本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。 それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。 本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。 一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。 (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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(2011年2月2日 旧ブログ掲載記事)
2011年2月2日付で毎日新聞から、同日1時26分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
1日午後0時10分ごろ、新潟県津南町のJR飯山線踏切で普通列車がライトバンと衝突。運転していた人が頭などを強打し、間もなく死亡した。
踏切は当時故障中で、JRの社員5人が通行車両を誘導していた。
踏切はこの日、午前7時45分ごろから警報機が鳴りっぱなし。遮断機は下りたままの状態となっていたため、車や人が通るたびに手動で遮断機を上げ下げしていたが、ライトバンを通すため、手で遮断機を持ち上げたところ、列車と衝突したという。
事故当時、現場には社員が2人いた。また、踏切周辺の積雪は約2.4mで、見通しは悪かったという。警察では業務上過失致死の疑いもあるとみて調べている。
JR東日本の新潟支社長は「人為的な誤りがあったと考えている」と謝罪。
国土交通省運輸安全委員会は鉄道事故調査官2人を現地に派遣した。
http://mainichi.jp/select/jiken/archive/news/2011/02/02/20110202ddm041040035000c.html
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110201-OYT1T00949.htm
踏切は当時故障中で、JRの社員5人が通行車両を誘導していた。
踏切はこの日、午前7時45分ごろから警報機が鳴りっぱなし。遮断機は下りたままの状態となっていたため、車や人が通るたびに手動で遮断機を上げ下げしていたが、ライトバンを通すため、手で遮断機を持ち上げたところ、列車と衝突したという。
事故当時、現場には社員が2人いた。また、踏切周辺の積雪は約2.4mで、見通しは悪かったという。警察では業務上過失致死の疑いもあるとみて調べている。
JR東日本の新潟支社長は「人為的な誤りがあったと考えている」と謝罪。
国土交通省運輸安全委員会は鉄道事故調査官2人を現地に派遣した。
http://mainichi.jp/select/jiken/archive/news/2011/02/02/20110202ddm041040035000c.html
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110201-OYT1T00949.htm
(ブログ者コメント)
時刻表通りの運転だったとすると、信濃白鳥~平滝間の踏切。この飯山線は本数が少なく、上り下りの両方併せても、当時、当該踏切を通る列車は、平滝駅ベースで、9時20分、11時47分、12時12分、14時08分、14時28分。ただ、両駅ともに栄村。津南町ではないので、列車は遅れていたのだろう。
しかし、いくら遅れていて、かつ雪で見通しが悪かったとはいえ、列車の運転士にも当該踏切故障の連絡は入っていたはずだし、当然、時刻表を確認しながらの誘導だったと思うのだが、なぜ、このような事故が起きたのだろうか?
先日のブログにも掲載したとおり、調査に向かった運輸安全委員会は緻密に事故原因を調べ結果を公表する機関であるので、いずれ詳細が明らかになるだろう。
しかし、いくら遅れていて、かつ雪で見通しが悪かったとはいえ、列車の運転士にも当該踏切故障の連絡は入っていたはずだし、当然、時刻表を確認しながらの誘導だったと思うのだが、なぜ、このような事故が起きたのだろうか?
