本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。 それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。 本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。 一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。 (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2011年10月7日付の毎日新聞鹿児島版、同月6日18時12分のNHK鹿児島、2010年7月8日15時0分の共同通信、同日付の朝日新聞鹿児島版夕刊(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
鹿児島市喜入中名町の市道側溝工事現場で、昨年7月、擁壁が倒壊し作業員2人が死亡した事故で、鹿児島南署は6日、現場責任者の男性(33)と男性社員(56)を業務上過失致死容疑で書類送検した。
容疑は10年7月8日、側溝工事のためコンクリート擁壁(高さ約3.5m、幅約10m、厚さ約30cm)の近くを掘削中、擁壁倒壊の恐れがあったにもかかわらず、擁壁を補強するなどの予防策を怠り、結果、土砂とともに擁壁が倒れ、男性作業員2人(当時61歳と62歳)を、脳挫傷と出血性ショックにより死亡させた、としている。
事故当時は、午前8時ごろから作業員計7人が側溝用の深さ約60cmの穴を掘っており、穴に湧きだした水を抜く作業をしようとした際に事故が起きたという。
警察によると、重機で穴を掘る作業の途中で地面から水が湧きだし、擁壁の下の部分が露出していた。このため、警察は擁壁が倒れる危険性は予め認識できたはずだとしている。
事故当時、晴れてはいたが、現場近くでは2日から7日までの間に、計136mmの雨が降っていた。
4人が勤務していた建設会社の社長は「真摯に受け止め、再発防止に努めている」とコメントした。
出典URL■■■
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プロフィール Profile
HN:
魚田慎二
性別:
男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。
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