本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。 それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。 本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。 一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。 (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2012年3月27日8時55分に京都新聞から、また3月28日付で朝日新聞京都市内版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
京都市山科区の「愛生会山科病院」で今月20日、呼吸補助装置から酸素が供給されないミスがあり、直後に70歳代の女性患者が死亡していたことが26日、同病院などへの取材で分かった。
医師法に基づき24時間以内に警察に届ける義務がある「異状死」の可能性もあるが、病院は26日になって警察に事案を電話で相談した。
病院などによると、酸素ボンベの栓が閉まっており、病院に医療用酸素を納入する業者が、開栓しなかったという。
患者は肺炎を患い、18日に容体が悪化、呼吸補助装置を装着した。
院内では、酸素ボンベ室から管を通して各病室まで供給する仕組み。
20日午前3時半ごろ、ボンベの酸素残量が少ないことを示すアラームが鳴ったため業者を呼び、閉じてあったボンベの元栓を業者が開け、同4時35分に正常に戻った。
しかし女性は4時34分に死亡が確認された。
病院や業者の説明では、業者は19日にボンベの栓を閉め酸素漏れの修理したが、終了後の開栓を怠った。
病院側は業者から「不備があり迷惑をかけた」と謝罪する報告書を受け取ったという。
病院は「患者は重篤な状態で亡くなったことに違和感はなかった。明確な異状死とは判断していないが、弁護士から医師法に基づき報告した方がいいと言われた」としている。
業者は「患者の死亡との因果関係は不明だが、遺族には誠実に対応したい」としている。
出典URL
http://www.kyoto-np.co.jp/top/article/20120327000016
(ブログ者コメント)
ブログ者が勤務していた工場では、ボンベの交換や修理は業者に依頼するが、管への接続ならびにボンベの栓の開け閉めは、工場側が担当していた。
それは、ボンベをちゃんと使える状態にすることは使う側の責任だ、という考えによるものだった。
この病院でも、そのようなシステムにしておけば、今回のトラブルは防げたのだろうが、多忙な医療現場では、とてもそのための人員は確保できないのかもしれない。
京都市山科区の「愛生会山科病院」で今月20日、呼吸補助装置から酸素が供給されないミスがあり、直後に70歳代の女性患者が死亡していたことが26日、同病院などへの取材で分かった。
医師法に基づき24時間以内に警察に届ける義務がある「異状死」の可能性もあるが、病院は26日になって警察に事案を電話で相談した。
病院などによると、酸素ボンベの栓が閉まっており、病院に医療用酸素を納入する業者が、開栓しなかったという。
患者は肺炎を患い、18日に容体が悪化、呼吸補助装置を装着した。
院内では、酸素ボンベ室から管を通して各病室まで供給する仕組み。
20日午前3時半ごろ、ボンベの酸素残量が少ないことを示すアラームが鳴ったため業者を呼び、閉じてあったボンベの元栓を業者が開け、同4時35分に正常に戻った。
しかし女性は4時34分に死亡が確認された。
病院や業者の説明では、業者は19日にボンベの栓を閉め酸素漏れの修理したが、終了後の開栓を怠った。
病院側は業者から「不備があり迷惑をかけた」と謝罪する報告書を受け取ったという。
病院は「患者は重篤な状態で亡くなったことに違和感はなかった。明確な異状死とは判断していないが、弁護士から医師法に基づき報告した方がいいと言われた」としている。
業者は「患者の死亡との因果関係は不明だが、遺族には誠実に対応したい」としている。
出典URL
http://www.kyoto-np.co.jp/top/article/20120327000016
(ブログ者コメント)
ブログ者が勤務していた工場では、ボンベの交換や修理は業者に依頼するが、管への接続ならびにボンベの栓の開け閉めは、工場側が担当していた。
それは、ボンベをちゃんと使える状態にすることは使う側の責任だ、という考えによるものだった。
この病院でも、そのようなシステムにしておけば、今回のトラブルは防げたのだろうが、多忙な医療現場では、とてもそのための人員は確保できないのかもしれない。
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プロフィール Profile
HN:
魚田慎二
性別:
男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。