2014年3月1日23時29分にNHK長野から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
1日午後1時半ごろ、飯田市役所の隣に建設中の新庁舎の建設現場で、2階の床の部分を作る作業中、足場の鉄板が4m下に崩れ落ちた。
この事故で、足場に乗って作業をしていた44歳の男性作業員が足場とともに地上に落下し、腰の骨を折る大けがをした。
工事を請け負っている飯田市の建設会社によると、資材を運び終えたクレーンのワイヤが足場の一部に引っかかり、そのまま引き上げたため、足場が崩れて落下したとみられるという。
新庁舎の建設は去年4月から行われていて、工事を請け負っている建設会社では今回の事故を受け、週明けの月曜日以降の工事を一時中止し、安全手順の確認や事故の検証を行うという。
記者会見した建設会社の安野施工統括部長は、「このような事故を起こし大変申し訳ありません。安全マニュアルを再確認するなどして再発防止に努めたい」と述べて謝罪した。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/nagano/1015634221.html?t=1393712007407
2014年3月2日付で朝日新聞長野東北信版(聞蔵)からは、若干ニュアンスの異なる下記趣旨の記事がネット配信されていた。
クローラークレーンが資材を2階に下ろした後、ワイヤを引き上げたところ、梁型枠の一部に引っかかった。
この際、型枠が抜けて男性作業員が型枠と一緒に約3.7m転落した。
(ブログ者コメント)
クローラークレーンとは、無限軌道式履帯(ブログ者にはキャタピラのように見える)で移動するクレーンのこと。
一例は下記参照。
http://www.hsc-crane.com/j/products/hs1.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。