本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。 それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。 本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。 一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。 (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2011年10月11日15時18分に、北海民友新聞から下記趣旨の記事がネット配信されていた。
紋別市の横内林業工場敷地内から、大量の軽油が渚滑古川に流れ込んでいることが9日夕方に分かり、河川を管理する網走建設管理部紋別出張所が中心となって、回収作業などを進めている。
関係者によると、渚滑川やオホーツク海への流出はないと見られる。
横内林業によると、軽油の流出が判明したのは9日午後4時ごろ。敷地内にある給油設備のホースが破断しており、そこから軽油が流出しているのを、同社員が見つけたという。
この設備には容量2万ℓの軽油タンクがあり、先週末の段階では約1万3000ℓが残っていたが、残量が約1000ℓだったことから、流失量は約1万2000ℓと見られる。
軽油は低地に沿って流れ、約130m離れた古川まで到達していたという。
通報を受けて消防などでは、日没のため状況が判然としないものの、渚滑川への合流地点にかけて数箇所にオイルフェンスを設置した。しかし翌10日午前にボートで古川の様子を調査したところ、軽油の層は深いところで10~15cmにも及び、特に河岸ほど多い状況であることがわかった。
これを受けて同出張所などでは、市内民間企業にバキュームカーの出動を要請。10日午後3時現在では、渚滑川との合流点手前と、流出元の近くに各1台を配置し、軽油を吸入する作業を進めている。また大量の軽油が土壌に染み込んだ給油施設から古川までの区間でも、重機を使って土壌を剥ぎ取る作業が行われた。
同出張所は「軽油は1~2日で回収できるような量ではなく、見通しが立つまで1週間程度かかるのではないか」と話している。
出典URL■■■
(ブログ者コメント)
10日6時30分にネット配信された北海道新聞では「タンクにつながるホースから流出したとみられる」と報じられている。
防油堤外のホースが破断したということだろうか?
両紙ともに配管ではなくホースと報じていることから、フレキシブルホースからの漏れかもしれない。
出典URL■■■
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プロフィール Profile
HN:
魚田慎二
性別:
男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。
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