとされる。
事故当時、アプリは作動していたが、避難する時間的余裕がなかったということだ。
警察は現在、警報アプリが正常に作動していたかどうかも調べている。
事故発生直後、消防当局は人員65人、装備16台、ヘリ1機などを動員して事故処理にあたり、負傷者らを清道大南(テナム)病院などに搬送した。
警察など関係機関は事故の経緯調査に着手しているが、全体的な事故の状況を考慮すると、管理・監督の不備による「人災」である可能性が提起されている。
事故で亡くなった下請け会社の職員2人はいずれも30代の若者だった。
清道郡の病院に設けられた葬儀場で会った故イさん(37)の母親は、「母親の言うことに一度も逆らったことのない優しい息子だった。どうやって送り出せばいいのか」と泣き崩れた。
共に民主党の鄭清来(チョン・チョンレ)代表、金潤徳(キム・ユンドク)国土交通部長官、金榮訓(キム・ヨンフン)雇用労働部長官が弔問に訪れ、遺族を慰めた。
鄭代表は「現場の安全を強調してきた李在明(イ・ジェミョン)政権でこのような事故が再び起き、国民に弁解の余地がない」とし、「事故原因を徹底的に調査する」と述べた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/67c22f27ce01b48870270a9b6b9ead630ca14bcd


















その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
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