2018年2月14日8時15分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
流氷が接岸中の北海道網走市などで、観光客が流氷に乗って遊んだり、氷の上で記念撮影したりする姿が相次いで目撃され、網走海保は「絶対に乗らないで」と呼びかけている。
啓発ポスターを英語版などを含めて作成。
13日から道の駅やJR駅などで掲示の依頼を始めた。
同海保によると、9日午前11時半頃、北見市常呂町の海岸で5~6人の男女が氷上に乗っていると通行人から通報があったほか、10日午後3時頃にも、網走市藻琴の海岸で「男性が1人、流氷に乗って遊んでいる」と消防署から連絡があった。
2件は、いずれも日本人だった。
同海保によると、流氷は風向きの変化で沖に流されたり、気温が比較的高い時には割れたりする。
氷が割れて落水すると非常に危険だという。
同海保の倉田次長は、「海水温が低いため、5分で命の危険がある。氷の下に入ってしまうと所在がわからず、救出も困難」と話す。
同海保は海保協会網走支部の協力で、英語や中国語版も含む計150部の啓発ポスターを用意して、斜里町から北見市常呂町までの管内で配布を始めた。
氷上の救出訓練の写真を使い「海に落ちたら助かりません!」と警告している。
出典
『危険な流氷上の記念撮影「落ちたら助からない」』
http://www.yomiuri.co.jp/national/20180213-OYT1T50101.html
(ブログ者コメント)
今からン10年前、ブログ者は網走の海岸まで流氷を見に行ったことがある。
その際、地元らしい人が流氷の上を歩いているのを見かけ、「乗っても大丈夫ですか?」と聞くと、「いや、分からん」との答え。
しかし、その人が数10mほど沖合まで歩いていくのを見て、これなら大丈夫だろうと勝手に判断し、5mほど沖合まで流氷の上を歩いたことがある。
氷はところどころ透明、かつ氷がキューキューと鳴るので不安になり、途中で引き返したが、今思うと無謀なことをしたものだ。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。