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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2019892124分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

名古屋市立守山東中学校の2年生の男子生徒が火のついたたいまつを回す「トーチトワリング」の練習中に、やけどを負っていたことが、中学校への取材で分かった。

 

事故後、男性教諭が生徒に「自業自得」などと暴言を吐いていたこともわかり、中学校の校長は「事故が起きてしまい大変申し訳なく思っている」と話している。

 

中学校によると、男子生徒は7月26日夕、校庭で他の同級生約30人と林間学校で披露するトーチの練習をしていたところ、トーチの火が長袖の右腕部分に引火。

バケツの水で消火したが、生徒は腕にやけどを負った。

 

また、男子生徒は病院で治療を受け、母親と学校に戻った際に男性教諭から、「自業自得」、「罰が当たった」などと暴言を吐かれたという。

 

林間学校は8月3~5日にあり、男子生徒も参加。

学校側はやけどと暴言について、5日に男子生徒の両親に謝罪したという。

 

学校側は7日に市教委から問い合わせがあるまで、事故を報告していなかった。

 

同校の浅井校長は朝日新聞の取材に対し、「認識が甘く、報告まで頭が回っていなかった」と説明した。

 

https://www.asahi.com/articles/ASM8966RDM89OIPE025.html

 

 

892311分に毎日新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

市教委によると、7月26日午後4時ごろ、校庭で、8月3~5日の野外学習で披露するトーチトワリングを練習中、男子生徒の衣服に火が燃え移り、右腕の手首からひじにかけてやけどをした。

男子生徒は重いやけどと診断され、現在も通院中。

 

市教委によると、トーチトワリングは市立中学の2年生が野外学習で取り組む伝統行事。

棒の先に固定したタオルを燃やしたものを振り回して演技する。

 

同校では、希望した生徒25人が演技する予定だった。

 

野外学習は予定通り行われ、男子生徒も参加したが、トーチトワリングは見学したという。

 

市はマニュアルで、火が燃え移りにくい綿100%の長袖の服を着用させるよう指導しているが、学校によると、当時、男子生徒は綿60%の服を着ており、練習前に服の確認をしていなかった。

 

https://mainichi.jp/articles/20190809/k00/00m/040/364000c

 

 

810032分にCBC Newsからは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

その後、担当の男性教諭は生徒に対し、「練習した日数が少なくて、罰が当たった」などと発言していた。

守山東中の浅井校長は、「『励ましたい』という意味で言った。言葉としては不適切ではある」と話している。

また、学校は名古屋市教委に報告をしないまま、8月3日からの野外学習を実施。

市教委が事態を把握したのは、保護者が学校の対応に不満を訴えた、7日だったという。

 

https://hicbc.com/news/detail.asp?id=0004B48E 

 

 

 

(2019年8月18日 修正1 ;追記)

 

2019817日付で中日新聞から、下記趣旨の記事がトワリングのイメージ図付きでネット配信されていた。

 

名古屋市の市立中学のほとんどが野外活動で取り入れている、火を付けた棒を使う演舞「トーチトワリング」(トーチ)について、本年度は実施しないよう、同市教委が13日付で、全小中高校に通知したことが分かった。

 

先月、学校で演舞の練習をしていた中学2年男子生徒がやけどを負ったことを受けたもの。

市教委は、「安全確保が第一」としている。

 

市教委によると、事故は先月26日、同市守山区の守山東中学校の運動場で発生。

トーチ棒の火が男子生徒の袖に燃え移り、手首の内側からひじにかけて約20cmのやけどを負った。

 

近くにいた教員が手で火を消そうとしたが消えず、別の教員がバケツで水をかけて消し止めたという。

 

トーチは、小学5年と中学2年が学校ごとに行う野外学習の際に、希望者が披露。

棒の先端に巻いたタオルに灯油を染み込ませて火を付け、棒を振り回すなどする。

 

昨年度は市内110の中学校のうち109校で実施され、小学校でも261校中、32校で行われた。

本年度も同程度の数の学校で予定されており、既に半分は実施済み。

 

市教委によると、昨年度も小5児童がやけどを負ったという。

 

トーチは、連帯感をはぐくむことなどを目的に、少なくとも約20年前から取り組んでいる。

安全対策などについて市教委が定めたマニュアルがあり、教員の初任者研修でも指導法を学ぶという。

 

学校事故に詳しい名古屋大の内田良准教授によると、トーチは愛知県内の小中学校で広く行われているが、「火を付けた棒を振り回す行為を学校教育で行うのは危険」と指摘。

他の自治体にも注意を促している。

 

https://www.chunichi.co.jp/article/front/list/CK2019081702000113.html

 

 

8172117分に朝日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

市教委は、守山東中の事故の関係者への聞き取り調査をするなどしたうえで、来年度以降の方針を決める。

市教委は「安全確保を最優先する」としている。

 

https://www.asahi.com/articles/ASM8K5TWJM8KOIPE00M.html

 

 

 

 

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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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