先日のブログにも掲載したとおり、調査に向かった運輸安全委員会は緻密に事故原因を調べ結果を公表する機関であるので、いずれ詳細が明らかになるだろう。
(2011年2月23日 修正1; 追記)
2011年2月2日ならびに3日付の新潟日報紙面に、下記趣旨の記事が掲載されていた。
(2月2日)
社員5人が警報機の修理に当たっていた。事故当時、1人(52)が遮断機を手で持ち上げ、車を踏切内に誘導。別の社員(50)が反対側の遮断機を持ち上げていた。ほかの3人は現場を離れていた。
列車はディーゼル1両で、車の運転席側に衝突。そのまま車を押し、約100m先で停止した。線路の両側には約2m高さの雪壁があり、車側からも列車側からも見通しは悪かった。列車は、約10分遅れていた。
JR支社長の記者会見では、安全確認に質問が集中。「列車が通過しないか目視で確認したり、運行状況を管理する指令室に問い合わせたりする」との一般論は説明するものの、今回の事故については、「現場の社員は警察に事情を聴かれていて、本人と話しができていない」としている。
社員5人が警報機の修理に当たっていた。事故当時、1人(52)が遮断機を手で持ち上げ、車を踏切内に誘導。別の社員(50)が反対側の遮断機を持ち上げていた。ほかの3人は現場を離れていた。
列車はディーゼル1両で、車の運転席側に衝突。そのまま車を押し、約100m先で停止した。線路の両側には約2m高さの雪壁があり、車側からも列車側からも見通しは悪かった。列車は、約10分遅れていた。
JR支社長の記者会見では、安全確認に質問が集中。「列車が通過しないか目視で確認したり、運行状況を管理する指令室に問い合わせたりする」との一般論は説明するものの、今回の事故については、「現場の社員は警察に事情を聴かれていて、本人と話しができていない」としている。
(2月3日)
JRは、2日、事故を起こした列車が遅れていることを、現場の社員が把握していたことを明らかにした。
同社によると、現場責任者(52)が支社に午前11時に連絡した際、列車が8分遅れだと伝えた。実際は、正午すぎに、現場を10分遅れで通過した。
故障した踏切で車両を通過させる場合は、1回ごとに安全確認するのがルール。見張りを置くか、指令室などに運行状況を確認することが必要だが、今回がどうなっていたかは不明。
(2011年7月20日 修正2 :追記)
2011年7月19日17時54分に47NEWSから下記趣旨の記事がネット配信されていた。また、同日付の毎日新聞夕刊紙面にもプラスアルファの情報が掲載されていた。
警察は、19日、業務上過失致死などの疑いで、現場責任者だったJR東日本の男性社員(52)と、副責任者だった男性社員(50)を書類送検した。 警報機が故障していた踏切で、安全確認せずに車を踏切内に誘導して普通列車と衝突、運転手を死亡させた疑い。警察は、2人がダイヤ確認を怠ったほか、列車の運行状況を指令室に確認しなかった過失があると判断した。
当時、現場責任者が手動で遮断機を上げ、副責任者は反対側の遮断機の前にいた。
出典URL ■■■
(2012年10月18日 修正3 ;追記)
2012年8月17日付でmsn自動車から、また2012年10月11日18時59分にNEWS24(テレビ新潟)から、現場の社員2人はしばらく列車はこないと思い込んでいたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
新潟地検は14日、元社員2人を業務上過失致死罪で起訴した。
現場となった踏切は、高さ約2.4mの雪壁に囲まれた状態で、この雪壁のために列車側から踏切を通過するクルマの様子を確認するのは困難だった。
さらに踏切の遮断機は同日の朝から故障しており、本来は見張り員を立て、運行指令に対して「遮断機を上げてクルマを通す」旨を連絡する必要があったが、修理を行っていたJR社員5人のうち3人が昼食の買い出しのため現場を離れており、残った2人が見張りを怠ったままクルマの誘導を行っていたことがその後の捜査で判明している。
JR側は「安全確認や作業手順に問題があり、これが原因で事故が起きた」と判断し、この2人を懲戒解雇。
警察も「安全確認を怠ったことが事故の主因」として、2人を業務上過失致死などの容疑で書類送検していた。
検察も捜査を続けてきたが、事故の直前に別の列車が現場を通過していたことから、2人が「しばらく通過する列車はない」と思い込み、油断して確認を怠り、さらには見張りを立てなかったことが事故につながったものとして、2人を業務上過失致死罪で起訴している。
出典URL
http://car.jp.msn.com/news/society/%E8%B8%8F%E5%88%87%E8%AA%98%E5%B0%8E%E4%B8%AD%E3%81%AE%E4%BA%8B%E6%95%85%E3%80%81jr%E3%81%AE%E5%85%83%E7%A4%BE%E5%93%A12%E4%BA%BA%E3%82%92%E8%B5%B7%E8%A8%B4-1
http://news24.jp/nnn/news8823744.html
(2012年10月25日 修正4 ;追記)
