本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。 それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。 本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。 一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。 (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2012年1月25日付で中国新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
広島市で2011年8月にあった水道管破損は、金属の腐食を招く硫黄分を通常より多く含み、酸化を進める海水がしみやすい土壌で管の腐食が進んだため起きたことが市の調査で分かった。
一帯は、管の更新計画の対象外。大規模な漏水や陥没につながる可能性があるとして、市は12年度当初予算案に更新費を盛り込む方針だ。
他地区でも同様のケースがないか調査を進める。
破損は11年8月23日、同区宇品東5丁目で起きた。
1973年に埋設された管に穴が空き、市道が冠水。約70世帯が断水し路面が陥没した。
現場は海岸からの距離が約1km。市水道局は調査の結果、硫黄の含有率が通常の2~8倍で、酸化を促す海水が地下水に浸透しやすい土壌だったため腐食が進んだとみている。
硫黄分が多い理由は分かっていない。同局は「人体に影響ない数値なので安心を」としている。
近くでも腐食を確認した同局は12年度、一帯の約400mの管を更新する。費用は3千万円を見込む。
市は、水道管の老朽化が進む中、毎年度約20億円かけ24kmを目標に更新を進める。
対象は70年以前に埋設されたビニール管や鋳鉄管、鋼管。
77年以降に埋設された管はポリエチレン製チューブで覆われ腐食に強く、市内の全水道管約4600kmのうち8割近くを占める。
一方、破損した管は71~76年埋設のダクタイル鋳鉄製。
鋳鉄の強度を高めた素材だがチューブに覆われていない。市は腐食が始まるにはまだ時間がかかると想定し更新計画の対象にしていなかった。
出典URL
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201201250038.html
広島市で2011年8月にあった水道管破損は、金属の腐食を招く硫黄分を通常より多く含み、酸化を進める海水がしみやすい土壌で管の腐食が進んだため起きたことが市の調査で分かった。
一帯は、管の更新計画の対象外。大規模な漏水や陥没につながる可能性があるとして、市は12年度当初予算案に更新費を盛り込む方針だ。
他地区でも同様のケースがないか調査を進める。
破損は11年8月23日、同区宇品東5丁目で起きた。
1973年に埋設された管に穴が空き、市道が冠水。約70世帯が断水し路面が陥没した。
現場は海岸からの距離が約1km。市水道局は調査の結果、硫黄の含有率が通常の2~8倍で、酸化を促す海水が地下水に浸透しやすい土壌だったため腐食が進んだとみている。
硫黄分が多い理由は分かっていない。同局は「人体に影響ない数値なので安心を」としている。
近くでも腐食を確認した同局は12年度、一帯の約400mの管を更新する。費用は3千万円を見込む。
市は、水道管の老朽化が進む中、毎年度約20億円かけ24kmを目標に更新を進める。
対象は70年以前に埋設されたビニール管や鋳鉄管、鋼管。
77年以降に埋設された管はポリエチレン製チューブで覆われ腐食に強く、市内の全水道管約4600kmのうち8割近くを占める。
一方、破損した管は71~76年埋設のダクタイル鋳鉄製。
鋳鉄の強度を高めた素材だがチューブに覆われていない。市は腐食が始まるにはまだ時間がかかると想定し更新計画の対象にしていなかった。
出典URL
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201201250038.html
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プロフィール Profile
HN:
魚田慎二
性別:
男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。
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そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
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