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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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20174241242分にYAHOOニュース(山陽新聞)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

24日午前9時10分ごろ、岡山県美作市滝宮の岡山国際サーキットで、練習走行中のオートバイ7台が相次いで転倒する事故があり、岡山市のUさん(男性、38歳)、徳島県小松島市のIさん(男性、42歳)が全身を強く打ち、死亡した。

48歳と24歳の男性が、骨折など重傷のもよう。

 

警察やサーキット運営会社によると、走行していたのは岡山、香川、徳島、高知、奈良県のアマチュア16人。

いずれも男性で、高速走行が可能なライセンスを持っていた。

 

事故現場は、コース北部分にある「モスエス」と呼ばれる、やや下りの緩やかなS字カーブ付近。

1台がオイル漏れを起こし、後続車両がスリップするなどしたとみられ、警察は実況見分するとともに、カメラ映像などを分析し、詳しい原因を調べている。


運営会社によると、現場付近では、過去にもオートバイの死亡事故があった。

 

練習走行に参加し、事故に巻き込まれて転倒した高松市の会社員男性(42)は、「事故現場はスピードが出やすい場所。数台のオートバイが転がり、部品が散らばって、目を覆うような状況だった」と話した。


岡山国際サーキットは、1990年にTIサーキット英田としてオープン。

1周約3.7kmで、94、95年には、F1世界選手権が開催された。

 

練習走行中の死亡事故は、2007年9月と10年5月にも起きている。

 

出典

岡山国際サーキットで事故 オートバイ転倒、2人死亡

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170424-00010001-sanyo-l33

 

 

4241250分に毎日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

消防によると、先頭のバイクが転倒し、後続のバイク6台が巻き込まれたらしい。

消防は、負傷した7人のうち、4人を救急搬送した。

 

同サーキットによると、当時は約15人が、午前9時から練習中だった。

全員がコースの走行が許されるライセンスを保有し、一定のタイムで走れる技術を持っていたという。

 

この日は、排気量401CC以上のバイクが走っていた。

 

出典

岡山国際サーキット バイク転倒2人心肺停止 練習走行中

https://mainichi.jp/articles/20170424/k00/00e/040/222000c 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

この事故の5日後に熊本県でも、レーシング場でバイクの練習をしていた際に死亡事故が起きてる。

 

20174292341分 毎日新聞)

 

29日午後1時25分ごろ、熊本県大津町平川のレーシング場「HSR九州」で、山口市宮野下のKさん(50)が運転していたオートバイと広島市西区田方のⅯさん(44)が運転していたオートバイが接触。

Kさんは頭を強く打って搬送先の病院で死亡が確認された。

Ⅿさんは左足に軽傷を負った。

 

警察によると、30日は120~130台が出場するアマチュアレーサーらの大会が予定されており、29日は練習走行が行われていた。

 

現場は上り坂の直線コースで、事故原因などを調べている。

 

出典

熊本のレーシング場 オートバイ同士接触、1人死亡

https://mainichi.jp/articles/20170430/k00/00m/050/089000c 

 

 

 

(2018年4月18日 修正1 ;追記)

 

20184161157分に日本経済新聞から、遺族が提訴したという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

4161317分に毎日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

遺族らが16日、サーキットの運営会社と親会社のA社(愛知県)に対して、安全管理が不十分だったとして、計約3億5000万円の損害賠償を求めて岡山地裁に提訴した。

 

訴状では、1台のオートバイから漏れたオイルが路面に広がったことが事故の原因とし、サーキットが適切な場所に監視員を配置しなかったためにオイル漏れを発見できず、走行中止を知らせる赤旗での表示が遅れたと主張。

 

コースの構造についても、現場脇の退避スペースが極端に狭く、過去に複数回の死亡事故が起きるなど安全性を欠いていると訴えている。

 

代理人弁護士によると、遺族らはサーキットに安全管理の改善を求めるため、提訴に踏み切ったという。

 

サーキット運営会社の担当者は取材に対し、「コース上の監視カメラと監視員で二重チェックをしていた。事故を確認したときは赤旗を上げて危険を知らせた」と話している。

 

事故は昨年4月24日に発生。

サーキットが発行するライセンスを持ったアマチュアらが走行中に7台が相次いで転倒し、2人が死亡、男性5人が重軽傷を負った。

 

〔共同〕

 

出典

『7人死傷、サーキット提訴 事故遺族らが岡山地裁に』

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO2942351016042018AC1000/ 

『サーキット事故 遺族ら賠償提訴 運営側に3.5億円求め』

https://mainichi.jp/articles/20180416/k00/00e/040/231000c 

 

 

 

 

 

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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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