2012年10月24日付で新潟日報から、10月25日付で毎日新聞新潟版から、裁判で有罪が言い渡されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
判決公判が24日、新潟地裁であり、裁判官は禁錮1年、執行猶予3年(求刑禁錮1年)を言い渡した。
裁判官は事故原因について、「列車の通過時刻の確認は基本的な注意義務で、事故は2人の油断が招いた惨事に他ならない」と指摘し、「厳しい非難は免れない」と述べた。
一方で「既に懲戒免職となり社会的制裁を受けている」、「遺族と示談が成立し、処罰感情も緩和されている」などとして執行猶予付き判決とした。
出典URL
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/pref/41395.html
http://mainichi.jp/area/niigata/news/20121025ddlk15040045000c.html
2011年7月19日17時54分に47NEWSから下記趣旨の記事がネット配信されていた。また、同日付の毎日新聞夕刊紙面にもプラスアルファの情報が掲載されていた。
警察は、19日、業務上過失致死などの疑いで、現場責任者だったJR東日本の男性社員(52)と、副責任者だった男性社員(50)を書類送検した。 警報機が故障していた踏切で、安全確認せずに車を踏切内に誘導して普通列車と衝突、運転手を死亡させた疑い。警察は、2人がダイヤ確認を怠ったほか、列車の運行状況を指令室に確認しなかった過失があると判断した。
当時、現場責任者が手動で遮断機を上げ、副責任者は反対側の遮断機の前にいた。
出典URL ■■■
(2012年10月18日 修正3 ;追記)
2012年8月17日付でmsn自動車から、また2012年10月11日18時59分にNEWS24(テレビ新潟)から、現場の社員2人はしばらく列車はこないと思い込んでいたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
新潟地検は14日、元社員2人を業務上過失致死罪で起訴した。
現場となった踏切は、高さ約2.4mの雪壁に囲まれた状態で、この雪壁のために列車側から踏切を通過するクルマの様子を確認するのは困難だった。
さらに踏切の遮断機は同日の朝から故障しており、本来は見張り員を立て、運行指令に対して「遮断機を上げてクルマを通す」旨を連絡する必要があったが、修理を行っていたJR社員5人のうち3人が昼食の買い出しのため現場を離れており、残った2人が見張りを怠ったままクルマの誘導を行っていたことがその後の捜査で判明している。
JR側は「安全確認や作業手順に問題があり、これが原因で事故が起きた」と判断し、この2人を懲戒解雇。
警察も「安全確認を怠ったことが事故の主因」として、2人を業務上過失致死などの容疑で書類送検していた。
検察も捜査を続けてきたが、事故の直前に別の列車が現場を通過していたことから、2人が「しばらく通過する列車はない」と思い込み、油断して確認を怠り、さらには見張りを立てなかったことが事故につながったものとして、2人を業務上過失致死罪で起訴している。
出典URL
http://car.jp.msn.com/news/society/%E8%B8%8F%E5%88%87%E8%AA%98%E5%B0%8E%E4%B8%AD%E3%81%AE%E4%BA%8B%E6%95%85%E3%80%81jr%E3%81%AE%E5%85%83%E7%A4%BE%E5%93%A12%E4%BA%BA%E3%82%92%E8%B5%B7%E8%A8%B4-1
http://news24.jp/nnn/news8823744.html
(2012年10月25日 修正4 ;追記)
2012年10月24日付で新潟日報から、10月25日付で毎日新聞新潟版から、裁判で有罪が言い渡されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
判決公判が24日、新潟地裁であり、裁判官は禁錮1年、執行猶予3年(求刑禁錮1年)を言い渡した。
裁判官は事故原因について、「列車の通過時刻の確認は基本的な注意義務で、事故は2人の油断が招いた惨事に他ならない」と指摘し、「厳しい非難は免れない」と述べた。
一方で「既に懲戒免職となり社会的制裁を受けている」、「遺族と示談が成立し、処罰感情も緩和されている」などとして執行猶予付き判決とした。
出典URL
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/pref/41395.html
http://mainichi.jp/area/niigata/news/20121025ddlk15040045000c.html
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魚田慎二
性別:
男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。