2020年12月17日11時54分にCBC Newsから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
岐阜県垂井町と関ケ原町にまたがる送電用の鉄塔7基が、16日から17日にかけて損傷し、最上部で鉄塔同士を結ぶ直径1.7センチほどのワイヤーが垂れ下がっているのがみつかりました。
現場は、新幹線やJR東海道線、国道21号などの真上ですが、交通機関への影響はなく、停電も発生していません。
中部電力パワーグリッドが損傷の詳しい原因を調べています。
関ケ原町では、17日明け方に最大40センチの積雪を観測しています。
https://hicbc.com/news/article/?id=0004FDD0
12月17日17時46分にSankeiBizからは、新幹線の一部に遅れが出たなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
JR東海は17日、岐阜県内で中部電力パワーグリッドの送電鉄塔が損傷し、ワイヤが垂れ下がった影響で、東海道新幹線岐阜羽島-米原間の上下線で速度を落として運転したと明らかにした。
ダイヤに大きな乱れはないものの、一部に遅れが生じたという。
中部電力パワーグリッドによると、大雪の影響で鉄塔が損傷し、雷から設備を保護するためのワイヤが垂れ下がったとみられる。
https://www.sankeibiz.jp/business/news/201217/bsd2012171746012-n1.htm
12月17日20時15分にNHK岐阜からは、ワイヤーへの着雪が原因だったらしいなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
中部電力の子会社で送配電事業を担当する「中部電力パワーグリッド」によりますと、岐阜県の西部の垂井町から関ケ原町にまたがる鉄塔のうち7基が損傷したことが、16日から17日にかけてわかりました。
並んだ鉄塔の最上部を結び雷が落ちた時に鉄塔への被害を防ぐ避雷針の役割があるワイヤーが垂れ下がったことで、傷ついたとみられています。
「中部電力パワーグリッド」は、多くの雪がワイヤーに付着し何らかの原因で垂れ下がったとみて調べるとともに復旧作業を進めています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/gifu/20201217/3080005241.html
(ブログ者コメント)
〇鉄塔最上部に避雷針替わりのワイヤーが張られているとは知
らなかった。ご参考まで。
ちなみに電線着雪によるトラブルは、過去に本ブログでも
何件か紹介している。
〇16日から17日にかけて日本海側は大雪。
関越自動車道では一時、立ち往生した車が2000台以上出た
ほどだった。(別記事参照)
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。