本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。 それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。 本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。 一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。 (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2012年1月22日付の読売新聞千葉版紙面に、下記趣旨の記事が掲載されていた。また22日10時13分にNHK千葉からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
21日午後3時50分ごろ、千葉市のJFEスチール東工場の第6コークス炉付近の冷却用パイプから冷却水が噴出し、パイプの補修作業をしていた45歳と67歳の男性作業員が冷却水を浴びた。
同社などによると、冷却水には約0.7%のアンモニアが含まれており、作業中に突然、噴出したという。
45歳の作業員はアンモニア中毒、67歳の作業員はアルカリ損傷の中等症といい、2人は経過観察のため入院した。
同社によると、作業員がパイプの結合部分のボルトを緩めたところ、継ぎ目から噴出したという。
作業前に抜くべき冷却水がパイプ内に残っていたとみられ、同社が原因を調べている。
同社によると、工事は配管の中の液体を抜いた上で行うことになっているという。
JFEでは去年からことしにかけて事故が相次いだため、事故の防止と安全対策を徹底するよう、今月16日に千葉市長から指導を受けたばかり。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/chiba/1006604821.html
(ブログ者コメント)
関連会社を含め、半年で4件目だ。たしかに多い。
しかし、1件1件の事故をみると、現状では何の共通点もみられない。
それで安全対策の徹底といわれても、JFEとしては具体策に窮しているだろう。
以下は、本ブログに掲載済の事故。
2012年 1月 6日 停電で黒煙と爆発音発生
2011年12月 2日 硫酸タンク爆発(JFEケミカル)
〃 9月22日 ゴンドラのワイヤーが切れて5人死傷
2010年11月25日 冷却塔から出火
21日午後3時50分ごろ、千葉市のJFEスチール東工場の第6コークス炉付近の冷却用パイプから冷却水が噴出し、パイプの補修作業をしていた45歳と67歳の男性作業員が冷却水を浴びた。
同社などによると、冷却水には約0.7%のアンモニアが含まれており、作業中に突然、噴出したという。
45歳の作業員はアンモニア中毒、67歳の作業員はアルカリ損傷の中等症といい、2人は経過観察のため入院した。
同社によると、作業員がパイプの結合部分のボルトを緩めたところ、継ぎ目から噴出したという。
作業前に抜くべき冷却水がパイプ内に残っていたとみられ、同社が原因を調べている。
同社によると、工事は配管の中の液体を抜いた上で行うことになっているという。
JFEでは去年からことしにかけて事故が相次いだため、事故の防止と安全対策を徹底するよう、今月16日に千葉市長から指導を受けたばかり。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/chiba/1006604821.html
(ブログ者コメント)
関連会社を含め、半年で4件目だ。たしかに多い。
しかし、1件1件の事故をみると、現状では何の共通点もみられない。
それで安全対策の徹底といわれても、JFEとしては具体策に窮しているだろう。
以下は、本ブログに掲載済の事故。
2012年 1月 6日 停電で黒煙と爆発音発生
2011年12月 2日 硫酸タンク爆発(JFEケミカル)
〃 9月22日 ゴンドラのワイヤーが切れて5人死傷
2010年11月25日 冷却塔から出火
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プロフィール Profile
HN:
魚田慎二
性別:
男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。